VOICE(掲示板)
高齢出産VOICE

高齢出産の悩みや心配事、そして生んでよかったこと。

【その他】子ども虐待防止のためにできる一歩を話し合いませんか
ツバメ号 -- 2010年08月29日 01:42:25

こんにちは。
「大阪の事件」スレッドなどで、児童虐待に心を痛める人たちの色々な意見がかわされてきました。
「虐待防止のため、今なにができるか?」「虐待防止にのために、今の日本に足らない事柄は何か?」をテーマに、もう少し意見交換し、お話しをまとめたら、一般人の我々でもできることの、手がかりが、よりつかめるかもしれません。

こちらのスレッドで、もう少しみんなの意見を話し合い、まとめていくののはどうかしら?と思っております。よろしくお願いいたします。


しつけの危うさ、里親、そしてC-Board
ツバメ号 -- 2010年10月14日 23:47:16

  まこさま、皆さま、こんばんは。まこさまご署名どうもありがとうございます。

まず、この虐待防止についての話題の場につきまして、近々babycom内に新設される、C-Boardにそのうち移動するようにしたいと思っています。

問い合わせたところ、虐待防止の件などもC-Boardで話題にしてOKという事でした。

普通の人の子育てに身近な問題と思うので、(虐待防止のついての専門HPなどより)、出産や子育てについての意見が行き来するbabycomが、「まず一歩何ができるのか?」と、意見を交わす場にとしてふさわしいと自分は思っています。

ふさわしいわけは、まず、まこさんのお話のように、
>虐待というのは、決して特別なことではなく、ボーダーラインにいる親子は思いのほか多いのでは?
という事です。

また、虐待防止活動の基本が、ご近所同士の気配りや思いやりだからです。

それから、虐待から助け出された子達にとっての望ましい環境が、施設保育ではなく、里親さんのもとで育つことだからです。
大変なトラウマとなった子達は、経験値のある専門里親さんにケアされます。しかし、軽度の被虐待児を、普通の里親さんが授かることもある。

私達市民は、そして母という存在は、
1:虐待する側になる可能性も、
2:それをご近所として防いだり通報したりする可能性も、
3:癒す側になる可能性も、あると思うのです。

また、サバイバーと言われるような、本当に悲惨な虐待を生き延びた子達は、情緒に障害をうけてしまいます。彼らを支える為には、精神科医や心理士などの長い治療が必要なのですが、予算が足らず寄付を募っている場合もあるようです。

まこさんのご意見に話を元に戻すと、まこさんのおっしゃるように「しつけと虐待」とはボーダーに繋がりやすく、危ういものだと自分も思います。

そして「しつけ」という概念、親権における「親より子への懲戒権」こそが、虐待を「犯罪」としてとらえにくくし、だからこそ、訓練も受けていない児童相談所の職員さんが、被虐待児を助けに防刀チョッキを着て家に飛び込んで行くという、不条理が起きていると思います。

「過度なしつけは犯罪だ」とはっきり法で定義しなければなりません。

一方で母としての自分を鑑みると、我が子は比較的育てやすい子をなのにも関わらず、そしてとても愛していて、しかし、時には疲れによって必要以上にしかったりしていますし、また産後ウツの時期は、何をしてしまうかわかりませんでした。(ちなみに自分と子のDNAは、かなり一般の親子に近く繋がっています)

>あれだけの残虐な行為が殺人罪に問われないのは、
>「子供は親の所有物である」という認識が、社会に強く根付いているからではないでしょうか。

>そんなあやうさをかろうじてつなぎ止めているのは、やはり「理性」です。
>どなたの言葉だったか、「この子は、私につながる者であっても、私の物ではない」という思い。
>ひとりの人格を、私の都合で傷つけ損なうことは、犯罪であるという認識。
>それがなかったら、感情の暴走を止めることは難しいです。

このご意見に、まことにまことに共感いたします。

出遅れましたが(汗)
まこ -- 2010年10月14日 12:03:12

  ツバメ号さん、こんにちは。

こちらのスレッドのことが気になりつつ、なかなかじっくりと読む時間が取れず…
まだ締められていないといいのですが。

遅ればせながら、昨日、ひまわり署名プロジェクトに署名してまいりました。
虐待に関しては、他人事と思えず、こうした事件を見聞きするたび、考えこんでしまうことが多いです。

こちらのスレッドで、「虐待に関しては、この場で語るのは難しいのでは」とか、「厳罰化が解決につながるのか?」と言った趣旨のご意見を拝読しました。
また、通報されたご経験のある、りおママさんの投稿も読ませていただき、思うところがありまして、私の考えを書かせていただきます。

まず…虐待というのは、決して特別なことではなく、ボーダーラインにいる親子は思いのほか多いのでは?ということです。

私自身、実父の理不尽な暴力に耐えかねて、15歳で家出を繰り返した体験があるのですが、未だに、「あれが虐待といえるのか?」決めかねています。
父の主観としては、しつけのためだと思いますし、犯罪行為として立件されるほど、ひどい暴力ではなかったと思います。
でも、私が家出せずに、暴力がエスカレートしたら、事件になったかもしれないです。
その他にも、プチ虐待とでもいうような、精神的ないじわるも、ずいぶんされましたが…
このあたりの線引きは、非常に難しく、あやういものだと感じています。

また、私には4歳と2歳の子供がおりますが、上の子が、とても「育てにくい」タイプの子です。
甘え下手で、愛情表現が屈折して反抗するタイプです。
それがわかっていて、普段は受け止めてあげられても、私のほうに余裕がなくなると、かなり危ういです。
手を挙げたことはありませんが、外に出すとか、言葉の暴力は何度もあります。
また、「セロテープがうまく切れない」などの些細なことで、ひんぱんに悲鳴のような声で泣くので、虐待を疑われてもおかしくない状況です。
仕事を抱え、下の子にも手がかかる中、しつこく反抗され、絡まれ泣き続けられると、正直、このままどこかへ逃げ出してしまいたいと思うことも、しばしばです。
また、感情を抑えられずに怒鳴りつけている自分の姿が、父の姿と重なって、はっとしたり…

りおママさんが、ご自身のショックを乗り越えられた上で、「通報は、したほうがよい」と書かれていて、とても感銘を受けましたが、私自身ならどうだろう…と考えてみました。

やはり、私も、疑わしいならば通報するべきと思います。
虐待でないとしても、「しょっちゅう泣き声が聞こえる」「怒鳴り声が聞こえる」という状況は、母親にとって育児が大変であることを示していると思うからです。
私が通報され、訪問を受けた場合、ショックは受けると思いますが、話を聞いてもらってアドバイスをもらうのも、プラスになると思いますし、なんらかの解決策につながるかもしれないと思います。
また、「もしかしたら、手を挙げてしまうかも…」という危うさに、多少なりともブレーキがかかると思うのです。

私自身、一線を越える可能性がゼロとはいえません。
夫との不仲とか、経済的困窮とか、もう一つ要因が加わったら…
わかりません。
ですから、事件を起こした母親を、私は自分の延長線上に見てしまうのです。
「未来の、自分の姿かもしれない」と。
そして、力説したいのですが、私はその子を愛しています。
決して愛情がないのではありません。
それでも、放り出したくなるときがある…

そんなあやうさをかろうじてつなぎ止めているのは、やはり「理性」です。
どなたの言葉だったか、「この子は、私につながる者であっても、私の物ではない」という思い。
ひとりの人格を、私の都合で傷つけ損なうことは、犯罪であるという認識。
それがなかったら、感情の暴走を止めることは難しいです。

そういう意味で、私は、虐待致死の厳罰化は、おおいに意味があると思うのです。
あれだけの残虐な行為が殺人罪に問われないのは、「子供は親の所有物である」という認識が、社会に強く根付いているからではないでしょうか。
そういった認識のもと、虐待は起きるように思われます。
他人にふるったら傷害罪になる暴力が、家庭内では黙認される不条理。
これを法律で明文化することは、虐待の歯止めとしては有効だと思うのですが。

もちろん、罰するだけではダメで、育児に悩む親への、社会のサポートが一番重要なのは論を待ちません。
でも、法律が変わることで、人々の意識が変わることは、期待できるのではないでしょうか。

長々と個人的なことを書き連ねてすみません。
読んでいただきありがとうございました。
不幸な事件がなくなることを切に願っています。
署名という行動を起こすきっかけを与えてくださり、このような場を提供してくださったツバメ号さんに、心から感謝いたします。

走れ!児童相談所
ツバメ号 -- 2010年10月11日 18:52:12

  大変に申し訳ありません。野田さんスレの様子であまりにドキドキしてしまい、本来の自スレの話が中断しておりました。 自分で立てたのに、大反省です。

「走れ!児童相談所」の本を読みました。
ある日、一人の公務員さんが職場の移動を言い渡される、そして、移動した先には、不思議に明るくバイタリティのある人たちがいた。それは、児童相談所であった。

そこに勤めている彼らは、日本という国に密かに点在する「家庭という名のアウシュビッツ」で、子供に行なわれているホロコーストに対して、時には冒刀チョッキを着て救出へ向かうこともある。
また、ある時はとんでもないネグレクトを行っている母を立ち直らせる事もある。
だから、深刻なケースに立ち向かう日常の仲で、性善説に基づき、さらにどこか鈍感力という力も備えながら、熱心に仕事をしているのだ、という本でした。

なかなか深い本でした。
しかし、この「点在するアウシュビッツ」が増えているという現状、しかし、それに取り組んでいる福祉司さん、ケースワーカーさん達が、専門職ではなく、過剰労働も精神的な達成感以外、報いられるものがないという現状は、なんかもう、どうしたらいいんだー!!!と海に向かって叫んでしましそうでした。

「司」と「士」の違い
ツバメ号 -- 2010年09月19日 12:46:00

  tokumeiさま>どうもありがとうございます。
司と士の違い、なんとなく知っているような、でも私ははっきりとはわかっておりません(爆)。
宜しかったら、教えて下さいませ。

それから、私は「走れ!児童相談所」の本をとりよせて読むことにしました。

ちなみに現在の児童相談所の構成要員の基準には「士」がほとんどいないみたいです。
(以下、厚生労働省のページからです。ABCは相談所の規模の違いです)

第3節 職員構成
1.規模別職員構成の標準
 第1章に述べられている諸般の業務遂行のため、所長、次長(A級の場合)及び各部門の長のほか、次の職員を置くことを標準とする。

C級:教育・訓練・指導担当児童福祉司(スーパーバイザー)、児童福祉司、相談員、精神科を専門とする医師(以下「精神科医」という。嘱託も可。)、児童心理司、心理療法担当職員、その他必要とする職員

B級:C級に定める職員のほか、小児科を専門とする医師(以下「小児科医」という。嘱託も可。)、保健師

A級:B級に定める職員のほか理学療法士等(言語治療担当職員を含む。)、臨床検査技師

児童福祉司
tokumei -- 2010年09月16日 16:44:30

  児童福祉司を国家資格に変えて児童福祉士とすれば、人数は集まるでしょうね。
今は地方公務員になった人の中から、大学時代に心理学や福祉を専攻した人の中から
希望者を募って決めているのが現状だそうです。
でもすごい激務のため、希望者は少ないと聞きます。
他の職員が9時5時で帰る中、自分だけが何十時間も残業では嫌になっても仕方ないですよ。

社会福祉士の国家試験は毎年1万2〜3千人が合格するらしいですね。
そのうちの何人が実際の職に就くのかわかりませんが、
とにかく全国にたった2,000人の児童福祉司に比べれば絶対に多いですよね。

児童福祉司さんの質の向上も大切だとは思いますが、増え続ける虐待に対応するためには
まずは専門職の人数を増やすということが重要じゃないかと思います。

もしも国家資格になれば受けてみたいです。
年齢が高くて未経験だと、頼りになるのは資格だけですから。
志の高い人が集まるような気がします。

被虐待児を救い出しているのは、圧倒的にご近所
ツバメ号 -- 2010年09月16日 00:59:22

  わたげさま、tokumeiさま、メロンさま、皆さま、こんばんは

教師が生徒を殴れば、すぐに問題になり休職などになる。
なのに、子どもがその親に、傷だらけにされても、熱湯をかけられても、やせ細らされても、なかなか救出されない。
なぜなんだろう?と思いつつ、今まで私は、恥ずかしながら児童相談所にはあまり良いイメージがありませんでした。

事件の記事を読むたびに、「児童相談所は何度か面会を求めていたが会えずにいた」「こんな事になってからでは遅いと周辺住民は言っている」などという情報が載ります。
また、虐待施設から逃げ出して実情を訴えた子たちを、その施設へそのまま送り返したり、里親さんの話では「子どもの紹介にだいぶ時間がかかった」というお話があったり。

でも、この根本的な人出不足、経験不足では、本当にどうにも手が回らないだろうなあ、と痛感いたしました。(恩寵園事件などは、それだけじゃないと思いますが)
それを数日前に思い知った自分は大変マヌケです。

しかも、「親権」という権力の前には、家の中に入れない、保護したのに連れ去られる、まさに、ないないづくしですよね。

警察が110番で駆けつけて保護しても、その子は一時保護所に送られ、その後は児童相談所が様子を見る。児童相談所の職員増加をしないと、漏斗の先が詰まったようになってしまう。この部分を政府はどうするのか、見守り訴えかけていく必要があります。有権者でもない一部の子どもの悲劇を、政治と行政は、長くないがしろにしてきた感じを受けています。速動してもらいたいですね。

相談所から、いただいてきた資料では、昨年の東京都での相談受理は24873件。
その中で虐待連絡は3369件、そのうち近隣知人からの通知が1167件。学校の328件や医療機関の108件よりずっと多いです。
被虐待児を救い出しているのは、圧倒的に「近所の力」のようです。

わたげさま>「あったかいおせっかい」の大切さを、改めて深く感じました。周囲の力で、なるべく問題が複雑化するまえに親の気持ちを解きほぐす。「虐待予防」が重要だと思いました。そして、それでも間に合わないときは通報をする。そんな近所の関心がとても大切と思います。

私達の生活はストレスが多いですから、気がつくとコミュニティで弱い者いじめをしているかもしれない、牙をむけられた人が、結果として、さらに弱い子どもへ牙をむく、負の循環をさせてはならないと、皆で対人関係をもう一度自省していなかければいけないですよね。

tokumeiさま>「ちゃいるどネット大阪」の「虐待防止チェックリスト」読みました。
私達にもとても参考になりますね。どうもありがとうございます。
特に、子どもの行動など、被虐待児はいつも哀れにしているわけではなく、注意が散漫だったり、しつこく甘えたり、友達へ攻撃的だったり、一見「問題児」に見えてしまう、というところなど、一般的な認識にしていきたいと感じました。

メロンさま>明るくコミュニティを作り相互で支え合う。自分が行き詰まりそうになったら視野を広げる。大切な「虐待予防」と思います。

それから、「子どもの虐待防止センター」チェックさせていただきました。ありがとうございます。
このように民間運動から福祉法人になって活動するなどの、ボトムアップ方式が、虐待防止において大きな力になっていますね。それについても書かせてください。(なんだかレスが遅れていて申し訳ありません)。

児童福祉司一人の担当区域は人口おおむね5万〜8万人
ツバメ号 -- 2010年09月14日 22:36:37

  調べて愕然。
あまりにも基本的な事実を知らなかった、私は何をやっていたんだ・・・。

現行の児童福祉法施行令第2条
「児童福祉司一人の担当区域は、
法による保護を要する児童の数、交通事情を考慮し、
人口おおむね5万〜8万人」(平成17年4月から)

児童福祉司は、児童相談所の中核的な存在となっているそうです。
日本全体で2000人もいない。1,500人くらいかもしれない。

例えば、全国の消防職員数が、約157,000人(各担当の方が入ってますが)、
その1/100なんだ。

しかも、役所の中での移動もあるから、完全な専門職ではない。

児童相談所へ行ってきました、その3、働く人数が少なすぎる!!!
ツバメ号 -- 2010年09月14日 21:16:41

  「虐待防止のリーフレット」からも、福祉司さんの言葉からも、
「虐待かどうかの判断は児童相談所が行う、だから疑わしい場合は連絡して下さい」
ということだと思いました。

それは正しいと思いました。素人判断できる問題じゃないし。

たまたま近くに児童相談所があるので行ってみて、
「児童相談所」は、たくさんある場所のような気が瞬間したのですが、
そんなことはないですね。
都に在住なんですが、資料を見たら、東京都の児童相談所は全部で11カ所でした。

私が行った児童相談所には、20人以下くらいの方がいたでしょうか。
外観のちょっといかめしい感じと違い、働いている方達は優しかった。
でも、20以下くらい×11なので、
児童相談所勤務の人は、都全体で200人くらいかも・・・えっ!

これで、都民の約一千3百万人の人口に対応している。
単純に計算すると、
一人の担当人口、6万5千人。

6万5千の人たちの中に、どれくらいの割合で、問題家庭があるだろう。
児童相談所が担当しているのは、
発育障害の子達の援助や、保護者の病気のための子どもの一時預かりなどもある。

そのケースバイケースに、児童福祉司さん達が判断を求められる。
虐待は増加していて、これまでには予想できないような事態だってあるはず。
例えば、学校の保健室は、数百人に一人の保健師さんがいると思う。

「数万人に対し一人で、問題が起きたらケースバイケースを対応」なんて、
そんなの無理なんじゃないか!!!と素人の私は驚きました。

児童相談所へ行ってきました、その2
ツバメ号 -- 2010年09月14日 12:47:21

  tokumeiさま、わたげさま>お返事どうもありがとうございます。
ちゃいるどネット大阪やよいとまけの歌の件、お返事したいです。
(あ、それから提供者は親族です、わかりにくい書き方でごめんなさいです)

メロンさま>子どもの虐待防止センターのことなど、次便でお返事したいです。

まず児童相談所にあった、簡単な「虐待防止リーフレット」の内容、書いてみます。

〜みんなの力で防ごう児童虐待〜
「虐待かな?と思ったら・・・気になることがあったら、
児童相談所にご連絡下さい。」

地域で
・虐待行為そのものの目撃
・子どもをたたく音や叫び声
・子どもの泣き声

子どもの様子
・不自然な傷が多い
・不自然な時間の徘徊が多い
・衣服や身体がいつも非常に汚れている
・いつもお腹をすかせている

親の様子
・地域の中で孤立している
・子どもがケガをしたり、病気になっても、医者に見せようとしない
・小さな子どもを置いたままでたびたび外出している

児童相談所は、連絡を受けた内容や、誰が連絡してきたかの情報を、
親などに教えたりすることはありません。
また、虐待かどうかの判断は児童相談所が行います。
もし虐待にあたらない場合でも、連絡した方の責任は問われません。

と言うことです。

すごくシンプルですね。
ご近所で「虐待かな?」と気がつく場合は、
「地域で」のところと、「子どもの様子」からが多いでしょうか?

虐待防止チェックリスト
tokumei -- 2010年09月11日 11:48:02

  こんにちは。
児童相談所に直接行くなんて、なかなか勇気がいりますよね。
私は電話だけでもけっこう勇気がいりました。
もしかして私自身が虐待をしている人間と疑われるんじゃないかとか、
電話番号をメモされて、要注意のリストに入れられるんじゃないかとか
いろいろ考えてしまいました。

簡単なリーフレットということでしたが、たぶんそんなものだろうと思っていました。
あまり複雑に詳しく書いても、それのひとつにでも当てはまらないと
素人考えで通報をやめたり、そういうことを懸念して常識的なことが
書いてあるのかなと思います。

ちゃいるどネット大阪というサイトの中に、幼稚園の先生や保育士さん用の
虐待防止チェックリストというのがあります。
サイトの一番下のほうです。
ここにすごく細かいチェックが載っていますので、私たちにも参考になると思います。

ツバメ号さん、卵子提供のいきさつありがとうございました。
お知り合いの方からの提供というのは、日本では珍しいですね。
私はごくごく普通(?)にアメリカでの卵子提供でした。
ツバメ号さんのようなケースのほうが、日本では理解してもらいやすいと思いますよ。
結局金銭のやり取りが、日本人の感覚からすると受け入れにくいのではないかと思います。
人身売買的な嫌悪感を持ってしまうのでしょうね。

よいとまけの唄
わたげ -- 2010年09月10日 18:03:39

  三輪彰宏さんが、昭和何年代だったか忘れましたが、
「よいとまけの唄」という歌を歌われていたことをご存知でしょうか?


その中である作業場(材木をチップにする)につとめる女性(昔は沢山の人がこれで生計をたてていたと思われますが)
の子供たちが傍で見ていたのです。

母親が夕方遅くまで働くのを子供たちは見守っているそういう場面です。

作業の合間に子供が鼻水を垂れていて、母親がその鼻水をすすってやるという場面があったのです。
(今ではティッシュでぬぐうのでしょうか)

母一人子一人の中で、とてつもない深い愛情を感じました。


現代の社会は複雑でそんな簡単なことばかりでは

ありませんが、動物(人間も含めて)の持つ本来の愛情が

少し薄れてきたのかなと思います。


また、これは私だけかもしれませんが、人はどの社会でもそのコミュニティのなかで、

強者と弱者を作りたがるというのも

強く感じています。虐待の根本はいろいろあると思いますが、

虐待する親も気がついて、そしてそこからまた始めればいいんだと思います。

ツバメ号さん、わたというハンドルネーム間違って入力してしまいました。わたげです。

児童相談所行ってきました、その1
ツバメ号 -- 2010年09月10日 17:49:41

  tokumeiさま、皆さま>
話が横道へそれてしまい、申し訳ありませんでした。本道へ戻ります。

虐待の可能性を、どこへ伝えたらいいかわからない場合は、
「まず交番」なんですね。
交番なら、道を聞く時にも行けるところだから話しやすいですね!

>一般の人に向けて「こういう時はこうしてください」というような
>マニュアルはあるのですか?と聞いたところ、
>児童相談所や役所の福祉課のようなところに置いてあるそうです。

というお話を聞き、そうだ、そんなに遠くないところに児童相談所がある。
「虐待が疑わしいとき」のパンフをもらいに行こう、と出かけて行きました。

入るのがちょっとためらわれたのですが、思い切って入りました。
窓口脇にいっぱいリーフレットなどがあり、どれだろうと迷っていると、
職員さんが通りかかったので
「虐待かどうか迷った時へのマニュアルのようなパンフはありますか?
別に、今は該当した何かがあるわけではなく、もしもの時の備えにと思って」
と聞いてみました。

すると、すすすーと、席に案内され「そ、そんな恐れ多い」と思ったのですが、
数分間すわってお話しを聞きました。
「特に詳しく書いたものはないんです」と福祉司さんの言葉でした。
「この場合は疑わしい、この場合は緊急性は低いというように書いてしまうと、かえって、皆さんが虐待通知をためらわれてしまうので」ということでした。

「でも、夜泣きや、イタズラで叫ぶ子供とかで、誤報が増えたら、
お忙しさも増すし、間違いで福祉司さんが訪ねた場合に、そのお家の方が傷つくこともあるかと。」
と聞くと、
「わかります、そういう場合は本当にお気の毒と思います、
でも、ためらって見逃してしまう場合の方が怖いのです。」という事でした。

「疑わしいけれど、確信はもてないという場合も、その様子をそのまま、
何日泣き声が続くとか、大人の怒鳴り声もするとか、そのまま伝えてくれれば、
こちらで判断もできますし。
今まで、ご近所の様子には立ち入らないという感覚だったのが、
それではいけないと関心が高まっていることは良いことなんです。」
ということです。
ただ、余りにも過敏なのは問題なので、常識の範囲で判断してください
ということでした。

簡単なリーフに箇条書きはあったので、それなどを次便にて。

追記
ツバメ号 -- 2010年09月10日 10:50:29

  tokumeiさまへ 追記です。
自分も我が子がとっても可愛くて可愛くて、私の選んだことについて、その点では何の迷いもありません。自分のDNAだけが我が子じゃない、それは大前提で、tokumeiさまと同じと思います。

ただ、ボランティアも以前から始めていたため、少しばかりだけどたずさわらせていただいている、そこが違うだけ。そんな状況なんです。

tokumeiさまへ
ツバメ号 -- 2010年09月10日 00:24:43

  こんばんは。マニュアルの件どうもありがとうございます。
それについてお話ししたいです。

その前に、最初のご質問のお答え。さらに細かいいきさつを書こうと決心いたしました。曖昧にしていると、自分の立ち居位置をお伝えできないように思って。
今更自分のことを言うのおかしいですね、全くごめんなさいです。

私は、なんとなく子供がいたらいいなあ・・・と思い始めた頃に、ボランティアを始めました。仕事が大好きでしたので、本当に自分の子が産めるという実感もなく、でも脇からでも子供達に接したいという感覚でした。週末に通い、食事の後片付けなどのお手伝いをしながら、赤ちゃんたちを見るのは楽しいことでした。

そのうち、自分の年齢が進むと本能なのでしょうか、すごく子供が産みたくなってきました。タイミングからIVFに進み、数回でやめるつもりが陽性反応が出たりするのでだんだん回数が増え、まだ可能性はあると言われつつも、精神的な疲れの方が大きくなってきました。
一方で、ボランティアは、少し成長した子供達にも接するようになり、こんな子供達と過ごさせてもらうのもいいな、そのうち週末里親とかにさせていただこうかな・・・なんて自分としてはうっすら思い始めました。(同時に、施設の中で被虐待という言葉に接するようになっていました。)でも、夫やその家族の気持ちは気がかりでした。

そんな頃、思いがけない申し出がありました。「悩んでいそうだから私の卵子をあげようか?」。二組の夫婦で話し合いました。私としては、夫の家族も安心させ、また産まれる子にとっても、親族が重なっているという意味で、例えば自分が事故で死んだりしたら?という時にリスクが少なそうなこの方法は魅力的でした。ドナーの子供達の動揺もあるから、告知はしないで行こうという約束になりました。

ああ、施設の子を預からないんだ自分は、と後ろ髪も少し引かれながらの選択でした。ドナーを探すために苦労されている人達にも、なんだか申し訳ないような気持ちもしました。その数年後、この中途半端な私がおります。

「凍りついた瞳」、あったかいおせっかいの想像力
ツバメ号 -- 2010年09月 9日 12:02:57

  数日前に「凍りついた瞳」を読み返しておりました。
知っている方が多いと思いますが、こども虐待のドキュメンタリーをマンガ化したもので、むごい描写は少なく、虐待に至った経緯や周囲の努力などが丁寧に描かれた良書です。

改めて、虐待をしてしまう親がいろいろな心を背負っていること、被害者となった子も、また困難な心を背負いながらそれを克服していこうとするんだなと感じました。

子育てに一生懸命かつ自身が体罰を受けて育った父が、いつしか子を殴りまくる暴父になる。以前の離婚で別れてしまった子に強い負い目を感じている母が、新しく生まれた我が子を抱けなくなりネグレクトに至る。などなど、人の心が背負ったものの大きさを感じます。

読んでいて、自分は改めてグラグラしたのですが、それは、自分が普段は無意識にしまい込んでいるいろいろな感情を思い出したためです。プチプチ虐待されたこととか、それにより過剰な恋愛をしたこととか。

みんな自分の「心の倉庫」にいろいろな気持ちをしまいこんでいる。倉庫にしまっておかなければ疲れてしまうから。そして、倉庫の深くにしまった感情は無意識となる。

友人が余りに子育てに熱心で、すこし関与が多すぎと思って、ちょっと注意したつもりで怒らせてしまった。そういえば、彼女は幼少時に自分の母にもっと関心を持ってもらいたかったと言っていたのに。その気持ちを心の底にしまっている彼女に対し、私は詰問口調になっていた。そんな事も思い当たりました。反省でした。

わたさまのおっしゃった、「育った環境が一人の人間の、人間性には大きく影響する分だけ、せめて温かい眼差しを忘れないようにしたい」という言葉の重さを強く感じます。いろいろな感情の渦巻きや弱者の心を、身近にしながら育ったというわたさんの言葉だからこそ、説得力があると思います。

「あったかいおせっかい」は相手の心を想像し、責めずに癒すこと、だから大切なんだと思います。

メロン様、tokumei様、レスは後ほどさせてくださいね。

「群れをなす動物」そして不妊治療
ツバメ号 -- 2010年09月 9日 10:59:55

  いろいろ書き込みを、どうもありがとうございます。
レスの前に、ちょっとお話しがずれるのをお許し下さいませ。

動物の中で、群れをなして生活する種がいろいろあります。
その動物たちのグループの中では、幼い子を残してある母が急死するケースがあると、他の雌が、その残された子の養育をする場合があります。

自然の摂理では、「母を失った子」を「他の母あるいは、子を失った母」が育てる。
もしこれを人間に当てはめたとしたら、養子や里親は自然なものである。
不妊治療は、自然とは違う行いである。
そのために、母を失った子供の行き場が狭められているのではないか?
また、治療で生まれた子供は、本当に幸せと言い切れるのだろうか?

そう思うと、自分は己が選択してきた人生にジレンマを感じます。

一方で、群れをなす動物の中では、リーダーの雄が変わったとき、前リーダーの宿した幼い子達を、新しい雄が殺すことがあります。
一刻も早く自分の血を引いた子孫を沢山残すために。
そのような場合、自然の摂理はとても過酷です。

人間はいろいろな意味で、自然のまま生きる動物たちとは違う。
「母性」も「父性」も文化と言う面がある。
でも、私達の営みや感情が、完全に自然と違うとも断定できない。
人間は、とても複雑な生き物なのだと考え込みます。

その複雑さの中で、素晴らしく良好な親子関係も、バランスを欠いた親子関係も、築かれているんですよね。
ずれたお話しでどうもすいませんでした。次便でもっと近いことを書きたいです。

電話しました
tokumei -- 2010年09月 8日 16:39:50

  こんにちは。
児童相談所に問い合わせてみました。
例えば保育士さんや学校の先生に虐待発見のマニュアルがあるように、
一般の人に向けて「こういう時はこうしてください」というような
マニュアルはあるのですか?
と聞いたところ、児童相談所や
役所の福祉課のようなところに置いてあるそうです。
どの程度のものか見ていないのでわかりませんが。

それと例えば町で知らない子供だけど、虐待の可能性がありそうだ
と思った時には
交番に言ってほしいと言われました。
普通は通報先(児童相談所等)なんて知らないですもんね。
交番にと言われたのは、なるほどと思いました。

近所の子供の虐待を疑って通報した場合は、関係機関(その子の通っている学校等)に
問い合わせてから動くみたいなので、通報即訪問ということではなさそうです。

その話を聞いて、間違いかもしれないと躊躇するよりは、やはり通報するほうが
いいのかなと思えるようになりました。

虐待って何ですか?
五月雨 -- 2010年09月 8日 13:53:40

  いじわるで聞いているんじゃないんです。

今の世間一般の認識では、どういう事を
虐待と捉えているのでしょうか。

明るいグレー色に進むこと
ツバメ号 -- 2010年09月 7日 18:48:51

  人間の行いには、完全な白も、完全な黒もないのでしょう。
完全な善も、完全な悪もないのでしょう。
「可愛いから愛され、愛されるから育てられる」、子どもという存在は愛を一番必要とするからこそ、愛という土台が崩れた時に、最ももろい立場となる。

そのもろさを危ぶむ私達も、また、完全な善でも、完全な悪でもない。
だから、少しだけ明るい方へ、少しだけ明るいグレー色をめざして進もうとする。
それが人間なのかも・・・。

私は、いつもつい感情的になってしまう。
妊娠を心がけている人もいるこの場で、むごい話は書かないようにと思っているのに。・・・ごめんなさいです。

りおさま>こんにちは。書き込みありがとうございます。
「あったかいおせっかい」はすごく大切なのではと私も思います。
旦那様と特上カバチ22巻を読み考える。素敵なご夫婦ですね。
そして、もしかしたら、あの子は?と思い巡らす。
直接関わるのは難しそうだけど、気になる。

もう、明るいグレー色の方に進んでいるのではないでしょうか?
直接に怖そうな人に関わっていける正義の味方のような人なんて、そうそういないんじゃないでしょうか。
でも、そっと見ていたって、本当にその子が怪我したりフラフラしていたら、何かしてあげられるし。

数日前の夕方、買い物に行くと、お店の前で、じっとゲームをしている子がいました。なんだか痩せているように思え気になって見ていました。そうしたら、おそろいの服を着た兄弟が現れ、明るそうに話していたので、そしてその兄弟もスラッとした体型だったので、思い過ごしと感じて帰りました。
皆で、なんとなく近所の子供達の様子を気にかけていれば、無関心よりかなり良い事なのではないのかな?と自分は思うんです。

わたさま>今は時間切れなので、次便でお返事しますね。

子どもの虐待防止センターはチェックしましたか?
メロン -- 2010年09月 7日 14:39:51

  どもの虐待防止センターのHPには次のように書かれています。賛同され賛助会員になると年4回会報が来ます。
*虐待はなぜ起きるのでしょう?
子育て中には様々な問題や悩みが起きてきます。
家族間のストレス、住居や経済的な問題、親子の孤立などさまざまなことが虐待の引き金になることもあります。
子育てをする中で生じる不安や寂しさといった感情も決して特別な
ものではないのです。
子どもの虐待の背景には家族間の葛藤や子育てにおける孤立に加えて社会的要因などがあるといわれています。
子どもの虐待は、どこの家庭にも起こり得ます。
虐待をしている親自身が悩み、やめたいと望んでいる場合も多いのです。
虐待をする親と子どもには周囲のあたたかい支えと適切な支援が必要です。

私見ですが、虐待というのはひとくくりにできないと思います。
あえて言えば、情報不足が原因かと。視野を広く持って欲しい。
高齢出産した第1子が赤ちゃんの時、私は散歩途中でいろんなママさんをナンパしました。うちに来ない。お茶しながらお話しよう、情報交換しようと。
同じ年頃の赤ちゃんがいるというだけの縁でしたが、そこは高齢ママの余裕!?で、楽しく過ごせましたよ。
あれから10年、仕事復帰して現在に至るも付き合いのある方もいるし、一過性だった方もいます。
こういうのもありかなと思います。
小学生を抱えるといじめの問題に注意がシフトしますが、これも、教室内学校内の狭い範囲で考えすぎることが原因となるケースもあります。
いかなる時も好奇心をもって広い世界に飛び出すチャンスをもって欲しい。
そういうわけにいかない時は、私は図書館で本を借りて読書します。

それは認識間違いです
ツバメ号 -- 2010年09月 6日 00:24:48

  rinrirnさん>自分の子への殺人は、「殺人罪」と認められた裁判でも、10年前後の懲役が現実なんです。

同じ事の他人の子にしたら、とうてい無期懲役以上になるのでは?と思われるケースが、7年や12年くらいだったり。

その理由は、精神的に何らか追い詰められていた、というような事情を斟酌されているのですが。酌量されすぎて、「子の人権」の方が軽視されているのでは?という問いかけを「ひまわり署名プロジェクト」はしています。

法の不平等と思われる状態に、他人である女性が立ち上がったのです。炎天下に署名活動をしているのです。・・・なぜなら、本来は子の死を悼み法の改正を望むはずの遺族こそが加害者だから。

2000年に愛知で起きた事件では、普段から虐待を加えていた3歳の我が子を、段ボールに入れて、出れば殴り食事を与えず、うめき声を聞きながら「ようもつね」と言いながら数週間ミイラのようにして餓死させて、両親が懲役7年。これが現実です。

でも被害者の子としたら、このような酷い仕打ちを他人にされるの、実母実父にされるのと、どっちが悲しいでしょう?

でも基本的に、成田さま達の活動は、厳罰化と言うより、「虐待」ということがしつけではなく「犯罪」なんだという認識を広げ、防止へつなげようと言うものと思います。

私が「多くの人が、虐待問題を入門的に知ることができる場所が必要では」と感じるのは、入門的な事が以外と知られていないからなんです。

(自分の知識もぜんぜん大したことないですけど)

少し知ると「虐待事件を忘れないように」と思うのではなく、「忘れようにも忘れられない」という気持ちになる・・・。

とりいそぎでした。

りおさま、わたさま>どうもありがとうございます。
明日晩レスさせてくださいませね。

ひとつだけ
rinrirn -- 2010年09月 5日 17:22:19

  ツバメ号さん、お忙しい中レスありがとうございました。
引っ越してはどうでしょう?なんて書いておきながら恐縮なんですが、いただいたレスの中でひとつだけ疑問に思ったことがありましたので書き込みさせていただきました。

>他の殺人にくらべて、我が子への殺人の量刑が軽いのはちょっとおかしいのかな・・、と自分は感じています。

たしかひまわりプロジェクトのHPにも同じようなことが書いてありましたね。

法律には疎いので間違った認識をしていたらすみません・・・

親に対する殺人についてはかつては尊属殺人罪というものもありましたが、子への殺人に対して量刑を軽くするという法はないですよね?我が子への殺人であっても殺意が認定されれば殺人罪に問われると思いますが(桜子ちゃん楓ちゃんの事件の母親は殺人罪が適用になりましたね)、問題は聖香ちゃんの事件の場合のように明確な殺意が認定できない場合ですよね。その場合は「傷害致死罪」または「保護責任者遺棄致死罪」になるのかと思いますが(聖香ちゃんの事件もそうなりましたね)、この罪は有期懲役の上限の定めがない・・・「我が子への殺人の量刑が軽い」と言ってもこれより重く、というと無期懲役または死刑ということになってしまうのかな、と?となると新たに「虐待致死傷罪」を新設することで「明確な殺意を認定できなくても、虐待によって子どもを死に至らしめた場合は無期懲役または死刑にすることもできるようになる」ということになってしまうのかな、と思ったのです。それはそれで難しい問題をはらみますよね?私の認識間違いでしたら本当に申し訳ありません。

こんな話題こそトピ違いでしたね。大変失礼しました。「凍りついた瞳」読んでみますね・・・暑いおりから、ご自愛下さいませ。

根深いけど、どんな人間にも魂があると思う。
わた -- 2010年09月 5日 13:34:16

  りお様や沢山のみなさんのメッセージを読んで

とても励まされました。

文字にすることは表面的ではあるけど、

それでも思いを伝えていきたいと思います。


私も育った環境は市内一番の飲食店街、男女の様々な恋愛模様が

渦巻くところでした。金銭的にはやくざと言われる人も

お客様なので頭を下げなければいけません。

そういう環境でありがならも、道をそれずにまっすぐこれたのは


両親はもちろんですが、やはり近所の人の温かいおせっかいがあったからじゃなかと思います。


りお様が言われるように

虐待されている子供の両親に近づくのは

とても勇気がいると思います。

一歩を踏み出すことがいいことかそれとも、見守ることがいいのか

正直私もわからなくなることがあります。

しかし、どんな人間にも生まれた時は純粋な魂があったはず、

それをどっかに置いてきただけじゃないかと思います。

育った環境が一人の人間の、

人間性には大きく影響する分だけ

せめて温かい眼差しを忘れないようにしたいと思います。


補足
ツバメ号 -- 2010年09月 4日 23:02:27

  昨日の記述、わかりにくいですね。
こんなのが作れたらいいな、と思っているんです。
(以下の場という表現はネット上のフォーラムみたいなものとして考えて下さい。)

1:子ども虐待のことが心配な人が、あるていど気軽に基本知識を得られる場

2:そして、防止のために何ができるか意見交換する場、
  実行したことの内容などを伝えあえる場
  今の社会で足りていないことが何か、考えられる場
  自分が育児に行き詰まった時にも、励まし合える場

3:でも、あくまでも素人がやっているので、謙虚な姿勢が基本で、 
  専門家の活動への窓口ともなるような場

特上カバチと、小学校の一実例
りお☆ -- 2010年09月 4日 22:57:04

  ツバメ号さまみなさま、色々考えさせられる書き込みありがとうございます。

最近仕事に追われ、今日は小学校での母仕事出動??もあり、なかなか書けませんでした。

大阪の事件のあと、テレビでも紹介されていた、特上カバチ22巻、虐待をかなり赤裸々に扱った漫画を夫が買ってきて、読みました。
そこでは、母子家庭での兄妹の兄に対する虐待が描かれていたのですが、児童相談所もかなり積極的に動いていました。

近所に住む、過去に虐待を受けた男性が虐待に気付き、その家のドアをたたき、児童相談所に乗り込むところから虐待の周囲発覚がはじまるのですが、「幼い子供を無理やり母親と引き離してそれで解決すると思うのか」「幼い子供に一番大切なのは、ただ母親の愛情だけ」という男性の言葉に考えさせられました。

その話でも、お兄ちゃんは虐待を受けながらもお母さんを愛していた。そして、その男性を含めまわりのあったかいおせっかいで、離れていた実家ともつながり、解決していきました。

なかなかこうはいかないとも思うけど、やはりまわりの「あったかいおせっかい」が救うのかなあ。

身近なところで、息子の小学校1年の別クラスに、両親がいつもたばこをくわえていて、子供の兄弟に、夜遅くまで家に帰ってくるな!といって外に出していると聞く弟の方がいます。

そして、その子は入学からすでに問題児、同じマンションに住むお母さんたちもなるべくつきあいを避けている様子。

来年同じクラスになったら、どうなるだろ、これは虐待の要素もあるだろう、と夫。でも、たばこ片手に歩いてると聞くそのお母さんに直接関わる勇気?は、今のわたしにはないなあ。そのだんなさんがどんな人かもわからないし正直こわい。何ができるんだろ...

虐待防止を考える入門の場
ツバメ号 -- 2010年09月 4日 11:29:38

  tokumeiさま>「虐待の可能性のある子供を発見したらどうすべきか?」
という件で、お問い合わせまでしていただけるとのこと、本当にありがとうございます。

みらいさま>来ていただけてとても嬉しいです。

皆さま>私達素人は、虐待のニュースを聞くたびにオロオロする。
しかし、どうしたらいいか中々わからない。
そして、虐待防止の活動をしている方達の、専門の場に知識を得に行くのも自分の未熟など考えためらわれてしまう。そもそも、どこに調べにいけばいいかもわからない。そういう場合が多いのではないでしょうか。

(tokumeiさまのご勇気にとても感謝しています。
わたげさま>後でゆっくりレスさせていただきますね。)

例えば、ご近所への気配りにしても、ほとんど多くの場合は「気にかけている」「心配している」という気持ちが、その親御さんにとっての癒しになるはずです。
でも、子どもへの虐待に至るかもしれない「複雑な心」「他者に頼れないと思い込んでいる悲しい経験」があるような人だった場合、この気配りの仕方は、いっそう慎重に行う必要があるかもしれません。
でも、どうしたらいいか、わからないです。

私は、「虐待防止を考え・意見を交わす入門の場」みたいなものがあったらいいのかな?と、なんなくイメージしているのですが、その具体的な方法について、まだ答えを探しているところです。
その入門の場では「はっきりとした答え」は見つからないでしょう。素人同士なんだから当然で「謙虚」であるべきです。しかし、もっと専門の場に、自分が何を知りたいのか調べに行くとか、本を読んでみるとかの「糸口」が見つかる、少なくとも「問題意識」をもてる、そういう場所があってもいいのかなあ・・と。

しばらくは、この掲示板で意見交換していくことをお許し下さい。

こんにちは
みらい -- 2010年09月 4日 09:28:51

  ツバメ号さん こんにちは。ご無沙汰しております。

訳あってPCを開く機会がなかなかなく、久しぶりにこのサイトにもお邪魔をしました。

私も微力ながら自分達でも虐待を防止できる何かはないか、いつも考えております。

子どもへの虐待も、ニュースにならなければ記憶の中から忘れ去られてしまいます。
ニュースになった時だけ関心を持つのではなく、虐待撲滅に向けて私たちなりに頑張っていきたいですね。

みなさんたくさん書き込みをされていらっしゃるので、後ほどゆっくり読ませていただいて、また書き込みをさせていただきます。

取り急ぎご挨拶にと思い、書き込みをさせていただきました。

始めたばかりで
tokumei -- 2010年09月 4日 00:06:27

  ツバメ号さん、こんばんは。
私は心理学の勉強を始めたばかりで、心理学の立場としてこう思う
なんて発言ができるほどの者ではないのです。すみません。

保育士さん・小学校の先生・児童養護施設に係わる方・医療関係の方等は現実に
被虐待児と接することもあるかと思いますが、
私のような一主婦はニュースで虐待を知るのがせいぜいで、どうしても
虐待の可能性のある子供を発見したらどうすべきか?という具体案が思い浮かびません。

来週にでも児童相談所や役所に問い合わせてみようかと思います。
緊急性の判断の仕方とか、個人としてできることで最善と思われることは何かなどです。
わかったことはまた報告させてください。

私の現在の環境では周りに虐待を疑うような家庭はないのですが、
でもいつどこでそういう状況に遭遇するかもしれませんので、
その時のためにも知識として知っておくことは重要ですよね。

いずれは移転を
ツバメ号 -- 2010年09月 3日 21:25:09

  わたげさん>いつもどうもありがとうございます。&、試験お疲れ様でした。

お医者様のマニュアル情報どうもありがとうございます。
>問診で痛みのある検査に反応しない(虐待を受けてない子供は痛い検査は泣きます)
これも重い事実ですね。

皆様へ>いずれは、このスレは虐待防止専門スレとして、どこかへ引っ越すようにいたします。

1つには、りら様のご意見を尊重して。
もう1つは、テーマによっての検索や行き来がしやすい方が、より具体的な虐待防止という目的に合うと、自分にも感じられるからです。

その方法は少し待っていて下さいませね。

ツバメ号さんへ、医師が通報する虐待の典型例
わたげ -- 2010年09月 3日 16:32:17

  ツバメ号さん、今日まで定期試験があって、なかなかこちらにこれませんでした。すみません。


あざもいろいろありますが、病院で通報するマニュアルみたいなもの(明確なものと少しずれがあるかもしれませんが)には

CT、MRIによる脳出血や、レントゲンによる骨折です。

これは専門の人(医師)がみないとわかりませんよね。

でも、問診で痛みのある検査に反応しない(虐待を受けてない子供は痛い検査は泣きます)

重症でありながら、親が冷静である。など特徴的なものもあります。


私自身、子育ての中でちょっとしたけがは結構あります。
それでいちいち病院に行かないこともあります。もし

行ったとしてもあまりおおげさにしないことももあるので、

自分も虐待していると医師から思われているかも、とつい警戒しています。

しかしながら、虐待している親は素人がみても、そのけがの状態と親の態度でわかると思います。

ツバメ号さん、もしこの掲示板で何かお手伝いできることが
あったら言ってくださいね。

うちは主人も協力して、いろいろ話合っています。

みんなで協力していきましょう。

忘れないでいること
ツバメ号 -- 2010年09月 3日 14:57:50

  「ひまわり署名プロジェクト」が「虐待」それ自体を「罪」としたいと考えているのは、かなりの大けがをして病院に入院した子どもであっても、「しつけのつもりが行き過ぎた」「いや、事故でした」と言えば、家に連れ帰ってしまえるような実情。
また、児童養護施設からも強制的に連れ帰ることすらできるという実情を考えてのものではないか?と思います。

「虐待」「ネグレクト」という事実を、「保護死者責任遺棄」という考え方で防止していくのはなかなか難しい。そこをなんとかしたいのだと思います。しかし、この運動の方針がベストの方法かはわかりません。

罪を重くするかどうかは、それぞれの人の考え方によるので、なんともいえないです。
他の殺人にくらべて、我が子への殺人の量刑が軽いのはちょっとおかしいのかな・・、と自分は感じています。

「忘れないでいること」のために、例えばなんですが「凍りついた瞳」とか読んでみてはいかがでしょうか?

「遅れた場合は顔を出して」というのは、「くらい思う」という感じで以前に書いてしまったことで、申し訳ありませんでした。その後「移動の人事システムが問題」と、自分も思い書いたりしておりました。

ここの場が議論にふさわしいかどうかは、次の方法を、焦らず考えてみますね。
取り急ぎでした。

難しいですね・・・
rinrin -- 2010年09月 3日 11:48:08

  ツバメ号さん、こんにちは。暑い中お疲れさまです。
頑張って下さっているのに水を差すようで申し訳ないのですが、私も下のりらさんと同じくどうしても危うさを感じて出てきてしまいました。
トピずれかはひとまず置いておくとして、虐待というのやはり通常の育児の悩みの延長とは一線を画する必要があるのではないかと・・・実際、虐待のように家庭内で起こり、そして場合によっては命に関わる問題はプロでも介入が難しいものではないかと思います。感想や思いを語ったり、声かけしようねというくらいのレベルの提案ならともかく、それ以上進むとなるとリアルで責任を負わないことが前提となっている匿名掲示板では限界があるように思います。あと、これは実際に運営者さまに聞かないとわからないことですが、この掲示板の形式からすると特定のテーマで継続的に議論をするためにはできていないようですし、結果的にスレが伸びてしまったのならともかく、意図的に議論していくつもりなら引っ越さねばならないのかと。

あと、先にツバメ号さんが紹介して下さったひまわりプロジェクトの件ですが、署名しようかと思ったのですがいくつか思うところがあってまだ署名ができていません・・・通報先を明記したものの配布、とか通報データの履歴の保存には賛成ですが、虐待致死傷の制定となると、線引きの難しさ、ネグレクトの場合はどうなるのか、また虐待者には自らも虐待を受けていた者が多い事などを考え合わせて手が止まってしまいました。また、聖香ちゃんの両親のことは許しがたいですが、とはいえ署名で特定の人間の厳刑を求めるのはどうなのだろう?と。

大阪の事件は、本当に無念でしたね。児相の対応はどう考えても甘かったように思いますが、特定の個人の顔をさらしたところでどうしようもない・・・というか個人的には、熟練を要する分野であっても基本3年前後で異動になる現在の行政の人事システムをどうにかしてもらわないと全国各地で同じようなことが起きるように思えて仕方がありません。

実際にリアルで行動できない私のような人間にできるのは、せめて亡くなった子どもたちのことを「忘れないでいること」かと・・・でも、こんなこと言っていても、一年もすれば記憶の彼方になってるかもしれません。情けないですね・・・あまりいいレスが付けられなくて申し訳ないです・・・

ドキュメントは重要と思います、そして
ツバメ号 -- 2010年09月 3日 11:22:21

  そそっかしく感情の起伏も強い私が、どうしても、この場で「虐待防止」について話し合い続けたい、と思ったのは、 匿名Bさんの「通報に至った実体験」や、りらママさんの「職員さんの対応の様子」など、とても貴重な体験談と、それに対しての真摯なお気持ちがなど書かれていたから・・・という部分が一つ大きな要素です。

例えば新聞の虐待についての特集なら、当然広く取材をしていると思いますが、執筆者の視点や紙面の都合の中で、重要と思ったことにフォーカスされています。もっと身近なお母さん&プレお母さん仲間から、リアルなご体験談とそれに対する真摯なご意見を聞く機会は、とても貴重と感じました。

しゃびろさんの、里親登録をされた時のご体験や、わたげさんお救急ERのお話なども、すごく重要な情報と感じます。

また、虐待防止というテーマで、それぞれのお立場から、違った視点でのご意見が出てくる。これを交わしあうことも、とても貴重と思います。マリリンさんの「保育所の整備」や「幼保一元化」問題も、孤立しやすい育児のサポートとして重要な視点と思いました。

ご近所との輪をどう築いていくか?、強制立ち入りを児童相談所に望むか警察に望むか?、などなど、虐待防止というテーマは、大変身近であると同時に、大変難しいと考えています。皆で知恵を出し合い意見交換したら、「一歩でも先の視点や、少しづつでもできる行動、その指針が見えてくるのではないか」、そう考えています。

しかし、りらさんのお話を聞いて、自分の考えの「甘さ」にも気づかされました。
「トビずれ」というご意見の、背景にある深い視点とご体験に考えが至っていませんでした。大変申し訳ありませんでした。また、この掲示板の機能は討論向きではない、ということは自分も感じる部分です。

「何もかも自分でで引き受けようとしないで」というお言葉や、匿名Bさんのご心配もどうもありがとうございます。
私は猪突猛進すぎ、過去にプチ市民活動のようなもので、いくつか少々の成果をを出したことがありますが、同時に体力的に倒れてしまったことがあります。今は母という立場を自覚し、「ペースを考えながら続けていこう」と思います。

認可保育所の整備
マリリン -- 2010年09月 3日 00:28:57

  私は、2人の子供を認可保育所に預けて働く時短勤務のものです。
大阪の事件には、本当に胸が締め付けられました。
あのお母さんは、シングルマザーで働きながら子育てしていましたが、何の手助けもなく子育てしていたのですよね。
今現在、保育所は待機児童も多く働く親でさえ預けるのが難しいです。
認可保育所を働く親の子供だけでなく、全ての子供が入れるようにと願ってやみません。
一人で自宅に閉じこもり、育児をすることは本当にストレスいっぱいで私も育児休暇中だけけでも大変でした。
毎日でなくても、週に1,2回短時間預かってもらうだけでも違うと思うのです。
子供の様子や、親の様子も保育士さんが見てしっかりサポートしてくれます。
認可保育所の増設、幼保一元化を望みます。

また、私たちにできることは昔のおせっかいおばさんではないでしょうか。
近所の子供に挨拶する、子供連れのお母さんには、「かわいいですね。何歳?」
こんな、声かけからはじめられたらいいですね。 

トピずれの補足をさせていただきます。
りら -- 2010年09月 2日 21:33:14

  私は虐待家庭に育ったものです。
児童虐待の根深さは知っています。

当時者の目から見るとすみませんがこのスレに危うさを感じるのです。
虐待は犯罪なので一般の育児の悩みとは線引きが必要だと思います。
ボーダーラインのケースが多いのも事実ですが。

そこをきちんと踏まえておかないと、いろいろな意見が出た時収集がつかなくなると思いました。

他の掲示板を借りるのではなく、児童虐待防止専用の書き込みできる場があるのが理想です。

高齢出産ボイスは利用者が多いので、虐待の現状を知ってもらうのには効果的です。
ですが話を深めようとすると使いにくさ、話のまとまらなさが出てきました。
スレの乱立と書き込みがUPされるまでの時差がありすぎます。

またこの掲示板の管理運営者様や高齢出産ボイスのみの利用者様の受け止め方も気になりました。

ツバメ号様の熱意はわかります。
何もかも自分でで引き受けようようとしないでください。
どうか疲れない程度にしてくださいね。

通報について思うこと
匿名B -- 2010年09月 2日 16:25:51

  「大阪の事件」スレで通報について投稿した匿名Bです。
私はいわゆる核家族、フルタイムで仕事をしながら2児を育てていますので、毎日分刻みのスケジュールで毎日疲れきっており、気持ちはあってもなかなかこちらに発言する余裕がありませんでした。

まず、あらためてスレを立ててくださったツバメ号さんの強い志と行動力に感謝しています。
カテ違いだとか、乳児院の記述について矛盾点?をあげつらうとか(大体この方どんな経験・ポジションからものを言ってらっしゃるのか???施設の職員としたらおそろしい)、ヴィジョンを示せだとか、感情的で見苦しいとか・・・そういうことを言い逃げする方こそ、「高齢出産」カテにはふさわしくないと思いますが。
それよりも、昼となく夜となく一心に考え投稿されているツバメ号さんのことが、とても心配です。
小さなお子様がいらっしゃるようですし、ボランティアやお仕事もおありのようですし、お気持ちはわかりますがどうかご無理のない範囲でかかわってくださいね。
非常に重いテーマですし、なによりもご自身とお子様の心身が健やかであられることが大前提ですよ。

さて、掲げてくださったテーマについて私なりに考えていることを書きます。

1.通報への勇気と誤報へのとまどいについて
 子どもの命が何よりの優先事項ということに異論をはさむ人はないと思います。
 しかし、「疑わしきは通報」という言葉には私は待ったをかけたいと思います。私自身のとった行動とは矛盾しているのかも知れませんが、「怒鳴り声と泣き声」=虐待→通報というのは、いささか短絡的であり、それが今回のりおママさんのようなケースを生んでしまうのだと思います。
そしてこのような短絡的で無責任な通報は(こういう通報者は名乗らないと思いますし、単に耳障りだから通報してみたというケースもあると聞きました)、児相などの一層の機能不全を引き起こす恐れさえあると思います。
これでは、本来救うべき命さえ救えなくなってしまいます。
本当に「緊急」に「通報」する必要があるのか、本当に判断は難しいですが、通報する側も責任をもって行動することを前提としていただきたいです。
「虐待」を語る書き込みなどの中には、「うちの隣からも怒鳴り声が毎日(私も毎日のように息子を怒鳴っているかもしれません)」「夜中に何時間も泣いている(長期間にわたって何時間も尋常でない声で夜鳴きする子もいますね)」だから虐待ではないかと通報を迷っているという声もあります。
りおママさんの件でも、通報の前にこのご家族に声掛けがなかったのかなと思います。

ならば何故私が通報したのかといえば、親の「死ね」「殺す」の怒鳴り声とそれに連動した悲鳴のような泣き声が連日続いたから、です。
これが正解ではないと思いますし、今でも外に方法はなかったのかと自問自答しています。

慎重に、かつ的確な行動とはどういうことなのか、皆さんと一緒に考えたいと思いますし、こういうことこそ、新聞や雑誌で特集記事を組んでいただきたいです。
そういう働きかけはいかがでしょうか?

時間がないので、続きはまた投稿します。

しゃびろさまへ まよいさまへ
ツバメ号 -- 2010年09月 2日 16:19:12

  しゃびろさま>いつもテーマへの奥深い視点をお持ちで、考えさせていただくことが多いです。先の「強制立ち入りを誰が行うか」についてなどにも、意見を交わさせていただきたいなと思っております。
少し考えた後に書かせていただきます。

まよいさまへ>暖かいご意見どうもありがとうございます。
私も、この場に集う人は、社会の「やや先輩母」「やや先輩プレ母」として、意見が出せると考えています。また、里親を考えたことのある方、実際にしている方は、被虐待の問題をさらに近く考えておられると思います。

最終的にはに、について
ツバメ号 -- 2010年09月 2日 16:16:39

  アマ二さま>
ご意見どうもありがとうございます。
予想以上に沢山のお話が出てきたので、確かに、掲示板の1つのスレッドで、しかも掲載に時間差があると、意見の行き来がわかりにくくなるかもしれませんね。
すでに「通報について」「ボランティアと施設」などいろいろなテーマが出ていますし。

他の掲示板建てや、ブログなど、行く行くは移転を考えないといけないと自分も感じ出しました。
虐待防止をテーマにしやすいコミュニケーションの場を探して、1コーナーとして入れてもらう方法もありかもしれない。いろいろ考えてみます

次どうするのよ!・・・ではなく
まよい -- 2010年09月 1日 23:31:09

  りおママさんを引っ張り出してしまった、まよいです。

通報を受けてショックを受けている中、ご自分を冷静に客観視された投稿、感服しました。
ありがとうございます。
また、Working Voice内での投稿だったのに、高齢出産VOICEに引きずり出してしまって、ごめんなさい。


ところで、ツバメ号さんに「次どうするのよ!」と言っている皆さん。皆さんなら、何か名案・妙案が御ありでしょうか?

私は少なくとも、ツバメ号さんの声掛けは有益かつ有効だと思います。
虐待防止の基本は、みんなが気に掛ける・・・ということだと思うからです。
つまり多くの方たちが「私も気になっていた!」「署名したよ」という、一つ一つが、やがて大きな実を結ぶ日が来ると思うからです。
だって実際に「署名を集めること」って、簡単に見えて難しいと思いませんか?


またトピずれでは?という発言もありますが、虐待防止=高齢出産は、おおいに関係あると思いますよ。

私は、高齢出産した今、かなりの「お節介ばばあ」です。
子どもを公園に連れていくと、目に余る親子がいますが、即座に注意してしまい、自分でもビックリです。
完全に「歳の功」ですね。

私自身も、さらなる展開を明示することは出来ませんが、

 イライラしてるお母さん
 一人ぽつんとしてる子ども

に声をかけることが、テレビ・新聞をにぎわす次の「虐待ニュース」を止める大きなチカラになるかも知れないですよね。

こどもの表情の件 追伸
ツバメ号 -- 2010年09月 1日 22:27:01

  わたげさん>3人の子育てしつつ医学を学ばれているなんて、すごいですね。
医師が虐待通報する場合のアザなどは、近所の素人が気がつくこともあるようなものなのでしょうか?

それから、わたげさん、tokumeiさん>私も実は心理学の学位を持っています。
でも、思い切り古いので(^^;;;。
当時、母子関係が、子どもの心の成長に影響を及ぼす等は、学んだ記憶があるのですが、母による虐待の事例などは学ばなかったように思います。(未熟な学生だったので、理解できていなかっただけかも・・・ですが。)

子どもの表情がカギ? tokumeiさま、りおママさま
ツバメ号 -- 2010年09月 1日 21:58:01

  tokumeiさん>どうもありがとうございます。そして本当に申し訳ありませんでした。
自分にとって「ボランティア」「自分の事情」「掲示板での自己発表」の関係は、すごく葛藤のある部分なので、気持ちが高ぶってしまって。
先にボランティアを始めていた・・・というだけで、感情の持ち方はtokumeiさまに似ていると思います。なのですが園の子達とも離れがたく、まったく中途半端なんですよ。

先ほどの自分の書き込みで、不幸にして「何かを抱えてしまった」人たちについて書きましたが、その可能性があったら、閉じがちの心に素人が入っていくとかえって孤独感を強めてしまうのでしょうか・・・。
それで思ったのですが、だったら、そう言う場合は、お子さんの表情で判断すべきなのでしょうか?

りおママさんが書いて下さった貴重なお話:
>うちの子たちは、人見知りをしないので、その2人に対して、「こんにちは」「ママに??して怒られて泣いちゃった」「絵を描いたから見て!」「遊んでちょーだい!」「ママと何話すの?」「(私にあっかんべーして)水遊びしちゃった」などと矢継ぎ早に話していました。
年配の方は、笑って、「お母さん、虐待をされ続けているお子さんは、大人を警戒するので、こんなに近寄ってきません。また、ママの顔色を伺うので、人前でいたずらなんかを平気でしません。」と言っていました。

りおママさん>本当に、お疲れのなか貴重なお話ありがとうございます。

市の職員の方がおしゃられていたように、お子さんの表情が一つのサインとなるのでしょうか?

tokumeiさん>心理学を学ばれているお立場から、どう思われますか?
皆さんも、お知恵があったらどうぞよろしくお願いいたします。

他者に対する関心
しゃぴろ -- 2010年09月 1日 18:34:46

  前項でレスさせていただいたこともあり、引き続き下記に意見を述べさせていただきました。

■ ふさわしい話題か否かについて議論がありました件、
一利用者としては、真摯な問題意識が根底にあるならば、「妊娠出産や子育てに関わる諸々」を話し合う場、という以上に個別に話題の間口を狭くするメリットは感じないのですが、どうなのでしょうか。


■ 施設について
私は里親登録の関係で、乳児院で研修させていただいたことがある程度ですが
赤ちゃんなどほとんど抱いたこともない私に、保育士の方々は皆、丁寧かつ親切に接してくださいました。
もちろん、彼らも内心では、職場に入れ替わり立ち替わり研修やらボランティアやらのみならず、児童相談所、実親、里親・・・様々な利害関係の人々がやってくるわけですから、煩雑に思うことも多いでしょう。

が、それでもいいではないか、と、あえて言いたいと思います。

福祉の現場は、内実、いろいろ思惑乱れ飛び、ともすれば軋轢のおきやすい場でもあるのかもしれません。きれい事ばかり言ってられない、ということもあるかもしれません。
それでも、開かれた場であるということは、特に施設についてはとても重要であると考えます。

「和」はあるに越したことはありませんが、皆が一方向を向いていなくても別にいい。
それぞれの立場で、それぞれがなせる範囲で、やれることをしていけばいいのではないでしょうか。
場合によっては、利害が反目したり、感情的な軋轢が生じたりすることもあるでしょうが、それは、それぞれの立場から相手への理解を求めていくしかない、という気がします。

「多様性」という言葉が語られて久しいですが、多様性の真の意味は、想像力だと思います。
同じ立場に立たなくてもいい、同意できなくてもいい、ただし、自分とは違う立ち位置があり、自分とは違う立ち位置でがんばっている人がいることを認めていく、そこに真の信頼が生まれうると信じます。


■ 虐待について
虐待については、あまりに出来事の痛ましさが強烈すぎて、私など気持ちばかりが焦るわけですが、非常に残念なことに、翌朝には虐待のない世界になっていた、というような魔法の一手を生み出すのは難しいのかもしれません。

私自身は、この話題でも多くの方がご指摘されていたように、困難を抱えている人(貧困、シングル、育てにくさ、など)を孤立化させず必要な支援を行える仕組みをいかに築いていくか、が、悲劇の芽をつむ最大の手段、と感じています。それは行政的な施策の問題でもありますが、同時に私たち自身がどのような社会をめざすのか、という個々人の意識の問題でもあります。

その意味で、問題意識を社会として共有化していく手段の一つとして、公の掲示板で意見を交わし、語り合うことにも意味があると思います。

福祉国家の基本は、「誰かに起こった困難は、誰にでも起こりうるリスク」という発想であったと思いました。虐待の報道を聞くと、耳を疑うような悲惨さに、虐待を行った親を同じ人間とは思いたくなくなりますが、しかしながら、背景にはいくつかのパターンがあることを感じます。このパターン(といっていいか分かりませんが)に丁寧に寄り添っていくことが、悲劇にいたる前の芽をつんでいくことにつながるのではないでしょうか。

乳児院で私が感じたことの一つは、この子たちの親御さんは、行政に助けを求める勇気と知識と実行力のある人達だったのだ、ということです。苦しいときに助けを求めることは恥でも無能でもなく、子どものために、自分自身のために、社会のために、とても大切なこと。だから勇気を出して助けを求めてほしい。そうしたメッセージが、今苦しんでいる人達に伝わってほしいと思います。

「通報」の件は、ツバメ号さんがフォローされているように本当に難しいですね。
しかし遠回りなようですが、社会が全体として、他者に対して共感とともに関心をもつ、という意識を醸成していくことでしかないように思います。

「何らかの要因で育てにくくなっているのかもしれない」ということの理解、
「育てにくさは子どものせいでも母親のせいでもなくある種の状況である」という理解、
「それでも何か困難に直面しているならば、周囲は手助けをする義務がある、なぜなら子どもは社会の宝だから」というコンセンサス、
そうした共通理解が根底にあれば、「通報」は「告発」としてではなく、違った色合いを帯びてくるのではないでしょうか。

最終的には
アマニ -- 2010年09月 1日 18:31:57

  まず初めに申し上げますが、こういった話し合いを高齢出産ボイスで
やるかどうかについては、私個人としては程度次第だと思っています。
(例えばスレッドの半分以上が児童虐待についてのものになるようだったら、
それは話し合いの場所を考え直す時ではないかと漠然と思う程度の話です)

よって現状ツバメ号さんがここに書き込んでらっしゃる事については、
ただ受け入れる気持ちで読ませてもらっています。

ただ、こういった形式の掲示板で意見交換していくのは、あまり向いて
ないようにも思います。新しい書き込みがある度にそのタイトルが
一覧の上位に表示されるタイプの掲示板ではないので、新しいスレッドが
立つ度に下へ下がっていきます。

例え新しい書き込みが続々と続いたとしても1週間後2週間後には
30行目、50行目あるいは次ページに移動されるかもしれません。
そうしたら新たに訪れる人の目には付きにくいですよね。「虐待」という
キーワード検索で訪れる人もいるでしょうが少数でしょう。

その結果、人の目に付くようにするためには、定期的に新スレとして
書き込みをするしか方法はありませんよね。
「子ども虐待防止のためにできる一歩(1)」とか
「子ども虐待防止のためにできる一歩(2)」とか(3)とか?
それは結果としては話の流れが掴みにくく散漫になる可能性があり
得策とは思えません。

じゃあ、どうすれば?

最終的には、やはりツバメ号さんがご自分でブログなり掲示板をお作りになり
そこで意見交換なさるのがいちばんだと思います。そういった話し合いの場が
あるんだという告知をここでなさればいいですよね。そうすれば途切れる
ことなく、深い話し合いができるでしょう。高齢以外、若い方や男性など
もっと多くの意見が集まって有意義なものになるかもしれません。

思ったことを書き込んでみました。ツバメ号さん頑張って下さい。

追伸です
tokumei -- 2010年09月 1日 16:19:45

  私は虐待問題を40代の母や、これから子供を産もうと治療をがんばっている未来のママたちが
みんなで話し合う場があるのは意味のあることだと思います。
結果は出なかったとしても、いろいろな人の意見を聞きながら
これなら私でもできそうだと小さなことでも実行できれば、
それだけでも大きな成果だと思います。

署名するだけで終わりですか?という意見も前にあったような気がしましたが、
そんなことを言ったら、町で署名活動をしている人たちを否定することに
なりませんか?
確かに署名するだけで通り過ぎる人かもしれませんが、しないで通り過ぎる人と比べれば
署名活動をしている人にとっては神様みたいにありがたく見えると思いますよ。

ここにひまわりプロジェクトを紹介したツバメ号さんの功績は
とても素晴らしいことだと思います。

私が桜ちゃん楓ちゃん事件の時に思ったことは、若いママたちに対して
自分から壁を作らず、できるだけ心を開いて自分から友達になろうということでした。
あまりにも高齢出産なので、できるだけ近寄らずに、できるだけシワが見えないような距離を
保とうと思っていたのですが、それではだめですね。
もしも桜ちゃん楓ちゃんママの友達の中に、30代後半とか40代のママがいれば、
結果は違ったかもしれないと考えます。

1.の通報への勇気と誤報へのとまどいにつきまして
ツバメ号 -- 2010年09月 1日 15:56:09

  こんにちは。
私の至らなさを教えて下さる方、どうもありがとうございます。
また暖かく見てくださる方、どうもありがとうございます。
本来、お一人にお一人にお答えすべきなのですが、今日はtokumeiさんのお話から考えた事を書くことをどうぞお許し下さい。

私は、表題のテーマについて、手遅れよりは「疑わしきは通報」と思っておりました。

>私は、ショックを受けてしまいましたが、本当に虐待をしたのでなければ、周りのサポートや皆様のような温かい目で見てくださっている方々のサポートで、徐々に立ち直ることができます
ただ、通報が遅れると、命に関わることもある・・・。
天秤にかけたら、一目瞭然のような気がして。

という、りおママさんのご意見に同意です。(誤報の当事者になっても、冷静で優しく考えられるお母様で立派だなあと感じています。というか、2人のお母様でさらに3人目を身ごもられていて、お仕事も続けている・・・という時点で敬服しています。)

しかし、tokumeiさんの、ハンディのあるお子さんとお母さんのお話を聞き、
通報の「さらなる難しさ」を実感いたしました。
通報以前に「基本的なご近所関係」がとても大切だなと感じました。

一方、大阪スレの通報した匿名Bさんのお話より。
>「ふざけんなこのバーカ」「殺したろか」「うぜーんだよ。消えろ」パパママからの暴言とともにさらに悲鳴のような泣き声。
毎晩のようにこんなことが続いて、頭がおかしくなりそうでした。
(中略)
本当は素っ飛んで行って助けてあげたい。「お願いだからやめてあげて」と言いたい。
でも、顔をあわせれば挨拶する程度の間柄、ママは一応愛想よく、昼間は子どもを遊ばせたりする姿も見えるし、

このお話しからは、虐待の事実が濃厚な家族でも、ご近所と挨拶は交わしている。
「挨拶を交わすくらい」の関係からは、見えてこない「家族の状態」もあるようです。

この境はどのようなものなのでしょう・・・。本当に難しいと思います。

たいていのお母さんは、疲れているのに育児に一生懸命育児をしているのだと思います。なので、さりげなくいたわることで、そのお母さんは、行き詰まっていた気持ちから解き放たれたり、少しリラックスできたりすることが多いと思います。

しかし、その「一生懸命な子育て」が、違う方向に出てしまう親の人たちがいるみたいなんです(稚拙な知識からですが)。例えば、自分が親に可愛がってもらえなかったり、過去にひどいイジメに遭っていたりして育ってきた人。

不幸にして「何かを抱えてしまった」人たちは、困っていてもそれを人に打ち明けられない。「弱い自分、模範的じゃないを見せること=自分が受け入れらないこと」と、心にすり込まれてしまっている。

なので、ご近所にはなるべく普通にふるまっていて、内面は悩みでいっぱいになり、イタズラなどの理由から我が子を「良い子じゃない=欠陥品としての自分の一部」として体罰を加えてしまう。匿名Bさんのお隣のご家族も、もしかしたらそういう感じなのかもしれないな・・・と感じました。

しかし、自然に気持ちを交わせるような距離にならないと、この「境」は見えない・・・。とても難しいテーマと感じています。

登る道はそれぞれ。
わたげ -- 2010年09月 1日 15:18:21

  ツバメ号さん、


私はここで意見を交換することは
とても有意義だと思います。

それが大きく自分と違っていても、いろんな刺激になりますね。

どんな避難をあびてもあくまでここではインタネット上のことです。

家にあがりこんでこられたり、何の被害もうけませんね。

でも虐待の被害にあっている何の罪もない子供たちは、また虐待をしてしまっている親たちにとっては

生死をわけるとても重要なことかもしれません。


ツバメ号さん、本当の目的は虐待のない社会を作ること、

いろんな人の意見もいい情報に変えて

これからも進んでいきましょう。


私は3人の子供を育てながら
医学生をしています。ほとんどの病院のERには虐待通報のテキストがあり、私の大学病院でも
医師が通報した件数はとても増えています。

人ごとといって目をつぶる状況ではないようです。

ツバメ号様
umeko -- 2010年09月 1日 09:49:56

 

あまりにも感情的で
読んでいて辛くなります。
ちょっと見苦しいです。
たくさんの話を聞いて話し合いたいなら
もう少し落ち着いて、一人ひとりとお話ししたらいかがでしょう。
数々の虐待事件には本当に胸が苦しくなります。
ここに来ている方は、人一倍感じていると思います。

まとめたあとは・・・
はっぱ -- 2010年09月 1日 03:25:59

  ここに集うみんなで、試行錯誤しながら次のステップに昇ればいいのではないでしょうか? 

自分ひとりでは良い案もうかばないだろうし、だからここでいろいろな人の意見を聞いて情報を集めようとしているのではないでしょうか。 ツバメ号さんにしても、この道の専門の方でもないからこそ、こうして聞いているのではないでしょうか?

何をしたいのかが見えてこない、ヴィジョンが見えない・・
なんか会社の会議での社員の発言みたいですね。

今の時点で明確なヴィジョンを
答えられる人っているのでしょうか?

見えてないけど、なんとかしたい!
とにかくなんでもいいから動き始める。
そうしているうちに見えてくるのではないかと
思うのですが、はっきりとしたヴィジョンが先にないと
進めませんか? 進んではいけませんか?

とくに私は主だったことをこれまでしてきたということもなく
知識もありませんが、この高齢出産Voiceにきて、虐待やボランティアに関するみなさんの意見を読むことで、そういう状況になったら、少なくともこういうことも出来るのか・・ということを知ることが出来て感謝しています。

すぐに返事をしないですみません
tokumei -- 2010年09月 1日 01:59:16

  私が新しくスレッドを立てればよかったのかもしれませんね。
こんな場所に個人的な質問をしてしまってすみませんでした。
ただツバメ号さんの一生懸命な姿に、やはり告知を前提に活動されているのかなと
本当に個人的な疑問で書いてしまいました。ごめんなさいね。
とても自分に人間性が近い人という感じがして、本当ならメールで質問したかったのですが、
私は非会員なのでそれもできず、こんな公の場所に書いてしまいました。
すみませんでした。

私はひまわりプロジェクトには以前署名したことがありました。
これも正直に書きますが、桜ちゃん楓ちゃん事件よりも何ヶ月か前の虐待事件で
その時にはなんてむごい事件だろうと思い、やはり偶然ネットでこの署名活動のことを知り、
すぐに署名致しました。
しかし、私はどんな虐待事件だったか覚えていないのです。
自分でもあの憤りはなんだったんだろう?と情けなくなります。

所詮他人事というのはあまりにも残酷ですが、日々の生活を送る中で
どんなにひどい事件も私の中では風化してしまったようです。
本当はこれではいけないということは十分わかっています。
しかし自分に近しい人間が被害に会わない限り、実際の行動に移すことができないのも
ごくごく当たり前のことのようにも感じます。

私は今通信教育ですが、大学で心理学を専攻しています。
いつ卒業できるか自分でもめどが立たないところが情けないのですが、
でも卒業したら、またはある程度の資格を得ることができれば、それを虐待防止につながる
何かに役立てたいと思っています。
例えば母子自立支援員の非常勤などです。もう年齢的にも正式な職員になるのは難しいので
ボランティアでは片手間だと言われそうですが、それが自分のできる精一杯かなと思っています。

通報の件ですが、我が家の斜め後ろの家で、毎日のようにお母さんの怒鳴る声と
男の子の泣き叫ぶ声が聞こえていました。
虐待じゃないか?と主人とも話していたのですが、私が自治会の班長の当番をやった時に
怒鳴る声の理由がわかりました。
自治会費を集めに家を回っていた時に、そのお宅がちょうど留守で、隣の方と話していた時に
「戻ってきたわよ」と言われ、その方向を見ると明らかにハンディのあるお子さんと
お母さんが戻ってきました。
斜め後ろとはいえ、どんな人が住んでいるのかは全く知りませんでした。

最近はお子さんが落ち着かれたのか、以前のような怒鳴る声はしません。
もしも通報していたらお母さんはどれだけ傷ついただろうか?と思うと
通報の難しさも考えさせられます。

先の補足です
ツバメ号 -- 2010年08月31日 22:35:26

  「スレ違い」と感じる方は、高齢出産ボイスに適する発言はどこまでとすべきと、(高齢出産が主なので、社会情勢に対しては感想までにとどめるべき。虐待問題は難しいので素人同士で感想以上を話すのは危険、など)「テーマに対する具体的なご指摘」を、どうぞよろしくお願いいたします。

そのようなご意見が多数の場合は、このスレッドはやめるべきと思っております。

皆さまへ
ツバメ号 -- 2010年08月31日 22:17:58

  今まで(他の掲示板で)虐待防止について交わされてきたテーマを簡単にまとめてみました。
このテーマをもう少しつめて行けたらと考えています。

1:大切な第一歩はご近所に心配りをすること。その方法は?

ご近所への配慮が第一歩と思います。ちょっとした関心で多くのことが変わる。心配そうなお母さんにさりげなく声をかけることから、緊急時の通報まで。
 →どんな配慮が良いか、通報への勇気や誤報へのとまどいをどうするか、というテーマがあると思います。

2:もう一歩積極的にと思った時、どんなことができるか?

地域を見守るために、町内会で幼児の名簿作りと歳事プレゼントの活動を始めたというお話。一番の弱者がいながら偏見を受けやすい水商売の方達の支援策を考えるというお話などが出ています。
 →こちらはもう少しアイディアが探せそうな気がします。みんなで考えていきませんか。

3:行政の足りていない部分、そして陳情の方法。

「24時間の救急時通報センターが必要」というお話。児童相談所は「家庭の絆作り(再構築)の手伝い」が基本姿勢、では、緊急時の速動をどこに期待すべきか? 警察か、児童相談所の強化か、第三の組織か?と言うお話、助けられた子達のその後をどう見守るべきかというお話などが出ています。
 →もう少し意見交換と、陳情の方法を探って行けたら良さそうと思っております

3に関しては、陳情の方法と内容がしっかり固まれば私は窓口をする覚悟はあります。

1と2は、みんなで探ってそれぞれの場でやって行けば良いのでは、と考えています。

みんなで、ご意見を交わしあう場にいたしませんか?
どうぞよろしくお願いいたします。

新聞に投書、ブログを作る 等々?
しんこ -- 2010年08月31日 21:45:06

  私は、36で娘を産んだ後に離婚して「今のところ」大過なく母子家庭を維持している40歳の母です。

私も、漠然と「ここでの意見を取りまとめた後に、どのように生かすのかなあ?」と考えていました。
新聞に意見投稿(これは本名でなければできないのかしら)したり、このテーマに特化したブログなんてどうでしょうか。
でも、ツバメ号様はデモに参加されたり、施設でお仕事されたりしているとのことなので、生かす手段があるのだろうと想像しています。

ツバメ号様が、少し前の別のスレッドで、
>子どもの命を守る役目ももつ児童相談所が、(中略)反省の言葉などもういいから、手遅れになった事例は、行政の担当者と責任者の名前と写真を公表すべきと思います。

と書かれているのを読んでいたので、「こういう極端な考え(私には極端な考えに思えます)の方が先導すると、どういう意見が出てくるのだろう」と思っていましたが、その後、様々な意見や実践(吉野様の行動力には脱帽しました)報告が出てきて、感心しています。私も、全ての子どもが虐待とは無縁に、健やかに育ってほしいと願う一人として、貧しい頭と乏しい知識を動員して、自分でも考えてみようと思っています。

まとめたあとは?
ゆあ -- 2010年08月31日 19:56:31

  一定のまとめをして、「個々の方々の日常や活動に役立てただきたい」「虐待のない世界への有益情報としたい」と考えます、


で、結局まとめた意見はどこへ行ってしまうのでしょうか?
どこか、公共の場所に提出するのですか?

今の私には市民活動立ち上げとかはできないと思っています。掲示板レスのまとめ役ぐらいなら大丈夫かと。


やっぱり、何をしたいのかが見えてこないです。

掲示板でみんなに書き込んでもらい、自己満足で終了ですか?
ここは、ほかの掲示板と違って良心的な人が多いと思います。
ツバメ号さんに肯定的な意見も多いでしょう。
私も、言っていることはもっともだと思っています。

が、やはり何がしたいのかが見えてこない。

「卵子提供者としてどうなのか」という、私の「個人の実情」に質問をされる方・・・、
その答えを懸命にしていたら、質問したtokumeiさんは答えてくれず、


この文章にしたって、返事を答えてくれないとtokumeiさんを
責めるのはどうかと思います。

もう少し、感情的ではなく冷静になってみたらいかがですか?
そして、みんなの意見をまとめた後、その意見をどうするのか、
どのように生かしていくのか、ビジョンを見せてください。

桃さんへ
まりこ -- 2010年08月31日 17:20:33

 
>施設側は人手不足というよりは地域に施設を理解してほしいという気持ちから施設開放をしている場合がほとんどだと思います。確かに内部は慢性的な人手不足ではありますが、そこをボランティアで補充ということは考えていないはずです。結果として優秀なボランティアさんに頼ってしまうことはあっても、人手としてカウントはしていないと思います。私用急用で来ないこともあるボランティアさんを人手の数としてはカウントしません。

 >若い職員さんよりも古いボランティアさんの方が・・・というくだりを読んで、少し勘違いされておられるように感じました。職員さんは24時間必死に働いておられ、責任の重さも立場も全く違います。安易にボランティアさんと比較するのはおかしいのではないでしょうか。新人の方が最初わからないということは、当たり前のことで、そこを古いボランティアさんと比較すること自体、間違えていると思います。

  
 有償ボランティアにしても一般の労働より安い賃金で、無償の場合はもちろん時間をかけてその施設のために働いておられるのです。
ボランティアさんのおかげで助かるところがあるのであれば、
感謝しなければならないでしょう。そして給料をちゃんともらい、社会的保障もある職員が責任の重さも立場も違うのはあたりまえです。施設を理解してほしいからということであれば、そんなまどろっこしいことをしないでほしいです。
「施設を理解してほしいからボランティアをさせる」とか、結局自分たちの都合だけですよね?
 
 乳児院ではありませんが、子供が入院したときに、病院に無償ボランティアさんがいてくれてとても助かりました。とるにたらないことかもしれないけれど、ちょっと食事を買いにいく、トイレにいくなどのときにみてもらえたからです。
確かに職員と比べて責任はなし、資格もないおばちゃんたちかも
しれません。
 

>有償ボラをされているのか、無償ボラをされているのかは存じませんが・・・。施設側から表面上だけ歓迎されているボランティアさんもいるのが事実です。

表面上だけ歓迎・・・とは、なんとも失礼な話です。
歓迎しているふりをしているけれども本当はいらないという
ことですか?


>謙虚なお気持ちをお忘れになりませんように。

それこそこれは、ボランティアを頼んでいる人に向けて
発するべき言葉ではないですか?
不必要ならば不必要だとはっきりいえばいいだけのことです。

よろしくお願いいたします
ツバメ号 -- 2010年08月31日 16:12:27

  1:私は皆さんご存じのように虐待防止や児童擁護施設等への素人です。
今までも、「稚拙な知識で・・・」と書いてきました。
自分はただびっくりして「大阪スレ」にいっぱい書き込んでおりました。

2:初めから虐待防止に対する全般的な話を「高齢出産VOICE」で立ち上げたいと思ったのではないです。
先にも書いたように誰かが立てた「大阪事件スレッド」ので話を、前向きにまとめたいと思っております。
だって、どんどん話が積み重なっていくだけですもの。
実体験も投稿されたりしていて、とても大きなテーマと思うので。
そして母になりたい人や母である人に、どこかで関係する大切なテーマと思うので。

3:「卵子提供者としてどうなのか」という、私の「個人の実情」に質問をされる方・・・、
その答えを懸命にしていたら、質問したtokumeiさんは答えてくれず、
「用語が違うし、ボランティアとして勘違いしているのでは」とおっしゃる方・・・。
テーマは「ツバメ号はどんな人間か」ではないと思います。

私は、自分なんか施設でがたくさん役立っているなんて書いたつもりではないんです。言葉が違ったり、誤解を呼ぶ書き方をしたのはごめなさいです。

でも、10年くらい施設でおつきあしてきたお子さん達の、担当保育士さんは、すでに3回以上変わりました。思春期になるそれらのお子さんが幼児だった時を知っている保育士さんは園内に数人になっています。これもひとつの実情ではありませんか?

桃さんは、大阪スレで、
「どうしてもっと児童相談所の人たちが親身になってあげられなかったのか、
「ピンポン」したり、メモしただけで帰ってくるなんて誰でもできますよ。」
と書かれていた方ですか?

私などより、福祉の実情をご存じだと思うので、良きアドバイスを下さいませ。
たくさん飛び交っている意見や気持ち、できればそれらの整理やまとめ等をして
「私達(一般人)の日常や活動に役立てただきたい」と私は思っています。

ここの掲示板では、虐待に関して「悲しい!」などの感想を言うのはOKだけれど、素人同士で虐待防止の方法なんて考えるのは甘っちょろいからやめなさい。
というご意見なら、そのように教えて下さいませ。

いろいろ考えるきっかけになります
まいさ -- 2010年08月31日 15:38:08

  こちらでひまわり署名について知り、
わたしも署名するついでにダンナにも署名させました。
なかなかこんなことを話し合える場ってないものです。
内容が内容だけに、友人、夫婦間でも
「なんとかしてあげたいけど、暗い話はしたくない」
と言われます。

普段あまり考えない人には、きっかけが大事だと
思いますので・・・
私はこの場で、虐待防止の話が出てよかったなと
思っています。

リカバリーしました♪
ツバメ号 -- 2010年08月31日 01:46:37

  さっきは、疲れで叫んでしまって誠にすいませんでした。>りらさま
確かにここは「高齢出産」ボイスです。いささかトビ違いかもしれないです。

でも、実際に虐待の可能性を通報した方、また誤報にあいながらも「それよりも子どもの緊急性を重視して」と書いて下さり、市の職員の様子なども詳しく書いて下さった、りおママさん、などなど。

こんな濃く貴重な情報が、行き交う場はなかなかないでしょう。
ただちに移動する先もないし、ここで解散するのはもったいないと考えます。

「大阪事件」スレッドを自分は立ててはいませんが、いっぱい書き込んで巻き込まれていったのは自分自身です。

やはりこの問題に、一定のまとめをして、「個々の方々の日常や活動に役立てただきたい」「虐待のない世界への有益情報としたい」と考えます、それは私自身の「意志」として。私は腹を括ったんだし。
ということでよろしくお願いいたします!

りおママさま>明日レスさせてくださいね♪

ツバメ号さんのトビに癒されています
ぽにょ -- 2010年08月31日 01:07:16

  桜子ちゃん楓くんの事件を知ってから1月、毎日同じ年頃の我が子の世話をするたびに二人の様子が浮かび、辛くて、抱えきれずにいました。インターネットの書き込みで知り合った方々とメールや掲示板で辛さをつづり、なんとか、精神科に行かず気持ちを落ち着けてきました。いろいろな方々が心を痛めていることもわかりました。

私は高齢出産した母で、ここで不妊の悩みから妊娠中の悩みまで、支えられ癒されとてもお世話になっています。

りらさんのご意見についての私の思いは、高齢出産voiceでのトビは、妊娠出産育児だけではないと思います。現にこの1か月、ツバメ号さんはじめ児童虐待のコメントをくださった皆様に心癒されてきました。この掲示板を利用されているユーザーの皆様で今回の事件で傷ついている方々がどんなに癒されているか、と思うのです。

今まで書き込みはせずにきましたが、ツバメ号さんの応援に一言書き込みました。いつも応援しています。私にも何ができるか、模索しています。



ずれているとは思いませんが。
kusuko -- 2010年08月31日 01:07:06

  「虐待防止について云々は、高齢出産と関係ないのでは」という
ご意見が出ましたが、私はそうは思いません。
高齢出産した・あるいは出産を考えている私たちは、余裕がないとはいいながらも、
20才そこそこの若いママよりは少しは世間が見えているはず。
(これは、若いママが劣っているという意味ではありませんので
誤解なきよう)
私たちだからこそ考えられる、大人も子どもも共に生きやすい社会、
助け合える社会を共に考えることは、これから高齢出産を控えた
たくさんのプレママたちにとっても、もちろん若いママたちにとっても
大切なことではないですか?

ついつい、出産がゴールだと思いがちですが
本当に大変で、長く孤独な戦いになりがちなのはそのあとに控える「育児」です。
虐待防止を考える=安心して産み育てる社会にするにはどうしたら良いか、
この「高齢出産voice」の場で考えることは
積極的に考えていない人を注目させるという目的でも
とても意味あることと考えます。

ツバメ号さん、応援しています!
虐待防止に向けた対策も考えたいのですが、もう少し時間を下さい。

やりたくてやっているんじゃない!
ツバメ号 -- 2010年08月31日 00:27:11

  りらさま>
私は、個人的な感情でやりたくてやっているんじゃない!

「大阪事件」のスレッドが誰か知らない匿名者によって立てられ、呼びかけても現れない。
たくさんの話が、子どもの命に関わることなのに、何も結論もまとめもなく続いているから、せめてまとめようと動いたんです。

私は「聖香ちゃんの死を悼んで」スレッドの責任はとりますが、
「大阪事件」匿名投稿スレッドの責任者じゃありません!

自分の素性の件で子どもの事も心配しながら悩み、いろいろな事に神経を使い、
疲れてきました。

りらママさま>
本当に貴重なご意見、本当にどうもありがとうございます。
心が落ち着いたらレスさせていただきます、

トピ違いではありませんか。
りら -- 2010年08月30日 16:45:22

  ツバメ号様
気を悪くしないでほしいのですが、ここは高齢出産VOICEです。
高齢出産に関する話をする場です。
子供の虐待防止の話をし続けるのは不適当ではありませんか。

またそのような忠告などはないでしょうか。

私は今後も子供虐待防止に取り組みたいですが、もっと別の場のほうが適切だと思います。
今すぐにはどこがいいのか浮かびません。

オロオロの内実
ツバメ号 -- 2010年08月30日 14:24:43

  追記です。
私は久しぶりにこの掲示板に来て「聖香ちゃん事件から始まった署名運動」のご紹介をしていました。そうしたら、その数日後に「大阪の桜子ちゃん楓ちゃん事件」が起きました。

世間はわっと「虐待」に驚き、この掲示板でも「これは慢性的なネグレクトではないか」「こんな放棄のされ方は最悪の死だ」と論議が出ました。

桜子ちゃん楓ちゃんは標準的な身長をしていました。何年もの慢性的なネグレクトだったら標準の成長はできないんです。そして最悪の死はもっと悲惨なものなんです。私は世間の児童虐待への「余りの知らなさ」に驚き、「本当はこうなんですよ」と稚拙ながら書いているうちに現在に至った・・・というわけです。

なので、こんなに沢山書いていることに、一方でドキドキしながら、「ハンドル名での行動はやろう」と腹を括りました。よろしくお願いいたします。

こんな私でも・・・。
りおママ -- 2010年08月30日 13:38:16

  Working Mother Voiceのほうで、「通報されました」のタイトルで投稿した、りおママです。
6才(小1♂)と4歳(年中♂)を育てながら、今妊娠9ヶ月目に入ったフルタイムWMです。

「通報された側なのに、ノコノコとレスをするなんて!」という批判が怖くて、こちらの何件かの投稿をずっと見ていましたが、書込むことを躊躇していました。
ただ、「傷つくお母様もいるので、通報したほうがよいか悩みます」という内容を見て、投稿してしまいました。

通報する/しないでいうと、迷うような事実がそこにあるならば、通報したほうが絶対にいいと思います!
『大人の方の怒鳴り声+子どもの異常な泣き声や言葉+繰り返し聞こえる』周りの方は、それでしか判断できないので。
私は、ショックを受けてしまいましたが、本当に虐待をしたのでなければ、周りのサポートや皆様のような温かい目で見てくださっている方々のサポートで、徐々に立ち直ることができます。
ただ、通報が遅れると、命に関わることもある・・・。
天秤にかけたら、一目瞭然のような気がして。
ショックを受けた自分も、少し恥ずかしいと思わなければならないかもしれません。。。
生意気な意見と思われるかもしれません。。。

私自身、訪問を受けてから、3週間が経過し、以前のような心の落ち着きを取り戻しつつあります。ご近所様の目も、気にしないようにできるようになりました。反省しながら、子どもの心の中と向き合うようにしようという気持ちで、毎日、育児に奮闘しています。

何人かの方が書いてくださっていましたが、訪問時や訪問後のお母様や子どもに対するケアがあれば、充実すればいいなぁと思いました。

私が訪問を受けた時は、年配の女性と中年の男性2名(市の職員)でした。虐待に関する訪問だとはどちらも言いませんでした。最初、「子どもの泣き声が頻繁だと通報をうけたので・・」と話したような気がします。2人は、私が妊娠中である事、フルタイムで働いている事は、知らされていないと言っていました。訪問するお宅の諸事情を全部調べ上げてから、訪問するのではないのだそうです。
年配の女性の方は、しばらくだまって周りを眺めてから、「育児、一生懸命なさっているようですね。玄関に入れば、わかります」と言ってくださりました。その時は、ショックが強くて、素直に聞き入れられない言葉でしたが・・。
訪問したら、まず、子どもたちの様子をざっと見て、家(玄関)に入った時の印象等を見て、お母様の話を聞いて・・・という流れになるのだそうです。虐待していないと分かっても、マニュアルどおり、いやな質問もしなければならないと言っていました。

うちの子たちは、人見知りをしないので、その2人に対して、「こんにちは」「ママに○○して怒られて泣いちゃった」「絵を描いたから見て!」「遊んでちょーだい!」「ママと何話すの?」「(私にあっかんべーして)水遊びしちゃった」などと矢継ぎ早に話していました。
年配の方は、笑って、「お母さん、虐待をされ続けているお子さんは、大人を警戒するので、こんなに近寄ってきません。また、ママの顔色を伺うので、人前でいたずらなんかを平気でしません。」と言っていました。
それから、市から訪問や電話はありません。
私の言葉を信じてくれたのか、様子をみているのかわかりません。でも、私は、訪問の際は、何も隠さず、見てもらい、受け答えしようと思っていますし、何かアドバイスがあれば、聞こうと思っています。

ただ、子どもたちは、その時、私が真剣に話している様子(ちょっと涙したのも見てしまったようです)を覚えているようで、「僕が泣くと、あのおばちゃんたちくるの?ママ、連れて行かれちゃうの?泣いちゃうの?」と、長男坊が、たまぁに聞くようになりました。「じゃぁ、泣くまえに、ママときちんとお話しようね」と話しましたが・・・うちの子たちは、ケロっとしてるので、そんなでもないですが、前述したように、その後のケアは必要だと感じました。

わたげさんやツバメ号さんのような、すばらしい女性になれることを目標に、これから産まれてくる尊い命、今懸命に生きているお兄ちゃんたちの心と向き合いながら、1日1日を頑張っていきます。

何か協力できることがありましたら、こんな私でよければ、協力させてもらえればと思います。

tokumeiさま こんにちは
ツバメ号 -- 2010年08月30日 13:07:52

  tokumeiさまへ、ご質問の点について、私は告知を考えていません。
子どもが感じるだろう心情を考えると「しないエゴ」を選びたいんです。
ただ、何かが起きた時には、誠実に語ろうと思っています。いっぱいの愛情で、心の厚みのある、tokumeiさまと同じように、生きることを肯定できる人になって欲しいと思っています。我が子が可愛くてしかたがありません。

一番大切なのは自分の家族と思うと、今の私には市民活動立ち上げとかはできないと思っています。掲示板レスのまとめ役ぐらいなら大丈夫かと。
(正直、掲示板で目立つ発言をしつづけているのもちょっとドキドキしていますが。)

施設のボランティアは、我が子を授かるよりも、かなり前からしていて、やっていると、長年続けているおばあさんの方が、若い保母さんより手順をよく知っていたり、近所の方が歳事を気軽に手伝っていたり、身近な感じです。
なので、自分の中では特別なことではない感覚があります。
また、人手不足を知っていて、もうやめられないっていう感覚もあります。

でも、正直、我が子を思うと何が正解かはわかりません。
野田さんは告知を選び、tokumeiさんは告知を選ばず疑問の余地も控える。
私は告知を選んでいないのに、我が子以外の子のことでオロオロしてしている。中途半端な人間なのかも・・・・。こんな感じなんです。

同じ母として
tokumei -- 2010年08月30日 11:14:03

  ツバメ号さんの児童虐待に対する書き込みは、誠実な人柄と温かい人間性が感じられ、
とても素敵なお母さんなんだろうなと想像しています。

私も同じように乳児院でボランティアしたり、恵まれない子供のために
少しでも自分ができることをやりたいと常々考えていました。

しかし、私は卵子提供で遅い子供を授かりました。
ツバメ号さんは告知するつもりでいらっしゃいますか?
私は何があっても隠し通します。
その代わり、いつ何がきっかけで本人に知られることになるかはわかりませんので、
その時に備えて精神性の高い人間に育てようと考えています。
できるだけいろいろな国を旅行して、さまざまな人種、貧しい国や豊かな国を見せて
心の垣根の低い人間に育てたいと考えています。
生きることを肯定できる人間にしたいと思っています。

それでもやはり本人には出自は話したくないのです。子供の心が傷つくことを思うと
私にはとてもできません。
真実の告知はするのもエゴ、しないのもエゴだと思うのです。
だって卵子提供をやった時点で、それはすでにエゴですからね。
どちらもエゴなら、私はしないほうのエゴを選びます。

私は告知しないということを前提に、乳児院でのボランティアは諦めました。
なぜなら子供に自分の出生について少しでも疑問は持たないでほしいからです。
普通なら産めない年齢で生まれた自分、そしてその母は乳児院でボランティアをしているとなると
本当に私はお母さんの子供なんだろうか?とほんのわずかでも疑問を持たれるのが嫌なんです。
子供にも世間にも疑われる可能性のあることは一切したくないのです。

ツバメ号さんも卵子提供で母親になられたんですよね。
そのあたりどのように考えていらっしゃるのか、一度お伺いしたいと思っていました。
虐待防止とは主旨の違った内容になってしまったことをお許しください。

虐待防止のために、話し合われてきた事のリスト
ツバメ号 -- 2010年08月30日 10:21:57

  わたげさん、早速のご参加どうもありがとうございます。(いつも励ましていただきとても感謝してます(^^)。
皆様、気軽にご参加下さいませね♪

今まで虐待防止について交わされてきたテーマを簡単にまとめてみました。

1:大切な第一歩はご近所に心配りをすること。その方法は?

ご近所への配慮が間違いなく第一歩と思います。ちょっとした関心で多くのことが変わる。心配そうなお母さんにさりげなく声をかけることから、緊急時の通報まで。
 →どんな配慮が良いか、通報への勇気や誤報へのとまどいをどうするか、というテーマがあると思います。

2:もう一歩積極的にと思った時、どんなことができるか?

地域を見守るために、町内会で幼児の名簿作りと歳事プレゼントの活動を始めたというお話。一番の弱者がいながら偏見を受けやすい水商売の方達の支援策を考えるというお話などが出ています。
 →こちらはもう少しアイディアが探せそうな気がします。みんなで考えていきませんか。

3:行政の足りていない部分、そして陳情の方法。

「24時間の救急時通報センターが必要」というお話。児童相談所は「家庭の絆作り(再構築)の手伝い」が基本姿勢、では、緊急時の速動をどこに期待すべきか? 警察か、児童相談所の強化か、第三の組織か?と言うお話、助けられた子達のその後をどう見守るべきかというお話などが出ています。
 →もう少し意見交換と、陳情の方法を探って行けたら良さそうと思っております。

どうぞよろしくお願いいたします。

これからもがんばりましょう。
わたげ -- 2010年08月29日 20:26:49

  ツバメ号さん、具体的な案も含めてもう少し煮詰めていきたいですね。

大変な問題だからこそ、じっくりと
早急な対応が必要ですね。

 
  • ご利用に際してのルールとお願いを読む
  • 名前、ハンドルネーム、タイトル、投稿文には、半角カタカナ・半角記号を使用しないで下さい。
    正常に送信されない場合があります。
  • メールアドレスは必ず半角英数字をご使用下さい。
  • お名前、メールアドレスは掲載されません。

bc-community

babycomメンバーズ
コミュニティはこちらから