自然食で離乳
Part.1 離乳食に使えるナチュラルフード
監修:(故)花田美奈子先生(ナチュラルフード・プロデューサー)
赤ちゃんが5〜6か月頃になるとお乳だけではエネルギーやたんぱく質、鉄分、カルシウムなどが不足してきます。それと同時に消化・吸収の機能が発達するので、離乳食を始める時期でもあります。離乳食に使えるナチュラルフード
リブレフラワー(玄米全粒微粒粉末)
玄米をまるごと超微粒粉末にしたもの。玄米のもつ栄養素がそのまま生きているので、玄米を食べるのと同じ効果があります。胚芽にはビタミンB群、ビタミンK、ミネラルが豊富に含まれ、ぬかには良質のたんぱく質のほか、脂質、食物繊維、鉄分、リン、カリウムなどのミネラルも多く含まれています。白米はぬかも胚芽も精米して取り除いてしまうので、栄養的には玄米に劣ります。特に現代人がもっとも採りにくいビタミンやミネラルが豊富なので、離乳食としても利用したいですが、玄米そのものでは消化しにくいので、微粒粉末にしたリブレフラワーはとても便利です。キナコゲン(黒大豆全粒粉)
黒大豆の微量成分を破壊することなく高熱焙煎し、25ミクロンの超微粒粉末にしたもの。黒大豆に含まれる豊富なビタミン・ミネラルのほかイソフラボン、レシチン、サポニンなどが含まれています。豆乳やヨーグルトに混ぜて離乳食に。ハトミクロン(ハト麦全粒粉)
ハト麦の微量成分を破壊することなく高熱焙煎し、25ミクロンの超微粒粉末にしたもの。水で溶いてかるく煮て、ハトムギ粥にしたり、野菜スープのとろみに加えます。あずきーの(小豆全粒粉)
小豆の微量成分を破壊することなく高熱焙煎し、25ミクロンの超微粒粉末にしたもの。 熱湯で溶いて少しの甘みをつけて即席のお汁粉にしたり、餡にしてお菓子などにも利用できます。リブレクロレラ(クロレラと玄米の微粒粉末)
必須アミノ酸、各種のビタミン・ミネラル、葉緑素を豊富に含むクロレラと玄米の超微粒粉末(リブレフラワー)をミックスしたもの。青臭さがなく、さわやかな青汁として、またスープなどに加えてバランスのとれた離乳食になります。玄米クリーム
無農薬有機栽培の玄米を裏ごししてなめらかなクリーム状にしたもの。消化・吸収がよく、温めても、冷たいままでも食べられます。プレーンのほかに、かぼちゃ、にんじん、小松菜などがあります。玄米粥(レトルトパック)
作りたての玄米粥をそのままレトルトパックにした便利なもの。玄米にあずきやかぼちゃを加えたものや、玄米に5種類の雑穀を加えたものなどがあります。発育に応じて裏ごししたり、野菜類を加えたりしても利用できます。テンぺ(大豆発酵食品)
テンぺはインドネシア原産の大豆発酵食品。茹でた大豆を発酵させて板状に固めたものです。消化がよく、豊富なたんぱく質、カルシウムを含む栄養的にも優れた食品なので、離乳食としても最適です。ぽん菓子
米と砂糖を入れて高熱高圧でデンプンを糊化させ、 急激な気圧変化により独特の膨らみを出したもの。合わせて読みたい!
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