★第37回 卵子提供でママ&パパになった方のおしゃべり会in東京 2023年10月7日(土)
★第38回 卵子提供でママ&パパになった方のおしゃべり会in京都 2023年12月3日(日)
★babycom 高齢出産という選択 TOP
野田聖子さんが
卵子提供で妊娠したそうです
49歳だそうです・・・・・・
- いまさらですが・・・。 - 山びこ - 2010年11月28日 01:25:47
- 幸せをお祈りします - しゃぴろ - 2010年10月12日 19:57:13
- お礼と、少し情報 - マヨネーズ - 2010年10月10日 14:24:57
- 付記 - ツバメ号 - 2010年10月 8日 22:32:12
- 論点を確かにすると、安全と思うんです - ツバメ号 - 2010年10月 8日 18:54:48
- そろそろお開きにしては・・・ - 虎女房 - 2010年10月 8日 14:23:47
- エージェントについて - 山びこ - 2010年10月 8日 02:17:10
- PTSD 対 PTSDの危険 - ツバメ号 - 2010年10月 8日 01:05:46
- umiさん、モネさん、ありがとうございます。そして皆さんへ。 - 匿名 - 2010年10月 7日 19:11:46
- 応援してますね - しゃぴろ - 2010年10月 7日 18:32:56
- しゃぴろさんへ - あずき - 2010年10月 7日 15:56:55
- 匿子さん、その通りですね・・・ - 匿名 - 2010年10月 7日 11:55:11
- 無題 - モネ - 2010年10月 7日 11:06:57
- 匿名さん、もう止めましょう。 - 匿子 - 2010年10月 7日 01:00:00
- メッセージありがとうございました - umi - 2010年10月 6日 23:47:43
- ごめんなさい、そして - 匿名 - 2010年10月 6日 22:45:23
- しつこくてごめんなさい - 匿名 - 2010年10月 6日 08:37:13
- 会う会わないは別ではないでしょうか - しゃぴろ - 2010年10月 6日 00:52:09
- 色々ご指名下さった方々へ - レシピエント - 2010年10月 5日 22:06:55
- umiさんへ - 匿名 - 2010年10月 5日 18:12:59
- 匿子さんへ - とも - 2010年10月 5日 15:31:25
- 日本での、精子提供と卵子提供 - 匿名 - 2010年10月 5日 02:27:39
- 隠し通すことは不可能では - umi - 2010年10月 4日 23:59:56
- 野田議員の言動について - 匿子 - 2010年10月 4日 23:47:00
- すみません - あずき - 2010年10月 4日 23:07:08
- 充分わかっていますよ。 - あずき - 2010年10月 4日 22:38:10
- 母の件について、そして、日本産科婦人科学会 - 匿名 - 2010年10月 4日 18:56:51
- みゆさんへ(野田さんへも) - とも - 2010年10月 4日 18:01:40
- 真のミカタは誰? - あずき - 2010年10月 4日 13:27:03
- いけさんへ - まきめ - 2010年10月 4日 13:03:11
- Re:子どもが一番の当事者 - 匿名 - 2010年10月 4日 09:03:27
- コンセンサスを築いていくために - しゃぴろ - 2010年10月 4日 02:49:24
- 卵子提供当事者の親子の方達へのご提案 追伸です - 匿名 - 2010年10月 4日 00:24:41
- Re:親の姿勢 - 匿名 - 2010年10月 3日 23:31:56
- 親の姿勢 - 匿名 - 2010年10月 3日 17:14:50
- 子どもが一番の当事者 - いけ - 2010年10月 3日 16:43:14
- あらゆる形の家族のための「受胎告知」の絵 - 匿名 - 2010年10月 3日 12:54:10
- レシピエントさんへ - マカロニ - 2010年10月 3日 12:38:39
- 色々お返事です - よーちゃん - 2010年10月 3日 00:40:25
- 最後にします - レシピエント - 2010年10月 2日 20:36:54
- 夫婦の愛の結実 - しゃぴろ - 2010年10月 2日 12:52:37
- あなたの書き込みで、誰かが流産しているかもしれない - 匿名 - 2010年10月 2日 06:10:29
- よーちゃんさんへ - さゆり - 2010年10月 1日 23:48:41
- メッセージを下さった匿名さんへ - いくら - 2010年10月 1日 22:49:55
- 仕事を持つ母親 - みゆ - 2010年10月 1日 19:13:23
- 法整備 生殖医学会の提言など - マヨネーズ - 2010年10月 1日 16:44:17
- 生命倫理に関する問題の解決 - mofmof - 2010年10月 1日 15:17:40
- 里親制度と施設の充実を - 私も匿名でごめんなさい - 2010年10月 1日 14:03:16
- ??? - 匿名 - 2010年10月 1日 08:33:11
- しつこくてごめんなさい - 匿名になってしまいますが - 2010年10月 1日 06:30:34
- いくらさんへ 追伸です - 匿名 - 2010年10月 1日 05:29:56
- 卵子提供・私が救われた本です - よーちゃん - 2010年10月 1日 02:11:52
- Re:多様性を認める - 匿名 - 2010年09月30日 20:13:05
- 法の整備と個人の主義とアイディンティティクランシス - 特命tokumei - 2010年09月30日 19:20:25
- 多様性を認める - いくら - 2010年09月30日 16:58:17
- 徳さんへ お返事ありがとうございます。そして花子さんへ - ツバメ号 - 2010年09月30日 11:08:04
- ルーツだけでしょうか - 花子 - 2010年09月30日 09:30:21
- 子ども時代の体験から - 葉子 - 2010年09月30日 06:45:09
- しゃぴろさんへ - ことは - 2010年09月30日 00:34:23
- 日本受精着床学会・倫理委員会の見解 - ぱきらん - 2010年09月29日 23:10:25
- 現実の地平で - しゃぴろ - 2010年09月29日 19:05:29
- 4つの立場 - 匿名 - 2010年09月29日 17:27:11
- ツバメ号さんへ、そして「厚生審議会の生殖補助医療部会議事録」について - 徳 - 2010年09月29日 16:24:21
- 渡航組です - momo - 2010年09月29日 15:21:09
- 不妊カウンセラー - 匿名 - 2010年09月29日 12:14:40
- CKさんの投稿 - ロック - 2010年09月29日 10:43:05
- 問題が混同されているようです - 花子 - 2010年09月29日 10:21:54
- ckさんの投稿を読んで・・・ - 今回は匿名で。 - 2010年09月29日 01:42:52
- 歩み寄りたい - tea - 2010年09月29日 00:11:11
- NICUで消える命 - 匿名 - 2010年09月28日 17:11:53
- ckさん - レシピエント - 2010年09月28日 11:28:21
- 長文にて失礼します。 - ck - 2010年09月28日 10:17:18
- やはり反対の立場です - 匿名になってしまいますが - 2010年09月28日 06:34:57
- 血の繋がり - 今回は匿名で。 - 2010年09月28日 02:10:02
- いいお母さんは、どんな状況下でもいいお母さんでしょう - 花子 - 2010年09月27日 22:30:29
- PSで出現してごめんなさい - ツバメ号 - 2010年09月27日 17:38:44
- 弱者をつくらないために - 花子 - 2010年09月27日 10:27:15
- おはようございます。 - いくら - 2010年09月27日 09:18:54
- 血のつながり - 匿名 - 2010年09月27日 01:22:12
- 卵子提供は罪なこと? 最大の問題とは - umi - 2010年09月26日 11:28:57
- 最後にもう一度お願いです - ツバメ号 - 2010年09月26日 11:14:21
- ご心配かけてすいません JISARTメンバーに救っていただいた私 - ツバメ号 - 2010年09月26日 01:27:15
- ルーツ探し - 別の意味の当事者 - 2010年09月26日 00:54:28
- くもさんへ - アクエリアン - 2010年09月25日 23:27:28
- 「生まれて良かった」と思える社会(再度すみません) - 山びこ - 2010年09月25日 22:45:02
- 野田聖子さん(敬愛を持って)へ - 惠子 - 2010年09月25日 15:38:59
- 愛情の問題ではない、幸不幸の問題でもない - しゃぴろ - 2010年09月25日 11:23:46
- ひとつだけお願いがあります - すずらん - 2010年09月25日 07:01:16
- ツバメ号様 - 匿名になってしまいますが - 2010年09月25日 05:38:13
- なぜAIDは? - くも - 2010年09月25日 03:12:26
- 卵子提供の話ではありませんが - パウル - 2010年09月25日 01:44:44
- ツバメ号さんへ - ロック - 2010年09月24日 23:11:59
- ツバメ号さん 大丈夫ですか? - マヨネーズ - 2010年09月24日 23:00:32
- どうしたらいいんだろう - ツバメ号 - 2010年09月24日 19:50:15
- 「未来からやって来ました」 - ck - 2010年09月24日 10:59:58
- ルーツやアイデンティティについて考えていること - ツバメ号 - 2010年09月23日 21:40:01
- このスレで卵子提供の賛否を議論する理由 - ラダック - 2010年09月23日 09:55:09
- 野田様 - 匿名になってしまいますが - 2010年09月23日 08:19:47
- お互いに真摯に語りましょう - 徳 - 2010年09月23日 02:15:12
- しをりさんへ - マンゴぷりん - 2010年09月23日 01:25:40
- 心穏やかに・・ - モネ - 2010年09月22日 18:31:25
- 本能×理性×科学頭脳 - アリエッティ - 2010年09月22日 11:46:45
- 匿名さんへ - マンゴぷりん - 2010年09月22日 00:50:16
- AID児の記事を少しみました。 - いくら - 2010年09月21日 22:41:13
- 年齢で何かを区切るべきなのか - しゃぴろ - 2010年09月21日 22:18:01
- 「母になりたい心は美しい」と「倫理やモラルをはずれている」が、睨み合っていても - ツバメ号 - 2010年09月21日 20:45:00
- マンゴぷりん様 - しをり - 2010年09月21日 20:36:04
- マンゴぷりんさんへ - 匿名 - 2010年09月21日 11:06:54
- 辛口花子さんへ - 山びこ - 2010年09月21日 00:55:12
- 卵子提供は背水の陣 - マンゴぷりん - 2010年09月21日 00:06:15
- 批判ではなく異論です。 - つぐみ - 2010年09月20日 22:47:46
- 野田聖子様にお願いしたいことが・・・ - ここは匿名で - 2010年09月20日 20:24:16
- 現状は・・・。 - Kamo - 2010年09月20日 06:58:17
- マンゴぷりんさんへ、すいません - ツバメ号 - 2010年09月20日 02:56:03
- 批判的な意見を書いた理由について - しをり - 2010年09月20日 00:41:28
- 再度になりますが - ツバメ号 - 2010年09月20日 00:07:29
- なにも整っていない日本 - 山びこ - 2010年09月20日 00:01:25
- 子どもや社会への説明責任を - sumomo - 2010年09月19日 23:05:01
- すでに妊娠されているのですよ?! - 辛口花子 - 2010年09月19日 21:43:19
- 野田様にではなく - 匿名でごめんなさい - 2010年09月19日 12:28:36
- いい加減にしたら? - マンゴぷりん - 2010年09月19日 11:59:14
- 2度目の投稿です - しん - 2010年09月18日 23:07:58
- 匿名スレ立てへの疑問 - ツバメ号 - 2010年09月18日 10:36:27
- アイデンティティ・クライシス - ツバメ号 - 2010年09月18日 09:42:51
- ドナーへの気持ち と 子供が強いられるリスク - ツバメ号 - 2010年09月18日 01:17:37
- 批判を書かなった理由&書いた理由 - くりむと - 2010年09月18日 00:55:59
- 心の闇 - いくら - 2010年09月17日 22:33:44
- 産みの親より育ての親 - いくら - 2010年09月17日 21:02:15
- 再レスです - レシピエント - 2010年09月17日 20:06:16
- お互い、少し危険になっています - 今回は匿名 - 2010年09月17日 19:15:38
- 匿名☆さんの意見に賛成 - 匿名 - 2010年09月17日 18:55:39
- 複雑化する社会ー娘との会話より - 特命tokumei - 2010年09月17日 17:52:22
- 匿名☆さんへ - 私もtokumeiですが - 2010年09月17日 16:30:47
- 貴重な発言だと思います。 - 山びこ - 2010年09月17日 13:27:42
- 採卵するということ - ここは匿名で - 2010年09月17日 09:14:56
- Re里親登録 - ツバメ号 - 2010年09月17日 01:13:18
- 試験管ベビー - 辛口花子 - 2010年09月17日 00:07:01
- ことはさん… - しゃぴろ - 2010年09月16日 20:43:04
- 悲しいですね - 匿名☆ - 2010年09月16日 18:30:18
- 野田さん!未久さん! - なれなれしくも - 2010年09月16日 18:15:03
- 善意??? - 匿名 - 2010年09月16日 14:32:56
- 里親登録、「母親の資格」 - しゃぴろ - 2010年09月16日 13:00:03
- 言葉が間違ってますね。 - モリー - 2010年09月15日 23:23:58
- 訂正です - ツバメ号 - 2010年09月15日 15:27:57
- 子供を育てるもの - 今回は匿名 - 2010年09月15日 11:54:51
- 疲れました。 - ことは - 2010年09月15日 11:07:31
- 私は中途半端おばさん - ツバメ号 - 2010年09月15日 10:59:44
- 本当の母親って・・ - 日本恋しい・・ - 2010年09月15日 06:19:27
- 里親登録の件で質問です - ツバメ号 - 2010年09月15日 00:34:40
- ドナーの自発性 - マヨネーズ - 2010年09月14日 21:49:28
- 野田さん、ご懐妊おめでとうございます。 - つんでれ猫 - 2010年09月14日 21:46:33
- 不自然から自然への回帰 - レシピエント - 2010年09月14日 19:45:10
- 論点がずれてるような・・ - パウル - 2010年09月14日 18:22:28
- あまり卵子提供の事を知らないような。。 - モリー - 2010年09月14日 15:59:06
- 曇りなき眼で - マヨネーズ - 2010年09月14日 14:58:23
- 善意があると思います - ツバメ号 - 2010年09月14日 14:18:21
- 超高齢出産の友人 - パウ - 2010年09月14日 13:36:11
- Re多様性 - ツバメ号 - 2010年09月14日 12:26:08
- 圧倒的に支持します! - 未久 - 2010年09月14日 09:16:58
- 善意? - パウル - 2010年09月14日 00:43:08
- 多様性 - しゃぴろ - 2010年09月13日 20:58:18
- エゴじゃないです。 - モリー - 2010年09月13日 15:23:27
- お互いに批判は自由ですが・・・ - こと - 2010年09月13日 13:53:43
- 少し先輩 - りんご - 2010年09月13日 12:53:45
- 矛盾してません? - ひなげし - 2010年09月13日 11:11:32
- 匿名さんに同感 「日本人の嫌なところ」 - ミンミン - 2010年09月13日 06:41:06
- 客観的に - 匿名☆ - 2010年09月13日 00:24:54
- 追記の追記 - ツバメ号 - 2010年09月12日 22:30:43
- 追記 - ツバメ号 - 2010年09月12日 12:00:21
- 高齢父の場合 - ツバメ号 - 2010年09月12日 10:13:59
- 私はもう一つのタイプです - ツバメ号 - 2010年09月12日 01:08:27
- 日本のいやな部分 - 匿名 - 2010年09月11日 18:24:37
- あるべき提供のシステムとは・・・ - しゃぴろ - 2010年09月10日 18:54:52
- NICU - 今回は匿名 - 2010年09月10日 13:03:40
- しゃびろさんに同意 - るるるのうた - 2010年09月10日 10:58:43
- オープンな社会を望みます - しゃぴろ - 2010年09月 9日 19:00:59
- 今後をみつめます - マヨネーズ - 2010年09月 9日 17:04:14
- 精子提供による異母兄弟(アメリカ) - ラニカイ - 2010年09月 9日 05:22:33
- かあさん希望さんの言葉にほっとしました - kotoha - 2010年09月 9日 01:05:13
- 女の敵は女なのか? - かぁさん希望 - 2010年09月 7日 20:25:02
- 生まれてくる子の知る権利を - しゃぴろ - 2010年09月 7日 19:31:55
- やはり能天気だと思います - 匿子 - 2010年09月 7日 16:16:27
- ドナー選択 - らん蘭 - 2010年09月 7日 15:09:29
- 横気味ですが気になったので。 - 匿名(2度目です。) - 2010年09月 6日 11:54:57
- 銀杏さん(横レスです) - sumomo - 2010年09月 6日 10:15:40
- ありがとうございます - 銀杏 - 2010年09月 5日 23:30:48
- 卵子提供の議論は重要 - umi - 2010年09月 5日 23:04:38
- 銀杏さんへ(遺伝子検査の将来について) - くりむと - 2010年09月 5日 17:01:20
- さあ「正義」について話そう?? - 明里 - 2010年09月 5日 15:21:56
- 大野事件 - フクラ - 2010年09月 5日 07:49:01
- 祝福します - モネ - 2010年09月 5日 07:13:27
- 経験者として(長文です) - 銀杏 - 2010年09月 5日 01:56:23
- 親になるということ。 - ゆうこ - 2010年09月 5日 00:59:53
- 苦言や批判を封じるのは責任の放棄 - くりむと - 2010年09月 4日 22:03:19
- 治療を辞めようと思いました。 - もんち - 2010年09月 4日 21:28:15
- 出自の半分が分らないこと - sumomo - 2010年09月 4日 20:14:30
- 幸せは自分の心が決める。 - つばき姫 - 2010年09月 4日 15:21:33
- 応援しています! - ゆきだるま - 2010年09月 4日 14:06:07
- 子供の気持ちは・・・ - かぼす - 2010年09月 4日 09:19:33
- 一緒にがんまりましょう! - マンゴぷりん - 2010年09月 4日 01:05:19
- もう - rei - 2010年09月 3日 23:57:33
- ckさんのトビを見て感じた事 - 今回は匿名で - 2010年09月 3日 17:34:35
- 返信します。 - ck - 2010年09月 3日 15:49:13
- う〜ん、難しいですね。 - りーこ - 2010年09月 3日 15:05:39
- 幸せのかたち - メリル - 2010年09月 3日 15:00:31
- それぞれ考え方が違います。 - Kamo - 2010年09月 3日 14:57:19
- 横レスですが - 匿名 - 2010年09月 3日 14:16:03
- 自分のルーツについて - 洋なし - 2010年09月 3日 12:43:28
- 政治家さんだからこそ伝えたいこと - くりむと - 2010年09月 3日 12:28:00
- 提供の事実 - 未来 - 2010年09月 3日 12:16:52
- おめでとうございます。 - たーまん - 2010年09月 3日 10:32:06
- ckさんにお聞きしたいのですが・・・ - umi - 2010年09月 2日 23:44:19
- でもルーツは知りたい。 - 匿名 - 2010年09月 2日 20:03:22
- 辛口花子さん、ひまわりさん、ありがとう! - ぷぷっち - 2010年09月 2日 16:17:29
- 応援していきたいです。 - パフパフ - 2010年09月 2日 16:16:20
- 年齢と血の繋がり - ちろ - 2010年09月 2日 15:58:33
- 出生 - ミンミン - 2010年09月 2日 13:22:13
- お子さんの健やかな成長を祈っています - とくめいじん - 2010年09月 2日 13:12:58
- どんな形でも親子は親子。 - ひまわり - 2010年09月 2日 12:28:42
- ご理解お願いします。 - kobuta - 2010年09月 2日 10:51:29
- 何が幸せか・・は本人が決めること - 福岡県人 - 2010年09月 2日 00:52:32
- 私は祝福します - 辛口花子 - 2010年09月 1日 23:11:38
- おめでとうございます。 - 匿名 - 2010年09月 1日 16:54:25
- 野田さんのご家族に感謝してます。 - ajisai - 2010年09月 1日 12:42:15
- 土星さんと同じく - ショコラ - 2010年09月 1日 12:11:30
- ぱぱんださんに同感です。 - 土星☆ - 2010年09月 1日 09:11:52
- おめでとうございます! - うれしい - 2010年09月 1日 03:23:25
- なんといったらいいのか - りえ - 2010年09月 1日 00:43:44
- 怖い… - tokumei♪ - 2010年09月 1日 00:24:02
- おめでとうございます! - ハグハグ - 2010年08月31日 22:52:32
- 卵子を提供する側にも思いを馳せる - ここは匿名で - 2010年08月31日 19:52:08
- のーてんき - れーたん - 2010年08月31日 19:44:43
- 卵子提供のジャッジには時期尚早 - 高齢ちゃん - 2010年08月31日 19:10:44
- 私も複雑な気持ちになりました。 - しをり - 2010年08月31日 16:27:30
- おめでとうございます。 - 匿名です。 - 2010年08月31日 15:17:20
- とても複雑な気持でいます - しん - 2010年08月31日 14:55:26
- 転載致します。 - ck - 2010年08月31日 14:38:12
- びっくりしました〜 - ピーナッツバター - 2010年08月31日 12:55:07
- 日本社会の転換期? - 文吉 - 2010年08月31日 12:17:24
- 応援します! - カフェオレ - 2010年08月31日 11:35:43
- 違和感・・・の匿名さんへ - ぱぱんだ - 2010年08月31日 10:49:58
- 同じく - 今回は匿名で・・・ - 2010年08月31日 10:26:17
- 時代の先駆者 - ミンミン - 2010年08月31日 07:58:24
- 外野の意見は気にせず - のの - 2010年08月31日 07:41:02
- おめでとうございます。 - 玄米茶 - 2010年08月30日 23:58:18
- 私は複雑です・・。 - sumomo - 2010年08月30日 23:41:49
- 不可解・・・ - 匿名 - 2010年08月30日 17:54:25
- こころから、おめでとうございます。 - ふわふわ - 2010年08月30日 15:43:18
- 野田聖子さん、ありがとう! - 高齢ちゃん - 2010年08月30日 14:31:02
- 野田聖子さんの報道について・・ - 土星☆ - 2010年08月29日 19:28:14
- 私も... - ミチル - 2010年08月29日 14:27:02
- 経験者として・・・ - Kamo - 2010年08月29日 06:57:02
- 一人の高齢妊婦として案じたい - 福岡県人 - 2010年08月29日 00:21:29
- おめでとうございます! - 匿名ですみません。 - 2010年08月28日 22:18:26
- 感激しました。 - いちじく - 2010年08月28日 20:42:48
- 心から・・・心から、おめでとうございます。 - sakura** - 2010年08月28日 19:51:04
- 野田さん、おめでとうございます - rinrin - 2010年08月28日 17:59:53
- 野田さん、いつか夫婦別姓の件もお願いします - ひまわり - 2010年08月28日 15:58:55
- 体を大事に絶対にこの世に送り出してほしい - わたげ - 2010年08月28日 15:33:00
- 野田聖子様へ - サンス - 2010年08月28日 15:19:33
- 二人で分かつ意味 - いちばん星 - 2010年08月28日 11:20:37
- 野田聖子さんへお願い - ランラン - 2010年08月28日 03:33:09
- 御礼 - バジル - 2010年08月28日 02:19:54
- おめでとうございます。 - イエローモンキー - 2010年08月28日 01:58:10
- 気持ちの良い方 - サトイモ - 2010年08月28日 01:33:13
- 野田さんの公表は正解です - asako - 2010年08月27日 23:42:18
- 複雑です。 - 夕焼け空 - 2010年08月27日 22:48:37
- 野田さん、応援しています - こはな - 2010年08月27日 22:24:08
- バジルさんの意見に一部賛同 - フクラ - 2010年08月27日 18:52:36
- ありがとうございます。 - 野田聖子 - 2010年08月27日 18:27:00
- 野田聖子さん、応援しています! - ひばり - 2010年08月27日 17:43:48
- 祝福と感想 - バジル - 2010年08月27日 17:20:41
- 野田聖子さん!素晴らしいです。(涙涙・・・) - 土星☆ - 2010年08月27日 14:18:41
- 野田聖子さん、おめでとうございます。 - シマネコ - 2010年08月27日 14:11:38
- 野田さん、おめでとう!!! - はる - 2010年08月27日 13:42:31
- おめでとうござい、ます。 - うーたん - 2010年08月27日 13:26:39
- すばらしい!! - にんに - 2010年08月27日 13:08:25
- 同い年です! - ワンリーフ - 2010年08月27日 12:58:48
- 応援しています - tomo - 2010年08月27日 12:08:59
- 野田さん!応援してます。 - mimi - 2010年08月27日 11:00:10
- 野田聖子様 - るんる - 2010年08月27日 10:57:11
- 野田聖子さま - りお☆ - 2010年08月27日 10:39:23
- これから・・・。 - 待機中 - 2010年08月27日 10:38:19
- うらやましいです - Mayu - 2010年08月27日 10:12:09
- マスコミが騒いでいますが - ゆめ - 2010年08月27日 09:44:06
- おめでとうございます! - ヨッシー - 2010年08月27日 09:17:57
- 野田さん、おめでとうございます! - ミチル - 2010年08月27日 09:12:34
- がんばってください - ベーグル - 2010年08月27日 09:04:09
- 野田聖子さんへ - 葉子 - 2010年08月27日 06:35:11
- 野田聖子さんへ - かぜ - 2010年08月27日 06:26:56
- おめでとうございます! - ヌック - 2010年08月27日 05:35:00
- 野田聖子さんへ - evian - 2010年08月27日 04:55:25
- 複雑な誕生日の一日 - yumemama - 2010年08月27日 02:31:43
- 応援しています - みずたま - 2010年08月27日 02:08:45
- 野田さん、おめでとうございます! - ローズ - 2010年08月27日 02:08:43
- アメリカから応援してます!! - ルカ - 2010年08月27日 02:00:45
- 野田聖子さんへ - モカ - 2010年08月27日 01:58:49
- 野田さんへ、私も今年50歳で出産しましたよ♪ - アリス - 2010年08月27日 01:49:59
- 野田聖子さんへ おめでとうございます!! - よーちゃん - 2010年08月27日 00:27:05
- 野田聖子様 応援しております - マロニー坊や - 2010年08月27日 00:02:06
- おめでとうございます。 - りら - 2010年08月27日 00:01:47
- 聖子さん!応援しています。 - みわ - 2010年08月27日 00:01:32
- 人は人 - momoka - 2010年08月26日 23:23:25
- 感動しました! - むらさき - 2010年08月26日 23:09:00
- おめでとうございます! - さつき - 2010年08月26日 22:52:11
- 心より応援しております。 - kokoro - 2010年08月26日 22:04:39
- 野田聖子さんへ - こんぺいとう - 2010年08月26日 22:01:16
- すごい!! - nyankoberger - 2010年08月26日 20:27:08
- 素直におめでとう - ことは - 2010年08月26日 20:25:55
- 本人です。 - 野田聖子 - 2010年08月26日 18:17:08
- 複雑・・・ - リンカ - 2010年08月26日 17:04:58
- 50歳ママ - 桔梗 - 2010年08月26日 16:20:23
- 複雑な気持ち・・・ - とみたん - 2010年08月26日 16:04:09
- 50歳ママは珍しいけど、可能です - 匿名 - 2010年08月26日 16:02:16
- 初産で大丈夫なのですか? - まだまだビョン - 2010年08月26日 15:50:59
- 本当にうれしいです。 - わたげ - 2010年08月26日 15:24:05
- 50歳ママは珍しいけど、可能・・・じゃないと思います - ろん - 2010年08月26日 14:01:00
- 嬉しいですよね - mikan - 2010年08月26日 13:59:12
- 嬉しいです。 - 麦 - 2010年08月26日 12:14:17
- 嬉しいです。 - モカ - 2010年08月26日 11:26:05
マヨネーズさん、
おっしゃるとおり、法整備の必要性はおそらく関わっている業界(官庁、医療双方とも)においてこそ、強く意識されているのではないかと思います。
コンセンサスができていない(ある意味、識者間、業界内においてすら)、ということがなかなか法整備にいたらない理由とされますが、今回の野田さんの決断で、そうとばかりは言っていられないのだ、という認識が進んでいくとよいですね。
精子提供の匿名性はそもそも、提供者・被提供者のプライバシー保護という観点のみならず、(戦後、深い意味合いをもって進められてきた)優生思想を否定する見地からの、広い意味での子に対する福祉であり、「命」に対する姿勢表明でもあったと理解しています。
そしてその理念は、今も、そして未来も、一定の理をもっていると感じます。
よって、かつてにおいても盲目的・刹那的に行われてきたわけではなく、そのときそのときで、社会にとって最善と思われる道を選んできたのであり、今も昔もよりよき制度に向けて前進を続けてきたのだ、ということは強調されてしかるべきかと思います。
しかしながらなにぶん新しい技術であったために、子どもの人権に対する時代的な認識の状況もあり、一言で言えば目配りが不足していた、ということかもしれません。
AIDにより生を受けた方からの、当事者としての声が届いてきたことで、さらによりよい制度へと変えていく契機が育まれてきたということでしょう。
ここは人により意見の分かれるところかもしれませんが、当事者の方からの声がたとえ否定的な見解であったにしても、それは決して技術自体の非人間性を証明するものではなく、技術を使う「あり方」についての問題提起であり、私たちはその声を真摯に受け止め、よりよい制度にしていくこと(そしてその意味の本質を皆で共有していくこと)が、声をあげた当事者の方々への責務である、と理解しています。
制度設計においては、匿名性が正しいと考えた理念の本質が見失われることなく、同時に、生まれた子の知る権利を保障できる提供のあり方が十分に考慮され、同時に、各当事者(提供する側、される側、生まれる側)それぞれの立場(プライバシー)に対する最大の配慮がなされる、という方向性へと進むことを、一市民として願っています。
いくつかの提言で、マヨネーズさんのおっしゃったように、AIDによって表出してきた問題が解決されない限り、卵子提供の法整備を語ることは難しい、という見解を見ました。
過渡期において様々な見解が分かれるのは自然なことであり、その中で今も個人個人の生が営まれていることを思えば、制度化が簡単に進まないのはむしろ当然だと思います(制度ありきで、個人の生が侵害されることは何よりも慎まねばならないでしょう)。
しかしながら、私個人は別の印象も受けていて、AIDは歴史の長い分、単独ではなかなかほどききれない糸の絡まりがあるけれども、はからずも卵子提供の推進(しようとする力)が一つの新しい力となって私たちの認識や意識を変革していく契機となり、その相乗効果としてAIDにおいても新たなる地平が開かれていくのではないか、というように思ったりするのですが、いかがでしょう。
かかわる様々な立場の方によってよりよい未来についての議論がなされ、そして社会全体の中で、提供医療が特別な領域のことではなく一般の日常生活の延長上にあるという理解が進み、そして多様な生が真に認められる社会が皆にとって生きやすい社会なのだという認識が定着していくことを願っています。
マヨネーズさんのご投稿はいつも多くの情報に裏打ちされていて、大変勉強になりました。
マヨネーズさんが、ご自身のこれから進む道にご納得のいく結論が出ることを、心からお祈りしています。
すっかり秋らしくなりましたね。
最後にきてAIDのことがいくつか投稿されていました。
中はちょっと「?」と思うものもあったので、情報として少しだけ書き残させてください。
●AIDの子は「毎日1人」→日本の2008年(最新データ)はAIDでの妊娠184件、分娩数78件、出生児数76人、妊娠後経過不明が69件です。
●精子と卵子での取り扱いの違う国 →たとえばドイツ・スイス・ノルウェーは精子○で卵子×、オーストリアは非配偶者間人工授精○だけど体外受精では精子卵子ともに×、ちなみにイタリア・トルコ・エジプトは提供すべて×です
●日本産科婦人科学会は1997年に『非配偶者間人工授精に関する見解』を出し
2006年にはその内容(解説部分)を大きく変更しています。
まず、随所に「生まれて来る子の福祉を考えて」という文言が入りました。
提供者の匿名性の記述も、以前は「提供者は匿名にされる」でしたが「〈クライエントに対し〉匿名とされる」に変更。同様に診療録・同意書の保存は「〈長期間の子どもの福祉に関係する可能性がある〉本法の特殊性を考慮し、より長期の保存が望ましい」と〈 〉内が加わっています。
生まれた人に対しては開示の可能性がありますよ、という含みのある見解になったと私は受け止めています。
ただ、診療録(カルテ)や同意書は、原則本人にしか開示できません。「生まれた人」に対し、医師がドナーさん情報を開示してよいとする法的根拠がありません。先生方にできるのは、ドナーさんやご夫婦に「将来開示があり得る」というインフォームド・コンセントをとったうえで提供を実施すること、書類を長期保管しておくこと、家族のケアを担うこと、そして「生まれた人に情報を開示してよい」という法ができるのを待つこと…くらいでしょう。このジレンマは日産婦の先生方であれJISARTの先生方であれ、また精子でも卵子でも同じだと思います。
私見ですが、日産婦は、AIDによって表出してきたこれらの問題が解決されない以上、卵子提供を積極的に解禁するわけにいかないのかもしれません。精子卵子、受精卵の提供は民法等(親子関係)も深くかかわるし、ネットを利用した個人の精子配布に学会は無力です。やはりもうステージは立法府でしょうか。
最後になりますが私たち夫婦は精子提供がほぼ必然で、一時期は本当に思い詰めました。
本や資料を読みあさり講演も聞き、提供にはたくさんの問題があることに気づきました。
とりわけ衝撃だったのがAIDで生まれた人たちの話で、学会の変化もこうした人たちの声によるところが大だと思います。私は、先輩ご夫婦や生まれた人たちの声を聞ける時期に恵まれてよかったと思っています。このスレもまた大変勉強になりました。感謝申し上げます。
そのうち、精子提供で親になったご夫婦の経験や告知の例も出てくると思います。近い将来は卵子提供で生まれた方たちの声も届いてくることでしょう。かかわるすべての人と、問題解決に向けた取り組みができれば良いな…と願っています。
なるべく論点が混乱しないように、現状の法やガイドラインを調べてみよう。
と、そう思いながら調査していたのですが、
現状のAIDの問題は、「えっまだ完全匿名性で普通に行われているんだ!」
と驚き、危機感を持ちました。
こんばんは。大変に大変に失礼いたしました。
私にとっては、話す内容ではなく、事故が起きない事が最大関心事なんです。
そのためには、
1:認識と感情を分ける
「アイデンティティクライシスはある」「対策をどうするか」というのは、
認識を交わす事で有益です。
「子どもを愛している」「親や社会にやる方のない憤懣をもつ」というのは、
感情なので、ぶつけ合うと危険です。
2:制度と個人の問題を分ける
日本には先端生殖医療についての法が、そもそも無い。
そして、それに準ずる産科婦人科学会のガイドラインは、矛盾点があり整備を先送り。
この状態で、病気等で、妊娠可能年齢でそれが不可能になった人が、海外に行って卵子提供を受けるのは、かなり常識的な行為である。
しかし、野田女史が49歳で政治家の立場でそれを行ったのは別問題。
3:相手を追いつめすぎない
ここでは、相手や読む人が、体調や精神が不安定な場合もあるので、十分配慮しながら語り合う。
というのが良いのではないかと思っております。
すいませんでした。
なんだか嫌だなぁと思います。
新しいスレをたてるとか
チャットするとか
したほうがいいように思います。
わたしたちがどうこう言っても
確実に野田さんのお腹の中でBabyが育っています。
出産後、そのBabyを育てるのは野田さんです。
Babyは生れ落ちた時から日本の文化風習慣習に晒されて生活します。
Babyが成長し、多感な時期を過ぎ、本当に生まれてきて良かった。
Baby自身がそう思ってくれたなら
そう思う子育てを野田さんがなさったら、
それでいいじゃないですか。
ひとつ、新たな視点から問題提起してもよいでしょうか。
もし、日本国内で卵子提供の法整備が進んだとしても、
時間がかかるでしょうし、制限が海外に比べて多いことが予想できます。結局、今後も海外での施術は増えていくと思うのです。
現在は、その国の法律や費用、ドナーさんの人種の関係で、少数の
国に限られていますが、今後、中国や韓国でも可能ということになれば、海外組はさらに増えるのではないでしょうか。
そうなった場合、出自の確保、という点で問われるのはエージェントの質だと思うのですが、どうなのでしょうか。
卵子提供を受けたお子さんが大きくなり、自分の出自を詳しく知りたい、と思ったとき、ご両親の手元にある資料以上のことを追跡するには、エージェント頼りになると思うのですが、実態はどうなのでしょう。そして、そのエージェントはドナーさんのバックグラウンドを、実際にクライアントの方に渡す資料の他に、どこまで調査・把握・ファイルしているのでしょうか。
そのエージェントを通して生まれたお子さん達がルーツ探しの旅に出る十数年後まで見据えて調査・管理されているのでしょうか。
部外者が余計なお世話!!とお叱りをうけそうですが、日本国内でどのように法整備が進んだとしても、日本の法律が及ばないことですから、どうしても心配になってしまいます。
以前、別々に養女に出された一卵性双子さんが自分達のルーツ探しの旅に出る本(米国内での話です)を読みましたが、「もっと知りたい」と思ったときにはエージェントが解散しており、追跡は困難を極めた事情が書かれていました。結局、彼女達の血縁のご両親は他界されていましたが、苦労して探し当てた親族の方の話を聞いたり、写真を見るだけで充分満足なさったように感じました。(その親族の方は、「最初で最後」という条件で渋々会ったそうです。)。実際に会えるか、会えないか、というより、とにかく、自分は誰から生まれて、その人はどういう人だったか、ということを確認したい、という熱情を感じました。
>誰一人傷つかず、誰をもすべて納得させることは絶対に不可能。
>スクランブル交差点にいる人々は、一人ひとり違っていて当たり前、
>一人ひとりが大切な思いを伝え、一人ひとりが大切と思うことを受け取って
>未来へ向かう、あるいはそれぞれの家族へと帰ってゆく。そんな場に
匿子さん、よく考えたら、やはりそれは違うと思います。
私の言葉に行き過ぎや、言葉足らずは多かったと思うし、それで傷つかれた人には大変申し訳ありません。
しかし今や、ここには、過去の自傷行為とか、精神的不安とか、訴える人がいろいろ出ている。
あるPTSDの人が、他のPTSDの人と、お互いを加害者として錯覚して、
ぶつかりあってしまったら。
それは、言葉によるちょっとした傷を超える、危ない事態を招くかも知れない。
心療内科の待合室で、口論が始まるようなものです。
私は、その世界を少し垣間見てきた人間として、とても見ていられない。
友人が逝くのを止められなかった私の大きな後悔とテーマでもある。
険闘士の血みどろの闘いだって、人間は見ている事ができる。
でも、見ている人と、そのコロシアムで戦う事になる人は、まったく立場が違うと思う。
私は、自分の親族の事情の事を考えても、こんな様子はもう見ていたくない。
自分の家族と過ごす時間や、仕事の時間を沢山削って、必死になってきたのは、
未来の制度のこともあるけど、今この場の人たちに、事件が起きてほしくないからです。
逝ってしまったその人は、普通の母でした。
守ろうとしていたのは、卵子提供の母ではありません。
自責の念にかられる、妊婦や、産褥期の母をつくりたくなかったんです。
あと、日本の制度は、やはりおかしいと思います。
それを個人個人の問題にしてはいけないと思います。
皆さん、ごめんなさい。完全退場します。
匿名さん
メッセージありがとうございます。
そしてお気になさらないでくださいね。
私の書き方がイヤミっぽかったと思いますが、実際は「そりゃそうかもしれん」と素朴に受け止めたので。
いずれにしても、こうした場では言葉の行き違いはつきものですから全く気にしてません。
それと、匿名さんは、AIDのことを書かれた匿名さんと同じ方ですか?
AIDが卵子提供のように議論されてこなかった背景については、私はアクエリアンさんのご意見に賛成です。
加えて、男性不妊の特殊性があると思います。
産んだ当事者と不妊の当事者が異なるので、子にとってはいずれも親ですが、母である妻にとっては親子の問題を当事者の立場として語れない、という二重の関係性が背後にあると思います。
ですので、卵子提供がよりよいシステムに向けて議論されていくことでAIDの問題点もいつか色々な意味で打破されていく、ということになっていくと良いですね。
レシピエントさん
その通りですね。おっしゃる通りと思います。
レシピエントさんが、ご自身の人生の経験として獲得してきた人生哲学こそが何よりも確固としたものとして、お子さんにその真摯なお気持ちが伝わっていくと思います。
お仲間、同志の方がいらっしゃるのですね。
分かち合える仲間がいらっしゃるというのはすばらしいと思います。
お子さんにとっても大切なかけがえのない絆となるでしょうね。
私の言葉を義務感の植え付け、ご家族への干渉とお感じになられたとしたら大変申し訳なかった思っています。
お伝えしたかった真意は、そうですね、ご自身の子育てを考えていく上でのツールとして、あるいは一つの偏差として、参考にしていただきたかったということでしょうか。
育児が親御さんの判断のもとでなされるべきであることは言うまでもありません。
またお話させていただくのを楽しみにしていますね。
そして私が子育てすることがあったら色々教えてくださいね。
umiさん
umiさんの前向きなご発言から、たくさん勇気をいただきました。
いろいろなことが勉強になり、参加させていただいてよかったな、と思ってます。
様々な価値観や倫理観がありますが、よりよい未来に向けて皆で考えていけたらいいですね。
またお話させてください。
umiさん、そして皆さんのことを、応援してますね。
お返事ありがとうございました。
私へのお返事をくださったことで、この掲示板の向こうで同じ思いをされていた方も、きっと癒されたことでしょう。
少しだけ補足を・・・
私が掲示板でビジョンを言うのを拒否したのは、相手があってのことだからです。
もし、近くにしゃぴろさんがおられるのなら、私なんかよりずっとずっと心強い彼女のミカタになってくれたことでしょう。
これからもお互いに勉強していきましょうね。
なぜこんなに夢中になって、しかも無差別テロ的に、
語り続けてしまったのか・・・・。
自分に問うたらば、それは、ある人への後悔という、個人的な感情ではないか・・・と思いあたりました。
それは、自分で受け止めて考えていくべきものでした。
申しわけありません。
匿子さん、
>自分を「抑える」、気持ちを「納める」ということが出来ませんか?
あなたも同じではないですか?
>まるで脅迫とも思えるような言葉を並べ、無差別テロのようにすべてを破壊する発言・・
このような表現に驚くと同時に、ここに集う妊婦、産後の方々の
精神面が心配になります。
もう少し言葉を選んで頂きたいです。
本当にやりすぎですよ。
掲示板の使い方とやらはどこへいったのでしょう?
ご自分だけ特別ルールですか?
自分を「抑える」、気持ちを「納める」ということが出来ませんか?
無限ループであろうとスクランブル交差点であろうと、ここには様々な立場の方が集い、それぞれが真剣にこれまでとこれからについて考え語り合っています。
卵子提供を受けた立場にとっては耳を塞ぎたくなる内容も多いことも事実です。
確かに言葉足らずや想像力の欠如、余計な言葉もたくさん散らばっています。
でもそれは賛成反対いずれの立場の方も同様です(もちろん私もあなたも)。
しかし、本当に大切なことを伝えてくださっているすばらしい発言があるのも事実。
勉強になった、とても有意義だ、より考えを深めることができたと感じた方がたくさんいることも事実。
誰一人傷つかず、誰をもすべて納得させることは絶対に不可能。
スクランブル交差点にいる人々は、一人ひとり違っていて当たり前、一人ひとりが大切な思いを伝え、一人ひとりが大切と思うことを受け取って未来へ向かう、あるいはそれぞれの家族へと帰ってゆく。
そんな場に、まるで脅迫とも思えるような言葉を並べ、無差別テロのようにすべてを破壊する発言(「あなたの書き込みは…」)をするのは止めていただきたい。
発言を続ければ続けるほど、守ろうとしているのは子どもたちの未来ではなく、「卵子提供を受けた自分達」「弱者・被害者である自分達」であるということが一層明確になっていきますよ。
●匿名さん
匿名さんの呼びかけ、本当にもっともだと思います。
匿名さんのおっしゃるように、これだけアイデンティティ・クライシスが問題になっているのに、今も当たり前のように匿名のAIDが行われていることこそ、危機的な状況ですよね。
ckさんやいけさんのお話をお聞きし、何とかできないものかと思っています。
ルーツをたどる手懸かりは、残っていないのでしょうか。。。
私も力になりたいと思います。
そして、今の日本のシステムを変えていけないものでしょうか?
日本のように、精子提供は認められているのに、卵子提供は認められていない、精子と卵子で扱いが違う国というのも大変珍しいそうです。
日本のシステムも、非常に矛盾点が多いですね。
匿名さんの意見に賛同します。
ここでの議論が、現状を打開する力にならないものでしょうか?
●レシピエントさん
メッセージありがとうございました。
いろいろ勝手なことを書いてしまい、申し訳ありませんでした。
人にはさまざまな事情があり、環境も違い、いろいろな考えがあってこそ、健全な社会だと思います。
レシピエントさんも苦しいご経験をなさったとのこと。その経験に基づいてのご判断だということが、よくわかりました。そして仲間がいらっしゃるとのことで、安心いたしました。
痛みがあってこそ、人にもやさしくなれるし、人間的な深みも出てくるのだと思います。
レシピエントさんなら、きっと愛情深い、素敵なご家庭を築かれていくものと思います。
私も後に続きたいと思います。
(他の皆さんへ)
匿名さんのおっしゃるように、生後まもない赤ちゃんを抱えたお母さんは、ゆっくり考える余裕もないと私も思います。
ここでの議論は、たしかにただでさえ不安定な時期に、さらなるストレスとなってしまったかもしれません。
今は育児に専念されて、少し余裕が出てきたら、ゆっくりと考えていっていただきたいなと思います。
●しゃぴろさん
私も提供医療については勉強中で、しゃぴろさんの養子縁組の事例は、大変参考になりました。
少し前までは、まったく手探りの状況でしたが、このスレッドで、短い期間にさまざまなことを考えることができ、とても有意義でした。御礼を申し上げます。
また、ぜひ別のスレッドでもお目にかかれたらと思います。
しゃびろさま>無神経な発言をして、大変ごめんなさいです。申し訳ありませんでした。
それから、皆様、過去の記事を見ていて驚いたので、
根津医師の「日本産科婦人科学会」除名事件
ある教授の意見、
「根津さんはジャンヌ・ダルクみたいなもの。手法はゲリラ的だが、ああするしかなかったでしょう。
日産婦が1983年に、ガイドラインのをつくった時、定期的に改訂されてゆくものだと思っていた。技術はどんどん進歩しますし、アメリカの学会などは、3年ごとにガイドラインの見直しを行なっています。
ところが、日産婦はまったく見直しを行なわない。そこで私は、後任の会長に、そろそろ見直しが必要だと手紙を書いたのですが、学会で会ったときに問い質すと、『あれは後任の会長にまかせました』という。会長職の任期は1年なので、みんな面倒なことは先送りしてゆくのです。」
ため息の出る現状です・・・・。
「完全匿名性」の精子提供は、日本で産科婦人科学会が、そう規定しているのであり、プロフィールも全く開示されず、そして有料です。ざっと計算すると、毎日1人はお子さんが生まれてきています。
欲しい欲しいのその先で、命について何でも手に入れる、それは精子提供については、何十年も常識的に行われてきています。
毎日毎日、アイデンティティクライシス予備軍が、生み出されています。
この問題は、そうとう危機的な状況です!
また、私の憶測ですが、まだ1歳にも満たないお子さんをお持ちの、卵子提供の親御さんは、今は、まだとても、将来の告知などについて考える余裕がないだけだと思うのです。そもそも睡眠不足で、激しい子育て真っ最中なのです。
子育てに余裕が出てくれば、また親子の絆に自信が出てくれば、きっと問題にきちんと向き合います。私はそう思います。そして彼女たちはドナーのプロフィールなどは持っています。
以前、根津先生にお会いしたことがあるのですが、たった一人で日本産科婦人科学会に立ち向かい、「匿名性ではない卵子提供」を始めた根津先生は、実に柔和で常識的な方でした。
では、失礼します。
銀杏さん、マカロニさん、匿名さん
言い逃げになってしまいそうなので、最後に追記させていただけますか。
ドナーが会うことを拒否している件、
私はカウンセリングの専門家ではないし、
提供医療のドナーの実情について全く不勉強で分かりませんが、
その前提で以下を申し上げると、
養子縁組の事例を見聞きする限り、ドナーに会う会わないが本質的問題とは思わないのです。
会うといっても10年単位で先の話でしょうし、こういってはなんですが先方が不慮の事故にあっている可能性も含め、多くの方がおっしゃっていたように、血縁戸籍が一致している親子関係であっても親が死別離別して会えないケースは山ほどあると思います。
また、提供を受けたドナーと会って交流することは、理想的にはほほえましいことかもしれませんが、本当に交流がのぞましいのか否かは、子の個性によっても違うのではないでしょうか。
養子縁組においても、会える状況であっても特に会いたいと思わない、というお子さんが多いようです。
彼らが生みの親に関心がある場合、ルーツ探しが主であって、探してしまうと、実際に会いたいかどうかというのは、別問題のようなのです。
(養子縁組では会えないケースでも告知しています)
また親権の問題等の点で法的根拠は当然クリアになっているのでしょうが、子どもの心情的な問題としてどこまでの交流が望ましいかについて、現在明確な基準はないのではないでしょうか。
以上のようなことを考えると、気休めを言いたいわけではありませんが、会う事を拒否しているという一点のために苦しい思いをされることはないと思うのです。
ルーツを知る、ということと、ドナーに会うというのは、別の話だと思うからです。
告知という側面においては、言いぶりを工夫する必要がある、ということではないかと思います。
あずきさん
お気づかいありがとうございました。うれしかったです。
お母様なのですね。
私もあとに続くことができたら、いろいろ教えてくださいね。
ことはさん
お返事ありがとうございました。
交流できてよかったです。
またどこかでお話しましょうね。
Umiさん
あたたかいメッセージをありがとうございました。
きっとうまくいきます。
心から応援しています。
また別のスレッドでお会いすることがあったらお話しましょう。
私も100%隠しきれるものとは考えていませんし、告知の有無は社会状況も鑑みながら考えて行こうと思っています。
ただ、告知を義務付けられることに違和感があるのです。
家族の問題にどこまで他者の干渉が許されるのでしょうか。
そして、何も無策で卵子提供に踏み切った訳ではありません。
その一つとして、私には既に同じ境遇の仲間がいます。
そして子供にも同じ境遇の仲間を作ってあげることができました。
私はカウンセラーではありませんし、あくまで個人的な体験に基づくものですが、PTSDにカテゴライズされる人間として、同じ境遇の仲間とコミュニケーションを取る事は非常に有益と考えております。
私自身決して両親には言えない苦しみを分かち合う事ができました。
そして同じ境遇と言えど、その受け止め方、その後の選択は実に様々です。
それは偏にそれまでの経験、即ち善かれ悪しかれ育ての親の影響を色濃く受けているのだと思います。
ある一定時期、痛みを共有する時間は必要だと思います。
そこから私は前に行くことを選択しました。
中学生だった私が発病した時まず誓ったのは、「病気を言い訳にしないこと」です。勿論弱い人間ですので紆余曲折ありましたし、今も傷は決して癒える事はありませんが、心の奥底の痛みと共存しながら生きることも、そう悪くないと感じている次第です。
PS発言でごめんなさい。
この話し合いで、私は有益な情報をいっぱいいただきました。
umiさんの書き込みは、いつも冷静で暖かく、嬉しく読ませていただいてます。
私自身は、不妊中にずっと不妊カウンセリングを受けていて、
カウンセラーから、「アイディンティティ・クライシス」について、よく説明を受け、
それまでにも知識があったので、自分としては、その危険性を避ける選択ができました。
そして、さらにここで、そのような悩みを持つ方達の苦悩を聞くにつけ、
大変なことだと認識を新たにいたしました。
そのような方は、本当にご苦労されていると思うのですが、
どうしたら、その苦悩を緩和できるか、という事と、
そうなる事を防ぐ、というのは、違う問題なんじゃないか、と自分としては思い至ったのです。
「防ぐ」という事は、ルーツについての情報を集めたり、正しい告知をすることだと思います。
卵子提供の親は、まったくもって確実に確実にそうしなければいけないです。
そのために「当事者としての子供」の方が、ご忠告や、実体験を教えて下さっている事には、とても感謝してます。
ただ、そうする事はできても、申し訳ないけれど、ckさんやいけさん自身の、「苦悩そのもの」を取り除くことはできない。「どんな解決方法があるのか?」という、いけさんの冷静な言葉は、とても尊敬しているのですが、でもそれはすごく難しい。
それは、それぞれの方が、その親の人や、関係機関と対決したり、カウンセラーとじっくり話し合いしたりして、解決していくしかないのではないかしら。
私はそんな風に考えてます。
あ〜そのような理由だったんですね。それだと納得できます。
確かに、私が高齢出産した際は、すごく自分の体を気遣っていました。でも、正直なことを言うと、実は、私も食べ物とかに関してはあまり気にせずに、それこそフルコースとかを仕事の関係でよく食べていました・・・。だからあまり野田さんに偉そうなことは言えませんね。でも、野田さんはそれに加え、走り回っていらっしゃるので、確かにお体は心配ですよね。人によって体力など違うのでしょうかねえ。。。きっとお強い方なのだとは思いますが、見ている方がハラハラですね、確かに。
私も正直言って、彼女の言動は??なところもあり、でも、まあその屈託のないというか、少し頭が弱い(again, 悪い意味ではありません。知能指数は低くないとは思いますが、相手に与える印象がミーハー的だということです)というか、感情に任せて行動するところがなんとなく憎めないと思ってしまうんですよね。
産まれて来られるお子さんのことを心配していらっしゃいますが、野田さんのお子さんだから、きっと強(したた)かなお子さんだと思いますよ〜!少なくともそう願いましょう!
PS.ちなみに私だったら彼女をお母さんにしたくはないかもしれませんね。私の子供も、(私の場合、DNAを引き継いだ実子ではありますが)私のことをそう思っていないかどうかは別にして!もしくは、野田さんのお子さんも、大きくなったら、ああ、お母さん、なんか必死で可愛い・・・サポートしようかな!とか思うようにはなるかもしれませんね。
どちらにせよ、彼女は強い、強い、強い!言動が○か×かは別にして、社会的な影響ということを考えたら、女性の強さ(それが○か×かは別にしてですよ・・・)を男性に見せてやる!という意味ではまあ、応援してあげたいと思ってしまう今日この頃です。
が!政治家としてのモラルには欠けていますよ、野田さん!!
私の中でも野田さん肯定否定の意見があるぐらいだから、ここまで賛否両論があっても不思議ではないですね。人間って、色々あって面白いと思います。反対にみんな同じ意見だと面白くないですよ。
現行の日本で、精子提供は、良心的な(産科婦人科学会の規定を無視する良心のある)医師以外の所では、「提供者は完全な匿名」で、そして比較的身近な治療法として今も次々と行われています。不妊治療の本にも普通に紹介されています。
それだから、ドナーのプロフィールを開示していて匿名性の低い、卵子提供なら問題がないじゃないか、と言いたいわけではありません。
ただ、ドナーに会うことを推奨していることも多い卵子提供に対し、隅々まで危機感を言う方々が、精子提供のこのあまりの不条理な現状に、300に近い語り合いを経ても、なぜ余り興味も危機感をもたないのかなあ? ということが、なんとも不思議なのです。
そして、今日本で、卵子提供実施を公にしている医師達は、なるべく提供者がわかるようにしている場合が多いこと、しかもその第一号だった根津医師を、産科婦人科学会が一度除名したこともある(今は復帰)、そのあたりの学会の態度の矛盾点は、どうお考えなのかなあ?と不思議なのです。
また、すでに何人か登場されている、おさらく過去のAIDによって生まれ、不安な人生を余儀なくされた方々は、とてもご不安だろうとお察ししています。
ただ、これは私の気のせいかもしれませんが(だったら申し訳ありません)、それらの方々が「卵子提供で苦しむのは子である」という言葉の熱気に、自分の人生の不条理を、「(仮想敵国としての)卵子提供の親」に吐露しているような、感じをほんのほんの少しばかりですが受けるのです。
でも、それより、自らが先頭となり、現在のAID の規約変更を直ちに訴え、親御さんと相談して今からでも間に合うルーツの手がかりを見つけ、そして産科婦人科学会にも、匿名性保守の意味は何なんだ?とドンドン物申していった方が、当事者の方達にも福音が多いような気がするのです。慶応大学では、その時に備えてルーツの書類を保存しているようです。
また、出自に悩む子供のことを心配して、ここに集まる方々にも、そのことの後押しをしてあげたらいいのにと、感じております。
卵子提供の親たちもまた、子供のルーツの手がかりをなるべく多く集めなければならないのも、もちろんですが。
私もそろそろ退場いたします。
レシピエントさんやマカロニさんなど、卵子提供を受けた方のレスについて、いろいろ考えるところがあります。
すでに、しゃぴろさんがお返事を書いていらっしゃいますが、私も自分の思いを伝えたいと思い、投稿させていただきます。
私は、提供を受けた皆さんに、これまで掲示板でたくさんの情報を教えていただき、とても感謝しています。皆さん本当に親切で、思いやりがあり、やさしい方ばかりだと思っています。
告知、告知と知る権利を主張することが、追い詰めてしまうことになるとしたら、それはまったく本意ではありません。
でも、皆さんと情報交換する中で、前々から気になっていたことなので、ここであえてお話をさせていただけたらと思います。
掲示板などの情報交換を通じて、一生夫婦だけの秘密にする覚悟で卵子提供にのぞまれた方が多いと感じました。それが親心からであるということも、よくわかります。
子供が「そんなことは知りたくなかった。隠し続けてほしかった」と言うかもしれないのに、なぜ告知、告知と世間から言われなければならないのか、と思われるかもしれません。
でも、これからの世の中、子供が一生事実を知らずに済むということは不可能だと思うのです。
今現在もDNA鑑定が身近なものとなり、遺伝子検査も研究が進んでいます。近い将来、卵子提供が国内で認められるようになれば、治療の選択肢の一つとして、世間にも周知されていくでしょう。
そんな中で、例えばなぜ似ていないのかな?と疑問に思ったら、子供はもしかしたらそういうこともあるかもしれない…と考えるでしょう。DNA鑑定も簡単にできます。
それに、今生まれた子供が死ぬまでには、何十年という年月があるわけで、科学の進歩を考えれば、これまでと状況は相当に変わってくると思います。
仮に、これまでは隠し通すことができたとしても、これからの時代に、隠し通せるかといったら、私は現実的に考えて不可能だと思うのです。
だからもし、一生隠し通すことを心に決めていたご両親の意に反して、子供がそれを知ってしまうとことになった場合、それが心配なのです。
告知を決めかねていて、問題を先送りにする場合も同じです。
これまで以上に、そういうことが起こりうる可能性は高いでしょう。
現実的に考えるなら、親が告知しなかったとしても、子供はいつか何かしらのきっかけで事実を知ると考えておくべきなのではないでしょうか。
家族間の問題に他人が口出しすべきではないのかもしれませんが、自分だけの判断に頼ってしまうことが心配なのです。
いけさんがおっしゃっていたように、提供を受けた親はたしかに当事者ではありません。
同じ経験を経た親であれば、自分の経験から判断ができるかもしれませんが、残念ながらそうではありません。
だから、自分だけの判断に頼らずに、カウンセラーなどの専門家や、いけさんなどの当事者とともに、どのような対策をしていけばいいのかを、一緒に考えていきませんか?
いけさんも、一緒に解決策を見つけていきたいとおっしゃっていますし、具体的な話し合いができるのではないかと思います。
また、同じ感覚を持つ仲間が多いことを知り、心強く感じているとも言っています。
これは、皆さんの子供たちにも言えることではないでしょうか。
提供のコミュニティがあれば、自分だけじゃないと思える安心感があると思います。
小さい頃から知っている○○くんや、○○ちゃんも自分と同じなんだ、と思うと、ずいぶん気が楽になるんじゃないでしょうか。
マカロニさんが、「どんなに出自と騒がれても、ドナーさんが会うことを拒否している場合、言われれば言われるほど、追い詰められた気持ちになる」と書かれていらっしゃいましたが、AIDのケースでいえば、実際にドナーに会いたいという子供はそれほど多くはないということです。
ドナーを選択した時の、写真やプロフィールはあると思いますし、何年も経っているのでなければ、ドナーの情報はクリニックに残っていると思います。
どの程度の情報があればいいのか、私にもまだよくわかりませんが、諸外国の研究データには、そういったこともある程度の蓄積があるように思います。
夫婦だけの秘密にする覚悟で提供にのぞんだのに、考えをそう簡単にはシフトチェンジできないという思いもあると思います。
でも現実的に考えて、事実を隠し続けることは、思っている以上に難しいし不可能だと思います。
決して追い詰めているわけではないのです。それらを踏まえて、一緒に仲間として、考えていけたらと思っています。
それから、しゃぴろさん。
メッセージをありがとうございました。
私は、あなたの言葉を、本当に心強く思っています。
そしてある意味で、あなたの存在は、支えにもなっています。
これからも相談できる頼もしい存在として、この場に残ってほしいと願っています。
「フルコースディナー」のことを話題にしたのは私ですが、
お金の出所が誰だとか、やっかみだとか、そういうことには全く興味なく、
ただ、高齢不妊の星みたいに派手にマスコミに売り込んで注目させてる彼女が、激務の中どうやってお腹の子を守り育て元気な赤ちゃんに出会おうとしているのか、心配しながらブログをのぞいたら、あまりに妊娠中毒症まっしぐらな食生活をあっけらかんと語っていて、唖然としてしまったもので・・・
フルコース毎日はその中の一つの例えです。
元気な若い妊婦でさえ、お腹の赤ちゃんを気遣い、身体に入る食べ物の質に気を配り、体重管理だけでなく塩分・糖分・油脂類・乳製品アレルゲン関連食品などの摂取量に気を配ることは基本中の基本ですが、
超高齢でリスクが高いことは百も承知のはずの方が、いくらハードなお仕事をなさっているとしても、その程度の知識もなく自己管理すら出来ないのでは、それこそ何のための誰のための妊娠なのかと。
主婦層の掲示板や個人のブログでも医療関係者の方があきれ返っておられましたが。
ハードな毎日で、お腹のお子さんはさぞ苦しいでしょうに、体調を崩して安静にしておかなくてはならないのが悔しくてたまらないとか、妊婦生活がハンデだとか立ちっぱなしでお腹が張るのが不便だとか、子どもが「せっかちだから」早く出てきそうだとか。
雑誌やテレビのインタビューでも常に「私は」「私は」!!
子ども気持ちに、未来に、人格に寄り添う姿勢とは正反対の発言ばかり。
もう中期のお腹なのに、戦うポーズなのか、ソファーに前傾姿勢で座ってお腹をつぶしてました。見ていてこちらが苦しくなります。
こうしたこの方の公人としての言動を、周囲でサポートしアドバイスしてくれる経産婦さんはいないのでしょうかね。
「私はDNAを残すというエゴを捨てたから子どもを持つことができた」
「体外受精10回やって打ちひしがれる精神的な慰謝料を加算すれば、妊娠できる可能性の高い卵子提供のほうがいい」
ここで交わされた議論が、卵子提供当事者やそのお子さんの生を踏みにじる行為だとかいうのは、むしろその逆であり、
野田さんのお子さんや卵子提供で生まれたお子さんが、将来彼女の残したこうした言動や、あちこちに散らばった命の値段や方法についての情報を得てしまうことのほうが、ずっと恐ろしいことであり、
どうかその時に自分か他人を殺したくならないようにと祈るばかりです。
それはどんなにきれいな言葉を並べ立てても、一方的な愛情をもって育てようと、成長した子どもは言うまでもなく自らの思考と感性もって社会で生きていくことになる以上、誰にもわからないし止めることは不可能だからです。
私はつわりがひどくあんこしか受付なくて、中期になると甘いものは厳禁なので、ずいぶんと茹であずきには助けられました。
だから思い入れがあるので、ハンドルネームを「あずき」としたのですが、もともと他に「あずき」さんがおられることを知りました。
このスレッドでは今までの「あずき」さんではないことを申しあげておきます。
>もう母になりましょう。
これが大きな意味をもっておっしゃっておられるのを、理解しているからこそ、あえて発言させてもらいました。
そしてもし傷ついた方がおられたとしても、その方も充分理解されておられると思います。
何故?ここはいつから?具体的な意見しか、有益にしかならない意見しか発言できない場になってしまったのでしょうか?
このスレッドがたってから、もう一ヶ月以上たちました。
野田さんのお子さんもずいぶん成長なされたことでしょう。
ただシンプルに頑張ってとエールを送れる雰囲気だけは、なくしたくないと思い発言させて頂きました。
私が考えるビジョン(我が子のことだけでなく)をここで言うことは拒否します。
それは私自身が責任をもって、行動を起こすことでしか意味がないと思うからです。
「もう母になりましょうよ」
というのは、「里親になりましょうよ」ということです。
このスレッドを読んでいたら、わかるかなと思ったのですが、
言葉足らずで、大変申し訳ありませんでした。
里親も、養親も、卵子提供の親も、生母も、同性愛者の養親も、同意義に母なのではないか?という事をお伝えしたかったのです。
前を向いた聖母の例えは、わかりにくかったかもしれないです。
それは、母の生き方を言いたいのではなく、
「あらゆる人間が、生きると言うことに前向きになる」ということなのです。
いけさんも、大変に大変におつらいお気持ちですごしてきたと思いますが、
>この感覚は一生誰にも理解してもらえないだろうとあきらめていたのですが、
>第三者の関わる生殖技術によって生まれた方々の発言を聞くにつれ、
>同じ感覚を持つ方もいるのだと驚きました。仲間の多さに心強く感じました。
なぜ、あきらめてしまっていたのだろう?
なぜ今まで仲間を見つけられなかっただろう?
なぜ、今も堂々と、日本産科婦人科学会が認可し、21のクリニックでAIDが行われ、
「日本産科婦人科学会の規定により、AIDに使用する、精子の提供者を知ることはできません。
また、提供者も自身の精子がどのご夫婦に用いられたかを知ることはできません。
AIDの実施に関してはご主人様の血液型(ABO,Rh型)のみマッチングして提供者が決まります。
その他の条件(身長、肌の色など)は考慮することができません」
ということが行われているのだろう?
ここでアドバイスいただくのは、大変にありがたく有益と思います。
ただ、問題のすりかえではなくて、
なぜ、皆さんは、日本産科婦人科学会に、問題提起に行かないのでしょう?
そこが、私には、どうしてもわからないのです。
私がそんな目にあっていたら、自ら仲間を集めて、もう行って抗議していると思います。
社会を少しでも変えるのは、政治家でも学会でもなく、自分自身だと思っているのです。
あずきさんにとって、望ましい未来とは具体的にどのような未来なのでしょうか?
そのために、只の観客以上に、何をなさりたいのでしょうか?
こんにちは。みゆさんの投稿のみ読んで返信をしているので、もし勘違いがあったらごめんなさい。(野田さんあてのスレッドが出た際はしばらくちょくちょく読んでいましたが、だんだん長くなってきて読むのをやめてしまいました)
ご自身の体験に基づいた、IVFまでしてやっと生まれた子供を、生活費工面など必要性がない場合、保育園に預けてまで仕事をしないのではよくないか、といったような内容の投稿だったのですが、子供がすごくほしい気持ちと仕事がすごくやりたい気持ちは共生できない、ということでしょうか?男性の場合、すごく子供がほしくても仕事を辞める人はないと思います。子供にとって保育園よりお母さんの方がよいとは思いますが、母が仕事をどうしてもやりたい場合は仕方ないのではないですか。たぶん野田さんはそのたぐいだと思います。ちなみに、私もそうでした。
IVFまでした場合は、普通の妊娠とわけが違う、といったようなニュアンスでしたが、出産まで至った経緯と、子供の欲しさ、仕事を大切に思う気持ちとは何の相関関係もないと思います。
ただ、職の種類にもよるのかなとも思います。野田さんのような仕事の場合、専門職という分類に入るかどうかはわかりませんが、向いている人いない人などがはっきり分かれると思います。野田さんは政治家として向いていると思うので、その自分の能力や適性なども把握されているので、これからも仕事を(自分のため、社会のために)続けていきたいと思っていると思うので、一般職の人が産休後仕事に復帰する、というのとは少しわけが違うかもしれません。私の場合は、いわゆる専門職で、大げさですが、このために生涯を費やして頑張ってきたので、自分の気持ち、社会への還元度を鑑み、仕事に戻るのは当たり前だ、という感がありました。周りの皆(同僚・家族・友人)もそう思っていました。
野田さんの場合、どちらかというと、みゆさんより私の環境の方が近似しているとだ思います。「出産したから仕事を辞めて子育てに専念するんでしょ?」「は??」といったような感じだと思います。
ただ、野田さんの今回の卵子提供について私は、mixed feelingです。というのは、一応日本では不法である卵子提供を、合法である海外に出て行い、そのまま政治家という立場は維持される、ということが非常に不思議です。海外だと、周りが非常に変な目でみるというか辞めざるを得なくなるのではないか、という意見が多いですよ。(欧米の私の友人などはみなその意見です)カミングアウトしなければ、50で妊娠出産と言っても誰も信じてもらえなかったからというお気持ちはわかる気がしますが、子供の将来云々ということよりも、政治家としての立場をわきまえていらっしゃらないのはどういうことか、と驚いたというのが正直な気持ちです。女として、どうしても産みたい、という気持ちはよくわかります。これって、きっと、すべてが「なーなー」の日本だから、野田氏は海外に行って卵子提供を受けてまで出産!というように取り上げられるだけで、政治家としてのモラリティなどは問われないのだと思いますが、外国では考えられません。
話は変わりますが、何人かの方が、野田さんがフルコースディナーを食べてどうのこうのと批判されていましたが、そんなの何と関係があるのでしょうか?卵子提供の支払いは、パートナーの男性がされたそうですし、仮に野田さんが卵子提供のIVF費用を払ったとしても、仕事をした報酬でお給料をもらっているのだから、IVFの高い費用が払えたりフルコースディナーが招待であれなんであれ、食べることができるというのは、ある意味、野田さんの能力の表れだと思いますよ。自分がフルコースディナーを食べられないからと言って、そんなつまらないことまで批判する方の気がしれません。変な世の中です。
私は野田さんが嫌いではありません。女性特有の性質で(全く男性的ではなく、女グループでワイワイたわいのないことを話すときの感覚を彼女はお持ちです。)、それでこのサイトにちょくちょく来られていたりするのだと思います。頭の柔らかい、そして少し弱い?(<−悪い意味はありません。少しミーハーてきだという意味だけです)政治家は日本に必要だと思います。
本当は近い将来、いや今現在も、あなたの良きミカタになってくれるであろう人達を、自ら排除してしまうことは・・・もったいないと私は思いますが、これもまた自己責任ですね。
今まで反対ならスレをたてろだとか、ハンドルネームをつけろだとか、客観的な意見なら賛成だとか、主張していた方々、卵子提供支持であろうと思われる方が匿名を使って、逆に言い捨ての様な言葉を発言なさっておられる場合はスルーですか?
そもそも無限ループ状態と決めつけること自体、私は疑問です。
>もう、母になりましょうよ。
ハイ、なれるものならなりたいですよ。
これは不妊治療を経て、我が子を抱くことができた私でさえ、心につきささりました。
傷ついた方は、どうかこれ以上は落ち込まないで下さい。と私は言いたいです。
>勉強する気も市民運動を起こす気概もない、通りすがりの只の観 客なのです。
ハハハ、只の観客ですか?
野田さんは政治家です。大事なのは今後です。
良くも悪くも政治家は選挙ありきです。
だからある程度の答えは国民がだせるのでは?
ですから同じ一人の女性としては、今はとにかく野田さん親子の幸せを祈るばかりです。
それはここに訪れる誰もが思っていることですよ。
私は卵子提供の当事者ではありませんが、いけさんの投稿は大変重い気持ちで読ませていただきました。冷静な書きぶりの奥にあるお気持ちも伝わってきました。
いけさんの期待されているようなレスが付けられなくてすみません。
でも、きっとネットの向こうには静かにスレを見守りながら、いろいろなことを考えている方が沢山いらっしゃるのだと思います・・・
いけさんへ>あなたの悩みは、大変なものと思います。
アイデンティティクライシスについては、それなりに勉強している者です。
でも、よく考えると、現行の卵子提供の場合、ドナーさんの情報は一定開示されている場合が多いです。会える人の場合もあるし、会えなくてもプロフィールはある。
過去に行われていた、AIDの完全匿名性とは違います。
>仲間の多さに心強く感じました
それは、どんなお仲間でしょうか?もしかしたらAID児ではないでしょうか?
また、ここの多くの卵子提供の母達は、ドナーさんとの何らかのやりとりを考えていますし、「愛があれば大丈夫」と言い切ってはいません。
>卵子提供だから周りが責めているわけではないのです。
>少なくとも私は
>「なかなか理解してもらえないこの苦しさは、どうやったら解消できるのか。方法はあるのか。
>現実の社会で適応できていても、根源に関わるこの問題については一人で一生苦しみ続けなければならないのか。
>もし、ここで第三者の関わる生殖技術で誕生した当事者たちの苦悩が救われる方法が見つかるのなら、徹底的に議論してもらえないだろうか
アイデンティティクライシスがイコール「卵子提供」であり、
「ここでの論議がその解決である」、というお話にも、少し飛躍があります。
「第三者の関わる生殖技術で誕生した当事者たちの苦悩が救われる方法」は、
ここでの討論なのか、
「AID児を生み出した機関やその親御さんとの対談」なのか、
そこは、どうお考えでしょうか?
なぜ、ここでの討論にそれほど大きな期待をしてしまうのですか?
私は、けっして、卵子提供の全面擁護をしているわけではないです。
安易に踏み切るべきではないし、
子供への告知について、深く考える意味があるでしょう。
ここで、いけさんの仲間が見つかって、それは心強いことだと思います。
それでも、討論の対象と場についての発言に、少し疑問を感じたのは事実です。
ここでの討論がスクランブル交差点状態なのは、討論に期待されている目的も、
はっきり決まっていないという事も関係していると思います。
レシピエントさん、もうご覧になっていないかもしれませんが…ご返信します。
私が第三者であるのは全くおっしゃるとおりです。
また、現実の母親としての息遣いがないというご批判はもっともで返す言葉もないわけですが、とはいえ、子どもを望んでいながら授かることができず、授かることができない思いを次の人生にどうつなげていくか真剣に悩んでいた(今もですが)不妊治療の当事者として、卵子提供という手段を全くの他人事とも考えていません。
私自身は卵子提供が日本で推進されるべきか否かの総論部分については、特段の意見はありません。
ただし、社会が認知し受け入れるのであれば、そのために必要な前提が「提供医療とは何なのか」というコンセンサスであると思っています。
概要でコンセンサスが得られれば、細則は状況と課題にそって進められていくことでしょう。
提供医療が、子を望んでも授からない夫婦にとって福音であることに、大きな異論はないでしょう。
では、そうして授かる子にとっては?
この点こそが、社会的認知におけるもっとも肝要な岐路だと考えています。
子にとって福音でないのであれば、提供は推進すべきではない。
子にとっても福音であるのなら、提供もまた新しい道として開かれるべきでしょう。
では子にとっての福音とは何なのか。提供が子にとっても福音であるとはどういうことなのか。
私は、子がその子自身の生として、ありのままに受け入れられること、その生がその生自身のあり方で全肯定されること、でしかないと考えています。
私が提供で授かったお子さんに伝えたい思いがあるとすれば、何よりも祝福された命であるということ。
お父さんとお母さんの愛によって、望まれて生まれた命であるということ。
そして、その生を分け与えてくれたもう一人の親がいる、それは、医療からの命の賛歌でもあり、その医療を認めた社会からの祝福でもあり、そして何より生という尊い贈り物を授けてくれた方自身からの祝福であるということ。
もし私の周囲に提供で生を受けたお子さん、たとえば野田さんのお子さんがいたら、そうした気持ちで接します。
また、もし私が提供で生を受けた子どもだったら、そうした気持ちを親から伝えてほしい。
提供は決して命の搾取や、命のばらまきなのではなく、新しい家族のあり方なのだという事を、親自身の信念として伝えてほしい。
提供は可哀想なこと、秘匿すべきことなのではなく、誇りの気持ちをもって自分に伝えてほしい。
自分の生が秘匿されるべきことから始まったのではなく、祝福された命としての人生の出発点であったこと、誇るべき出発点と誰よりも他ならぬ親自身が信じているものとして、その認識を自分の人生の枠組みとして与えてほしい。
それも、そんなに特別な深刻なことではなくて、ごくふつうの当たり前のことの一つのバージョンに過ぎないのだ、というくらいの心意気で。
私が提供を受けた子どもであったなら、そう考えると思います。
なので、そうした気持ちで今まで投稿してきました。
そして、当事者の方々がそうした信念をもって子に接していくことが、社会の理解を得る道でもあるとも思っています。
ぜひ社会を味方にしていってほしいと思います。
養子縁組では多くのご家庭で、早い年齢から告知が行われています(大抵は就学前)。
告知とは、生みの親が別にいることに焦点があるのではなく、血はつながっていなくても大事なかけがえのない家族であること、を、子と養親との間で確認していく作業なのだと思います。
そうして、養親が子に対して、様々な年齢段階で、血のつながりはなくても確固とした基盤のある親子関係なのだということを信念を持って伝えていくことで、子は、その意味を咀嚼しながら大人になり、社会に旅立っていくのではないかと思います。
しかしながら、養子縁組と提供医療とは、似て非なるものでもあります。
養子においてある程度市民権を得ているセオリーが、必ずしもそのまま提供のケースに当てはまるとは限りません。
特に、社会の理解が(広く日本社会一般という意味においても、また個別の親戚といった具体的な関係周囲においても)進まないうちに、何を、いつ、どの程度、どのように伝えていくのか、といった告知のあり方については、十分に慎重で真剣な検証が行われるべきだと思います。
しかしそれでも、たとえば、告知をしようしようと思いながらも、いざとなるとその機会を逸してしまって、何かの機会に子が別の筋から知ってしまった、ということがたとえあったとしても、告知することを前提として育てられていたお子さんであれば、相応の受け止め方をされるのではないかと思ったりします。
つまり、提供が新しい家族のあり方であるという信念を背景とした世界観が投影されてきたか、あるいは当事者である本人にですら伝えてはいけないことと考える世界観が投影されてきたか、そうしたことによっても受け止め方は違ってくるのではないでしょうか。
当事者の方々をご不快にさせたことを本当に申し訳なく思いますが、それでも私は、皆さんが「自分はどうしていくべきか」を時々折に触れて、考えていってほしいと思います。
何が真の正解なのか、真の正解というのがあるのか、私には分かりませんが、何よりもまず「どうあるべきか」を冷静に、客観的に考えていくことが、大切ではないでしょうか。
おっしゃるとおり、「告知こそが正解」ではないかもしれません。
しかしその判断を導くまでの思考のプロセスこそが重要なのだと思います。
レシピエントさんがしかるべき思考の結果として「告知しない」と決断されることがあるならば、それが親御さんの判断ということでしょう。
それはもちろん、何よりも尊重されるべきだと思います。
結局、最後まで余計なお世話になってしまいました。
おっしゃるとおり、当初私もこんなに何度も投稿するつもりはなかったのですが、自分が主張した点についてどなたかの記述があるとお返しすべき気になってしまい、それにしても頻出し過ぎているのでそろそろ控えなければ、と思っていたところです。
レシピエントさんの書き込み、いつも真面目なご様子がうかがわれ、愛情深い優しいお母様なのだろうなと思っています。
素敵な子育てをなされて、ご多幸を心からお祈りしています。
1;今後の日本あり方で、卵子提供はスウェーデン型が良いか、アメリカ型が良いか、
年齢制限や早期閉経者優先などの、施策へのご提案や、子供へのフォローの仕方は
真摯に聞き考えるようにしましょうよ。
2:精子提供や養子で生まれた当事者の方達とは、
子供の幸せをどうやって確実に構築するかを
積極的に大変に真摯に話し合うようにしましょうよ。
3:野田さんあてへのメッセージは、そのようなものなんだなと客観的に見ましょう。
本来は野田聖子事務所に投書すべきと思いますが。
4:しかし、今までの精子提供の歴史や、臓器移植についての法令や、
海外の卵子提供の法令などを1時間も学ぶこともなく、
「金銭が絡む欲望は悪徳である、子供へのエゴだ」というように
なんとなく感想文を書いているような方達については、
ああ、そういう事を無限ループで言いたい人もいるんだなあと、
必要以上に悩まないようにしませんか?
彼らは、自分でスレッドを立ててまで勉強する気も市民運動を起こす気概もない、
通りすがりの只の観客なのです。
かしこ ではお休みなさい
誰かが流産を・・・を書いた匿名です。
「いけさんの意見」は、意味が深くあります。どうも ありがとうございます。
>この問題に目を背けることなく、
>お互いの本音で「どう解消していけばいいのだろう」「どんな解決法があるのだろう」
>「他の手だてはないのか」など、
>前を向いた現実的な話し合いをするべきではないでしょうか。
その通りで、冷静にお書きになっていることに敬意を深く持ちます。
私自身、アイデンティティクライシスについては十分勉強しています。
私の場合は、告知を考えており、出自も完全にはっきりしていますけれど。
そうでない場合の解決策を、本当に前向きに探らなければいけません。
しかし「親の姿勢の匿名さん」は、あなたの言葉は実は感情論なんですよ。
今それほど、子供の人権や育ち方が心配だったら、なぜ何十年も続いてきていた精子提供にあなたは反対運動を起こさなかったのですか?
卵子提供のことが大きく報道されてきて、急に心配になったのではないですか?
この掲示板で、親の姿勢を語っていても、現実はただ提供を進めた人の子育てを追い詰めているだけなんですよ。後戻りはできないのだから。
林真理子さんは、自己卵だしお金があるから、44歳で子供を産んでも、全ての問題はないのですか?体外受精は、命を生むためにお金を使った行為ではないのですか?
アメリカでは40代の妊娠を望むと「卵子提供か養子」がまず医師から提案され、自己卵にこだわりすぎることが、母子とのものリスクの多い「エゴ」を含む医療行為と見なされています。そこのあたりはお調べになりましたか?
日本の今後や、卵子提供で生まれる子供の増加が心配なら、野田聖子さんに伝えるために、彼女の事務所サイトでメールを出してみても良いでしょう。「ご意見」受け付けコーナーがあります。また厚生審議会の生殖補助医療部に意見を言い行くこともできます。
ここで危機感を語るあなたは、何を目的としているのですか?
あなたなように、なんとなく、
>欲しいものを手に入れるために手段を選ばない
と卵子提供を批判する発言は、もう数多く無限ループ状態でで語られています。
しかし、それは、報道へやコメントへの読書感想文のようなもので、日本の未来には意味をなさないです。
権威のある何処かには訴えるほどの積極性はないけど、ここで民間人に対しては感想は言いたい真意は何でしょう?
数々の報道やコメントを読む中、卵子提供について考えさせられます。
欲しいものを手に入れるために手段を選ばない。
どんなに苦渋の選択がそこにあろうとも、
そこには生まれてくるであろう子供のことを第一に思う心より
自分の欲求を満足させるために行動を起こしているとしか
言えないように、私には思えます。
子供にとって、望まれて産まれてくることは
一番の幸せだと思いますが
その為にはどんな手段でも使うという親の姿勢を
子供が見て、どう感じ、どう育つかに、危険を感じます。
林真理子さんが高齢出産に臨む際、
年を取って産むから
自転車での子供の送り迎えは体力がなくて出来ないけど、
その分、お金があるからタクシーで送り迎えが出来る、と
語った文章を読んだことがあります。
子作りにも、子育てにも
いろいろな手段があると思うけれど
そこにどれだけ相手を思う心があるかが大切だと切に感じます。
自分のためでなく、相手のためにです。
卵子提供を手段として選び親になった方は
普通に子供を授かった親より、苦難の道があると思います。
告知をするもしないも、自分の立場よりも
子供にとって何が一番かを本当に考えて出来るのか。
卵子提供はそんな難しい子育てを親に強いるものだと思います。
DNAが繋がっていようがいまいが
子供は親の背中を見て、親の生きる姿勢を見て育ちます。
命とか愛情をお金で買えるもの、解決出来るものとは
子供に教えたくないと考えます。
なるべく冷静に書き込もうと努力したいと思います。
自分の出自を知らないものです。この感覚は一生誰にも理解してもらえないだろうとあきらめていたのですが、第三者の関わる生殖技術によって生まれた方々の発言を聞くにつれ、同じ感覚を持つ方もいるのだと驚きました。仲間の多さに心強く感じました。
私見ですが、卵子提供を受けられた親御さんは失礼ながら当事者ではありません。
当事者はあくまでも「その技術によって生まれたお子さん」です。
その点についてじっくりと考えてはいただけないでしょうか。
医学の進歩で臓器移植・義手義足の例を挙げていた方もいましたが、それによって救われるのは患者当人です。自我は一つしかありません。しかし、第三者からの何らかの提供を受けたた方にとって、守るべき自我は全くの別人格を持つ一人の人間です。
子どもはいつまでも子どもではなく、自我を持つ大人となります。その大人が現在「当事者として」発言する様々な機会を得られるようになってきました。
全てとは言わないにしても少なからぬ人々が「言い様の知れぬ不安感」「自分が何者であるかを知らない恐怖」を「当事者の言葉として」語っています。
私たちは何も、誰かを責めるのでもなければ想像でものを言っているわけではありません。
現実にある当事者からの声を、なぜ親御さん方は「なかったもの」にしたがるのでしょうか。
愛情があれば大丈夫、と言い切れる根拠は何でしょうか。現実に苦しんでいる「当事者としてのかつての子ども」がいるのに。
出自のわからない当事者自身が第三者の関わる生殖技術を選ばれたのであれば、発言に説得力もあります。しかし、現実に血のつながった親を持ち、自分の存在にかけらとも不安を持たない自信を持つ方が、「子どもの不安なんてあるわけがない」と言い切れるのはなぜですか?
だからこそ、この問題に目を背けることなく、お互いの本音で「どう解消していけばいいのだろう」「どんな解決法があるのだろう」「他の手だてはないのか」など、前を向いた現実的な話し合いをするべきではないでしょうか。
決して関係のない第三者が、無責任にあおり立てているわけではありません。
そういった方法を選ばれた親御さん本人には決して理解できない、出自のわからない人間の苦しみを伝えることは、そんなに無意味なことなのでしょうか。
卵子提供だから周りが責めているわけではないのです。
少なくとも私は
「なかなか理解してもらえないこの苦しさは、どうやったら解消できるのか。方法はあるのか。
現実の社会で適応できていても、根源に関わるこの問題については一人で一生苦しみ続けなければならないのか。
もし、ここで第三者の関わる生殖技術で誕生した当事者たちの苦悩が救われる方法が見つかるのなら、徹底的に議論してもらえないだろうか」
と一縷の望みをいただいているのです。
<愛があれば大丈夫>という意味のない空想ではなく、具体的な方法が知りたいのです。
そのフォローを「生まれたんだからいいだろう」とばかりに社会や第三者らが、治療を受ける女性や家族、そして生まれた「当事者」任せにしていいのですか?それほど大きな問題を、個々の家族の問題に矮小化することが有意義とは思えません。
繰り返しますが「当事者とは、生まれてくる一人の人間」のことです。治療を選択した親御さんではありません。
親御さんに対して深い感謝と愛情があればあるほど、当事者側は直接本音は語りづらいと思います。ですから、このような場で少しでもお互いが歩み寄れないかと期待しています。
こんにちは、皆様。
私の子がレシピエントさんのお子さんの月齢だった頃、私は何もないのにブルーになり、先輩さま達に励まされていたものです。レシピエントさんは、この民間人への空襲のような状況でも取り乱していないだから、その母性は揺るぎないものと本当に尊敬します。
しゃびろさん意見を私は尊敬します。ただ、一つ少し足りていないと思う点は、長い不妊の末に授かる、子供自身の息づかいをまだ経ていない理想と感じる部分です。優秀な士官の論より、現場の一兵卒の体験が的を得ている事もある。ねえ、もう母になりましょうよ。不妊の末に巡り会う子は、お尻のにおいですら香水のようで、そしてガッツリそれぞれの個性を主張してきます。
そして一歳前のお子さんをお持ちの方々へ、この時期は医学的にも人間の母子の精神の絆が築かれる時期です。社会制度のことなどで悩むことなく、血縁の概念などに煩わされず、「魂の絆」を信じて、お子さんにぬくもりと笑顔を交わし愛し合って下さい。産褥期の心の乱れなど起こさぬよう、心暖まる本を読み安らかに過ごして下さいね。
いろいろな形で子育てしている全ての皆様へ。
私が励まされているもののご紹介をしますね。
何年も前、不妊でメソメソし、公園の家族連れを見ては泣いていた私は、気分転換へとヨーロッパ旅行へ行きました。ツアーだったのですが、行ってすぐには後悔しました。
聖母子像、受胎告知の絵など、西欧の名所は、不妊者には「NG」な宝物だらけに見えました。ツアーから外れてしまおうかと思っていたのですが、1枚だけ、不妊な私にも魅力的な「受胎告知の絵」に出会いました。
それが、レオナルド・ダヴィンチの受胎告知でした。モナリザのように難解な絵ではありません。
荘厳な図柄、母として誇りを持った美しい聖母マリア、
凛々しい大天使ガブリエル。
「聖なる子イエスが胎内に授かることを知った瞬間」を描いた、迫真の受胎告知です。
他の同主題のものを超えて美しく迫ってくるこの絵をよく見ると、マリアは、母になる運命にたじろがず自ら応えています。そして、個人の母の写実を超えています。
レオナルド・ダヴィンチの生い立ちに興味を持ったのはその後です。
彼が身分の低い母から産まれた庶子で、生後すぐに生母は別の男性と結婚していること、養母に育てられ、成人してからは結婚はせず、身寄りのない少年を引き取って育てたことなど。ちなみに若き日のダヴィンチは大変な美男子でした。
受胎告知の絵に描かれているマリアは、養母だったのか、生母だったのか、恋人だったのか、恋人はもしかしたら男性だったのか、あるいは養子を育てようとする自分の姿であるのか。それらを全てを含んだ「親というものの理想」かもしれません。
そして、「生まれる命の尊さ」を深々と感じさせる「強く美しい絵」なのです。
20歳でこれを描いたダヴィンチが、大天才だったのは自明のことですが、しかも、己に自信や強い信念を持っている。才能を嫉む者の行為など気にもとめなかったようです。
自らも自由な家族のあり方を選び、堂々たる名作を数多く残したダヴィンチにとっては、生い立ちもまた思索の元となったかもしれません。
そして、受け身な姿をした、他の聖母達よりも美しく、
「命を受け止め、授かった子の可能性を限りなく発揮させるために真摯に育てていく」、
その事への「覚悟と誇りを自ら示した気高い聖母」を描いたのかもしれません。
この絵に、名画という一般評価から価値をおくのか、それともそこに時を超えた思索を感じるかは、見るあなたの、生き方次第だと思います。
普通とは少し違う子育てをしている事に悩んだとき、「覚悟と誇りを持った聖母」の絵を見て、そして、ただ憧れることで、私は励まされています。
「親子の形には、さまざまな多様性があって良い」と思っています。
子供のルーツに真剣になることはもちろん重要です。
しかし遺棄児を養子に迎えたらその手立てが余りありません。もはやドナーの情報を手に入れられない状況もあるでしょう。
親子になったいきさつに対して、それぞれの親子の中で語り合える枠組みを、それぞれの子供の個性に沿った成長のどこかで、作って行くことだと思います。
10年前のものに関わらず「アメリカの家族」という本には、あらゆる形の家族が紹介されています。
また、「枠組みをいかに作るか」をカウンセラーに相談する方法もあります。アメリカのドラマの中の出来事ではなく、すでに日本のカウンセラーも「卵子提供を受けた親子の支え」が経験値としてあるようになってきています。
日本の家族像はもう相当に多様化しているのです。
ここの意見(卵子提供当事者以外)はあくまでも教科書に書かれていることだと思って、
確かに正論なのでしょうが、世の中正論どおりに進んでいることは少ないです。
正論通りに実行して、結果が最悪になったとしても、匿名掲示板で正論を吐いた人たちは
誰も責任を取ってはくれません。
レシピエントさんの気持ち、とてもよくわかります。
私も野田さんの発表以来心穏やかではいられません。いつも心にさざ波が立っています。
時々無性に涙が出ます。マタニティブルーにもならず、産後さえウツにならなかったというのに。
もう子供は2歳になるというこの時期に、心が乱されるとは思いもよりませんでした。
ですので、今一番大変な子育て中の方、そして妊娠中の方たちはどれだけ大変な思いを
しているのだろうかと心配になります。
正論は正論としてとらえつつ、ご自分が思う子育てをされるのが一番です。
DNAさえつながっていれば親子ということは決してありえません。
それはどんな意見の持ち主だって、これだけは一致した意見だと思います。
養子を一生懸命に愛して育て、無償の愛を注ぐ母に
「DNAが違うんだからあなたは親じゃないよ」という人がいたら鬼ですよね。
確かに本当のことですが、それをわざわざ本人に向かって言う必要ってありますか?
養子だけどできれば真実は話したくないという親がいても、ここまで執拗に
「出自!出自!告知!告知!」と連呼する人たちっているのかな?と少々疑問です。
「ご自分の判断でどうぞ」としか言えないですよね。だって他人なんですから。
当事者にしかわからないことに他人はあまり口を出さないのが普通ですよ。
それなのに卵子提供だけこんなに言われなければならないってどういうこと?って思います。
自分のエゴで作った子供を育てる親と、
不幸な子を引き取って育てている親を一緒にするなと言われそうですが、
どちらも血のつながりのない子供を一生懸命育てる「母」であることは間違いありません。
もちろん簡単な気持ちで卵子提供には踏み切ってはいけないし、
ここに書いてあることはこれから実行しようと思っている人には非常に有意義でしょう。
でも私のようにすでに母になった人間は、どんなに出自と騒がれても、
ドナーさんが会うことを拒否している場合、
言われれば言われるほど追い詰められた気持ちになります。
ベスト(この場合は告知でしょうか)を目指すことは大切ですが、
そのベストは人それぞれ違ってもいいのではないかと思います。
ここに書いている人たちは100点じゃない人生は許せないのかもしれませんね。
子供の権利は大切です。でもその子供を育てる親の気持ちが安定していなければ、
落ち着いた子供は育ちません。子供は親の悩みに敏感に反応します。
やったことを忘れるというご都合主義ではありません。
ただ私たちがやることは目の前の子供をただひたすら愛して育てることだと思います。
世の中に貢献できる必要とされる人間に育てようと思っています。
それこそが人間のアイデンティティーの確立に繋がると思うからです。
存在価値というのは、何も親子の血のつながりや、先祖がわかることだけじゃないはずです。
それだけだとしたら、ほんどの人間は自分の立ち位置に安心して
ハッピーに生きているはずです。
でも親が誰かがわかっていても、自分の存在価値がわからないという人は
現実にどんどん増えているじゃないですか。
告知するかしないかは育てる過程で考える。それでいいんじゃないですか?
さゆりさんへ
書き込みありがとうございます。
このスレッドは全て読んでいます。
私は何年も前から、卵子提供については子どもにいずれ告知するつもりだとこの掲示板上の以前のスレッドで書いています。現実逃避の意味で本を勧めたわけではないのです。子どもにはこれからも真摯に向き合いたいと思います。さゆりさんの書き込みの意味もきちんと受け止めさせていただきます。
レシピエントさんへ
私はあなたの書き込みが好きですよ!!
私はあなたを、最高のお母さんだと思います。
あなたの子どもにとっても、あなたは最高のお母さんです。
もしもつらい時があったら、私でできることがあったら言ってください。
子どもの笑顔は、まずはお母さんの笑顔から!!私もがんばって笑っています。
皆さんへ
私が現実逃避を提案していると思われたのなら、ごめんなさい。
ただ、本当に心配なのです。
匿名さんが書かれたように、産後ウツの時期の方などは、とても大変だと思います。
卵子提供者としてだけではなく、母親として子どものためにも大事な時期なので、少しでも母親の気持ちが明るくなってくれればと思って書き込みさせていただきました。
こうやって、私が返事を書くことで、また誰かを傷つけたりしないかと怖いです。
言葉足らずなところがあったら、お詫び申し上げます。
しゃびろさんのおっしゃる事は一々尤もなのですが、私がどうしても不快に思うのは、何故家族の問題に、第三者が関与してくるのかと言う事です。子供の権利、中立のためとしてでもです。
私は今の所子供に出自を話すか否か決めていません。
それを受け止めるだけのキャパシティがあるのか、一番理解してあげられるのは親だと思います。
ただ子供には十分理解して貰えると思っています。
しゃびろさんが指摘されているような「必然性」を伝えられるからです。
けれどもそれはここで述べるには余りにプライベートな内容を伴いますし、それを第三者に暴露するのは、それこそ私達家族の根幹を揺るがすことになると思います。
そして詭弁ときっと思われるでしょうが、何故卵子提供のみ母となる資質を問われ、他人の干渉を受けるのでしょうか。社会に受け入れられる為の通過儀礼としても、しばしば目にする虐待のみならず、ここの匿名発言を始め身近にさえ眉を潜める親がいるのに、余りに傲慢な問いかけに感じます。ご自身は誰にでも誇れる母で、客観的に他人を良い母親だと査定できるのですか。
私の子供は今ようやくあやすと笑うようになりました。
野田さんの公表があるまでは、何の不安も無い、非常に幸せな子育てをしておりました。
こんな掲示板見なければいいと思うのですが、見ない事で現実から目をそらしている、子供に誠実に向き合っていない、としゃびろさんを始め世間の方に責められている錯覚に陥り、非常にくだらないと思いつつ負けるものかと見えない敵に向かっている気分です。
すやすやと穏やかに眠る子供の横で、悶々と夜を明かすことが多くなりました。
花子さんご指摘の点(ルーツだけでしょうか)について、私なりの考えを述べます。
ckさんの本当の苦悩、苦悩の本質、少なくともその一端は、その点にこそあるのではないかと思います。
そもそも、その苦悩は、提供を決断するご夫婦当事者の苦悩であったものでしょう。
そしてご夫婦自身が、苦しみ、悩み、自ら決断する過程において、その苦悩を咀嚼し、克服していったとも言えます。
それは別の言葉で言うと、その決断自体がいかに苦渋のものであろうと、自らの選択としてその決断にいたった段階で、ご自身の苦悩に一つの解を与えることができた、という意味では、問題を終わらせたつもりはなくとも、ともかくの区切りをつけることができた、ということでもあるでしょう。
しかし、生まれ出た子どもは、まさしく所与のものとして、選択の余地なく与えられる事実として、その事実に直面しなければなりません。
その事実が子ども自身にとって重荷であるならば、これほどの重荷はないといえます。
子どもに対して、単に自分たち(大人)の重荷を移し替えただけになることこそ、最も避けるべきことであることに、誰も異論はないと思います。
特に当事者である親御さんにこそ、その気持ちは強いことでしょう。
この点がもし誤解されがちであるとしたら、そうではないことを、強く、強く、強調しておきたいと思います。
我が子に、生まれながらに重荷を背負わせたい親がどこの世界にいるでしょうか。
墓場までもっていく決意とは、その重荷を子に背負わせないための親心であることは、本当にその気持ち・真意は十分に十分に分かります。
しかし、私はあえて、墓場にもっていく選択は違う、と言いたいと思います。
umiさんがおっしゃっていたとおり、事実に向き合い、事実を共有する家族として、事実を子どもに伝えること、そうして事実に「共に」向き合っていくことこそが、子どもが、もしかしたら抱えてしまうかもしれないであろう重荷を取り除く道に直接的につながっていくと思います。
出自を知る権利とは、決して提供を受けた家族を瓦解させるものではなく、むしろ出自を知る権利の保障こそが、ご家族が自分たち自身の家族の形を築いていくための礎に、そして同時に子どもが提供の事実を咀嚼しながら自分自身で自分の人生の立ち位置を築いていくための礎になるものであると信じています。
そうであるならば、提供を決断するご夫婦にとって、何よりも考えなければいけないのは、子どもに対する説明の枠組みです。
なぜ提供という手段によってあなた(子ども)が来たのか、ということが、ご自分の苦悩の結果としてではなく、「(子どもにとっての)必然性」という視点で語れる信念をもたなければならないと思います。
様々な倫理観が世の中にはありますが、世の倫理観に準拠していようがいまいが、ご自身の信念として迷いがなく、子どもに対してまっすぐ目を見て話すことができるかを自分自身の心に真摯に問い、できると自分の心が答えられる方が、提供という手段に進むべきだと私は思います。
その信念に迷いが無いなら、いつかきっとお子さんは、親御さんの気持ちを理解してくれる日がくると信じます。子はいつも、誰よりも親を愛し、誰よりも親を理解したいのですから。
たとえいま、言語化して語れる言葉の枠組みがなかったとしても、きっとまだ言葉になっていないだけで、苦悩を経ながら提供を決断されたご自身(提供を受けたご夫婦自身)の心のうちにこそ、必ずその核心があると思います。
なぜ、他ならぬあなた(子ども)が、私たち夫婦のもとに来たのか、という答えを、ゆっくり少しずつでも自分の中に見出して自分の言葉にしていってほしいです。
子どもは夫婦の愛情の結実である、という全く同じ意味において、提供で授かった子どもが夫婦の愛情の結実であること。
子どもはみな、大きな命の流れの中で、命を受け継ぐ存在であること。
その命を分け与えてくれたもう一人の親がいること。
それがどれほどの幸福であるかを。
1:ここで、卵子提供の是非を問う意味は十分あると思います。
その事柄は良いと思います。
2:しかし、ここは高齢妊婦が、しかも卵子提供の当事者の妊婦が、
情報交換できる、数少ない、あるいは日本で唯一の場です。
3:例えば、臓器移植者のコミュニティに、臓器移植の是非を問う集団が、
あるとき突然現れて、ケンケンがくがく議論しだしたらどうでしょう?
しかも、術後の容体の不安定な人もいる場所で。
患者の誰かが死んだら、あなたは責任取れますか?
4:卵子提供をするかしないか迷っている人には、議論は有益な情報でしょう。
また、子育てが安定している人には、耳に痛い内容であっても、
聞く義務がある内容でしょう。
しかし、当事者の妊婦や、出産したばかりで体力気力が回復してない人にとってはどうでしょうか?
流産もあるし、産褥ウツがきっかけになっての母子心中もある。
5:「これは野田さん個人に言いたいことです」
「これは一般論です」など、ことわり書きしながら語り出すなど、
少し、周囲に目を配るようにしてははいかがでしょうか?
特に、「自分の子どもと同じ学校に、卵子提供者はいてほしくない」
「子どもに隠し事をしていない点で、自分は母として一点の曇りなき誇りを持っている」
などの個人的な感覚で、当事者を無慈悲に追い込んだ人は、
倫理の人であるつもりかもしれないけれど、もしかたら、既に殺人をしたかもしれないんですよ。
6:「卵子提供で生まれる子どもの権利」を守るために語る事は、
人権問題として意味が十分あると思います。
しかし、あまり「熱をおびた言葉」を使うと、守ろうとしている子ども自体の命を、
たった今、ここで死に追いやってってしまうかもしれない。
そこについては、皆さんよく考えて下さいね。
さゆりさん>よーちゃんさんが「心配していること」は何なのか、ちょっと考えてみて下さいよ。
なんだか心配で、私は毎日、明け方に目が覚めてます。
心が軽くなる本に出会われた・・
それはいいのですが、
一番問題なのは
生まれてくる子供の気持ちですよ?
このスレッド読んでいらっしゃいますか?
卵子提供を実行したい人、した方達は
どうあっても、普通に出産したのと同じと
思いたいのかもしれませんが・・・
ちなみにわたしのおじは成人して結婚して
子供が生まれてかなり大きくなるまで
自分が養子だということを知りませんでした。
それをおじの養父母(実父母だと思っていた)
がいよいよ体が悪くなってきたときに打ち明けました。
痴呆も少しあったからかもしれません。
おじはそれから、荒れに荒れました。
それまで父母に対してはよい息子であり、
よき父、よき夫であったにもかかわらずです。
悪いことに本当の親は今どうしているのかわからなかった
ことも関係あるのかもしれません。
まさにアイデンティティクライシスです。
戦後の混乱期で孤児なんてよくあった話です。
それをわかっていながら・・・それでも荒れていました。
どこの誰かもわからない、提供するだけであとは知らない
というような人から卵子を提供してもらうのではなく、
会えなくても、どこの誰かわかるようには
してあげたほうがいいと思います。
私自身は遺伝病を持っているので卵子提供
してくれる人がいるのなら、そうしたかったです。
しかし、もちろん病気を持っていなくて
自分より頭がよくて、自分より美人じゃないと嫌と
思っていたら見つかりませんでした。
卵子提供する人は基本的にはお金目的の人が
多いので高卒が多かったり、
大学といってもあまり程度のいい大学に
通っていなかったのです。
ルックスも自分がモデル並みのため、
満足ができませんでした。
そして、結局普通に妊娠し出産しました。
遺伝病とはいえ、100%遺伝するわけでは
ありませんが、子供に対してはやはり申し訳なく
思っています。
大部分の人は何の問題もなく妊娠出産するなかで
卵子提供もしかり、私のような人間もしかり、
悩んで苦しまないといけない人間も
一定数いてしかたないと思います。
メッセージありがとうございます。匿名さんがたくさんいらっしゃるので、タイトルを分かり易いようにしてみました。(笑)
イマジン、有名なことは知っていますが、きちんと聞いてません。今度まじめに聞いてみます。
人生の前半は、正直言って暗かったけど、主人と結婚してからは幸せなんです。主人は、わたしが辛いと言えばIVFも強要はしないし、卵子提供に至っては、全く眼中に無いようでした。今は多少の興味はあるようですが。
二人でも充分幸せなので、子供まで欲張る必要は無いのかも?とも思います。
何が自分たちにとって、一番良いのか、よく考えるつもりです。
国内の法整備が進んで、今通っている病院でも気軽に相談できるようになってくれたら、彼の気持はかなり揺らぐかもしれません。子供が欲しいのはやっぱり本音だと思うし。
匿名さんも、季節の変わり目、お風邪など引かれませんように、どうぞご自愛ください。
私は卵子提供に関しては、自分自身の選択肢のなかにはないので、肯定も否定もしませんが、野田聖子氏の手記を雑誌などで読み、このVoiceで論議されていることとは違う点が、自分の経験から気になってしまいます。
野田氏は養子を考えた際に、年齢的なこと、そして母親が仕事をしていることがネックになったとおっしゃっていました。
私は2回の流産の末、6回目のIVFで女児を授かりました。仕事を持っていたので、産休を1年間とり仕事に復帰をしようとした際、IVFのことを打ち明けていた友人数名から、「本当に仕事に復帰するの?」「あんなに欲しくて、沢山つらい思いをしてやっと授かったのに、本気で保育園に預けるの?」などなどの言葉を言われました。友人にしてみれば、家計が苦しいわけでもなく、私が仕事復帰しなくてはならない強い理由もないのに、やっと授かった子供とどうして一緒の時間を大切にしないのかと言うことでした。
私はその後、産休明けに仕事復帰はしましたが、娘と離れてみて、乳幼児の頃の大切な時間をやっぱり一緒にいたいと言う思いが強くなり、仕事はやめました。やはり、二人目はもうないと思っているので、友人が言うとおり、私のエゴ(本能とは私自身は思いません)で高齢で突然子供が欲しくなり、38歳を過ぎてから治療に通い、沢山の夫婦のお金を費やし、沢山の涙を流し、やっと生まれてきた娘を、その娘と一緒に過ごさないというのは、家計を助けるためなどの強い理由がない為、私自身もだんだん納得がいかなくなってきたのです。
人間はどーしても、欲望が強いです。でも、あれもこれも手に入れようとすると、どっかで必ずひずみが出てくるものなのではないでしょうか? 私は出産するまでは、とても華やかな世界で仕事をしてきました。やりがえと言うよりは、その華やかさを楽しみながら仕事をしていました。そして、それを失う時はやはり寂しかったです。でも、今はまったく後悔していません。娘と過ごせる時間は本当にプレシャスです。仕事も娘もとするよりは、私にはより心穏やかに過ごせるようになりました。
野田氏は、私に比べればずっとずっとタフなスーパーレディーであるとは思いますが、卵子提供までして授かったお子さんをやはり、ご主人や保育園などに預けて大変なお仕事を続けられるのでしょうか? おかしなもので、私は、あの時友人から言われた言葉と同じことを、野田氏の報道を聞いて最初に考えてしまいました。
やはり養子縁組で母親が仕事をしていてはダメというのは、いろいろな事情で実親に育ててもらえない子供を養子にして、保育園に入れて仕事に出るのでは意味がないと言うことなのではないでしょうか? 私は養子制度には大賛成です、不妊治療中もずーと考えていましたし、その時は仕事をやめる覚悟をしなくてはと思っていました。最近よく、不妊のゴール=妊娠 みたいになっていると聞きますが、実際にその意味がとても重く考えさせられます。 私は働きながら子育てをしている女性を、とても尊敬しています。ただ、やはり不妊治療の先にあるものは、周りから見ると普通の一般的な価値観とは違ってくるものなのかもしれないと、自分の経験上強く感じました。
■JISARTの先生方が法整備を待ちきれずに卵提供を開始なさったのは2008年ですね(経緯やガイドラインはJISARTのHP)
■ 厚労省 厚生科学審議会生殖補助医療部会『精子・卵子・胚の提供等による生殖補助医療制度の整備に関する報告書』は2003年。エッグシェリングも含め、精子卵子の提供を条件つきで認めました。法案も作成されたそうです。
■2009年には 日本生殖医学会が『第三者配偶子を用いる生殖医療についての提言』を出しました。(学会HP「不妊治療について」にあります) これまでの国内の議論の経緯、世論調査、欧州の動向なども書かれていてわかりやすいです。この中に厚労省報告書などによって2003年時、国内での精子卵子提供の「具体的な準備が(既に)完成しつつあった」とあります。
この厚労省法案に、大反対をなされたのが野田聖子さんです。
というのも、厚労省案は、兄弟姉妹など近親間の提供は当面禁止、代理出産は禁止でした。野田さんは近親間提供はもちろん、代理出産を認めるべきであるとお考えでした。そしてこうした規制色の強い法律ではなく「どのような高度生殖補助医療も原則自由、患者の自己責任でできる」特殊法を目指すと。(2006年12月の日経新聞)
私はつい最近この新聞記事↑をネットで読み、複雑な思いにかられました。
確かに、近親間の提供は日本の風土を考えれば検討すべき事柄かもしれません(生殖医学会も特例として実姉妹、知人からの卵提供を認めている)。
また、法案は条件縛りが厳しいものだったかもしれません。
それでも、このとき狭くてもよいから道を開くことはできたのではないでしょうか。現実にJISARTの先生方は厚労省案に近いガイドラインで卵提供を実施なさっていますし、法改正で適応拡大することも可能でしょう。なにより、この法律が成立していれば、少なくともこれ以降に生まれた人は出自を知ることができたのに…と思います。
その法案に反対し、では別の法案を国民の前にお出しになるかといえばそれも成されず、「法がない」とおっしゃり、ご自身は海外に行かれる…。記事で野田さんは「法があれば社会は許容します」と話されていますね。言葉通り、まず法を作ってから渡航なさるべきではなかったか。もちろん立法は議員一人でできることではなく、生殖技術への他の議員さんの無理解や関心の薄さはあることでしょう。またご自身の年齢リミットなどもあったことでしょう。でも、私はやはり納得できません。
■ちなみに出自を知る権利についてですが、
厚労省案は、ドナーさんとご夫婦は相互に匿名、生まれた子は15歳以上になれば提供者を特定できる情報の開示請求を行える、とあります。JISARTもほぼ同じで、先生方は告知を推奨され、開示請求に供えて書類も厳重に保管されていますね(ガイドラインから)。生殖医学会は全面開示ではありませんが、今後の動向により全面開示もあり得る、としています。
長くAIDを実施してきた慶応大学の先生も「子どもの出自を認める法律がいつかできるだろう」と約15年前から提供者の記録を大切に保管しているそうです(朝日新聞の記事から)
日本の最先端にいる先生方は、出自のことをとても大事になさっていると思います。
なお「出自の全面開示にするとドナーが減る」という懸念ですが、確かにスウェーデンなど途中で法を改正すると(非開示→全面開示)一時的にドナーは減るようです。しかし、その後はある程度落ち着き、ドナーさんの層も「出自を知ることの重要性を理解し、開示を了解している方々」に変わっていくそうです。子どもの立場から考えれば、これは良いことと思われます。
参考になる本に『生殖医療と家族のかたち』(石原理=生殖医学会の倫理委員長をなさっている先生です。新書です)、ほか、出自については『生殖補助医療で生まれた子どもの出自を知る権利』(才村眞里、日本だけでなく海外の動向もたくさん載っています)もありました。先にここの投稿で紹介されていたDI研究会、AIDの親の会、生まれた人たちの会などの情報も役立っています(私も勉強中です)。
そして、外国の提供の実情やアイデンティティに関する調査研究も、すでにそれなりの数が発表されています。国の予算による調査研究もたくさんあります。
問題はこうした先行の議論や提言が私たち国民の耳に届きにくいこと(報道はされていたので勉強不足と言われればそれまでですが)、さらに言えば、野田さんが議員という立場にありながら、いまも続々と出ている内外のリポート、学会提言、日本学術会議の答申、欧州動向(たとえばESHRE:ヨーロッパヒト生殖会議の提言やリポート)などにほとんど目もくれないご様子で、アメリカ型「原則自由、自己責任」法しか視野に入れてないことでしょう。
(私は正直、野田さんへの期待がしぼみました。ちょうど昨日、野田さんがテレビで出ておられましたが、自分視点のお話が多く、少なくともこの問題に関しては、議員としての客観的・多角的な洞察を欠いてらっしゃると思います)
最後になりますが特命tokumeiさんがインドの話で「足下を見られて暴利をむさぼられるご夫婦」のことを心配なされていましたが、これは文脈からすると依頼するご夫婦のことでしょうか(読み違えなら申し訳ありません)
もちろん生まれてくる子やご夫婦も心配ですが、もっとも心配なのは、貧しさゆえに卵子提供や代理出産を行っているー「外貨を稼ぐため」と、その肉体や健康を国家的に「むさぼられている」インドの女性たちではと思います。
非配偶者間の生殖医療を考える上で最も早急な対応が必要なのは、やはり生まれて来る子供を守る法整備だと考えます。
卵子提供や代理出産など、新しい医療技術のヒトへの応用については様々な考え方があって当然です。しかし生命倫理をめぐる問題には完全な理論や合意はあり得ません。
倫理的な判断とは、「疑いの余地のない完全な考え方ではなく、全ての状況(当事者の意向、Quality of life、客観的事実、社会の状況)を考慮した上でとり得る”まあまあ妥当な判断”を積み重ねていくもの」だからです。
卵子提供の場合は・・・・・
・当事者の意向:子供を持つ権利、妊娠・出産を自らの意思で決定できる権利、子が出自を知る権利、提供者の匿名性を守る権利 etc.
・Quality of life:子を持つことによる幸福や社会的役割の実現、生まれた子供の幸福(福祉)etc.
・客観的事実:生殖医療の進歩により卵子提供で子を持つことが可能となった、すでに多くの子供が卵子提供により誕生している、日本で卵子提供が適用されるのはごく一部(早発閉経、近親者から提供の申し出があった場合など)で、大部分は国外に渡航して治療を受けている、日本では生殖の可能性が極めて低いケースにも無制限に高度生殖医療を行っており、世界的に異例である、多くの欧米諸国では非配偶者間の生殖医療は不妊治療の選択肢の1つとして認識されている、
・社会の状況:少子化が加速している、女性の晩婚化による初産年齢の上昇、不妊カップルの増加、日本の伝統的な家族観(血縁を重視し養子などへの寛容度が低い、子供がいない夫婦への圧力が根強い「子供はまだか」「子供を持って一人前」)、医療資源の公平な分配 etc.
などなどの要因が考えられ、どれも大変難しい問題を含んでいます。
これらをすべて解決しないと卵子提供の是非は決められないのでしょうか?
実際の現場では、それぞれのケースごとに問題点を検討し、ベストではないかもしれないが「最も妥当な」解決を図るしかないのです。
少し別のカテゴリではありますが、日本でも性同一性障害の方の性別変更や、変更後の性で婚姻届を出すことを認める法律が制定されました。そのような方々を含め、日本にも養子やステップファミリー、卵子提供や代理出産などのさまざまな家族が「すでに」存在し容認されています。現実的(問題解決的)な考え方に立てば、それらの善し悪しを詮議することに時間を費やすのは有用ではないと考えられます。その間にも多くの子供たちがそれらの家族から生まれてくるからです。
これまでのレスに「生理的に受け入れられない」「卵子提供で親子になった人が自分の周りにいたら、子供に何と言って説明すればよいのか」などの書き込みがありましたが、個人の感情はどうであれ、家族の多様性をすでに認めている社会に見合う態度が求められているのです。
私たちは、多様な家族のあり方を改めて認めるとともに、まずは生まれてくる子供の法的立場(親子関係、出自を知る権利など)を確かにする必要があります。生殖医療についての細かい取り決めはその後で良いと考えます。
匿名になってしまいますが、さんのご意見の、この部分にとっても同意です。
>でも養親や里親を待っているのは
>今生きている、寂しい思いをしている子供たちです。
>卵子提供や代理出産などが推奨されると
>養子、里子がますます忘れ去られてしまうことを懸念しています。
>少子化対策にはならないかもしれませんが
>暖かい家庭で慈しまれた彼らは次世代で活躍することでしょう…。
今、育てられないけど(育てる気持ちもないけど)、親権は手放さない親が増えています。
それで、施設は満員状態です。
いつも集団生活で、担当の保育士もどんどん変わってしまう。
心は寂しく、休まらない。
しかも、大学の学費は自費なので、優勝な子どもも高卒で諦めることが多い。
そして、社会に出れば、保証人がいないのでアパート一つ借りづらい。
この子供達にとっては、各季節に数日の外出先になってくれる「季節里親」でも、
あるのとないのでは、大違いです。
完全に毎日過ごす「里親」でも、
週末や季節だけの帰省先にななる「週末里親」や「季節里親」でも、
なってくれる人が、多ければ多いほど良いと思います。
里親制度の充実と、施設の職員の充実を、切に願います。
妊娠おめでとうございます。
なぜ、公表後もTVに出演されるのでしょうか・・
もう十分、世間は卵子提供については理解できたと思いますが・・
国営放送でのドクターのコメントとおりではないでしょうか・・
やんわりですが意味深いお言葉でしたよね。受け止め方は個人個人
あるのでしょうが・・・
ここでたくさんの方が傷つきながらも議論を戦わせることで
何かが生まれてきつつあるのを感じております。
野田議員にも出産後落ち着いてからでいいので
是非目を通してくださるといいのですが。
ブログの中で、失われた命に対して
「カウント」されたはずであったのに…
というようなことを書かれていて
少子化対策について仕事ををなさりすぎたのかな、と思いました。
野田議員が卵子提供の法整備をするには
あまりに当事者過ぎて
客観的に物事を見られないのではないかということも
ここでの議論で少し思わされました。
国としてみれば、卵子提供を推奨することによって
優秀な女性が産む時期を選びながら仕事を続けることができ
しかも妊娠しにくい女性の持つ遺伝子は残らないという
いろいろないい面があるのでしょうね。
私は古い人間なのでどうしても第三者の関わる出産には
納得がいかないのですけれど。
バブル時代に働き手が足りず、DINKSという形態を流行らせたのに
少子化が進んだ今、子供を持つことを煽っている感じがして
なんとも複雑な気分です。
しつこいようですが、野田様
すでに今存在している命が少しでも幸せになれるように
家族として形成するにはずっと難しい養子縁組、里親制度にも
もっと光を当ててください。
養子、里子を迎えて多々ある問題を乗り越えようとしている家族に
もっと手を差し伸べてください。
あなた自身も長い長い不妊治療を
どこかで誰かに止めて欲しいと思っていらしたのですよね。
途中、養子も考えていらした。
でも卵子提供は養子のようなものだからそれでもいい、というのは
私には親側からの視点でしかものを見ていない気がするのです。
どちらも自分の遺伝子を持っていない、という共通項。
でも養親や里親を待っているのは
今生きている、寂しい思いをしている子供たちです。
卵子提供や代理出産などが推奨されると
養子、里子がますます忘れ去られてしまうことを懸念しています。
少子化対策にはならないかもしれませんが
暖かい家庭で慈しまれた彼らは次世代で活躍することでしょう…。
少しだけ当事者であるので感情的になってしまった部分も多く
冷静に分析されている方の書き込みを心から尊敬しつつ
拝読しております。
全ての子供たち、そしてその家族が
心から幸せと思える社会になりますように。
勝手に追伸して、すいません。
先ほどの投稿には、少し言葉足らずがありました。
いくらさんは、もうすでにとても幸せですよね。
自分に素直になれる伴侶に出会っている。
ジョン・レノンが、ヨーコに出会って、心が澄み渡ったように。
子どもを願うことは切なる願いですが、
素敵な旦那様の気持ちをどうぞ大切にしてくださいね。もちろん、すでに大切になさっていると思います。
そんな素敵な伴侶と二人で歩む人生も、そして、その中で、できる範囲で寂しい子供達を助けてあげるのも、また豊かな人生だろうなあって思いました。
そして、たくさん悩んで涙を流した人は、「想像力と寛容さ」という、素敵な贈り物を受け取る事ができるんだと思います。
卵子提供経験者の皆さんへ。
私はこのひと月余り、色々考えさせられるとともに、気持ちが揺れ動いていました。
私は子ども一人で、1歳半の育てやすい時期なのに、気持ちが不安定になったのですから、これが産後まもない方や、双子ちゃんの子育てされている方などは、かなり大変だったのではないかと、とても心配しています。
もし、みなさんの近くに私が住んでいたら、今すぐ逢いに行って、みなさんの悩みをきいてあげたいぐらい、心配です。
もし、気持ちが不安定になっておられる方がいらっしゃいましたら、ぜひ、この2冊の本をお勧めしたいです。
「ママ、生まれる前から大好きだよ!
―胎内記憶といのちの不思議 」 池川 明 (学習研究社)
「ママを守るために生まれてきたよ!」 池川 明 (学習研究社)
これは、胎内記憶について書かれた本で、「ママを守るために〜」の方は今年発売で、赤ちゃんの魂と、卵子提供についても書かれていて、今までの著者の考えのまとめのような感じの本です。
「ママ、生れる前から〜」では、いろんな胎内記憶の事例が詳しく書かれていて、私は涙を流しながら読んだエピソードもありました。
両方お勧めの本ですが、どちらか一冊でもいいので、目を通してください。私はこの本で、救われました。
この本を読んだ後、私は、子どもに向かって、「そうだったの、あなたはママが大好きだから生れてきたんだね!」と心から言えました。
卵子提供された方々が、魂と赤ちゃんの愛を信じて、迷いのない育児ができますように!!少しでもみなさんの心が明るくなりますように!!私は心から祈りたいと思います。
いくらさんのお話を伺っていて想いうかんだことです。匿名でごめんなさい。
幼くして父に去られ、実母にも育ててもらえず、やっと会うことがかなった実母は、数回会った後に事故で亡くなってしまった。
それで物事を辛辣に見がちだった少年が、大人になってだんだん癒されて歌った詩。
それがジョン・レノンの「イマジン」だと思います。
「想像しよう」という言葉で、様々な多様性が一緒になった世界を歌い上げた。
それが、皆の心を打つのは偶然じゃない。
痛みや涙が、時には人とうまく接せない悩みが、だんだん晴れて行ったときに、
授かる幸せや、想像力という思いやり。
いびつなリンゴだからこそ、到達できる人間らしさがあるのかもしれないですね。
いくらさんも、どうぞ、いろいろ熟慮しながら幸せになってください。
卵子提供に進んだとしたら、ドナーは子どもに会うことを許可する人を選んで下さい。
昨日偶然読んだ本が、卵子提供を扱った小説だったのでびっくり!
シルエットロマンスというべたべたの恋愛ものなのにです。
主人公にある男性が訪れてきて、「私の娘は君の娘でもある。すべての権利を放棄してほしい」と詰め寄ります。主人公は子供の産めない姉に卵子を提供した過去があるのですが、その余った卵子が何かの間違いで使われてしまったというお話でした(出産時、男性の妻死亡)。
主人公は、はじめは思ってみなかった姪(遺伝子上の娘)への愛情になやまされ、苦しめられたので、そのヒーローの娘への権利の破棄の条件として、彼の娘に会いにいくというお話です。
これが娯楽小説の設定ですか??舞台はアメリカのフロリダです。 そういえば、人気テレビドラマ「アリー my love」でも提供した卵子で生まれた「娘」が押しかけてひと騒動、というストーリーになっていましたね。
アメリカで「卵子提供」とは、かなり身近なものなのでしょうか。
今、ここのトビで話題になっている「アイディンティティ・クランシス」ですが、諸外国ではどうなっているのでしょうね。もちろん、苦しんでいる人たちもいるでしょうが、割合にしたら何パーセントなのでしょう。日本で法の整備をするにあたって、諸外国の実態の把握は絶対に必要でしょう。ここらへんは、ぜひとも出産後、野田聖子さんにお願いしたいところです。
児童虐待された子供は親になったら児童虐待すると言われていましたが、最新の調査の結果では虐待をする親で、虐待経験があるのは一割に過ぎないそうです。個々の体験は、疫学的な調査結果と、往々にして食い違います。
しゃぴろさんが明確に表現してくださったように、また、たぶん卵子提供による妊娠を賛成な人も反対な人も心の底ではわかっていると思うのですが、このように人や物の行き来が外国と盛んになっている現在、そして近親者による卵子提供はすでに認められ行われている現状をふまえてみると、第三者による卵子提供による出産を「全面禁止」するのは、現実的ではありません。もし、法律で認めてしまえばさらに多くの人が利用してしまう(だから禁止にしておけば、実際に行う人は少ない)という考えもありますが、インドなど外貨を稼ぐために大々的に安く行っているところもありますし、足下を見られて暴利をむさぼられるご夫婦もいらっしゃるようです。彼らもしくは彼らから生まれる子供たちを救うためにも、ある一定の制約付きで認めるような法的ガイドラインがぜひとも必要なのは自明であると思います。個人的には、顕微鏡授精をやった経験から、費用を安くする代わりに卵子を一部提供する、ヨーロッパで行われているエッグシェアリングのシステムに賛成です。私の主治医もこの方法については、日本でも導入可能だと言っていました。自らの出自がわからない苦しみも、一定年齢で適切なカウンセリングを義務づけることにより乗り越えられるのではないかと思います。
それともこれは、カウンセリングでも乗り越えられないほどの「絶対的な」心の闇なのでしょうか?
自分の出自がわからないから、不安で悲しい。実際、そういうことはあると思います。そして、そこでぽっかり穴があいた悲しみも、事実だと思います。しかし、それにより精神を病み、日常生活に困難を得る人は、一般の人が心の病にかかる割合より高いのか、ぜひとも調査が必要だと思います。
井上靖の「蒼き狼」の主人公チンギスハーンは自らの出生の不明に悩みが、あの巨大帝国の建設を促したとしています。そのような人々―自らの出自が不明な人―は人類の歴史が始まってからずうっと一定の割合で存在してきたはずです。イエスキリストですら、もし実在の人物であったと仮定したら、自らの出生について疑問をもたなかったとは考えられないし(神の啓示を受ける前)、少なくても周囲の人々は彼の出生(父親)について疑いの目で見ていたでしょう。しかし、人を幸せにするのは、外部の条件ではなく、自らの条件です。
私は正直、卵子提供出産以上にここで何人の方々かが告白しているように「自らの出自がわからないから、自分は心から幸福になれない」ということがどうにも受け入れられないのです。私は、どうしても人間がそんなに脆弱なものだとは思えないのです。
「母(父)不明である事実が私を不幸にした」というのは「私が子供を虐待するのは、両親に虐待されたからだ」または「私の不幸は両親が離婚したからだ」「私の不幸は母親に愛されなかったからだ」「私の不幸は、醜い容姿のせいだ」とどこが違うのだろうと、本気で考えます。
不幸の絶対条件などあるのでしょうか? 犯罪被害にあった人たちですら、適切なカウンセリング、心のもち方で乗り越えられるのです。上記の条件は個々人の葛藤の原因になったとしても、人が不幸になるのは、幸福になるのは、その個人の心のなかの問題であると、信じていますし、信じたいです。
繰り返しますが、自らの出自を知った子供たちの心が平安であるとは、誰も思っていないでしょう。しかし、乗り越えることが「全員」「絶対に」できないと考えるのは「人間」に対する冒涜ですらあるように考えます。
「国としての政策や法整備」と「自分や近親者がそれを受け入れられるか」は全く(とはいいませんが)別の問題だと思います。
私は現在子供がいますので、卵子提供出産の当事者にはなり得ませんし、友人が行おうとしたら、まずは止めるだろうと思います。しかし、上記の理由から、卵子提供による出産について、日本で行うことの法的なガイドラインを作り、適切な条件下で行うことには賛成です。
現在の日本の多くの問題、活力の低下、医療制度の破綻、老後の経済的な不安などは少子高齢化によるものが大部分を占めています。日本国民が、しかも適切な教育を施す経済力のある家庭の子供(適切な教育を受けた子供)が増えるのは、日本の未来のために喜ばしいことです。卵子提供による出産を「どのように制限するか」ではなく「どのようにサポートし、生まれた子達を幸せにできるのか」として議論が進んでいくことを切に希望します。
私が卵子提供を考えたのはIVF治療で14回目(奇しくも野田さんと同じ)の陰性判定を受けた後でした。卵子提供に活路を見出そうと夫に提案したところ、夫は大反対でした
「卵子提供をするくらいなら、夫婦二人の人生を選ぶ」ときっぱり言われました。私は彼がどうしてそこまで反対するのか、よく分からなかったのです。彼の遺伝子は残り、私はお腹の中で赤ちゃんに栄養を送り、痛い思いをして産むことで、血の絆はできるのではないのか?と安直に考えていたのです。
子供の頃に母と私とお腹の中の弟を捨てた父親、宗教と男性に頼ることばかりで子供の気持を顧みない母親、どちらの血も受け継ぎたくないと言う気持ちもありました。
出産適齢期を過ぎる前にも、結婚のチャンスはありましたが、そんな親を持つ私では、相手からも相手の両親からも嫌われるのではないか、子供が生まれても愛情を持って育てられるんだろうか、目の前に居る相手を愛してはいるけれど、結婚話が出ると、自信の無さから曖昧な態度を取っては、大切な出会いを壊していました。
違う意味で、自分のルーツに苦しんでいたのです。
主人には、なぜか自然と自分の事をさらけ出せて、結婚に至りました。40歳だったから、できたことだと思います。20〜30代の頃は苦悩してました。
子供は自然に任せよう、できなければ夫婦二人でやっていこうと夫が言うのに対して、私が、子供ができなければ卵子提供しようと言ったのは、彼の遺伝子を残してあげたいからに他ならないのと同時に、自分の遺伝子には何の未練も無いと思い切れたからです。
生まれてくる子供は、自分の出自に恨みを持つかもしれないし、持たないかもしれない。提供者に会いたいと思うかもしれないし、思わないかもしれない。
成長してから、卵子提供のことを話しても、気にしないかもしれないし、隠されていたことを恨むかもしれない。
紛れも無い実子であっても、愛情が実感できなければ、親の遺伝子なんか継承したくないと思うこともある。
明確なロジックは無いです。
「多様性を認める」寛容な気持があってもいいのかなと思いました。
親子は、親子になってから形成されるもので、生まれる前から、親のエゴで産んだなんて、そもそも無いです。どんな場合でも、子供が「産んでよ」って親にお願いはしないですから。
授かったから、産む。
卵子提供だって、すぐに妊娠できる保証があるわけではありません。"授かったから、産む"のは同じだと思います。
過去の私の投稿に"親のエゴだと思われても仕方無い"と書きましたが、その言葉にもし、傷ついた人がいたら、ごめんなさい。言葉の使い方を間違えました。
野田さんの報道があってから、夫の気持は、当初の頑ななものから、振り子のように揺れているようです。進むか進まざるべきか?
私は、彼が「二人の遺伝子でなければ意味がない」と言う意見を尊重して、もう少しIVFをしてみることにしました。ファイナルアンサーまでそう遠くはないでしょうが・・・
ここで学ぶことは大きいです。みなさんの貴重な意見を読ませていただけて、感謝しています。
今回、引退者のとび帰りレスをさせていただきます。
まず、徳さんへ お返事どうもありがとうございます。
私は、「自分と我が子とドナーとの関係」に関して、今のところかなり安定した心持ちで過ごしています。卵子提供を実施するに当たっては、ご指摘のようにカウンセリングを受けながらいたしました。受けて良かったと思っています。
私が最後の方で混乱(クラクラした)のは、この掲示板での「批判派と擁護派の間の熱気の強さ」を感じたためです。
それで、できたら、ここの議論の中でも、推進派、批判派の間に、なんとか和解の方法はないかと思ったのですが、でも、それは私一人ではどうにもできないなあ・・・と無力感を感じました。不勉強のせいかもしれないです。
「一般論として卵子提供の是非を語る人」と、「実際の当事者」では、言葉一つ一つに対しての受け止め方がの温度が違い、一般論としての言葉がナイフのように刺さって聞こえることがあります。
花子さんが、「問題が混同されている」とご指摘された部分です。この掲示板の性質上、「一般論」と「体験論」が同居してしまうんですね。それで体験者は身構えてしがいがちです。
それで、訴えたのが、
>「これからはこうすべき」という論議ではなく、
>すでに病気等でやむおえず提供を受けた人たちまで、非倫理的で母の道に外れると誹るのは、弱い者いじめではないでしょうか?
>できれば、「現状への一定の知識を持とう」「子供のアイデンティティクライシスを防ごう」
>「これからの日本の判断を考えよう」という前向きな気持ちをもって、
>意見を交わしていただけたら幸いです。
なんです。
このスレッドの中で、私は何度か「卵子提供にはアイデンティティクライシスが伴うから安易に行ってはいけない」「卵子提供当事者は批判も聞かないと」「制度が整えば、里親や養子を選択したほうが良い」と言っておりまして、卵子提供の完全擁護はしていません。
また、花子さんのお話にも出たように、卵子提供は「小さな生命の養子」であって、「体外受精の次のステップ」ではないと考えております。
自分の人生のことを話したのは、行き過ぎだったように思います。(特定の危険があるかどうか、削除を真剣に考えてみます。)
ちょっと興奮したのは確かです。でも、自分を守りたいと言うことではなく、「幸運な国内組」として、「渡航組を誹らないで欲しい」と、何か義務感のようなものにかられたんですよね・・・。
でも行き過ぎでした。そのことで、徳さまにストレスをかけてしまって、ごめんなさいです。
このスレにおける「厚生審議会の生殖補助医療部会」議事録のご紹介も、有意義と思います。
告知のについて、考えを新たにめぐらせているのも事実です。またカウンセリングを受けに行かなければなりませんね。
誠意を持って子どもを守り育てるようにします。どうもありがとうございます。
自分がもし、卵子提供や精子提供によって生まれたと言われて、気になるのは何かと考えたとき、それはルーツだけではないと思います。
子どもが生まれるということは、卵子と精子の出会いによるものなのでしょうか。
私は、そうではないと思います。それは、「男」と「女」の出会いであるはずです。
人間は、誰でも存在の不安を抱えて生きています。それを乗り越えて生きなければいけない。私は、私の存在の根底に、父と母の出会いをみます。それは、人と人の出会いでした。そこには、憎しみがあったとしても、確実に人と人の愛がありました。そして、人と人の生活がありました。
自分なら、そういう人と人の触れ合いがないままに「精子」と「卵子」の結合によって生まれたことに、深く絶望すると思います。もちろん、それを乗り越えるだけの親子の絆を築く可能性はあると思いますが。
血のつながりのない新しい家族のかたちを模索するのなら、養子制度を充実させるべきです。親が未熟でも子どもが健康に育つように、親を、子どもを、援助する体制づくりが重要です。
私が、卵子提供で授かったお子さんを立派に育てられるに違いないと思う方々は、養子として迎えたお子さんも立派に育てられるに違いありません。本当に新しい家族のかたちを模索する力のある成熟した方々です。
しかし、単に自己卵子での治療に限界がきたから、次のステップとして卵子提供を受けたいという程度の認識しかなくお子さんを授かりたいと思う方には、大きな不安を感じます。
抱えなければいけない問題の大きさから目をそむけ、ckさんの言葉に憤慨するようでは、起ってくるであろう問題を予防することは難しいのではないでしょうか。
私は、安易に卵子提供ができるような法整備には、反対します。
実母の病気で、生後すぐに親戚に預けられ、高齢の養父母に育てられました。母の記憶がなく何も教えられず、子ども時代に親ルーツ不明を経験したものです。
養父母は愛情を持って育ててくれましたので、「ふつうの家庭と違う」ことを実感しても、自分が人と違うから不幸とは思いませんでした。ただ、60歳をすぎた養父母の健康が、幼い頃からずっと、心配でした。そういう体験から「ママがおばあちゃんみたいで、みっともない」など、高齢の子育てを揶揄する発言には、心底腹がたちます。身体に気をつけて、お子さんのためにずっと元気でいてほしいと思います。
40年前の子ども時代、友達の父兄や近所の大人達も、自分達の知らない事情には踏み込むことなく、見守ってくれました。そのような人々のおかげで幸せな幼年時代を送れました。養母は、私の成人後に、実母に会わせてくれました。それまで、心を鬼にして母のことを封印してきたといいます。
やはり、出自の問題は、いつかは本当のことを話してほしいと思います。しかし、卵子提供では、提供者は別の人生を生きているのです。子どもの知る権利と、提供者の匿名性を守ることを、可能な限り両立させる方向を、冷静に考える必要があります。真実とは、単に「親が誰か」ではないと思います。提供者がどんな人か、両親がどれほど感謝しているか、どれほど望まれて生まれてきたか….何より、命を賭けて子どもを産み育て上げた人は、紛れもなく母親です。
ここで「子どもの出自を知る権利」を述べる意見が、子どもを心配するようでいて、その実、真実を知ると子どもが絶望するに違いない、秘密をかかえた親子は信頼関係が築けない、レシピエントを子どもの悩みを考慮しない軽率な人々だと、決めつけているように思えました。反対の根拠として述べるのだから当然かもしれませんが、当事者の方は「それはちょっとちがう」と思っても、卵子提供が出自問題の原因なので、反論し難いと思います。「子どもに十字架を背負わせたことを一生忘れるな」と、他人が言うべきことだろうかと、思うのです。実際、普通の人が、離婚し再婚して、血の繋がらない親子関係を作り、そこに葛藤を生じたとしても、頑張って子育てしている人を責めるようなことは言えないと思うのです。私は子どもがいなくて子育て経験もないので、余計にそう思うのかもしれません。
建設的な議論や批判は大切だと思います。ただ、当事者でない者は、自分達の知り得ない事情には踏み込まず、先入観をもたず、「子どもたちが、どれほど悩みはあっても、幸せに生きてくれるように」と願い、見守れないものか、と思います。カウンセリングの充実なども必要でしょうが、私たちの社会が成熟した懐の深いものであれば、と思うのです。
しゃぴろさま、コメントありがとうございました。
このスレッドで落ち込んでいましたが、久しぶりに来てみましたところ、自分への温かいコメを見つけました。ご心配おかけし申し訳ありませんでした。苦しんでいるのは自分だけじゃない・・・。分かっていてもなかなか前向きになれない私です。
私も主人もとにかく子供が大好きで、仕事も子供に関わる仕事をしてきました。子供を育てることの素晴らしさを日々感じいつかは、自分も・・・と思ってきました。長い長い治療を続けても流産し、今では卵子の質がどんどん落ちています。養子についても考えましたが、それぞれの両親の大反対で今は叶いません。
そんな状況下で野田さんの出来事は「同じように辛い思いをしてきた人に、命が宿っている」ということでとても元気を頂くことでした。私は、大好きな主人に子供を持たせてあげたいという気持がとても強いです(例え自分の遺伝子を受け継いでいなくても)。ですから野田さんの選んだことを違和感なく受け止めてしまいました(自分にはできないことですが)。
卵子提供云々についてみなさんのお考えを読ませて頂きいろいろ勉強になりました。まだ冷静には読めないのですが、他人事としてではなく、さまざまん人の視点に(産む側、提供する側。産まれた子供、支える家族などなど)立ってこれからきちんと考えていきたいなと思っています。
私のいとこは48歳で(セロフェン服用)子供を授かりました。超高齢ママですが、年々若がえっているのでは?という感じで、生き生きと子育てしています。私がなかなかあきらめられないのは、身近にこんな例があるからかもしれません。
人の言葉にいちいち傷ついていたら、強い母親にはなれませんよね。治療を再開できるかわかりませんが・・・。
しゃぴろさんこんな私にコメント本当にありがとうございました。しゃぴろさんにもさらなる幸せが訪れますように。
日本受精着床学会の倫理委員会の見解です。
ホームページ上で倫理委員会の報告は誰でも閲覧できます。
代理出産、代理母についての見解もありますが、卵子提供についての見解をここに書きうつしてみます。
「卵子提供に関する見解」
1・卵子提供による体外受精を、不妊治療法として認め、必要な法律上の整備をする
2・卵子の提供を受けなければ妊娠できない夫婦の中に、妻の年齢が最高55歳未満のもの、もしくは、卵子に問題があるため反復して体外受精が不成功のものも含むとする
以上の見解についての説明も、詳しく書かれていますので、ぜひ目を通してみてください。倫理委員会報告の中にあります。
また匿名性についての見解、出自を知る権利についての見解も書かれています。
これらの見解が書かれたのは、平成15年なのです。
一日も早く、法整備が整うことを願うばかりです。
■ このサイトを閲覧しだして8年ほどになりますが、ここ数年(3年ほどでしょうか?)、急速に卵子提供に関するスレッドが増えたという印象があります。
全体としての実施数が具体的にどれほどの増加をみているのか、全く分かりませんが、
花子さんがおっしゃるように、このサイトから垣間見えてくる状況としては、特殊でマイナーな話題という印象から、格段と気軽な情報交換として語られるようになっており、その状況から鑑みるに、おそらく既に相当数のお子さんが卵子提供によりこの世に生まれ出ていると考えるべきではないかと思っています。
「あるべきシステム論」の合意点がまず探られたあとに、そのガイドラインにのっとった形で実施数が増加する、という流れであればよかったのでしょうが、
現実問題として、情報化が進み国境の壁が低くなる中で、なかなか諸整備が進まない日本ではかなえられないので海外で、という発想は生殖医療だけに限った話でもないと思われ、
国としての合意の前に個々人の実施が先行するのも、その善し悪しは別としてもやむを得ない部分もあります。
システムとしての是非論や倫理観の擦り合わせは確かに必要です。
しかし一方で、非常に重要なことは、既に命が生み出されていて、私たちの社会に迎え入れている、という事実です。
このことは、是非論とは別に、私たちは事実として受け入れる必要があると思います。
従って、議論の整理として、
?今後、日本で卵子提供は推進されるべきなのか、もし推進するとして問題点は何か、というシステムとしてのあるべき論と、
?現在、すでに卵子提供のプログラムに進んでいる方々にとって必要な施策、の
二つの観点に分けることを念頭に置くべきだと思います。
どちらも重要ですし、特に当事者の方は、その議論の前提がどこにあるのかを把握した上で相手の発言を受け取る必要があるでしょう。
?の議論については、私個人としては、既に「是非論」の段階は、現状の事実として過ぎてしまっている、と感じています。
一定規模の需要があり、それに応える供給体制があるとき、それは社会を動かす一定規模の力となり、現実に存在するものとして意味をなしてきます。
受け入れる社会の側に当惑があったとしても、現実に存在している動きをもはや「なかったこと」にはできません。
グローバリゼーションは加速化することはあっても、止めることはできない現実の流れとなっている中で、
たとえ日本で今後法律上全面的に禁止したとしても、需要と供給は様々な形で生み出されるに違いなく、結果として、そこに潜在する問題が軽視されたり、顧みられない状況を招きかねず、それは社会として賢い選択、現実的選択とは思えません。
実際に、現実に、提供により生まれた命が存在している、ということを、個々人それぞれの当惑を乗り越えて、私たち皆が、その現実を直視すべきでしょう。
そして、生まれ出た命の重みに違いはないことを今一度再認識し、迎え入れた命の権利と幸福をどう保障していくか、という観点こそがまず早急に留意されるべきです。
技術と倫理のあるべき姿は、常に模索し、顧みられていくべきですが、
一方で、生殖医療は、提供を含めて、現実問題としてすでに「所与のもの」として考えるべき状況・段階にあるといえ(「総論」の段階を飛び越えて、まず「各論」の段階にきてしまったといえ)、
そうであるならば、是か非かの二元論というよりは、個別の倫理観に基づく是非論はひとまず脇におき、
所与のものとなっている提供という技術をいかにシステムとしてソフィスティケートすべきか(日本の社会規範に合う形に精緻化すべきか)、という地平こそが、現状において提供を議論する際の現実的視点と言えると思います。
■umiさんへ
umiさんの意見に賛成します。
私は提供を選択しませんが、もし自分が選択した立場に身を置いているとしたら、umiさんのように考えます。
その選択に誇りをもち、自分の選択を信じ、前を向いて進みます。
そして、パイオニアの道を選んだ自分がなすべきことは何かについて、常に考え続けます。
誇りをもつこと、事実から逃げず(子どもに対して)誠実であること、その二つが、提供で産んだ子どもに対して不可欠な親の責務だと思います。
子どもに対して後ろめたい気持ちになってはいけない、少なくともそうした気持ちを見せてはいけない。
提供という技術が福音であると信じ、その福音によって望んで授かった大切な命であるという気持ちに揺らぎがあってはいけない、と思います。
また、提供という技術がシステムとして(政策として)どうあるべきかは、きちんと議論されなければならない。
その議論の中で、様々な反対意見も出されるでしょう。
その意見を当事者として知る必要はありますが、その意見に必要以上に傷ついてはいけないと思います。
また全ての人から十全の理解が得られないとしても仕方がない、という諦めも必要だと思います。
既に選択した方にとって何よりも大切なのは、前を向いて歩いて行くことだと思います。
私だったら。
まず日本で生殖医療や医療行政、福祉行政を専門にしている学者をリサーチすると思います。
・海外、及び日本における提供の事情、施策に詳しい人
・知る権利について、公平でバランスのとれた視点をもっている人
・提供による子どものバックアップについて、一定の見識のある人
私だったら、書籍やネットである程度知識を得た上で、まず学者に協力を仰ぐことが、いろいろな意味で早道だと考えると思います。
学者といっても様々な見解や立場の人がいるので、慎重に・・・
焦らず、気長に、少しずつ、ご自分のペースで、考え続けて下さい。
きっとその努力は、お子さんに伝わると信じます。
お節介でごめんなさい。
■ckさんへ
発言してくださってありがとう。
私はckさんの心を真に理解することはできないけれど、その気持ちにこそ寄り添いたい。
怒りをぶつけて当然です。
むしろ、その怒りは怒りとしてきちんと発露され、主張されなければならないものです。
なぜckさんが個人の心に抱え込まなければならないのでしょうか。
社会の方こそが、怒りを怒りとして、きちんと聞く耳を持つ必要があるのではないでしょうか。
ckさんの怒りは、個別の、ckさんの親御さんの育て方の問題ではない。
社会全体が、私たち大人皆が(現実には我々の親の世代であったとしても、同じこと)、ckさんという一個の実存(古い言葉でごめんなさい)の根底を奪う行為に暗黙のうちに加担してきたのです。
それはもちろん、悪意ではない。
正確に言えば、気づかなかった、子どもに伝えるべき真実の選択についての認識を勘違いしてしまった、ということかもしれません。
でも、悪意ではないからといって、許されるものではない。
その事実に、私たち皆が謙虚にならなければならないと思います。
それでも、どうしても私がckさんにお伝えしたいこと。
ckさんが、どんなに待ち望まれて生まれ出た命であったかということ。
ckさんの誕生を、きっとご家族皆がどれほど祝福し、ckさんの人生の幸せをご家族皆が心から願ったに違いないこと。
ckさんの存在が、どれほどの幸せをご家族に、また、ご主人をはじめ人生で出会った大切な人々にもたらしたかということ。
だからこそあえて言いたいです。
どうか、いつか、ご自分の生が必然であり、この世にあるべくしてあるものであることに、いつか心から納得がいきますよう、
私の生と全く同じように、あなたの生も必然であって、だからこそあなたのお子さんの生も、全く同じに必然であることを、いつか自然に受けとめられる日がくることを。心から祈ります。
野田さんの卵子提供選択について語るときに、ここには4つの立場の人がいると思います。
1:このことを客観的な出来事としてとらえ、その是非や日本の将来を考え、語り合う人
2:自分の不妊治療の今後の参考として見ながら、語り合う人
3:卵子提供当事者(母側)で、語り合いの内容に、非常に敏感に反応してしまう人
4:卵子提供当事者(子側)に近い状態なので、語り合いの内容に、非常に敏感に反応してしまう人
1の中で、特に普通に母になれた方は、3の立場の人の感覚がわかりにくく、この間で摩擦が起きがちでしたが、段々と思いやりと歩み寄りがされているように感じます。
3と4の立場の人の間では、それぞれが心に大きな課題を抱えているので、特に冷静にならないと、未来に向けての話し合いが難しいように感じます。
しかし、これだけ立場の異なる人が、一堂に会することもなかなかなく、奥深い会議になっています。
それぞれが、どの立場からこの問題を見ているのかを明確にしていくと、話し合いの内容も冷静に進みやすいのではないかと感じております。
もうすでに数日経ってしまったので、見ていらっしゃらないかもしれませんが、
ツバメ号さん、ハンドル名とプライバシーをさらすことへの危惧については、マヨネーズさんほか数名の方が私の言葉足らずの部分を丁寧に伝えてくださっていましたので、その後のレスを見てもご理解いただけたものと思っております。
しかし、その前に興奮して書き込まれていたご自身とその周辺の方のプライバシーにかかわる記述については、放置されたままです。
どうぞ今からでも、お子さんや周囲の大切な方たちのために、この部分はぜひ削除していただきたいです。
そして
「まず、私の人生と選択における問題点を挙げて下さい。
一緒に考えましょう。」
については、私の答えはもちろんNOです。
まるで、ご自身のプライバシーをさらすことを盾にして、脅されているように感じ、恐怖感を覚えました。
この過激な部分も削除をお願いしたいです。
私はただ、今後の卵子提供推進への動きに関して、どのような背景であろうと不妊に苦しむ女性の立場だけにとらわれず、広い視点をもって語ろうとしている方に対して、突飛な例えを用いてまでその考えを封じこめようとされている過剰な擁護論について、個人的な意見を述べただけです。
掲示版のルール、あり方についてご自身のお考えをお持ちなのはわかりますが、管理者が判断して掲載している以上、ここでの匿名での意見も場合によってはありということのようですね。
「匿名」さんが何人もいらしてまぎらわしくて議論にならない点は私も感じますが、逆に今回限りのHNを使って捨て台詞のような言葉を吐く方もいらっしゃるようですし。
それから、ここを去ると宣言された追加レスの中で、JISARTのことをあげられていましたが、厚生科学審議会の生殖補助医療部会の討議内容とその報告書については提供を受ける以前に目を通しておられるということですよね。
この2003年の報告書以来、一向に事態が動いていないことをJISARTの動きと「渡航組」の方の行動の根拠にあげていらしゃいましたが、「しびれをきらして」の行動だとしても、やはり後に残す様々な問題からは逃れられないと思いました。
JISARTに救っていただいたとされるツバメ号さんが、今回の議論を経ただけでも告知についての考えを見直されたり、クラクラして最後には混乱してしまわらる様子をうかがっていると、審議された中でも指摘されていたような、提供における双方の十分な理解とその後のカウンセリング体制についても、やはりまだまだ整備は不十分であって、実現に向けての法整備には時間がかかって仕方がないのだということが露呈したのではないかと感じました。
「厚生審議会の生殖補助医療部会」議事録は誰でも読むことができます。
ここで皆さんが議論されているようなことを、専門家の方がそれぞれの見地から語っておられますし、様々な資料もあります。
もしまだの方がいらっしゃれば、ご参考になさってください。
私は、「もしも出自についての情報を明らかにすれば、ドナーは激減するだろうから、知る権利は保障されない方がよい」というようなお話を目の当たりにして、やはりこれはそう簡単に決着をつけられることではないのだということを再認識しました。
卵子提供に進まれる方は少なくとも、ここにあげられていたような問題点について最低限の知識を持ち、生涯にわたって誠意をもって子どもを守り育てていかれることを切に願います。
今までROMしていました。
愛する子どもは障害をもっています
父親の遺伝子からか
提供者の遺伝子からか
調べることはできない障害です
羊水検査はしていませんが
もししていたとしてもわかる障害ではありません。
提供、たくさんたくさん悩み苦しみ考えて行動しました。
私はどんなことがあっても
自分のお腹に宿った子どもを愛すると決めました。
提供者の方には今も心から感謝しています。
これからも家族で楽しい日々を過ごしたいと思っています。
いろいろな方の発言がありますが
VOICEを信頼しています
きっと将来のために有効な議論になっていることでしょう
それほど大切なことでありますから。
最後になりましたが
野田様のお腹の天使が元気に生まれ
愛されて育ちますよう
願ってやみません。
今、実際に不妊で悩んでいて、こちらの投稿を読んで自分の今後の選択をいろいろ思い悩んでいる方は、不妊カウンセラーの人に相談してみるのも一つの方法ではないかと思います。
人により置かれている状況は様々ですし、養子や里親をと思っても、只今はその制度にあてはまらないこともあります。
自分の卵子での治療を続けるのか、渡航するのか、養子等を考えるのか、夫婦二人で生きていくのか、
不妊専門のカウンセリング(自分に合っている人か、経験の高い人かによりますが)を受けると、
自分の心も整理されますし、いろいろな選択の例やその様子も(プライバシーではなくです、カウンセラーは秘密厳守します)
教えてくれるので、少し客観的になることができます。
たびたび失礼いたします。
CKさんの具体的な状況はわかりませんが、ご自身がお母様の実子ではないことをもしかしたら、お母様の死後に伝えられた(知った)ということなのでしょうか。もしそうであれば、そこまで心の葛藤を抱えていらっしゃるのはわかる気が致しますし、今も苦しんでいるご様子にはほんとうにこちらまで心が苦しくなります。
卵子あるいは精子提供の経験者やこれから考えている方には、やはり告知について真剣に考えるべきだと思いました。
ただ、それとは別にCKさんの発した声に対してなぜ心ない(とご本人は思われる)レスがついたのか考えてみました。これは私の個人的な感想だけかもしれませんが、CKさんが「今、自分がこれほどまでに苦しいのは提供を受けたあなたたちのせいだ」という怒りのメッセージを一貫して発しているからではないかと思いました。少なくとも私にはそうとれます。
CKさんがCKさんご自身とお母様の問題として扱うべきことと、提供によって生じる葛藤をすべてひとくくりにして、提供して母親になった人に対して「楽になるな」「絶望するしかない」みたいな怒りのメッセージをいやというほど発したら、少なくとも提供の経験者は、身を護るために、それに対しては反対の意を唱えるでしょう。
それを考えると、そこには歩み寄りは皆無だと思います。CKさんが提供、養子縁組、あるいはなにがしかで縁のあったお母様との間にある葛藤は「本当の親がだれであるかわからない」ということに起因しているのですよね。そうであるとしたら、卵子提供で母親になろうとしている、あるいはなった人たちだけを責めて、自分の怒りの矛先をぶつけても解決には結びつかない気がします。
今ある状況からどうするのがベストなのか?私はそういう意味ではしゃぴろさんのご意見に賛成です。やはり子どもの出自がわかるようなシステムを社会的レベルで構築していくこと。これが今、早急に取り組むべきことだと思います。
そして、母親だけでなく、この問題にはぜひ父親にも参加して取り組んでもらいたい。そしてそれはCKさんに対してのサポートにもつながるのではないかと思います。
卵子提供に反対される方の多くは、一般論として、実際に起ってくる問題に目を向けて議論されています。このスレッドがここまで伸びたのは、現実的に法整備に着手する可能性がある野田聖子さんという国会議員が、それを明言されているからです。それに対して、こういう議論が巻き起こるのは、当然のことです。
女性が「血のつながらないわが子を産む」ということが、どういうことなのか、どういう問題が起ってくるのか、わからないことが多すぎます。
50歳で子どもを産みたい気持ちも、60歳で子どもを産みたい気持ちも、65歳で子どもを産みたい気持ちも、おそらく変わりません。精子提供と卵子提供を受けるなら、65歳の人にでもパートナーとの出会いに奔走することもなく、自分の年齢を気にすることもなく、子どもをもつことが可能になります。それは現実にあったこと、あることです。
自己卵子で産めなくなった人の苦しみを解消するために、卵子提供を安全で安価に利用できるようにすれば、現実にどういうことが起こるのか。
もっとも重要なのは、やはりckさんがご自分の体験に照らしておっしゃっている、子ども自身のアイデンティティ・クライシスでしょう。
卵子提供によって生まれたお子さんは、深刻なアイデンティティ・クライシスに陥る可能性がある。これは、事実です。必ずそうなるとは決まっていませんが、「可能性」は、決して低くない。提供を受けた人が「ドナー」と呼ぶ人を、お子さんは「実の母親」と思慕するかもしれません。
その他、いまの段階では思いもよらないような、様々な問題が噴出してくる可能性も、決して低くはありません。
数年前まで、卵子提供を受けるということは、特別なことでした。それを受ける人の「勇気」は、賞賛されたものです。そのころ決断された方は、相当思い悩んだ末にそれを選択されたように思います。
しかし、いまでは、ずいぶん気楽に、単に体外受精の一段階上の治療であるかのように、扱われるようになったように思われます。卵子提供を受ける人が増えてきたこの時期に、このような議論が起こったことは、意味のないことではないでしょう。
卵子提供に反対する人の多くは、客観的に、問題点を指摘しています。繰り返しになりますが、法整備に携わる可能性がある人が、読んでいると想定するからです。それに反論する場として、ここは適当なところであるからです。
卵子提供のための法整備に反対するということは、卵子提供を受けた人を非難するということではありません。その方々の幸福を願わないということでもありません。そういうこととは無関係に、日本社会の未来を考えて、敢えて反対しているのです。
ところが、卵子提供を受けた方々は、そのような批判を、自分や自分のお子さん、自分と同じ選択をした仲間への攻撃と感じられているように思われます。たしかに感情的な批判もあるでしょうが、それと客観的な立場からの意見とを分けて考えないと、ご本人のつらさが増すのではないでしょうか。
卵子提供を受けてお子さんを授かった方々は、これからも心無い言葉に傷つかれるかもしれません。しかし、何よりも大事なのは、お子さんが存在するということです。そのお子さんを、強く、優しく、聡明な人間に育てるということです。ckさんの言葉を退けるのではなく、きちんと聞いたうえで、人と人としての絆をお子さんとのあいだに築く努力をすることが重要だと思います。
結果はどうなるかわかりませんが、その努力は報われると、私は信じたいのです。
大変お辛い状況、本当に心に闇を持たれていらっしゃるのだと言う事が大変良く解りました。
でも・・、申し訳ないのですが、同時に少し悲しい気持ちにもなりました。
今回のこのスレッドを通して、精子提供・卵子提供での出生の出自を知る議論を通して、この精子・卵子提供を行おうとしてる(行った)依頼者を通して、同時にckさんのご両親へご自身の強い思いを述べられたのではないかな?と思いました。
依頼者はよく熟考されましたか?
仮に自分には背負いきれそうにないと感じた時提供を諦めようと決心される方はどのくらいいたのでしょうか…。
また、楽になりたいなんて思わないでください。
これらの言葉全て、これから行おうとしている依頼者に発すると同時に、今は亡きご両親にも発していらっしゃるのでは?と私は思いました。
ckさんのご自身のルーツをどのように知らされたのかが書かれてないので、勝手な想像で書かせていただきますが、ご両親が亡くなられてからご自身のルーツをお知りになったか、それとも、ご健在でいらっしゃる時にお知りになったけれど、このことについてよく話し合われなかった、なので、これほどまでの心の闇を持たれてしまったのではないかな?と勝手ではありますが想像致しました。
ckさんは以前の投稿で、幸せにお育ちになられ、今も幸せだとおっしゃっていましたね。
今のckさの率直なお気持ちをご両親がお聞きになられたらどうお思いになるでしょうか?
かわいいお子様もいらっしゃるようですが、それでも、このような長い間、一生心に闇を持って生きていくのであれば、ご自身がこの世に生まれてこなかった方がいいとお思いになりますか?
先日投稿させていただきましたが、私は、母方のルーツを知りません。
それが哀れだと思っていませんし、両親も哀れだと全く思っていません。
母も、自身が養女であるけれど哀れだとは全く思っていません。
もし、私の両親がckさんと同じような気持ちを抱いていたら、ごめんね。と少しでも思ったら、私はとても悲しい気持ちになってしまいます。
ごめんね。と謝るのなら、では、なぜ産んだの!と言ってしまうかも知れません。
母から、母が養女だと聞かされた時、私は自分のことより母が可愛そうだったと心の底から思いました。
そのことを告げたら、母は、施設に預けれるよりは(言葉に語幣がありましたらすみません)新しい両親の元で育てられて良かったと言っていました。
ckさんのルーツが判らないことで、一生心に闇を持ち続けてしまうことのお辛さは大変よく理解します。
多分、理解すると言っても当事者ではない私には全てを理解できないでしょう。
ルーツが判らない子供をこの世に送り出すことに対しては、それに携わる者が慎重に考えなくてはならないことだ私も思います。
でも、今のご自身の存在意味を少しは考えて下さい。
どうかお子さんに、心の中だけのことでしょうけど謝らないで下さい。
ckさんはご自身の全てを知ってお子さんを授かったわけですから。
ckさんは、多分、何を言われてもこのことに対しては理解できないのではないかな?と、あなたの投稿を読んで思いましたが、少しでもその闇の心に何かが届けばいいなと思い投稿させていただきました。
「私の気持ちが分かってたまるか!」
はなからけんか腰な論調には、悲しい気持ちになります。
結局、みな自分がかわいい。
でも、もう少しお互いに寄り添う気持ちがあってもいいのでは?
きれい事でしょうか。
このトピ、最初から興味深く読んでいました。
野田さんご本人からの書き込みを見て、実は大変失望しました。
「悪質な書き込みは見ないようにする」
と野田さんが公言されていたからです。
妊婦さんなんだから、なるべく穏やかに過ごしていただきたいという思いはありますが、とにかく野田さんの場合は「国会議員」という公人。その点が一般人とは大きく異なると思います。
野田さんがあえて卵子提供を公表されたこと、この掲示板に本名に書き込みをされたこと、いずれも間違いなく公人としての野田聖子さんのお立場。悪質な書き込みとおっしゃっていますが、どこからどこまでを悪質、どこからどこまでを苦言、どこからどこまでを親切と判断されているのかも分かりませんし、公人として発言されたからには、どんな辛い意見にも耳を傾けるべきだと思います。野田さんの発言は、卵子提供うんぬんを飛び越え、結果的に私をますます政治不信に陥らせました。
(野田さんに限らず、卵子提供の話題に限らず、政治家の方々には本気で国民の声に耳を傾けていただきたい。ご自身の発言には責任を持っていただきたいです)
ましてや、卵子提供では日本では法律的にグレーゾーン。どうしても卵子提供の道を諦められなかったのであれば、野田さんには国会議員を辞めてから卵子提供にのぞんでいただきたかったです。
一般の方ですら、不妊治療と仕事の両立で苦しみ、その末に退職を余儀なくされているケースも多い。それなのに、野田さんは国会議員でありながら、法律的にグレーゾーンである卵子提供のために海外に飛んだ…、国会議員としての重責を軽んじていると感じたのは私だけでしょうか?
(そうは言っても、野田さんのお腹の赤ちゃんは、元気に育っていただきたいと願っています)
ここからは、野田さんの件に端を発した卵子提供についての個人的な見解です。
若ければ子どもを持てたはずなのに、仕事や諸処の事情で“自ら”出産のチャンスを先延ばしにしてきた方が、生殖年齢を過ぎてから卵子提供に頼ることには反対です。私自身も、出産を先延ばしにしたがために不妊という現実に直面し、自分の甘さを後悔したくちです。私は、自分の不妊は自分の無計画さゆえと考えており、それは自分で責任を取るしかないと思っています。
ただし、早発閉経や癌もろもろ、特殊な事情で卵子提供以外に子どもを持つ機会を絶たれてしまった方が、卵子提供という道を選ぶのは理解できます。
でも…、生まれて来る子どものアイデンティティ・クライシスの問題、生物学的・倫理的問題を考えると、個人的には卵子提供より養子縁組を選ぶ方が増えるといいなと思っています。共働きでは養子縁組ができないとかいろいろ障壁があるようですので、そのあたりの問題をぜひ国を挙げて整備していっていただきたい。虐待されている子どものニュースを見る度に、そんな子どもたちを愛して育てたいと思っている人間がいくらでもいるはずなのに(私を含めて)と思います。
最後に、卵子提供を受けた(受けようとしている)方の発言には、自己防衛のニュアンスが強いなと客観的に感じました。そしてまた、そういう発言に傾いてしまう人間の心理も理解できます。私自身もとても弱い人間ですから。
ckさんがおっしゃりたいのは、ご自身を守る殻をいったん脱いで、心の闇を抱えざるを得なかった人間の気持ちも少しでいいから考えてみてほしいということではないのでしょうか? みなさんそれぞれ卵子提供に踏み切ったのにはそれなりの事情と覚悟がおありなのは理解できます。「私にはこれしか道がなかった」と言われれば、そうかもしれないと思います。でも、あえてここでもう一呼吸置いて、ckさんの意見にも真っ白な気持ちで耳を傾けてほしいな、と思いました。たとえ、そこから何も得るものがなかったとしても。(もちろん、最初からckさんの意見に真摯に向き合われている方も多いと思います)
ここは、未来の子どもたちにとってより良い社会を提供するための、建設的な議論の場だと思っています。私なりの意見は書かせてもらいましたが、最終的には互いに理解できない部分はあるにせよ、歩み寄り、思いやりの気持ちを持ちたい。
みなさんのこれまでの経験や判断には、それぞれ敬意を表したい。そして今後は、子どもたちがより明るく前向きに生き生きと暮らしていける社会になるよう、いろいろな意見に耳を傾けながら、最善の選択を少しずつ積み重ねていけたらと願っています。
話がそれてしまって申し訳ありません。
この話は、なるべく赤裸々には書きたくなかったです。
しかし、ほのめかしてもあまり気にとめた人はいなかったので、あえて書きます。
「体外受精は倫理にあっているのか?」というお話しが出たので。
ここではない高齢の方の不妊治療のコミュニティで、
自分の卵子で高齢での妊娠にいたり、希望の星と呼ばれた人がいました。
その方は羊水検査は受けなかったようです。
やっとお腹に宿った生命、検査を受けたくなかった気持ちもわかります。
数ヶ月後、その方とやりとりで知った事実は、重度障害の子どもを授かったことでした。
たぶん、13トリソミーかな・・・と思いました。
その方の余りにも重い口調から、また周囲の方の受け止め方のなどの話の内容から、
もしかしたら赤ちゃんには目が無かったのかもしれません。
そして、NICUの中で懸命に生き、数ヶ月で小さな命は消えていきます。
他に18トリソミーの方も知っています。
そのようなお子さんを授かる確率は、通常では1/5000〜8000です。
そのような赤ちゃんの出生自体は暖かく受け止めるべきと思っています。
しかし、高齢で不妊治療を受けた場合は、それよりかなり多い確率で起きているのではないかと感じます。
しかし、羊水検査を受けて、堕胎の選択をしていても、
その方は一生涯、小さな生命を絶った罪悪感を背負っていったでしょう。
卵巣機能が良くて、自然妊娠で50歳でもお子さんを授かる人もいます。
それは素敵な事だし、そのような人は、多くの場合すでにお子さんがいて、産むか産まないかも、もう少し楽な心構えで検査に臨めると思います。
血のつながりを重視し、40代をかなり過ぎても、
自己卵での体外受精を推し進めている国は日本だけかも知れないです。
もしかしたら「不思議な国、ニッポン」なのかもしれません。
国内で、現場の医師達が独自に卵子提供を始めだしたのは、
彼らも、このような現実をみつめてのことかもしれない、と私は思います。
IPS細胞で、若い卵子が作れるようになったら、状況はまた変わるかも知れないと思います。
ある年齢になったら、養子や里親を選ぶのが最も良いのではないか、そのために制度を整えるべきではないかと思います。病気等でお子さんが授かれない方の場合も、養子や里親を考慮してみてはどうでしょう、という点では同じかと思います。
親を求めて寂しい思いをしている子どもは、現実に沢山いるのですし。もっと制度が整って欲しいと思っております。そして、妻側夫側の親族や学校や地域社会も、そのことを快く受け止めて欲しいと思います。
現在は、緊急処置として精子提供・卵子提供があるのかもしれません。
当然、子どもが出自を知る権利はきちんと保障されていて、よくよく、よくよく熟慮した人が親になる場合のみの話です。
ckさん、そして他の方々も、深いお話を、本当にどうもありがとうございました。
ckさん、熟考しなかったとでも?
病気治療による早発閉経(10代でした)の私は、何故あのまま死なせてくれなかったのか、親を恨みました。
理論的におかしい事は十分承知です。
私は自分の命と引き換えに、子供の命を奪ってしまった。
親は私と言う子供の死を免れたけれど、代わりに私は自身の子供の死を負わされた。
そしてそれに対する周囲の反応は当然「生きているだけ有り難いと思え。」、「もともと子供はできなかったかも。」「子供がいなくても。」、「結婚しなくても。」。
絶望した私は自傷行為を繰り返していました。
最近私のような元患者はPTSD扱いされていると知りました。
でも結局解決するのは自分自身です。
Dead or Alive
子供達が耐え切れずに「死」を選択するなら、私は一緒に心中する覚悟です。
「生きる」と決めたらとことん生き抜け、経験上そう伝えます。
ご両親と十分にコミュニケーションとれなかった事に同情致しますが、私は貴女の言葉に絶望もしませんし、敢えて苦悩しようとも思いません。
貴女に哀れまれる子供が本当に不憫です。
まずは、前回の書き込みが感情的でありすぎたことを
お詫びします。
その上で、あんな意見に少しでも寄り添って下さった方に
感謝を申し上げます。ありがとうございました。
>ツバメ号さん
私は回答を持っていません。
ルーツがわからなくて苦しんでいる人にはこうやって接すれば
状況は好転しますよ、なんて言えません。
もしその答えを知っていたら、何より自分自身がもっと安定した
状態になっているはずです。
>できれば「ルーツがわかるように必ず資料を集めて欲しい」「安易に精子提供や卵子提供はしないでくれ」と前向きに呼びかけて欲しいと感じます。
決して皮肉ではなく、前向きに発言すれば本当に皆さんに
私の声が届いたのでしょうか…。
今までの経験としては、提言として発言しても
独特の論理でねじ伏せられるだけでした。
その上「そんなことくらいで傷ついたなんて言うな、
不幸な人なら他にもたくさんいる」、
「今現在が幸せらそれで良いじゃないか」とさえ
言われました今回も。
ルーツの不在など無かったことにしておけ!という暴論に
それでも前向きに…とは出来ませんでした。
私の言葉で傷ついている提供経験者がいることもわかっています。
でも、それだけのことをしているんだとわかって頂くには
私にはこの発言方しかないと思いました。
以前申し上げたように、また、別の意味の当事者さんも仰っている
ようにどんなに愛情をかけて育てられようとも、どんなに強く
絆を感じようとも、ルーツを知りたいという気持ちは本能であり
何かに替えられるものではないのです。
埋められることでもないのです。
そういう意味では、ルーツを知るための手だてを絶対に確保して
頂くことは必須だと思います。
「絶望しろと言っているようなもの」…確かに、そう受け
取られても仕方ないと思いますし、認める部分もあります。
またご批判を頂くのは承知の上です。
しかし、厳しい言い方になりますが、この結果を選んだのは
ご自身ではありませんか?
ツバメ号さんのケースはまた少し違うのかもしれませんが、
このVoiceで見かける大半の提供希望・実行者は、年齢的に
あとが無くなり、提供を受ける意思が固まった途端に
とにかく一日も早く!と施術を受ける。
私も高齢ですから時間に追われて焦るのはよく理解できます。
しかしそうやって授かった子供のその後のケアについて
短い時間の中でも熟考しましたか。
成長した時にどう伝えるか、秘密を墓場まで持っていくにしても
途中で知られてしまったらなど、おそらく皆さん頭を過って
いたはずです。
そしてそれをもっと掘り下げて調べるための努力を全員が
されたのでしょうか。
仮に自分には背負いきれそうにないと感じた時
提供を諦めようと決心される方はどのくらいいたのでしょうか…。
「気付かなかったし、わからなかった」
「そこまで苦しんでいるなんて知らなかった」
と、これも大半の方が仰るでしょう。
しかし「知らなかったなら仕方ないね」とはならないと思います。
「そんなつもりじゃなかった」と言えば何事も許されるのですか?
私はそうは思いません。提供に限ったことでなく。
知ろう思えばいくらでも知り得たことにあえて耳を塞いで
実行した結果、野田さんのこの一件で世間が騒ぎ、
やっと今現実が目に入ってきたのだと思います。
「そんなつもりで提供を受けたわけじゃない」と言われても、
全員ではないけれど、生まれた子供は一定の割合で苦悩します。
(それが1:9か5:5か9:1か真実はわかりません)
今私から言えるのは、同じ苦悩は共有できなくとも
提供を受けた方には別の意味で苦悩し続けて欲しいと
いうことです。
残酷なことを言っているのは承知しています。
でもそれが私個人の考え得る
"提供を受けて親になった人としての最大の良心"だと思います。
自分のやってきた事を否定されたくないのは誰しも同じです。
でも、腹をくくって下さい。
楽になりたいなんて思わないでください。
あなた方の子供自身が誰より「楽」な出自でありたかったと
思うでしょうから。
そして将来、互いの果てしない苦悩の先に
血縁など関係ないと言える絆が生まれたら、
…それが最良だと想像します。
私のケースはもう死別していますので、それは
叶いませんが。
最後に、これは言うべきか迷っていましたが…。
私には子供がいます。
最近その寝顔を見ながらよく思います、ごめんね、って。
自分ではどうすることも出来ない悲しさと申し訳ない気持ちに
なります。
私のルーツ不明の部分が子供自身にも受け継がれているからです。
皆さんのお子さんが将来子供を持った時、こういう感情が
生まれてしまうかもしれないことも、どうか忘れないで
いてください、お願いします。
何も知らないで勝手なことを言うのも、と思い
野田議員のブログ、雑誌の記事など読ませていただきました。
これから妊娠後期に入ってまた心境の変化があるかもしれません
子育てをして未来への責任を余計感じるかもしれません。
大きな発言力のある方だけに
大きな視野での行動を期待しています。
変な例えになりますが
大半が青信号で渡る横断歩道を
どうしても今しか渡れない数少ない人たちが
青信号が点滅している間に小走りで渡っていたところを
ある人が堂々と渡りきり
「責任を感じるので
これから皆も青信号の点滅で渡れるようにしたい」
とおっしゃっている感じがいたしました。
では、どこからを赤信号にするのか?
卵子提供と共に代理母を是とすれば
事実婚、シングルマザー、シングルファザー、
同性のカップル、高齢の夫婦…
どこまでが子供を持てるようになるのか。
関わった第三者が外国ではなく同じ国内にいることで起こる問題に
対応する組織やカウンセラーなども必要ではないかと思います。
例えば提供者や代理母に会うことが可能になったとしても
その人が思ったよりも不幸な生活をしていたら
子供たちは翌日から普通の生活に戻れるでしょうか?
何らかの理由で提供者の唯一の子供があなたの子供となった場合の
提供者へのカウンセリングなど。
子供を持てない夫婦が周りにも自分自身にも責められることなく
自然に暮らせる社会にはならないのでしょうか。
女性の輝く30代、40代だけではなく
50代、60代まで続く治療が存在するのは幸せなことですか?
自分の子を抱くため体外受精を頑張ろうとしていた女性に
数回結果が出ない場合
卵子提供へ、代理母へという無言の圧力はかかりませんか?
法律改正により皇室の後継者問題を解決する流れになるのではと
うがった考えさえ持たされてしまいます。
私は第三者が関わる出産には反対です。
早く他の治療方法ができて欲しいと心から願います。
それは他の方法が無くてやむを得ずの個人の方への批判ではなく
生まれてくる子らのために何も準備がされないまま
闇雲に合法となってしまうことにとても不安を感じるからです。
パイオニアとして問題に取り組まされるのは
それを選んだ親だけではなく、子供たちもですから。
追伸
ツバメ号様
ck様は御自身は幸せです、と書かれていますよ。
けれど前向きな提案をなさらないのは反対なさってるからです。
どんなに幸せでも、いえ、愛情深く育てられたからこそ
ふと心に影が差すことがあるのだと想像いたします。
野田様の書き込みのお陰で双方の意見が活発に飛び交い
勉強させていただいています。
ツバメ号様の苦悩も誰かを救っているかもしれませんよ…。
(精子提供をまだ合法でないように書いてしまいました。
代理母の誤りです。ごめんなさい)
プラーベートな話なので、今回は匿名とさせていただきます。
私と母方の祖父母とは血の繋がりがありません。
母が養女だからです。
一緒に住んでいたと言う事もあって、私は幼少の頃から良くその祖母に似ていると言われました。
顔は、当たり前ですが全く似ていません。でも、性格は、母より祖母にとても良く似ていると自分でも思います。
母は、身の回りの生理整頓がとてもヘタで、良く物を無くします。しかし、祖母は、その辺大変きちんとしていました。また、母は料理が苦手ですが、祖母は昔ながらの’おかあさん’(私にとってはおばあちゃんですが)とっ言った感じの人だったので、料理は大変上手で、また手先も大変器用だったので、良く手作りの洋服などを作ってもらいました。
私は、祖母ほど手先が器用で料理上手ではありませんが、母と比べたら出来ますし、生理整頓も祖母と同じくらいきちんとしています。
確かに、血のつながりはとても重要なもので、血が繋がっていて良かったと心から思われる方がほとんどだと思いますが、でも、性格などは、同じ生活をして行く上で作られる部分がかなりあると思います。夫婦でも、長年一緒に暮らしていると似たもの夫婦になったりしますよね。
私自身、性格は、血の繋がりのある母より、繋がりのない祖母に似ているので、祖母が無くなりかなり経ちますが、今でもとても不思議な気持ちです。
私は、両親との血の繋がりはあるので、両親との繋がりがない方々の辛いお気持ちは良く分からないのだと思いますが、でも、祖父母と血の繋がりが無い事実を二十歳頃に聞かされても、特に無にも思いませんでした。血の繋がりが無いと判かったからと言って、その日からおばあちゃん、おじいちゃんじゃないとは思えなかったですし、私のおばあちゃん、おじいちゃんは、このおばあちゃん、おじいちゃんだから、と今でも当たり前ですがそう思っています。
母は、心の奥底では寂しい思いをしていたのかも知れません。でも、私からしたら普通の親子で、けんかも良くしていましたし、母は、育ててもらって良かったと言っていました。
この投稿で、卵子提供の是非に関して何も申し上げることはありませんが、血の繋がりのない事実を知って、心に闇を持たれお辛い思いをされている方のお話を目にしますと大変心が痛みます。
耳を傾けて欲しいというお気持ちも大変良く解りますので、できれば、否定的な意見だけではなく、では、どうすればその心の闇は無くなるのか、軽減されるのかまでをお話されるとよろしのではないかな?もっともっと耳を傾ける方々が増えるのではないかな?と思います。
卵子提供でも、実子でも、養子でも、若くても、高齢でも、金持ちでも、貧乏でも、大家族でも、シングルでも、条件がどんなに違っても、いいお母さんになる人は、きっと「いいお母さん」になられるでしょう。
反対に、自分のところは、実子だから、若いから、金持ちだから、夫婦がそろっているからと自画自賛し、そういう条件を満たすことができなかった人には「立派な子育ては無理」、「子どもがかわいそう」などと言って他人を残酷に切り捨てる人が、本当に「いいお母さん」になれるとは思えません。
卵子提供で子どもを授かることには、多くの問題があります。子ども自身のアイデンティティ・クライシスを見つめる必要はあります。
でも、卵子提供で授かった子どもだから不幸になる、生れてこなければよかったと思うようになる、とは限りません。「いいお母さん」に「大切に」育てられれば、きっと強くて優しいお子さんが育つでしょう。どんな危機も、苦しみながらもきっと自力で乗り越えられると、私は思います。
「卵子提供」とか、「実子」とか、「養子」とかで、くくってしまえるわけがありません。人は、千差万別です。
卵子提供を受けてお子さんを授かった方々は、どうすればよりよく子どもを育てることができるのか、一生懸命に考え、心をこめて育児をすることだけを心掛ければいいのではないでしょうか。
「子どもを不幸にしてしまわないだろうか」と心配し、真摯に起ってくるであろう問題に向き合うお母さんの多くは、きっと「いいお母さん」になられるだろうと思います。
すいません、このスレッドから去ることを決めたツバメ号のPS出現です。
(語ると、いつしか身内のプライバシーを危機に陥れるという自粛から引退しました)
私が、自分を、
>のスレッドから去る、最後の「卵子提供当事者」になるかもしれない
と申しあげたのは、
「幸運な国内組」の私であっても、かなりクラッとするこのスレッドにおいては、もう「渡航組」の当事者の方は、涙を流していて発言をしない可能性もあると自分は感じているからです。「早期閉経」のお話しなどをしたのは、そう自ら話されいた方々のリアルな体験談の前後に、少し感情的な批判論も同居していたからなんです。
>似てることの安心感って、やはりあると思うんです。
>家族の中で、血のつながりやDNAを感じられることはとても幸せなことだと思うんです。それが、自然の摂理だから。
というような事も、「渡航組」の方々は、日本の基本的な家族感覚として十分に承知しておられます。一般的な家族感覚の中の、異端な少数派であると言うことを背負いながら子育てしておられます。
また、ckさんのご意見も、とてもご重要な意見と思うと同時に、できれば「ルーツがわかるように必ず資料を集めて欲しい」「安易に精子提供や卵子提供はしないでくれ」と前向きに呼びかけて欲しいと感じます。
出自を知らないことの不安定さは大変な事だと理解しております。
しかし、すでに卵子提供で子育てしている方の話に、
>問題に直面した時は家族で乗り越えます!というご意見、
>一見美しく感じますが、もし私が親族からそのようなことを
>言われたら余計に辛くなると思いました。
と言っても、それではどんなに頑張っても子どもは幸せになれないのか・・・と「絶望しなさい」という事になってしまいます。
親が絶望したら、肝心の子どもが育つ環境が悪くなってしまいます。
もしかしたら、ここは「当事者には現れがたい会議の場」になるかもしれないな・・・と思います。それでももちろん会議の意味があると思います。
すいませんでした。それでは失礼いたします。
卵子提供の問題で、忘れられていることの一つに、この技術が当たり前のように利用できるようになったときに、女性が、特に法律上の妻が、まさに「生む機械」とされる可能性が高くなるということがあります。
ツバメ号さんが、「早期閉経などで不妊の人たちは、例えば、お姑さんの気持ち等で罪悪感に駆られ、離婚に至りそうな場合もあります」と書かれていますが、こういうケースは多々あるでしょう。
現在は、日本では卵子提供について一般には知られていませんし、高額ですので、婚家に強要されるということはあまりないかもしれませんが、日本でも法整備されて認められるとなると、「自分の息子の遺伝子」さえ継いでいればいい舅や姑、もしくは夫自身に強要されて、卵子提供によって子どもを授かる人は、必ず出てきます。
こういう場合、夫婦仲がいいあいだはよいですが、夫を嫌うようになったとき、夫の遺伝子だけを継いだわが子を愛することができなくなる人も出てくるでしょう。
みなさん、親子の情を非常に美しいもののように賛美されますが、実際には、実の親子でも、複雑な葛藤を抱えているのが普通です。
欲望が満たされないで苦しむ人がいることは事実でしょうが、そういう欲望が解放されたときに、本当に、みんなが幸せになれるのでしょうか。
以前、男女の産み分けのために着床前診断を受けたいというスレッドがありました。海外でなら、それも可能だということです。そういう人々がいう「現在の技術でできることを、すべて試したい」という言葉に説得力はあるのでしょうか。
すでに複数のお子さんを授かりながら、希望の性の子どもがどうしてもほしい、堕胎を繰り返す(希望の性の子でないことがわかったら堕胎する)よりも、着床前診断を受けたほうがよいという主張に正当性はあるのでしょうか。
人間の欲望には、きりがありません。
卵子提供を受けてでも、自分で「生んだ」子どもを抱きたいという女性の願いを無視できないと、すくなくともここに集う人の多くは思われるでしょう。
では、嫁の遺伝子などはどうでもいいから、どうしても息子の子ども、自分の孫がほしいという舅、姑の希望、自分の血を継ぐ子どもがほしいという夫の希望については、どうでしょうか。
それは満たされるべきで、そのためには嫁は自分の希望ではなくても、そこまでして子どもを生むべきなのでしょうか。
卵子提供が合法化され、一般化されたときに起きてくる問題の多様性、深刻さ、そういうことをきちんと考えなければいけません。卵子提供に反対される人々が抱く危惧を、単に幸せになろうとしている人の邪魔をする「抵抗勢力」のように受け取ってはいけないと思います。
卵子提供を受けて、お子さんを授かった方々の幸せを、心から願うとしても、この技術が普及することによって起ってくる様々な悲劇を無視することはできないのです。
卵子提供が日本で合法化されることによって、自己卵子では生めない女性に「生む」扉が開かれるかもしれませんが、それは「生まされる」扉でもあることを、忘れてはいけないように思います。
>以前の「養子の弟さん」の投稿も、示唆に富むお話ではありますが、これも弟さんや弟さんのご家族のプライバシーに関わる事柄でしょう(弟さんに了承をとられている、あるいは書かれた方が最初から事実をかなり脚色したうえで投稿なさっていることを願いたくなりましたが…)。
これ、私が投稿したことに関することと思いますが、特に事実は脚色していません。また、本名と住所等を書きこんでいる訳ではないので、ご心配されるようなことは無いです。
あと、出自を知る権利については、法的に整備、保護されるべきだと私も思います。
私自身、不妊治療を開始するまで、卵子提供やAIDまでして子供が欲しい気持を理解できませんでした。
高度治療を何回も受けて結果が出ないとなると、"なんとしてでも"と言う気持ちが生まれて、最後の砦である卵子提供に手を出したくなってしまう。そういう心理が自分の中にある事は否定できません。
ギャンブルに最後に勝ちたいから、卵子提供するの?
そんな気持で、母親になれるのかな?
実親の愛情を実感できずに育った私に、子供を愛情かけてそだてられるんだろうか?
告知はどのタイミングでするべき?
そんな私の自問自答に、ここのトピは大変参考になります。
反対意見は別トピでに一票と書きましたが、ここで議論したい方々がまだたくさん居らっしゃるようですし、管理人さんもレスが伸びる事に異論は無いようなので、どうぞご自由に。
養子養女の関係は全く想像がつかないし分からないけれど
それはそれで、良い関係がその中にあるだろうとは思うので
養子縁組を否定する気は全くありません。
でも、私自身は血のつながりがあって良かったと感じています。
父、母、祖母、祖父、叔父、叔母、兄弟、従姉妹
そして自分の子供たち。
DNAとは不思議なもので、親族ってどこかみな似てるんですよね。
似てることの安心感って、やはりあると思うんです。
当然のことのように思っていたけれど
卵子提供とか、精子提供とかの話を聞き
血の繋がりの嬉しさを改めて感じています。
ここ数日、行楽の秋という季節柄か
友達の家族同士と集まる機会が多く、
親と子供ってどうしてこんなにも似てるんだろう、
すぐに親子だって分かるね、と
話し合っていました。
それが、普通のことなんだと思います。
卵子提供によって産まれ、告知をされてない子供は
いつの日か母親や母親の家系に全く自分が似ていないことに
気付くと思います。
そして、悩むのではないのかと…。
卵子提供に批判的な方は
そういったことを心配してるのではないかと思います。
家族の中で、血のつながりやDNAを感じられることは
とても幸せなことだと思うんです。
それが、自然の摂理だから。
だから、それらを子供から取り上げて欲しくないと思います。
古から続いている生命のリレーを、最新医療の手で壊してしまう危機を私は感じてしまいます。
卵子提供の最大の問題は、「子供の出自を守る権利」が保障されてないということでしょう。
それは、しゃぴろさんの書かれた「愛情の問題ではない、幸不幸の問題でもない」にその答えがすべて書かれてあると思います。
ckさんが抱えていらっしゃる心の闇は、出自を知る権利が守られていなかったことによるものと考えます。
日本では、戦後1949年にAID(精子提供)が初めて行われ、現在1万人以上の子供が生まれているといわれています。
しかし、この治療が始まって以来、その事実はだれにも打ち明けないほうがよい、とされてきました。
そのため、親が子供に秘密を持つこととなり、事実を隠されたまま、子供たちは成長していったのです。
成長してから偶然その事実を知った子供は、とてもみじめな気持ちになったといいます。
自分の知らない秘密をずっと隠し続けてきた親に対して、愛情があればこそショックは大きく、不信感と大きな喪失感を抱いたとのことです。
家族という共同体の中で、信頼は中核的な役割を持ちます。その信頼関係が崩れたとき、その信頼を回復することはたやすいことではないと思います。
まして、ドナーの匿名性が守られていたことから、自分のルーツを知ることすらかなわなかったのです。
こうした経緯を経て、「子供の出自を知る権利」の重要性が叫ばれるようになりました。
この権利が確立されている国では、無料のカウンセリングなどが受けられるといいます。
そして実際に、事実を告げられた子供たちは、話してくれたことを喜ぶそうです。
また、それでも自分を産んでくれたことに感謝するとともに、困難に果敢に挑戦し、オープンに接してくれた親を誇りに思うと述べています。
一方で、ckさんのように大きな怒りを感じ、AIDをやめるべきだといった意見を持つ人は、家族の中で秘密にされ、成長してからその事実を知ったという人がほとんどだということでした。
海外では、こうした調査・研究が重ねられ、その対策も進んでいます。そして、こうした事例から学ぶことは、非常に重要なことだと思います。
私は前にも書きましたが、血縁にとらわれない新しい家族の形があってもよいと思います。
子供にとって親とは、自分を守ってくれる、愛してくれる人なのです。
それは、血縁的つながりがあろうと、なかろうと同じだと思います。
ただその中で、産まれてくる子供に対して誠実であることが求められると思います。
親としての責任を考えるならば、親自身が事実と向き合う勇気を持つことが重要でしょう。
卵子提供をされた方の中には、批判の声に、罪悪感を感じたり、自信をなくしたりしている方がいらっしゃるように感じます。
しかし、罪なことなどという呵責を持たないでいただきたいと思います。
精子や卵子の提供を受けて子供をもうけることは、罪なことなのでしょうか?
私はそうは思いません。
何事も、新しいことを始めるときには、批判やバッシングはつきものです。
そうした困難に立ち向かい、道を切り開いていかなければならないと思います。どのような分野においても、そうしたパイオニアはいたのです。
そして道を切り開いていくことは、当事者にしかできないことだとも思います。正しい情報から学び、ネットワークを築き、協力者を得て、システムの構築を急がなければなりません。
倫理観や世間の見方は、時代とともに変わっていくものですから。
最後に、批判をされる人たちへ。
血のつながりのある子どもを持つことは、当たり前のことだと思っている人がほとんどかもしれません。
でも、それを実現できた人というのは、幸運な人だとも言えます。
今の社会の中では、さまざまな事情から、それがかなわない人たちも大勢います。
子育てをする中で、育児のすばらしさ、家族の大切さを実感することがあるならば、こうした形で家族を持とうとする人たちのことも、どうか温かい目で見守っていただきたいと思います。
日本の「厚生審議会による精子・卵子・胚の提供等への法整備」は、前述したように、現場の医師達にも憤慨する人が出ているほど余りに遅いのです。
そのなかで、早期閉経などで不妊の人たちは、例えば、お姑さんの気持ち等で罪悪感に駆られ、離婚に至りそうな場合もあります。
それで日本の法整備を待つことができず、やむなく海外に行って提供をすでに受けた人たちを、罪人のように言うのは、とても可哀想なので、お願いですからやめてくださいませ。
「これからはこうすべき」という論議ではなく、すでに病気等でやむおえず提供を受けた人たちまで、非倫理的で母の道に外れると誹るのは、弱い者いじめではないでしょうか?
できれば、「現状への一定の知識を持とう」「子供のアイデンティティクライシスを防ごう」「これからの日本の判断を考えよう」という前向きな気持ちをもって、意見を交わしていただけたら幸いです。
このスレッドから去る、最後の「卵子提供当事者」になるかもしれない私からのお願いです。
オマケ:「桃太郎」の話は、里親会の人たちが、自分たちの活動の根源を探る逸話として、例え話で出していたんですぅ(^^;;。
日本生殖補助医療標準化機関(JISART)という団体のことを、卵子提供についてお話しの方はご存じの場合が多いと思います。日本の不妊&産婦人科の医師達から構成され、ここで数年前に精子提供・卵子提供の「独自ガイドライン」を作っています。今は卵子提供の実施施設も公表しています。
それまでは、根津医師やJISARTのメンバーなどが、個別に国内の卵子提供の要望に応えていました。親族か友人の善意での提供なら受け付けるという形が多いと思います。そんな医師との出会いと親族の愛情で、私はとても幸福になることができました。
この独自ガイドラインができた理由は、
「厚生審議会の生殖補助医療部会は2003年に『精子・卵子・胚の提供等による生殖補助医療制度の整備に関する報告書』をまとめ、匿名の第三者からの精子・卵子の提供による体外受精を条件付きで認めること、それを実施するために法整備を進めることを提言した。にもかかわらず、6年過ぎたいまも法整備はまったく進んでいない。つまり、不妊治療に積極的な医師たちが待ちくたびれて動き出したのだろう。」
なので、私のように幸運じゃない人は、いくら待っても日本ではどうにもならない。日本の国の取り組みって、問題が難しければ先送りして行く事が多い。
早期閉経の人など、本当に本当に可哀想だと思うんです。時間が無為に過ぎていく中で仕方がないから海外に行ったのに。(それに法が整備されても、匿名の第三者ではAID児と同じ問題がおきてしまう。)まだ法律自体がないから、違法でも合法でもないのですが、エゴだとか、金銭が絡んでいて倫理観がないとか言われてしまう。
少なくとも、金銭が絡んでいるとは言われない私は、「もっと弱い立場の人」の風よけに少しでもなろうと思いました。一方で、アイデンティティクライシスになる可能性がある子供が、これ以上増えないようにしたいと思いました。
それで、ここの議論の中でも、推進派、批判派の間に、なんとか和解の方法はないかと思ったのですが、結局、頭がクラクラしてしまい、・・・。無力でした。
もっと早くクールダウンして、ロジックで話すべきでした(^^;;;。
もしも自分がスレ立てしていいたら、JISARTの行動の意味とか話したと思います。そうすることで、見えてきただろう事が何かあったかもしれません。
虐待問題でスレッドを立てたことで自分は勉強をすることになり、児童相談所の動き方が良くないのではなく、日本という国の制度が無策で、福祉の貧困を児童相談所に押しつけていることがよくわかりました。
卵子提供の問題は、妊娠がたやすかった人と、そうでない人、という格差。
生き方を選ぶ親と、それで運命が決まる子、という格差。
何重にも格差問題が絡んでいて、
さらに、提供される側、提供する側の立場があり、すごく難しいと思います。
ともかく私は「我が子と親族みんなの幸福を」一番に考えていきます。
ご心配かけてすいませんでした。
自分には生みの母の記憶が全くありません。
まさしく40を半ばにして、今になって
自分とはどこから来たのだろうかという思いで
とても苦しんでいます。
医療機関にもカウンセリングにも掛かっています。
「自分のルーツを知ることは権利だもの」と
信頼できるカウンセラー(臨床心理士)から言われ、
細々とできる範囲で調査を始めています。
逢いたいとか涙の再会とか、そういうことではないのです。
それこそ「産みたい」のが女性の本能ならば、
「自分の生物学上のルーツを知りたい」のも本能です。
今がどれだけ充実した生活であろうと、私には根っこがありません。
これを贅沢な悩みと切り捨てられますか?
知らない親のことは慕うことも憎むこともできません。
想像できますか?周りの大人たち誰一人として血縁関係になく、
事情もわからず、自分はなぜここにいるのだろうという辛さが。
本能的に怖いのです。確かなものが欲しいのです。
子を欲しいと思う気持ちを認めながら、親を知りたいという
当事者の声は無視されるのでしょうか。
誰にも理解されない思いだとあきらめていましたが、
当事者には少なからずある感情だと知り、それだけでも
ほっとしています。
親になられた方、なろうとされる方に、どうか考えていただきたいと思います。
この「自分のルーツを知りたい」という本能についてを。
子ども自身がどれだけの重い重い荷物を持つかを。
生涯にわたり苦しみ続けるかを。
他の愛情では代わりになり得ない、非常に強い思いであることを。
そしてそれは、当事者にとっては決して珍しくないということを。
どうかどうか、「私は産みたい」というご本人の気持ちの前に
生まれてくる子どもの気持ちを、ほんの少しでも考えてあげてください。
知らないのに「うちは大丈夫だから」と安易に思いこまないでください。
苦しむのは、親であるあなた方ではなく子ども自身なのですから。
こんにちは。
私個人としては日本の現状ではAIDも卵子提供も賛成しかねます。
多くの方が指摘されているように子供の出自の問題について
何一つ公にはマトモに議論されていないからです。
ただ、AIDが卵子提供のように議論されてこなかったのには
時代や社会背景が関係しているのだろうと想像しています。
まず、AIDの場合は男性の肉体的負担は全くと言っていいほどないわけで
女性側も誰の精子であろうと妊娠・出産における負担は変わりませんよね。
それと、おそらくは日本の場合『(男性側の)家』を継承する都合上、
男性不妊だからといってその男性を他の誰かと取り替えるわけにはいかないから
精子だけを調達してとにかく嫁を妊娠させるしか方法がなかったのだと思います。
そしてそれは家の継承をする男性にとって不名誉な事ですから秘密にされ、
医師も多くは男性ですからそこを突っ込む事はしなかったのでしょう。
日本では今ですらまだまだ『子供は親の生産物』『付属品』『所有物』と言う
観念が強いですから、産まれた子供の出自を知る権利云々などロクに考慮されず
とにかく大人(親になる側)目線だけで行われてきた事なのだと思います。
子供を肉体的に産む(娩出する)のは女性ですが、子供の肉体は父母両方の
遺伝子を受け継ぎますから、精子提供も卵子提供も子供の出自の問題に関しては
同等の重さを持つ事柄だと思います。
AIDなら良くて卵子提供はダメとは私は思わないです。子供にとっては同じ問題ですから。
もう投稿しないつもりでしたが、再度申し訳ありません。
ckさんの発言は、なぜか私の心に深く残り、
離れることがありません。
今回新たに投稿された内容を読み・・・とても
悲しい気持ちになりました。
率直にいうと、ckさんは、
「たとえ現在幸せであろうと、
生まれてこないほうが良かったし、自分のような
子どもが産まれて欲しくない」ということなのですよね?
ひょっとしたら、死んでしまいたいほど、辛い。
だから、ここに書き込まれているのですよね?
だとしたら、卵子提供でお子さんを出産なさるお母さん方は
絶望的な気持ちにあるだろうな、と思いました。
どんなに慈しんで育てても、お子さんが将来「生まれてこない方が
良かった」と思う確率が高いのですから。
だったら、卵子提供の事実は一生隠そう、と思っても、
それは、今後の医学やDNA技術が許さないであろう・・・。
子どもは何らかの形で知ってしまうであろう・・・。
それでは、いったいどうしたらいいのか?
問題に直面することを避けてしまうのも分かります。
私は、今までずっと、卵子提供に進まれる方たちが、
将来起こりうる問題を「あえて」避けいらっしゃるような
気がして、ずっと心にひっかかっていました。
三代前までさかのぼれば、先祖のことなんて誰も分からない、
みんな同じ民族、なんて言われても、
普通、誰でも少なくとも自分の両親と祖父母のことは
知っていますし、たいていは血がつながっていますから、
それ以前の祖先のことなんてよほどの家系じゃない限り、
気にならないものです。
でも・・・。私はここで、考えが少し変わりました。
「出自が分からないという心の闇があったとしても、
それでも、人間として生まれて来るほうが良い」のではと
・・・?
なんといっても、日本は少子化なのです。1人でも
「日本人の」赤ちゃんが増えることは、本来なら歓迎されるべきなのですよね。
だから、気軽に産んでくださいね、ということではないのです。
ckさんのような思いを抱える可能性のあるお子さんを
育てることを忘れないでくださいね、
日本で、社会で解決するべき問題がたくさんあることも忘れないで下さい、ということなのです。
私は、不妊治療で得た子を早産で産み、障害が残りました。
もし、この子に「こんな障害があるくらいなら、生まれてこないほうがマシだった」といわれたら、きっと傷つくと気づきました。
体外受精も、ある人からみたら、「貴重な医療資源の無駄遣い」
「倫理をはずしている」と思われるでしょう。その結果産まれた
子に「なんで自分を産んだのだ」と言われたら、親としては
絶望するばかりだろう、と。
もし臓器移植でしか助からないという病気に子どもがなったら、
私もなりふり構わず、移植の道を探るでしょう。
その結果、海外に道を求める人が続出し、日本国内でも
少しずつ臓器移植の法整備がすすんでいますよね。
人の思いというのは、当事者にならないと分からないものですね。
もし、幾つになっても、子どもを産みたい、というのが
大勢の日本人の気持ちなら、体外受精や臓器移植のように、
日本もその方向で進んでいくのでしょう。
なので、ckさん、きっと、あなたの気持ちに反して、卵子提供で生まれる子どもは、今後ますます増えていく気がします。
でも、そのお子さん達(ckさんも含めて)が
「でも、生まれて良かった」と思えるように・・・そんな社会作りをしていかなくてはならいのだ、と思いました。
大変遅くなりましたが、御懐妊おめでとうございます。心より母子ともに健康で出産の日を迎えられ、そしてたくさんの母としての幸せが野田さん(様ではなく、先生でもなく、私の気持ちでさん付けで)の元に届けられることを願っています。今このトビを読まれていらっしゃるか解りませんが、それでも書かせて頂きますね。
このスレッドには気が付いていましたが、最近忙しく読む時間がありませんでした。今日話題のスレッドとして挙げられ、200以上のレスがあることに気が付き、何人かの方のご意見を拝見しました。ご自身が投稿されていると知り、読ませて頂きました。
”鬼のような(?)”などと書かれていましたが、私は素敵な女性と思っていました。何事にも真摯な姿勢をお持ちで、知的で、自分の個性や思想を大切にされている印象を持っていました。今回書かれていた投稿を読ませて頂いて、思っていた以上に素敵な方だと思いました。
”不妊、不育の苦しみは当事者しかわかりません。ドクターは技術があっても、心の底までは理解してもらえません”と書かれていましたが、今現在心のケアは如何ですか?近くの産婦人科の病院は一週間に半日、カウンセリングの先生が来られています。女性としての悩みを持たれている方の心のケアも考えている病院なのだなと思いました。不妊治療や卵子提供を受けて妊娠・出産・育児をされる女性にも、希望される方がメンタルケアを受けれる制度が今より充実したら良いなと考えています。野田さんにも心身ともにより安定して健康に、充実した幸せなマタニティーライフを過ごされることを願っています。
ピンクは女性ホルモンに良い影響があるらしいですよ。そうだからか、ピンクの石(ローズクオーツ等)は愛情運の向上に良いとされるのでしょうか。私も文字の色をピンクに選んで投稿します。
親子の絆は、愛情をかけて子育てすることにより育まれること、それはおそらくその通りでしょう。
生まれた子どもは、たとえ提供の事実を知ろうとも、愛情をかけて育ててくれた親こそ「親」である、と考え、またそのように惜しみなく注いでくれた愛情にきっと感謝もするでしょう。
自分の人生を幸福と感じるお子さんも多いことでしょう。
卵子提供によりお子さんを授かった方々は、おっしゃるとおり、お子さんを授かるまでに流した涙の分も、きっと必ず我が子を幸せにしよう、と決意されているに違いありません。
そのこと自体、素晴らしいことであり、その心の誠を疑う気持ちはつゆほどもありません。
きっと、愛情豊かにお育てになり、そのように育てられたお子さんは、すくすくと成長されることでしょう。
しかし、「出自を知りえない」ということは、そうした真心や情愛、絆とは、全く別次元の事柄なのだ、ということを想像してみてほしいのです。
出自とは、何代もさかのぼった家系の話や、考古人類学の話ではなく、自分をこの世に生み出した親そのもののことです。お父さんと、お母さんです。
卵子提供されている方で、ご自分のお母様の存在を知らない方は、いかほどいらっしゃるのでしょうか。
しかも、死別や離別といった、古来繰り返されてきた事情により知りえない、ということでなく、卵子提供により生物学的母の存在を知らない、という方はまずいらっしゃらないでしょう。
愛情があれば乗り越えられる、とは、「何を」乗り越えることなのか、よく考えなければならないと思います。
なぜ、よく考えなければならないのか、といえば、それは、あなたや私が、自分の意志・望みとして子を欲するがゆえに、生み出す命だからです。
わざわざ、あえて、生み出す命であるにもかかわらず、最初から、生物学的親を知る権利を奪ってしまうという行為がどのような意味をもつのか。
子より先に亡くなってしまったり、夫婦の亀裂により音信不通になってしまった場合とは、決定的に異なるのだ、ということを、考えてみて欲しいのです。
是非や倫理を議論することも重要とは思いますが、卵子提供をされている・望んでいる方々にとって何よりも・最も重要なことは、?子の立場にたった法整備を急ぐこと(特に知る権利)、?当事者間のネットワークを築くこと、?養子やAIDの事例から学ぶこと、だと思います。
それらを、いかに具体化していくか、そうしたことにぜひエネルギーを使って下さい。
数十年前までは、養子(子ども)の権利も省みられていませんでした。
知る権利のために立ち上がったのは、成長した養子自身でもありましたが、同時に、養親=育ての親たちでもあったはずです。
育ての親たちが、我が子(養子)のために、出自を知る権利の保障のために社会に働きかけたのです。
偕成社から、アメリカで養子となった子どもたちの声を集めたものが翻訳で出ています(「いま、幸せです」原題How it feels to be adapted)
80年代初頭のものですが、どの子どもたちも、「自分には親が二人いる」という事実にきちんと向き合い、とてもよくいろいろなことを考えていることが分かります。
様々な子どもが出てきますが、どの子ども(養子)からも、自分の育ての親をどんなに愛し、必要としているかが、ひしひしと伝わってきます。
それにも関わらず、生みの親を知りたい強い思いもつたない言葉から伝わってきます。
そして、その思いのために、自分の養親を傷つけるのではないかと、時におそれる心遣いも伝わってきます。
愛と、知りたい気持ちは、別ものとして、同時に存在するのです。
その中の一人が、自分の養親が、「生みの親探し」のための活動をしていることを語っています。
そうした我が子の気持ちを受け止めたからこそ、親もまた立ち上がったのでしょう。それがどれほど勇気のいることかは、想像できる気がします。
子どもの気持ちも、育ての親の気持ちも、生みの親の気持ちも、それぞれに切なく、それがゆえに、誰もが踏みにじられてはいけない、と感じさせます。
提供における知る権利とは、当然、ドナーの匿名性との闘いになるでしょう。
つまり、ドナーの利害と対立するものとなります。
あるいはまた、後続する被提供希望者(提供を受けたいと望む人)の利害とも対立するものですらあるかもしれません。
しかし、それは、仕方のないことではないでしょうか。
母となった今、あなたがたが守るべきは、まず子どもの権利です。
子ども達のために、よりよい制度を作っていってください。
よりよい制度のためには、知る権利を守るための情報整備・管理のみならず、様々な心理的・行政的バックアップの構築が必要です。
どのようなバックアップが必要とされるのか、また、真実告知の時期や時期に応じた話し方なども、ご自分だけで判断するのではなく、専門家の意見や、AIDの当事者の声、養子の先行事例、などに学び視野にいれながら、お子さんの様子を判断しながら、慎重に決めていって下さい。
(ちなみに真実告知の「真実」とは、生物学的親が異なること、のではなく、いかにあなた(子ども)が来ることを望んでいたか、家族として迎え入れていかに幸せであるか、という「真実」のこと、とされています。)
おそらく、AIDの先行事例がより参考になるのでしょうが、表に出ている事例数や検証の歴史の長さなどを考えると、養子の事例からも積極的に学んでいくべきではないでしょうか。
「家庭養護促進協会」から、養子・里子、養親・里親のさまざまな声をシチュエーション別に集めた本(養子を迎えるまでや、告知のことなど)も出ています。
有料販売と思いますが、地域の児童相談所でも借りることができると思います。
きっと、いろいろなことが参考になると思います。ぜひ読んでみてください。
「血のつながりによらない新しい家族」とは、血のつながりがない事実を「なかったこと」にしてしまうことではないはずです。
「血がつながらない」事実を踏まえ、その事実にたって、その事実を家族みなで共有しながら、血のつながりによらない新しい家族とは何か、その新しさゆえに自分たちで試行錯誤しながら、愛情の中で、自分たちで一歩一歩、築いていくものであるのではないでしょうか。
どうか、「新しい家族の形」を前向きにとらえ、誇りを持って、ご自分の大切な家族を築いていってください。
時につらい作業もあるかもしれませんが、何がよいのか、よく考えていくためにも、ぜひ、ネットワークを築き、当事者の皆さんでいろいろ相談しあってください。
子どもたちのために、よりよい未来を皆さんが築いていかれるよう、心からお祈りしています。
卵子提供に批判的な人たちへ
あなたのお子さんが、学校などで、卵子提供について批判的な発言をして、
近くにいる卵子提供を受けた子供のこころを傷つけることだけはないように、
お願いします。
横レスになる部分が多く、失礼いたしますが。
ツバメ号様の虐待に関するレスなど興味深く拝見しています。
プライベートなことは万が一のことがあるのでこれ以上は
お出しにならないほうがよろしいかと思います。
それはせっかく善意で卵子提供してくださった方への義理でもあり
まだ告知されていないあなたのお子さんのためでもあります。
あなたにできることは今ある幸せをいっぱいに噛みしめて
生まれてきたお子さんへ少しでも多く笑顔を向けること
そしてちょっとだけでも他の人に分け与えることではないですか?
少し心配になって、余計な書き込みをしています。
卵子精子提供が国内で合法となり、推奨されていくと
立ち止まって考える間がますます減るのを危惧しています。
今、ツバメ号様が持っている悲しい思いや
頭の中でぐるぐる回っているものを
提供を受ける前にきちんと消化できる時間ができるのかどうか。
高齢出産になるのはそれぞれ理由がありますが
その年齢になるまでには平等に時が過ぎています。
ぎりぎりでなく余裕を持って考えることができるように
もっと前から啓蒙できたらいいですね。
自分が妊娠したい、子供が欲しいという本能はあっても
目の前で寂しく肩を震わせている子供を抱き上げる本能を
私たちは失ってしまったのでしょうか?
人生には時に乗り越えられない壁があり
肩からおろすことのできない重荷があることを
認めなければいけない時があると思います。
手に入らないものも世の中には存在します。
それがとてつもない幸運と善意によって得られたツバメ号様
あなただけはせめて幸せでなければ。お子さんのためにも。
捨てられた子供と違って提供による子供の出自には
人為が介しています。
半分あることによってはっきりと感じる半分ないこと。
現在の日本ではまだまだ難しい問題を生まれてくる子に負わせる、
提供による出産はそのように見えてしまいます。
母になることを願い、それをかなえた野田様には
もっともっと子供の視点からも
法律改正を考えていただきたいと願います。
「子供の知る権利」を理由に卵子提供を批判されている方がおられます。
素朴な疑問ですが、その点についてはAIDも同じだと思うのですが、皆さんAIDにも反対なのでしょうか?
非配偶者間の精子提供は合法で卵子提供は違法というのはおかしいと私は思うのですが。
今日のNHKの番組で先端医療の話を放送していましたが
ご覧になった方はいらしたでしょうか?
美容整形とか若返り、ドーピングや
男女の産み分け、遺伝病のある子供を救う為のドナーになれる
兄弟を作り出す為の、着床前診断などの高度生殖医療などを、今までの命を救う為の医療とは別に、願望成就医療(だったかな?)と呼ぶそうです。
個人の欲望、願望を満たす為の医療・・
番組では全く触れていませんでしたが、第三者の卵子提供による
高度生殖医療もこれに含まれますよね。
生殖年齢を過ぎた女性が、自然ではあり得ない形で子を生み出す事。
着床前診断等の生殖医療に関しては、日本は全く法律が整備されておらず、違法でも合法でもないと。
番組では、科学が進歩し、生命を人間の手で操作する事が、往来の倫理観とかけ離れて行ってしまっている事に警鐘をならしていました。
しかし、願望を成就する為の医療とは、よく言ったものです・・・。
現時点では、お金だけはある高齢の不妊女性が、違法でも合法でもない卵子提供を受けて出産する事は、異論反論あっても、今の日本では黙認するしかないでしょうね。
でも野田さんに関しては、政治に携わる人間が、違法でも合法でもない医療を行った事を公にしている事、その事が問題なのではないでしょうか。
自分の願望、欲望を押し通したいなら、公人としての立場を捨てて一般人としてやるべきだったのではないかと思います。
最初からずっとこのやりとりを拝読していましたが、ここへ来て、賛成派、反対派ともに感情的な書き込みが目立ち、以前、どなたかも指摘されていましたが、少し危険な雰囲気になっているように思います。
ツバメ号さんの真摯な気持ちはよくわかりますが、誰をも納得させる結論など出す事は不可能です。「個人の倫理観」は育った環境などによってそれぞれに異なりますし、それを摺り合わせようとしても御互いにギクシャクするだけだということは、ここまでのやりとりでよくわかりました。
ツバメ号さんはご自身がいちばん正しいと感じたことをなさればよいのではないでしょうか。立て続けに投稿された内容から、どの価値観を持つ人からも承認されるものでなければならない、といったような追いつめられた心理状況にあるのでは、と勝手ながら思いました。
ツバメ号さんはそれだけいろいろ考えることができたと思ったほうがよいのでは?とくにご自身が告知に関して思いを新たにすることができた、それだけでもじゅうぶんではありませんか?決して否定しているわけではありません。ただあまりに痛々しく思えてしまったので…。
この問題に一つだけの正解はありません。私は賛成派ですが、反対を唱えていらっしゃる方の中でも、さまざまな状況を考慮された発言には素直に耳を傾けることができますが、単に怒りを露わにするだけのような感情的な書き込みには読む気力が萎えました(これはどんな話題に関しても同じです。卵子提供だからということではないです)
ですが、こうした議論を経て、卵子提供という不妊治療の一つの選択が、将来、ガイドラインが整備されてもっと一般的になるのかはまだわかりませんが、少しでもそうした方向に行けばいいなと私は思います。また、それと同時に養子縁組や子どもを持たない選択が、もっと具体的なライフモデルとして明確になっていくことも必要ではないかと思います。
ツバメ号さん、徳さんの投稿について、大変な読み違えをなさっていませんか。
これは私も前々から感じていたことなので、以下はあくまで私からの意見としてお読みください。
それは「ハンドル名だからといって、ご自身の状況やお身内の話をここまで書き込んで大丈夫ですか?」ということです。
ツバメ号さん、あなたには「痛みをこらえて」ハンドル名を使い、プライバシーをさらす義務などありません。そして、書き込まれている情報はツバメ号さん「だけ」のものではなく、最初の夫、卵子を提供してくださったご親族の女性(以前、どの親等にあたるかも書かれている)、そしてお子さんのプライバシーにかかわる事柄です。
以前の「養子の弟さん」の投稿も、示唆に富むお話ではありますが、これも弟さんや弟さんのご家族のプライバシーに関わる事柄でしょう(弟さんに了承をとられている、あるいは書かれた方が最初から事実をかなり脚色したうえで投稿なさっていることを願いたくなりましたが…)。
特にここのように、固定ハンドル名が何となくの「お約束」かのようになっている仲間サイトは、他の投稿との連結が容易に可能です。それは、知らずのうちに個人が特定できるほどの情報を積み上げてしまう、ということです。本来、知り得るはずもない他のご家庭やご夫婦の事情、特に親子関係の秘密を、その意図もないのに詳細に「知ってしまう」(読んでしまう)のも、非常に困るというか、お互いにとってやっかいです。仮にツバメ号さんと私がどこかで出会い、互いに語るようになれば、私は「あなたはもしやツバメ号さん?」と聞いてしまうかもかもしれません。
AIDで生まれた人たちの少なからずが、「それを知る他者からの不用意な一言」で事実を知らされています。不特定多数の人にたくさんの情報を与えてしまった結果、将来誰かが「不用意な人」になる危険もあります。さらに今後は生まれた人たちが、ネット上で「これは自分のこと?」と投稿を読むこともあり得ます(投稿削除という方法はあるでしょうが、読んでいる人の記憶に残るかも、ということも考慮し、内容はご自身で十分に取捨選択なさってください)。
ツバメ号さん、意見の一貫性はあなたにとっては重要で、同じハンドル名を名乗るのを「ルール」としたいのかもしれません。しかし、これを他者に厳守させることはできません(むしろ「ここでは匿名」と名乗るほうがこのサイトでは賢明のような気もしてきました)。また、このスレの流れに対しても何か義務感?のようなもの、さらに「トピを別に」というあなたの提案に今現在誰も応えないことへの苛立ちもあるのでしょうが、その思いのあまり、ご自身を含めたご家族のプライバシーを「贄」のようにさらすのは、どうかご再考ください。
****
…と、ここまで書いたら「補足」「どうしたらいいんだろう」が投稿されてました。何か、とても混乱されているようですね。どなたも、前夫の浮気相手のことなど要求していませんよ…。
少し「ネット上でのやり取り」から距離を置かれ、生身のお友達などとお話してはいかがでしょうか…。よい意味でも悪い意味でも、このvoiceは外とはまた違う「狭い」世界です。
率直に申し上げて、生命倫理や医療倫理に長く携わってきた方々や良心的な医師がここの投稿を読まれたら(いや、そうした専門家でなくても)ここで語られている「倫理」のトンデモ解釈ぶりに目を剥くか、卵提供との引き合いで出されている事柄のあまりの突飛さーー「桃太郎」まで出て来ることにーー卒倒なさるのではないかとさえ思います…。
「アイデンティティ・クライシスはあります、これからはルーツを知る方法を整備しなければ」と言っても、誰かを傷つけてしまう。
「でも、すでに選択した人は、そんなに気に病まないで」と言っても、綺麗事と言われてしまう。(ckさんのお気持ちを無視するとうことではないです)
「議論が堂々巡りしているので、誰かが主導して新しいスレッドを立てませんか?」と言っても、勝手と言われる。
親族一同のプライベートをある程度の危機にさらしている私です。
とってもとっても可愛い我が子なんだもの、 どうしたらいいんだろう、背負い込んでいるのは自分なんだけど、子供のことを考えるとやっぱり悲しいです。
すでに提供を受けた方、出産された方にとって、
私の発言が非常に耳に痛いものだと感じるのは当然のことと
思います。
でもその痛さこそが、直視しないで避け続けていた
問題点であるということでしょう。
読みたくない、聞きたくないから発言するな、というのは
その心理があればこそですよね?
「私は、10年後、20年後、もしくは30年後から
やってきたあなたの子供です。
だから私の言葉にも耳を傾けて欲しいのです。」
そう申し上げれば少しはこの重大な問題を
逃避せずに考えて頂けるのでしょうか。
私の前回の発言の後、「呪いの言葉のように聞こえる」と
言われた方がいました。
当事者として苦悩した経緯の報告と今までの様々なケースが
「呪い」とすると、その「呪い」を吐き出す人間を
推進派(と仮定します)の皆さんは作りだそうとしている
ということですね。
もちろん、当事者全員が「呪い」を吐くということでは
ありませんが、少なくとも一定数はそうなるでしょうね。
私は、出自に悩んで辛い思いをする子供たちを
増やしたくない一心でこのトピに参加しました。
僭越ながら、子供を欲するあまり他の事が考えられない状態に
ある方が少しでも視点を変えたり広げられるようになればと
思っていましたが…。
全体の一部分と信じたいけれど、ますます頑なに
耳を塞ぎ、訳のわからない例え話を持ちだして声高に
「本能」を主張する意見に対してはもう何も申し上げる
ことはないのだな、と悟りました。
最後に、
絆をしっかり築きあげればアイデンティティクライシスは
乗り越えていける、とか、子供が大きくなって
問題に直面した時は家族で乗り越えます!というご意見、
一見美しく感じますが、もし私が親族からそのようなことを
言われたら余計に辛くなると思いました。
まあそれも、子供の個性によるとしか言えませんけどね。
でも、私自身は他の誰よりも絆を感じていた家族との
接点の無さが余計に辛かったのは事実です。
育児の末の正解はどこにあるのか誰にもわかりません。
ただ、苦しむ人間(敢えて"子供"とは言いません)が
出来るだけ少ない世の中になることを切望します。
マンゴぷりんさん、皆さんへ。
「別スレ立てを」なんて言いながら、ここで投稿を続けてごめんなさい。
私は、「アイデンティティクライシス」というものは、存在すると思っています。
「自分はどこから来たんだろう?」というような不安です。
ただ、ドナーさんのプロフィールや写真などの情報があり、
なるべくなら、想いがあれば会うこともかなうと言う場合、
その不安感はないはずだと思っています。
だから、卵子提供や精子提供が、イコール、不安感とはならないと考えています。
それから、事情により、匿名のドナーさんから授かった子供であっても、
心の絆をしっかり築いて育っていけば、アイデンティティの不安は乗り越えていけるはずだと思っています。
疫病や戦乱の暮らしが続いていたような頃には、孤児や捨て子も多かったでしょう。
書物にも、寺で拾われた子供が尊い僧侶に育つ話などが、たびたび出ています。
そのような不安定な世の中では、出自で悩むことは、それほど大きな悩みにはならなかったはずです。そもそも、「桃太郎」だって「かぐや姫」だって、子供に恵まれなかった夫婦が、縁で子供を授かる話です。
なので、そのような立場の親御さんは、必要以上に悩まないで欲しいし、前に書いた私の書き込みで、悩みが増えていたら大変申し訳ないと思っています。
ただ、今後のためには、「アイデンティティクライシス」の存在自体を認めて、それを減らすように制度を整えるべきだし、ドナーさんも、回数制限などで(すでにあるかもしれないけど)、健康の負荷を減らすべきだと思います。
あと、今、乳児院で「もっと抱いて欲しい」「笑いかけて欲しい」と無垢の瞳をむけている赤ちゃん達がどんどん増えていること、しかし、多くは18歳までを施設内で過ごし、どうしても寂しい心を持ち続けていること、を考えると、養子や里親制度が今より普及しやすくなって、「親を望む子と子を望む親」の出会いが増えたらいいのになあと、感じます。
これは、自分の心の呵責でもありますが。
これらの意見は、自分が「卵子提供の特殊例」なので言うわけではないです。むしろ、私の状態だと、告知をすることで、ドナー夫婦の仲が不安定になったり、その子供達も心の負荷を追うだろうと思うと、どうしようどうしようと、頭がぐるぐるしてしまいます。
なので、告知は行わず、秘密を墓まで持って行こうと私は思っていましたが、そうしてしまうことは逃げだなと、思うようになりました。ただ、この日本の文化と、また、親族の負荷も考えると、子供の成人後がふさわしいのかなと今は考えています。
野田さんと、ずれた話を自らして申し訳ありませんでした。
野田さんはこの掲示板に実名で以下のように書き込まれています。
「卵子提供も法律の整備がない、という問題があります。このことは責任者として、自己責任のもと、卵子提供を安心して国内で行える環境を作りたいと願っています。」
国内での卵子提供の法的整備を推進したいと公言しているのです。
卵子提供の是非を討論するのは、当然の流れではないでしょうか。
現に、さまざまな視点から問題が提示されています。
一番の当事者である子どもの意見がないのが残念ですが。
もし、ここをまだ読んでいらっしゃるのでしたら…
どうぞ、野田様のかなえられなかった
両親共働きでも養子が迎えられるように
動いていただきたいのです。
親を望む子と子を望む親に出会いをあげられたら
今たくさん起きている虐待も減るのではないでしょうか。
ヨーロッパの某国に住んでいます。
ここでの不妊治療は日本と比べると規制があるようです。
例えば受精卵を冷凍することができません。
けれども、病院による出産を誰もが匿名ですることができ、
赤ちゃんをそこに置いてくることが可能です。
そして養子縁組がとても盛んです。
一見して親子ではない親子が幸せそうなのをたくさん見かけます。
日本もこうなってほしいなと思います。
卵子精子提供については私は反対です。
もし、自分の子供が提供を受けた先の国で
自分に似た髪質の人をこの人が親かと目で追ったり
同じ瞳にぶつかって兄弟かもしれないからと恋愛を避けたり
そういうことが無いとはいえませんから。
それは生み捨てられてしまった子供も同じでしょうが
生み捨てられた子供と、望まれてきた子供の違い
あると思うのです。
ですのでどうしてもその選択しかないようでしたら
せめて親兄弟がわかるようにできないでしょうか。
大事な時期に、否定的な意見をしてしまってごめんなさい。
でも、これからたくさん生まれてくるであろう命に
重大な決定をすることのできるあなたには
自分の実際したことを肯定する方向へ法律を持っていくのではなく
本当はこの方が未来の子供のためになるかもしれない方向へ
動かしていってほしいと、切実に思うのです。
私人としてのの野田様へ
お体をお大事に、毎日をじっくり味わってお過ごしください。
いろいろな意味で恵まれた人だけに訪れる
幸せな時間だと思います…。
とうとう、「 倫理 VS 本能 」に集約されてきたようですが、それにしても「倫理観とは」云々の「持論」を説いておられる方の記述は支離滅裂ですね。
話を無理に正当化しようとすると、結局とんでもない話を引き合いに出したりするしかないのかと。
倫理観とは決してそんなに軽いものではないと思います。
世の中、倫理だけでは成り立たない部分もある、でもその矛盾を抱えながらも倫理観を失わず持ち続けるのが人間なのではないでしょうか。
また、本能か理性かということになると、つまり動物としての行動なのか人間としての行動なのかということでしょうか。
子どもを産みたいと願うのは本能でしょうし、卵子提供の推進に異論を唱えている方もそんなことは百も承知でしょう。
でも、だからといって脈々と築かれてきた現在の日本社会における倫理観を容易にふっとばすわけにはいかないのです。
私たちは理性をもった人間ですから。
本能を前提としても、「実行の前に」議論を深め整備すべき問題(子どもの出自・周産期医療・生命倫理・生殖ビジネスなど)が山ほどあるといことは厳然たる事実です。
そして、AIDや卵子提供の推進派・擁護派の方の言葉の中には、これに対する返答が何一つ語られていないですね。
語れないのに既成事実を作ることで推し進めようというのは、人として大人として母になる女性として許されないことです。
もう妊娠しているから、生まれてくるのだから言うな!では済まされないのです。(なんと幼稚で無責任な大人なのでしょうと思います)
迎え入れる環境もないのに、続々と命が輸入されている厳然たる事実、それにまつわる様々な問題から逃げないで一緒に背負っていきましょうという仲間です。
匿名だから無責任だとか(ハンドル名を使って私情をさらけだしているから偉い?身内のプライバシーは?)別トピをたてろだとか、勝手なことを言う方のほうが、無駄にレスを伸ばしていたりして。
そもそも、個人のつぶやきに端を発したトピに、ご本人らしき方が思いを書き込んだ、そこに公人としての観点が含まれていたのです。
そして彼女がこれまれも現在も発信している言動には多くの矛盾点や論理の空白があります。
議論が紛糾したのはそれが原因です。
ですから「個人名がついたトピでの議論はやめよう」ではなく、だからこそ議論する必要があるのです。
祝福できないなら批判するなら出て行けというのはとんでもない暴論です。
勝手に過剰に不要にご本人を擁護する必要はないと思います。
最後に、
大切なのは、そして忘れてならないのは、ここがオープンな掲示板であるということです。
言うまでもなく、世界中だれでもどこからでも閲覧されています。
そして、放たれた言葉は残っていくのです。
異論を感情的に排除しようとする発言と、命を産み出す女性として真摯に考えてゆこうとする発言、
どちらが情けないかは、無言で立ち去る無数の聴衆が一番よく知っているのだと思います。
何度も登場してすみません。名指しで質問をされているようなので、「回答を求めているのかな?」という前提でレスいたします。
「この掲示板は、数ヶ月前から閲覧し始めましたが、自由に自分の考えを言ってはいけない場なのでしょうか?」について。
’自由 ’というのは、「一生懸命だと分かっている相手に対して、誰も彼もが ’ 名無しのごんべい(匿名?)’ 的な行きずりの気持ちで、揶揄する(大切にしている思いを逆撫でするような発言をする)」
ことではないと思いますよ。
子供会話のやり取りであれば、言葉や事情の重みがわからないので、あからさまにえげつないことも平気で言うでしょうけど。
私達は少なくとも、人生の半分を過ぎた大人ですから。
このサイトは管理人さんがしっかり管理されていますので、不都合がある場合は即座に対応していただけるし、過去にもそのように対応された件がいくつもありますので、信頼しています。
管理人さんが掲載された事項に関しては、個々でどのような賛否両論がでても、許容範囲なのではないかと思います。
それと、提供を金銭でやり取りしていることに疑問をお持ちですね。
確かにアメリカは無償ではありません。若い留学生などはお小遣い稼ぎで提供する人も現実にいます。でも契約の時に(本人に聞く耳があるかどうかは別にして)リスクは必ず説明・提示されているので、何度も無鉄砲に採卵して一時金を得ても、あぶく銭になるか不妊症になるかは、その人次第です。
一方で善意の気持ちがあり、地方に住んでいて、採卵のために会社を休んだりするドナーもいます。排卵への薬剤のせいで、うつ病になり生活がおかしくなったドナーもいます。
$6000ではとうてい見合わないようなリスクが、結果的にドナーの身に降りかかる場合もあるのです。
私は精子にしろ卵子にしろ臓器にしろ、自分が提供を受ける側であれば相手に対して何かしらの感謝の意を示したいと思います。精子であれば、採取が簡単なので$200〜$300ですが、卵子は提供側にリスクが大きく伴うため、あのような値段設定になっているまでです。
日本でも無償で自分の精子を性交という形で提供している人物もいるようですが、私個人としては金額が発生しても、医学的に生検されたドナーの方を選びます。せっかくいただく命の源です。大切に健康に育ってくれるからこそ、提供してくれた方への恩返しになると思うからです。
それと、しをりさんは区別してらっしゃいますが、私の理解では、妊娠継続に直接的にかかわる臓器(子宮など)がないために妊娠できず提供を受けることと、何が原因かわからずいままでずっと妊娠できずに長年の不妊期間を得て、その結果子供がいないから提供を受けることとは、同等と考えます。
いずれの場合も、対象の責任ではないのですよ。優劣はありません。
みんな本当に断腸の思いですよ。本当に最後の最後の手段と思ってます。軽々しく考えていては、提供も享受もできないのではないでしょうか?人一人をこの世に送り出すためのステップですから。
最後に、日本人のルーツはモンゴリアンです。
中国・台湾・韓国・ネイティブインディアンと同じ人種です。今はお互いに敵対していても、元は同じなんです。
ウチには家計図なんてないので、自分のルーツがどこから来たのか知りません。そんなことより、こんな私の元に生まれてきてくれた、目の前にいるこの子を今 ・ これからどう育てるか、という事のほうがはるかに重要です。
自分は3代前の祖先の顔も性格も趣味や特技DNA情報も、ルーツに関することは何も知りません。
ただ確実にわかるのは、私が娘がこの世に存在しているってことだけです。
シンプルですが、それが全てです。
「子供を産んだ、産むことが出来た人」には
「産むことが出来ない人」の気持ちを真には理解できない。
このスレッドで実感しました。
自分の意思主張にのみ全力を尽くしている投稿を読んでいると
痛々しくさえ感じます。
どうか、野田さんが無事ご出産の日を迎えますように・・
心から祈っています。
私は初めて子供を産んだ時、「本能」というものが
私の中にあるんだということを実感しました。
教えられるわけでもなく、経験したわけでもないのに
身体が自然と動いていく。
そんな身体を与えてくれた神に感謝したのを覚えています。
子供が欲しいと思うのは、生殖本能。
母親になりたいと思うのは、母性本能。
身体は本能に忠実に働くものだと考えます。
では、なぜ本能があるのに子供が持てない、母親になれないのでしょう?
そこには、何か他の本能があるように思えてなりません。
その本能に気付かないこともとても勿体無いことのように思えます。
でも、他の本能よりも子供が欲しいという本能を優先してしまう。
それが本能だから仕方が無いと理由づけてしまう。
その時点で、もう本能から離れ煩悩に支配されているのではないかと思うのです。
煩悩によって理性よりも本能だと感じ、そこに科学頭脳である数々の生殖医療の技術を持ってして欲するものを手に入れる。
それ自体は全然悪いことだとも思いませんが
本能だ、と言われると少し違和感を感じずにはいられません。
人間は賢くなり過ぎているのかも知れませんね。
何を言いたいのか分からなくなってきましたが
それが今の世の中の流れなら
その「賢さ」をこれからの子育てにも上手に活かしていくことが
大切なのかなと思いました。
野田さんは、本能で生きる人間というよりは
時代の最先端を行く賢い人間だと感じています。
きっと、子育てにももう自分なりのお考えがあるのではとも。
望まれて生まれてきた子供が幸せに育つ。
これが、何よりも大切なことなんでしょうね。
それが、本能によるものでも、理性によるものでも、科学頭脳によるものでも、なんでも良い。
一人一人の子供が幸せに育っていくのが大人である私達女の望み。
きっと、ここにコメントされている方々みんなの思いはそこにあるのではないでしょうか。
色んな議論があって良いと私は思います。
そのことで、個々に感じるものがあって、
子供たちの幸せについて、己々考えさせられているんだと思います。
倫理観とは、その時々の時勢・文化・経済事情など様々な生活背景でいくようにも変化するものです。
匿名さんがおっしゃっているのは、「倫理観」という傘の元の「理性」ではないでしょうか?
それと、「どんな手段を使っても欲しいものを手に入れる」については、以前自分の妻に嘘をついて無理やりインドのエージェンシーの代理母を利用して新生児を手に入れ、パスポートもないのに無理やり日本へ入国させた、ある医師のようなケースや、自分の子供を生ませるために手篭め(レイプ)にした暴君などの場合には該当するかと思いますが、ちゃんとした手続きで双方合意の上なら、このことは当てはまらないのでは?
「子供が欲しい」というのは倫理感で語れるほどむなしい・空虚なものではありません。
人間の本能です。身体が求める生理的欲求の一部です。
女性としてその欲求があるかないか、強いか弱いかは、内分泌(ホルモンバランス)の機能やそれをつかさどる脳神経が女性生殖器に正常に働いているかどうか、の違いです。
その人の倫理観に寄るものでは、ありませんよ。
先日投稿した、いくらです。
養子に出した弟については、若干訂正があります。
弟の養父母は、弟が生まれる時期に合わせて母子手帳を入手し、戸籍上は実子として届け出たそうです。(違法ですが)
なので、弟は本当に自分が養子だとは知らなかったようです。
しかし、やはり、状況は違うのかなと思いました。
彼は、産みの母親に会い、多少の付き合いはしていたので、自分のルーツに関する苦悩という意味では、背負い込むものは無かったのかもしれません。むしろ、自分を一人っ子だと思っていたので、姉が居たことが嬉しかったようで、よく私とは飲みに行ったりしてましたし・・・
という訳で、卵子提供で生まれたお子さんの気持の手がかりを掴みたくて、AID児の記事を少しだけ読み、自分のルーツが、自分がどこから来たのか分からないと言うのは、やはり辛いと思いました。もし多感な年頃に事実を知ったら、辛い試練を背負わせる。そう考えたら、確かに、それは親のエゴだといわれても仕方ない部分もあります。
でも、どーしても子供が欲しい人がAIDや卵子提供を行ってでも夢を実現したいのなら、第三者がとやかく言うことでもないでしょう。つまるところ、自己責任ですから。
既に事実として卵子提供で妊娠または出産されている方が目にしたら、悲しくなっちゃうような厳しい書き込みを見ると心が痛みます。
AIDも卵子提供も、同じ括りのものだと思うし、AIDは昔からあるのに、卵子提供ばかりがここで叩かれるのは、やはり新しいからなんでしょうか。
野田さん関連のトピに批判を書き込むのではなくて、新たに卵子提供に対する反対意見のトピ立てをされる方に一票。です。
「生理的嫌悪感」とか言うような言葉で、当事者の方の心をいたずらに傷つけないで欲しいです。
年齢で何かを区切るということは、確かに分かりやすくはあります。
多かれ少なかれ卵子の老化はほぼ40歳頃から顕著に始まる、といったことから考えれば、社会が女性の不妊治療や卵子提供に関する何がしかを例えば40歳で区切る、ということは一見もっとものように思えなくもありません。
しかし、やはり、その決断は慎重であるべきでしょう。
高齢で不妊治療というと、「若いころ自分のこと(仕事や遊び)にかまけて妊娠を後伸ばしにしてきた人」という印象が世間一般にあるのかもしれませんが、「そのペナルティとして」40歳を区切りにするという思想が背景にあるとすれば、私は反対です。
私自身、高齢で不妊治療をしていますので、自分のことを一般化しているようで口はばったくおもいますが、決してそういうつもりではありません。
ホルモン値をはじめとする妊娠力はある程度個人差があるので一律に区切るというのはいかがなものか、ということに加え、
早発閉経など診断名がつく人は可、というご意見を時々拝見しますが(そして一般論としては大勢かもしれません)、不妊というのは、原因が病名として分かる事例ばかりではありません。
若くて、特に原因が特定できなくても、子どもが授からないカップルは現実に一定数存在していると言われています。
また、男性不妊の場合、女性が高齢であろうがなかろうが、「女性が」主となって不妊治療しなければ子どもは望めません。
これらのケースでは、40歳より前から治療を開始していてもなかなか子どもが授からず、結局40歳近くに、あるいは40歳を超えてしまう、という状況は少なからずあるかと思います。
卵子提供に関していえば、これらのケースではえてして女性側の原因が特定できないがゆえに、できるだけ自分の卵子で妊娠したいと望み、結局、年数がたってしまい、自分の卵子の老化に直面する、という流れが少なくないと思います。
そもそも不妊治療が非常にセンシティブな問題であるのは、妊娠は、妊娠する当の女性だけで完結しない、ということです。両性が必要なのです。
不妊の原因自体、女性の問題である場合もあれば、男性に問題がある場合もあり、組み合わせの問題である場合もあり、そして原因が特定できない場合もあります。
また、今の日本の社会では、子どもをもつことは結婚が基本的に前提になっています。
女性が高学歴化して、晩婚になり、妊娠が先延ばしになるのは、女性の意識の問題かもしれません。
しかし、結婚は一人ではできません。
経済が不安定になれば、結婚したがらない男性も増えます。子どもをもつことを先延ばしにしたがる男性も増えます。
今の日本社会では、子どものことを思えば、できれば環境を整えてから(少なくとも結婚してから)妊娠したい、と考えるのは、当然でしょう。
現在の日本で、結婚せずに子どもを産むことは、それ相応の困難(自分自身も、そして生まれてくる子どもに対しても)を覚悟する必要がありますし、結婚していたとしても、男性にその意志がないのに、女性だけで妊娠することはできません。
事実婚や、未婚でシングルマザーをされていることを否定する意味ではもちろんありません。
様々な家族形態があってしかるべきだし、シングルマザーをあえて選ばれた方はその意志を尊重されるべきであり、また死別、離別など望まずしてシングルマザーをされている方々はいろいろな意味で社会として応援していくべきでしょう。
しかし、いずれにせよ、結婚とは、生物学的状況とはまた別の、社会的な文脈の中でなされる事柄であって、妊娠年齢だけを声高に叫んでも、社会が婚外子差別をなくし、低所得でも子どもを育てられる環境になり、結婚というカテゴリー自体がもつ意味が減少していかない限り、女性の意識だけをやり玉にあげても、事態はそれほど好転しないと思います。
すぐれて社会問題でもありうる事項の中で、40歳という年齢で女性だけがペナルティを受けるという発想は、私はなじめません。
まして、卵子提供の推進(もしくは制限)と、不妊治療における年齢による区切りがセットになったり、トレードオフになったりすることには、違和感があります。
一方で、ペナルティとしてではなく、財源を理由とする価値観として、年齢で区切るという考え方はあるかもしれません。
たとえば、イギリスは、予算制約の観点から、50歳以上で腎不全になった患者には人工透析を開始しない、と聞きました。
これはもちろん、ペナルティの問題ではないでしょう。しかし、非常にいろいろなことを考えさせる制度です。
つまり様々な個別の人生の背景や個々人の生の意味合いよりも、時に財源が優先されることもある、ということです。
年齢で区切るという価値観を、女性の不妊治療もしくは保険適用に適用させるかどうかは、まさしく、私たちの価値観の問題だと思います。
匿名さんへ
お気持ちがわからなくはありません。
ただ、話をはぐらかすわけではありませんが、「倫理観」ってかなり難しいものと思うんです。
例えば、日本人はエネルギー資源を、現状は石油輸入にかなり頼っています。
産油国のサウジアラビアでは、人権が平等ではありません。
しかし、親米的なので、アメリカはそれをほっておき、イラクは爆撃します。
パレスチナでは、親米のイスラエルにより救急車までが射撃されています。
(オバマ政権で少しは変わるのかもしれないけど・・・)
日本は、そのアメリカに武力で守ってもらい、しかもそのツケを沖縄にばかり負担させています。
この日本でのんびりと暮らしているのと、
アメリカの支配に対抗してパレスチナのゲリラ活動を支援するのと、
どちらが倫理観があるでしょうか?
「欲しいからどんな手段を使っても倫理を無視する」のは、文明人がみんなやっていることです。
欲しいものが何なのか、倫理の無視がどこまでなのか、という部分なのだと思います。
江戸時代に、武家の既婚女性が恋をするのは、今の日本で卵子提供を受けること以上に非道徳的なことでした。
どちらが正しいのかは、「今の一般論」ではなくて、今の多数決ではなくて、
もっと多面的に見て行く方が良いと思うのです。
かと言って、「欲しい、欲しい、子供が欲しい」という気持ちの行き先で、
卵子提供で産まれた、その子供自体の幸福が保証できなくては、意味がない。
また、ドナーの健康や幸福を損なってはいけない。大国が小国の卵子を奪うようになってはいけない。
それなので、200を超えたレスの行き来があり、いろいろな考え方が発言されてきていると思います。
「母になりたい心は美しい」と「倫理やモラルをはずれている」が、睨み合っていても、
その間の澪は、埋まらないと思います。
そして、その睨み合いを、野田さん個人の名の下で行うのが、私はいささか悲しいです。
短い文章の中で、誤解を与えたかも知れませんので、補足致します。私をはじめ、卵子提供に異論を唱える方々は、別に意地悪したい訳でも何でもないんですよ。卵子提供に反対する方々にも、それぞれの理由があると思いますが、私自身に関しては、人間の体の一部が有償で取引されるという部分が一番気になります。また、自分自身は、卵子提供を受けることを考えたことはないため、あくまで客観的にとらえています。娘がいるせいか、どちらかというと、卵子提供をする側の若い(20〜25位の女性?)の心配という方が大きいです。「あなた、事の重要性を分かって提供している?将来に渡って起こりうるリスクも、本当に本当に理解している?」とオバサンとしては、確かめたいような心境です。ここで卵子提供に賛成している方は、自分がもらう立場としてしか考えていらっしゃらないような気がするのですが。
ですから、例えば、子宮がんで若くして子宮を失った娘のために、母が命を張って代理出産を申し出たとか、長年不妊治療で苦しんできた姉のために、妹が「無償で」卵子提供をすることを「自発的に」切望したとかでしたら、応援したい気持ちになります。もちろん、生まれつき障害のある方のために、すばらしい義手を開発したりも。また、将来出産を望む女性が、自己の卵子を長期保存しておけるようなシステムも、私の倫理観では、ぎりぎり許される範囲ではと思います。
臓器提供は、本当に最後の手段。そして、そこにあるのは、「深い愛情だけ」であって欲しい。きれい事とお思いになるでしょうか?
以上、あくまでも私の価値観ですが、逆に、自分の欲求のためなら、臓器を有償取引することに抵抗を感じない日本人が増えてきたのかなと、複雑な心境でおります。
あと、この掲示板は、数ヶ月前から閲覧し始めましたが、自由に自分の考えを言ってはいけない場なのでしょうか?
書き込みは、これで最後と致します。
望む気持ち、欲する気持ち、は充分に理解できるけれど
そこに「倫理観」がないのが問題なのです。
自分の欲望が強くなればなるほど倫理観はなくなると私は思います。
みなが自分の欲望のために倫理観をないがしろにしてしまうと
社会はどうなるでしょう。
義足や義手の話題を出されていますが
そこには「倫理観の無視」はありません。
別の次元の話です。
倫理観を無視して、
どんな手段を使っても欲しいものを手に入れる。
この方が、社会で生きる人としてとても哀しいことだと思います。
子供が欲しい、その欲望が強くなりすぎ
倫理を無視するところに一つの怖さがあるんだと思います。
辛口花子さん(名指しですみません)
お返事ありがとうございます。
お返事いただいたのに気付かず、また
別の投稿を重ねてしまいました。
そうですね、確かに、すでに
妊娠された野田さんのお名前が挙がっている
スレッドで討論する内容ではないかもしれないですね。
今まで卵子提供の話題でこれだけ
多角的に討論されたスレッドがなかったので
つい調子にのってしまいました。
反省してします。
ツバメ号さんが指揮をとられてすすめられている
スレッドがありますが、そのような形だと
もっと中立的で、個人中傷にもならず、
有意義なフォーラムになるかもしれませんが、
残念ながら私にはその力がありません・・・。
もし、国や公的機関が法整備などの
調査委員会などを設けて、一般からの意見を
募るようなことがあれば、ぜひ参加したいと思います。
ここでは4 or 5年前と違い、自然な流れとして卵子提供への前向きな書き込みが多くなっています。以前は本当に少なかったトピックです。
本当なら皆さん、自分の卵子で産みたいでしょう。でも出来ずに葛藤して年月もお金も使って苦しんで悩んで、やっと卵子提供への活路を見出しました。
私達はただ高齢というだけで、世間一般から「不可能」を突きつけられ、それでもあきらめきれなくて、もがいてるんですよね。
だって、女性ですから。母になりたいですから。
私達40代は子供がいようといまいと、色んな可能性が少なくなる現実を、年を追うごとに突きつけられています。人間として生まれてきて可能性がないことほど、また女性として生まれてきて産む自由がないことほど、つらいことってないのではないでしょうか?
そんな中、卵子提供へ活路を見出した方たちは、まさに背水の陣で臨んだ人たちです。
「卵子提供が生理的にイヤ」とおっしゃる方々へ
そんな人たちに向かってわざわざ ’揶揄’ ともとれる発言をするって、どういう心境なのでしょう。
そんな自分の性癖をこの場で言う必要があるんですか?
以前ある政治家が、「女性は産む機械」という発言をしました。
貴方達はあの差別的な発言をした政治家と、同じレベルのことを言っている事に気づいていますか?
「公人だから、嘘がつけない」として公表した。公人だったら、私人としての可能性や望みの全てを押し殺さないといけないんですか?
私達女性は、全て自然に妊娠した経過での子供でないと持ってはいけないのですか?
その子の生命ののすばらしさは語られず、どういう経過で生まれてきたかが、ご近所や社会一般の関心ごとですか?それが相手と協力できたり親切にする基準ですか?
だから特別視されなければならないと?
義足や義手の手助けは自然の摂理に反しているから、「無くした手足はしょうがない。一生そのままでいろ」と言う意味と一緒ではないですか?
世間一般から少なくとも差別的な扱いを受け、苦い経験をしている、同じ気持ちが理解し合える立場にいるはずの私達が、どうしてそういうレスを弱い相手に向かって書けるのでしょうか。
今までたくさん傷つき血を流し、息も絶え絶えで一生懸命にもがき苦しんで、、、
やっと一筋の光を ・ 生きる糧を見つけて、それを大事に育てようとしている人に対して、後ろから砂を掛けるような行為をする人を、私は人として理解できません。
純粋に皆「子供がほしい」だけなんです。
そんな純粋な女性としての美しい気持ちを批判や揶揄で曇らせて欲しくありません。
女性として、人として、悲しいですよ。
私は、野田さんご自身よりここで感情的に擁護なさってる方にこそそろそろただの感情論でムキになるのは、止めて頂きたいと思います。
くりむとさんの意見は、とても深くもっともで卵子提供等をなさった方や見当なさっている皆さんで(勿論、社会全体ででも)これから考えていかなければならない問題が山のようにあると言う現実を知り目覚められないものなのでしょうか?
今まで静かだった異論者がこのスレッドのみで異論を唱えている最大の理由は、将来、総裁を目指しているとまで口語なさっているような野田さんが生殖医療関連の法的整備にこれからも一層、携わりたいとおっしゃっていると言う状況に危機感を覚えて…と言う思いの他に一体、何があると思われるのでしょうか?
これが今までのようにハンドルネームで提供で授かった一高齢妊婦として書かれたのであれば今までのように異論を唱える人達は、感情論に巻き込まれるのを避けて黙っていた事でしょう。
それにここで集う提供を視野に入れた方や実際、出産された方が情報を交換しあっていてもそこに踏み込むまで自分には、関係ない事でもありました。
しかし、今回は、政治家、野田さんご自身がここでその名を語られたのです。
色々な世論も得ないまま一部の女性の感情論や執念の為に後先考えず日本での卵子提供等が押し進められると言う事は、あっては、ならないと思います。
私も野田さんは、いくら妊娠中とは言え、この国の政治家として任務し発信し続けている以上、国民の賛否両論に耳を傾ける義務があると思っておりますしお時間がある時には、冷静にここの論議に目を通して下さっていらっしゃる方だと信じたいです…。
高齢が集まるこの掲示板で失礼を承知で書かせて頂きますが私個人としては、卵子提供、精子提供共に100%反対ではありません。
病気などの理由により最初から子供を持てない方や20.30代前半から長年不妊に苦しんでいたご夫婦が悩み抜かれて選んだ卵子提供は、応援したいと思っております。(子供のルーツや知る権利を剥奪しない場合によりですが)ただ、いくら昔より女性の見かけが若くなろうとも医療が発達しようとも生殖年齢を過ぎてから他の提供を受けてまでする妊娠は、それが40代後半でも80歳でも同じ事だと思っていますし自身や親のクローンを出産している大金持ちやここでも論議になったインドでの代理出産事件の男性も又、同様だと思っております。
逆に皆さんの線引きは、一体、どこなのだろう?と思っております。(産まれた子供には、全く罪はないと思ってますし差別する気もありませんが…)
もし、ここに70歳代のご夫婦が提供を見当していると書き込んでも賞賛なさるのでしょうか?
私は、いまだ問題点の多い国内での卵子提供の是非を奨めるのならば40歳以下の女性の不妊治療の保険負担や(私が以前住んでいた国では、40歳までは高度治療であっても保険適用でした)すでに提供で産まれた子供達の為の心身フォローの為の機関作りや、増え続ける虐待への毅然とした政策、そして避妊についてや妊娠、出産には、適齢期があるのだと言う事を、国を上げて今の子供や若者にちゃんと教育していく事に力を注いで欲しいと思います。
時期に42歳になる私の友人もこれから数年後に結婚しても当たり前に子供も授かるものと信じ疑っていません。
それとなく私から話す事もありますが、まだパートナーすらいない友人にこの厳しい現実を私の口から言う気には、とてもなれません。
私自身も30代後半の頃に友人から卵子が老化する。と言う当たり前の現実を、初めて教えて貰い相当なショックを受けました。(半分は、信じなかった位です)
日本は、陰の性ビジネスは世界一盛んですが恥じらいの文化がある為か性教育的には、本当に乏しいものがあります。
こんな今の現状こそ変えて行き次世代からは、高齢になって現実を知りショックを受ける人や高度異質医療を頼る人が1人でも少なくなって欲しいと心から望んでいます。
そして、どちらにしても本人への告知や知る権利を拒む親が欧米よりも多いと思われる日本で安易に国内での卵子提供や代理出産を押し進めて行くのは、非常に危険だと思います。
野田聖子様、ご懐妊おめでとうございます。
「私は産みたい。」も、読ませていただきました。
涙が止まりませんでした。
もう、このサイトをごらんになっておられるかどうかは、わかりませんが、もし、ごらんになられることがあり、読まれることがありましたら、ひとつ、お願いがあります。
私も、40代で初婚、体外受精暦半年、で結果の出ない40歳代後半の者で、こちらで勉強させていただいている者です。
ご存知とは思いますが、加藤修先生のだされている本で、
「不妊治療はつらくない」というのがありますよね。
それにも載っていますが、
老化した卵の核を、若い卵の核を抜いて、移植することによって、老化した卵を若返らせる、ということができる。
すると、かなりの高齢でも、自分の遺伝子の卵で、妊娠できるようになり、実用化もできそう・・・。ということです。
しかし、日本では、「クローン人間禁止法」というのがあって、
それは、包丁があれは殺人事件が起きるから、包丁を作ることも許さない。・・・というようなことに匹敵するような法律だそうですね。
そのせいで、実用化されることが困難なようです。
今は、お体、第一で、ゆっくりともいかないのでしょうが、
ご無理はなさらないでいただきたいのですが、
安定期に入られ、ご出産され、落ち着かれましたら、政治を職にな
さっておられるのですから、
ぜひ、法の改定を、行ってください。
こちらの方面の「法」は、卵子提供で出産したい方にしても、
「老化卵の核を、若い卵の核を抜いて、移植で若返った卵」にして、体外受精をしたい者にとっても、本当に、嫌な壁です!
政治の事は、よく解からないので、どの立場の方が、どう動けば
「法」が変わるのかは不明なので、もし、全くトンチンカンなことを、お願いしているようでしたら、お許しください。
郵政民営化反対を、貫かれた時も、信念を曲げない姿勢に好感を持ち、頑張って欲しいと、応援していました。
これからも、影ながら、応援させていただいております。
くれぐれも、お大事になさってください。
ご出産も、がんばって下さい。
お願いしましたよ。
私は30代で早発閉経になりました。
通院している時、子供を授かるのは難しいと医者から告げられても、その時は卵子提供をしてまで子供を授ろうとは思いませんでした。しかし、主人と離婚をする話などを含めいろいろな話を数年間に渡ってする間に、お互い十分納得した上で、最終的に卵子提供で子供を望む決意をしました。
人間、その場に立たされなければ、この複雑な気持ちを理解することはなかなかできないものだと思います。
でも、私は、卵子提供を必要以上に美化してはならないと思っています。
卵子提供を望む依頼者、卵子を提供するドナー、それをマネージするエージェントの考え方はさまざまです。
ドナーについては、100パーセント善意と思っている人は正直なかなかいないと私は思います。
初めから金額の話をするドナーもいれば、一度提供をしたが、その依頼者は残念ながら授からず、その結果を聞いたそのドナーは、お金をもらって良い結果が出ないのであれば、申し訳ないので今後は提供できないと言うドナーもいたり、また、50パーセント、70パーセントは善意でというドナーも中にはいるでしょう。
私は、ドナーがどれだけ真剣にこのプログラムに取り組んでくれるか、どれだけ善意を持って臨んでくれるかは、ドナーとコンタクトを何回も取ることによって判る部分があると思います。例えば、生まれて来る子供に対しての話で、将来遺伝病にかかった時はお互いどのように対処するか、出自を知って将来子供が会いたいと言い出したらどのようにお互いするか、など、結果はどうあれ、このような面倒なことをお互い話をして行く上で見えてくるものは必ずあります。
これは、同時に依頼者の考え方もさまざまと言うことが言えます。これらの将来的なことをあまり触れずにドナーを決める依頼者もいれば、絶対に外せないと思っていろいろ考えた上でドナーを決める依頼者もいる。
また、同時に、エージェントの考え方に寄るとも言えるでしょう。カタログショッピング的な形でドナーを扱っているエージェントもあれば、ドナーに、卵子を提供するということはどういうことで、依頼者はどういう思うでこのプログラムを行おうとしているのかをしっかり説明するエージェンともある。
また、これらのこととは別に、卵子提供、代理出産に謝礼金を絡めずに行うということは、難しいことだと思っています。これらはドナーに与える身体的なリスクがとても高いです。
これらが今の卵子提供の現状だと思うので、だから私は、これらのことを鑑み一方的に美化してはならないと思います。
私は、私たちのエゴで子供を授かったと言われても仕方がないと思っています。
正直、そういう気持ちが自分の心の中に少しはあります。
でも、エゴは、卵子提供、AID、代理出産した者だけに当てはまるものだと私は思っていません。
子供を望み普通に授かったけれどネグレクト、虐待をしてしまう親などもエゴだと思いますし、極端な話をすれば、これは私だけと思いますが、望んだ子供に対して疎ましいと思っただけでもエゴになるのではないかと思います。
どこまでして子供を授かるか、それは人それぞれだと思います。
ルールに反してまでしたくないと思われる方が大多数のことでしょう。
大昔、体外受精がルールに反していると思われていた世の中でしたが、でも、今はそのような気持ちを持つ方は少数になったと思います。
この卵子提供も、体外受精と比べれば遥かにハードルが高い、別次元のことではありますが、世の中に一つのルールだと認められるようになることができればと私個人は思います。
そのためには、何人かの方々がおっしゃっているように、この難しいことに対して今後いろいろ議論を深めて行くことがとても大切なことで、結果、たとえ一つのルールとして認められないといったことになったとしても、議論を深めていくことはとても必要なことだと思っています。
私は、最初にお話したとおり経験者です。
それでも、卵子提供に対して批判的なコメントをしたのは、自分自身がこのプログラムを進めるにあたって、子供を授かることより授かってからのことの方が重要と心の底から思ったからです。
どなたかもおっしゃっていますように、そのことをしっかり見据えてこのプログラムに臨まなくてはならないと思うのです。
しかし、自分自身どれだけそれを見据えて望んだか?正直大きな自信はありませんが、でも熟考はしました。
そして、今回、政治家である野田聖子さんが卵子提供によって妊娠され、このことについて大々的にされ、今後は、このことについて政治活動をされて行くとおっしゃっているようなので、あえて今回コメントしました。
このスレッドでは、たとえ批判的な意見であっても、多くの皆さんは良識、見識のある方々ですので、私は多くのことを学ぶことができたと思っています。(中には感情的に物を言わせている方々もいらっしゃいますが・・)
私は、このスレッドが今、一方的な野田さん批判のためだけのものになっているとは思えません。
卵子提供で、日本の先駆者になるであろう野田さんにとっても、これから卵子提供を考えている者にも、既に行った者に対しても、また、このことを必要としない方々にとっても、日本人がこのことに対してどう捉えているかをわずかながらでも知りえることができることは、大変おこがましいですが、それぞれ皆さんにとって良い部分はあると私は思います。
勝手な想像ですが、野田さんは批判的な意見を耳にされても、ご自身の道を見失うことなくしっかり今後も進んで行かれる方だと私は思っています。
批判の声が多ければ多いほど、人間しっかりしなくてはならないと思うものではないでしょうか?私はそうです。(批判のコメントを助長させるために言っているのではないことをご理解下さい。)
その批判を払拭するために是非頑張ってもらいたいと思います。
そして、今の卵子提供のイメージをいつか、野田さんご家族がわずかながらでも世の中に対していい方向に変えてくれるのことを期待しますし、また、同じ立場の者として、少しでもそうなるよう自分自信もしっかりしていかなくてはならないと思っています。
今後の野田さんご家族の幸せを心から願っています。
私は、自分も卵子提供で子供を授かり幸せに暮らしている者です。
野田さんの選択も応援しております。なんだかまわりくどい言い方をしてすいません。
ただ、「子供にとって知る権利が必要(クライシスを防ぐためにアイディアを出そうよ)」と諭す方達の意見も、卵子提供で子供を授かった身として、十分耳を傾けるべき内容、と感じています。
なので、野田さんの選択について感想を言う場とは別に、「卵子提供と子供の権利」の今後へ、建設的な議論の場(新スレ)が必要かな?と思いつつ、いつも「火事場を見ると引き受けたくなっちゃう私の性格」も、キャパオーバーになったら意味がないなあと思っています。
なので、応援側・批判側、どちらからでも、問題意識を持った人が新スレを立ててくれたらいいなあ・・と願っています。
あと、行きずりに「卵子提供は愚かな母の選択」「野田さんはエゴ」と言うトーンで匿名で扇情的に書いていく人たちには、正直個人的にはかなり憤慨!しておりますです。
だったら、こそこそせずに、ハンドル名を書くなり、新スレッド立てるなりして、堂々と責任を持って批判しろよ!って思います。
自分自身は、一人娘がおり、現在二人目の高齢出産を控えている立場です。一人目の時は、不妊期間が長かったですから、それなりに辛い想いもしました。
卵子提供に反対する正直な、本当に正直なところの理由としては、たぶん生理的に受け入れられないからだと思います。そして、高齢で妊娠を希望されている方でも、私のような考えの方が結構いらっしゃることも今回知りました。善意の臓器提供にお金がからんでくることが、どうしても許せないんです。(例えば、脳死で臓器提供をした場合、また骨髄提供の場合なども、遺族、本人共に、謝礼金などの制度はないですよね。)価値観の問題ですので、こればかりは仕方ないです。
私が、今まで卵子提供のトピに特にレスをしなかったのは、既に卵子提供を決めた方に、何を言っても激高されるだけだと思いましたので。今所属する組織のルールに納得できず、いろいろ理由をつけて外に出て行かれる方は、どの社会でもいらっしゃいますし。一個人のことですので、さほど気に留めませんでした。
ただ、野田さんは、公人であり、また、今後、少子化対策などの政策にもかかわる可能性の高い方だと思いましたので、今後の日本の方向性に影響を与えるのではと危惧し、意見を述べさせていただきました。日本の将来は、自身の子供たちの将来でもあるわけですから。子供たちが大きくなった頃に、日本が臓器売買しているような国であって欲しくないという一母の想いです。特に、同じアジアで貧困に苦しむ人々につけこんで、卵子を輸入(買取)してくるようなことにもなりかねないのではと心配です。(個人の意思に反して、お金のために卵子を売らざるおえない立場に追い込まれるような人が出れば、それこそ人権問題にも関わってくると思います。)
再度になり、ちょっとしつこいですが、言わせて下さいませ。
私は「大阪の事件」の匿名投稿スレッドが、どんどん伸びて行き、
貴重な体験談も出ているのに、意見がループしていることへの危機感で、
「虐待防止へ一歩」スレッドを作りました。
そのことの是非はあると思うんですけど。
このスレッドには匿名投稿が多いです。
行きずりの匿名投稿に、どの立場にしろ生命倫理を語る資格があるのでしょうか?
「ここへ来るのはもうやめようと思う」と言いながら、感情に波を立てる発言をして去るようなことは、一般的に掲示板では歓迎されないことです。
ネットのマナーを守れない人に、野田さんのモラル感を守る資格も、批判する資格もない、そんな気がするのですが・・・。
私に体が二つあれば、また別スレッドを立てたいです。しかし、今は「虐待防止へ一歩」に集中します。自分が知らないでいて批判した事項などの猛反省をしながら、勉強足らずを補いつつ続けます。
「卵子提供に危機感を覚えます」とか、「卵子提供で産まれる子供の人権を守る方法は?」とか、をどなたか立ててはいかがと思うのですが、いかがでしょうか?
あくまでもこれは、私の考え方なんですけど。
気軽な意見こそ貴重なんだ、と言う考え方もありますから。
マンゴぷりんさんの意見に茶々を入れる気はないのですが、
残念だけど、ドナーとなる人の中は、もちろん善意の方が大半でしょうけれど、お金が目的、という方も多いのではないかと思います。
私は米国に10年ほど住んでいますが、がもし若い頃にこのプログラムがあり、そして、お金に困っていたら、「二回提供して12,000ドル、三回で2万ドル近く」と考えたかもしれない、と想像します。そして、実際に足を運び、書類を見て説明を受けても、リスクはいわゆるFine Printでしか書かれていなかったかもしれません(実際は分かりませんが。)もしちゃんと「大きな文字で」「しっかりと口頭で」説明されてもお金のことに目がくらんで、ちゃんと理解せず、サインしてしまったかもしれません。
というのも私は、ある一般的な病気の手術の際、医者からハッキリとリスクを説明されましたが、「可能性は低い」という言葉のほうを重要視してあまり深刻に取らず、結果、後遺症が残ってしまいました。手術を受けるメリットより、デメリットのほうが大きく、大変後悔したことがあるのです。
$6000ドルは米国で大金です。また、若くて健康な頃なら、米国にいてさえ医療費のことはあまり念頭にないものです。実際、私の周囲には無保険でやり過ごしている人がいます。オバマ政権に
なって保険改革がすすめられていますが、新聞にはそういった
健康を過信して無保険な若者が多い、と書かれていました。
もし提供者が全員善意から、ではないにしても、お金がもらえ、
提供を受ける方は、お金にかえられない大切なものがもらえる。
確かに、米国ではみなハッピーで、プライベートなことで終わるシステムかもしれません。
例えば、もし、提供を受けた結果、高度周産期医療が必要になったとしても、ぜんぶ自分の責任ですから、誰も文句をいいません。
私は、そのせいでアメリカで入っている保険の生涯補償額を使いきってしまい、以後、医療費は自費となってしまいました。
でも、日本では国民皆保険ですよね?もちろん、卵子提供に
よって生まれる命や母体を差別することはあっては絶対にならないことですが、今後、さらに高度周産期医療の拡大が望まれ、さまざまなコストが増えるのは現実であり、その対策を皆で練らなければならないのは仕方がないことなのではないでしょうか。それは、
どの病気でも同じことだと思います。
確かに、卵子提供や代理出産などの生殖医療技術は欧米が発端ですが、ハッピーな面だけでなく、それにまつわるリスク、コスト、法律、精神的バックアップ、すべてその欧米の人々自体で、試行錯誤をしながら、少しづつ発達させて今に至ったのだと思います。
ですから、その過程において、例えば代理出産が禁止されている米国の州もあるのだと思います。また、これは良く調べていないので想像なのですが、さまざまなサポートグループが発達している
米国ですから、AID児のサポートグループやカウンセリングなども発達しているのではないかと思います。
今回、みなさんが過剰に反応してしまったのは、そういった
過程もないのに、いきなり欧米のシステムがポーンと
何も整っていない日本に投げ入れられたように感じられたからじゃないでしょうか。ですから、今までプライベートな話で済んでいた卵子提供ですが、これからは、公に「日本独特の」枠組みを作っていかねばならない、という話だと思います。
私も含めて、みなさん、単純に野田さんに嫉妬したり、野田さんを批判したり、しているわけではないと思います。
と書いても、また堂々巡りになってしまうような気も
しますが・・・・。
私は日本での卵子提供は時期早尚と考えます.
くりむとさんの指摘されるように,出自を知る権利が保障されないまま,どんどん
新しい命が生み出されることに,危機感を感じます.
卵子提供を応援する方の投稿には,子どもたちへの視点や配慮が抜けています.
そしてその子どもたちだけでなく,その配偶者や孫の代までに,影響を及ぼす点について
指摘されても,相変わらず,なんら言及されていません.
さらに,反対意見に対して,非常に感情的な表現が多く見られます.
アメリカ流の自由がお好きな方は,ご存知かもしれませんが
自由の代償としての責任は非常に重いものです.
たとえば,アメリカの医療費は日本とは桁が違います.
早産して,NICUに1ヶ月以上入院していれば,億単位の請求書が届きます.
医療費が支払えずに,半数の国民が破産すると言われています.
また,アメリカの薬局には親子DNA鑑定キットが比較的手軽な価格で売られています.
誰でもが気軽に遺伝的なつながりの有無を検査することができます.
他にもさまざまな責任を伴います.
それらをすべて受け入れてなおかつ卵子提供の道を選択するのです.
その結果は,すべて自己責任です.
日本では,違法なことを外国に行ってまでしてきて,
日本の稀少な医療機関で,安価な日本の健康保険を使うことは,あまりにも虫が良すぎます.
自由の部分だけ享受して,責任を負わず.
子どもに対しても,社会に対しても,無責任に思えてなりません.
山びこさん。そうではないんです。
何度も書きますが、ckさんを始め、反対派の方々に何も言うなと言っている訳ではないのですよ。
ただ、なぜこの「野田聖子さん」のトピでわざわざ言う必要があるのかと問うているだけです。
ckさんの「心の闇」に関する意見は確かに貴重ではあるかも知れないですが、人生一人一人違うのに、漠然とした不安だけを掻き立てるような意見が、今ここで、すでに妊娠している野田さんに必要な意見かと言っているのです。
そして、くりむとさん。
私もそのトピックを拝見していました。確かにこの掲示板では珍しく反対意見が多かったと記憶しています。
ただ決定的に異なることは、あの時の方は「希望」を書いていたということです。その差は雲泥の差ではありませんか?
野田聖子さんは「私は卵子提供を考えています」「近々提供を受けます」と発表したのではないのですよ。
もう、提供によってすでに「妊娠」されているのですよ。
順調にいけば2月には出産のご予定だとか。
それを、反対派の人たちは叩いて叩いて、不安を煽ることばかりを書いているのです。
マンゴぷりんさんのご意見には、まったく同感です。
もうこのトピックでの攻撃的な意見はやめて、どうしても言いたいのなら、ご自分の責任のもとでトピックを立ち上げたら如何でしょうか?そこで、「今後卵子提供を考えている人たち」を交えて、徹底的に話し合われて、必要ならば公的な行動を起こしたら良いのではないですか?
もし万が一(野田さんがまだこのトピをお読みになっていたら、大変失礼なことですが)、今後妊娠が継続しないトラブルが発生したり、出産時に何かあった場合、反対派の方々は一体なんてお思いになるのでしょうか?
まさかと思いますが「そらみたことか」なんて・・・言わないですよね・・・。
野田さんが、このVOICEに実名で書き込まれたことを悔いているのではないかと思うと、とても残念です。
(たまたまかも知れませんが、それ以降反対意見が増えた気がするので)
お忙しいでしょうが、どうか健やかにお過ごしになれますように。
日に日にレス数が増え、だんだんと野田様にお祝いの言葉を入れられる雰囲気はなくなってきてしまったところにこんな意見で申し訳ないのですが
まずは野田様、ご懐妊おめでとうございます
政局も世情も大変な折、本業に加えてご懐妊に関わるいろいろなことでご心痛も多いと思います
なにとぞ体調、メンタル面両方にお気をつけてお過ごしください
どんな形であれ、新しい命とそれをはぐくもうと言う方にはお祝いと応援の気持ちをもちたいと思います
ただ、それ以前の話になると、私は卵子提供は受け入れられません
理屈ではなく、本能で、です
それでも子供を希望する方はいるのだと理解はしていても、こと自分や周囲の人になると心からの応援はできない
私のような方も多いのではないでしょうか
「子供」ということだけではなく、何事に関しても自分の欲しいもの、つかみとりたいものに向かって進む方は素晴らしいと思います
でも、「あきらめる」というのも人生にとっては必要ではないのだろうか、私たちはそれを覚えて、加えて他の方法での幸せをつかみ取ろうとして生きて行くことで成り立っていくのではないか、と感じてしまうのです
「不妊治療」の中でも「自分の体とお医者さんの協力でがんばって」というのは本当に「がんばれ」と言いたくなるけれど「他の人のをもらって」「他の方のを借りて」というのは諦めなければいけない範囲、と思ってしまう私は心が狭いのでしょうか
野田様に話を戻すと、彼女は公人であり、ご懐妊と同時に今の状況が世間に知れ渡っていることで他の同様の妊娠をなされた方と状況が違います
そして多分、これからの様々なことにおいても周囲は「特別な人だから」という見方をするでしょうし、いろいろな面でフォローする方がつくのだろう、専門的な相談をできる人も多いだろうと思うのでここで一般の方の「卵子提供」の意見を重ねても意味がなく、別途に「一般に生きている人の卵子提供による出産」に関するトピを立てるべきではと思うのです
それは卵子提供を望んでいる皆様の光になるかもしれない野田様が心を安らかにしてご出産に向かうためにも
野田様がこれからご出産、育児をしていく上で卵子提供の姿がもっと広く人々の目や耳に触れ、関心が深まるものと思います
そしてそれが私にとって「卵子提供も悪くはない、必要なのかも」と思うようなものであればいいなと思います
もうこの辺でいい加減にしたらどうですか?
野田さんのお子さんがこの書き込みを見ることができたら、そのお子さんに対して、同じことが言えますか?どれほど悲しいことでしょう。
母親批判は子供を批判しているのと同じです。その子をただ愛して育てたいために、これほどの批判を世間から浴びせられる必要が、野田さん親子に本当にあるんでしょうか?
リスク?ルーツ?フルコース?自分の責任で事を成し、継続し、自分の稼ぎで食べているものに、なぜそこまで他人がアレコレ言うんですか?野田さんが考えてない?十分に彼女なりに考えた結果でしょう!貴方達が満足するような行動をしてないからといって、なぜ野田さんだけが矢面にたたされるんですか?
卵子提供は双方が理解し、納得したことです。とてもプライベートなことなのに、他人がとやかく言うのは人権侵害ですよ!
生殖医療関連に携わるから?体験してない人より、苦しみを知って結果を伴っている人のほうがより真実味が分かるから、まさに適任ではないですか!
不妊治療をはじめ、現代の医学の全ては欧米がルーツです。ドナーにしても、そんなに人工的に排卵させて将来自分が不妊になるかもしれないことを承知の上なら、金額がいくらであっても善意がなければできませんよ。米国は、歯の保険がなければ一本の虫歯の治療に$700もかかるんです。貴方なら、自分の身体がおかしくなってしまうかもしれないのに、$6000で引き受けますか?
皆さん、自分が出来ないことを相手がしているからといって、ネガティブな意見はここら辺で止めにしませんか?
あまりにも醜いですよ。
それほどの事を、野田さんは・お子さんはしているのでしょうか?
同じ女性として、母として、もと不妊仲間として、実になさけない。
子供は社会全体の宝です。だからこそ、暖かく見守ってあげたいではありませんか?一番苦しいのは、悩んだのは本人です。
ネガティブなことからは、何も生まれませんよ。
以前「複雑な気持・・・」と投稿した者です。
とても盛上がっていますね。でもこちらは高齢で不妊治療中の方が多い(私もそうです)からなのか、意見が偏りがちですね。産まれてくる立場の子供側(に近い?)の貴重な意見もはねつけてしまうような・・・
養子縁組などで血がつながっていない親子のことを仰るかたもいますが、卵子提供と養子縁組は少し違うのではないでしょうか?養子縁組は人間にはどうにもならない「縁」で家族になるわけですが(結婚と似ています)、卵子提供はそうではないです。
もちろん、これも「縁だ」と仰るひともいるでしょうが、これは、自分でそうすることを選択し、ドナーも自分が選択しているのです。また戸籍上にも何ものこらず、親が卵子提供の書類を捨てて死んでしまえば、子供は何も知ることはできないです。
最後に、野田さんの件に対してだけが過剰に反応されていることを
指摘されていらっしゃる方へ・・それは当然です。経済的・社会的にめぐまれている人への嫉妬なんかではないと思います。こっそり行われていた卵子提供が、こんなにも大々的に報道されてしまったのですから。
匿名でのスレ立ては、論議がループ状態になったり、感情論が行き来しやすく、
あまり良くないと思います。
「大阪の事件」スレッドの時にも感じました。
それぞれの立場で、主張したいこと、意見交換したいことを、
スレッドにした方がよりいいのではないかと私は思います。
私は今後、我が子への告知のことをじっくり考えようと思います。
それは子供や自分へ静かに向き合うことなので、スレッドにはしないです。
人間は、自分のルーツを知りたい。知らないでいることは心の不安を呼ぶ。
これは、厳然とした事実と思います。
1960年代、日本で病院での「赤ちゃん取り違え」事件が多発した。
取り違えられたことが、40代になってからわかった男性が思ったことは、
「『取り違え』をはっきりさせて、本当の親に会ってみたい、
同時にこれまで以上に(育ての)両親を大切にしなければいけない」だそうです。
自分のルーツを知る権利を、子供から奪ってはいけないのだと思います。
一方、子供が小学生のうちに、取り違えがわかり、
双方合意で、子供を血縁の親に入れ替えた家庭では大きな混乱が起き、
親子両方が傷ついた。
後天的にできた愛情関係は崩せなかった。
「育てる・育てられるという行為が親子関係」であり、
「血縁は概念」なのです。
しかし、その概念があるからこそ、ルーツがわからない時に、
深く悩むのが人間の真実と思います。
レオナルド・ダヴィンチも養子として育てられています。
古い時代には、親の病死や身分関係などから、養子がとても多かった。
でも、実親との別れという事実や、その実親の姿を知っている場合、
寂しさはあっても、アイデンティティ・クライシスにはならない。
血縁のない家族を、必要以上に特別視するのはおかしい。
それと同時に、精子提供も卵子提供も、ルーツを子供が知ることができるように、
整備しなければいけない、と私は思います。
「人間の母」は、現代の科学からみても、解明されつくしてはいないと思います。
猿山の猿だって、孤児が出れば、他の母猿が育てることがある。
犬の母が、虎の子供を育てることもある。
動物の母は「育てる心」にかなり忠実だと思います。
私の子のドナーは、私の親しい親族です。
私より美人なのがちょっと誇りですらありました。
そのドナーの好意で産まれた我が子なのに、
生まれた当初は、ドナーがどこか妬ましかった。
「もっと私に似て欲しい!」と思う気持ちが押さえられなかった。
多分、私が人間の母なんだからと思います。
でも、「我が子」と過ごした年月が、
ドナーへの葛藤を忘れさせてしまいました。
今、我が子が可愛いのは、血縁のためよりも、運命が私に授けた子だからです。
その変容は、神秘ではなく、科学的に言ったら、
「子の愛着行動」と「私の母性意識」が、共に発達したんだと思います。
これもまた、人間の母なんだと思います。
モリーさんのドナーへの表現は、相当に誤解を呼ぶと思う。
自分の子を持ち物のようにデザインしているじゃないか、と言われてしまう。
卵子提供に優性主義的な考えがあっては絶対良くないです。
しかし「ドナーさんは善意の固まりの美人」と思い込むことにより、
モリーさんは、自分の遺伝子を諦める気持ちを固めていんじゃないかと、
私には感じられます。
モリーさんの心の内を、その立場じゃない人が責めているのを見るのは、
少し忍びない気持ちがします。
同じ立場にならないと、なかなか想像しづらいと思いますが。
少しやましい部分があったほうが、他人の痛みに優しくなれる、
なんだか親鸞聖人の教えみたいですが、
それもまた人間なのではないでしょうか?
しかし、卵子提供に危険がともなうのも事実と思います。
母の母性意識が、順当に形成されない、または形成が遅れるといった場合もあるようです。
これは、一般の出産でも起きていることですが、
「血がつながっていないから」ではなく「少し自分に自信がない」ぶん、
やや頻度が高いかも知れないです。
うまく子を愛せない母がいれば、子供も感情を発達させられません。
その時、子供の人権はとても不安定な状態に置かれます。
その場合にどうやって備えるのか、
父方の祖母が代役できるのか、誰かまたは組織に頼めるのか、
リスクもあるていど想定しながら臨むべきと思います。
肌の色が違う養子も普通に見かける欧米と、日本では、
血族に対する熱が違うので、周囲の意識が違うのは当然と思いますが、
それは「文化」の差だと思います。
なぜ今までVOICEの卵子提供に関する話題について反論する書き込みをしなかったか?
答えは簡単です。きつい言葉で恐縮ですが「何を言っても無駄だから」です。何を言っても届かないんだな、という無力感を感じた経験が過去にありました。
「実家の血を残したいから海外のエッグドナーと実父の精子で一人目を、同じエッグドナーと夫の精子で二人目を産みたい」という書き込みがVOICEにあった時は異を唱える意見が多数書き込まれました。多くは真剣な批判でした。私も今回とは別ハンドルネームで書き込みましたが、途中から「何を言っても通じない。新興宗教に入信した人を説得するようなものだ」と思い途中で諦めました。あの時同じように感じた人も多かったのではないでしょうか。
そして実際その後も卵子提供に関する書き込みに否定的なレスがつくと「今後そういう否定的な内容は書きこんでくれるな」という感情的なレスが必ずといっていいほどつきましたしね。書き込まないだけで苦々しい思いを抱きながらROMしていた人は私の他にもいらしたかもしれません。
私は以前から子どもの「出自を知る権利」は守られる必要があると思っていますが、VOICEで見かける卵子提供等に踏み切る人達の多くが、その権利や将来子どもたちが抱えるかもしれぬ精神的葛藤について考えることを避けているように見えるのに、生を受ける子どもたちがどんどん増えていることをずっと危惧してきました。(私は十〜数十年後には確実にAID児の反対運動以上の社会問題になると私は思っています)
では何故今回は書き込みをしたのか?
最大の理由は、野田さんが生殖医療関連の法整備に今後も携わっていくつもりである旨名言されていたからです。彼女は政治家である以上、国民の賛否両論に耳を傾ける義務があります。(政治家をお辞めになり、法整備にも一切発言なさらないというのであれば何も申しません)
そしてもう一つ、野田さんを応援している人たちに一言申し上げたかったというのもあります。
祝福する、応援するのは心からのお気持ちでしょうから否定するつもりはありません。でもリスクに目を向けずに祝福や応援だけするのは無責任だと思います。以前も書きましたが野田さんたちは大した装備もないまま(少なくとも私にはそう見えます)未知の山に子供連れで登ろうとしているのです。応援するならどんな装備が必要なのか、山でトラブルに巻き込まれた時はどうしたらいいのか一緒に考えるべきだと思います。
こういうことを書くと「私たちが考えてないわけじゃない。野田さんも皆も色々考えている」と反論されるかもしれません。でも私は言いたい。本当に「考えて」おられるなら、卵子提供を受けて子どもを出産された方が今後いかに子どもに接していけばいいのか、子どもが苦しい思いを感じたときはどう対応すればいいのか等の不安について建設的な話し合いがもっと進んでいるのではないですか?日本の産科はどんな事情であれ全部受け入れるべきと言うのであれば、はじき出される他の妊婦や赤ん坊をどうやったら無くすことができるか、代案が出るべきではないですか?出せないなら無責任な批判は慎むべきだと私は思います。
「考える」というのは「悪い面はあまり考えないようにする」のではなく「悪い面が発生した時はどうすれば解決できるのかまで考える」ということです。他人の妊娠を自分のことのように喜べるやさしい人達が何故生まれ来る子どもたちの将来をもっと真剣に考えようとなさらないのか、私は理解に苦しみます。「そんな問題は愛を持って育てれば起きない」というのは楽観的にも程があります。
卵子提供で生まれた子どもたちが多かれ少なかれ精神的な困難を抱えるのは確実だと私は思っています。(何度も書きましたが、隠し通せるものではありません。隠していた事が判明した時に親子関係に与える影響はすこぶる悪い場合が多いです)ですから卵子提供を応援する人々がckさんの書き込みを排除するなど、あってはならないことだと私は思います。むしろ色々質問をして今後の対策に結び付けていくべきではないですか?
卵子提供をもっと進めていくべきだと思っているのなら、単なる応援や批判的意見の封じ込めではなく、前に進んでいくための具体的な各論の議論を当事者や応援される方々が中心となってしていくべきではないのでしょうか?反対している人々の方が具体的な対策を考えているような気すらしてきています。
(当事者や応援者の中に前向きに考えておられる方が数名いらっしゃることは僅かな救いだと思っていることを最後に補足しておきます)
補足ですが。
弟は、自分の出生の秘密を知ったからと言って、突然心境が変化して心の闇に陥ったようには見受けられませんでした。
もし、心の闇に陥るとしたら、出生の秘密を知って、自分の不幸が全てそこから来ていると思った時ではないかな?と思います。
他人の卵でも、自分の卵でも、心から愛したならば、子供には伝わるはずです。
しかし、カミングアウトのタイミングはよーく考えた方が良いと思いました。
弟の場合は、カミングアウトされた時、すでに2児のパパになっていたので、冷静でいられたのでしょう。
という訳で(?)心の闇は、多かれ少なかれ誰でも持ってるので、そこは卵子提供の否かは全く無関係だと思う方に今のところ一票!
が、しかし・・・
幼少の頃に、卵子提供のことを他人から知らされて傷ついたら・・・と思うと心が痛みます。その辺の経験談などお持ちの方いらしたら、お話お聞きしたいです。
私も卵子提供を考えているので、良いところ、悪いところ、よーく考えて結論を出したいです。ですので、もちろん負の意見にも向き合わねばと思ってます。きっと、野田さんもそうですよね?
なんか、ここのスレすごいことになってますね(^^;)
自分の出生を秘密を知った卵子提供のお子様のお気持については、まだケースが無いでしょうし、予想の範疇でしか、議論は進まないのでしょうが。
ふと自分の養子に出された弟のことを思い出しました。
母は、幼子2人を抱えて父と離婚しました。母の父親、つまり私の祖父が、見るのみかねて、弟を子供の居ない親戚に半ば強制的に養子に出しました。
私は母に育てられ、20代後半になり、養子に出された弟と再会しました。
弟は、それは養父母に一人息子として大切に育ててもらい、自分が養子だなんて、養父母から聞かされるまで、思いもしなかったし、たとえ産みの親が今になって現れたとしても、自分の親は、養父母のほかには居ない。といいました。
かたや、私は、はっきり言うと、女で一つで子供を育てるということの嫌な面ばかりみて育ったので、母親とは今も不仲で連絡をとっていない状況です。今マスコミを賑わしている「母親の交際相手」、「虐待」、このキーワードがあてはまる、すれすれな状況で育ちましたから。
弟の方が、ずっと恵まれた家庭でそだち、私は正直羨ましかったです。
要するに、親子の絆って、血のつながりって?なんだろう?って思います。
もう一度言いますが、大切に愛されて育った弟は、はっきりと、養父母が一番大切、オレの親は養父母しかいないと言ったんです。
弟が出生についてカミングアウトされたのは、20代後半でした。私とは年子だったので。
多感な年頃のカミングアウトは、危険かもしれません。やはり成人後の方が良いとは思いますが・・・
ご参考になれば。
私は早発閉経なので分からないのですが、女性は月経が来る度に「産んであげられなくてゴメンなさい。」などとトイレに合掌するのですか、匿名様。
ついでに言うと、いくらドナーに金銭が渡らなくても、それ以外の経費が圧倒的に高いのですよ。
100%善意だとは私も思いません。ビジネスも絡んでいるでしょう。
でもビジネスだけで果たして卵子提供しますか。
ドナーについては、ご本人の書かれたプロフィールからしか私はその方を伺い知る事はできません。
ただ遠い異国の地で頑張っておられる中で、どんな理由があるにせよ見ず知らずの人間に身を挺して下さった事に、私はただただ感謝するばかりです。
彼女のそのバイタリティが子供に受け継がれるならば、私は喜ばしいことと思います。
ただ私としては、ドナーからは人間になる為のプログラムの一部を頂いたと言う感覚です。卵子に人格があるとは思っておりませんので。
ここは野田さんのスレッドですから、お祝い以外のコメントをされる方は、ネットなどの曖昧な情報を鵜呑みにして個人的な感情を書き込む前に、一度きちんとパブリッシュされた文献や書籍に目を通して勉強して下さい。
理解できないなら「卵子提供?ありえなーい!」「卵子提供は神の領域を侵す(怒)」なんてスレでも立てたら宜しいのでは。
あーあ、同じ土俵にあがっちゃった。
野田さん、大分申し遅れましたがこの度はおめでとうございます。
私は貴女より大分若いですが、貴女より不妊歴は長く、そして出産は先輩です。
生まれてくると、更に可愛いですよ。
がっつりフルコース食べて、元気なお子様産んで下さい。
大事な愛する夫との子供ですから、私は仮に子供が心に闇を抱えたとしても、一生それに向き合っていく覚悟です。
世の中のモラルとはなんでしょう?
モラルは時々で変わります。16世紀ヨーロッパではキリスト教がモラルであり、地動説を唱えれば、悪として処刑もされました。
パスカルの言葉で、
「人は宗教的信念を持ってする時ほど、喜び勇んで、徹底的に、悪を行うことはない」というものがあります。
自分と違うものに、異論をぶつけるのは当然です。
話し合いとはそういうものです。社会は考え方や生き方の違う者達の集合体です。
でも寛容さと想像力を失って他人を追い込むのは、自分は善であると信じこんでしまう事は、お互いに少し危険です。
その場合、たいていマイノリティが危険にさらされます。
この問題は、妊娠がたやすかった人と、そうでない人、という格差。
生き方を選ぶ親と、それで運命が決まる子、という格差。
何重にもマイノリティ問題が絡んでいるので「寛容かつ冷静」なほうが良いと思います。
今、一番の弱者は子供達です。その事を考えなければいけないです。
しかし、それを救うために、不妊の人を追い込むのも。また不寛容と思います。
私は匿名☆さんの意見に賛成です。
私もtokumeiですさんの質問ではありませんが
自分の娘が不妊だったら…
私は治療は受けないでも良いと言うと思います。
哀しいけれど、それが貴女の運命だし、
子供を産むこと以外に、貴女のすることがあるということだから
何かの方法で「生きた証」を残しなさい、と。
不妊が先天的なものであれば、私は一生娘に申し訳ない思いを持ち続けるでしょう。
ちゃんと子供を産み出せる身体で生んであげられなかったのだから
不妊は、私の責任です。
でも、出産の適齢期を過ぎたことによる不妊は
もう自己責任でしかないと思うから
適齢期に子供を産まなかった選択を
どうどうと貫いて生きて欲しいと思います。
それを強い人間というのかどうかは分からないけれど、
弱い人間でも強い人間でも、モラルを守ること、ルールを守ることは同じだと思います。
弱い人間はルールを守らなくても良いということはないでしょう?
私は自分の子供には、匿名☆さんと同様
正直で、現実を受け止める力のある人間になって欲しいと思っています。
優しくはするけれど、決して甘やかさない。
母親がブレなければ、子供はしっかり育ってくれると思います。
ある日の小学生の娘との会話です。全部実話です(名前は偽名)
母「さっき公園で奈緒ちゃんのご家族とあったとき、奈緒ちゃんいなかったね。どうしたんだろうね?」
娘「あのね、もう一人のおとうさんと夏休み過ごすために、東京かどっか言ったみたいだよ」
母「ふ、ふーん・・・・・」
またあるとき
娘「美奈子ちゃんのお父さんね、美奈子ちゃんが生まれる前にとんずらしちゃたんだって、でもいまお父さん貸してくれたから美奈子ちゃん家にいるんだって」
母「は????」
奈緒ちゃんのお母様も美奈子ちゃんのお母様もよく存じ上げているし、社会的地位の高いお仕事をなさっている立派なハイソなご家庭。
野次馬根性で私が、娘から詳しいことを聞き出そうとしても、娘は関心も無いので(よくわかっていない)それ以上聞き出せず・・・
今の子供たちの家族のあり方は、十分に複雑化しています。
地球の裏側の友達とテレビ電話で瞬時に会話し、昨日まで男の子だったはずの級友が、女の子として登校してくる可能性だってある社会です。
正直、私は幾ら考えてもわからないんです。卵子提供児だからって、本当に子供たちの中で差別やいじめの原因になるのでしょうか?体外受精児第一号ルイーズちゃんは、世界中の注目の中、元気にすくすくそだって、結婚もして子供も出来たようですが。
また己の職場にそのような生い立ちの人が入ってきたとしても、最初は好奇心があるかもしれませんが、所詮彼が(彼女が)仕事に役に立つかどうか、そのことでしか判断できないと思うし、大人になればそれが差別の対象になると思えない・・・・
うーん、本人のアイディンテティは別として、卵子提供により生まれたからといって、本当にそんなに差別したり、偏見にあったりするものなのだろうか???
自然に子どもに恵まれた人だけが「胸を張って生きられる」のでしょうか?
もしも、匿名☆さんのお子さんが、不妊だったらどうされますか?
「お母さんは、不妊治療の苦しみはわからない」
「お母さんはルールを守ってきた。あなたにも、ルールを守ってほしい」
と、匿名☆さんなら、言うことになるんでしょうか?
>>そして自分に降りかかる運命をちゃんと受け止められる心の強さを持ってくれたら・・
きっと、そういうお子さんに育つと思います。
でも、人間は弱いものです。
もしもお子さんが、匿名☆さんの希望する強い人間に育たなくても、許してあげてくださいね。母親として無条件で愛してあげてください。たとえ過ちをおこそうとも。
そして、ここに集う人のことも、ほんの少しだけ優しい目で見てもらえればと思います。
>でも・・・だとしたら尚更、「心の闇」は今発言すべきだったとは>思いません。
>一点の曇りもない人生を歩んでいる人なんて、そうそう居ませ>ん。
>心の闇を持っていても、今の幸せをもっと大切に噛み締めて欲し>いです。あえてここで、自分の「心の闇」をさらす必然性はない>と思います。
私はckさんではありませんが、辛口さんのこの発言に
異議を書かせてください。
確かに、みな、心に曇りを持っています。
でも、自分の出自が分からない、という人間の根幹に関わる
事項で悩む人など、そういないでしょう。
自分の力では、決して克服できない、解決しない問題なのです。
もちろん、出自が分からなくても、自分にとっては
そんなに大事じゃないよ、
という方もいると思います。でも、私は・・・想像を絶する
ほどの大きな心の闇になりうる可能性を秘めている事だと思います。
野田さんの件をキッカケとして、さまざまな立場から卵子提供に
関する問題点が討論されているわけですが、日本の将来にとって、とても有意義なフォーラムとなっていると思います。そして、当事者のお子さんからの発言なくしては、決して完結しない問題だと思いますから、ckさんの発言は、とても貴重なものだと認識します。
妊娠、新しい命はとても嬉しい事だけれど、
私は、なぜか、やはりなにかひっかかってしまいます。
生まれてくる子、母親になる人のことより私は
採卵した女性の身体を思ってしまうからだと思います。
私自身、体外受精をしていて思うのは、
誘発の仕方は様々あり、
医者によって、その有害性の見解も様々ということ。
強い誘発をする(あるいはそれを繰り返す)事により、
良い卵がとれなくなる
妊娠できる力のあるひとが、その力を失う
と言っている医者もいるし、
良質な卵をたくさん採れる良い方法と説明する医者もいる。
またその誘発の仕方も様々。
医者の腕も様々。
統一されているわけではない。
私は誘発に対してはものすごくリスクを感じている者です。
(自身の身体で)
だからか、
若い女性が、善意のためでも、お金のためにでも
他者のために採卵をするということに、
危機感を感じます。
まるっきりの善意であっても、やった行為(採卵)が
自身の不妊につながる危険性がある、
少なくともゼロではない、
誘発をしない採卵であるならまだましでしょうけれど(?)、
強い誘発、採卵を繰り返すようなことがあるのなら、
その危険性は高まります。
ぜんぜんヘイキな人もいるでしょうけれど、
ダメになってしまう人もいる。
海外の卵子提供でどのような誘発をしているか分りませんが、
日本で卵子提供をという時には是非、
強い誘発をしないであげてほしいと思います。
悲しい事ですが、たった数万で自分の体を売ってしまう
若い女性もいます。
安易な行動に走らせないよう、考えていかなくてはいけないと
思います。
まず、私のまわりにいる若い女性に伝えられることがあったら
話していきたいと思います。
将来、日本で卵子提供が開始された時がきたら・・・、
善意からでも、別の意思からでも、協力するかは本人の自由。
だけど、正しいマイナス情報をしっかりと得た上で行動してほしいと思います。
正しいマイナス情報、
これもまた人によって見解がさまざまなんですけれどね・・・。
しゃびろさま>お答えどうもありがとうございます。
数年前に比べ、少しずつではあるけど、働く女性が里親になる道が築かれつつあるんですね。現状はいったんの離職は覚悟という感じですが、安定した後なら保育園利用が可能になっただけでも、かなり前進と感じます。
私自身が、不妊治療に疲れたときに、里親に視野を向けたのは、渡米して卵子提供を受けても必ず子どもが授かる保証はないし、今までのIVFより、さらに大きなジェットコースターにのるのが怖かったのが一つの理由です。なんとも臆病者なんですよね。
里親なら、子どもとの相性も見極めながら少しずつ進めるし、週末里親などの緩やかなつながりを選ぶ方法もあるし。なんて、最終的には別の道へ行った私が何を言ってるんだという感じですが。児童相談所は忙しいので里親のマッチングもしばらく待つのではないですか?
ドナー選択の悩みもなく、仕事も続けられ(出産前より減らしましたが)、母になれてしまった幸せ者の私です。でも、もともと子どもが好きなので、我が子は長く時間を共にしているから、より愛しいいんだなと感じるんですよね。もちろん、性格の相性もありますけど。
親族に助けてもらって、血縁のある子といるとやっぱり安心感があります。でもそれが絶対的というわけでもないです。産後すぐはドナーによく似た顔に見えて、別の意味でパニックになりました。近しい者同士だからこそ感情がもつれることもあるそうです。
>親を知る権利とは、出自を知るということにとどまらず、
>提供という事実について子どもがきちんと受け止められるような
>バックアップ・フォローアップ体制の構築までを含むでしょう
卵子提供についてのこれからは、しゅびろさんのおっしゃるとおりと思います。受け止める社会の体制作りもないままに、即子どもに告知をすることが私には最善とも思われない。だからと言って当事者である私がこのまま逃げて、子どもにつけをまわすわけにはいかないです。
ただ、子どもの権利の点で、野田さんを批判している方々の声の中にも、若干疑問がある意見もありますよね。普段から子どもの権利に敏感で、地球規模の様々な重い現実を感じていらっしゃるのか、それとも異色の者を好奇な目で見ているのか、そこはちょっと考えて欲しいと私は思います。
ものすごい勢いで、返信数が増えていて、改めて返信するタイミングすら見失ってしまいました。
でもそれが、どうしても「有名人のラッキーを叩け!」という愚民の勢いに思えて、再び投稿させていただきました。
いろんな意見があって当たり前。
そうだとは思いますが、この「野田聖子さん」というタイトルに限って、異様に「卵子提供」に関する反対意見が多いのは、私の勘違いではないですよね?
これまでも、一般人の方たちからの「卵子提供に関する質問」「卵子提供で妊娠・出産出来ました」というトピックは多く見受けられていたのに、ここまで「嫌悪感をあらわにした返信」は、私の知る限るなかった気がします。
反対派の皆さん、なぜですか?
国会議員で、お金もありそうで、「私は産みたい産みたい」と言っていた人が、妊娠までこぎつけたことが妬ましいのですか?
反対することがいけないとは思いません。違和感・嫌悪感も感じることは個人の自由です。
でもなぜ、このタイミングで、個人攻撃のように攻め立てているのでしょうか?
そこまで徹底的に反対意見があるなら、なぜ今まで書き込まれなかったのでしょうか。それが非常に疑問です。
私自身は、体外受精で子どもを出産することが出来ました。
でも2〜30年前まで、そんな子どもは「試験管ベビー」と呼ばれていました。
明らかな差別・侮蔑の言葉ですよね。
今、この治療を考えたり、実際に受けている・受けようと思っている方は、この掲示板に来られるうちの半数近くを占めるのではないでしょうか?
「受精卵」の取り違え事件もありました。
試験管(実際にはシャーレでしょうか?)に入って名前シールだけの状態なら、そんな取り違えも人的ミスであるのだな・・・と、他人事のような、「うちもその可能性が?」とも思いました。
自然じゃないという治療は「人工授精」の段階から、既に始まっていると思います。
むしろ卵管を調べたり精子の数や運動率を調べる治療も、自然界では有り得ないことではないですか?
自然ってなんですか?
すでに妊娠・出産されてこの世に生を受けた「人間」すらも差別するような発言は、断じて許せないです。
そして卵子提供する側が善意か善意でないか?
では、輸血に必要な血液が、まったくの無償だと集まらないためにお金ではなくとも、懸命に「お菓子・ジュース・漫画喫茶のような寛ぎスペース」を提供している人たちには、そんなことは止めろと言いますか?
善意以外の輸血は、一切受け付けるな!と。
輸血が必要な人たちは見殺しにしてでも!
また、自己責任でリスクの高い卵子提供による出産を希望してるのだから、出産時の治療に関して制限すら設けるように促す発言も見受けられましたが、非常に恐ろしい発想・発言で身の毛もよだつほどです。(ご本人たちは、より弱い立場の人を救う発言と思っているでしょうが)
その意見がまかり通るなら、親の虐待を受けた子どもたちは、その親によって病院に運ばれても治療される権利はないハズです。親の虐待がなければ治療する必要がないということですから。
同様に、自身の不摂生による発病・怪我に関しては、一切の治療は行えないことになります。線引きは難しいですが、そういう理屈になりますよね。
「個人の嫌悪感」は、時に暴走して独善的な意見になるということも、認識して欲しいと思います。
最後に、ckさん。
あなたを不幸だと決め付けた発言、申し訳なく思います。
今お幸せなのですね。それは本当に良かったと思います。
でも・・・だとしたら尚更、「心の闇」は今発言すべきだったとは思いません。
一点の曇りもない人生を歩んでいる人なんて、そうそう居ません。
心の闇を持っていても、今の幸せをもっと大切に噛み締めて欲しいです。あえてここで、自分の「心の闇」をさらす必然性はないと思います。
ことはさん、
もうご覧になっていないかもしれないけれど。
私も高齢で不妊治療しています、というか、私も中断中です。
昨年母を亡くして以来、体調が戻らず、治療再開にいたってません。
里親の登録をしていますが、実際にお預かりすることになるのは、最終的に治療終了の決断ができてから、という中途半端な状況です。
私も好きでこの年齢になったんじゃない、という思いがあります。自分のむなしさをどう処理していいか分からなくなるときもしばしばです。発狂しそうになることもありますよ…
野田さんが50を目前に妊娠されたこと、その妊娠力、生命力をとても素晴らしく思うし、羨ましく思うし、そのことじたい祝福したい気持ちは全く一緒です。
また授かった命の重さはみな同じであること、大切に育んでほしいことも、まったく同感です。
みな、いろいろな立場から、いろいろな幸せを願って、書き込みしています。
疲れてしまうこと、いろいろあります。ナイーブな問題ですから、傷つくこともあります。
でも少し休んだら、また一緒に歩けたらいいなと思います。
ことはさんも、私も、幸せが訪れますように。。。
生まれて来る子供達には何の罪もありません。
世の中の大人が全力で子供達を守ってあげなくちゃならないのに、大人が自分の欲求が優先にしまっているようで悲しいです。
裕福な世の中になり欲しいものはほぼなんでも手に入る時代です。
平和ボケしてるんですかね・・
私もこの投稿を最後にここへ来るのはもう止めようかなと思います。
名指しで申し訳ないですが、
モリーさん・・・
貴女はこれから卵子提供受けてお子さんをお生みになるおつもりなんでしょうね。(子供がいたらこんな発言はしないと思うので)
別のトピでこんな発言をされています。
「容姿端麗な人が一番人気があります。
どこをどうみても、自分より綺麗でスタイルも良くて頭も良いドナーさんだと子供にとっても自分の遺伝子を受け継ぐより良い人生が送れるんじゃないかとも思います。」
と・・・
私は人間の感覚が分からなくなりました。自力で子供が授けられなくなるとこんな考え方になってしまうのですか?
まるでペットショップで子犬を選ぶ様な・・
貴女にとって「我が子」とは何なんでしょうか・・・
私はここの掲示板を見て子を持つって事はいったい何なのか・・
分からなくなりそうです・・
貴女は将来卵子提供でお子さんを無事に授かったとき胸を張りお子さんにちゃんと説明してあげれますか?
「あなたの遺伝子上のお母さんは善意の固まりでたった50万円であなたの元となる卵子を私に提供してくれたのよ。私はたった50万円であなたの元となる卵子を本当のお母さんから譲ってもらったのよ。」と。
そこまで善意とおっしゃるなら胸を張り言えますよね?
・・私なら言えませんけどね・・
私は不妊の苦しみは分かりませんが、これから生きて行く上で子供に対して胸を張れる生き方だけはしたいと思います。
世の中に対して、そしてなにより子供達に対して後ろめたい事だけは絶対にしたくないですね・・
それはこれから子供達を育てて行く上で教えて行きたいと思います。ちゃんとモラルのある人間になれと。
自分の生きている場所にルールがあるならちゃんとルールを守れる人間になりなさいと教えて行きたいと思います。
私にはお金も容姿も学歴もありませんが、心に一点の曇りもありません。子供達に堂々とまっすぐに向き合って生きていけます。
隠すことは何一つないですから。
子供達も不細工で良いです、まっすぐな人間に育ってくれたら。
そして自分に降りかかる運命をちゃんと受け止められる心の強さを持ってくれたら・・
野田さんは逆に不妊治療を受ける人たちのハードルを上げてしまった様に思います。
本来なら諦める所、野田さんの妊娠がまた治療の底なし沼に引っ張り込んでしまったのではないですか?変に希望を持たせてしまいましたね。
若い人ならともかく。
もう更年期に足を突っ込む年齢で体はもう生殖年齢卒業とサインを出しているところにまたムチを打ち治療に望みを持ってしまう人が増えるだけに思います。
体は正直です。みんな老いていくのです。
そろそろ現実に目を向ける勇気を持つことも必要ではないですか?
なれなれしいタイトルごめんなさい。
野田さん、どうかお体をお大事に、ご無事で出産をお迎えください。応援しています。
私は、どなたかのご意見にあったように、妊娠の経緯?より、
生まれた子供を覚悟を持って、愛情深く育てられるか、その決意のほうが大事だと思います。
母になりたい気持ち。それに対して、他人がとやかく言えるものではないと思います。
妊娠は、覚悟を持ってするもので、神聖なもの、高尚なものであるべきだと思います
(自分は違いました、反省しています)
未久さん、久しぶりに投稿を読めてうれしいです。
明快、簡潔、かつあたたかく前向きで元気になれる未久さんの
文章。
「○○ー○ー」読みましたよ!
どうかこれからも時々メッセージをください!!
私も高齢出産でいろいろめげることもありますが
未久さんのお言葉で励ましてもらいたいです!なんちゃって。
私はどのようにして卵を採卵するのかは分かりませんが
精子とは違い、一般人が普通の生活の中で目にしたり、手に持てるものではないから
明らかに不自然な行為になり女性の身体に負担を強いるものだと考えます。
ドナーの方は本当に100%善意なのでしょうか。
1%たりともビジネス感覚が介在されていないのでしょうか。
卵子は命の元、人身の元です。
自分にはいらない卵子だから人にあげるのは
自分にはいらない子供だから人にあげるのと同じだと思います。
自分ではない誰かがどこかで自分のDNAを引き継ぐ手伝いをしてくれるのだから
善意の塊というよりは、都合の良い人だと思えてなりません。
卵子提供の人の種族保存の本能はそこで満たされますからね。
卵子提供を受ける人は、自分の行為を正当化するために
善意だと思いたいのかも知れませんが
本当に善意なら、そこに金銭的なものは入ってこないと思います。
お金のない人も望めば卵子提供を受けれるのが
本当の善意になるのではないでしょうか。
お金のある人だけが卵子提供が出来る、というのは
やはりそこにビジネスの形があるからだと思います。
■ツバメ号さん
里親登録(特別養子縁組も含む)は、自治体=児童相談所が正式な登録先です。
ただ、おっしゃるとおり、施設や非営利団体(家庭養護促進協会など)も最初の入口である地域もあるようですが、おそらく最終的には自治体に登録することになるはずです。
共働きの件は、最近は緩和の傾向にあるようです。
私の住んでいる自治体では、規則上は共働き家庭も可能、保育園利用も可能になりました。
ただし、引き受けた当初(目安として1年、子どもの状況によってはそれ以上)愛着関係の形成が落ち着くまでは夫婦のいずれかが専業になることが好ましい(事実上必須)、とされています。
私も仕事をしていますが、児童相談所の担当者に育児休暇が適用になるか職場に確認をとるように言われましたので、あながち表面的な建前論ということでもないのでしょう。ただしこれは、自治体の見解。
実際には、ツバメ号さんのおっしゃるとおり、「里親活動のために育児休暇を適用する」ことが可能な職場がいかほどあるのか、ましてこの厳しいご時勢です。それこそ厚労省などからの行政的なバックアップがもう少し積極的に行われて社会的な認識が広まっていかないと、なかなか難しいでしょう。
また、育児休暇の期間のみで子どもとの愛着関係が本当におちつくのかもケースバイケースだと思います。
私の住んでいる自治体(首都圏)では、既に里親もしくは養子縁組をされた方々はほぼ皆さん勤めをやめて専業になっているのが実情で、共働きで続けていくことが本当に可能かというと、いろいろな意味で現在は非常に困難という印象です。
おそらくいったんは仕事はやめたうえで、様子をみながら社会復帰をめざす、という以外にはないように感じています。ただ在宅や自営は必ずしもこの限りではないでしょう。
「共働き」の件は、実際、里親制度の問題にとどまらない、根の深い話だと感じます。
女性の高学歴はもはや特別なことではなく、自己実現のために働き続けたい、という方が減ることはないでしょう。
また、不安定な経済下で、家計のために共働きでなければならないご家庭はこれからも増えるでしょう。
ご自分のお子さんを育てている方でも、特に保育園期間が終わったあと(いわゆる「小1の壁」)、誰が子どもの面倒をみるのか、誰が子どもたちを見守っていくのか、悩まれているご家庭は少なくないのでは、と思っています。
歴史を振り返れば、専業主婦という存在は高度成長期に出現した新しいあり方で、実は多くの日本人は長らく共働きだった、ということはよく言われますね。
昔は、村でみなが農作業をする中で、町では商家に出入りする人たちの中で、多くの人に見守られて子どもは育つことができたし、世帯人数や兄弟も多かった。
高度成長期が明らかに終焉をつげてからもう長いというのに、いまだ社会のあたらしい制度設計も具体的にみえてこない中で、子どもたちをどう社会が見守っていくのか、社会の課題だと思います。
■母親の資格…
私が一点、「卵子提供」の話題で誤解してほしくないと感じるのは、卵子提供を選択された親御さんに母親の資格がないなどという話をしているのではない、ということです。
焦点は、「母親」の話ではないのです。
そもそも、母親の資格など、生物としては初潮を迎えれば誰にだってなれるし、倫理的な資格については逆に誰が語れるのでしょうか。
今、ここに存在している成人した大人が自分の人生の選択として何を選ぼうと、極論を言えば私はどうでもよいし、それこそ「大きなお世話」「よけいなお節介」です。
しかし、今ここに存在していない、これからこの社会に生まれでる命について、生まれながらに「親を知る権利」を奪われるとしたなら、たとえ大きなお世話でよけいなお節介といわれようとも、「親を知る権利に配慮して」と言わずにはいられません。
まして、これから日本で卵子提供というシステムが社会的に広がっていくならなおのこと、新たな命を生み出していく側の世代の責務として、生まれてくる子の権利の主張をせずにはいられません。(厚労省が検討していた案では、ドナーは匿名前提になっていましたが)。
親を知る権利とは、出自を知るということにとどまらず、提供という事実について子どもがきちんと受け止められるようなバックアップ・フォローアップ体制の構築までを含むでしょう。
卵子提供によって可能になった様々な福音自体を否定するつもりは全くありませんが、提供制度を選択したい、推進したい、応援したい、と考える方々こそ、子どもの権利に目を向け、よりよい提供のシステムとは何か、真剣に考えてほしいのです。
そして、できれば、ドナーの視点からも。
ドナーの方々が善意からの行為であることに疑いはないでしょう。その負担から考えても。
しかし、本当に有償制度がよいのか、ということをはじめ、米国などの現行のシステムが本当に最良なのか、日本においてどの点を変えるべきなのか、当事者として考えていっていただきたいのです。
こういう言い方も語弊がありそうですが、日本においてまだ法的な保護がされていない段階で果敢にチャレンジし日本の社会で生きていかれる方こそ、広い視点をもって、良きパイオニアとして、日本の社会を切り開いていってください。
私は野田さんが「血液型以外、あえてドナーのリクエストしなかった」という選択をしたのは、優生思想を否定する、政治家としての矜持だと理解しています。こうしたこともきちんと議論し、検証していってほしいです。
マヨネースさん。
確かにエイジェンシーは口説いているというのは間違いです。
依頼者の切実なお願いを伝えているだけです。
6000ドルが相場なのではなくて、米国不妊学会で決められたガイドラインにエイジェンシーが従っているのです。
だから、エイジェンシーが決めた謝礼額より高くも安くも支払えません。
ここにビジネスの競争原理を導入してしまえば、6000ドルでは収まらないほどドナー特に日本人ドナーは依頼者に比べて不足しています。
人気のある方は軽く10倍を超えると思いますよ。
ドナーさんは善意のかたまりのような方々です。
そんな方々をつかまえて、相当おいしいバイトをしているとか言う人の気が知れないです。
すいません、先の投稿の書き方が良くなかったです。
「え、いいの、嬉しい!」とその申し出に乗り。×誤
↓
「え、いいの、嬉しい!」ととっても喜んでその申し出を受けさせていただき。○正
です。ごめんなさい。
野田さんが選んだことなので、外野がとやかく言うなというコメントを多々目にしますが
子供は親だけで育つものではないんじゃないでしょうか。
子育てを経験していれば、身に染みて感じることです。
どんなに、自分の理想通りに家庭の中で子育てをしても
一歩外に出ると、色々な人、様々な動物と関わり合いを持ちます。
そこから子供は色々なものを感じるのであって
傷つける問題も多々出てくると思うんです。
無菌状態の中で一生育つわけにもいかないので
親としては、出来るだけ周りからも良い影響を貰えるよう
近所付き合い、人との関わり合い、動物等の接し方に気を遣わなければいけない。
それも子育ての一環だと思います。
親以外の人から物から、どれだけ愛情を受けるかによって
子供の成長は大きく変わると思うんです。
野田さんについては、前途多難な問題だと思います。
卵子提供を公言してしまったので、
お子さんが育つ上で周りからの目は厳しいものになると思います。
その中でどう頑張って子育てしていくかは、野田さん次第だとも思いますが
利己的な意見を言えば、私の周りには居て欲しくないなと思ってしまします。
野田さん親子のことを子供に何と言って説明すれば良いのか。
否がおうでも、野田さんとそのお子さんに関しては気を遣ってしまい
疲れてしまうと思うんです。
こんな私はその子の成長に良い影響を与えてあげることが出来ないと感じます。
不妊治療を止め、子供を諦めた方もいらっしゃると思いますが
友人のお子さんや、近所のお子さん、
自分の周りにいる子供たちに何らかの影響を与えてると思うので
それも立派な子育てになっていると思います。
子供にとっては何気ない一言が心の中で大きなものになっているので、
私はそっちの方が子供にとっては大きな比重になってるのではないかとさえ思えます。
話はそれましたが、
私は自分の子が周りの人たちからも育てられていると
日々感じています。
親として、子供の周りを整えてやるのも大きな仕事と感じています。
今回の野田さんの行動は、いろんな形で周りに負担を強いるものだと感じています。
その負担をどう取り除くか野田さんの腕の見せ所だと思います。
まさに、自由を選択した裏には大きな義務が存在している。
野田さんにとっては分かりきっていることかも知れませんが
その中で、子育てを充分に楽しんで欲しいです。
高齢で不妊治療をしているものです。
「もう生殖年齢が過ぎている人」・・・そんな風に言われてしまう年齢かもしれません(自分にとってはキツイ言葉で、落ち込みました。今から産んでも「子供が幸せと実感できるころには他界しているかもしれない年齢」・・・。確かに若い方に比べたらその確率は高いのかもしれません。医学的には超高齢出産は長生きするとデータはありますが・・・。文章で読むとこれまたキツイです。自分に言われたわけではなくても、真実かもしれないけれど。かなり落ち込んでしまいました)
好きでこの年齢になったのではありません。治療歴は野田さんより長いです。お金もかなり使いました。働いて貯金してそれを使い、また働いてそれを使いやってきました。今はホルモン数値などはよくてもいかんせん治療費が高すぎて中断中です。
ですから野田さんのことがうらやましくもあります。でも、いろいろな辛い経験を経て、自分にふりかかる批判も何もかも覚悟の上で、それでも産みたいという気持ちが痛いほどよくわかります。同じ状況だったら、自分も同じ行動をとっていたかもしれません。授かった命の重さは誰もが同じ、大切に育んで欲しいと思いますし、心から祝福します。
私自身は、しばらくこのサイトにはきません。ちょっと疲れました。
私の立ち位置は「中途半端」なんです。
1:自己卵での妊娠に限界を感じた。
(羊水検査を受ける勇気も、受けない勇気もなくなった)
2:それで、子どもを育てたいから里親または週末里親をしたいな・・・と考え。
3:なのに、親族が自ら卵子提供を申し出てくれたので、
(頼んではいないです)
「え、いいの、嬉しい!」とその申し出に乗り。
そして幸せにも子どもに恵まれ、
でもなんだか後ろめたくてオロオロしている、という、
どうしようもなく中途半端な人間なんです。いろんな意味でごめんなさいです。
アメリカ在住の者です。
このたび野田聖子さんが妊娠したと聞き驚きましたが、同時に嬉しい気持ちでいっぱいです。
私の友人も長年の不妊で、こちらで治療を受け総額800万使いましたが残念な事に
妊娠には至りませんでした。
私が現地の病院探し、ドクター達との連絡、通訳、その他諸々を
手伝いましたので、エージェントにかかる費用を差し引いての
金額です。
また私自身も早期閉経で子供はあきらめました。
勿論治療にも通いましたが、それも2年でやめました。
夫(アメリカ人) は必死になっている私を見て、
もうやめよう、養子を貰って二人で大事に育てようといってくれました。
ちなみに養子はまだです・
私には友人や、野田さんほどの強い意志、子供に対する執着がなかったのだと思います。
皆さんもご承知のとおり、アメリカ医療はお金を出せば、どんな高度な治療でも受けられますし、
有名なドクターの診察も可能です。
どなたかも書き込みされていましたが、アメリカは全てビジネス。これは事実です。
でもドクター全てがお金の亡者になっているわけではありません。
癌治療を無料で行った、施設の子供を無料で診察した、イランやイラクに赴き、無償で診察をした、子供の医療費が払えず泣き叫ぶ親を見て、無料で外科手術をやった・・
こんな話は珍しくありません。
そして不妊治療も、子供を持ちたいという女性の気持ちを尊重してくれます。
治療に関しては不満な点もあるでしょうけど、日本とは根本的に、土壌、文化、風習、
言葉、全てが違います。
それでもアメリカに来て大金を使って、治療を受けるのは、
やはりそこに希望があるからだと思います。
野田さんがアメリカにきてまで治療を受けたというのは、
日本では希望が持てなかったからではないかと推測します。
野田さんの立場を考えると、賛否両論あって当然ですが、
生まれてくる子供の事を考えているのか、子供が20歳になったらおばぁちゃん、エゴの塊・・その他いろいろ批判されていますが、私にしたら余計なお世話。
母になるのは野田さん自身であって、子供の将来も、周りの環境も、世間の目も、ご自分の立場も、これから先のこと全て考えて覚悟の上だと思います。
実の子供を殺すような親だっていますし、虐待だって絶えません。
そんな親より、母になりたかった、子供が欲しくて欲しくて、
卵子提供まで踏み切った。
そんな母親ならどんな困難も乗り越えられると思います。
授かった子供を愛情いっぱいに育て、教育をうけさせてやれるなら、里親だろうと、養子だろうと
卵子提供だろうと関係ないと思います。
野田さんより若い私ですが、50代でも母親になれるなんて、
私には羨ましい限りです。
ぜひ強く賢い母になって欲しいです。
ほんとうにおめでとうございます。
しゃぴろさんへ>
すいません、卵子提供と里親を同時に視野に入れている人もいるかと思うので、
質問させていただいても良いでしょうか。
自スレの「虐待防止へ一歩スレ」で、児童相談所の職員数を調べていて、
その少なさに唖然としたところです。(今頃知るのなんて遅いですね、私)
私は、施設のボランティアを始めるにあたって、
「児童相談所へ問い合わせても待たされる」と聞いていたので、
近くの乳児院や児童養護施設(健常児もここ)へ直接電話をしていき、
ボランティアを受け付けているというところへ通い出しました。
「週末里親」「季節里親(施設から、お正月やお盆の帰省先になる里親)」
などは、施設からの登録でなれるという事で、
少し考え始める感じまで私は行っていたのですが。
しゃぴろさんの、正式な里親登録は、児童相談所で行ったのでしょうか?
もし宜しかったら教えて下さいませ。
(あと私は、子育てが落ち着いてきたら、季節里親をしようか、
などと考えております。)
連投すみません。気になったので一つだけ…
モリーさん 卵提供の現場に大変おくわしいようですね(お勤めなのでしょうか)
ドナーの方々に「人の役にたちたい」という思いがあるのは理解しています。
しかし…
>依頼者に強く頼まれたエイジェンシーから
>人助けだと思って何とか協力していただけませんかと口説き落とされて
口説き落として提供に同意させる、ということでしょうか。
臓器もそうですが、提供はドナーの「自発性」によって
なされるのが鉄則ではないのですか?
生体肝移植などではドナーの自発性をいかに担保するかが大きな課題であり、
実施にあたっては周囲からの圧力や強要がなかったかを厳しく審査されます。
ドナーになることに対する「無言の期待」は防ぎようがない面もあり、
またドナー候補の方がそうした期待を苦しい圧力と感じるか、
反対に喜びと誇りをもって受け止めるかはさまざまですが、
少なくともコーディネーターや医師が「口説き落とす」のはあってはならない行為です。
何気なく選ばれた単語で、実際は「懇願」とか「熱烈なアプローチ」なのかもしれません。
いずれでも、問題の本質は変わりません。ビジネスベースでこうした医療行為を扱うことの
限界と問題性を露呈なさっているように思います…。
私は、野田さんの報道がある少し前から卵子提供を考えていました。夫にはずっと反対されてきましたが、野田さんの報道があってから、卵子提供に前向きになってくれました。
カミングアウトしてくれて、私と同じように道が開けた人、たくさん居ると思います。どうもありがとうございます。
卵子提供に否定的な意見もあるようですが、「自分の卵を諦める辛さ」と言うのをわかっているのかなぁ・・・と思ってしまうような思いやりの無い書き込みをよく見かけます。
自分の卵で母親になれた人が、そうで無い人に投げかける、思いやりの無い言葉にいちいち反応することは無いと思い切れる勇気をいただいた思いです。
ご自分で決められた母親への道、まっとうしてください。私もおそらく後に続くと思います。
先日感情的な書き込みをしましたら、案の定掲載不可とされたようです。
レシピエントが皆ツバメ号さんのように聖母ではありません。
ただその事に対して私は何の負い目もありません。
先ほど「命は誰のものか」 (香川知晶 著) を拝読致しました。
分かってはいた事ですが、結局生命倫理に結論など容易にでない事を痛感しました。
じゃびろさんがおっしゃる通り、社会に迎合されるように、当事者達が押し進めて行く以外今の所答えはないのだと思います。とても辛い作業ですが。
この本で一番印象に残ったのは、こうした生殖医療は一見「不自然」と思われる行為ではあるが、根本的には子供が欲しいと言う「自然」の流れから欲するものであって、それがその時々の医療技術を介して「不自然」から「自然」へできるだけ回復しようとしているものだと。
願わくは、不妊治療ができるだけ「自然」に近い形で個人で完結すること。
愛しい子供達に罪はないので、これ以上の無責任な批判は止めて頂きたい。
もりーさん、
あのー、6000ドルが今、日本円で50万か60万かなんて、為替次第で変るんだから
たいした違いは無いでしょう?そりゃ今は1ドル83円で6000ドルが50万くらいでしょうけど。(あ、正確には498000円ですかね。今日のレートでは。)
私はそういう事を言ってるんではないんですがね。
米ドルで6000ドルはたいした金額ですよ。けして善意とは言えないですね。
マヨネーズさんの投稿をよく読まれたら?
それと、私には子供はいませんが、きちんと育てられないなら産むなとか、
そんな家庭に産まれた方が不幸だとか、ここで論議する事でしょうか?
そんな駄目親のところにだって宿る命は宿るものだし
子供を持つ人すべてがそんな高尚な目的を持って作った訳じゃないでしょう?
本来は自然に授かるのが当たり前なんだから、ほとんどの人が本能で
望まなくたってできるものでしょう?
貧乏DV親の擁護なんて私はこれっぽちもするつもりは無いですが、
そんな理由で子供を持つべきじゃないとか、野田さんのようにお金があるから
卵子提供のような人工的かつ不自然な方法でも子供を持とうとする人こそ
子供を育てるべきで子供を幸せにできるだなんて、ちょっと論点がずれていると思いますよ。
それこそ、生殖年齢の終わった高齢のお金持ちの女性が、お金にものを言わせて
子供を買ってると言う事に他ならないのでは?
これだけ卵子提供を美化されているという事は、ご自身もそうなのでしょうか。
あなたの話はこれから産まれてくる子供の気持ちを全く無視していると思います。
お金があって、高等教育を受けさせてあげられるから幸せだって決めつける
親からの視点でしか見ていないし、子供の意思を全く受け入れず理解しない親になりそうで、私はそっちの方が怖いです。
産まれてくる子供が幸せかどうか・・・それはその子が物心がついて
ある程度成人してみないと誰にもわからないでしょう。
(まあ50歳での出産では、わかる頃には、産みの親が既に他界しているってことも
あるでしょうね。)
ツバメ号さん、あなたの場合は親族間でのぎくしゃくも多少あるでしょうが
子供に出自に関する悩みを減らして揚げられるという点でありだと思います。
もし姉妹の間での提供であれば、甥っ子、姪っ子を育てるのに近いものも
ありますし。昔だったら親族間の養子取りは本当よくあったんじゃないか
と思いますし。
私は自分の妹に提供してもらえたらなーと思う事もありますが、そこまではできないので、きっとこれから妹が子供を産んだらその子たちを可愛がってあげようと思ってます。
>6000ドルって言ったら日本円で約60万円ですよね・・
6000ドルは50万円です。60万円ではありません。あまり大差はありませんが。
パウルさんは卵子提供の実情をほとんど知らないようですね。
バイト感覚で何回も提供されてるドナーさんなんていてないですよ。
特に回数を重ねられている方は人気がある方で、依頼者に強く頼まれたエイジェンシーから依頼者の方はあなたの事が大変気に入られて何ヶ月も待たれてます、人助けだと思って何とか協力していただけませんかと口説き落とされて、本当に善意の人助けの気持ちでやられちる方ばかりです。
バイト感覚でできる事ではありません。
金銭目的の方もおられるかもしれませんが、あまりにも割りに合わないです。
子供を持って良いかどうかは、提供か養子か実子かという事ではなくて、授かった子供を養えるかどうか、ちゃんとした教育を受けさせて育てられるかどうかだと思います。
たとえ実子でも、ろくに教育を受けさせられずに養えないなら子供は不幸です。持つべきではありません。養子でも提供でも愛情いっぱいに育てられるなら子供も幸せだと思います。
また少し長くなりますが、お許しください。
私が示唆を受けた本に『ベビー・ビジネス』(デボラ・L・スパー著)があります。中古なら今もネットで入手可能だし、図書館にもあるかも。アメリカの実態について書いてあり、少しだけ紹介します。
【確かに、これらの事業を取り巻く言葉遣いに、市場や価格や利益を連想させるものは一切ない。携わる人々は他人の力になりたい一心だということも、絶対にないとは言えない。しかし、言い回しや動機では、根底にある活動の本質を変えることができない。夫婦が卵子や精子を入手するとき、代理母と契約を結ぶとき、あるいは引き取る子どもや着床させる胚を選ぶとき、彼らは商取引をしているのだ。】
【しかし結局は、存在しないと言い張るよりも、商取引であることを認めた上で、それを検討するほうがずっとよいのだ。】 *以上、引用終わり
6000ドル(約50万円)はカリフォルニア州あたりの相場でしょうか。ビジネスモードの報酬だとしたら、負担するリスクに比べてむしろ安いという気もします。一方で「一流大学、スポーツ万能で金髪」の女性にはそれこそ「ケタの上がった」3〜5万ドル(約250〜420万円)が広告提示されている。ドナーの資質で金額が違うのは商取引ならではですが、「一流」でない女性が何か買いたたかれているよう気もしないではありません。
ちなみに、イギリスでの第三者提供は無償で、卵子提供者は約3万円以下(交通費と採卵等で仕事を休んだ分の補償程度)の補償が得られるそうです(10万にアップすればドナーが増えるのではという政策提案が先ごろあり、それに対して「善意のドナーに必要なのは公正な補償であり、不釣り合いな報酬ではない」と反論も出ました)。日本でも骨髄ドナーは交通費実費程度。このレベルが一般に「善意の寄贈」と考えられる範囲ではないでしょうか。
卵子提供にかかわっている人みんながハッピー、というのは誤解を与える情報でしょう。私の存じ上げているいくつかのケースでも、卵子提供による出産後、大きな葛藤を抱え、心の平穏を失った女性がいます。学生時代に精子提供をした人の中には、後悔や不安を感じている人もいます。モリーさんのいう「かかわっている人」には生まれてくる子や孫、ドナーの子や孫、その配偶者になる人などのことはすっぽり抜けているようですが…。
仮にですが、日本でもこうした生殖ビジネスを認めるなら、私達は、自分の息子や娘、配偶者、経済的に困窮した若いママパパが精子・卵子提供者(あるいは代理母)となることを想定しておく必要があると考えます。経済格差の広がる日本で、卵子50万円は決して「たったの」とは言えない額ですから。卵子や代理母を求め、海外から日本に来る方も出てくるかもしれませんね。医療ツーリズムというと海外に行くことをイメージしますが、そうではなく「来る」、誤解を恐れず言えば「市場」とみなされることも覚悟しないといけないのではと思うのです。インドの代理出産や卵子提供は「生殖アウトソーシング(外注)産業」とも表現されています(そうそう、つい先頃、経済産業省が医療ツーリズムを「日本の新たな成長分野」としたそう。日本に体外受精をしに来る方も、現実に出てきそうです)。
もっとも、ビジネス=倫理的・道徳的に悪とは限りません。「ビジネス」「売買」という言葉に反応してしまう(不快に感じる)方もいるのは理解しますし、私個人は賛成しませんが、ビジネスとして認める考え方/政策も、我々の社会は選択しうると思います(実際に、臓器においては第三世界から自由売買を求める議論も起きているのですから)。アシタカではありませんが、それを「曇りなき眼」でみつめ、話し合い、合意形成を目指せばよいのではないかと。正直、上記のデボラさんの直裁な言い方には最初私も反発を感じたものですが、すでに日本は、この問題に真正面から向き合わなくてはいけない時期に来ているなと、今回のここの投稿を拝読してあらためて実感しています。
最後に。ツバメ号さん(ほかの方も)、素敵な子育てをなさっているようで、読んでいて心がほっこりしました。今後、日本がどんな方向を選択するかわかりませんが、ママさんたちが安心して子育てできる社会、ご家族、そして次世代まで含め、一人一人が幸せになれる社会を共に築いていきたいです。
>6000ドルって言ったら日本円で約60万円ですよね・・
>それをもらって善意の寄贈になるんでしょうかね?
自分の親族が提供者だった者からすると、痛い思いをさせる申し訳なさ、万が一への心配、彼女の夫にも心配をかけたこと、それはとても大きなものでした。
金額には計れない一生の恩を受けたと思っています。
(多少、楽しんでもらえるようなプレゼントをしましたが、それはご夫婦へ気持ちを示したものと思ってます。)
ただ、それと、自分の子どもにアイデンティティの負荷をかけた問題は別です。
よりハッピーになれるように、模索し続けなければいけないです。
私には、超高齢で出産した友人がいます。
友人が子どもを持てない苦しみをずっと見てきていましたから、子どもが授かるようにといつも祈っていました。
それでも、卵子提供には反対しました。ただただ、友人の体、命が心配だったからです。
友人は、自分の体よりも、子どもを産みたいとの気持ちを選択したので、それからは、私は腹をくくりました。
友人に何かあった時は、生まれた子どもを引き受けようと決心しました。
今でもその気持ちは変わっていないです。
50歳代で、こんなに幸せそうな生活を送っている友人がうらやましくなる時があります。
私は、子育てが終わり、空の巣症候群になりかけていましたから・・・
野田さんも相当の覚悟の上、それでも母になる道を選ばれたのです。かなり険しい道であることも承知の上で。
私は、野田さんが、妊娠されたことが心より嬉しいです。
新しい命の誕生が待ち遠しいです。
それと同時に、虐待が増え、施設入所児が増えており、また、未成年の犯罪が増えている現実に、血の繋がりよりも家庭環境の大切さを感じてしまいます。
大切な子どもたちを守るには、どうすればいいのか。手を差し伸べたいと思う人は少なくないと思うので、そんな想いと子どもたちを結びつけるためには、里親制度をもっと普及させて、そんな子どもたちに税金を回してほしいと思います。
母になってからの野田さんの活動に期待していますし、国民として、野田議員をサポートしていきます。
しゃびろさま>こんにちは、お返事ありがとうございます。
しゃびろさま&皆さまへ>
私にとって、我が子はなんとも言えず愛らしいです。
日々の成長、動植物への関心、なんとも素直な問いかけ。
ああ、子供ってなんて素晴らしいんだろうと思います。それはいずれの方法にしろ、母になったみんなが感じられていることでしょう。
(いっぱい抱っこするとき、それだけ沢山抱っこされることのない子供のことで、私は時々胸がチクリと痛みます。この痛みは自分のとっての人生の課題です。)
卵子提供を選んだ者だからこそ、子供の将来がどうしたら安定し幸せなのか、告知すべきかそうではないのか、色々悩みますし、批判の声にも耳を傾けます。耳をふさいではいけないと思います。また同じ境遇の人たちとの情報交換の場なども必要と考えます。
しかし、批判をする人にも、卵子提供を選んだ人が、どのような思考の末にそこに至ったのかも想像して欲しいと思います。
女性の社会での働き方と、子供を産むことの両立がどれだけ難しいか。また早期閉経などの病気もあるといういうこと。
また、高齢で自己卵出産をするときには、例えば40代後半で1/25の割合での起こる先天性問題の中には、数ヶ月しか生きられない痛みの多い人生もあると言うこと、それを予期して堕胎するのは、その子に対しても母に対しても過酷なんです。(若いときにも一定の率で誕生する、その生の誕生自体は慈しむものと思っております)
また里親制度を、共働き家庭にも可能にして欲しいと思います。
子供が家庭に入るとき、その子は不安ですし、赤ちゃん返りなどするでしょう。母が一日中付き添い心を交わす期間は当然必要です。それを公的なお休みにする制度などが欲しいと思います。
>「自分たちの社会はどうあるべきか」を自分のこととして考え、表明する、ということです。
しゅびろさまのこの意見に同感です。論議するときに、これからの私達の社会はどうあるべきかという視点をもった方が建設的な気がしております。
自スレがありながらの出張投稿、申し訳ありません。
未久さま>おひさしぶりです。お元気そうで嬉しいです。
ご本人の書き込みもあり、色々な意味ですごく盛り上がってますね。
遅ればせながらこちらのサイトの古株の未久と申します。
久しぶりに書き込みさせて頂きます。
野田さんの「母になりたい」揺るがない思い。
政治家というお立場から、世間からのバッシングも覚悟の上での
早々のカミングアウト。
その情熱と勇気に脱帽です。
女として、母として、社会人として、日本人として、
圧倒的に支持します。
今はただただ宿った命と母体が、健やかなれと祈るばかりです。
野田さん!
妊娠ライフを是非ご堪能下さい!
6000ドルって言ったら日本円で約60万円ですよね・・
それをもらって善意の寄贈になるんでしょうかね?
60万って言ったらたいした金額だと思いますよ。
それに、一人のドナーを何人も指名したりとか
人気のある人だと一回だけではないですよね?
一年に4人に提供すれば、それだけで240万円。
相当、おいしいバイトですよね。
それに、不妊治療の治療費って、顕微だと一回約40~50万円、高額な治療費と誰もが言いますよね?
だから助成金が10〜15万円出るんでは?
もりさんは卵子提供の事をあまりにも美化し過ぎだし、肯定し過ぎだと思います。
卵子提供に関わる人、全員がハッピーですか?
これから産まれて来た子は、今後、その事実を知ったとして
100パーセントハッピーでしょうか?
これから育って行く上で、アイデンティティの喪失とか、いろいろと葛藤があるんじゃないでしょうか?
大事な事は、卵子提供で産まれてくる一つの命は
親たちとは全く別の感情を持った全く別の人間だと言う事です。
その事を忘れて自分が欲しいから他人の卵子をもらって子供を作った、何が悪いの?
って、ちょっと自分勝手すぎると思います。
ツバメ号さん、こんにちは。
ツバメ号さんがお子さんをとても愛しておられること、そして、社会の全ての子ども達に幸せになってほしいと感じてらっしゃること、数々の書き込みから強く感じます。
ツバメ号さんのお子様も、お父さん・お母さんをはじめ、周りの方々に大切に育てられて、幸せですね。
この返信で私の意見を開陳すべきかよく分かりませんが、そして、人により多くのご意見があると思いますが、私自身は「里親こそが善」「里親がもっとも正しい」とは思っていないです。
また、卵子提供より里親を選ぶことのほうが「正しい」とも思ってないです。
私が思うのは、「私だったら」「今」どちらの道を選ぶか、といえば、里親を選ぶ、というだけです。
しかし、別の時代に生まれていたら、卵子提供を選ぶかもしれないです。
そして、ツバメ号さんは、卵子提供を選んだ、ということですね。
正義も、倫理も、絶対的な何かなどなく、時代や国や様々な条件付けの中で決まってくる極めて相対的なものだと思います。それを作り上げるのは、合意としての人々の価値観に過ぎません。
まして、親になることは、生の営みの中でごく自然に生まれてくる欲求であって、あるいは状況であって、それ以上でもそれ以下でもない。また、人は皆、自己実現していく権利をもっていると思います。
本来、「親になるということ」という事象そのものの中に、正義や倫理という概念をもってくることには、慎重であらねばならないと思います。
ただ一方で、人は社会で生きている存在です。
なので、自分の欲求や思考や生き方も大事であり、同時に、社会がどうあるべきか、社会の中でどう生きるべきか、という観点も重要だと思っています。
卵子提供という道を選んだ方を批判したいとは思いません。
既に誰かが選んだ個別の行為を声高で否定することに、大きな意味があるとは思いません。
本心から幸せになってほしいと考えます。
また子を望んでも恵まれない夫婦にとって福音であることにも異論はありません。
ただ、卵子提供というあり方自体については、新しい命の生み出し方であるがゆえに、社会の責任として皆でよく考えていく必要があるのではないか、と考えています。
なぜなら、そうして様々な疑問や問題点が一つ一つクリアになっていくことこそ、新しく生み出された命を、社会、つまり私たちが、責任をもって迎える、ということだと思うからです。
自由には責任が伴うものだ、という考え方があります。
同様なものとして、私は、「多様性」は「コミットメント(関与責任)」によって担保される、と考えています。
私の理解では、アメリカの多様性は、このコミットメントの思想と表裏一体なものです。
一言で言うと、多様な人種国家であるがゆえに、皆が社会の一員として、「自分たちの社会はどうあるべきか」を自分のこととして考え、表明する、ということです。異なる意見や感情を言葉で伝えあい、その合議を経ながら「自分たちの社会」としての価値基準を作り上げていく、というあり方が、多様な社会を支えている、と感じます。
私自身は、卵子提供を選択しませんが、
新しく生まれてくる命が、そして、おそらくそれなりの、もしくは相当の覚悟をもってこの道に踏み切られた親御さんが、社会の中で不要に孤立化せず、大小様々の困難にも立ち向かい、十全にご自分の人生を全うされることを心から祈っているし、また、そのために社会に働きかけ、住みやすい社会にしていって欲しいと思います。
くりむとさんもおっしゃっていましたが、そうした想像しうる困難を「他人の家庭のこと」とするのではなく、問題を一緒に考えていく姿勢こそが、応援することだと思います。また、それが政治の役割でもあります。
野田さんの関わられたこの投稿で活発な意見が出たのは、まさに卵子提供をヒトゴトと考えず、立場が同じであろうが、違かろうが、真摯に考えたいとする人々が発言されているのだと理解します。
私とは立場は違いますが、子を欲する同じ女性として、卵子提供をご選択された方々が、ご自分の立ち位置でしっかり頑張られることを応援したいと心から思っています。
卵子提供を受けた人はエゴなんでしょうか?
・卵子が老化してしまって子供が欲しいのに授かれなくて困っている人。
・困っている人を助けてあげようという心の優しいドナーさん。
卵子提供をした後に心から感謝されて、良い事をしたと幸せな気持ちになれると思います。
・エイジェンシーは両者を仲介しクリニックは最先端の医療技術で不妊患者に子供を授けて感謝されています。
卵子提供にかかわっている人みんながハッピーなんです。誰一人傷つけていません。このプログラムの何がいけないんでしょうか。これをエゴと言う人は言葉の意味がわかっていないと思います。
ドナーさんからの卵子提供はあくまで善意による卵子の寄贈です。
それに対して気持ちばかりのわずかな謝礼が支払われるだけです。
たったの6000ドルですよ。
これがもし売買になったら桁が上がるはずです。
卵子の売買ではなくて善意による寄贈なんです。
野田さんに批判するのも自由、批判する人を批判するのも自由、擁護する人を批判するのも自由なんでしょうけれども、やはり、明らかに傷つけるような言葉を使っている発言があるのも確かですよね。読んでいて当人ではなくても辛く悲しくなりました(みなきゃいいんだと思いながら、情報を得たくてついついこのサイトを開いてしまします・・・。)。様々な立場で様々な状況での発言ですが、お互いその苦労や苦悩などは、計り知れませんから、気をつけて発言したいと思いました。
野田さん。体調はいかかですか?
おいしいものを沢山食べて、好きな音楽を聴いて、お腹の赤ちゃんとゆったりと幸せな時を過ごしてくださいね。
フルコースを食べて・・・などとの嫌味は気にしないでくださいね
どこにでも、本人が頑張ろうとしているのに、幸せだと言っているのに、足を引っ張る人間はいます。
祝福できないのなら、黙っていればいいのに・・・って思います。
でも、そんな人たちは、きっと心が満たされていないのだと思います。私は、かわいそうに・・・と思って流すようにしています。
私は50歳で帝王切開を覚悟していたのですが、自然分娩をしたものです。10ヶ月に入ってすぐに、お腹が張って、陣痛が始まってしまったからなんです。2700グラムと小さめでちょうどいいサイズだったのもよかったからかもしれません。
分娩時、長時間の開脚が一番つらくて、足がつりました(笑)
野田さんは、私のようにならないように、帝王切開だと決めつけないで、開脚の運動をして、普段から股間をやわらかくしておいてはどうでしょう?
分娩の先生がおしゃったのには、昔から赤ちゃんはちゃんとお母さんの産道を通れるようになっているから、お母さんの体を感じ取っているらしく、小さいお母さんからは、小さ目の赤ちゃんが生まれ、ちょううどいい大きさの時に、生まれるようになっているのだそうです。
私の場合は3000グラム以上になれば、確実に帝王切開になっていたが、赤ちゃんが判断してくれたのだそうです。
それから、私は、おっぱいケアをすると子宮がはってきましたので、早産防止のために、おっぱいケアはできませんでしたが、出産後、民間のおっぱいマッサージを受けると、吹き出るようにおっぱいがでました。
病院のおっぱいマッサージでは、青あざができるくらいに痛いマッサージを受けましたが、苦痛だけでほとんど出なかったので、助産師でもおっぱい専門がオススメです。全然痛くないので。
私は、おばあちゃんに間違えられることはよくありますが、一度高齢母だとわかれば、適当にうわさが広がってくれて、直接嫌なことを言ってくる人はいません。いろいろ知りたいことはあるでしょうが、そこは大人のルールですね。
でも、野田さんのおかげで、世間に卵子提供を知らなかった人たちにも知識として広がったと思うので、今後もし、真剣に誰かに高度医療のことを聞かれ、私の経験が役に立つときがあれば、卵子提供の経験を話そうと思います。
リスクも含めてです。
もう少し年上の年代の方には、よく子どもは日本の宝だと言われます。いろんな方に沢山抱っこしてもらうようにしていますが、いろいろな方々と話せ世界が変わって、本当に楽しい50代の人生になっています。
最近はより町内活動に顔を出し、知り合いを沢山つくり、いざという時に、周りの人たちにできないことは甘えようと思っています。
野田さん、お互いにピカピカの50代の人生にしましょうね。
「日本人の嫌なところ」って・・・。
みんなと同じじゃないと認めないとか変わった考えは認めないとか・・。
矛盾してませんか? これほどの大きなこと、反対意見あり複雑な思いの方あり、色んな考えがあって当たり前なのに、反対意見を述べた方に対してその意見こそ日本人の嫌な所ではないんですか?
人と人は違って当たり前と書きつつ、反対意見を認めないって・・・。ものすごい矛盾してますよ!
それこそ、人との違いを認めていないじゃないですか?
それとも、ここでは、祝福ムードじゃないとダメなのでしょうか?
あまりの矛盾さにびっくりしました。
私は野田さんはエゴの塊としか思えなくなりました。
そういったことも、個人の意見なのですから自由ではないのですか?
他人の意見をご自分の価値観で善悪決めつけないで下さいね。
本当に、日本人の性格って嫌だなぁって思うことあります。
「みんな一緒に」「変わった考えは別物」「仲間じゃない」。。。などなど、日本人だから同じ感覚を持たないとおかしいって思う人がナント多くいることか?
私は何年か海外で暮らしていたことがありましたが、それまで日本人の中で暮らしていた私にとっては、価値観の違いでたくさんのカルチャーショックを受けたことを覚えています。
日本の中で生活していると、なんか日本全体が家族のような意識が出てくるようで、おせっかいな介入が増えるみたいですね。
あれこれと批判する方たちに対して・・・
人はそれぞれ違うんだから、「人は人」でいいじゃないですか?
他人の行いを自分の価値観のなかで善悪を決め付けるなんて!
それよりも、自分自身の幸せを追求したほうがいいですよ。
ちょっと違和感を覚え発言させて下さい。
日本のイヤな部分と言う発言で感じた事ですが・・
それは立場を変えればどうでしょう?
このサイトで度々目にする発言が、
「友達の妊娠報告に素直におめでとうと言えなかった」
とか、
親戚の誰かが妊娠して素直におめでとうと言えないので帰省するのがおっくうだとか言う発言です。
不妊治療をしている人達は誰にでも気持ち良くおめでとうって言えますか?
こちらで否定的な発言をしている人たちは決して誹謗中傷をしているようには思えません。
そんな目を覆うような酷い発言もあるとは思いません。
それより、むしろ言葉を選んで慎重に発言されていませんか?
祝福されている人達はきっと不妊治療の苦しみを知っているから、自分自身もそう言う治療を視野に入れておられるからおめでとうとおっしゃっているのかも知れませんが、客観的にみてかなり感情的な発言が多い様に思います。
同じ女性ならばみんな同じように共感しなくてはいけませんか?
同じ女性でも立場が違えば考え方や感じ方も違って良いのではないですか?
なぜせめてこのサイトだけでもみんなが祝福しなくてはいけませんか?
ここは違った意見も自由に発言しても構わないのではないですか?
ここは不妊専用のサイトではありません。
そもそもこれから出産しようとしている高齢妊婦さん、または高齢出産をして子育てをしている人達が意見を交換する所と私は理解しています。
私は子を持つ親として、子の立場を最優先に考えます。
不妊の方々は口を揃えて、もっと配慮をして欲しいとおっしゃいます。もっと理解をして欲しいとおっしゃいます。
では、そんな風に生まれて来る子供に対しての配慮は?理解は?子の立場は?
野田さんはどの程度までちゃんと考えてえらっしゃるのでしょうね?
高い治療費を払い普通ならお金が底をついて大変であろう時期に毎日フルコースを召し上がれる程の余裕・・
一般庶民とは感覚もかなりかけ離れてらっしゃいます。
そんな人が私たち国民の為、生まれて来る子の為、不妊治療に苦しむ女性の為にこれから何かしてくれるなんて思えません。
やったもん勝ちの様に私には見えます。
不妊治療の苦しみは私は経験がないのでわかりません。
では不妊治療を受けておられる方はそれ以外で様々な苦しみに直面をして大変な思いをしていらっしゃる方をどのくらい理解出来ますか?配慮が出来ていますか?
人のふり見てといいますが、自分の姿はなかなか見えにくいものです。
不妊治療はデリケートな問題です。
でも妊娠だってデリケートな問題です。妊婦さんだって大変です。
子育てもとてもデリケートな問題です。
お金だってかかります。成長すればしたなりに様々な苦労もあります。
世の中は、様々な立場で様々な事情を抱えてみんな生きているのですよ。みんなそんな中で自分の気持ちのある部分で折り合いを付けながら生きているのではないでしょうか?
それから差別や偏見があるのは日本だけじゃないですよ?
アメリカにだってあるんですよ。
他の国にもあるんですよ。
日本だからって言う意見が偏見の様に私には聞こえます。
感情的にならずにもっと冷静によく考えてみてはどうでしょうか?
非難承知での発言です。
あっ、私個人は、野田聖子議員の行動に違和感を感じてません。
なんか、わかりにくい言い方してしまって。
おめでとうございます。頑張って下さいと思っています。
ただ、子供の将来については同じ卵子提供の者として、批判も真摯に受け止めなくてはいけないと思っています。
また、女性の社会進出と、個人の母としての幸せと、世の中の子供達みんなの幸せをどうしたらバランス良く結びつけられるのだろうと、自問し続けています。
どうもすいません、自分のスレに帰ります。
たびたびです。先の投稿、
里親が「倫理的に正論」という言い方は何か良くない気がしました。
里親が「倫理的にまっすぐで正しい」と思います。
私は、個人としては、普通の家庭の様子を知りたい子達が沢山いると知りながら、自分の自己実現を優先しました。
また、医療の進歩が、社会的な規模として、母に育てられない子供達の行き場を狭めているかのもしれない?という気持ちも若干して、己に仮借を感じます。これは純粋に自分の気持ちとしてです。
それから、最近は共働きも認められだしているかも知れないです。
ほんとうにたびたびでゴメンナサイ。
連続書き込みですいません。
男性の生殖能力は、女性より長く保たれる。
「パレスチナと結婚した」と言っていたアラファト議長が、60代で父になった。
岡田真澄が60代で作った子を残し70歳で亡くなった。
石田純一が52歳で再婚し「幸せ、早く子供が欲しい」と言っている。
でも、それを「脳天気で無責任」と言う人はあまりいない。
仕事を辞めて子育てに専念して欲しいと言う人もいない。
1:それは、自然が与えている生殖能力のせいなのか。
2:それとも父ならば、子供が成人する前に死んでも問題なしということなのか。
野田聖子議員の行いに違和感を持つとき、
1:自然の能力を医療で超えた(生まれる子の人権という意味でも)からか、
2;母の役割の認識、からかは、
整理する必要があるように思います。
家族の形が多様化しても、女性の体の限界はある。
私は40代の半ばになったら、母になる方法は、「自己卵」「卵子提供」「里親」を平行して検討するのが現実的と思います。
その中で、一番倫理的に正論なのが「里親」だと思います。
ただ、そのためには築いてきたキャリアを捨てたり(共働きが基本的に不可なので)、夫側への親族へ理解を求める必要がある。
私は里親への道を模索しながら、キャリアのことで悩んでいるときに、親族が自ら発してくれた卵子提供の申し出の魅力の前に、路線変更してしまった。
それは、自分を問い続けている心の仮借でもあります。
たびたびすいませんでした。(自分のスレの方に戻らないといけないですね)
しゃびろさま>こんにちは。
「現実により即した形で社会モラルの合意形成」をすべきというご提案、そうだなあ・・・と思います。
ところで私は「渡航タイプ」とは別の方法で卵子提供を受けたものです。
諏訪クリニックの提唱している「日本タイプ」です。親族からの善意の提供です。
今、この「日本タイプ」の人も国内に静かに増えているのではないかと感じております。
でも「親族の善意」が受けられるのは、そういう境遇(親族構成などや、その気持ち)にいて、運が良かっただけだと感じます。もしも「渡航タイプ」が禁止されるなんてことになったら不公平と考えます。
また、ビジネスではありませんが、やはり親族であっても金銭とは別の形でお礼をしました。だって、そのほうがお互い気兼ねなく過ごせますもの。
子供が生まれた当初、ドナーが身近にいると言うことで、別の意味でちょっとナーバスになりしましたが、子供は彼女の分身でも、自分の分身でもない「別人格」と言うことが、だんだん感じられるようになり、今は親子関係がとても自然な感じです。夫もリラックスしています。
良い点は、輸血や遺伝病などに対して対応がしやすいことです。また自分が事故等で突然死でもしても、我が子を支えてくれる人が沢山いるという安心材料もあります。
告知については、当初、ドナーの子供達の動揺も考え告知無しにという約束で進んだのですが、最近ちょっと考え込みます。
そのためには、関係者一同(まずは大人二組の夫婦)で再度話し合うべきかもしれません。周囲の子供などもいやおうなく関係者として巻き込むと言う部分が「日本タイプ」の難しさかもしれまぜん。
野田さんおめでとうございます。色々な議論はあるようですが、何よりも、欲しかったお子さんにめぐまれて、本当によかったと思います。
ここでの様々な意見をみてて、私なりに思ったことがありました。
すでに投稿がいくつもありますが、どうして素直におめでとうと言ってあげられないのか?子供がかわいそうとか、人の家庭のことまでとやかく言って、待望の妊娠に恵まれた人を批判するのか?自分は卵子提供までしないからと言って、不可解と言ってしまうのか?
すっごく「日本人」のいやな部分が表面化しているように感じます。自分と違うと「村八分」のように、冷たい態度で接する。自分の価値観を押し付ける。倫理といいながら、議論をこねくり回して、一向に進まない。。。
おめでとうはおめでとうでいいし、他人の家庭のことをとやかく言う必要なしです。それは、芸能人であっても公人であっても一緒だと思います。すべての人にプライベートは存在するでしょ?
こんな日本だからこそ、「卵子提供」も「臓器移植」も整備が進まないと思います。だって、高齢出産というこの掲示板でさえも、卵子提供に反対の声が多いでしょ?本当はいろんな経験をして、人の気持ちがわかってあげられる人が集まっている場所なのに。。。。。
能天気と言われたらそれまでかもしれませんが、アメリカでの卵子提供が可能なのは、別にアメリカ人が能天気と言っているのでは決してありませんが、ある程度「能天気」にふるまうことでしか、様々な高機能医学は実世界にて実現しないのだと思っています。
ほんと、ここを見て、議論をこねくり回したい人や自分と違う考えの人を批判したい人が多いのにびっくりしました。
連投してしまい、ごめんなさい。
マヨネーズさんのおっしゃっている「生殖ビジネス」について、私も書かせていただきたいと思います。
■ 提供する側の視点から考えたとき、精子提供と卵子提供が大きく意味合いが異なることは、高度不妊治療を経験した女性であれば尚のこと、よく実感されるところだと思います。提供者が負う身体的リスクが、卵子提供はずっと大きい。
「第三者がリスクを負う行為を介在せねばならない」という点が、一般的に、卵子提供や代理出産が首肯されがたい大きな点の一つでしょう。
まして、それが「ビジネス」という形をとることが本当に正しいのか。私は分かりません。
提供したい側と提供されたい側、どちらもが提供行為を望んでいるときに、提供してもらった側が謝礼を支払いたい、という気持ちそのものは理解できますし、まして負担の多い行為を行ってくれた提供者に対しては尚更そうした気持ちも沸くと思います。
しかし、血液や臓器の売買が禁止されているのに、なぜ、精子や卵子のビジネスは許されるのか、という疑問に、明確な答えは出ているのでしょうか。
血液や臓器については、金銭での売買によって、自らの健康を害してでも金銭を得ようとするインセンティブが働きかねず、富める者による貧困層に対する命の搾取につながりかねないという理解だと思います。
公的機関が介在しない売買で、最終的に誰が安全性を担保するのかという問題もあります。
精子や卵子のビジネスはどうなのでしょうか。
推進にあたっては多くの人が納得できる論理的枠組みを提示すべきだし、私たちはきちんと知識も得て、冷静な議論、検証を行う必要があると思います。
■ また、例えば臓器の生体移植に象徴的であるように、提供をボランティアベースでしか可能としない規範とする場合(厚労省で検討されていた案)、当事者の家族(卵子提供であれば不妊当事者の姉妹など)に提供を迫る無言のプレッシャーがかかる可能性を否定しきれません。生殖医療の研究現場で、卵子の提供を迫られた女性研究者の話もありましたが。
臓器については脳死による移植の推進で、血液については献血として広くボランティアを募ることで、需要に応える仕組みをつくってきたわけですが、精子や卵子についてはどうなのでしょうか。ボランティアベースで需要にこたえることが本当に可能なのでしょうか(特に卵子)。
日本で規制をかけても、海外に向かって求め続けていくのであれば、臓器移植と同じ流れを繰り返すことになります。ましてそこに金銭がからむとなると、マヨネーズさんが「生殖ツーリズム」」の問題をご指摘されたように、規制格差や経済格差を前提に、強い立場(先進国の富裕層)にいるものが、弱い立場の人間から利を得る構図にただ乗りしていく流れを助長しかねません。
現実に多くの人々の願い(欲望とはあえて言わない)が需要として向かっていくなかで、現実にこたえられない規制は、かえって問題を根深くさせかねない、という危惧も感じます。
ビジネスだからこそ解決しうることもある、と考えてビジネスに対するモラル・規制を精緻化していくのか、それとも献血のようなシステム作り(公的卵子バンク?)を推進していくべきなのか、それとも何かよき道がさらにあるのか。
すでに後戻りが事実上不可能なのであれば(禁止はアングラ化させるだけなのであれば、そして、現実に提供による子どもの出生が続いている以上は)、現実により即した形で社会モラルの合意形成を急ぐ必要があると思います。
実際にビジネスにより提供を受けた方からも、是非について(良いと考えること、改善すべきと考えること、禁止すべきと考えること、より望ましいと思われる制度とは、を個別的に)聞かせていただくことがよろしいのではないかと思います。
野田さんのご判断について、いろいろな意見が交わされていて私も深く考えています。
一つ私が問題提起したいのは、NICU等の高度な医療のお世話になっているのは、卵子提供の人たちばかりではないと言うことです。
高齢で自己卵での妊娠成功は朗報でありますが、妊娠のその後の検査をどうするかという問題があります。未検査だとどうしてもある割合で、長くNICUに入る赤ちゃんが生まれるようです。数ヶ月の人生をその中だけで過ごす場合もあります。
私の知っている人のうち2つのケースがそうでした。片方の人は、毎日病院に行って子供に付き添い、赤ちゃんが亡くなった一年後に養子縁組をしました。40代半ばでも養子を迎えられる組織はあります。
もう片方の人は、病院に子供がいるううちに新たな不妊治療を始めました。痛々しい感じでした。その子も可哀想と思いました。
40代半ばになったら、自己卵を諦める方がベターというアメリカ的な考え方にも一理あるように感じています。
野田さん、ご懐妊おめでとうございます。
横ですが、私も、しゃびろさんの「告知」についてのご意見に同意します。
私は、養子を育てている者です。
息子(養子)はもうすぐ4歳になりますが、彼が3歳4ヶ月のときに「真実告知」をしました。
今はまだ、告知した内容についての本当の意味は分かっていませんが、成長するにつれて、これから色んな問題が発生すると思っています。
でも、私は息子の(人間の)強さを信じています。
養子、卵子提供、精子提供・・・親子になる経緯の是非は別として、生まれてきた子どもが、幸せだと感じられる世の中にしていけたらいいですね。
■ まず、全ての子どもは、親のエゴのもとに生まれてくるのだとも言えます。
比喩的、宗教的表現は別として、私たちは皆、自らの意志でこの世に生を受けたわけではありません。
それが命ということだと思います。
提供を考える際に整理すべき区別の一つとして、生命体として自然に反した行為なのか、と、社会としてどう考えるか、とは同一ではない、ということがあります。
生命体として不自然な行為なのかという点については、精子提供は自然に反した行為とは考えられないし、卵子提供は医療を介在しないとできない行為ではあるものの、代理母と同様の次元で「子宮の持ち主とは異なる人の卵子が受精卵となって子宮に戻されても、ヒトとしての生育には問題がない」、という医療的認識がされている、ということなのでしょう。(私は知識がありませんが、現状で進行しているということを帰納法的に考えると)
そうであるならば、医療が可能にした生殖行為を社会としてどう考えるか、という話になり、価値観の問題になります。その結論は多くの人によって議論される中で集約されていくしかなく、その集約された形で共同体(国家)がそれぞれの規範を作っていく、ということですね。
生命体として自然に反した行為ではないという科学的認識があるのであれば、医療を介在して子どもが欲しいと望む行為自体を親のエゴとは言いたくない、と私は思います。
しかし、くりむとさんが明確に整理されていたとおり、日本で推進するにあたっては、もっとオープンで幅広い議論が必要だというご意見に強く同意します。
卵子提供を推進したい、応援したいというご意見をもたれる方は、議論を封じる方向ではなく、umiさんのおっしゃったように、議論を広げ、問題点を整理していくことこそ、社会的な受容への大きな一歩である、という認識をもつべきではないでしょうか。
社会的な受容こそが、提供で生まれてくるお子さんの福祉につながります。
社会としての議論が未熟な段階で提供に踏み切られた親御さんは、ぜひ率先して、社会の共感が得られるような議論作り、土台作りに励まれるよう応援したいと思います。
■ 提供により生を受ける人々は圧倒的少数です。
この「マイノリティであるということ」が象徴的に問題をはらんでいると思います。
日本の政治が高齢者優遇と言われて久しいですが、それは有権者が成人以上で、かつ高齢者の発言力が大きいからで、その意味で、「提供」は同じ構図です。
提供の段階では、提供者と被提供者のみがこの世に生があり、提供により生まれる子どもにはその時点で発言権がありません。
地球上の大多数の人間は、自分を出産した母親と、自分を生み出した卵子の持ち主は同一です。
そうでない人の気持ち、立ち位置は、なかなか分からないのではないでしょうか。
社会のシステムの中で生み出される命です。
そして、生み出されたあとは、一個の人格をもって、社会の中で生を営まねばなりません。
社会の責任として、マイノリティであるがゆえに、様々な権利が見落とされ、踏みにじられることのないようにしたいです。
■ そのためにも、繰り返しになりますが、親御さん(戸籍上の)の口から、提供の事実についてお子さんにお話すべきではないか、と私は思います。
もちろん、年齢や状況、個性など、配慮すべき点も様々にあると思います。受け止め方も様々だと思います。慎重さは当然必要です。
しかし、命の根源となる事実を偽る、隠す、ということは、子どもにとってみれば、自らの出自、自らの生自体が「偽り、隠され」なければならないものだ、と受け止めることになりませんか?
そうではないはずです。
望んで、幸せになるために、お子さんを幸せにし、お子さんと幸せになるために、あえて踏み切った道ではないですか?
人がなんと言おうと、社会がなんと言おうと、望んで授かった命であることに、胸を張ってほしいです。
偏見をはねのける強さをもってください。
弱音をはける友人をみつけてください。
ネットワークを築いてください。
情報を集め、社会に理解を求め、応援者を作って下さい。
不要に近所や他人に言ってまわる必要は全くありませんが、マイノリティであることから目を背けず、この社会の中で、マイノリティであるお子さんがしっかりと立ち位置をつかむことができるよう、どうかどうかがんばってください。
養子のお子さんに「真実告知(生みの母は別)」をすることは、時に辛い作業と聞いています。
お子さんは「お母さん(養親)から生まれたかった。なぜお母さんじゃないの?」と聞いたりもするそうです。
それでも、様々な年齢での咀嚼を経ながら、養子である自分の存在意義について、自分で立ち位置を見つけていく、と聞いています。ラニカイさんのご紹介されていたお話に通ずると思います。人間は、そうした強さをもっていると信じています。
銀杏さんがおっしゃっていた兄弟の問題は、情報管理の方向性に行きつくように思います。
問題は多少違うとはいえ、養子についても(特に国際養子縁組)、同じような問題があると聞いています。
当事者である皆様が率先して必要な取り組みを働きかけて、お子さんのために、ご自身のために、よりよい社会を築いていって下さい。
様々な人が、みな、自らの人生をしっかりと生き抜いていくことができるために、オープンな社会であることを望みます。
匿子さん、しゃぴろさんの意見に同感です。
批判を「悔しさ」「やっかみ」、あるいは「あなたが満たされてないからでしょ」と受け止める方も中にはいるようですね。確かに一部、心ない言葉はあるにしても、苦言の多くは、野田さんの行動が日本社会や家族関係に与える影響を考えてのことでは、と私は思います。特に野田さんは国会議員=法律を作る立場にある人なのですから(国の対策の話を、国会議員さんに言わず誰に言うのでしょう)。野田さんが今回の「自分の幸せ」を政策や立法にどうつなげていくのか、生殖補助技術を利用して妊娠を目指している人なら、なおのこと無関心ではいられないと思うのですが。
私も不妊です。「子どもが欲しい」という思いが心も体も引き裂かれるほど苦しく切実なものであることは身をもって知ってます。ですから野田さん(に限りませんが)の、それこそ沸き上がるような子どもへの激しい渇望、そのつらさ自体はお察しします。
でも、行動には共感できません。
まず、精子や卵子の提供に疑問があります。精子提供で生まれた方々の声を聞いていると、そう思います。秘密を土台にした家族関係は危うく、むしろ幼少期から年齢にふさわしいかたちで事実を伝えてほしいと彼らは言ってます。「出自を知る権利」つまり、希望すればドナーが誰か知る(直接会うこととは必ずしもつながらない)ができるシステムを作ってほしいとも訴えています。
私自身は、産まれてくる子にそうした重石になりかねない複雑な出自を「あえて」背負わせること自体、よいことではないように感じています。いくら自分が「のどから手がでるほど」子どもが欲しいと思っていても。これは私なりの線引きです。
血液型「しか」選択しなかったという野田さんの弁は、らん蘭さんが指摘したように「他人に丸投げ」の感じがします。優性学的な批判を避けるためではとも推察しますが、出自についてはどうなさったのでしょう。子どもが遺伝上の母を知る道を最初から閉ざしてドナーを選んだのでしょうか?それとも道を担保されているのか?
せっかくなら、野田さんにはそのへんも公表してほしかったです。野田さんのケースに後押しされて卵子提供を検討する人に、出自の件は重要なポイントの一つだと思うので。
また「生殖ビジネス」を利用されたことが疑問です。野田さんは「善意の」と表現されますが、米国の卵提供エージェンシーにおける卵子が「有償取引」であることは、ここに書き込まれている皆さんもよくご存知のはずです(米国では卵子提供者に対する支払いは最高1万ドルに制限されているとか)。代理出産も含め、私はこうした人体の有償化、商品化に賛成できません。精子や卵子、受精卵、そして妊娠・出産は、売ったり買ったりするものではないと思うのです。実際、こうしたビジネスは国際的にみれば禁止の方向にあり、そのビジネスを日本の国会議員という立場の人が利用したことは、グローバルな生殖技術政策、「生殖ツーリズム」をどう考えるかという観点からすれば、より複雑な問題を提起したのではと思います。
「血縁にとらわれない新しい家族の形」は私も応援しますが、それと、この人体商品化、パーツ化の問題は別です。特に自分と違う卵子を用いた場合、分娩時の大量出血など身体的リスクも指摘されています。野田さんのおっしゃる「患者の権利」はどちらかというと子どもを欲する側の権利行使のようですが、私は、提供者、産む女性、産まれて来る子どもが身体的にも法的にも「保護」されるような制度整備、同時に『養子縁組あっせん法』の成立(この6月シンポジウムでは野田さんも挨拶なさいましたね)などを望みたいです。無事な出産を祈ると共に、議員としての野田さんの今後の活動を見つめたく思います。
野田さん本人も読んでくださることを期待して、投稿しました。
長々と失礼しました。
先日、全米放送のテレビ局のニュースの中で、同じ精子提供を受けて生まれた2組の双子が精子提供に関するサイトでお互いを探し当て交流している、という話題が有りました。
同じ年頃の2組の双子たちは、初めて会った時から仲が良く、家族ぐるみで旅行に行ったり、など住んでいる場所は離れていても数年来交流が続いているそうです。
その2組ともに、精子提供者(番号のみしか分かりません)と会えるのであれば会いたいか?と聞いていましたが、4人とも自分に似ているのかどうか、などには興味はあるが、もし分かるとしても写真などで十分で、直接特に会いたいとは思わない、と答えていました。精子提供者はただの遺伝子上の父であるだけだから、と。
一緒に暮らす家族の中で、精子、または卵子提供の事実をきちんと受け止め、隠そうとせずオープンに子供に伝え育てていれば、子供の気持ちももっとシンプルになるのかもしれません。
かぁさん希望さんのおっしゃることにすごく共感です。
何を思おうどう考えようとと個人の自由です。でもいくら自由でもネットであっても、あきらかに相手を傷つけるようなような表現はいかがなものかな?と思います。政治家だから公人だからその人には何を言ってもいいにはならないと思います。
批判は自由ですが、表現の仕方がネットのエチケットを逸脱している方もいらっしゃるように思います。
脳天気に見られてしまう裏で、どれだけ涙を流しているのでしょう。できれば自然に子供を持ちたかったでしょう。黙っていればこんなに批判はされないでしょう。
「それでも私は産みたい・・・・」理屈じゃない湧き出るその気持ちは、よく分かります(自分も同じですから)。一つの命が育とうとしている今、その命の尊さを思うととにかく、無理だとは思いますが心と体を穏やかに無事に出産して頂きたいです。
よく「女の敵は女」って聞きますが・・・
やはり感情的になってしまうのも仕方がないことなのかなぁ?
卵子提供でしか妊娠が望めなくても
金銭的、時間的にも
それを諦めなければいけなかったり
それは神の領域への冒涜と考え
倫理的に嫌悪感があったり
単純に「悔しさ」や「やっかみ」で
「エゴ」とか「子供がかわいそう」だとか
思ってしまったり・・・。
そう・・・思ってもいいんですよ。
誰でも自由に受け止めていいんです。
いろいろな感想やポリシーを持っていいんです。
でも、それは胸にしまっとけ。
野田さんは確かに公人だけど
だからといって国の対策の不満を
野田さん個人に向けてもねぇ・・・
同じ不妊仲間として悲しいですよ。
まったく・・・。
「とうとう妊娠できた〜」
「おめでとう〜」じゃダメなのですか?
他人のうちの家族計画に対して
「子供がかわいそう」だとか
どれだけおせっかいな忠告なんでしょうか。
「のーてんき」って言われそうですが
そのぐらい大らかな母のほうがいいじゃないですか。
私たちは「不妊を克服しよう」「何とか子供を持ちたい」
そういう同じ目的でここに集まる「同士」です。
宗教的にも政治的にも関係なく
こうやったら妊娠できたよ〜 とか
こんなことがあって辛かったよ〜 とか
こういうとき皆さんはどうしてます?
っていう掲示板であってほしいです。
野田さん、このたびはおめでとうございます。
健やかなご出産と赤ちゃんのご多幸をお祈りしております。
以下は、あえてこの場が提供され、問題提起された、という認識で述べさせていただきたいと思います。
親子関係は「血(遺伝)」のつながりのみに限定されず、事後的な養育関係が重要である、という見解に賛成ですが、一方で、事実として、生物学的親は存在します。
この観点における提供の問題は、親子関係に生物学的裏付がないことなのではなく、生まれてくる子どもに対して(生物学的親についての)「知る権利」が守られない、ことだと考えます。
生まれてくる子の立場からすれば、生存の根底について、最も信頼する親(養親)を筆頭に社会全体が自分に対して壮大なウソをついていることになります。
隠し通せばいい、ということではなく、子ども自身が人間として最低限知りたいはずの権利を保証すべきです。
私自身は、養子であれ、提供であれ、養親(もしくは社会)は、生まれてくる子に生物学的親が別にいることをどこかの段階で知らせるべきだと思っていますが、少なくとも、子ども自身が「知りたい」と考えたときに、知りうる仕組みにしておく義務はあると考えます。
社会は、養子制度や提供制度を認めるのであれば、同時に、責任ある情報管理を行う義務があるはずです。
子どもの権利条約でも、名前国籍を知る権利、親を知り養育される権利があると採択されています。
その権利が保証されることこそ、子どもの心理的安定を確保することであり、この心理的安定が人格形成に役立つとされているから、と聞きました。
成長期のみならず、自分の人生全般が「自分自身のもの」であるための大前提として、生物学的ルーツを知ることは保証されるべきだと考えます。
現在、養子については、出来る限り「真実告知(生物学的親が別にいると知らせること)」を行う方向が推奨されています。
知らせることが、結局は、子の成長にとっても、養親との関係においても、良好な結果をもたらす、という考えが基本にあるようです。
日本では推奨の状況ですが、例えばオーストラリアでは、出自を知る権利が州法で保障されており、養子が一定年齢になると情報開示が許可されると聞いています。許可される内容は生みの親の名前や生年月日、生まれた場所などです。
同時に、生みの親が、生んで養子に出した子について知る権利も保証されています。
一方で、個人情報の公開の拒否権(例えば、養子が生みの親に会いたいと申請しても、生みの親は会うことそのものだけでなく、現住所などの個人情報公開を拒否できる)なども整備されています。
養子となった子の権利、生みの親の権利、養親の権利、がそれぞれ整理され、行政、第三者機関などが仲介する仕組みとなっているようです。
私は、日本もこうした仕組みにもっていくべき、少なくとも、日本の実情にあった形で、仕組みを整えていく方向性が必要だと思います。
提供については、善意のもとにあるとはいえ、人為的生殖行為であるわけですから尚のこと、その推進に際しては、こうした「生まれてくる子の権利」について、きちんと検証し、社会がサポートする仕組みづくりを並行して行う必要があると考えます。
ずっと通して議論を読ませていただいてきました。
公人である野田聖子代議士が、公人としての判断で卵子提供による妊娠を発表した。
本人も予測したとおり、当然様々な反応・議論がある。
そしてここにはおそらく私人として登場した。
それによってさらに議論は複雑化した。
私も手記は読みましたし、週刊誌やテレビの取材もひととおり目を通しました。
しかし何度読んでも聴いても、都合のいいように「気持ち」と「理屈」を使い分け、理解してもらわなくてもいいといいつつ結局理解を求め(法整備に向けて動くということはそういうこと)、「政治家として」と「一人の女性として」を使い分けている。
彼女の辿った道、今回行った行動と同様、やはり世間で言われているように「エゴ」という表現にしかたどり着かない。
生命倫理としての卵子提供の問題点、生まれる子の出自の問題、高齢出産の問題点、周産期医療への影響・・・「そんなことは本人と家族が背負い解決すればよいこと」ではないですよ。
周囲の人、妊産婦、関係のない国民全体、そして将来の社会を担う世代の子どもたちへも大きく影響する大きな、深い深い問題であり、
子どもを持つという極めて個人的な行動に端を発するとはいえ、決して徹底的な議論からはもはや逃れられないと思います。
そしてその賽を投げたのは、国会議員である野田聖子代議士です。
しかしあまりにも彼女の言葉は軽い。
決意だとか苦渋の決断だとかすべてを受け入れるだとか・・・あまりにも軽いのです。
そしてなんといっても他の人と決定的に違うのは彼女が政治家であるという事実です。
私の義父も政治家ですが、この人種は実に実に信じられないほど「都合がいい」のです。
何事も自分のために周りが動いてくれる、自分の努力でそれが実現されている、そうならなければ誰がなんと言おうと力づくで物事を動かす、そして自分の信条を守るためであれば手段を選ばずどんな批判にも決して屈することはありません。
極端に言えば屈することは「死」を意味します。
そうした要素が強ければ強いほど、のし上がっていく政治の世界を歩んできた彼女らしい行動といえば非常にわかりやすいことではありますが。
しかし、既にここにも何人も書かれているように、そのことによる責任はあまりにも大きい。
今回のことで卵子提供の事実を周囲に悟られてしまった人、自分の意思に反して身内から卵子提供を迫られようとしている人、世間の反応、そのもたらす影響の大きさをあらためて思い知りあきらめようとしている人・・・もう既に数え切れないほどの人の人生を変えようとしているのですから。
そんな中、一番能天気なのは本人ですけどね。
皆さん、ご本人のブログ見ておられますか?
命を、子どもの人生を、本当に甘く見ていますよね。
無責任に手放しで祝福したり、感情論で無責任に擁護したりしている方は、毎日フルコース食べてるだの過密スケジュールの中宝くじ買いに行っただのという、今の彼女の言動をどう見ていらっしゃるのでしょうか?
私は腹がたって眠れませんでした。
最後に、くりむとさんのご指摘、明快で論理的なご説明は本当に価値あるものであり、それがここにずっと残ることが今回のスレッドなによりの収穫であると思いました。
卵子提供で子供が生まれた時に、遺伝子上の母親を子供にオープンにするかどうかは重要な事だと思います。
代理母の場合は出産後も家族ぐるみで交流を持たれる方が多いようですが(日本人はまだ代理母でも隠すようです)卵子提供の場合はほとんどの方が子供にはオープンにされないようです。
ただ、これだけ卵子提供が知れ渡ると40歳以上で出産された場合、45歳以上だとほぼ卵子提供だと世間には見られてしまいますし、子供も疑うようになるでしょう。
子供に遺伝子上の母親を知らせるかどうかですが、エイジェンシーにもよっては、プロファイルに’将来子供が会いたいと希望した時に合いますか’という質問があるエイジェンシーもあります。
ドナーになるような心優しい方はYESと回答されていいる方が多くて私が伺ったエイジェンシーでは9人中7人がYES,2人がNOでした。NOと回答されている方は2名共複数エイジェンシーに登録されていて回数を重ねられている方々でした。
最大手のエイジェンシーには残念ながら子供や親に会うかどうかの設問はありませんでしたが、今後隠し通す事は難しい時代がやってくると思いますので、環境の変化に合わせてエイジェンシーも対応していただきたいと思います。
そうすれば、子供に遺伝子上の母親に合わせられるかどうかも含めてドナーを選択できると思います。
野田さんはドナーを選択する際に年齢が若いことと血液型が同じというの条件だけを出して、国籍も含めてドナー選択を医師にまかせられたそうですが、私には信じられません。
卵子提供を受けるときに誰もが一番苦労するところを他人に丸投げする勇気はたいしたものだと思います。世間に公表する勇気よりすごいと思います。
医療を受ける側が、あまり権利を主張しすぎるのはどうかと思います。ここには、アメリカ的なやり方がお好きな方が多いようですが、私は、日本の医療制度は、世界一だと思っています。アメリカの考え方は、大雑把に言ってしまえば、医療もビジネスです。お金を払えば何でもしてくれるので、卵子提供も個人の責任で、誰も口出しなんてしません。ただ、数年以上在米経験をお持ちの方ならお分かりと思いますが、医療費がとんでもなく高いです。民間の保険に入る人が多いので、一部分は負担してくれますが、それでも、おちおち救急車も呼べません。私のアメリカ人の友人は、車にひかれたけれど、自力で近くの病院まで行ったとか、雪山で怪我をして、生きるか死ぬかというところまで迷って、やっとヘリコプターを呼んだとか。(自己負担額200万近くになったそうです。)
日本の考え方は、医療は福祉。他の国と比べれば、格安の費用で、世界トップレベルの医療を受けられます。生活保護を受けていても、億万長者でも、子供でも、お年寄りでも。みんなが協力し合って、支えあって、何とかギリギリの所でこの医療福祉制度が成り立っているんです。だから、卵子提供に限らず、日本で認められていないことを、私の責任でやっているんだから口出ししないでちょうだいと、みんなが好き勝手な行動をし始めると、間違いなくこの制度は崩れ去ります。
現在、体外受精に対しての補助金も出ていますが、これも、すでに財源が足りなくなって、どこかで線引きをするという案が持ち上がっています。先日、テレビで産婦人科の先生が、補助金の支給は、妊娠・出産成功率が高い40歳未満までに絞って、40歳以上の人には自費でしていただいてはどうかとおっしゃっていました。
もし、日本で卵子提供が広く認められれば、ある年代以降は、成功率の高い卵子提供のみ補助するということにもなりかねません。卵子提供希望の方には朗報かも知れませんが、自己の卵子でもう少し頑張りたい高齢の人にとってはどうなんでしょう?権利ばかり主張していると、失われるものもあることを覚悟しなければなりません。
最後になりますが、銀杏さんのご意見は胸に染みました。ただ、お子さんに卵子提供のことを一生隠し通すのは、けっこう難しいことだと思います。他の方もおっしゃていましたが、自己の出自について知るきっかけは、以外と本当に些細なことなのです。私の身近で聞くのは、家の棚の奥にあった書類関係を、偶然、探し物をしている時に見つけてしまった。あと、親が病気で長期入院になり、代わりに貸金庫に行ったら、知らない書類が出てきたなど。親の方も、最初は子供の目につかないように気を遣っていますが、15年〜20年経つと、書類の置き場所とかうっかり忘れてしまうことが多いみたいです。
DI研究会 で 検索してみてください
AID児当事者の手記があります
くりむとさん、とてもわかりやすい説明ありがとうございました。
確かにそういう時代はくるのだろうと予想できますが、遺伝子検査が進んでいるアメリカでは
まだかかっていない病気のリスクを事前に知ることにより、例えば就職試験の際に
有利になったり不利になったりするので反対意見もあると聞きました。
どうしても企業側も病気のリスクのない人を選びたくなるからだそうです。
でも日本はなんでもアメリカに倣えという姿勢がありますから、やはり
同じ道を進んでいくのかもしれませんね。
これからのこと、私なりに考えたいと思います。ありがとうございました。
明里さんもありがとうございます。
本当のことを隠しての出産だったので、病院にはとにかく迷惑はかけられないと
思っていたのですが、
「卵子提供であろうが、若くて健康な通常出産であろうが、医療をうける権利は同等」
という言葉は救われた気持ちになりました。
ただ、受ける本人が当たり前のように言うとやはり世間一般の心情としては
どうなのかなと私は思います。
2日にckさんに質問させていただいた者です。
ckさん、答えにくい質問にお返事をいただき、ありがとうございました。
ckさんのメッセージは、大変貴重な意見です。
卵子提供に進もうとしている私のような者にとって、真摯に受け止めなければならない問題だと思います。
野田聖子さんの公表によって、卵子提供が大きくクローズアップされ、ここでも賛否両論の議論がなされていますね。
私はこの議論は重要だと考えます。
こちらの掲示板で今さら言うまでもないことと思いますが、不妊治療を行っている患者の高齢化は年々進んでいることを実感します。また、不妊治療を行っている人の数も相当なものです。
そんな中で、皆がみんな授かるわけではないというのが現実です。
卵子提供が今注目を集めているのは、そういう社会状況が反映されてのことだと思います。
野田さんが今回公表したことで、世間の矢面に立つことになってしまったわけですが、誰かがその役割を果たさなければならなかったのではないかと思います。
親のエゴだ、身勝手だという批判的な意見や、血のつながらない子供を育てることに違和感を持つ方も当然いらっしゃると思います。
しかし、家族を持ちたいという、根源的で切実な願いを断ち切ることができない人が多くいることも事実です。
卵子提供に活路を見出し、海外へ渡航する人も年々増加しており、その動きを規制することも難しいでしょう。
しかし、現実には卵子提供は、難しい問題を抱えている。
また、超高齢出産というハイリスクもつきまとう。
でも、そういう議論がこれまで日本では、公にはなされてこなかった。
私のように卵子提供で渡航しようと考えている者は、これまで周りに知られないようにこっそりやらなければならないものだという意識がどこかにありました。
また、子供が欲しいという思いの強さから、実際の問題やリスクには耳をふさいで、なるべく見ないようにしてきたような気がします。
これまでの書き込みから、そうした点を厳しく指摘されている方もいらっしゃいますね。
子供への告知をどうするか。一生隠し通すという考えの方もいらっしゃいましたが、やはりそれは難しいのではないでしょうか。
また、もし昨日まで信じて疑わなかったことが、ある日突然崩れ去ってしまったとしたら、その後に子供は何を信じていいのかがわからなくなってしまうと思います。
くりむとさんがおっしゃっていたように、当事者たちが中心になって子どもたちを守る対策を考えていくべきと思います。
また、国内で卵子提供の法整備をどのように行っていくのか。
世間では、まだまだ卵子提供に対する偏見も根強いですが(この書き込みでも改めて感じました)、卵子提供を希望する者としては、血縁関係にとらわれない新しい家族の形があってもよいと思っています。
いろいろな意見が飛び交っていますが、野田さんが提示してくださったこの問題に対して議論を重ねていくことが、私は重要と思います。
また、卵子提供に踏み切る人達は、当事者間で、話し合う場を広げいかなければならないと私は思います。
「もう終わったことだから」とせず、周産期医療の現状に卵子提供による妊婦の増加が与える影響、法整備に与える影響等を考えていらっしゃる方の意見を目にすると少々ほっと致します。
さてお尋ねの遺伝子検査の将来についてですが・・・
現在でも特定の病気の場合、家族間の遺伝子を調べることはありますよ。パーキンソン病などの神経難病の場合、近親者の遺伝子と比較して調べる検査が行われています。患者さんと遺伝子が似ているはずの正常なご家族の遺伝子と患者の遺伝子の状態を比べることで、異常な遺伝子部分が分かり、今後の研究・治療に役立つのだそうです。
もしご両親が高齢でそのような病気を罹患された場合、ごきょうだいやご両親が健在でない場合もありますから協力が求められるのはお子さんだけ、となるケースも多いでしょう。親子鑑定が目的の検査ではありませんが、結果的に遺伝上の親子でないことが判明してしまいます。
私が以前見た、親が隠していたのにAID児であることを知ってしまった一例では、父親の遺伝子検査や遺伝性疾患がきっかけという例が複数ありました。過去にはひょっとして上記のような検査が原因となったケースがあったかもしれません。
遺伝子診断はここ十数年で急速に研究が進んでいます。がんを初めとする実に数多くの疾患に遺伝子異常が関わっているらしい−ということがわかってきて、特定の遺伝疾患だけでなく、がん治療にも遺伝子治療が取り入れられるようになってきています。高血圧・血管障害、脂質異常症、糖尿病、血栓、アトピー、アルツハイマー、痛風等様々な疾患と遺伝子との関係性が今研究されています。それに伴い今後は「予防医学」が発展するだろうというのが多くの医学関係者の予想です。
子どもたちが成人する頃には、人間ドッグや学校・会社の健康診断で気軽に遺伝子診断を受けて予防医療に励むのが普通の時代が来るかも?とも言われています。一部の施設では既に検査が可能です。数万円で肥満、高血圧・血管障害(動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞等含む)、脂質異常症、メタボ、糖尿病、血栓、骨粗鬆症のリスクを判定する遺伝子検査が受けられます。ダイエット目的の場合などは5千円程度で気軽に遺伝子検査を受けられる時代に既になっています。
勿論上記のような遺伝子検査はあくまで病気のリスク診断でしかありませんから、検査を受けたからといって出自の事実が明らかになるようなものではありません。しかし何十年か後であれば、たとえば肺がんのリスクが高いという遺伝子検査の結果が出た人物に予防薬を投与するような時代、遺伝子学に基づいた予防医療の時代が来ている可能性は非常に高いでしょう。
将来お子さんが学校や会社や人間ドッグなどで検査を受け、肺がんリスクがかなり高いという結果が出て予防治療を薦められたとします。当然その結果を受けてご両親に「うちの家系は肺がんリスクがすごく高いらしい。お父さんお母さんも是非検査を受けて一緒に予防治療をしよう」ということになるでしょう。そういう時にかたくなに検査を拒んだら?「何故?」という疑問が広がるでしょう。それがきっかけになってしまう可能性はあります。
また遺伝子に異常が起こることで引き起こされる疾患にお母様が罹った時、お子さんが母親の命を救うために進んで「近親者」である自分の遺伝子を使った検査をしようと母親の主治医に申し出るかもしれません。出自の事実の説明なしにその善意をどうやって止めさせられるでしょうか?
それ以前にAID児の体験談を聞く限りでは、親が必死で隠し続けていても「些細なことの積み重ねでわかってしまった」という人々が何人もいました。遺伝子治療がこの後あまり進展しなかったとしても隠し通せる確率は100%にはならないです。
AID児の中には「こんな重要なことはもっと早く知らせてほしかった」という声が多数あります。またイギリスでは子どもにAIDの事実をわかりやすく伝える絵本なども出版されています。子どもの個性、親子関係も千差万別ですから考え方・伝え方に100%の正解はないと思いますが、タイミングを見計らって…としているうちに機を逸してしまい、先に子どもに知られてしまえば大きなショックを与えることになる可能性が高いことを思うと、告知をあまり先送りにしないほうがいいのでは?と個人的には思ってしまいます。
しかし例え幼児の時にうまく伝えられたとしても思春期の時に再びフォローが必要でしょうから早く伝えればそれでOKというものでもないでしょう。子どもの理解力や関心などから親がタイミングを見計らい、その都度その都度タイミングを見逃さないことが大事なのでしょうね…それぐらいしかいえません。
卵子提供という選択を私は賛成することはできませんし経験者ではないので何のアドバイスもできませんが、お子様の抱えるであろう様々な問題から目を背けず、一緒に立ち向かおうとなさるお母様の姿には私は敬意を抱きます。
野田聖子さんの妊娠に端を発して、世間の人々が卵子提供についてどう思っているのか、興味深く意見を読ませていただきました。
そうするべきだという意味での「正義」はとても難しい。多くの人がそれぞれの意見を言って、もっともらしく聞こえるが、「賛成意見」も「反対意見」も容易に生み出せます。結論はでません。
しかし、危険な思想だと思うのは「税金を使った高度医療にかかるのに値するかどうか」との意見です。「自分のわがままで(自然に反して)妊娠し、高度医療を受けるのは申し訳ない」との書き込みがありましたが・・・その意見はどうでしょうか?
それを認めてしまうと、「自分の勝手でお酒を飲んで肝癌になった人間と、若く不可抗力で肝癌になった人間がいた場合、一つしかない移植用肝臓は若く将来性のある人に渡すべきだ」とか(実際にそうゆう事例を扱ったドラマもありましたが)、「自己の快楽のためにタバコを大量に吸った人間の治療費に大量の医療費を使うのはいかがなものか?」などとの意見につながるように思います。
だいたい、日本の医療費を圧迫している大部分の疾患は心疾患や糖尿病などの「生活習慣病」であり、予防可能なものを怠った結果です。医療保険も病気も原因によってランクを付けるべきなのでしょうか?
卵子提供であろうが、若くて健康な通常出産であろうが、医療をうける権利は同等だし、その思想がなければ福祉国家としてなり経たないのではないだろうか?と首を傾げます。医療現場の疲弊は十分に理解した上での意見です。
野田聖子さんの妊娠は心から祝福します。
そして、それに発する問題は彼女と家族が解決すべきことです。別に彼女が最初では有りません。欧米を見渡せば沢山先駆者がいる訳ですから、解決策はでてくるでしょう。外野がどうこう言っても無意味なのでは? そもそも他人の否定的な意見を考慮する義務も意見に答える義務も彼女にはないはずです。「議員」だからという理由はここでは成り立ちません。
でも、「卵子提供そのものに対する意見を日本国民として論議する必要がある」という意見も有るでしょう。それについてはイギリスの友人の例を見習います。保守的なあの国では体外受精をはじめ「同性の結婚」など様々なリベラルな法律があります。それに対する彼女の意見は「私は、自分の信条として行わない。でも、他人が自分の責任において行い、それが犯罪でないのなら祝福する」です。
私は卵子提供は必要がないので行いませんでした。その必要があったとして、私がその選択をしたかどうかはわかりません。でも、野田聖子さんの妊娠は心から祝福したいと思います。
このタイトルで検索してください。
この事件から、日本の産科医療界は変わってしまったのです。
また、K大学病院等の複数の医師が、卵子提供による出産で、7〜8リットルもの異常な出血を認め、警鐘を発しています。
先にも発言いたしましたが、このような状況下で、なんの手立てを打つことなく、卵子提供による出産の事実だけが積み重なっていくことが私は恐ろしい。
あえてきつめに言わせていただければ、(これは高齢出産すべてにいえる事かもしれませんが)
1 自己血液を事前に確保すること(紀子さまもしてましたね)
2 出産時に子癇出血などがおきて、母体が死亡することになったとしても、いたずらに医療事故と騒ぎ立てず、事実を受け入れ、医師を訴えないことを家族に説明し、その旨遺言書のかたちで残しておくこと
3 妊娠期間中は早産防止に努め、無理をしないこと
などを、個人のレベルでは行ってほしい。
もちろん、ほとんどの方はなにごともなく出産にいたるのでしょう。
けれど、個人のレベルで大丈夫だったことが、その技術の安定した安全性を保障するものではない。
そして、卵子提供のエージェントには、卵子だけでなく、出産できる病院もぜひ、提供していただきたい。
この部分は強く思います。妊娠だけさせておいて、最後まで面倒をみないのは、無責任だと思います。
以前の、多胎を平気で作っておいて、出産の責任を取らない、不妊クリニックと同じだと思います。
野田聖子さん、この度はおめでとうございます。
100を超えるレスに驚きながら読ませて頂いています。
専門家のような投稿、きっと「正論」なのかもしれません。
ですが、新しい命は確実に前を向いて産まれてこようと頑張っています。「卵子提供」という事実を背負って、それでも産まれてくる命を、私は応援したいです。
公言したことによって、将来そのお子様がもし、苦しい思いをする事があったとしても、ここに寄せられた多くの「応援の声」をそのお子様に伝えて頂きたいです。助けてくれる方も多くいます。
人は皆運命を背負って生まれてきます。その運命を受け止めて、どう生きていくかは自分次第です。(その命を力づくで奪ってしまう「虐待」だけは許せませんが)
無事に出産の日を迎えられますように祈っています。
ここには何も書かないつもりでしたが、ckさんに対する書き込み
(ckさんの書き込みではなくて、ckさんに対する書き込みです)
を読んで私なりの気持ちを書きたくなりました。
産む側の立場で考えれば、子供が産みたいという気持ちは理性はで抑えがたく、
どんな方法でも構わないから産みたいと、野田さんも私も自分の気持ちに正直に妊娠した。
でも産まれるほうの気持ちは?
卵子提供の場合、ここが一番重要ですよね。
事実を隠さないでほしいと書いている方がいらっしゃいますが、
子供に話してそのあとはどうすればいいんですか?
ドナーさんのプロフィールの中に「子供が将来会いたいと言った場合会いますか?」
という質問項目があり、私が見たドナーさんのほとんどは「いいえ」でした。
「はい」と答えた人は15人中たった1人でした。
そして私は「いいえ」と答えたドナーさんを選びました。
私は自分が産む子供の唯一の母になりたかったからです。
もしも話してしまって、子供がどうしても遺伝子上の母に会いたいと言ったら
どんな形で責任を取ればいいのでしょうか?
会わせてあげられるなら告知する。会わせてあげられないなら告知しない。
私はそういう考えしかできません。
卵子提供や精子提供は養子や里子とは根本的に違います。
普通の女性なら産んでもせいぜい3人、たまに大家族などで10人ぐらい
兄弟のいる人もいますが、でも自分が捨て子だったとしても兄弟が何人いるだろう?
と考えるよりは、もしかして兄弟がいるのかな?ですよね。
でも卵子提供はドナーさんが何人に提供するのか、提供を受けた人が何人産むのか、
ドナーさんが自分の子供を何人産むのか、それ以外に一番私が怖いと思うのは
余剰胚を各々どうするつもりかということです。
以前卵子提供の余剰胚を廃棄するのは忍びないので、誰かに譲りたいという
スレがたったことがあり、これ以上血のつながりを複雑にしたいのかと驚いたのですが、
なぜかすべて好意的な意見が並んでいました。私もそうしようと思う等々。
私は自分の子宮に戻さない受精卵は責任を持って廃棄処分でお願いしました。
命だから可哀想という考えは私には理解できません。
そんなことよりも自分の子供とまったく同じ精子と卵子から生まれた実の兄弟姉妹が
どこでどのように育つのか、その子は幸せになれるのか?それが心配で、
ボランティア精神なんて発揮できません。
こうやって考えると母にはなんとかたどり着くことができるかもしれない。
でも兄弟すべてにたどり着くのはどう考えても無理です。
その真実に気がついた時、子供がアイデンティティーを保つのは至難の業だと思います。
私の出した結論は、とにかく徹底的に隠し通す。これ以上の最善策は今の私には思いつきません。
野田さんは野田さんなりの最善策をお持ちで産む前から全国に告知するという形を
とられたのでしょうが、これからの成行きを見守らせていただきたいと思っています。
そして告知を前提に卵子提供を受けた方たちの良いモデルケースになっていただけるよう
願って止みません。
そこまでリスクがわかっていて、なぜ卵子提供に踏み切ったんだと叱られそうですが、
子供がほしいという欲求を抑えることができませんでした。すみません。
だからckさんの言葉は真摯な気持ちで受け止めたいです。
自分が産んだし、自分の子供なんだから放っておいてというような
傲慢な気持ちにはなれません。
罪の意識を忘れることもできません。
養子でもいいだろうという意見もよくありますが、これは夫婦2人が同じ考えでなければ
実現は不可能です。
私は産むことよりも育てることを重要視していたので、里子や養子も視野に入れて検討しました。
でも主人がどうしても納得してくれず、しぶしぶ認めてくれたのが卵子提供という方法で
子供を授かる道だけでした。
最後にくりむとさんに質問です。
「個人的には「事実を悟られない」ことは今後の医学の進歩を考えるとほぼ無理だと思っていますが」
ということですが、具体的にはどういうことでしょうか?
遺伝子検査が進み、これからは遺伝子レベルで治療が進められるだろうということは
理解できますが、両親の遺伝子が関係してくるのは受精卵の段階の出生前遺伝子検査であって、
元々重篤な病気を親が持っていない限り、生まれた子供と親の間の遺伝子を調べる必要は
ないような気がするのですが。
本当の親子か疑う場合はDNA検査をするのでしょうが、病気に関する検査の場合
各々が検査をすればいい話で、何も子供も両親も家族全員がそろって検査をしなければならない
そういう病気があるとは考えにくいのです。
それに今の段階ではあくまでも自由診療だし、私が遺伝子検査はしたくないといえば
それまでだと思うんですよね。
国が強制的に遺伝子を調べなさいという時代がくるということですか?
医学に大変お詳しくていらっしゃるので、ぜひその点をお教えください。
ただ、周産期医療の現場の話は私も納得できます。
私も自分のわがままで子供を作ったのだから、できるだけ国に負担のかからないお産をしようと
思ったものの、やはり年老いた身体は2人分の命を保つのが難しく早産となりました。
そしてNICUにお世話になりました。この時何百万とかかったであろう医療費は
保険で無料になりました。とても申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
この時思ったのは、エージェントからもう少し高齢出産のリスクを具体的に
話してほしかったということです。
何しろ出産も初めてで、とにかく若い卵子なら妊娠できる。妊娠さえできれば
あとは楽勝と、そんな風に安易に考えていました。
自分自身が高度周産期医療のお世話になったので、くりむとさんのおっしゃる意味はよくわかります。
そしてそんな卵子提供による超高齢妊婦に対して、国が暖かく見守ってくれるとは思えないし、
卵子提供の道が開けるどころか、逆に閉ざされてしまうのではないかと思っています。
開けるとしたら卵巣機能に問題のある若い人だけで、単に歳を取って自己卵子での
妊娠が無理な高齢者(例えば48歳以上とか、または45歳以上でしょうか)は
一切締め出される結果になるような気がします。
野田さんは私より少し上の世代ですが、
今40前後の女性が若かったとき
雑誌はこぞって、「働く女性はかっこいい」
でした。
子供がいない働く夫婦がおしゃれ
とか
子育てで疲れておしゃれを忘れた母親たちを
こきおろしてみたり、
仕事が一番、その次が子育て
自分のキャリアが一番で家族子供は2の次
もちろん独身女性もカッコイイ
女性向け雑誌に子育てのすばらしさを語るような
ものはほとんどありませんでした。
そもそも結婚にいたるまでも
「3高」だなんだと理想をあおるだけあおって
相手に不足感を目立たせ、
うかつな相手とは結婚できなさそうな、最高の相手じゃないと
結婚したくないと
思わせるような雰囲気でした。
結果として、ハイキャリアな女性だけでなく
普通のOLまでもが仕事を追及しすぎて、
結婚も出産も後回しにしてしまったという
苦い事実があると思います。
「夫婦別姓」はいまどき・・・
というかその時代のなごりみたいで私は
古く感じます。
卵子提供という特殊な環境でうまれてくるからこそ、
家族の絆を大事にされたほうがいいと思います。
自分の仕事やキャリアのみを一番に追及するのではなくて、
時間をとってしっかり子供に向き合ってあげてください。
食事は当然として、おやつなど手作りしてあげると
子供はとっても喜びます。服、小物など作ってあげてください。
「ばかばかしい」と思われるかもしれませんが、
そういう小さなことの積み重ね、親がいつも自分を見ている
気にかけてくれているということが
子供を幸せな気分にします。
中には、経済的な理由などで働きたくなくても
働きたくなくても働かなければならない人も
いるでしょう。
でも野田さんは違うはずです。天下の国会議員です。
産休育給は保障されているのです。
子供が小さいうちは子育てにてんてこまいになって
みるのもいいと思いますよ。
赤ちゃんは本当にかわいいです。
ぷにぷにしたほっぺた、かわいい笑顔、かと思えばおっぱいに
必死に吸い付く真剣な顔・・
せっかく生んだのだから保育園などで他人に育ててもらうのは
もったいないですよ。
野田氏の選択に苦言を呈された産科医師を「冷たい」と思われるのは個人の感性であり、自由です。でも卵子提供を実行しようとしている方は、周産期医療の苛酷な現状を認識している世の中の医師や妊婦の多くがが「冷たい」のだーという現実を認識する必要があると思います。
NICUが不足している為他県の病院まで赤ちゃんが運ばれ、退院後も何時間もかけてわが子の元に通わなければならない親御さんが「卵子提供で超高齢出産した産婦と新生児が自分の入院している高度周産期医療施設を長く占有している」と知ったらどう思うでしょう?搬送先がなかなか決まらず、数時間も救急車内で待機させられている緊急事態の妊婦は?48時間一切睡眠なしでの連続勤務を繰り返している産科医は?
そんな苦しい状況下で暖かく受け止めてくれる人は多くはないでしょう。医師の批判的発言を「冷たい」と言う方は日本の周産期医療がどれほど深刻な状況に至っているのか、実感してらっしゃらないのでは?と思います。「日本ではグレーゾーンのことをしておいて日本で産もうなんて虫が良すぎる。卵子提供を受けた施設で出産するべき。ただでさえ逼迫している日本の健康保険財政や高度周産期医療施設を”そんなこと”に使わないでほしい」という声は少数派ではありません。
「そんな状況でも、誰になんと言われようともどうしても子を産みたい」―と思える人しか卵子提供に踏み切ってはいけないーと私は思います。何よりもよくないと思うのは、批判の言葉を聞こうとしないまま決断をすることです。(社会や生命倫理等に与える影響を考えての批判とただの誹謗中傷とは違いますことをご理解下さい)
卵子提供や代理母という選択肢は、妊娠出来れば終わりではなく、産んだ後もリスクが存在し続けます。そのような指摘があっても「そんなことはうちには起きない」と楽観したり、「不幸になると決め付けたような発言をするな」と批判に耳をふさぐ人が多い現状を私は強く危惧します。
それに野田さんはただの妊婦ではなく、政治家です。ただの妊婦であり続けたいのなら過去のハンドルネームのまま参加していけばよかったのに敢えて実名を出しコメントされたこのスレッドに賛否両論が集まるのは当然のことでしょう。まして生殖医療の法整備を進めていきたいと名言されている人物です。「卵子提供に関する批判を遠慮しろ」と言うのは野田さん自身にも失礼なことではないか?とすら思います。現実に向き合う力がなくては政治家は務まりませんから。
野田さんだけではありません。私は卵子提供を実行する人々は皆これらの指摘・批判から目を背け続けてはいけないと思います。VOICEでは卵子提供に対して批判的な文言が書かれると大抵「そういうことは書いてくれるな」というレスがつきますよね?だからVOICE上では批判の書き込みが少ないですが、卵子提供の現状に疑問や危惧を持っている人が少ないというわけではありません。書き込みを自粛されているだけです。
「子どもには事実を一生悟られないようにする」「愛情を注いで育てれば事実を知っても大丈夫」…そんな風に“全てうまくいく“可能性は確かにありますが、100%実現できるものではありません。(個人的には「事実を悟られない」ことは今後の医学の進歩を考えるとほぼ無理だと思っていますが)「養子であったと知ってもショックは少なかった」という人がいたからといっても、自分の子がそうなる可能性は100%ではありません。
もし子どもに隠していた事実を悟られてしまったらどうするか?もし子どもがアイデンティティクライシスに陥ったら、どのような手助けをすればいいのか?事態が起きてから考える、では遅いかもしれません。リスクは起きるものーと考えてできる対策は予めしておくのがリスクマネージメントです。赤ちゃんはいつまでも赤ちゃんではないのですから、当事者たちが中心になって子どもたちを守る対策を考えていくべきではないでしょうか?それが困難の多い道を選択した親の責任だと思います。
そして卵子提供を視野にいれていない一般人が気軽に祝福・応援だけをするーという行為も私は慎むべきだと思います。覚悟の足りないかもしれない人を軽い気持ちで応援することは安易or時期尚早な決断に走らせかねません。エベレストに子連れで登ろうとしている人に気軽に「子連れで登山なんてスゴイね!元気で頑張ってね〜」!と応援しているようなものです。相手がどんな装備を持っているか、ちゃんと確認していないのに。
卵子提供に対する世間の精神的抵抗というハードルは決して低くなく、数十年程度で低くなるものだとは私は思えません。野田さん達が立ち向かっていくものは登頂した人がまだいない未知の山です。応援をするなら、今後起きうるリスクを調べ、どうすればそれが事前に防げるか、問題が起きた時にはどう解決すればよいか、そのためにはどんな準備が必要なのかを一緒に考えていく責任が生じると思います。
37歳で2年近く治療をしているものです。
私たち夫婦は旦那さんにも私にも(男性、女性不妊)原因があり
顕微授精での治療を続けています。
先月5回目のICSIも陰性に終わりました。
まだまだ頑張れるつもりでいましたが、
先日の野田さんのニュースをみて、頑張る気持どころか
「不妊治療もうやめよう」と思いました。
勇気づけられたとか励みになるとか全然思わない。
科学の乱用もいいところ(笑)
想像してみてください
もし私の半分のルーツが分らないとしたら
身を切るように苦しいと思う
ckさんが指摘しているように
両親に大切に育てられたとか
今自分自身がしあわせであるかどうかとは
別の次元の本質的な問いです
そのことを当事者の視点として
指摘をしているのです
そのようにして生まれてきた子供たちの声を
もっと謙虚に受け止めたい
自分の産みたいという本能を満たすだけでなく
出自を知りたいという子供の本能に応えるために
どうしてあげたらよいのか
この問いの答えはうやむやなままです
わたし思うんです。1番大切な事は、生まれてくる子供が幸せになるかどうかだと。
実の親に育てられても、自分は不幸だと思う人は、どんなに恵まれていても不幸だと思うでしょうし。かと言って、養子で育てられた人でも、自分は幸せだわ、恵まれているわ、と思えば、幸せな人生でしょうし。
そういうのって、周りの環境次第なんじゃないかな。環境や周囲の大人が本人の思考にマイナスを植え付ければ、本人もマイナスのイメージで捉えるし、マイナス思考の癖がつくだろうし、プラスイメージを与えれば、プラス思考の癖がつくし、プラスの考え方が出来るのでは。それって、卵子提供だけじゃないですけどね。
野田聖子さん、幸せでしょうね。^^高齢出産だと体力面で苦労されるかもしれないけど、ご本人にしてみたら、幸せオーラで力も湧いてくるのでしょうね。でも安静第1で、元気な赤ちゃんを産んで欲しいです。応援しています。
私も今月末に移植なので、ゆっくり過ごしています。日本と言う国では難しい考え方かもしれないけれど、望まれて生まれてくること、望まれて迎えられること、これがどれだけ幸せな事か、周囲が率先して教えるべきだと思います。
アメリカは、大人達が「素晴らしいこと」だと率先して伝えるからこそ、そういう考え方が出来たのではないでしょうかね。カトリックとか諸々の宗教団体は省きますが。
野田さん、このたびは本当におめでとうございます。私も先日テレビを拝見いたしました。野田さんの気持ち痛いほどわかりました。色々な意見があって当然だと思いますが、私の周りでは頑張って元気な赤ちゃん産んでほしいねと祝福の声多かったですよ!野田さんの勇気と不器用なまでの実直さに感動しました。私も44歳で1歳の娘の育児に奮闘してます。生まれてからは体力勝負ですので何卒お体にお気お付けくださいませね。心から応援しています!
野田さんが妊娠されたことは喜ばしいことだと思います。
でも、他の方も書いておられますが、私は生まれてくる子供の立場を考えると手放しで祝福する気持ちにはなれません。
ここはオープンな掲示板です。
様々な意見があって当たり前で、祝福一色にしましょうと呼びかけるのは間違いだと思います。
卵子提供が日本では認められていないこと、偏見を持った方達が大勢いる現実・・・
そんな中で、この子は卵子提供によって生まれてきたと、全国民が知っている異常な状況。
この子にはとても早い段階で卵子提供のことを告知しなければならなくなるでしょう。
幼稚園に入り外部との接触が多くなれば、野田さんの意向とは関係なく、悪意で子供に吹き込む人がでてきても不思議ではありません。
でも、そんな幼子が卵子提供を理解できるのか?
その時の子供の気持ちを考えるといたたまれない気持ちになります。
あの愛子様も「お前の母親は税金ドロボー」と苛められるような時代です。
野田さんがどんなにその子を愛して守ろうとも、外部の攻撃は容赦なくあるでしょう。
そして、それをマスコミは追いかけるでしょう。
たぶん、野田さんはそんなことは百も承知なのでしょうが、ただただ、生まれてくる子が健やかに育っていくことを願います。
苦しむのは、卵子提供を選択した親だけでいてほしい。
野田聖子さん。
素直に、同じ日本国民の一市民で一女性として、「おめでとうございます」と言わせて下さい。
先日たまたまTVのチャンネルをまわしておりましたら、今回の御懐妊の件で、野田さんが東ちづるさんと対談をされている様子を拝見し、初めて身近に野田さんという方を知りました。
今までの経緯と今回の事を、野田さん自身の言葉で伝えていることに敬意を感じました。
私は8年弱の在米期間中に、実施に向けて卵子・精子ドナーでの妊娠をリサーチ・研究しました。ですので、野田さんの行動は ’一女性’ としてとても理解でき、共感しています。
私はただいまパートナー(アメリカ人)が単身赴任でヨーロッパにおり、私自身は日本で医療系の専門学校へ通っている、4歳の娘を持つ46歳のシングルマザーです。
日本は島国ですから、多様性を認めにくい国民性であることは、一部しょうがないのかもしれませんね。
しかし、「子供の将来をかんがえないのか?」「周りが迷惑」などという一方的で利己的な子供じみた発言には、「今の自分が満たされてないために、他人の行動に文句をつけたがる」 としか受け取れませんね。ゴシップ好きな大人のイジメにも聞こえます。
お子さんの将来は、お子さんのものです。父母のものでも、まして顔も知らない批判している赤の他人のものでもありません。それをどうして外野がアレコレと言えるのでしょうか?
大人として批判するからには、野田さんにもしものことがあったら自分が代わりに育ててあげるほどの覚悟や責任を負えるから、言っているのでしょうか、ね?
自分の経験から、他人を批判する人間ほど無責任で言いたい放題をいうものです。
「親の身勝手?」
妊娠中は母親に子供の生命の決定権があります。どういう形で妊娠し出産に至っても、望むと予期しない妊娠とに限らず、この世界で生まれてくる子供はすべて「親が子供の命を拒否しなかった結果」生まれてきた子供たちなのです。
’親の望みの・都合の・勝手な結果’ で生まれてきた子供たちなんですよ。
そんなつまらないことよりも、お子さんが将来「ママ、大好き」って言ってくれることの方が、どれだけ素晴らしいか。
ママが一生懸命がんばる姿をみて「ママ、いつもありがとう」って、思てくれますよ。
また子供からそう思ってもらえるように、頑張れるのがママやパパの特権なんだと思います。
「私、ママの子供に生まれて幸せ」って思うのは、子供自身ですよね。
周囲が刷り込むものではありません。
他人の声がうるさく干渉されがちなお立場であるとは思います。
全ては、時が積み立てられた通過点です。49歳で懐妊されたのも、今がその時なのですよ。
今までの色んな思いを積み重ねてこられた、結果ですよね。
仕事が忙しいお立場で、妊婦を兼任することになることは本当に大変だとお察しします。
私も大きなお腹を抱えて、単身赴任先からDr.の元へ検診のたびに飛行機に乗っていたため、野田さんのご苦労は少しは想像できます。
これからはお体をご自愛なさり、二人分の食事・睡眠・休息をしっかりおとりになって、良い出産となりますよう、心よりお祈りしています。
本当におめでとうございました
個人名の書かれたこの場所で、卵子提供の賛否を語るのは
止めませんか?
野田さんは悩みぬいた末に選ばれた事です。
もう後戻りは出来ないのです。
最初の方の書き込みで、このような患者はリスクが高く
医者が取られるから迷域というような医者のコメントが
少なくても私はそんな非情な医者に診てもらいたくありません。
1人の女として産まれてきて、産む権利はあると思うの
です。考えが飛躍しすぎかもしれませんが、重病の高齢者
は十分生きてきたから、まだ可能性がある人達を優先したい。
その為に、高齢者は延命治療はしない方がいいと言っているように
聞こえます。実際をそうかもしれませんが、産婦人科の医者が
それを患者の前で口にすることが信じられません。
卵子提供について議論するのはいいと思いますが、
別の場所を作って議論されてはいかがですか?
そうでなくても、ナーバスになっている時だと思います。
無事に産まれてくるように祈ってあげませんか?
辛口花子さんがすでにおっしゃられているように、ckさんのルーツの不明による心の闇や(死に至った人の話しまで)を、わざわざ野田聖子さんというトビに投稿する理由がわかりません。
他の方もおっしゃっていましたが、もしよかったらどの部分のルーツの不明によるものなのか教えていただけたら幸いです。
卵子提供のトビは今まで数々ありますが毎回、心の闇を訴えたかったのでしょうか?
どうしても心の闇を訴えたいとしたらそれはckさんの被害者意識のようなものなのかもしれませんが、野田さんにあてる必要は全くありません。その他の卵子提供された方も傷ついてしまいます。
読んでいると、まるで呪いの言葉のように感じます。
ckさんも御自分のようなルーツの子が不幸にならないか危惧されている優しいお気持からなのかもしれませんが、もしそうだとしたら少し違うように伝わってしまっています。
色々な方への、順不同なレスになることをお許し下さい。
私が心に持ってる闇は、ルーツがわからないことへの
どうしようもない飢餓感といえば良いでしょうか。
本能ではないかと仰った方がいますが、それに近い気もします。
養子として育てられたけど特に気にしていないという方も
おられて、自分もそうであったら良かったと心から思いました。
私は血縁だと思っていた家族に対して、特に強い親愛の情が
あったのでショックが大きかったわけですが、
(ショックを受けてないから親愛の情がないという意味ではありません。あくまで私のケースです。)
世の中の提供・養子で育てられた子供たちの環境は千差万別で、
その心はそれぞれ違うと私もわかっているつもりです。
ちょっとショックだったけどあまり気にしていない方もいれば
私のように密かに闇を持ち続ける者もいる。
しかし中にはアイデンティティの喪失で自殺された方もいるとのこと。
確かに、私の以前の投稿では提供で生まれた子供たちが
全員ものすごいショックを受けると受け取られるような書き方を
してしまってそれは申し訳なかったと思います。
しかし、実の親・親族ではなかったことに少しも心が揺れなかった、
本当に何一つ気にしなかった方がそんなに多いものでしょうか?
大事に育てられればその分だけ多少なりとも心に動きがあるのでは
ないでしょうか。
親・親族への感謝や絆という視点で言えば私だってそれはそれは
感謝しています。
ですが、事実に対するショックと、感謝の気持ちは別物と考えます。
そしてその両極ともいえる気持ちをうまく消化できずに
苦しんでいるということです。
「全員がショックを受けていると思われるのは困る。」と仰る方の意見もご尤もですが
「全員がショックを受けてないと思われるのも困る。」と私の立場からはあえて言わせて頂きます。
>辛口花子さん
何か大きな誤解をされているようですが、私は不幸でありません。
むしろ今現在は大変幸福な人生を歩めているとさえ思っています。
「心に持っている闇」と「不幸な人生」は全く別のものです。
辛口花子さんは何か重大な悩み事が起こった場合、
「私って不幸、だから今までの人生も全て不幸」と思うでしょうか?
上でも書きましたが、私は幸せです。でも全く別の部分で心には闇がある。
そういうことです。
ふと考えたのですが、仮に…、もし野田さんのお子さんが将来
提供の真実をお知りなって多少なりともショックを受けた際、
辛いと感じているそのお子さんに、私に投げかけたのと同じ言葉を
仰ることになるのでしょうか。
現実的にはあり得ないことですけどね。
まずは、野田さんに心よりご懐妊のお慶びを申し上げます。
ただ、思うのですが、野田さんが海外にまで行かれて卵子提供に踏み切られたという事実が、いま現在、日本での卵子提供の認可に向けての話し合いがまだステージにも上がっていない状態というのを証明しているように感じます。もし、あと2〜3年内に解決しそうな動きがあれば、野田さんの立場なら、それまで待ちそうな気がするので。
私は、絶対反対、絶対賛成とどちらかに偏っているわけではないですが、みんながハッピーになれる方法が一番良いですね。少しがっかりしたのが、卵子提供を強く求める方々のご意見の中に、かなり感情的なものが多かったことです。「とにかく子供が欲しいんです。卵子提供に否定的な人は、心の冷たい人ですね!傷つきました!」みたいな。正直、私のように不勉強のものには、反対(?)している方のご意見の方が、何となく論理的で、「あ〜、そういう問題が出てくるんだ。」と納得させられてしまいました。
産婦人科医の中でも、卵子提供に慎重な意見は、根強いようです。日本で卵子提供を実現していくために、問題点とされていることをクリアしていく説得力のある案を出し合い、多くの賛同が集まると良いですね。
人それぞれ、その人の思い描いている幸せのかたちは様々だと思います。野田聖子さんの手記を私も拝読しました。
違和感など唱えたり、不可解などと議論することより、「子供が欲しい立場の人達」が集っているこの場では、野田聖子さんの選択した幸せのかたちを応援してあげたいと、私は思います。
公的立場であろうと、なかろうと、ひとりの女性としての選択肢をもう決断され、新たな命が今この時も育っているのですから。
どうかお体を大切にされ、無事出産から成長へと進まれて欲しいです。お子さんが成長される過程での問題など、私たちがこの場でとやかく言う前に、野田聖子さんはもうお考えになっていると思います。私は「野田聖子さんの幸せのかたち」を貫いて欲しいと願っています。
この話題については特に賛否両論がありますね。
私がこのスレッドにレスをしたのは、事実、野田さんに直接意見を述べたかったからです。
野田さんは、以前はハンドルネームを使ってこちらのサイトに訪れていたようですが、このスレッドにはご本人のお名前で登場されています。それを見て、また、2回目の野田さんのレスを読み、これは私人ではなく公人としてこちらにいらしているなと私は思ったので、それであれば良い機会でもあるので、今の私の気持ちをお話させていただこうと思い意見をさせていただいたまでです。
一般の方として受け入れてあげませんか?というご意見を目にします。それは確かにそうだと思います。しかし、彼女のレスからは、私は一般人の方と思うことができませんでした。
一般人としていたいのであれば、今まで通りハンドルネームで訪れてらした方がよかったのではないかな?と思います。
今、野田さんは妊婦なのだから制度云々言うべきではないというご意見も目にしましたが、きつい言い方ですが、妊婦でらっしゃると同時に彼女は現役の国家議員です。彼女もこのスレッドで、一般の者が何を今悩み、考え、どんな意見を持っているかなどを聞くことは、政治家として良い機会だと思っているのではないでしょうか?
何度も言いますが、野田さんは現役の国会議員ですので、今回、この件を公にしたことで、批判的な意見が多数上がるのも十分ご承知の上だったと思います。ですので、もちろん、彼女は十分取捨選択されていると思いますよ。
一般人の私でも、この卵子提供の意見に対しては取捨選択をしています。私は、批判的な意見にも耳を傾けることをしていますが、(世間一般の方たちがどのような意見をお持ちか知りたかったりもするので)でも、聞き流す部分も多くあります。聞き流すくらいの強い気持ちを持っていなければ、卵子提供という世の中になかなか認めてもらえないことをすることはできません。世の中には当たり前ですがいろんな方がいていろんな意見があるわけですから。
私個人が一番危惧していることは、野田さんが、今回卵子提供での妊娠を公にし、もし、彼女のお子さんがそのことに対して将来なんらかの不満を持ち、(そのような状況にはならないことを切に願っていますが、今の時点では誰にも判りませんよね。)そのことがまた公に世にでてしまったら、このプログラムで子供を授かった人たち全てをまた批判の矢面にたたせることになりかねないのです。そのような世の中であって欲しくありませんが、今の日本はそういう世の中ですよね。10年後、20年後は、世間の考え方が少しは変わっているといいですが・・。
実際、他のサイトでは、今回、野田さんに公にして欲しくなかった。公にしたことによって、今まで卵子提供自体知らなかった両親、兄弟、親戚、知人などが、もしかしたらあなたもそうじゃないの?としつこく聞いてきて困った。ということを言っている方もおられるのです。ですので、私は野田さんに、この卵子提供というものの先駆者になられるのであれば、当たり前ですが子育てもしっかり、場合によっては、子供のために議員辞職もする覚悟を持つぐらいで臨んでもらいたいと強く思うのです。
彼女から子育てに対してこのような強い気持ちを少しでも耳にすることがあったのなら、私も何も疑問に思うことはなかったと思います。しかし、お子さんのことについてこのように意見をしたことは、行き過ぎた発言で、大きなお世話だったと今は思っています。
最後に、彼女の体をいたわってないつもりは全くないです。そうお感じになられた方がいらしたのであれば、失礼致しましたと申し上げます。
同じ立場の者として、他の方以上に提供で子供を授かることの金銭的、精神的、肉体的の大変さを知っています。だからこそいろいろな意見が出てくるし、また、それを伝えるべきと私は思います。
こちらのサイトをまだご覧になられてるかどうか分かりませんが、
野田さん、お体をご自愛され、元気なお子さんが誕生されることを願っています。
また、政治家として、これらの意見をよく鑑みていただきいたいと思っています。
今後のご活躍を期待しております。
今年の3月に報道されていました。
第三者による精子提供の中止を 子供ら訴え
< 2010年3月11日 20:16 >ブックマーク
第三者による精子提供(非配偶者間人工授精=AID)で生まれた人たちが11日、AIDを中止するべきと訴えた。
AIDは、夫に精子がない場合などに妻の卵子と他人の精子を受精させる生殖技術。この技術で生まれた人たちと研究者が11日、精子提供などの是非を議論する「第三者の関わる生殖技術について考える会」の立ち上げを発表した。
日本国内でAIDで生まれた人は約1万人いるとされていて、ほとんどの親は子供にその事実を隠しているという。出席者は「親の死亡や離婚で事実を知り、怒りを覚えた」「自分の半分がわからないで生きるのはつらい」と述べた上で、この技術は中止すべきと訴えた。
それぞれが責任のあるを行動をしなければいけないと思いました。
野田さんの報道で、色々なことを知りました。
頑張って下さい
ckさんの投稿は衝撃的でした。
ckさんは、ご自分のご両親のどちらかに
血縁関係がなく、そして、そのルーツが
分からないのですよね?
本当にショックだと思います。
それが、どんな親子関係にしろ、です。
養子、養女でしたら、おそらく、ある程度、
生みの両親のことが分かると思うのです。
でも、卵子OR精子提供の場合、その
「匿名性」が 大きな問題をはらんでいると
思います。
身内、親類ならいいかといえば、ルーツはハッキリしていても
むしろ関係の複雑化が予想されますし、
赤の他人だとすれば、そのルーツを探る手立てが無い場合、
ckさんのような、「心の闇」を背負うことになる
かもしれません。
ドナーの方の情報は、どこまで正しいのか。
どこまで、管理されているのか。
もし、エージェントが倒産したり、消滅して
記録が失われたら?(実際、アメリカでは養子エージェンシーなどでそういったケースがあり、自分の生みの両親のルーツがたどれないこともあるそうです。)
例えば、アメリカではドナーの方は留学生が多いので
ビザなどの情報などを記録していてもらえば
後から追跡することも可能かもしれません。
でも、東南アジアでしたら、それも難しいでしょう・・・。
今後、卵子(精子)提供で生まれる子ども達が
大きくなり、自分の出自について問う年齢になったころ、
きっと、大きな問題になると
思います。それが、社会現象化するかどうかは分かりませんが。
アメリカは、アメリカ。ヨーロッパはヨーロッパ。
それが正しい道だとは限りません。
もしかしたら、反面教師かもしれません。
待望の妊娠おめでとうございます。
私は第三者による配偶子提供や代理出産の推進に疑問を持っている者です。とはいえ普段は卵子提供の決断をした方に異論を唱えたりはしないのですが、今回は元閣僚・現役政治家の立場でいらっしゃる方なので、敢えて批判的な意見を致します。
新潮の手記を読ませて頂いたのですが、私は野田さんが今後の生殖医療の法整備に関わっていくつもりがおありだーということが引っかかりました。というのも、私は客観的な視点を保てない「当事者」は立法側に身をおいてはいけないと思うからです。当事者ならではの意見・提言を立法側に伝えることは勿論大事です。意見書などをどんどん提出なされば良いと思います。しかし手記に書かれていた今後の法整備のポイントは、「何としてでも子を欲しい親」が助かるものばかり、子供の目線、卵子提供者や代理母の目線からの提案は何一つありませんでした。正直失望しました。なんて偏ったものの見方なのかと。
海外で卵子提供に踏み切る人々がこれだけ増え、既に数多くのお子さんが産まれている現状を考えると、完全禁止というのは現実的な選択ではないでしょう。ただ、色々問題は多い。そして卵子提供を考えている方、実行なさった方は「愛して育てれば大丈夫」「事実は子供には一生知らせない」と現実のリスクを楽観視しておられる方が多い。(リスクから目を背けず真正面から対峙しておられる方もいらっしゃいますが)野田さんもその一人なのかも?とあの手記を読んだ時に思いました。
私が今後の生殖医療に関する法整備に望むのは多角的な視点からの検討です。
まずは周産期医療の視点。
卵子提供を受けた超高齢妊婦のお産は大量出血を起こす確率が高く、超ハイリスクであることが分かってきています。日本ではグレーゾーンの生殖医療に伴う治療に日本の健康保険が使われることに私は納得がいきません。症例を集めて分析を進め、その結果次第では医療費の自己負担率を上げるべきだと思います。
超ハイリスクになることを理由に、卵子提供を受けた妊婦を受け入れる産院が日本では限られています。そのために卵子提供の事実を隠して受診する方も少なからずいらっしゃるようです。これは母子の命を危険に晒す危険な行為なので、何らかの防止策が必要だと思います。卵子提供を受ける際は事前に国内または海外の産院を確保するのを義務付け、連携した医療が進められるようなシステムを整えるべきではないでしょうか。
現在貴重な周産期医療を長期占有する可能性が高いことも一つの問題です。現在首都圏の産科医療がどれほど厳しい現状にあるか。NICUがどれほど不足しているか。生殖医療の範囲を拡大する方向で整備を進めるならば、現在の産科・小児科医療の置かれている厳しい状況の改善は必須条件です。
そして忘れてならないのは子どもの視点です。
子どもが出自を知る権利を保障するため、卵子提供者や精子提供者の情報を管理するセンターを設けるなどの具体的対策・そして事実告知の推奨が必要だと思います。子どもたちのカウンセリングをする専門家の養成なども進めるべきでしょう。「出自を知る権利」の保障については話が出ると「そんなことをしたら提供者が減ってしまう」という意見がよく上がりますが、それは「何としてでも子が欲しい親」のエゴでしかない、と私は思います。DI研究会などで報告されているAIDで産まれたお子さんたちの声、海外では既に発信されている卵子提供で産まれたお子さんたちの声にもっと耳を傾けて頂きたいと思います。遺伝子診断が進んでいる現状では事実を一生隠し通せる可能性はとても低いです。
次に、事前予防の視点。
他に提案された方もいらっしゃいましたが、不妊に悩む人を少しでも減らす為にも、自分の卵巣年齢を把握できる抗ミュラー管ホルモン検査を低額化して周知したり、妊娠可能年齢の正しい知識教育を推進することなども必要かと思います。(妊娠能力は20代後半から低下していくというのに、30代後半でも簡単に妊娠出産できると勘違いしている人が多すぎます)
・・・どうか政治家として必要な多角的な視点をお忘れにならないようにして下さい。子を欲しい親だけに都合のいい法整備を進めるのなら「政治家」ではなく「市民運動家」になってしまいます。子を欲しい親、そうでない人、提供者、産まれてくる子、色々な立場からの検討を進められるような法整備がなされるようなご協力を心よりお願い致します。
長文を書いてしまいましたが、ひょっとしてこんなことは釈迦に説法だったのかもしれません。そうであったのなら失礼をおわび致します。寧ろそうであればいいと思っています。お子さまの無事なご成長をお祈りいたします。
同じ提供で産まれた境遇であっても、考えは違います。
それは、どんな状況にあっても言えることだと思います。
ルーツを知りたい、本能だと考える人もいるでしょう。
でも、あえて知りたくない人もいるし、わかればそれでもいいし、どっちでもいいという人もいるでしょう。
親にしても、いろいろな考えがあります。
提供の事実を子どもに話す、話さない、正解はないと思います。
ただ、提供の子どもの考えを第三者が決め付けないでもらいたい。ルーツを求め、前面に出て活動されている人は、ごく一部です。
今現在の生活を大切に考え、深く考えていない人の方が多いです。提供で生まれた子どもの考えは?子どもが可哀相。などは、当事者にとっては、重すぎるのです。特別なこととして周りが騒ぎすぎです。
私は、精子提供で産まれましたが、事実を聞いたからと言って、ショックはありませんでした。全ての子どもがショックを受けるなどと勝手に決め付けるレスがあったので、反論したいと思いました。
多くの子どもは、事実を知っても、親を攻めたり、親子の間に亀裂が入ったりしないし、遺伝子の親を求めることはしていません。
何十年と親子として暮らしてきた絆、注がれた愛情の方が真実だからです。たまに、全く親とは違う味覚や才覚に、これは遺伝子の違いなんだろうとふと心の中で冗談っぽく思ったりすることもありますが、それは事実を知っているからそう思うだけですし、事実を知らない子どもは多いと思います。
私の考えでは、子どもに提供の事実を話すかどうかは、それぞれの親が決めることだと思います。
親の性格、子どもの性格、とりまく環境も違います。
そして、何よりも、子どもの性格を知っているのは、親ですから、子どもの性格を踏まえて、事実を伝えるのなら、伝える時期を考えて伝えればいいのではないかと思います。もし、そこで、事実を知ってショックを受けたとしても、年齢とともに、そしてその子どもが親になる時には、わかってもらえると思います。人の心は、常に成長し、時には暗中模索し、いろいろな試練を乗り越えるごとに変わっていくものです。
最後に・・・
提供を罪だと言わないでください。思わないでください。
それは、生まれてきた命に失礼だと思いませんか?
私は、罪という言葉を使われたことが、何よりも悲しく情けなかった。
愛してほしい。
せめて親は、否定しないでほしい。提供じゃなかったらと比べないでほしい。できれば、忘れてほしい。
生まれてきた命を全身全霊で受け止めてあげてほしい。
野田さん、おめでとうございます。
賛否両論、本当にいろいろ意見がありますね。
野田さんは、公人であるから、子供が自分の出生を知ってしまうおそれがあるとか。
私も高齢、不妊治療の末、最近授かった命を流産しそうな状況です。こんな状況でも、「産める」と思ったときは本当に嬉しかった。素直に、これが人間の動物としての本能、そして、種をつなげていくことの本能だと感じました。女性が「産む」ということは、素直に体の喜びなんだと。
野田さんもこの喜びを得て、そして、自分の家族をつくるという社会的欲求を満たすために卵子提供を受けたことは、今の世の中では先駆的であり、そして、政治家である前に、一人の人間としての社会への要求を表現できたのではないかと思います。
政治家である野田さんだからこそ、世間への影響力は大きく、今後の倫理観を変える原動力にもなりうると思います。
子供は、親が育てると同時に社会が育てていかなくてはならない存在だと思います。血のつながりということは、確かに生物の遺伝子的な点からみて、重要な問題ではあります。でも、この世の中、昔は、そんなこと言ってられなくて、正室以外の側室に子供を産ませ、正室に育てさせた時代もあったからこそ、今現在、たくさんの人間がいて、社会を作ることができたのではないでしょうか。
仕組みさえ、整えれば、今の少子化の世の中に、卵子提供という方法は寄与できると思います。
血が繋がっていても、親の勝手で別れることもあります。虐待する親もあります。リスクをおってでも、血のつながりはないけれども、家族となる人の子供を産んで、家族を増やそうという野田さんの今回の行動は、自然なことだと思います。
野田さんが無事にお子さんを産むように願って止みません。ご家族を作られたのですから、政治家としてもまた、成長されますように期待しています。
1年ほど前から卵子提供を考えている者です。
今回の野田聖子さんの発表で、大きな転換期を迎えたような気がします。
私は、卵子提供についてのカウンセリングなどを受けているところなのですが、ckさんの言われる「自分の血縁的ルーツがわからないことの心の闇」とはどのようなことなのか、気になりました。
ckさんご自身が、精子もしくは卵子の提供によって産まれたお子さんだということでしょうか?
当事者として、卵子提供に反対されているようでしたが、ckさんがおっしゃっている心の闇というのは、遺伝的な血縁関係にないというその一点についてなのか、あるいは育った環境からくるものなのか、もう少しお聞きできたらと思いました。
名指しでの質問で、失礼とは思いますが、よろしくお願いいたします。
別に、高齢の母親だから可哀想とか、血がつながっていないから可愛がれないとは思いません。ただ、もし、自分に遺伝子上の別の母親がいるとすれば、絶対知りたいです。よく、テレビ番組で、まだ記憶もない頃に生き別れたお母さんだけど、会いたいと言って出てくるのありますよね。あの心境です。遺伝子上の母親が別だったからと言って、育ての母に対しての感情が変るということはないと思います。ただ、知りたい!!これはもう本能ではないでしょうか?そして、その権利を子供から奪うのは罪なのでは?少なくとも、成人したら、告知して欲しい。母が、万が一秘密にしていて、自分がその事実に気づいたら、かなりショックです。
自分の出生を知る権利も守られた上で、卵子提供制度が整うと良いですね。
あと、単純な疑問なんですが、卵子提供を希望(賛成?)される方々は、血のつながりは関係ないというご意見が多いのですが、ならば、アジア諸国からの養子縁組制度を充実させるというのでは駄目ですか?欧米でも、結構アジアの国から養子縁組する方いらっしゃいますよね。日本だと、外見的にも大きな差はないですし。
野田さんバッシングの無責任な投稿や、
不妊経験がない(不妊の気持ちが分からない)ような人からの、
上から目線な投稿には、とってもモヤモヤしておりました。
それこそ違和感です。
でも、辛口花子さんの投稿を読み、心がスッキリと晴れました。
まさに私が言いたかったこと!!
ああ、気持ちが良いです。
そして、ひまわりさんの投稿にも感動し涙が出ました。
野田さん、このたびは本当におめでとうございます。
どうか心穏やかに妊婦生活を楽しんでくださいね。
そして安産を心よりお祈りしています。
野田聖子さん、ご懐妊おめでとうございます。
報道があってからしばらくは、野田さんの本を読んだり、他のサイトやここでの皆様の意見を拝読していました。
ご本人でなくても、深く傷つく内容の意見もありましたが、ご自身で覚悟されて発表されように、賛否両論は避けれない問題なので、なるべく気にされずに安静に過ごして欲しいです。
野田さんは、「子供が欲しい」と強く望んでいて、頑張ったけどダメで、それでも欲しいと、色々考え悩んだ上で、経済力があるため、勇気を出して行動したら、妊娠に結びついた一人の方だと、私は思っています。50歳で出産されても、子供さんが成人されるまでの責任もちゃんと考えていらっしゃると思いますよ。応援したいです。
野田さんが無事に元気なお子さんを出産され、可愛い我が子を抱かれる日がくることを祈っています。
野田聖子さん
お誕生日おめでとうございます。
ちょうど50年という節目に、こういった状況になったのは
野田さんにとって、大きな転機となった事と思います。
お体を大事に、元気なお子さんを産んで下さい。
私は野田さんについて、特化したコメントはありません。
実は、別にコメントしたく出てきました。
kobutaさんとひまわりさんの お話を読んで…
私は子供が居ますが、産んだ記憶はあるものの、今だに不思議といいますが「あなたは何処から来たの?」思います。
血が繋がっているから愛情があるのか、愛情があるから血が繋がっている事を意識するのか…
実際はピンと来ません(苦笑)
ひまわりさんのお話の様に、これが例え私と子が血の繋がりがなくても「今、私の側には子供が居る」だけで充分だと思っています。
逆に血が繋がっているとしても、子供は自分とは別の人間です。
相性が良くなかったり、イライラする事も多々あります。
血が繋がっていようが、いまいが、ひとりの人間は人間なのです。
うまくまとめられませんが
あまり、血が繋がっているだのどうのって、気にする事はないのではないかなと思います。
kobutaさんは、お子様にそんなにコンプレックスを持たず
ひまわりさんの様な、愛情一杯なお子様に育ててあげて欲しいと思いました。
それと、ここをご覧のほとんどの方が高齢出産か、それを目指す方々だと思います。
「親が高齢だと子が可哀想…」そんな方程式を、自然にいつの間にか私も持っておりました。
でも、このサイトを見ているうちに、それが幸せか幸せではないかは年齢では決められないと思うようになりました。
若くて虐待する親も居るし、若くに離婚や死別する親も居ます。
年とって、生活に安定してから産んだ方が良い場合もあると思います。
可能性として、若いと子供と長く居れるわけですが。。。
だれでも、いつでも、今日、今の瞬間が幸であれば良いと思います。
人の考え方、意見は本当にそれぞれですね。
人の出生に関して議論されているのを見て、私の母の言葉が蘇ってきました。
私には姉妹がいるのですが、彼女はいわゆる出来ちゃった結婚でした。
私は、不妊治療で授かりました。
その状況の違いをこんな風に言いました。
「間違って生まれてきた子(甥っ子)じゃなくて、欲しくて生まれてきた子」
いく分、不妊治療を経て出産したことに負い目を持っていた私ですが、それを言われたとき、「あぁ、そういう考え方もあるんだぁ」って心が晴れた思いをしました。
いずれにしても、この世に生を受けてきて、自分のルーツがどのような形であれ、生を受けて存在するということは、素晴らしいことなんじゃないかと思うのですが。。。
49歳での卵子提供による体外受精については、賛否両論あると思いますが、お子さんが無事に生んでもらって、大切に育ててもらえるのならば、それは幸せな人がまた一人増えると言うこと。それ自体は議論の余地もなく素晴らしいことだと思います。
ただ、私自身、高齢で治療中ながら、金銭的・時間的余裕があったとしても同じことはやるつもりはありません。妊娠できなくなった体(=老化した卵子)が「子供を産み育てるには難しい段階に入ったよ」と教えてくれているのだと思うからです。今回のケースは、卵管や子宮などのトラブルさえ抱えていなければ妊娠できる年齢の人が、医療行為を経て妊娠可能になるケースとは異なると思います。だからといって他の方が卵子提供の道に進むのを引きとめるわけではありません。ただ私は行わない、それだけです。
ともあれ、野田さんのお子さんが無事生まれ幸せな人生を歩まれますようお祈りいたします。
私は、もらわれっ子です。それを聞いたのは、中学生の時でした。
はっきり言って、そうなんだ・・・と思っただけです。
生活は何も変わらなかったし、それよりも、友人関係、異性、進路と考えることが多く、友人と接している時間がほとんどでしたから、深く考えず、何ていうか、両親はいて当たり前、私の身の周りのお世話をしてくれて当たり前だと思っていたかもしれない・・・
反抗期もあり、ほとんど喋らない時期もありましたが、養女の事実とは関係ありませんでした。養女の事実は知っていたけれど、やはり忘れていたし、それは今もそうです。父の死後、銀行の書類に、戸籍通りに養女と書き直された時に、改めて事実を確認したのと、一瞬、寂しい気持ちにはなりましたが・・・
私は施設で過ごした記憶はないのですが、卵子提供で血の繋がりがどうのこうの、子どもを生み育てるのは相当な覚悟がいる、子どもが可哀相だの、50歳で産むのはどうだのレスが出てきて、それが匿名の中ならいいのですが、野田さん本人に当てたレスなので、私の心の中に悲しみが湧き上がってきました。
血の繋がりってそんなに周りの人は気になるの?
じゃあ、もらわれっ子の私はどうなるの?可哀相なの?
私を育ててくれた両親は、私に対して遠慮しながら育てて、本当の絆はできなかったの?
自分の卵子で、妊娠、出産することがそんなに偉いの?じゃあ、私を捨てた親の方が偉いの?
出会った瞬間から、親子。母親1年生。それでいいじゃないですか。卵子提供という助けがあり親子になった。養子縁組という助けがあって親子になった。みんな同じ大切な子ども。
どんな子育てにも大変なことはあると思います。もしかしたら、その大変さの中に、卵子提供について子どもと向き合わなければいけないこともあるかもしれません。
でも、それが子育てじゃないかしら・・・
私は、障害がある息子と大きな山を登っている最中です。
でも、どんな苦労だって、それは子育てという自分が選んだ幸せの道の中にある山あり谷ありですから、やっぱり子育ては楽しい。
子どもってすばらしい。
捨てられたけれど、私をこの世に出してくれた両親のことを恨んだことはありません。
でも、私にとっての母は育ててくれた母しかいないですね。
それは、昔も今も変わりません。ただ、今の方が、母に対しての感謝の気持ちは大きくなっているかなあ・・・
幸せは自分が決めるものです。
野田さん。お腹の赤ちゃんを大切に守ってくださいね。
卵子提供だから・・・とか政治家だから・・・などと気負わないで、普通のお母さんでいてほしいと願っています。
その方が、子どもは楽だと思いますし、今後何かあればその時に考えて、親子で乗り越えていけばいいと思います。
新しい命を迎えようとしてくれて、ありがとうございます!の気持ちでいっぱいです。
卵子提供で母親になった者です。
今回の野田さんの公表により自分の罪を考えさせられました。
45歳での母親。幼稚園の運動会の時は48歳。どうみても、おばーちゃんママです。子供は素直にママの悪口?にくやしいと思っています。
本当の親だったら、しょうがないでしょあなたが生まれてきたのだから・・と笑いながら言えるし、夫とも冗談半分にあの時のね・・・と色々話せると思います。
私自身が卵子提供で生んだという事実を忘れないといけないのですが。卵子提供が周知された今、穏やかではないです。
愛する人の子供を産みたかった・・・私の強欲ですね。
私はこんなに苦労してでもあなたを産みたかった・・
本当の親ならこんな事思わないですよね。
子供が万引きなど、ぐれた時は、お前みたいな子は、いらない出て行け!!ですよね。血がつながっているから子供は帰ってくる。
卵子提供で母親になっている方々や、卵子提供への道などと、集うサイトがありますが、誰の為のサイトでしょうか?自分が子供に嘘をついているから辛いのですよね。世間が窮屈だからですよね。色々目的があると思いますが。
将来、遺伝子を継がない子供が見たらどのように思うのでしょう??不妊治療の果て、愛する人の子供が欲しかったから50歳前で母親に。子供に賛同されればいいですが、批判されても仕方がないと思います。私自身ですが。
卵子提供で母親になった私は、子供に苦労かけるなと申し訳ない気持ちで一杯です。
精子提供の情報は、かなり管理され、何十年間も面にはでていませんよね。
心苦しいのですが卵子提供のコミュなどは止めてほしいと願っています。特に病院名・医師の名前など。
勝手な言い分で申し訳ありません。
「幸せ」かそうでないかはその人が決めていると思います。
生まれてくる子ども自身が感じること。
親は気になるかもしれませんが、他人に案じて頂かなくても結構です。
同じ環境でも・・
「幸せ」と感じる人もいるし「不幸せ」と感じる人もいる。
子どもの心配をして下さるなら、
その母体である野田聖子さんをどうか大事にして下さい。
精神的なものが強く影響する大事な時期です。
「違和感がある」「不可解」
その考えに対しても「不可解」と感じる人が居ると思います。
皆考えが違って当然でしょう。
それを表現する場かどうかを感じ取って欲しいと思いました。
ここには実際に卵子提供を受けて我が子にめぐり合った方も
養子縁組で我が子にめぐり合った方もいます。
色々な形で親子関係を築いてある方が集まっています。
皆様色々考え悩んでたどり着いた結果でしょう。
子育て真っ最中でも、なお悩み続けて、
この場が拠り所になってある方もお見受けします。
その方々が読まれた時に自分が責められているような気にならないでしょうか?
上手に取捨選択できる人は気にならないでしょうが
悩んでいる最中の人には胸痛む言葉が多いように感じます。
私もこのサイトで色々な勉強をさせて頂いた一人です。
産婦人科の現況を始め心の立て直し方、現実の受け止め方、etc‥
このサイトの印象で強く感じるのは「いたわり方」でした。
それぞれの色々な想いの上に成り立っている「いたわり方」が
一番の魅力だと感じています。
だからついつい覗き続けてしまう・・
「(制度など)先に整えるべき事がある・・」
それは妊婦の野田聖子さんに対して伝えるのではなく
私たちが社会に声を上げていきましょう!
きっと将来、母親の野田聖子さんが協力してくれますよ!
思いつくままに書いてしまい不快感を与えていたら申し訳ありません。
野田聖子さんおめでとうございます。
でも道半ば。どうか無事にご出産できますように。
普段はあまり波風の立たない「高齢出産VOICE」で、「卵子提供」に関して暴風雨が吹き荒れていますね。
匿名希望の一般人のトピックに対して特にレスされない人たちも、ここぞとばかりに「卵子提供反対」「違和感」のレスポンス。
私は、むしろその反応にこそ「違和感」を抱きます。
(まるで「妊娠バッチ」を着けているだけでバッシングされる某サイトのようです)
一番違和感を持つのは「自分のルーツ(出自)が分からず、心に闇を持っている」という発言をされている方です。
「私って不幸ちゃん」ということですか?
傷ついている(らしい)ご本人からの発言となると、多くの人たちが触れてはいけないことのように避けているようなので、あえて言わせていただきます。
恨み言をいうなら、産みの親(例えそれが知らない人であっても)や、育ての親・施設の人たちに言えば良いことであって、野田さんを愚弄するべきではないはずです。
命は、いろいろな人間が生み育てているのです。
自分を不幸だと可哀相がる人たちは以下の子どもたちのことを考えて下さい。
あなたの隣りで幸せそうに見える家族が、絶対に実の親子なのだと確信を持っていえますか?
実の親子であっても、間違いなく「望まれて」生まれた子どもたちだと確信していますか?
血が繋がっていても虐待されている子どもたちを、どう思うのですか?ニュースで報道されるのは一部だと思いますよ?
例えば、欧米では、白人家庭が中国で孤児などになったアジア人を養子に迎えたりしますが、それをどう考えますか?
養父母たちにどんなに愛されても、彼らが「心の闇」を持つのが当然ですか?
世の中に、完璧な家族はそうあるものではないと思います。
少なくとも、野田さんは、望んで望んでようやくその手に抱こうとしている命です。
望まれて誕生する命以上に、素晴らしいことがありますか?
それを「違和感」などという、軽薄な表現で排除すべきではないと思います。
それでも、排除すべきというなら、「不妊治療」という不自然な医療行為は一切禁じるべきではないですか?
野田さん!おめでとうございます。
遺伝子を継がない子供は・・精子提供の子供の場合もありますよね。
もし、国の象徴となるだろう方が、精子提供の場合は素直におめでとうと言えるのでしょうか???
遺伝子のつながらない子。遺伝子はつながっているが実子(法的に)ではない。
この事実を国は早急に対処してほしいですね。
様々な価値観が溢れ出るサイトの様子に、
ちょっとひるんでしまったのですが・・・
2点だけ、発言したいことがあり書き込ませていただきます。
まず1点目。
「卵子提供」も含めた、今後の高度治療の方向性について
検討していましたが、
もう一度、夫婦で、家族で、改めて考えてみようと思いました。
野田さんの手記やインタビュー記事を拝読し、
また、皆さんの様々な意見に触れてみて、
私はちゃんと悩みきり、考えきっていなかったなぁ・・・
と、感じたからです。
不妊治療を体験したことのない方、
体験したが卵子提供には違和感のある方、
勇気をもらったと祝福される方・・・etc.
様々な状況下にある、皆さんの本心からの意見に触れることが
できたのは、野田さんの公表があったから。
これまで、夫婦だけで悶々と悩んできた私にとって、
「他の人の意見に触れる」「周囲の人に相談してみる」
という選択肢が生まれたことは、
本当に前を向けるようで、希望がわきました。
(私が不妊治療をしていることを知っている周囲の人から、
「卵子提供について詳しく教えてくれる?」とか、
「卵子提供についてどう思う?」等、
質問される機会が増えました。
情報がないため、過度に怖がられたり、議論の遡上にも
上がらない現状より、ずっといいことと私は捉えてます)
あくまで私見にすぎませんがー
一番もったいないのは、問題を感じている人や困っている人が
いる状況下で議論すらしない、現状STAYのまま
見て見ぬふりされること。
自分が高度治療をしている時期に、
こうした公表があったことは、本当にラッキーでした。
次に2点目。
野田さんのご主人とご家族に、
どうしても感謝の気持ちを伝えておきたいです。
本人はもちろんですが、不妊治療中、
パートナーやご家族も苦しむことは多い。
でも、病院やこうしたサイトで仲間に触れる機会がある私と
違って、主人や家族は1人だけで辛い想いを抱えています。
私の主人は、
野田さんを支えていらっしゃるご主人やご家族を想い、
同志としての共感と、
勇気を得ることができたようです。
公人をパートナーに持たれた宿命とはいえ、
今も、これからも、嫌な思いをされることがあるであろう
ご主人とご家族に、
感謝をしている人間もいるということを伝えたく、
書き込みをさせていただきました。
土星さんがすでに書かれていますが、国会議員だとかいう立場の前に、一人の女性として子供が欲しかった、ただそれだけのことだと思いますが違うんでしょうか。それを思うことが、一般人と公人(有名人)では違うだなんて誰にも言う権利はない。
普通に結婚して普通に産みたかった。というかそれが出来ると思って生きてきたと思います。でも出来なかった。このサイトにくる不妊に悩む方の殆どが、若い頃はまさか自分が人の手を借りて妊娠に挑むなんてこれっぽっちも思ってなかったと思います。私もその一人でした。そして野田さんもそうだったでしょう。
ところが妊娠できなかった。すべてをやりつくして、最後にこの手段となった。
消されてしまったご本人のレスにありましたが、マスコミ攻撃の強さからどうしても逃れられないから公表を決めたわけで、それは職業を考えたら当たり前のことと思えました。マスコミに先に暴露されるより、自分で言ってしまったほうがいいです。
卵子提供のことを実のお子さんに言うのかどうかとか、50歳で産むことの云々なんて、そんなの第3者が言うことでもない。
不思議ですね、これが一般の人だったら、疑問を持ちました、なんて言われないんでしょうね。野田さんご本人は一女性としてこのサイトに来てたと思いますが。
私は素直にエールを贈りたいです。まだ油断できない時期だと思うので、お体を大切にして元気な赤ちゃんを産んで欲しいです。
日本国内での卵子提供法はまた後で考えていただきたいです。今は大事なお腹のお子さんのために過ごして欲しいです。
野田さん、ご懐妊おめでとうございます。
私は数年前、こちらのサイトで卵子提供されている方のコメントを目にした時、目からウロコが出る思いでした!
老化した自分の卵子を恨めしくも思っていた私にとって希望が湧いてくるのを感じました。
このようなサイトなので、余計応援が多いのだと思います。
忙しく仕事していて、はたと気付いたら高齢→体外→体外撃沈→卵子提供・・という流れの途中の過程には目から血が出る思いや失望、葛藤があったと想像できます。
そんな野田さんの妊娠はとにもかくにも応援してあげたいです。
たとえ政治家でも同じ女性。
どうしても子供を産んでみたい!という気持ちは「女性の本能」であって、「わがまま」とは違うと思います。
野田さん、
「政治家なのに」と言われるのは覚悟の上とは思いますが、ホルモンバランスが変わる妊娠期間、どうか気になされないように!と祈っています。
卵子提供という選択に、経済的援助でしか応援できないという旦那様は人の痛みがわかるとても優しい方と思います。
同じ女性として心から応援しています。
「私は、産みたい」読みました。特に、流産されたときの記述の部分では私自身の経験と重なる部分が多く、あの本を世に出してくださったこと、感謝しています。そして、今回の妊娠のニュースを読んで感激しています。本当におめでとうございます!
私は日本を離れて20年以上たっているのですが、欧米の感覚では女性が40才を超えていれば卵子提供は考えて当然ですよ。逆に、日本でここまで(他人の)卵子提供に否定的な人がいるのか、と驚いています。でも、これも時間の問題でしょう。そのうちに、「お宅も卵子提供、ですか、うちもそうですよ。」というような会話が行われる日がくるでしょう。IVF自体が30年の歴史しかないわけですから、知らない人(= 知らずにすんだ、ある意味で恵まれた立場にいた人)がいても不思議ではありませんし、目新しいことに拒否反応を示す人がいるのも世の常です。
国籍だとか、人種だとか、もしくは自分のDNAだとか、そういう排他的なコンセプトを超えて、次の世代育成に直接貢献できるようになったことはすばらしいことだと私は思います。
本当におめでとうございます!
私はうれしい!
お体お大事に。
みなさんの祝福コメントが、のーてんきな気持で発言しているとは思えません。
皆さんご自身もどれだけ今まで苦しい辛い状況を重ねてここまできたのか・・・自分は叶わない願い、自分はやりたくてもできない思い複雑な思いをもってそれでもお祝いの言葉を書いている人もたくさんいます。いろいろ思うと、この表現はとても残念です。
(現実をお伝えしますと、40代後半〜50代の妊娠は自然がほとんどなんですよ・・・。)
それから、母親が50代だから将来心配とか若いから子供が幸せとかはないと思います。いとこが49歳で自然妊娠で子供を産んでいますが、その子はとても幸せに暮らしていますし、いとこも大変な部分もありますが、かえって若がえったように生き生きしています。人それぞれだと思いますよ。
野田さんには野田さんの事情があり、今までの状況、辛かった日々を皆さんよく知った上でお祝いのコメントを書いているのだと思います。
感想はいろいろあっていいとは思いますし、人それぞれの考えを否定もできないと思うのですが、気になってしまいました。
正直、今回の野田さんの報道を耳にし
「怖い」と思いました。
私は不妊治療の経験がないので
不妊についての悩みや辛さは全く分からない立場ですが
頑張っても、どんなに努力しても、報われない事は
妊娠以外にも多々あると思うんです。
どんな手段を使ってでも
自分の欲望を満たそうとする姿勢に一種の怖さを覚えました。
この先のお子さんの人生のことよりも
ご自分の欲望を優先にしたと思えてなりません。
でも、このニュースを機に
自分のことよりも子供のことを第一に考えなければと
改めて思えました。
不妊の問題については、デリケートな問題だと
当事者の方は言われますが、そんなに特別なことですか?
子供が欲しくても出来ない。
仕事がしたくても出来ない。
美味しいものが食べたくても出来ない。
勉強したくても出来ない。
どんなに頑張っても、努力しても報われない事は
沢山あります。
みんな、何かを手にして、何かを諦めているんだと思います。
法律に背き、倫理に背き、手にすることが出来た命を
私は心からは応援出来ませんが
ひとつの尊い命が誕生するのは事実ですので
その命が健やかに育ち、充実した人生をおくれることを
願ってやみません。
野田聖子さんほんとに良かったですね!
夢がる!
今度の挑戦で不妊治療と高齢女性の生き方に
光を与たはずだし、賛否あっても
お腹の子供はそれに耐えられるだけの
強さを備えて生まれてくるはずです。
何よりも、母は強し!頑張れ!
世間はあまり色眼鏡でみないであげてほしいですね。
これから時代はもっとかわり、
いつしか当たり前の
普通の出来事になることでしょう。
育児は大変です!
子供は宇宙人ではないか!?
と思うことがよくあります。
人間は限りなく未知な生き物ですね。
くれぐれも、お体をお大事にして
かけがえのない今の時間を楽しんで下さい!
不勉強な私ですが、率直な思いを書きます。
卵子提供を日本でもということであるなら、
子供(特に女の子)本人、その親には、卵子を提供するということを
どのように説明するのか・・・疑問がわきました。
子供がいなくても、まず死ぬ事はありませんから、
他人の欲望のために、採卵させるということを
どのように説明(教育?)していくのか。
私はもう40代(不妊治療中)ですので提供する側にはなりえませんが、
考えました。
私には姪っ子(14歳)がいます。
彼女がもし、卵子を提供したいと言い出したら
絶対反対です。
採卵にリスクがあると私自身知っているから。
善意からであっても彼女の卵巣に針を刺すなんて絶対嫌です。
でも一方では、もし彼女が卵子を提供してもらってでも
産みたいと言ったら、そんな状況になったら、
私は反対しないと思います。
夫婦が決めた道を応援すると思います。
採卵させるのは、他人ならよくて、身内なら嫌。
自分が立つ位置によって、まったく逆の気持ちになりました。
高齢になった自分の本能(欲求)と、どうつきあって生きていくか。
難しい問題だなと、あらためて思いました。
みなさんの祝福メッセージを読んで
言葉は悪いかもしれませんが、ここで野田さんに「おめでとう」なんてルンルンで書いている方はとてものーてんきな人だと思いました。しょせん他人ごとで奇麗な言葉を並べてるだけだと。
若くから病気で卵子が出来ない方もいますので卵子提供に対しては反対ではありませんが年齢が・・。
50才から子供をそだてるということがどれだけ大変か、また生まれてくる子供の将来のことを考えるとそんな簡単におめでとうとはいえません。
野田さんの公表で「日本の不妊治療が変わる第一歩」「日本でも卵子提供を」と期待されている方もいるようですが・・ここ15年間私が日本での卵子提供について調べてみてきているなかでこんなことで日本の卵子提供の医療状況が変わるとは思えません。
年齢的に自然ではありえない妊娠、国会議員という立場で日本では認められていない方法、それでも自分の欲しいものを手に入れたいわがままな人だと思いました。
違和感があるとコメントされている方の内容は、理解できます。
私自身、卵子提供を視野に入れていながら、疑問は止まず、まだ色んな事を思案中です。
会社でそれなりの立場におられる方なら想像は安易だと思いますが
いわゆる公人でなくても、社会(会社)の理解を必要とする不妊治療なりですので
卵子提供でなくても、公言せざるを得ない状況の方も少なくないと思います。
私は欧米人との付き合いは日常での生活を送っていますが
欧米と言っても、米国と欧州では相当に違います。
日本はアジアですし、基本的に仏教の教えのある日常を過ごしていますから
欧州を飛び越えて、すぐにアメリカ的な傾向になるとは思いません。
ミンミンさんのコメントに、
「法律なんて時代と共に変わっていくもの。今自分が一番大切に思っていることを信念を持って遣り通せばいい」
とありました。
どうであれ、心の奥にそういう信念が強く宿った方は、卵子提供に限らず、
人生の分岐点での迷いがふっきれるのではないかと感じます。
「もしも〜だったら」まだそんな状況で、
実例の良し悪しを解析する程リソースも少ないですよね。
なので、ここで善し悪しをジャッジするのは、時期尚早ではないかと思います。
卵子提供に否定的な方も、肯定派と同様
考えてこその否定でしょうから(私も肯定はできてはいません)
何が最善の道なのか、賛成派も反対派も、社会の問題としてとらえ
考えていける環境が整うよう、みんなで頑張って行きましょう!
卵子提供に違和感を持たれる方同様に、野田さんも考えに考えたのではないかと察します。
あくまで野田さんの決断ですし、違和感のある方はご自身の行くべき道を行かれる
今はそれで良いのではないでしょうか。
そもそも、卵子売買に関して反対の立場ですので(生まれつきの障害やご病気などが理由で、若くても100%子供を望めず、無償で卵子提供を受けられている女性については大賛成です。)、国政を預かる立場の方が、日本で認められていないから、アメリカまで行かれるという行動に大きな違和感を覚えました。
「ニ、卵子提供、代理母の取り扱い
これも法律がないので、任意団体の意思により、患者の権利が認められない。技術があるのに、行使できない。しかし、希望する人が、選択できる医療として、条件を付けながらも国内の確かな医療技術と米国にくらべ安価な費用で実行できることがあってもよいのでは、と。」
技術があるのに行使できない研究は、不妊治療以外にも多くありますよね。生命倫理に関わることは、世論も取り入れながら、慎重に考えるのは当たり前でしょう。本当に野田さんご自身のご発言なのかと思ってしまいました。
不妊治療を経験した方々なら、排卵誘発して卵子を取り出すことの負担は、重々ご承知だと思いますが、自分の欲望のために、まだうら若いお嬢さんに、ボランティアで同じ経験をさせるなんて酷だと感じてしまいます。ここに集う皆さんは、不妊経験もないころから、そんなボランティア精神をお持ちの方ばかりだったのでしょうか。私は今30代後半ですが、若い頃を振り返ると、仕事とか恋愛とか自分のことで頭がいっぱいで、人様に自分の卵子を提供するなど考えにも及びませんでした。(献血と、ユニセフへの金銭的な援助だけは、ささやかながら続けていますが。)
かといって、日本で、アメリカのように卵子売買がビジネス化するのもちょっと。。。。。アメリカのやっていることが何でも正しい訳ではないですし。
技術が進めば、卵巣や子宮も買えるようになるんでしょうか?80歳でも出産出来るようになるんでしょうか?これが本当に人類の発展なんですかね?
野田さん。おめでとうございます。
卵子提供であると言う事は、ふせて欲しかったです。
私も卵子提供で47歳で出産します。
子供には告知しないつもりでしたが、今回の報道で、夫の妹からは卵子提供のことをきかれました。
野田さんのように、強くなりたいのですが、生まれてくる子供が心配になってきました。
いまさらですが。
自分の選択したことですが、「子供には罪はないそっと見守ってほ
しい」と深く願います。
ここのサイトだけは卵子提供の賛成派が多いようですが卵子提供を反対する意見に耳を傾けたいと思います。
ただ、「基地外」 などと言う言葉は 勘弁してほしいですね。
チョット漢字に笑いましたけどね・・・
野田さんと一緒に戦えたらと思いました。
45歳です。40歳位からIVFを始め、流産を経験しています。途中、ガンを患い1年不妊治療を休みましたが幸い早期の悪性度の低いガンだったため、不妊治療には復帰できましたが、高齢のため苦戦しております。
夫は口にだしてはあまり言いませんが、卵子提供も検討したいようです。
が、私自身は、第三者の卵子を使うことに抵抗があり、あまり考えたことはありませんでした。こどもへの告知の問題・教育方針など夫と意見が合わない場合、自分の意見は最後は引っこめてしまうのではないか・・・その事が微妙に子供にはわかってしまうのではないか・・・等々自分には乗越えられそうもないからです。
ですから、こちらでもタイトルで「卵子提供」という文字があるものは滅多にあけることもありませんでした。最近は「提供」の話題が増えているかなぁ?と感じていましたが、本当にたくさん悩まれて様々なハードルを乗越えて決断された方達について私は賛成でも反対でもありません。
ただ、野田さんの公表から、「卵子提供」がテレビのワイドショーなどで取上げられ、私が見た感じでは、「おめでとう!」と好意的に受入れられていたようでした。そしてこちらのVOICEでも祝福のコメントばかりで、「これからの道をつくる」「アメリカでは当り前」「卵子提供や不妊治療への保険適用」等の言葉も見られ
ちょっと怖くなっています。あまりに自分の欲望を優先しているような気がします。
「卵子提供は本来日本でも認められるべき正しいもの」では決してないし、「アメリカ=正」でもないと思います。私は不勉強でわからないのですがアメリカでも合法としていない州もあるのでは?また他の先進国はどうなのでしょうか。そしてなにより自分が「提供」で産まれてきたとしっている子供たちの事を知りたいです。
野田さんご自身が「これが正解だとは決して言いません。」と仰っていますよね。
合法な国がある以上そこに行って提供を受けた方に対しては、それなりの覚悟でなさったことでもあるのでしょうから反対や批判はできません。
ただ費用の点も含め現状通りのハードルが「卵子提供」にはある方がいいと考えています。そしてできれば子供には最期まで「提供」は告知しない方がいいと思います。(野田さんの場合は立場上最初から公表せざるを得なかったと思いますが)
費用の点では ガンを患った経験から、高齢者への高度不妊治療や卵子提供への保険適用は優先順位はかなり低いのではないかと思います。明らかに有効だと思われる、検査・手術・薬に保険適用がないものがあると知りびっくりしました。私も自費の治療を受けました。(それでも何回も繰返すIVFからみれば割安感を感じましたが) 「お金の切れ目が命の切れ目」ということが現実にあるわけですから。
視点をかえて私・私の家庭への影響についてです。
この報道以来私は自分の立場が脅かされるのではないかと危惧しています。夫は今回のニュースをとても喜んでみています。夫の義両親や親族とは離れて暮しておりあまり接することはないのですが
やはり今回のこと特別に興味もって見ているのではないかと思います。夫は長男ですからもうあまり言われなくなりましたが絶対孫が欲しい筈です。費用は少し助けるから「提供」でもなんでも産んでくれと言われそうで・・・
「離婚」されないために自分の意志でないにもかかわらず、提供を受けるケースもでてきてしまうのではないでしょうか・・・
まさにどなたかが言った「産む機械」ですよね。とりあえず私はこの話題を夫との間では避け、暫くは義実家には行かないようにしようと思っています。
私は卵子提供には反対です。
理由は簡単です。
自分の血縁的ルーツがわからないことの
心の闇を身をもって知っているからです。
このサイトでも、時々卵子提供・精子提供で生まれた方の
意見が直接的間接的に書き込まれますが、
自力での妊娠が不可能になって提供を考えている方の目には
入ってないようです。
子供が欲しい気持ちはわかるのでその部分には
共感しますが、では、そうやって生まれた子供の気持ちは?
子供はいつまでも小さくて可愛い赤ちゃんのままではありません。
感情豊かな成人へと成長していきます。
どんな遺伝子でも、お腹を痛めて産んだから私の子供。
…そう思っているのは親だけではないでしょうか。
というのが私の気持ちです。
こう書くと、自分は親との繋がりでひどい目にあったから
遺伝子にはこだわらないという方が現れるのが今までの
流れでしたが、実際私のように辛い思いをしている人間が
いるのもまた事実なのです。
-------------------------------------
別トピに投稿させて頂いた文章を、こちらにも転載させて頂き
ました。
私はこの度の報道を、そら恐ろしい気持ちで冷やかに
見ている者の一人です。「違和感」などという優しい
表現を選べる配慮は持ち合わせていません。
このまま順調に野田さんが出産されれば、生まれたお子さんは
いずれ必ず自分の出自を否応なく付き付けられます。
その時のお子さんの気持ちを考えると胸が潰れそうな気持ちになります。
たとえどんなに大切に育てられようとも、です。
他の掲示板ではひどい言葉を言われているのだから
こちらでは祝福しましょうと言われることにも
大変な抵抗がありますね。
私にとって野田さんは希望の星などではありませんから。
野田さんご懐妊おめでとうございます。
私の場合、有名人である野田さんだからというより、そして卵子提供でということより、”50歳で第一子の母に!!”というところにとっても驚きを感じています。
やはりそうしょっちゅうあることではないので本当に単純に驚いています。
出産、育児と50代では体力的・気持ち的にどんな感じになるのかな?と。
いつの日か本当に野田さんに時間が出来た時にそれをご本にしていただけたら嬉しい!!と期待しております。
自分勝手を申してすみません。
いずれいせよ、今はどうかお体をご自愛ください。
ご無事の出産を心からお祈りしております。
匿名さんのご意見、興味深く読ませていただきました。私は、野田さんの決意に違和感はありませんが、野田さんのように日本社会に直接関わるキャリアを持った方でも出産することに執着してしまうということに驚きました。(言い方が失礼でしたら申し訳ないです。)野田さんの行動は日本社会の不妊治療の現状を打開しようとする意図もあったのでしょうか。
卵子提供や代理出産など日本ではまだ認められない方法も、近い将来法律で認められることになるのかもしれませんね。選択肢があることはいいことのように思われがちですが、選択肢が多いほど、女性の出産に関する悩みはもっと深くなりそうだと思ってしまうのは私だけでしょうか。
私は高齢ですのでどこかで不妊治療も線引をしなくてはいけないと思っています。これがなかなか難しいのですけど、社会がどう変わるにせよ、自分は家族や子供を持つことについてどう考えるか、周りに流されない自分の思いを持たなくてはいけないなあと、今回の野田さんの報道で感じた次第です。
あと、自分とは違う遺伝子を持った子供を出産される女性は、相当な覚悟を持って決めたのでしょうから、大きな愛情と努力で子育てをされるのではないかと個人的には想像します。血縁についてのみならずいろいろな事情を持った子供たちをあたたかく受け入れる社会であってほしい。自分はこれから何ができるのだろうか、、と考えないではいられません。
野田聖子さん、おめでとうございます!
人はいろいろ言うものですね〜。
賛否両論あると思いますが、
自分の人生一度きり!ですから、
思うように進んで行ったらいいと思います。
49歳で妊娠、50歳で出産。
卵子が人の卵子でもかまわないと思います。
人の家庭、それぞれですから。
多様性を理解できる成熟した社会になるといいですね^^
不妊治療に関しても、もっと社会に受け入れて欲しいです。
貴女の仰ることはごもっともです。多分野田さん自身も判っておられて、世の中の多くの女性(特に年輩の方)も違和感を感じているでしょう。
掲示板では批判も多いとか。
ならばせめてここは、妊娠中の野田さんのために、無事生まれて頂くために、皆さんあえて否定的な発言を控えているのではないでしょうか?
妊娠中に批判されたら、普通は相当落ち込むと思います。
貴女の気持ちも分かりますが、野田さんのために今は応援してあげては如何でしょう。
賛否両論あるなか、勇気を持って公表したわけですから。
また産みたいのは本能で、愛する旦那さんの遺伝子を残したいという気持ちも切実なものですから。
私も違和感を感じた人間の1人です。
お祝いムード一色のトピに水を差すような感じで言いにくい人もいるのではないですか?
こちらに訪れる人の多くが子供を授かる事を願い、辛い治療を続けてらっしゃるのでこのようなニュースは共感されるのでしょう。
でも・・
また同じこのサイトで多く見られるのが、羊水検査とか、高齢出産にとりまくリスクについての発言です。
第三者の卵子を頂いて子供を授かって、万一障害児だったらどうなんでしょう?
自分の遺伝子を受け継いだ我が子であってもこの事実を乗り越えるにはかなり大変な事です。
実際私は自然妊娠で3人の子に恵まれましたが、一番上の子は先天性の発達障害です。
遺伝的な障害では無かったですが、下の2人を妊娠した時はやはり悩みましたよ。
幸い(?)にも下2人は健常児でしたが、上の子の障害については成長するにあたってその度に悩むことも未だに多いです。
また障害児を育てるにあったての社会の仕組みもなかなか厳しい物があります。
野田さんの妊娠そのものについてはおめでとうと言う事でしょうが、それに伴って社会全体で、また個人レベルで考えないといけない事は沢山あるように思います。
ここで羊水検査をすすめられて悩んでおられた方や頸部浮腫を指摘され悩んでおられた方などはどんな感想を持ってらっしゃるのでしょう?
諸手をあげてお祝いムードと言う空気に違和感を感じるのは私だけではないと思います。
高齢出産voiceとタイトルはなっていますが、投稿されるほとんどが不妊の方で不妊サイトの様な雰囲気、私の様にただ単に高齢出産し子育てをしていると言う立場で発言を避けてる人は少なくないと思います。
(発言しづらくなってると言ったほうが良いかもしれません)
野田さんが妊娠された事は事実であり、お腹の赤ちゃんは育っているわけで、子供には罪はありません。
無事に出産され、お子さんは是非健康で良き人生になること切に願います。
不愉快に感じた方がいるでしょうが、批判ではなく、今後このような事例が増えつつあるのであれば、先に整えなくてはならない事が沢山あるのでは無いかと私が感じている事、素直に発言させて頂きました。
影響力のある方の事ですから・・それなりの責任も大きいと思います。
高齢・未婚シングルマザーです。
私は、いわゆる世間一般の枠からはみ出ているステータスのもとで、暮らしています。
40歳過ぎて、どうしても子どもが欲しくて、高度不妊治療で授かりました。
こんな状況の私を唯一理解協力してくれているのは両親です。
母に昨日会った時、「野田さん、よかったね〜。あなたも嬉しいでしょう!頑張って、生んでくれるといいね」と言ってました。
産後間もない頃、子どもの認知のことなどでいろいろとパートナーと揉めたりして、大変な時期がありました。
そんなとき、友人の一言が、その後の私の周りの状況をいい方向へと一変させてくれました。
「法律なんて時代と共に変わっていくもの。今自分が一番大切に思っていることを信念を持って遣り通せばいい」と。
過去の歴史を見てみると、いつの時代も一般概念から外れた考えや行動を起こし、世間の批判を浴びてきた先駆者たちがいました。
彼等の成してきたことも、今の時代を築き上げてきた一要となっていると思います。
野田さんも、そのような時代の先駆者の一人だと思います。
本当に強い方です。
一人の女性として尊敬します。
最後に、書き込みをしておいてこういうことを言うのも矛盾していますが、パソコンからの電磁波もお腹の赤ちゃんにはあまりよくないと思いますので、安定するまでパソコンから離れるのもいいかと思います。
どうか、どうか心安らかにお腹を大切にお過ごしください。
この度の妊娠おめでとうございます!
あたしは体外受精で妊娠して今6ヶ月になります。
治療を始める前に実母と叔父夫婦に話をしましたが年配の人には
まだまだ高度生殖医療に対しての抵抗感と違和感が強いらしく
批判的意見ばかり言われたので、今回の妊娠が不妊治療によってであることは
話せていません。
高度生殖医療は神の領域で人間が手を加えるべきでは無いという意見がありますが
それであれば臓器移植はどうなのかと思います。
医学、医療が進歩してきて以前はわからなかった病気が解明され
以前は手の施しようがなかった病気も治療が出来、救われる命が増えました。
それらのどこまでが許容範囲でどこまでが許せないのかは
それぞれの感覚の違いだと思っています。
治療法があるのであれば、求める人には治療されるべきだと思います。
そして、それに対して責任を持つのはご本人です。
高度生殖医療はまだ未知の部分がたくさんあると思います。
卵巣に針を直接刺して採卵するんですから卵巣にいい訳がありません。
その影響が追々出てくるかもしれませんし、あたしは刺激周期での治療でしたが
誘発剤で一度にたくさんの卵子を採れるようにしたので治療をしないより
閉経が早いかもしれません。
でも、子供が欲しかったから全て納得の上で治療をしました。
これで何かあっても不満や文句を言うつもりもありません。
授かった子供に対して責任を負うのは両親です。
両親以外がとやかく言ったって、その人たちは言うだけで無責任です。
野田さんや野田さんの赤ちゃんに対して責任を持たない人たちの意見は
聞くこと無いと思います。
あたしも治療にあたって親族からいろいろ言われましたが
治療をせずに子供を授かれなかったとしても、親族は責任を取ってくれないし
子供を授かっても同じく責任はあたし達にしか発生しません。
ただ、自分たちの言いたいことを言っているだけなんですよね。
野田さんは、ご自分の責任を十分にわかって熟慮した上での今回の行動だと思うので
外野の意見は気にせず、お身体を労わって赤ちゃんと一緒に過ごす
マタニティライフを味わって楽しんでください☆
野田聖子さん、御懐妊おめでとうございます。
高齢出産VOICEに野田さんご本人がコメントを寄せてくださったのを見て鳥肌が立つほどびっくりして何度も読み返してしまいました。
NET上では「国会議員辞めて子育てに専念しろ」みたいな、古風な?心無い書き込みが多くて情けなくなってしまいます。
しかしながら、不妊治療〜妊娠・出産・子育ての経験を生かせるのは野田さんならではです。
そして人の痛みを知らない国会議員の多い中、野田さんは人の痛みを知っています。
今はくだらない誹謗中傷は気にせず、お身体大切にして元気な赤ちゃんを生んでくださいね。
応援と祝福コメントだらけの中、申し訳ありませんが私は非常に複雑な思いです。
正直、ご本人がいらしてから、祝福意見しか言えなくなってしまった感があります。
日本では、右へ習え的に、ばーっと同じ方向に流れて反対意見を言いづらい風潮になってしまいがちですが、この流れに言いづらく、でも複雑な気持ちでいっぱいな人も同じ位いると思います。
祝福コメントが多い中水を指すようですが、野田さんのされた行動に賛成祝福コメントしかないこちらのサイトに違和感を感じてしまいました。
第3者の卵子提供での体外受精での妊娠でかつ未入籍でのご懐妊という事ですので当然賛否両論の意見があるのが当然だと思う状況で否の意見、コメントが一切ないというのが不可解に思いました。
私の意見を述べさせて頂きますが、今回の野田さんの妊娠のニュースは手放しで喜べる出来事ではないように思いました。
国会議員というお立場でありながら日本では認められていない第3者からの卵子提供という方法で、未入籍の状況で子供を持つという事は産まれてくるお子さんの事を第一にお考えになっての行動には思えません。子供が欲しいという自分自身の欲求を満たす為には手段を選ばないという恐怖すら覚えました。
不妊治療で苦しんだ者全員が今回の件を喜ばしい事と受け取れるかといえばそうとは言えないと思います。
野田さんの著書は以前私も購入して読ませて頂きました。
治療を頑張ってらっしゃるお姿はとても感銘を受けました。
その後同棲を解消されたという事でしたしお子さんの事は諦められたのかなと思っておりました。
49歳での第3者からの卵子提供での妊娠というニュースを知って、そこまでしてご自分の願望を優先させて行動されるという事に違和感を持ってしまったのは私だけではないと思います。
私も周りの人間も違和感を持っている者がほとんどです。
不妊治療経験者でも理解しがたいです。
産まれてくるお子さんの立場、とても複雑な状況ではないでしょうか?
私は現在子供はおりませんが、今後もし子供を産み育てる機会がいずれ訪れた場合には子供が負担になるような環境、家庭に産まれてくる状況は避けたいと思います。
ですので第三者からの卵子提供は全く視野にございません。
夫と自分との卵子でのIVFでしたら倫理的にも全く問題ないと思いますし、それで授からない場合にはそれはそれだ仕方ない事とおもっております。
晩婚を選択したのは自分自身ですし、それで子供を持つ事が出来なくてもそれは諦めるしかないと思います。
自分願望を通す為に自身の子供に負担をかける事は避けたいと思うと同時に私自身が血のつながりのない子供を育てる自信がないからです。
子育てというのは妊娠出産よりもはるかに大変な事と思います。
生半可は気持ちでは子育ては出来ないと思いますし、子育てというのは一人の人間の人格をうまく形成していかなくてはならないという事だと思いますので。
不妊治療が長くなると妊娠がゴールのように思えてくるのでしょうが出産はゴールではないと思いますし。
私がこのような気持ちでいるのは、もしかしたらここサイトに書き込みしてらっしゃる方々ほど子供を切実に望む気持ちが強くないからなのかもしれません。
みなさんと同じくらいの強い気持ちを持つまでは野田さんのされた行動が理解出来ないのかもしれません。
また、同じくらいの気持ちを持った時にも理解は出来ないかもしれません。
親のエゴになるような事はしたくないと思います。
諦める事も時として大事な事ではないでしょうか?
自信の卵子と配偶者間でのIVF事態も親のエゴになると言われれば返す言葉はありませんが・・・
どこまでが許容範囲なのかは人それぞれでだと思いますので仕方ないですね。
自分の意見を述べさせて頂きましたが、野田聖子さんが無時出産しお子さんを立派に育てて下さればと思います。
お腹のお子さんには全く罪はありませんので。
野田さん
本当によかったですね。
TVのニュースでご懐妊を知り、ずうっと努力されていたんだと思い、涙が出てきました。
私は40過ぎで今の夫と再婚し、現在40代半ばで子供はおりません。
私も不妊治療で注射、飲み薬等の毎日を経験しましたが、授かりませんでした。
治療が始まる前は、何とか乗り切れるだろうと思っておりましたが、実際治療が1週間と進んできますと、肉体面、精神面の負担は想像をはるかに超え、そして、結果が出ない辛さは経験されないとこの気持ちは、なかなか理解できないのではと思いました。
誰もがこころの痛みを分かち合えれば良いのですが、なかなかそうもいかず、でも、ここで、多くの方々が同じ経験をされ、野田さんのご懐妊をこころから喜び、応援しています。
ヨーロッパで10年程暮らしまして、個人を尊重する大切さを再確認し、ひとりひとり生き方考え方が違い、それぞれが幸せの形を見つけ、闇雲に周りも批判するのではなく、尊重することが大事なのではと思います。
きっと、今が野田さんにとってもお腹の赤ちゃんにとっても、ベストなタイミングだったのかもしれませんね。
おなかの赤ちゃんとおしゃべりされたり、楽しい幸せな時間を楽しんじゃって下さいね。
このニュース観た時、眼の玉が飛び出ました(笑)
私も高齢の不妊治療患者、同じ高齢者が(失礼!)妊娠すると
大きな希望の★が見えるようで励まされます。
私も養子制度を考えましたが、野田様同様の働く母親と言う事と年齢でNG。
私の両親も共働きでしたが、両親の背中を見て愛情の感謝は言いつくせません。
子供が授からず最後の道を探し、経済的にも安定できる40代が条件外となる
ナンセンスだなと思いました。
夫婦別姓は、別姓は個人的にはありがたいです。
でも、子供はどうなのかな?と思います。
私の主人は欧州人なので国内でも基本別姓です。
旦那の国は、名前+(母方名字+父方名字)となるのですが、
親が離婚した場合、旧姓を継続するので、兄弟(姉妹)の名字が違ってしまい
外部からみて再婚とわかってしまいます。
それを重要視しない国なので、大きな問題はないですが、
日本の場合は現実気持ち的な差別観は起こりえると思います。
費用の件、これは切実です。
不妊治療で多額を投じたので生まれてからの養育費に
お金をかけられないと言う方も少なくありません。
塾や習い事なく、学校も大学まで公立と行ければ問題ないでしょうが・・・
すべて保険適用になれば、どんなに違う事か!
少子化問題で、子供に行く助成金はそれで良いとは思いますが、
子供手当のあり方は方向性が違うなと思います。
少子化問題は、まず生まれてこなければ、子供手当も何も関係ないのですから、
根本のここにもっとフォーカスすべきとずっと思っています。
40代はバブルと急激な不況を通り、自立しながら、
子供を育てる環境を整えようとがんばって来た世代。
その環境が整う年齢になったら、自分自身が子供が授かりにくい年齢になってしまった。
勝間和代様のおっしゃる通り、出産だけは待ってくれない、ハイ、その通りです(笑)
最後に卵子提供の件。
旦那は日本人のような血のつながり的な執着はないですが、
肉親は、神の域に入るべきでないと強く言う人もいますし、
私もそう思いながらも、卵子提供を視野に入れているわけで、
自分のエゴ(と私は思っている)を通すべきなのか
ひとつのエゴが産む命を、尊いものと心底から包み込めるか
座禅をして、自らを考えるべき毎日です。
英語で、卵子提供で生まれた子供の気持ちを書いたサイトがあり、読むと、考えさせられます。
部分的に論議しても、総括的な社会変化が進まないと、なかなか難しいですね。
まだ、色々な事がよく見えない状況ですし、とにかく野田様が一石を投じた意味は、とても大きく、感謝致します。
妊婦さんにはゆっくりしていただかないといけないのに、勝手な事を沢山かいてしまいすみません!
猛暑が続きますが、ご自愛下さい。
野田聖子さんの妊娠報道が日本で大きく取り上げられる事・・そってしてあげて欲しいのに・・と思いつつ、今の日本では仕方ないとは思います。
が、ヤ○ーのコメントに辛口が殺到しているという事実・・少し見て不愉快で見ませんでしたが、野田さんはそんなものを少しでも気にされないように・・と願って止みません。
世間は、もちろん(体外を繰り返し結果出せない)私のような立場のものばかりではないです。が、それにしても、不妊の苦しみがわからない人たちに批判されることに強い憤りを感じました。
アメリカの芸能人が40〜55歳で出産と言うニュースが普通に流れますが、「卵子の劣化等を考え、卵子提供の賜物であるかもしれない」というのは暗黙の了解で、マスコミも大きく取り上げません。
うまく表現できないのですが、日本は「自分と立場が違うものを思いやる気持ちが少ないのでは?」なんて憶測で考えました。
いずれにしても、野田さんの事は私達、不妊で苦しんだものが、1人あたり数万人分の思いで共感しています。
不妊で苦しまなかったヒトのコメントなんて気になさらないよう!と思いコメントしました。
最後になりますがバジルさんのコメントには私もずっと励まされています。
それでも私は産みたい・・の言葉に勝るものなんてないと思います。涙が出る言葉です。
福岡県人さんと全く同じことを感じていました。
高齢出産VOICEに書き込みされてる方々の文章は読みやすく、気品もあり
いつしかお気に入りの場所になっていました。
野田聖子さんはじめ、高齢妊婦さんがいつ訪れても、
ときに読むに耐えないような言葉や文章が氾濫するネットの世界で、
唯一心が柔らかくなる場所であってほしいと願っています。
同じスレッドに再び書き込んでしまい、申し訳ありませんでした。
野田聖子さんが妊娠されたこと、同じ経験者として心からおめでとうございますとお伝え致します。
しかし、正直なところ私個人として少し複雑な気持ちでいます。
この早い段階での卵子提供による妊娠の世間への告知。
政治家としてマスコミに対してそうするのが一番の方法と考えられたそうですが、生まれてくるお子さんのことを一番に考えられてのことなのか、それともご自身の保身のためなのか?きっと両方のことを熟慮された上のことだと思いますが、’不妊治療’’卵子提供’ということだけが大きく取り上げられ、世間に既に告知された状況で生まれてくるお子さんのことについて、今後どのようにCareしていくか、’子供には責任はないので暖かく見守っていただければ’という言葉のみで、具体的に聞こえてこないことが生まれてくるお子さんに対して少々不安に思います。
公に公表していないだけで、ご自信、またはパートナーの方との間ではいろいろ考えられていることと思っていますし、またそう信じています・・。
私は週刊誌やテレビ、ブログ等をみていませので、そちらで説明されているようでしたら大変失礼致しました。
生まれてくる子供に対して、事実を告げた方がいいのか、それとも告げずにいた方がいいのか、このプログラムを進めた多くの方々は悩んでいるのではないかと思います。私もその一人です。
私は今はアメリカに住んでおり、スパムドナー、エッグドナー、または代理母から生まれてきた子供は周りに沢山います。
彼らを特別扱いすることのないこの国でも、彼らがドナーから生まれたという事実を知ると、どんなに深い愛情を受けて育った子供であれ、自分のDNAの半分はどこから来たのかを知りたいと言う強い思いからネットで親を探したり、異母、異父兄弟・姉妹を探しているのが現状のようです。
日本で卵子提供の合法化を進めていくことはとても大切なことかも知れません。しかし、私個人としては、卵子提供の合法化を日本で進めていくのであれば、それと同時にそのような状況で生まれてきた子供の心のCareにも十分重点を置いて考えていかなくてはいけないと思いますし、また、そのような状況で生まれてきた子供に対しての世の中の意識の変化も必要だと思うので、卵子提供の合法化だけが先行してしまう世の中であってはいけないと思っています。
また、卵子提供を行うことは最後の方法として考えなくてはならないと私は思いますので、女性の妊娠に対する知識の向上、例えば、欧米ではかなり浸透している自分の卵巣予備能(年齢)を把握できる抗ミュラー管ホルモン検査と言うものがあると言うことを一般に広くひろめて行くことや、また、昨今の女性の社会進出によっての多岐にわたるライフスタイルへの対応として、将来的に夫またはパートナーと挙児を望むのであれば今以上に簡単に受精卵凍結ができるシステムの構築、こちらもアメリカでは多くの方たちがしているそうで、これによってまた違う問題なども生じる可能性があるようですが、このようなことを同時に考えていく事で卵子提供をしなくてはならない状況、不妊に悩む女性を今後は少し減らすことができるのではないかと思っています。
同じ立場の者として少し批判めいた意見を言うことに私自身も複雑な思いでいますが、経験者であるからゆえ批判的な意見を言えるということもあると思います。
自分の立場以上に将来の子供の世間での立場が当たり前ですが大変気になりますし、親として一人今もまた今後もいろいろ悩み続けるのも事実です。しかし、これら全てを覚悟の上、卵子提供で子供を授ることを決意したのもまた事実です。
今後のご活躍、ご無事なご出産をお祈りしております。
長文失礼致しました。
野田聖子さんの今回の朗報は本当に希望を頂きました。
有難うございます。
そして・・心から祝福申し上げます。
職業の立場を考慮して公にしたことや、ご本人の言葉からも
将来の日本の力になるご決意がおありだということは十分に伝わりました。
それはそれで有難く受け止めたいと思います。
このサイトに集うのは、それこそ子どもに対して同じ思いを抱いてある方がほとんどでしょうから
藁をも掴む想いで希望や想いを吸い上げて欲しいというのもよくわかります。
でも・・
野田聖子さんは私達の大切な仲間の一人だと思うのです。
高齢妊婦という不安を抱え
責任の重い仕事も抱え
・・・私たちの想像の及ばない沢山のものを抱えられていると思うのです。
先ずは無事に出産されることを祈りたいと思います。
野田聖子さんにとってここ「高齢出産voice」は
政治活動の場ではなく
完全にプライベートな場での一人の女性だと思います。
他の高齢妊婦の方へのエールと同じように
アドバイスや体を案じる言葉でとめて頂けませんか?
私自身が心の病気をした為に敏感になっているのかもしれませんが
読んでいて息苦しくなることが多くて・・。
ご本人は上手に取捨選択されて要らぬ心配かも知れませんが。
野田聖子さんの性格から将来の高齢出産に何らかの活動をしてくださると思います。
今は・・出産までの大事な期間だけでも
せめてこの場だけでも一人の高齢妊婦として大事にしたいと思います。
否が応でも色々な場で沢山のことを迫られてしまう方です。
せめてこの場だけでも・・
お願いします。
野田聖子さん本当におめでとうございます!
ものすごい反響ですね!それだけ注目度が高いのでしょう。
私は44才シングルです。この年なので、パートナーが出来ても妊娠は難しい。私もここで卵子提供を勉強させて頂きました。
私自身は、ちゃんと育てる事が「親」であり、肌の色がどうだろうが、子どもを愛する気持ちがあれば「親子」として堂々としていれば良いことと思っています。
(これに対するご批判はお控え下さい)
でもこれはアメリカのような多民族国家なら受け入れられても、日本のような一民族国家で、しかも戸籍にこだわる民族にすんなり受け入れられるには、あと10年はかかりそうです。
そう思っていたとき、野田さんのニュースが飛び込み、扉を開いてくれた!と感激しました。
開拓者はいつの時代も色々言われるものです。
でもきっと10年後はもっと良い環境になっているでしょう。
野田さんに感謝せずにいられません。
妊婦として、まだまだ心配な事はあると思いますが、野田さんなら大丈夫と信じてます。
頑張って下さい!!
野田聖子さんへ
本当におめでとうございます。夜にニュースで流れたときは何が何だかわからなくて、びっくりいたしました。
国会議員としての凛として姿の影には人には言えない苦しみがあったのだなと。わたしももうすぐ46歳になります。結婚が40歳の時ですから野田さんと同じ時期に結婚しました。周囲は当たり前のように母になる姿を横目にみながら過ごして来ました。
週刊新潮、拝読しました。宝くじに当たるような悲壮感を抱きつつ、まさしく今のわたしがそうなんだと。卵子が採れては喜び胚盤胞にならない日には底知れぬ悲しみが沸いてきます。わたしは自分自身が不妊症であることを誰にも話していません。原因が高齢なのでどうしようもないからです。自分でもなんでそんなに子供が欲しいのかわからなくなるときがあります。でも野田さんの意見を聞き、女性の本能だからどうしようもないのだとはっきりとわかりました。
わたしのことばかり書いてすみません。
不妊症に悩み苦しむ日々の中、光が少し見えてきました。野田さんでさえわたしと同じ気持ちだったんだなと。わたしは変じゃないんだなと。
野田さんの元にやってきた赤ちゃんですもの、すっごいパワーの持ち主ですね!2月までまだありますがお身体大切にお過ごしくださいね。これからかもずっと応援しています。
野田さんがわたしの光になりました。心からありがとうございます。そしてわたしも野田さんの後に続きたいと思います。
PCを立ち上げてこの度のニュースを知った時
自分の事のようにとてもとても嬉しく
涙がこみあげて仕方なかったです。
いろんな事を云う人はいます。
そんなことは百も承知!
あえて事実を公表されたことも
置かれている立場やあらゆる状況を考えての
選択だったのだろうなぁということは
ここを訪れる者ならば容易に察することが
出来たはずです。
夫婦別姓という形をとりながらも旦那様が
費用負担をされたことを疑問視している方も
いましたが・・・
普段穏やかな夫がこの時ばかりは
「注射の痛み、治療のしんどさ・・・男の側は
どれもかわってあげることができない。
せめて費用を全部持たせてもらうことで
その辛さの100分の1でも負担させて欲しい」
そんな思いなんだよ!!と・・・
目にうっすら涙を浮かべていました。
私は昨年の夏・・・・子供を持つ夢にピリオドを
うちましたが、1年経ってもまだ本当のところは
悶々としています。
たぶんおばあちゃんになっても同じような気がします。
往生際が悪い女です。
野田聖子さん、どうぞどうぞこころ穏やかに
そしてご自分のお身体(二人分です)最優先で!
楽しいマタニティライフをお過ごしくださいね。
野田聖子様、本当にご懐妊おめでとうございます。
私も以前「私は、産みたい」を拝読しました。共感できる点そうでない点いろいろありましたが、もうほとんど出産を諦めていた私に「あの野田聖子さんがこんなに頑張っていらっしゃたんだ」と力を与えてもらいました。おかげさまでその後、子どもも産まれ、高齢出産は産むのも大変だけど産まれた後はもっと大変、という言葉の意味を日々実感する毎日を送っております。どうしてもお礼を申し上げたくて出てきました。本当に御体を大切になさって下さい。ご安産をお祈りしております。
野田聖子さん、ご懐妊おめでとうございます。
ここでこんなことを書いても良いのか迷ったのですが、直接、野田さんにお願いできる事、事実婚とのことから、思い切って書きました。
無事ご出産されると信じております。
産後に落ち着かれたら、夫婦別姓の法律ができるよう、ご尽力をお願いしたいです。
私は医師で、41、44歳で出産しました。業績、今までのキャリアがなくなるようで、夫に頼み私の名字を名乗ってもらいましたが、夫婦別姓も考えました。
別姓の法律が通れば、結婚するキャリアーウーマンは増える、少子化時代に家の相続の問題も解決しやすい、その結果、少子化に少しは歯止めがかけられると思っています。
宜しくお願い致します。
野田聖子さん、本当に本当に心からうれしいです。
以前、白血病の治療で投薬のため
卵巣の機能が停止してしまったという患者さんから
野田聖子さんが不妊治療にとても頑張っておられると
間接的にお聞きした時から
絶対に出産までこぎつけてほしいと
思っていました。
生まれてくる命を心から待っています。
お仕事も大変だけど、無理せずに
ゆっくり過ごしてほしいです。
ご本人様の投稿がありとてもビックリしました。
このたびは待望すぎる妊娠おめでとうございます。
私は岐阜県出身でずっと野田さんファンです。
以前私は産みたいを読みました。
なので今回お子様が授かったと聞いて本当に嬉しかったです。
どうしても「おめでとうございます」が言いたくてここなら野田さんの目に止まるかな?と思い初めて投稿します。
私もこの6月に41歳で無事出産しました。
年齢は違いますが以前流産しているので出産するまでは本当に不安でした。
ひとつ気になったのですが、今回の妊娠はもう少し伏せたかったのではないですか?(私は産みたいを読んでいるのでこのように思いました)
でも早めに公表しないと無理をしてしまいお仕事にも支障が出ますものね…
公表した事によって精神的にも大変だと思いますがどうぞお身体を大切にして元気な赤ちゃんに会えますよう心よりお祈り申し上げます。
野田さんが、治療費用は夫持ち、治療の肉体的精神的負担は
妻持ちという分担をかきこんでいらっしゃいました。
なんだか判るような気がします。何かを分担するというのは
夫婦として上手くやっていくために必要だと思います。
学習しましたね、私も学習しました、二度目の
結婚ですから(笑)
さて、うちでは、
「妊娠期間中にこの子の肉体を私がお腹の中で
はぐくむのだから、名前はあなた(夫)が決めて」と
分担しました。
「ただし、拒否権は保有します」とも宣言しました。
だって、今までの人生で大嫌いだった奴の名前と
一緒だったら、さすがに嫌ですものね。
夫はずいぶん悩んだようです。といっても
生まれて顔を見てから具体的に考えだしたのですが・・。
で、第一候補から第四候補くらいまでの名前を
紙に書いて持ってきました。
娘には、その第一候補の名前をつけました。
(どうしても嫌な名前でなければ、第一候補と
思っていました)。
夫は名前をつけた責任を今も感じています。
野田聖子さん、おめでとうございます。
常にマスコミの矢面に立たされる立場で、このような選択をされたこと、とても勇気のある決断だと思います。
私自身は、40歳になったばかりですが、結婚して13年、治療歴6年で精神的、経済的にも疲れ、最近はあきらめようと思っています。
野田さんがこのサイトをご覧になっていると知って、書き込みしました。
辛い治療を経験された野田さんにお願いがあります。
ここに書き込みをされている方たちが、どんな苦しい思いをされているか…。
高額な費用を払っても結果の保証はされないのです。
日本全体からすれば私たちはマイノリティーなのでしょう。
私は今の日本の財政状況を考えると安易に「保険適用にして欲しい」とは思いません。それに保険適用になれば必要のない人にまで営利目的で体外受精を進める医者も増えると思います。
ただ現状では国の援助が足りなさすぎます。有名なクリニックほど料金は高く、現状では、注射代も賄えないですよね。
一生涯独身の人が増え、少子化が深刻な日本で、産みたいのに、あきらめなくてはならない人達を見過ごすのはもったいないと思います。
野田さん一人の力では難しいのでしょうが、皆さんの苦しい思いをどうか国会に届けてください。
(野田さんの本「私は産みたい」を読んでいないのに勝手なことを書いてスミマセン)
野田様、わざわざ私の個人的感想に返信して下さり、ありがとうございました。おびただしい数の祝福メッセージが国内外から届いていると思いますのに、恐縮です。
費用負担のことは、ごめんなさい。本当は、どちらがどう出しても構わないですし(他人がとやかく言うことではない)、決して折半=平等と思っているわけではないです。上手く言えないのですが、あの箇所を読んだ時、ともかく「ん?!?」と感じてしまい、それを投稿してしまいました。
「お腹の中に爆弾を抱えているといったような感覚」、よく分かります。15週ということは、もうすぐ胎動も始まる頃ですから、そうなれば、赤ちゃんの存在が自分で確認できて少し安心できますね。
どうぞお身体優先で、「それでも私は産みたい」夢を叶えられますよう。ご出産のニュースを楽しみにしています。
野田聖子様このたびは本当におめでとうございます。
郵政造反の時もご自分の信念を貫かれていた時から、素晴らしい政治家だなと思っていたので、正直今回の報道はびっくりしました。
不妊治療をされていたことは存じ上げていましたが、失礼ながら終了されて、ますます立派な政治家の道を邁進されるのかと思っておりました。
そんな野田様も母になる夢は持ち続けておられたのですね。
ですので誠に勝手ながらカミングアウトされたのですから、不妊治療に対する政治の世界での少しでも前進する政策なり活動を期待してしまうところもあります。
私も自己卵子ではなかなか苦戦しており、医師からも期限を宣言されてしまったのでいよいよ卵子提供が身近な選択肢になりそうです。
ただ、やはり経済的にすぐというわけにはいかないですし、もしかしたら諦めざるを得ないかもしれません。
一般にはこういう方が殆どではないでしょうか。
せめて(うわさで米国での卵子提供は550万円かかる)とのことですが、この3分の1ぐらいのふたんでないと庶民にはやはり卵子提供は簡単に受けられるものではありません。
いろいろアジア圏内のエージェントなども調べていますが、成功率からするとやはり米国がダントツのようですね。
私自身は特に日本人には拘らないのですが、自分に近い民族からドナーは選びたいなと思います。
(例えば韓国人や中国人など)タイ人とフィリピン人は同じ黄色人種でも明らかに外見が違います。
やはり自分のお腹から白人や黒人の血が混じった子が産まれるのは違和感があります。
卵子提供を受けたい方でもこういった考えを持っている方も多いと思います。
国際問題に発展しては困りますが、将来的には国内でも卵子提供ができ、しかもドナーは日本人に限らず韓国や中国の方のドナーを広く募集出来、料金的な負担も現在海外にて行うより遥かに安価で出来るにるような環境が出来たらいいなと個人的には思います。
お体ご自愛されて来るご出産の日に備えられて下さい。
影ながら応援しております。
私は、自民党を支持したいと思ったことがないのですが、野田さんのお考え(夫婦別姓や少子化対策等に関するお考え)には共感しておりました。
私も体外受精で子を授かった身ですが、これまで、養子縁組でなく卵子提供を選ぶ方は、きっと、「遺伝子上の親子でないことを周囲に悟られにくい」というメリットを重視されているのだろうと思っていました。
それ故、野田さんのニュースを目にしたときは、「わざわざ公表したら卵子提供の意味がないのでは?」と思いました。それなら養子縁組でも良かったのでは・・と考えたのですが、養子縁組はできなかったのですね。
養子縁組の基準がそれぞれの団体に委ねられていること、親の年齢によっては断られることは聞いたことがありましたが、「働く母親」という理由でも断られることがあるということを「新潮」の手記で初めて知りました。
仕事や様々な事情で結婚や出産が遅れ、自力での妊娠が難しくなった女性にとっては、シビアな現実ですね。
「私は、産みたい」は未読なのですが、「週刊新潮」や野田さんのブログを読ませていただき、厚かましくも「なんて気持ちの良い方だろう」と感じました。嫌味がなく、誠実で分かりやすい文章から、勝手にご本人のイメージを膨らませた次第です。
暑い中の妊婦生活は本当にしんどいと思いますが、どうかご自愛ください。
政治家として、母として、さらに輝く姿を応援していきたいと思います。そして、私も仕事や子育てをがんばらなきゃ・・と、だれた心に喝を入れられた思いです。
野田さんが卵子提供であることを公表したのはとても良いことだと思います。
仮に公表をしなくて、「野田聖子さん妊娠!50歳で出産」というニュースだけなら、
多くの高齢妊娠希望者が、または、子どもをあきらめていた人たちが
「まだ希望がある」と期待をして再び不妊治療に通い、
老後のためのお金を不妊治療で使い果たすということになりかねなかったかもしれません。
勿論、40代後半でも自己卵子での妊娠の可能性はありますが、
(現在不妊治療で頑張っている人を非難しているわけではないです)。
あめでとうございます。
卵子提供を公になさったのは、苦渋の選択だったと
思います。49歳という年齢は、今の不妊治療の技術をもってしも、やはり不自然ですから・・・。
でも、それでも、バジルさんが書かれていたような、
政治的利用という目的も感じました。また、狭い日本国内で
異母兄弟が増える、ということ、それは私も前から問題になる
点だと感じていました。どのように法整備していくのか、
おそらくご自分のことで精一杯な状態で、
アイディアがない状態でしょう。
また、これで「卵子提供」という方法がクローズアップ
されてしまったことで、偏見が減るより、むしろ、
知らなかった人まで知ることなり、高齢で妊娠する人に
大して「卵子提供?」と思われることが多くなる気がします。
子どもと自分の顔をジロジロ見比べたりされるような
ことが増える気がします。
これから、卵子提供を考えている者にとって、福音とか
後押しとか、勇気を与えるとか、そういう面よりも、
非常に複雑な思いを感じさせる件でした。
48歳シングルです。
彼氏がいますが、子どもはずっと欲しいと思っています。
野田さんのニュースを聞いた時、「すごい。野田さんかっこいい!」と思いました。
一般の人とは違うお立場で、本当に勇気がいったと思います。
しかし、反対に多くの人に勇気を与えてもらえたのも事実です。
色々批判もあると思いますが、ご自分の選択はこの日本を大きく変えるものと多くの人が証人になっています!
卵子提供を国内で行えるようにするためには、戸籍法等を改正し、また、ドナー番号などを振る必要を感じます。
戸籍にはドナー番号が記載され、同じドナーの卵子から生まれた子同士の結婚を規制すべきではないでしょうか。
その際に、ドナー本人の子にも番号が振られる必要があると思います。
また、代理出産とのかねあいもありますよね。
卵子提供では、産んだ人が母。代理出産では、戸籍上の妻が母。
を、主張しますよね。
その辺も細かに決めておかないといけない。
なにより、技術的に可能かだけでなく、人体・生命に及ぼす危険性。
こちらについても、継続的な研究をしていただきたいです。
そして、「現在の日本の産科医療界」に、本当にそういったハイリスク妊娠を受けいれらる力があるのか?
産科医療従事者たちの意見に、耳を傾けてほしい。
医療従事者を育てるのは、一朝一夕ではなりません。現に外国人医療従事者を「輸入」している状態です。
子どもが欲しいから、得られないのはかわいそうだから、だから認めよう、だけでなく、課題から目をそらさず、考えていくべきではないのかと、私は思います。
再び、本人です。
「匿名さん」に甘えて、再度、この場でお話させてください。
みなさんのたくさんの励まし等、過分な祝福に感謝の気持ちでいっぱいです。
世間では、鬼のような(?)女と思われている私ですが、ほんとに涙があふれてきております。
ハイリスクゆえ、きちんと出産するまでは、本当の喜びとはならないのでしょうが、長い道のり、仲間のみなさんがいる!ということで乗り越えていきたいです。
アドバイスどおり、掲示板の悪質な書き込みを読むことはやめました!
バジルさんからはいくつかの指摘があり、お答えしたいと思います。
ちなみに卵子提供のプロセスで、貴女の文章がとても参考になったことを先にお礼言いたいです。
まず、公表についてです。
この国のマスコミはしつこい。必ず、ウラをとりますから、最初にごまかして、あとで事実が違うと大変なたたき、にあうのです。
夫も、公表することをためらっていました。でも、国民に対して透明性をとても求められている現在、ささいなことも致命傷になります。 あと、性格上、うそがつけない、ということもあります。
費用についてです。
前回の夫との費用は全額、私が出していました。だから、相手は、体外受精の苦しみ、肉体的にも金銭的にも理解することができませんでした。今回は、夫に、自分は連日の注射等はじめ、かなりの肉体的負担をひとりで背負うことになるから、せめて、金銭的な負担をすることで、このことを分かち合ったほしい、と。もちろん、夫は喜んで、支払いましたが。平等だから、費用も折半するという考えもありますが、私たち夫婦はこんな形で、平等にしました。
今後の問題です。
テレビで、かなりくわしく説明してくれましたから、参考になりました。
一、国内の不妊治療全般の取り扱い
法律がないので、患者の権利が守られない。費用についても、保険適用の動きがよいのか、助成金の拡大がよいのか。
ニ、卵子提供、代理母の取り扱い
これも法律がないので、任意団体の意思により、患者の権利が認められない。技術があるのに、行使できない。しかし、希望する人が、選択できる医療として、条件を付けながらも国内の確かな医療技術と米国にくらべ安価な費用で実行できることがあってもよいのでは、と。
長文になりました。
どうしても仕事柄、いろいろバイアスかけられてしまうけど、単に母になりたい女性のひとりとして、お付き合いください。
今回のニュース、自分のことのようにとても嬉しくて、野田さんにエールを送りたくて、出てきました。
私は数回の流産経験があります。流産後、精神的に不安定な状態に陥り、とても苦しかった時に、野田さんの著書「私は産みたい」を拝読しました。
野田さんの本には共感できる部分がとても多く、非常に励まされました。それ以来、勝手に野田さんに親近感を感じ、影ながらずっと応援しておりました。
信念を貫いてどんどん道を切り開かれていくお姿はとても素敵です。
不妊治療の医療費、国内での卵子提供、里親制度、子育て支援の問題等々、日本はまだまだ沢山の問題を抱えていると思います。私は、現在、地上に子供がおり、仕事と育児の両立を目指していますが、日本はまだまだ両立しやすい状況とは言えません。
野田さんもこれからママさん政治家として更にご活躍されることと思いますが、野田さんには日本を変えていく力がありますので、是非、良き道を切り開いていって下さい。
野田さんの無事のご出産と今後のご活躍を心からお祈りしております。頑張って下さい!!
ニュースをネットで見た瞬間思い浮かんだのは、「このVOICEの利用者かもしれない」ということでした。昨晩ご本人からの投稿があり、正々堂々とした方だなと思いました。
一般人とは比べ物にならに程のプレッシャーを抱えた毎日と思いますが、どうぞお身体優先で、無事出産されますようお祈りします。
私は卵子提供で子供に恵まれた者(2人目妊娠中)ですが、今回の手記を読んで正直なところモヤモヤとした感情も消せないでいます。
「おめでとうございます!」というのが一番の気持ちですが、良かったら以下を読んで下さい。
まず、公人なので止むを得ず公表した、というように書かれていますが、ちょっと違うと思います。被害者っぽい発言ですが、その実、自主的に御自身のいわば「糧」にされたと思います。
お仕事の調整も必要でしょうから、妊娠は公表せざるを得ないでしょう。でも、卵子提供までこの時点で公表したのは、かなり自発的なものなはずです。高度不妊治療をしていることを公にしていたならば、秘密にしたければ「今回やっと上手くいきました」でも通じ
たはずは?政治活動の1つとして卵子提供(の法整備掲げること)を宣言した、と私は感じます。
次に、手記に数百万円の費用を全額「夫」が負担してくれた、というくだりがありますが、ちょっと違和感を感じました。元大臣で現職国会議員が負担できない額ではないと思いますし、夫婦別姓主義(≒より対等な夫婦関係を求める方ですよね)の方にしては何か合
点がいきません。そもそも夫婦がどう負担したかという点は聞かれてもいない場面で他人に言う必要もない事ですし、文章の流れからいっても、「(高額ではあるけれど)夢を託すことにしました」位で充分だったのではないかと感じます。
不妊治療の健保適用は、賛同・支持も多数受けると思いますが、既にほとんどの健保は赤字・破綻状態、高齢化に伴いお先真っ暗状態の財政下では、優先順位は低いと考えます。
最後に国内卵子提供の法整備ですが、反対ではないですが不安を感じます。この狭い、人口過密の日本で、匿名性(特にドナーさんの)が保たれるか、という不安。もうひとつは卵子提供は、異父兄弟が出来る、ということです。ドナーさんも出産するでしょうし、複数回の提供をすれば、更に増えます。日本人同士の結婚が圧倒的多数の世界で、ドナーさんもレシピエントも匿名であれば、どこに異父兄弟がいるか分からず、成長した子供同士が恋愛関係や結婚に至ることも可能性はあります。
臓器移植を例に出され、法整備が必要と書かれていますが、件数は桁違いになると思いますし、当人で終わる臓器移植と異なり、次世代にも影響があるのが卵子提供です。
ご提言には注目していきたいです。
著書「私は産みたい」も拝読しました。
今朝のテレビで妊娠を知り、感激し涙がこぼれました。
体外受精の時にはお辛い思いをされたのだろうと政治のニュースでお姿を拝見する度に、心からエールを送っていました。
本当に本当におめでとうございます。
私は45歳、先日も体外の採卵後にベットで横になっていたら、隣の分娩室からまさに産まれたばかりの赤ちゃんの産声、看護婦さんの「お父さんも抱っこしてみてください」等の声、家族の感動の場面の音がハッキリと聞こえ、おめでたいと思いつつも自分の立場とのあまりのギャップに辛く悲しかったのです。
が、・・・野田さんのニュースを知りそんな悲しみも吹っ飛ぶ嬉しさです。
今朝のスッキリコメンテーターの弁護士さんが「経済力がある女性だけ選択できるのではなく・・」と話していましたが、
野田さんのこの素晴らしい快挙の影響で、国内での卵子提供の道も開けるのではないかと、ほのかに期待もしてしまいました。
野田さんがご自身の夢を果たす事で、私たちにも夢と希望を与えてくれ、そしてもしかしたら今後の日本の産婦人科学会の規定も変える影響力もあると感じました。
お身体にお気をつけ、元気な赤ちゃんを産んでくださいね!!
テレビでご妊娠を知り、とてもうれしく思いました。また米国での卵子提供も発表され、その勇気にも感動しました。ここでの実名での投稿も勇気がいることだったと思います。
投稿のお言葉にも、同世代の不妊治療に悩んできた女性としてとても共感するものがあり、また感動がありました。
いろいろな考え立場があるので、いろいろな思いをされることがあるかもしれませんが、どうぞ、まっすぐに、マタニティライフ、出産、子育てと、存分に楽しんでご自分の人生を歩んでいっていただきたいと思います。必ず、幸せなお母さんになってください(もうなってますね!)。遠くから、こころより応援しています。
身をもって道を切り開いてくださる姿に勇気をもらいました。うれしいニュースでした。ありがとうございます。
お身体くれぐれもお大切に!
野田さん、ご妊娠本当におめでとうございます!!!
公人のお立場で、今回全ての経緯を公表された事。
大変な勇気が必要だったと想像します。
様々な外野の声が入って来ますし、
高齢出産のリスクや、その後の子育て等
心配はあるとは思いますが…
野田さんの不妊治療に対する強い意思、
これまでの大変なご苦労と努力が実を結んだ事。
ただただ、本当に良かったですね♪と
申し上げたいです。
お腹の中に芽生えた尊い命☆
どうぞ心穏やかに、ゆったりと
マタニティライフをお過ごし下さいませ。
可愛い赤ちゃんに会える日が今から楽しみですね!
VOICEにもぜひ出産報告して下さいね。
野田聖子さま、
本当におめでとうございます。
元気な赤ちゃんを産んでください!
くれぐれもストレスをためない様
(難しいお立場でしょうが。)
素敵な妊娠ライフを送ってください!!
この一言に尽きます。今の日本で卵子提供を公表するのは相当な覚悟が必要だったはずです。
医師なのに「高齢だからリスクがある」という人がいるのには驚きです。北米では、卵子提供で妊娠した場合ドナーの年齢での妊娠と変わりないと考えられています。私が経験したアメリカの二つのクリニック両方で同じことを言われましたし、周りの卵子提供での高齢出産経験者も同じことを言われました。経験もない日本の医師が、卵子提供での妊娠の状況を良く知らないで「国会議員としてやってはいけない事」と言うのはあまりに知識不足な無責任発言と思われます。「国民に迷惑をかける」とは誰にどんな迷惑をかけるのか?ぜひ伺ってみたいところです。こんな認識不足な医師が治療をしている事実を腹立たしく思います。
とにかく、日本では関係ない第三者が口を挟む事が多いですが、ぜひそれに負けず高齢出産経験者や卵子提供希望者、高齢妊娠希望者の私達に希望を与え続けて頂きたいと思います。自分の人生は自分だけのもの。周囲の人の否定的な意見に左右されず、ご自分とパートナーの方の意思だけを考えて頂きたいと思います。心から応援しています!
野田さん この度はおめでとうございます。
私は野田さんと誕生日が一週間しか違わないので親しみを感じてお
りました。
私は自分で産むことはあきらめましたが、お母さんになる夢はあき
らめていません。
H県に住んでいますが昨年子供センターに養子縁組の申し込みをし
てOKもらって、子供待ちの状態です。
今回のニュースを聞いたときはびっくり!!とうらやましい!!
でも素直に応援しています。
どうかお体を大切に!!
野田聖子さま、ご懐妊、誠におめでとうございます。
実名での投稿、勇気のいることだったと思います。
技術があって、子どもを心から望む人がいる以上、
卵子提供も当然、認められるべきだと思います。
生まれてくるお子さまも、臆することなく堂々と
育ってほしいと思います。
つわりやマタニティブルー、お忙しい日々、そして出産、
まだまだたいへんなことが待ち受けていますが、
多くの不妊患者さんたちのためにも、無事とびきりかわいい
赤ちゃんを産んでください。応援しています。
現在臨月のmimiです。2年間の不妊治療を経て妊娠しました。。
野田聖子さんのご懐妊、心より嬉しく思っております。日本ではまだまだ、不妊治療に偏見があり、理解を得るのはなかなか難しい状況です。私も体外受精で妊娠した事を周囲に告げると、自然妊娠出来なかったか。。と偏見の目でみられました。
実際には、多くの方が不妊に悩んでいるのに、オープンに出来ないのが今の現状です。
野田さんが卵子提供をされて妊娠した事を公にされた事で、不妊治療の現実が
受け入れられる事を願っております。
つわりがあるという事ですが、赤ちゃんが元気に育っているということですね。
2月に元気な赤ちゃんを産んでください。暑いのでお身体にはくれぐれも気をつけて下さい。野田さんに勇気をもらいました。
心から応援しております。
実名での投稿文、拝読致しました。
とても勇気のいる事だと思います。
私の友人(私が不妊治療をしている事を知っています)でさえ、
「治療で授かるなんて怖い。変な子ができたら嫌だから!」
といいます。
3人のお子さんを自然に授かった彼女ですから、
悪気がある訳ではないのですべて聞き流していますが、
世の中には様々な意見をお持ちの方がいて、
様々な発言に心が揺れる事も多いとは思います。
それでもこうして投稿される野田さんの強さに感服です。
とにかく人の生き方は様々なのですから、
無事に可愛い赤ちゃんを産んで下さい。
まっすぐに進まれている野田さんを応援致します。
このたびは妊娠おめでとうございます!!
国民公知のお立場での公表、とても勇気がいることであったと思いますが、これまでもそのお立場から、私などには想像もおよばない勇気が必要な数々の場面があったのでしょうね。
公知になった今、妊婦の身体でのまわりからの色々な反応に精神的に大変なことも多々あると思いますが、なるべくリラックスすることができて、お腹の赤ちゃんがすくすく育ちますように!
ここには高齢出産者がたくさんいますから、妊娠、出産、子育て…と、迷うことがありましたら(また匿名でももちろんOKですし^^)いろいろたずねてみてくださいね。
御著書も持っています。ながーい道のりのあとの赤ちゃん、ほんとうに良かったですね!
私も卵子提供サイクル待ちですので、野田聖子さんのニュース本当に嬉しく思いました。
また雑誌の記事にて、「不妊治療を受ける心境をジェットコースターのような心境(期待と失望の繰り返し)であり、ジェットコースターに乗ることさえ怖くなった」という部分が非常に共感できました。
ただ、私ももし卵子提供で子供を授かることができれば、この事実を子供にどのように伝えるか、または隠し続けるのか・・・この問題でずっと悩んでいます。
今後、野田聖子さんには生まれてきたお子さんにどのように説明されるか、また子供の幸せのために私たちができることなど、いろんなお話を発信していただきたいと思います。
また卵子提供などの環境作り等の活動期待しています。
お立場上、私達が想像できないような大変なこともあると思いますが、頑張ってください!
でも、今は無事に赤ちゃんが生まれることを祈っています。
お体大切にお過ごしください・・・。
卵子提供を望んでいながらも、経済的な理由で治療に踏み切れない私にとって、とてもうらやましい限りです
国内で卵子提供が可能になったら・・・
しかも第三者からの提供でもよくなったら・・・
保険が適用されたら・・・
早くそんな時代が日本にも訪れますように
私は野田さんと1歳しか違わないから、私が50歳になるまでにはムリかもしれないですね
でも、これからの方々のために国内でも第三者からの卵子提供が受けられるような法の整備がなされることを願っています
不妊に悩む女性が一人でも多く、我が子を胸に抱くことができますように
マスコミがいろいろ騒いでいますね。
言わせたい人には言わせておけばいいです。今は、お腹の赤ちゃんのことを一番に考えて、厳しい意見は流してくださいね。
これからの野田さんの幸せな人生が答えです。
きっと、そういう選択もあるのだと思ってもらえますよ。
私は、卵子提供はしませんが、どんな方法でも授かった命は同じ、尊いもの、みんなで守っていかなければいけない大切な命だと思います。
卵子提供はよくわからないけれど、とにかくめでたいことだ、何かあれば手を差し伸べたいという人は結構いると思います。
さらに幸せが増えますように・・・
私も高度不妊治療を経て、妊娠→出産しました。
私も周囲の知人には不妊治療のことは隠さずに言っています。
何故かというと私の周囲の知人(特に男性)は、
特に理由もなく妊娠、出産を先延ばしにしている人が多いからなのです。
年齢を重ねれば重ねるほど女性は妊娠しづらくなること、
そしていざ不妊治療をしてみてもどれだけ治療が大変であるか。。。!
その事を特に若い世代の人には知っておいてほしいなと思って。
学校の保険?の授業では『妊娠しないよう避妊をしましょう』とは教えても
女性が何歳まで妊娠できるかなんて教えてくれない。
こういったことが少子化にも少なからず繋がってるのかなと思います。
卵子提供の法律の整備もよいのですが、
野田さんにはもっと基本的な事(妊娠する事の難しさ、不妊治療がいかに大変であるか、そして出産のすばらしさ)を
世間に啓蒙してもらえたらな、と期待しています。
昨日の朝、TVで野田さんご懐妊のニュースを知ったときは、
自分のことのように嬉しく、涙がでました。
心からおめでとうございます。
人の価値観や思いはさまざまですが、でも私は、一人の女性として
野田さんを応援しています。
野田さんが健やかな赤ちゃんを抱っこして退院されるお姿を
今から妄想しています。笑
野田聖子さん、おめでとうございます♪
私もアメリカで卵子提供をして、もうすぐ3歳ともうすぐ1歳の
2人の子供に恵まれたものです。
毎日、自分の時間が持てないけど頑張って育児をしています。
今はすごく幸せです。
お仕事大変だと思いますが、お体に気をつけてマタニティライフを過ごして下さい。
応援しています。
週刊新潮の記事を読みました。ほぼ同じ歳の医師です。
40歳間近から不妊治療を始め、足かけ10年、体外受精を続けてきました。
「私は産みたい」に書かれていた妊娠、流産の経緯は、同じような体験をしましたので、他人事とは思えませんでした。
このたびの御妊娠、おめでとうございます。米国での卵子提供、胚移植を受けられるにあたり、50歳で出産になるということで、内科的な精査などもクリアされたこととは思いますが、どうか、くれぐれも大事になさって下さい。国会議員で、しかも、昨今の難しい政局の中で、お体に負担がかからねばよいが、と心配しています。
公表されたことへの批判もありますが、伏せておくことは実際上不可能でしょう。ならば、自ら情報を出して、問題提起されることで、賛否両論、世間の批判をありのままに受けとめる覚悟なのだと思います。
私自身は、体外受精で妊娠し流産に終わったのが44歳でした(米国ならエッグドナーをすすめられるケースです)。高齢出産voiceでも、4-5年前から、海外での卵子提供が論議されるようになりました。正直言って「若い女性」からの提供ということに、自分の限界を突きつけられる抵抗感を感じ、そもそも自分のDNAを持つ子どもが欲しいので、第三者の卵子は荒唐無稽に思えました。
しかし、自分の分身にこだわるならば、配偶者のDNAを残す可能性を閉ざしてもいいのか、過去数年間そういうことも考えました。卵子提供で出産された方々も、そのような思いを経た上での御決断だと思います。
家族観はさまざまで、「それでも産みたい」か、「それなら諦める」か、です。私は、後者の立場で、子どものいない人生を受け容れることにしましたが、思い悩んだ日々は無駄ではなかったと思います。
野田さんには、価値観の違いを尊重し、健全な議論のできる自由で成熟した社会をめざして頑張ってほしいと思います。
まず何よりも、おめでとうございます!
私も長年の不妊治療の末、散々悩んで今卵子提供へのプロセスを
進めています。
自分自身と夫との間では固い決意があるものの、やはり周囲に理解と協力を得るのは大変です。
そんな中で今回のことではとてもとても勇気づけられました。
野田さんが公表されたことに対する批判はあるでしょうが、
私のような者もいるということを知っていただきたく投稿しました。
どうかお身体に気をつけてがんばってくださいね。
応援しています。
私もがんばります。
ご本人の投稿、え!!っと声をあげてしまいました。
私も加藤での治療。そして来月卵子提供に踏み切りますので
ずーーっと野田さんの事は気になっていました。
今回は本当におめでとうございます。
どなたかもおっしゃっていましたが、物事には必ず反対する
人、賛成する人があり、どちらの意見も尊重されるべきと思います。
とにかく私は大変嬉しく思っています。
大事な時期ですので、あまりネットを読んで傷つかれたりしないか
心配しています。
しばらくはもう自分中心でとにかくご自愛下さい。
ヌック
妊娠、おめでとうございます!
それでなくとも休息が必要なときに、書き込みをしていただき、ありがとうございました。
書いていらっしゃるように、お立場上、公にされるのがベスト、というか、その選択しかありえないように思います。また、ご自身の経験が起爆剤となって、法改正に役立ってくれれば、多くの女性にとって、ありがたいことだとも思います。
いま「公」にするということは、子どもが育ってきたら、「自分が卵子提供によって産まれた事実を知る」ということですよね。その責任も初めから覚悟されているのですから、大変な決断だったと思います。私も経験者ですが、今のところは、子どもには事実を打ち明けない方向で考えています。
公人であられる方が、先陣をきって、皆ができないことを、どんどんして、発言し、
社会を変えて下さるといいなと願っています。
病院にかかる負担云々の話がリンカさんから出ましたが、もちろんドクターの言葉にも、一理あります。が、そういった負担が増える事も含めて医療制度も見直し、「社会が、産まれてくる子どもみんなを歓迎する」という雰囲気になってくれるといいですね。もっとおおらかに、みんなで新しく産まれてくる命を祝福してあげたい。
まずは宿った命を大切に。どうかご無理なさらないように。
8月26日、48歳の誕生日でした。
朝起きて、ニュースから飛び込んできたのは、野田聖子さんの吉報でした。
でも、その瞬間から、心の中が複雑なもやもやに埋め尽くされて・・・
私も野田さんと立場は変われど、女性としては同じような境遇で、不妊治療を続けてきました。38歳の晩婚、41歳不妊治療開始、42歳、44歳の妊娠、流産。。。不妊治療と仕事、不妊治療と年齢との戦い・・・今年6月の体外受精で、キャンセルをふくめ、20数回の体外受精のチャレンジを行ってきました。
さすがに今後の治療費も逼迫してきて。。。
7月8月と、ここ10年来続けてきた、基礎体温を測らずに目覚める朝を迎え、自分の中で、リハビリと称して、治療のことを忘れようと努力してきました。
どんなに頑張ってみても、卵子の状態が。。。時計の針はもどせない。でも、産みたい!!!お母さんになりたい!!
この絶望的な望みは、女性でも心底理解してくれるひとは少なくて、孤独です。
「週刊新潮」を購入しました。野田聖子さんの手記を読ませていただきました。野田さんの心の叫び、悩み、喜び・・本当に同感いたしました。養子のこと、里親のこと・・その選択肢も、同じく調べました。あまりに壁がありすぎて、「どうして私だけ?」って
声を出せずに泣きました。
野田さんがおっしゃっていた、不妊治療は、ジェットコースターに乗っているようなものだと。まさしくその通りだと思います。
希望と絶望の、上げ下ろし。。。精神的にもボロボロになってしまいます。
きっと野田さんも同じ過程をふんで、今回の卵子提供に至ったのではないかと、思います。
できることなら、私も卵子提供をうけて子供を産みたい!!
本音です。
でも、今の私には、それをチャレンジするだけのバックアップと
財力がありません。いままでチャレンジしてきた費用が、そちらに
回すことができれば、アメリカに行けたのに。。。
・・・こんな思いが、朝から、私の心をもんもんとさせてきました。言いようのない複雑な思いが、誕生日ということで、さらに
複雑な思いにさせました。
いま、深夜。。。眠れずに、パソコンを立ち上げ、野田さん妊娠についての発言を読んでると、野田さんご自身のメッセージが書き込まれていました。
私自身の今後については、どのような方向に進むか、決めかねていますが、
野田さんには、ぜひとも、元気な赤ちゃんを産んでいただきたいです。そして、ぜひとも、私のような悲しい思いをしないですむような、不妊治療の道が開かれるよう頑張っていただきたいと思います。
野田聖子さんの勇気に感謝します。
(長文になってすみません)
野田さん、妊娠本当におめでとうございます。
「私は、産みたい」を読んで以来、ずっとその後が気になっていました。
今回、妊娠されたとの報道を聞き、心から嬉しく思います。
本当におめでとうございます。
国外での卵子提供を受けたとのこと‥。
理解されないことも多く、いろいろ大変なこともあるでしょう。
多分、一般の人は、卵子提供という選択肢があることさえ知らない人がほとんどだと思います。
卵子提供という選択肢しかないカップルは、年代問わず確実に存在しています。
今回、卵子提供を公表されることは大きな決断だったと思いますが、
このことによって、世間での認知が広がり、
少しでも治療を受けやすい環境になるのでは、と期待しています。
どうかこのまま順調に経過し、無事のご出産を迎えられますように。
可愛い赤ちゃんを抱くことができますように。
そして、お子さんが幸せな人生を歩むことができますように。
心から心からお祈りしています。
どんなことがあっても、お子さんを守って下さいね。
44歳、小学生の子供がおります。
今回のニュースに胸が熱くなりました!
野田さんのお腹に宿り、これから育っていく赤ちゃんは
遺伝子こそ違えど間違いなく野田さんのお子さんです。
どうぞお身体ご自愛ください
そして無事に出産のニュースを私たちに届けてくださいね!
心から応援しています。
野田聖子さん、本当に本当におめでとうございます。
心より応援しております。
私はアメリカ在住ですので、周りにも卵子提供で母親になった人が普通にいます。西海岸の中都市に住んでおりますが、市内の一つのとある不妊クリニックだけでも年間100人程が卵子提供で妊娠されていると聞きました。アメリカ全体で考えると相当な人数だと思います。50代で卵子提供も全く珍しくありません。
先日、不妊クリニックで夫とともにカウンセリングを受けた時に、夫が卵子提供の質問をしました。ドクター曰く、年齢は全く関係ないそうで、去年52歳の生理の終わった女性を卵子提供で妊娠させ、53歳でめでたく無事双子が生まれたそうです。双子ですよ〜!!
その女性は子供が成人になり、空虚感に襲われ、どうしてもまた子育てがしたいと卵子提供を受けたそうです。理由も人それぞれですよね。
私の婦人科医は、彼女自身が40代後半で卵子提供で子供を生みました。なので、体外受精に挑戦している私に、卵子提供をガンガン勧めてきます。誰の卵でも関係ない、自分だけが母親よ、と。
アメリカでは血のつながりよりも親になる事が大事らしいです。
私の夫はアメリカ人ですが、卵子提供に偏見無いですし、むしろ素晴らしいことだと思ってます。
それにしても、日本には無理解なドクターもいるんですね(笑)。
リンカさんの記事を読んで、そのドクターの見解に驚きました。ある意味正当なようにも聞こえますが、患者の苦しみを理解出来ない冷たいドクターという印象を受けます。リスクの高い出産だから安全にお産をさせるため多くの医師が働く。。。のは当たり前のことではないですか?周りの迷惑?? 絶句です。
確かに日本は医師の数が少ないかもしれません。そこらへんは、何とかして欲しいと思いますが。。。
私の婦人科医と討論対決してもらいたいですね(笑)。
以前、野田さんが不妊のサイトへ投稿していたと言っていらっしゃったので、多分このサイトを覗いているのだろうな・・・って思っていました。
おめでとうございます!のメッセージが野田さんに伝わったことが嬉しいです。
そして、なんとご本人からの声も聞けて、感動しています。
常に前を向き生きていらっしゃる野田さん。
ありがとうございます。
野田さんの生き方が、私にどれほどの勇気を与えてくれたことか・・・
私は、病気のために、もう母になる夢は諦めましたが、野田さんからのレスで、病気と前向きに闘う勇気が湧いてきました。
今まで以上に応援させてくださいね。
野田さんのプレママの様子、50歳ママになってからの子育て奮闘気などの声を発信していただけると嬉しいです。
素敵なご主人との出会いがあり、大切な命を授かったことは、今まで本当に頑張ってきた野田さんへ神様からのプレゼントですね。
大切にしてくださいね。
おばさん妊婦さんってご自身がおっしゃっていますが、幸せが内面からにじみ出ていて、とても美しいです。
私も美しくなれるような人生を作っていきます!
こんにちは。アリスです。出産メール以来久しぶりにこちらのサイトを拝見しました。そして野田さんの投稿を拝見しまして同じ50歳として応援したくなり投稿しました。野田さ〜ん。実は私も今年50歳で双子を無事出産したしたよ。私の場合は上にも3歳児がいるので現在50歳で3人の子育てに奮闘中で〜す。確かに体力的に50歳過ぎての子育ては大変なところはあります。だけどいろいろと知恵や旦那を上手く使えばどうにかやっていけるものですよ(笑) それと赤ちゃんの顔を見ていると5年後10年後が楽しみと思えるようになり若い自分でいられますよ。しかし家は双子という事もありミルクの減りは半端じゃないですけどね。
野田さんお仕事をしながらの出産準備大変ですけど、無理をせずに元気な赤ちゃんを産んでくださいね。
応援していますよ。 with love
野田聖子さん、こんにちは!!
もしかしたら、過去にこの掲示板で会話していたこともあったかもしれませんね!?
そう思うと、急に親近感がわいてきました。
それにしても、やはり野田さんのチャレンジと公表は、卵子提供の新しい一歩になると思います。
公表されることによって、本当に大変な思いをされるでしょう。
でも、堂々と幸せでいてくださいね!!
そして、野田さんのチャレンジのおかげで、これから卵子提供へと進まれる方も増えると思います。
野田さんの勇気に後押しされて、生まれてくる命があると思うと、みんな一人じゃないんだなと、改めて思います。
ぜひ、野田さんが無事に出産されますように!!
お祈りしています!!
野田さんご本人も、このサイトをご覧になられているということを
知って、この場をおかりして、野田さんにメッセージを送らせて下
さい。私は、野田さんの “私は産みたい”を 拝見してS病院か
らKに転院し かなりの回数の採卵をしているものです。何度も
何度も、野田さんの本をよみかえしては 勇気をもらっていまし
た。そして私も43歳の時に妊娠しましたが、9週で流産。
そして現在、45歳のなかばになってしまいました。もうダメなの
だろうか いや、もう少しがんばってみよう 毎日がその繰り返し
です。きっと私と同い歳くらいの方達は、同じような気持ちなので
は、ないでしょうか? 治療も大変だけど 精神的なものが一番大
変ですよね。 どんな事でもそうだと思いますが、不妊治療は そ
れを やった人でなければその大変さは 誰にもわからないと思い
ます。野田さんが ご自身のことを 公にして頂けるというのは
とても勇気のいることだと思います。賛否両論あると思いますが、
私は また何か勇気をもらったような気がしました。
野田様
このたびはおめでとうございます。
以前野田様が書かれた本を読んだものです。
不妊治療はやった人にしか分からりません。
高度治療になればなおさらです。
今回の治療に関しましては賛否両論があると思います。
不妊治療の現在の日本の状況と、それでも子供がほしいと願う女性たちの生の声が皆に届くことを望んでいます。
ご無事な出産をお祈り申し上げます。
野田聖子さん、おめでとうございます!
お子さんは、今、お母さんを信じて お腹の中で少しずつ大きくなっているのでしょうね。
人生の至福の瞬間ですね♪
私達も後に続けるよう、希望を持って頑張りたいと思います。
母子共に健やかな お産でありますよう、心より お祈り申しあげます。
くれぐれも お身体を大切になさって下さいね。
野田聖子さん、心よりおめでとうございます。
きっと素敵な男性に巡り合い、その方の子供を身ごもりたいと思ったんでしょうね。そのような男性と巡り会えて良かったですね。
素敵だと思います。
決意される迄には、何度も話し合いを繰り返しご決断された事と思います。御自身の身体のこと、公の人物で有る事、世論等、配慮しなければならない事がいっぱいあったでしょう。
でも公の人物の前に一人の女性です。
どうぞお体を大事に、元気なお子様を産んでくださいね。
出産までの時間は、身籠った人にしか味わえない時間です。羨ましい限りです。どうぞ、その時間を母になる時間を、充分に味わって下さいね。おめでとうございます。
次回は私の所にbabyが来てくれますように・・・
いつもここでは勉強させていただき、拠り所となってました。
でも書き込むのは初めてです。それだけ野田さんの勇気ある発言に感動しました。
まだまだ閉鎖的なこの日本で卵子提供を公にするのは大変葛藤があったと簡単に想像できます。
でも野田さんの選択はそんな次元をはるかに乗り越え、新たな道を開いたと感じます。
もちろんアメリカで当たり前でも日本では受け入れられない、合わないことは多くあります。ましてや公人。風当たりも相当なものでしょう。一般人のそれよりはるかに大変です。
それでも自分の一度きりの人生、誰に遠慮する必要があるのですか?
ご自分の信念を貫いて堂々と進んでいかれる姿にエールを送ります。
野田さんがお子さんを強く望んでいることを知っていて、心の中で
応援していました。
私自身、30代後半で高度生殖医療を受けました。
子供を望んでも得られない苦痛と言うのは、体験した人でしか得られない・・・自分がそういう状況になって初めて身をもって知りました。
そして、まだまだ生殖医療という分野について偏見や批判が付きまとっており、多くの女性が生殖医療を受けていること、受けたことを周囲に隠しているのが事実です。
このような状況の中で、野田さんが卵子提供によって妊娠したことを公表したのは、とても勇気があると思います。
世間では、応援の声とともに批判もあるようですが、野田さんが選んだ道は、御本人が熟慮を重ねた上のこと。
周りが騒ぐのは筋違いだと感じています。
(そういえば、体外受精が初めて国内で行われたときには同じような批判が飛び交っていたようですね)
今後お母さんになって、議員としても更にご活躍されることを願ってやみません。
で、とにもかくにも妊娠おめでとうございます!
来年の初春には、出産報告をお待ちしていますよ〜
過去にOHSSで入院した時
本当に追い詰められていました。
入院中の病室で、
妊婦さんのように膨れたお腹をさすっていました。
隣室の生まれたばかりの赤ちゃんの泣き声を聞きながら
涙が止まりませんでした。
私の体は、これからどうなるんだろう・・・。
どうしてこんなことになっちゃったんだろう・・・。
誰のどんな言葉も励みにはなりませんでしたが、独り病室で
野田聖子さんの著書を読むことで、心が落ち着きました。
野田さんの本の内容は、時期が違えど私の状況そのものでした。
「少し前まで、野田さんもここで頑張っていたんだ」
そう思うことで、勇気付けられました。
それからずっと、同士のような気持ちでおりました。
どんなことでも賛否両論があります。
有名な方だけに、非難の声ばかりが大きく取り上げられ、
心が傷つくこともあると思います。
でも、人生はその人のもの。他人に邪魔はできません。
皆ひとりひとりに、自分の人生を悔いのないように生きる権利があると思います。
どうぞ今まで以上に自分を信じて、
可愛い赤ちゃんを産んでくださいね。
そして、立派に育てて、世間の酷評を吹き飛ばしてください。
一般人でも大変な不妊治療を、
激務の中、マスコミに追われながら続け、
信念を貫いて実を結んだこと、
本当に想像を超える努力だったと思います。
陰ながら応援しております。
同世代なので、あえて「さん」で呼ばせてください。
素直に私も「おめでとう」と言いたいです。
色々な意見もあるでしょう。お仕事との両立も大変でしょう。ですが今はお体をご自愛ください。
とにかくすごい、の一言です。
精神的にも体力的にも、そして経済的にも、
彼女だからこそできたのかもしれませんが、
しかし、嬉しい出来事だと思います。
本当に、心からエールを送りたいです。
野田さんの不妊治療についての著書「私は産みたい」、
過去にですが、読みました。
彼女の意思の強さに感服しました。
ただ、今もその気持ちを持ち続けて努力されていたことは
知りませんでした。
ようやく授かった命、無事に生まれてくることを
心から願っています。
とてもうらやましいですが、素直におめでとうございますといいたいですね。どれだけ野田さんが、お子さんを望んでいたか見てきていますから。自分も同じ年齢、できれば卵子提供も考えていました。状況的に私は無理ですが・・・。49歳で妊娠は、周囲に卵子提供と分かるとおっしゃる方もいますが、私の周りには自然妊娠の人もいます。統計的には、アラフィフの妊娠では、自然が圧倒的だそうですし。あきらめてはいません。
国会議員だからこそ、ご自身の経験をもとに、不妊治療の保険適用、日本での卵子提供などの道を切り開いて行けるんだと思います。たくさん苦しんでいらしたことを改革につなげてほしいですね。
いつも、高齢出産VOICEを拝見しています。
そして、何度か書き込みもしてきました。
恥ずかしいので、本名ではなかったですけれど。
今回の私のことで、ご意見いろいろありがとうございます。
当然、あたりまえのことではないので、賛否両論あります。
そして、私自身、これが正解だ、とは決して言いません。
一般人であれば公表しなかったかもしれません。
でも、私は、公人と呼ばれ、マスコミに隠し事が出来ない立場なのです。苦渋の選択でした。
不妊、不育の苦しみは当事者しかわかりません。ドクターは技術があっても、心の底までは理解してもらえません。
私は、多くの女性が、疑問を抱かずに持つ希望、家族を持つ、子供を持ち母となる、このことが普通に出来なくて、ずっと苦しんできました。
今の夫との間に養子を得ようにも、年齢の制限等々で無理でした。
幸い、現在の夫の人柄に再婚を決意した私でしたので、自分の血へのこだわりを捨て、卵子提供を選択し、今日にいたりました。
当然、ハイリスクです。すべて覚悟の上です。そこまで、夫とも話しあいました。だから、安易にすすめるつもりはありません。
しかし、国会議員としては、個人の希望を、意味もなく止めることも出来ないと思います。
かつて、法律がなかったいうことで、臓器移植が国内で出来ない、現在も小児患者の多くは、高額の医療費を作り、海外に出ています。
卵子提供も法律の整備がない、という問題があります。このことは責任者として、自己責任のもと、卵子提供を安心して国内で行える環境を作りたいと願っています。
20回程体外受精に挑戦したものです。
年齢(45歳)のことや、治療費等いろいろな理由で、1年前に治療を終えました。
かといって諦められるわけもなく、今は近くのクリニックで細々と普通不妊治療を続けています。
野田さんのニュースを見て、諦めていた「卵子提供」にチャレンジしたくて仕方なくなってしまいました・・・。
彼女が「道を開いてくれた。偏見が少なくなる」と思ったのですが、医師の見方はまた違うようです。
今、クリニックに行ってきました。ドクターが話したことです。(長いです)
「野田さんは国会議員なんだから、ああいうことはやっちゃだめだよ。
50歳という年齢が問題。 自然妊娠が不可能な年齢であるということは、体がもう出産する時期を過ぎているということ。子宮があれば妊娠できるわけではないのには、それなりの理由がある。
とてもリスクの高い出産だから安全にお産をさせるため、多くの医師が動き、彼女を優先するため断られる患者もいるということ。 本人が命をかけて産みたいというのはわかるけど、周りの迷惑する国民のことも考えるべき」との意見。
ちょっと、なるほどな。と思ってしまいました。
以前、このサイトで、50歳ですがママになりたいと言うと、子どもが可哀相だと非難のレスの嵐でした。
諦めてはいませんでしたが、50歳はこのサイトでも受け入れてもらえないのか・・・とひっそりとおとなしくしていました。
野田聖子さんのおかげで、勇気がでました。
私も諦めません。
私もママになる夢を自分で掴み取ろうと思います。
野田さんは、つわりの症状が出てきたのですね。赤ちゃんが元気な証拠。野田さんの体がどんどんママになっていっていますね。
これからの経過も楽しみです。
ありがとうございます。
生まれてくる子供のことを考えると複雑な気持ちです。
卵子提供の事実を誰もが知っていて。
もちろん49歳で妊娠といえば、何も言わなくても卵子提供と
わかってしまいますが。
ご主人は42歳で事実婚の方だとか、
子供の立場がとても不安定に思えてなりません。
国内では認められていない卵子提供・・・
たとえみえみえでも、
公にすべきことではなかったのではないかと
私は思います。
健やかな赤ちゃんを産んでほしいです。それから、これを機会に国内での卵子提供や不妊治療への保険適用などが進んでほしいです。
>ろんさんへ
遺伝子的なつながりがなければ親子になれないということはないと思います。卵子提供が普通であるアメリカでは、そんな「ママ」は沢山います。けして特異ではありません。10ヶ月おなかで育てるうちに、愛情が育つこともあるでしょう。幸せな親子にはいろいろな形があっていいと思います。
教えて下さい。野田さんは49歳で初産ですよね。最近の現場では40代後半で自然分娩は大丈夫なものなのですか?
野田聖子さんの記事をよんで、
本当にやったんだと
自分のことのようにうれしかったです。
野田さんのがんばりをこれからも
応援したいです。
野田さんに近いかたで、
病気で卵巣を摘出した方から
野田さんの努力を聞いていたので
本当にうれしいです。
国内では卵子提供は認められておらず、
50歳で妊娠はやっぱり特異な例だと思いました。
やっぱり自分の卵子での妊娠は
高齢での限界は、変わらないんだなと実感しただけです。
不妊治療している人たちの苦労を世に少しでも知ってもらえる
のではないでしょうか。有難いですよね。
流産しないで欲しいです。
無事出産に至り元気な赤ちゃんが生まれるよう祈っています。
野田さんに感謝です。今朝のニュースを聞いて心がほぐれ勇気をもらいました。
もちろん、自分も続けるかどうかはわかりませんし、自分の年代での妊娠が難しいことには変りません。
でも、嬉しいのはなによりも、高齢妊娠、出産、体外受精、卵子提供などへ向けられやすい、一部に存在する世間の厳しく偏見にみちた、ときには意地が悪いとさえおもえるような意見や認識に対して、すこしでもよい影響力を与えてくれるのではないか、という期待があることです。
そのことは、これから育ってゆく、子供の将来にも影響があると思います。
ご無事のご出産をこころより応援しお祈りしたく思います。
野田さんが、自分の卵子で努力されていた頃もずっと応援していたので、卵子提供の選択をされて妊娠できたことが、自分のことのように嬉しいです。
世間に公表したことで、批判もあびると思いますが、少なくとも私は、これから道を作ってくれようとしている野田さんに感謝と尊敬の思いです。
50歳ママは珍しいけど、可能なのだと世間の人が知ってくれるだけでも嬉しいです。
もし、野田さんがこのサイトを覗くことがあれば伝えたいです。
「おめでとうございます。マタニティライフを楽しんでくださいね!」
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もう見ている方もいらっしゃらないでしょうね。
いま、卵子提供に関するスレッドで「エージェント選び」
についての話題があります。
エージェントの中には、ドナーの情報はすべて破棄するところもあるとか・・・。卵子提供の情報を求めて必死な皆さんの多くにとって、現時点では、生まれたお子さん達がルーツ探しをなさる事態は
想定外なのかもしれません。けれども、せめて、ドナーさんの
情報管理や開示規定をしっかりしているエージェントを
選んで欲しい、と老婆心ながら思うのでした。