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一昨年の秋、KLCで2個採卵し、両方とも胚盤胞になり凍結しました。
翌月、分割速度が速かった方を移植。奇跡的に妊娠でき、無事に出産することが出来ました。
もう1個の卵は、現在もKLCで凍結保存されています。
できることなら、お腹に戻してあげたい・・・と思っています。
でももう「妊娠すること」はできない・・・とも思っています。
現在1年間の出産・育児休暇中で、さらにまた休暇をとりたいとは言えないということです。
間もなく43歳になりますが、せめて30代であれば、2〜3年経ってから移植するのに、などと思ったりもします。
KLC以外での治療も含め、採卵9回、移植7回目の奇跡でした。
だから、これまでの受精卵たちと同様、せめてお腹に戻して流してあげたい気がするのです。
私の横で、奇跡の女の子が、スヤスヤと眠っています。
この子と同じ時に採卵され受精したのに、人の手による選別で、人間として誕生できた子と、単なる卵として廃棄されてしまう子と・・・なんという大きな運命の差なんだろう。
どうせ6回もダメだったんだし、お腹に戻して着床しなければ、私の気持ちの持って行き場もできる・・・。
そんな妄想を持ちつつ、一方で「また奇跡が起こって妊娠できるかも。でも、そうなれば戻れる席はないだろうな」と、現実的な計算をしている自分がいます。
そして、感傷だけでいたずらに移植をすべきでないとも思います。
次回、KLCから凍結保存継続について意思確認の通知が来る時、おそらく「廃棄」をお願いすることになるでしょう。
今現在、治療で苦労されていて、これを読んで不愉快な気持ちになられた方がいらっしゃったら、申し訳ありません。
ただ・・・最高の宝物を手に入れた後に、夢中で続けてきた治療の最後に、こんな「別れ」があったのかという戸惑いを、自分の心の中だけでは上手く整理できなくて、ここに投稿させていただきました。
- 心が少し軽くなりました - ひままま - 2007年03月12日 22:38:56
- よくわかります - はら - 2007年03月12日 13:19:27
- 同じ気持ちです・・・ - ゆう - 2007年03月12日 00:59:42
こんにちは。わたしも現在43歳。昨年、凍結胚盤胞で出産しました。私は、治療暦は短いのですが、短期間で子宮筋腫をとり、その半年後に卵を戻して妊娠してしまったのですが、ずっと体調が悪いままです。klcの院長が二人目が欲しくなるといって無理やり採卵したので、凍結卵がひとつあります。二人目?子宮筋腫の手術をして帝王切開で出産して、体調がいまだ悪くて無理だよ。と思いながら、やはり破棄するのは申し訳ないような気がして、今の子は後から採卵してほうなで、そのおかげで妊娠したのか。それとも、悩む種をつくってしまったのか、たまに二人目なんて年齢とか体のこと考慮して口にすればいいのに!と思いました。私も悩んでます。よくわかります。破棄についてどういうふうに考えればいいのか、悩ましいところです。でも、あの受精卵があったおかげで、まだ次があると思えて気持ちに余裕ができたかもしれません。そう考えれば、二人分の命が今の子かもしれませんよね。
ひまままさんと同じ気持ちでとても今複雑な気持ちです。
私も高齢でやっと子供を授かり、その子供も2歳になりました。男の子のためものすごく元気いっぱいで私は少し疲れ気味です。
私もKLCにもう1個の卵が凍結保存してあります。
この卵をどうしたらいいのかほんとに悩みますよ・・・最初は二人目の子供なんか考えずに治療してきたので、子供が無事生まれてきた後にこんな悩みがあるとは思ってもいませんでした。
産後体の調子が悪く腰痛になったり膝痛があったりで、この痛みが治ったら病院へ迎えに行ってあげようと思っていますが、いまだによくならずやっぱりもう無理かなと思ったりでほんとつらいです。
なんだかうまく言えないけど、元気な息子を見ていると、私たち親がいなくなった時、兄弟がいなかったら寂しい思いをしますよね。
でも無理して二人目を生んでも自分の体の調子が悪くなって子供にかわいそうな思いもさせたくないです。
私もこの悩みまだまだ続きそうです。もうひとつの命そう簡単に廃棄できないですよね・・・
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返信ありがとうございます。
同じような状況で、同じように悩んでいる方たちがいると分かり、少しだけ心の負担が軽くなりました。
○ゆうさんへ
高齢出産のため、子供とあまり長い時間一緒にいられないので、出来れば兄弟を作ってあげたいという気持ち・・・すごく良く分かります。まして、同じ時期に凍結保存された子がいれば、なおさらですよね。
私も、あの子がうまく妊娠できたら、双子のように、この子と仲良くなれるのかな・・・なんて思ったりすることもあります。
○はらさんへ
私も、移植当日に培養士さんから「あなたなら二人目も大丈夫よ」と言われ、「まだ一人も妊娠できていないのに」と思ってしまいました。
妊娠・出産できた今、逆にその言葉がより重みを増して思い出されます。産んであげることができる子を見殺しにしちゃうのかな・・と。
「二人分の命」私もそんな風に思って、今の子を大切に育てていこうと思います。