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夢みたいな話かもしれませんが。
女性が20歳を過ぎたら、保険適応もしくは低価格で、若くて健康なうちに自己卵子を凍結保存する選択ができるようになったらいいなぁ、と。
いまの時代、仕事のタイミングだけでなく、一緒に子供を育てたいという伴侶との出会いが、何歳であるのか、わかりません。
子供を授かりたいと決心したときに、加齢だけでなく、卵巣などに問題が見つかり、妊娠が困難になってしまう、ということもあるでしょう。
「卵子が凍結してあるから私は40代まで妊娠を待っても大丈夫だもん!」ということではないんです。
思春期の頃から、女性のからだについて、そして妊娠や子育てに適している年齢などについて啓蒙を続け、そしてカウンセラーの存在をもっと身近にして様々な疑問に答えていく、という体制作りも同じぐらい重要だと思います。
だれだって、自分の体に無理がかかるような妊娠を望んではいないし、できることなら、自然妊娠したいことでしょう。体力のあるうちに子育てをしたいでしょう。
しかし、人生はままならぬ。
子供を欲しいと望むのは、我が儘ではなく、人間として未来への希望だと思いたい。
将来、医療技術が進んで、卵子凍結、解凍、受精、妊娠の確率が高くなったら、そんな選択を女性ができるようになればいいのに。
そんなことを、ぼんやり夢見ていますが、突拍子もないことなのでしょうか。
- わたしも卵子の凍結保存しています - ゆぅ - 2010年12月18日 02:26:38
- お返事ありがとうございます - evian - 2010年10月 6日 05:27:29
- 同じようなことを考えます!! - kirarincon - 2010年10月 4日 15:59:40
- 私が思うに - バジル - 2010年10月 3日 00:56:32
バジルさま
はい、私も40になって、初めて本気になったクチです。
海外在住で自営なので、休みも思うままにとれず。頭をかすめはしたけれども、バジルさんとまったく同じ感覚で、「(子供が)できなきゃそれでもいいか。仕事辞めたくないし」という時期が長かったです。
親も私に遠慮してか「孫、孫」と言ってこなかったし、夫婦ともに、女性の体についての認識が甘かった。子どもなしのカップル同士で仲良くしたりしていたので、現実を認識していなかったですね。どれだけ悔やんでも、自分が選んだ人生なのだから、しょうがないんですが、でも、もう少し、知識があれば、早めに真剣に考えたと思います。
私の場合は自営なので選択が迫られましたが、会社勤めの方にとっては、たしかに職場環境を整えることが必要なんですよね。
時間がかかるとは思いますが、ワーキングマザーの社内での発言力が強くなり、体制を変えて行けるようになればいいですね。
kirarinkonさま
ご丁寧にありがとうございます。
自分で行動に移されていること、尊敬いたします。
卵子凍結は、まあ、遠い将来、「少子化対策」のため、不妊に嘆く女性の悩みを少しでも軽くする方法はないかなぁ、と想像していたのですが、まだまだ実現するには、難しそうですね。
海外在住なので、日本国内のカウンセラー講座には通えませんが、私たち経験者がなにかできること、考えて行きたいと思います。
どうかお体に気をつけて、お子様と楽しい時間をお過ごし下さいませ。
evianさん、初めまして。
evianさんのお考え、突拍子のないことではありませんよ。
私も同じようなことを常々考えます。
私は現在40歳、先日、運良くIVFで新しい命を授かりました。
でもこれって結果論で、たまたま運が良かっただけと強く思います。
自己卵子(未受精卵)の凍結は、私の通っていた不妊治療専門病院では可能です。
未婚者でも将来の不妊予防のためにセルフバンクとして凍結出来ます。
ただ費用的な問題と、受精率・妊娠率が低下する問題があります。
個人的には、未受精卵凍結の選択肢があるのは良いことだと思いますが、私なら20歳代の時に選択はしないと思います。
やはり費用対効果の点を考えると難しいですね。
今回、二人目まで視野に入れて卵貯金(胚盤胞4つ)をしましたが、これが精一杯です。
また社会の体制作りについては、同感です。
将来子供が欲しいと思うなら、卵には賞味期限があることを知って、自分のライフスタイルを計画することが一番大事だと、学会で専門ドクターが何度も訴えていました。
evianさんのおっしゃるように、晩婚化・晩産化の現代、女性自身が妊娠・出産と年齢について正しい知識を得る機会は必要です。
私は自分自身がIVFの選択をしたことを機に、まずは周囲の友人達からと思い、ことあるごとに自分なりのメッセージを送っています。
合わせて、不妊カウンセラーの資格取得を目指して、マイペースに勉強しています。
医療従事者だけではなく、当事者がカウンセラーとして、次の世代にメッセージを送ることも大切なのではと思っています。
まだどんな形で啓蒙活動が出来るかはわかりませんが、妊活教室を開いたり、講演活動をしたり、また本を出版したりと、ぼんやりながら何が出来るのか模索中です。
いつもこのサイトでいろんな方の考えや思いを読ませて頂いております。
特に野田聖子さんの卵子提供については、賛否両論、今後の課題を含め、議論が活発に交わされていますよね。
議論を深めることも大事ですが、私自身は自分の考えや思いを行動に移し、実行することが一番大事だと思っています。
そうでなければ、社会は何一つ変わっていきません。
一人一人の一歩は小さいかもしれませんが、まずは自分が出来ることからチャレンジしていきたいです。
今週末は不妊カウンセリング学会に参加し、勉強してきます。
evianさんのおっしゃるように、カウンセラーの存在が身近になるように、微力ながら頑張りたいです。
もし良かったら、どなたでも学会に参加でき、資格取得も出来ますので、のぞいてみてください。
「不妊カウンセリング学会」
こちらは、未受精卵凍結についてです。
はらメディカルクリニック 凍結保存
ベビ待ちの全ての方に、一日でも早くコウノトリがやってくることを心から願っております☆
たしか、卵子単独では解凍後の蘇生率が低く、実用化には至っていないのですよね。精子と比べて卵子は複雑でデリケートですね。
卵子凍結ができるのを朗報ととる方も少なくないかもしれません。個人の選択肢が広がるという意味では良いと思うのですが、私は、この国の働く男女のライフワークバランスが改善すればよいのに、と思います。
卵子凍結ができることよりも、若い(より妊娠しやすい)時期に子供を持ちやすい環境づくりが一般的には求められると思います。具体的には、残業をしなくても仕事が終わる、保育園の増設、職住接近、等です。
女性が仕事と育児をもっと両立しやすくなれば、妊娠・出産を後回しにせず、妊娠しやすい時期に子供を持とうという気になれると思うのです。
また女性だけでなく男性も早く家に帰れれば育児参加ができ、共働き夫婦の出産も増えるかもしれません。
今、世代格差とよく言われます。若者達はたとえ正社員であっても年収が低く抑えられています。ということは、結婚しても共働きするでしょう、またはせざるを得ない。2人して働き詰めでは、子供を持ちたくても持てない状況になります。
私自身は、40を過ぎて本格的に子供を望みました。
結婚か仕事か、という迷いは皆無でしたが、子持ち既婚女性が全くといってよいほどいない職場環境でしたので、「(子供が)できなきゃそれでもいいか。仕事辞めたくないし」という時期が長かったです。今思うと、残念です。
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わたしも、30代前半未婚の時に、はらメディカルクリニックで卵子の凍結保存をしました。将来の高齢不妊予防と染色体異常によるリスク発生を少しでも減らしておくのが目的です。
前の方がおっしゃっているように、受精卵と違って凍結保存した卵子は解凍時に壊れやすいため妊娠成功率が低く、そのため多くの卵子を保存しておく必要があるみたいです。
最初、諏訪マタニティークリニックで検討した時は、最低でも20個以上の採卵が必要といわれました。
わたし自身も、はらメディカルでの最初の採卵数が少なかったため、再度の採卵・凍結をするかどうか検討中です。
凍結技術がさらに進展して卵子保存による将来の高齢出産が高い確度で可能になったとしても、高齢出産にともなう母体・胎児の安全リスクが減るわけではないでしょうから、キャリア優先で安易に卵子セルフバンクが流行って欲しくないという気持ちもあります。
また、めでたく高齢で出産するとなると、祖父母も高齢になっているでしょうから、育児と介護の両方が母親の負担になってしまいかねません。
30代半ばの未婚女性が、2〜3年以内に出産の見込みがどうしても立たないという場合に限っての利用にとどめた方がよいのではないかと、個人的には思います。
evianさんのおっしゃるように、10代の頃から出産・育児適齢期のリミットを教育・啓蒙しておくことがとても大切なように思います。
わたしも、かつては、高齢出産ってばくぜんとダメなんだろうなって思っていた程度だったので、ダウン症や若年性アルツハイマーの発症リスク上昇など想像したこともありませんでした。
これらのリスクや不妊率・流産率の増加のことを若い時からもっと知っていればと悔やまれてなりません。
女性がいろいろな選択ができるようになるのは嬉しいことなのですが、選択肢がありすぎて決断できなくなってしまうのもまた困ったことだと感じました。