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今回大阪で痛ましい虐待事件が起こりました。泣き叫ぶ姉弟を暑さで蒸し風呂状態の密室に閉じ込め、水も食料も与えず餓死させてしまったという痛ましい事件です。
48時間以内安全確認という指針があるにもかかわらず、行政機関も機械的で柔軟性に欠ける対応しかしておらず、幼い姉弟は社会からも半ば見殺しにされるという悲惨な結末を迎えてしまいました。
ブログには加害者である母親の深い愛情を示した文章がつづられており、どこでこの母親は変わってしまったのか、今後の捜査の進展を見守る必要がありそうです。
私が今、この事件に思いをはせていることは、幼い姉弟が裸の状態で寄り添い、密室の中で、どのような思いの中で死んでいったのかということ〜このことを想像するたびに私は心が大きく乱れます。
そしてもうひとつは、このような残酷な犯罪行為をなぜ母親は起こせたのかということです。
この事件についての皆さんの思いを聞かせてください。
- しゃびろさま、わたげさま、りらさま、吉野さま、皆さま・・・ - ツバメ号 - 2010年08月29日 02:01:50
- 投稿のすれ違い - ツバメ号 - 2010年08月27日 23:17:47
- 少しづつ、でも頑張りましょう - ツバメ号 - 2010年08月27日 23:12:38
- 児童相談所 - しゃぴろ - 2010年08月27日 20:01:50
- 忘れるということのよさと悪さ - わたげ - 2010年08月27日 13:19:51
- 反省です - ツバメ号 - 2010年08月26日 22:32:20
- 児童虐待を考えること - ツバメ号 - 2010年08月26日 16:19:11
- 深夜勤務者の保育環境 - ツバメ号 - 2010年08月26日 15:32:28
- 厚生労働省 - りら - 2010年08月26日 13:44:02
- ちょっと追加 - ツバメ号 - 2010年08月25日 18:06:51
- 私は通報しました - 匿名B - 2010年08月25日 16:54:17
- 手遅れよりは・・・ - ツバメ号 - 2010年08月25日 16:00:22
- 児童相談所の役割とは - しゃぴろ - 2010年08月25日 13:46:26
- Working Mother Voiceで - まよい - 2010年08月25日 00:41:16
- 保育の環境作り - わたげ - 2010年08月24日 16:54:56
- マンションの隣人のインタビュー - ツバメ号 - 2010年08月23日 17:50:08
- 政党と「虐待防止」について - ツバメ号 - 2010年08月20日 01:46:06
- 具体策、いろいろありそう・・・ - ツバメ号 - 2010年08月18日 12:58:53
- 具体策ってありませんか? - 吉野 - 2010年08月16日 22:58:02
- できることを一つずつ - わたげ - 2010年08月16日 17:52:33
- 天国の2人を想いながら… - 風 - 2010年08月16日 09:56:19
- 署名運動は続いています - ツバメ号 - 2010年08月15日 01:54:42
- 今日 - りお☆ - 2010年08月14日 22:35:07
- ツバメ号さんへ - わたげ - 2010年08月14日 10:23:37
- この気持ちどうしたらいいか - 風 - 2010年08月13日 22:34:38
- 悲しすぎる事件 - スアロキン - 2010年08月13日 14:29:22
- 署名が国会へ提出されますね - ツバメ号 - 2010年08月12日 10:47:19
- つらいです - 桃 - 2010年08月11日 21:26:18
- 沢山の力 - わたげ - 2010年08月11日 13:56:06
- 弱者救済の仕組み - スイートピー - 2010年08月10日 16:37:53
しゃびろさま>すれ違い投稿してしまいました。
ご内容に賛成です。取り急ぎお詫びまで。
みなさまへ>
つい、いっぱい書いてきてしまいましたが、
私は、この数年の虐待事件に驚き泣きながら、
「智樹ちゃん事件」で立ち上がった藤原さんや、
「聖香ちゃん事件」で立ち上がった成田さんの、
署名活動の応援程度しかできなかった者です。
大阪事件にはそれほど衝撃を受けませんでした。
下村容疑者は、二人の子を愛し、二人の子を同時に放棄した。
片方の子だけ何年も虐め続けたわけじゃない。
凄惨な暴力のはけ口にしながら気まぐれに食事を与えていたわけじゃない。
現実逃避した行為は断じて許されないけど、まだ人間らしさを感じる。
・・・そう感じてしまうほど、悲しい虐待事件が続いてます。
悲しすぎる事件の詳細を知って泣かなくてもいい・・・、そういう事件も相当数あるんだという事実は忘れないでくださいませ。
そして、助け出された先にも「恩寵園事件」のような恐ろしい施設内虐待の可能性があり、そうでなくても、心の傷を治しきるには職員の数が足りないです。
今もどこかで追い詰められている子供達と、当時にこの日本に生きている、できることから、少しだけでも頑張ってやっていきませんか。
「虐待をなくすために何をしたら良いか」についの具体案を、
みらいさんの「子供達への虐待をなくすために」スレッドで話し合いませんか?
わたげさまへ>
>忘れてしまいたいと思うこともあって、つい事件についての記事に目を背けたりしていました。でも、その半面忘れられない自分もいます。
お気持ちわかります。私も胃痛になり、悲しい子供達の様子が頭をよぎり、離れてしまいたくなり、・・でも、そうすることもできない。
10月のオレンジリボンのパレードに自分は参加しようと思っています。悼み祈る。ぜめて子達の冥福を祈りたいです。そこで何かお手伝いできることが見つかるかもしれないし。それから地域のボランティアも続けていきます。
水商売という偏見を受けやすい世界で、弱い立場の人たちをかばいながらお仕事されてきたお母様って素敵です。
確かに組合などがないと、雇用者のモラルも一定しないし、仕事仲間の悲しい競争もありますよね。
そこで働く人たちの幼い子供達は、弱者中の弱者。
支援の方法を考えるのは、とても深い意義があると感じます。
お互い頑張りましょう
通報された匿名Bさんの勇気、すばらしいと思います。
命に関わる問題である以上、何より戒めねばならないのは「ことなかれ」で、ツバメ号さんのおっしゃるとおり、命の問題は「仕方なかった」で済まされない話であること、まさしくその通りだと思います。
一方、ツバメ号さんのおっしゃるとおり、児童相談所の役割は第一義的には児童の福祉ですが、それは「家族の構築の手伝い」の観点からなされるものと聞いています。
子どもが実の親に育てられることが、子・親双方にとっての幸せであり、そこにトラブルがあるならトラブルを解決しながら、再構築に向けてがんばりましょう、という立場であると思います。
つまり、児相は、子どもの立場に立つと同時に、親の立場にも寄り添うことが求められています。
そうした立場である人達が、同時に、家に強権的に踏み込んだり、親子を引き離したりするのは非常に微妙で高度な判断、というか彼らにとっての通常の思考とは切り離した思考が求められるわけで、また、親との関係性を難しくするものとなりかねないため、躊躇してしまう、という構造は、私は理解できます。
それは「ことなかれ主義」や親におもねっているからではなく(そういうこともありえましょうが)、強権的な振る舞いをすることで、本来だったら可能であった親との信頼関係を失ってしまいかねない、そのために、結局はさらに親を追い込み、虐待をブラックボックス化してしまいかねない可能性があるからです。
躊躇してしまったり、通報に即座に反応しなかったり、その結果、今回の大阪の事件は悲劇的な結末となりました。報道によれば、そうしたケースは少なからず繰り返されているように感じます。
この結果の痛ましさと責任の所在については真正面から向き合わねばなりませんが、児相を責めるだけでなく、社会としてどうすればこの「躊躇」を改善できるのか、考えていくことも大切だと思います。
私は、ツバメ号さんが追加でご紹介された意見に賛成で、子と親の健全な関係性構築支援と、明らかな虐待疑惑による強制立ち入りとは、行政の当事者を分けるほうがよいのではないか、と感じています。児相は、子と親の関係構築の継続的支援に重心を置き、緊急的な対応は背後関係をよく知らない立場から行うほうが、より躊躇なく踏み切れるのではないでしょうか。
大阪が、消防と連携する試みを行うそうですが、その是非や詳細は不勉強ながら私はよく分かりませんが、児童相談所の強制立ち入り権を強化するよりは、別機関と役割を分化し両者が連携する、というほうが好ましく感じます。
また、私は警察、と安易に書ましたが、警察権の拡大には、やはり慎重に慎重を重ねるべきだと思います。
一方、大多数のお母さんは、一生懸命、お子さんの幸せを考えて子育てされていると思います。
そうした方々が、子育て上の危機・トラブルに直面してしまったときに、母親のみを必要以上に追い詰めたり、孤立化させず、いかにオープンなネットワークを築いていけるか、が、結局は大多数のお子さんの幸せにつながることではないかと思います。
児童相談所は、性善説にたち、子と親の福祉に寄り添う立場であることが好ましいと思います。
ツバメ号さん、書き込みをしてくださること
本当にパワーと知恵と情報を頂いて心から感謝しています。
実は私も事件を追い続ける間、不眠や胃痛になり、夜中に吐いたりしていました。
忘れてしまいたいと思うこともあって、つい事件についての記事に目を背けたりしていました。
でも、その半面忘れられない自分もいます。
水商売を選ぶ人の多くはやはり、幼少期の生い立ちの悪さや学歴などの低さから
進んで選んできた人は少ないと思います。
きれいな接客とは言い難い、とてもシビアな世界だと私は思います。
しかし、私は様々な差別を受けながらも母の職業を後ろめたいとは
思いません。
ただ、
組合などもなく、行政のサービスも受けにくいなかなか目の行きと届かない世界です。
しかしながら、どんな理由があったにせよ、
幼い子供には少なくとも衣食住には困らない
環境を提供してあげたい。
ここで、事件を風化させてはいけない、
強く思います。
ツバメ号さんの具体的な提案を私はじっくり考えてみたいと
思います。
ちょっと冷静に自分のレスを見ていたら、すごい勢いで書き込んでますね。
これでは、スレ主さんは出てこれないかも。
ごめんなさいです。
「仕方がなかった」という言葉が私は嫌いです。
子供の頃、私が暴力にあった時、母は止めてくれなかった。
よく「仕方がなかった」と言っていました。
仕方はあったはずで、「自分が可愛いので逃げてた」んだと思うんですよね。悪い母ではなかったけれど。私もそんなに酷い目にあったわけではないけど。でも、私は、ともかくそう言わないで生きようと思いました。
児童虐待をテーマとすることは、かなり重いことですよね。私は最近体調はやや低下し、また我が子についての心配もあります・・・。
でも、知ってしまった事、見てしまった事があるので、微力でも何かと思っております・・・。
このスレッドを立てた最初の「匿名」さんは「どうしたのかしら?」と私は感じます。命についてのテーマに匿名でスレッドを立て、その後もレスがない。?????
匿名Bさんのお話し、勇気を持つことの大変さ苦しさ。「今回何もしないではいられなかったというのが本音です」という言葉の重み。どうぞ、お隣のお子さんが健やかに育ち、匿名Bさんの心も楽になりますように心からお祈りします。
りらさんの「まず各都道府県に1から2か所でいいので、24時間動ける子供虐待防止センターを作ってほしい」。その通りと思います。
それから、虐待をする親から救い出された子供達の「その後」も、確認していかなければなりませんね。頑張っている施設が多いですが、とんでもない「施設内虐待」もあります。死者や後遺症が残った人達がいます、高校進学を断念させられた人達がいます。
まじめな施設にいても、18歳で単身社会へ出て行く心もとなさ。
家庭に恵まれなかった子達の行く先は、けわしすぎると思います。
わたげさんの「水商売の従業員さんでも、気楽に安心して預けられる保育環境を作るようにどのような働きかけがいいと思われますか?」のお話し、とても重要なテーマと私は感じます。
大阪事件の下村容疑者は、シングルマザーとなって四日市にいた頃は、託児所がついたキャバクラに勤めていて、その頃は良く子供の面倒を見ていたようですね。でも、商売上でのお客の取り合いのシビアさから「彼女は子持ちだ」と店の掲示板に書かれたり噂を立てられたりした。
生い立ち等が恵まれない、自信のない下村容疑者にとって、2児の母であることは誇れることだったと思うのですが、これを否定されたのは、かなり追い詰められたんじゃないかと想像しました。大阪へ行ってからは託児所のないお店に行ったのは、そんな部分もあったのかも。
四日市にいた時に、わたげさんのお母様のように、従業員の家庭環境や親睦に心配りをしている経営者のお店にいたら、その後の展開は大きく変わったのではないでしょうか。
水商売のお店にシングルマザーが多いのは、子供を養いながら女性が働く事はとても大変だからと感じます。それはマザーになっていない人も同じで、水商売には接客の面白さもあると思うけれど、弱者が結果として選択している場合が多いのでは。
また、四日市時代の下村容疑者は、託児所費用が高くて困っていたようですね。24時間の託児所は少なく、しかも値段も高め。
根本は、「弱者がより弱者となる」日本の至らない福祉があると思います。欧州では行政に子供関係の事を頼むと「結婚していますか?、一人ですか?」と聞かれ、何もかもがシングル有利で「結婚しているのがバカらしくなっちゃう」くらいらしいですが、それくらいのハンデキャップつけないと、シングル子育ては辛いんだと思います。
先進国ワーストワンと言う「母子(父子)家庭」への無策。少子化の歯止めで欧州は「シングルでもどんどん産んでください」という体制になり、アジアには地域社会が残っている。日本は国際社会の落ちこぼれで、福祉の無策は長い目で見れば国の競争力低下なのにね。
それはともかく、具体的な策は。
本来、行政が「子供手当」などを平等に渡すより、母子(父子)家庭など事情のある家庭により多く渡し、高額所得者には渡さないようにする。その代わりにそのお金が託児所や教育費に使われるように使用方法に制限をかける。
また、深夜まで預かる託児所へ援助金を出す。という形にすべきだと自分は考えます。
しかし、実際はそうではないので、個人またはグループでできることは。
行政に投書などして問題提起していく。特定の議員の支援会などに訴え、深夜勤務者の保育所整備を議員の公約としてもらう。(スポーツ振興や子宮ガン撲滅と同じように)。がんばれる場合は署名活動をして行政へ持って行く。
地域活動として、知っている深夜託児所に具体的な支援をする(寄付や手伝いetc)。
がんばれる場合は、NPOなどを立ち上げ、深夜託児所への援助とそのための寄付を募る。
また、子供があることが中傷のもとになったり、家庭環境に無関心でいないように、お店のモラルアップをビラなどで配る。心ある経営者が講演会を開く。
私の稚拙な知恵を絞ってこんなところです。うーん、どうだろう、まだありそうな気もします。
厚生労働省のホームページに質問ご意見承り蘭があったので、
私の個人的な要望をメールしました。
民間でも「子供を虐待から守るホットライン」なの活動があるので行政と民間が協力して虐待防止活動に取り組んでほしい。
もっと民間の知恵も借りてほしい。
行政だけで子供を守るのはもう限界だと思う。
まず各都道府県に1から2か所でいいので、24時間動ける子供虐待防止センターを作ってほしい。
今の児童相談所の勤務体制では平日の昼間しか職員がいないところが多く、夜間土曜日曜、祝日、年末年始は児相に連絡が取れない。
24時間体制にしないともう子どもの命を守れないところまできている。
これらのことを実践するための予算をつけるか国に要求してほしい。
このような内容のメールを送りました。
これですべてが変わると思いませんが、今より少しでも子供を守れる体制作りが必要だと思いました。
1番大事なのは子供の虐待に対して関心を持ち続けることだと思います。
日本の児童相談所は、基本路線が「家族の構築の手伝い」なので、アメリカみたいに早期に子供を取り上げることはないと思います。
この「家族の構築・融合」路線の児童相談所の姿勢が、親の「もう虐待をしないという言葉を信じてしまい」、その結果で手遅れになることもありました。
でも同じ組織が「家族の絆作りを手伝う」のと「非常時に引き離す」のは無理じゃないか?という話もあり、では、非常時は警察が対応か?となっています。
でも、勘違いで警察が来たら、もっとショックかも。
行政の健康管理関係の人が「子育ての様子はいかがですか?」と訪問するとソフトかもしれませんね。
それで、会えないとか、訪問拒否とかの場合は次の段階へという感じが良いかも。
でも夜中の大きな悲鳴だったら?
判断って・・・かなり難しいですね。マニュアルとかあったら良いかも。
タイトルのとおりです。
隣家の2歳前後の子どもとその若い両親です。
深夜に子どもを置いて頻繁に出かけて行きます。
両親が出て行った後、その子は起きてきて真っ暗な家の中で泣き叫びながらパパママを探し回っています。
窓やドアを必死で叩いています。
両親が帰ってきたら、今度は暴言(暴力も?)の嵐です。
「ふざけんなこのバーカ」「殺したろか」「うぜーんだよ。消えろ」パパママからの暴言とともにさらに悲鳴のような泣き声。
毎晩のようにこんなことが続いて、頭がおかしくなりそうでした。
胸がドキドキして、オロオロして、毎晩その泣き声が聞こえなくなるまで何時間も眠れません。
暴言は昼間も何度も聞いています。
本当は素っ飛んで行って助けてあげたい。「お願いだからやめてあげて」と言いたい。
でも、顔をあわせれば挨拶する程度の間柄、ママは一応愛想よく、昼間は子どもを遊ばせたりする姿も見えるし、
なにより私も小さな子どもを育てる身です。
あのような暴言を吐く相手に恨まれるようなことになったら、自分はともかく我が子の身に危険がおよぶかも・・・
でも何とかあの子も救いたい。
そして両親も「虐待していること」から救いたい。
悩んだ末、勇気を振り絞って児童相談所へ電話しました。
まず、匿名とするのか、通報者として名のって連絡先を伝え、この件についての経過と対応を継続的に報告してもらうのかを聞かれました。
迷いましたが、通報して終わりと逃げたくなかったですし、少なくともこの件に関しては責任をもってそのお子さんを見守りたいと思い、連絡先を明らかにした上で詳細をお伝えしました。
その後相談所の方から、「当該家庭と面談したいが何度行っても留守もしくは、無施錠でも応答がないなど、困っているので姿を見たらその時にすぐ電話をしてほしい(ただし平日の夜7時ごろまで、夜間は対応不可と言われました)」と頼まれ、一旦は承知しました。
しかし通報だけでも大変な思いでしたことなのに、さらに精神的にものすごく重荷を感じたため、「私はそこまで協力できません。それは児相のお仕事だと思いますので」とお断りしました。
しばらくするとまた連絡があり、「面談が終了しました」ということで、その概要の報告を受けました。
私の通報した内容について、その母親もほぼ認めており、反省している様子だったとのこと。
それからその親子は、ほとんど窓を開けなくなり、私の知る限り、声も聞こえなくなりました。
一応安心はしましたが、逆に内にこもってしまっただけなのではないか、
そしてやはり隣人を傷つけてしまったのではないかと、今もとても苦しいです。
児相からの連絡はそれっきりです。
一応「継続的に様子をみていきます」というお話ではあったのですが・・
今回の担当の方は、とても誠実に真剣に対応してくださったと感じています。
でも、隣家の在宅の有無を連絡してほしいなどというのは、正直堪えました。
児相の方のお話では、やはり昨今の事件を受けて、相談や通報は増加しているそうで、通報内容の信頼性の面からも、強制はできないが匿名ではない通報者が大変ありがたいということでした。
途中何度か担当者に連絡した時も、面談に出かけて留守ということがほとんどでしたし、それだけ一人の担当者のかかえる件数が多く多忙であることがよくわかりました。
以上、私の経験をお話することで、虐待とその通報について考える皆様へ少しでも参考になればと思い、投稿させていただきます。
通報が正しかったのか、もっと外に方法があったかもしれませんし、隣家の親子が今後どうなるのかも、まだまだわかりません。
でも、私も大阪の事件、その他の悲惨な虐待事件の報道を耳にするたびに、憤りとともにそれ以上の「救えなかった」ことへの無力感と、自分もそうした無力な社会を構成する一員であることを痛いほど感じていた一人でしたので、今回何もしないではいられなかったというのが本音です。
どんな親もその子ども達にも、本気で関心をもって手を差し伸べ支えあえる社会をつくる一員でありたい。
個人的には、憎しみからは何も生まれないと思っています。
自己中心的で想像力の欠如したこの世の中に重い重い警告を残してくれた亡くなったお子さんへ、我々一人一人が深く考え、具体的に行動していくことが何より必要と考えます。
こんにちは。
わたげさんの「水商売の従業員さんでも、気楽に安心して預けられる保育環境を作るようにどのような働きかけがいいと思われますか?」というお話、とてもいろいろな課題を含んでいると感じ、稚拙な考えがまだまとまっておりません。
しばし、お返事お待ちくださいね。
まよいさんの「通報すべきかどうか」というお話しに関しては、虐待問題が大きくなった80年代のアメリカで「間違いで通報してしまった場合は謝れるが、通報しないで手遅れになった子供には、もう謝れない」という言葉がスローガンになっていたように思います。
大阪事件の児童相談所(児童センター)の人が、桜子ちゃん楓ちゃんのいるドアの前に来ていながら、周囲に聞き取り調査すらしなかったのは「ご近所関係が難しくなるといけないと思って」です。本当の事件と、勘違いの境を見きわめるのは、なかなか難しいように感じます。長い目で見れば、熟練職員の養成が必要だと感じます。
通報先としては、児童相談所か、かなり危険と感じたら警察かと思います。
今、日本が少し過敏になっているところはあると思いますが、実際、最近の通報の迅速化で、子供達が縛られていたり、骨折していたりという事例も早期発見されて、虐待防止効果は上がっているようです。
もともと日本人は、ためらいがちな性格ですから、今の状態が落ち着けば、それほど通報過多にはならないのでは・・・、と私は思います。
また、このインタビューに出ていたまじめそうな青年が背負って行くだろう「自分は隣室の幼児の悲鳴と死に無関心だった」という「悔やみ」は重いだろうなあ・・・と感じます。
ただ、それよりも前に、隣人同士の何気ない会話や思いやりで様子をもっと配慮しあえれば良いですね。
でも、このWorking Motherのスレ主さんは、ご近所と仲が良いだけに、精神的に辛いようですね。うーん。
二人子育てして、お腹にお子さんがいて、フルタイム働いていらしゃるようで、本当に大変ですよね。気が抜けてガックリしたお気持ちわかります。大きな前提として、女性がそして母が働きにくい社会があるんですよね・・・。
(「理解している人の方が多くて、きっとよく知らない方からの通報でしょう」というご意見に自分は賛成したいです。身重のお母さんが暴力をふるうなんて、知っている方なら思いませんもの。)
やんちゃすぎる男の子をベランダに出したら、通報されてしまったというような事例もあるようです。でも、勘違い通報があっても、本当の虐待が防止され子供が救われれば、そして間違いをされた場合は気にせず、「いやぁ、最近の日本って積極的だねえ」と笑うくらいになれたら(こういう風にカラッと流すのは相当に気持ち的の切り替えが必要と思いつつあえて)、と私は思います。
まよいさんのご意見に共感し、ワーキングマザー・VOICEは初めて拝見させていただきました。
子どもの命は何をもってしてでも守られるべき、という気持ちに迷いはありませんが
その一方で、こうした風潮の中で、一方の当事者である母親の方々が必要以上に追い詰められることのないようにしなければいけないのではないか、と感じています。
ケン・ローチ監督の「レディバード・レディバード」で、若く未熟な母親が、児童福祉の名のもとに子どもをとりあげられる悲劇が描かれています。
もちろん、ケン・ローチ監督は「公権力と闘う」側の人であるし、彼の見解は一つの側面を示したものであって、何が何でも未熟な母親から子どもを引き離すのが否、ということではありません。引き離すことが必要な場面は当然あると思います。
しかし、「通報」という形式が、母親に「罪人」の烙印を安易に押してしまいかねない行為であることにも、配慮が必要だと思います。
もちろん、配慮のあげくに、子どもを死なしてしまっては元も子もありませんので、原則、「疑わしきは行動」は必要です。
が、「通報」が万能の解決薬ではない、ということも私たちはよく考える必要があると思います。
子どもの泣き声→母親の悪→虐待→「通報」 という図式ばかりではなく、
世の中には育てにくい子がいる(あるいは子育てにはそういった時期がある)→困っているお母さんに周囲が気づいた→行政が先頭にたってヘルプ といった図式もしっかり作り上げていかないと、母親ばかりが追い詰められます。
一つの考え方として、警察と児童相談所との役割を明確に分化することが必要と感じます。
市役所に通報されてしまった方がショックを受け、投稿されています。
また、その方を励ますために「大丈夫!気にしないで」「どんな人が通報したのか?きっと近しい人じゃない」というニュアンスの返信がされています。
そのやりとりを読むと、フクザツな気持ちになります。
当然、大阪の虐待事件(ネグレクト)とは、まったく性質が異なる状況なのですが、Working Mother でのやりとりを読んでいる限り、安易に「通報」してはいけないのかなという気持ちになってしまいます。
昨今の虐待事件を見聞きすると、軽微なことでも気になったら、どんどん通報した方が事件を未然に防げる気がします。
でも実際に、それで傷つく母親がいる・・・。
ツバメ号さんが書かれている「隣人インタビュー」の番組は、私も見ました。予想以上に若い方で驚きました。
隣人であった若い彼のコメントを聞き、確信したのは「通報する側にも相当な勇気が必要」ということです。
ご本人は無関心だったことを悔いていましたが、それ以上に「億劫」だったのではないかと推測します。
どこに、どうやって伝えれば良いのか。
それをクリアして、実際に通報した勇気・行動力のある方がいたのに、間に合わなかった。
全ては結果論ではあるのですが、行動はどのタイミングで起こせば良いのでしょうか。
Working Mother Voice でのやり取りを読んで、ゆらいでいます。
ツバメ号さん、いろいろとアドバイスをありがとうございます。
とても感謝しています。
楓桜会ができたと聞いて、うれしいやら悲しいやら
複雑な気持ちです。
私の母は所謂水商売といわれる、クラブを32年間経営していました。
確かに従業員の方はシングルマザーが多かったです。
育てられない人は乳児院に預けて働いていました。
母は積極的に従業員の人の家庭環境に配慮して、
声かけをしていました。
また、季節ごとに旅行にいったりして親睦をはかっていました。
今回の事件でさまざまな観点から対策できると思いますが、
夜の商売をする女性にとって、24時間保育もしくは
深夜まで預かってもらえる保育環境を作ることも重要だと思います。
水商売の従業員さんでも、気楽に安心して預けられる保育環境を
作るようにどのような働きかけがいいと思われますか?
この前、報道特集で、この事件の隣部屋に住んでいた人が、インタビューに答えていました。
優しそうな青年で、「泣き声や臭いが変だと思っていたが、隣で何が起きているか想像できなかった。そんな自分の無関心が悔やみきれない」と。忘れないために少しでもと何かしたいと、自治会運動「桜楓会」を作ったそうです。
あえて画面に顔を出し語っている姿に、その瞳の奥の悲しさに、彼の「無念」の大きさが感じられました。
今の社会の、少しづつの歯車の狂いが、結果としてこの大きな悲劇を生んだように思えてなりませんでした。
(私が連続投稿しておりすいません。)
皆でこの事件を忘れないようにいたしましょう。そして他の事件で亡くなった子供達のことも。
これまでに、ここのスレッドで話し合われてきた内容から「忘れないで、何か一歩」。
まず、近所の人への一声、関心を持ち合う。
さらに進められる人は、町内会、マンション自治会活動などで、地域の子どもの様子がわかるように働きかける。
虐待防止の市民活動などの支援をする。
「児童虐待防止全国ネットワーク」「オレンジリボン運動」「児童虐待の防止に向けた体制強化を求める署名」「ひまわり署名プロジェクト」などなど。
地域の乳児院などのボランティアもあります。
また、行政の人出や予算が、虐待防止やシングルマザー(ファーザー)、被虐待児の成長の支援に沢山回るよう、注視していく。
さらに進められる人は、投書なども積極的に行う。
他にアイディアがあったら、書いてくださいませね。
(たびたびの投稿で、しつこいなと思われたらごめんなさいです。)
一歩ずつ変えていきましょう。
民主党は、児童虐待が疑われる場合の、児童相談所と警察の「強制家庭介入」について「裁判所の手続きが必要」と主張しました。それが、ドア一枚を開けるのに手間がかかる状態を招き、虐待防止のスピードを遅らせている部分もあるかもしれない。
しかし、過去には、民主党が「児童虐待防止法」の制定に積極的で、自民党がそれに及び腰でした。平成12年、民主党などの押しで「児童虐待防止法」は可決されました。
なので、今、どの政党が児童虐待防止に積極的か、早急に決めてしまうのは良くないと感じます。
私は、「親権の一時停止」を可能とし、「親権から懲戒権(子を罰する権利)」を取りのぞく、という、民法の改正が、虐待防止に有効なのではと感じます。
今の法律の状態では、例えば虐待が疑わしい怪我で、子どもが入院していても、親は好きなときに退院させて家につれて帰ってしまうことができます(実際に例があるようです)。それを恐れた看護師さんが、例えば自宅に子どもを避難させたら、「誘拐罪」になってしまいます。
この大きすぎる「親権」を見直した方が良いと感じます。
少し、話題がそれてすいません。
「児童虐待防止全国ネットワーク」が、児童虐待防止法強化のための活動をしているようです。(賛助会員も募集しています)
吉野さま>町内会長と話し合い、地域の乳幼児の名簿作りをしてプレゼントをわたす、すごく素敵な活動ですね。私は、その活動はとても大きな意味をもつと感じます。
それに風俗に従事する人たちは、シングルマザーも多いだろうし、託児室のこや健康のこととかで悩んでいる人もいそうですよね。
私がちょっとづつだけど続けていることは、前に少し書かせていただいた、地域の乳児院、児童養護施設のボランティアなんです。
多くの子ども達が施設で暮らしていて、そして施設は慢性的な人手不足で(そもそも国が設定している保母さんの数が少なすぎるので)、少しばかりだけどその助けになればと。
そして18歳になれば(高校に進学しないと15歳で)、子供達は施設から出て援助の制度もなく一人で社会を生きて行かなきゃならない。社会の弱者になりがち。なので、将来、彼らが相談できる先としての「知り合いのオバサン」の一人くらいになれたらいいなあ・・・と。
それと恐ろしいことだけど、施設内で職員による虐待で子どもが亡くなった例もあって、施設にボランティアなどで外部の人が行き来する習慣を増やしたいというのもあります。
でも、それは今、家庭で起きている虐待問題に対する解決策にはならないです。
自分としては、働きながら子育てしつつ、ちょっとのボランティアだけど長く続けて、今は署名活動を少しばかりだけど応援する。近所の人たちに声かけをつとめる、これが現在の自分のキャパシティいっぱいかも・・・と思っています。
なので、地域社会の活性化等が有効と思いつつ、頭がまわらないです。すいません・・・。色々な具体策があると思うのだけど。
例えば回覧板がまわっているだけでも、地域のつながりは違うと思うんだけど。
私は産後ウツの時に、実家には帰れず、でも近所のお母さん達にずいぶん助けていただいて、もしあの時にご近所関係が希薄な場所に住んでいたら・・と考えるとちょっと怖いです。
このテーマの投稿ずっと拝読しています。
言葉で言い表せないほどの衝撃を受けました。
同じ気持ちでいる方が多くいらしてうれしいと思いました。
そして幼児虐待死がこんなに多いなんて悲しみ以上の感情を抱きました。
何かしなければ。。。でも何をしたら??そう思う毎日です。
こちらの掲示板でその糸口が見出せるかと毎日拝読してきましたがどうなのでしょう。
せっかく多くの方の知恵が集まる場所なのに涼しい部屋でクリック一つの署名しか出来ることってないのでしょうか?もちろんそれは大切なのことでしょうが自分が直接 今苦しい想いをしている子供を救い出すお手伝いは出来ないのだろうか これじゃあ興味本位で井戸端会議してる人と同じなのでは?と苛立ちにも似た気持ちでいます。
何をどう行動したら分からなくて とりあえず町内会長に掛け合い このような事態が隣近所で起こらぬように今まで名簿作成などの経緯のない乳幼児(幼稚園以上は子供会があり把握できているので)名簿を作ることになりました。そして子供の日とクリスマスに町内からのプレゼントを「直接」手渡しすることによって子供達の元気な姿を見守ろうということになりました。
今回の事件が風俗嬢の起こしたことということもあり繁華街で「育児で困ってませんか?」というチラシも配っている最中です。
でも ホント手探りの活動で本当は無意味なのかもしれません。
でも何かせずにはいられない そう思っています。
同じように思ってる方っていませんか?
是非どのような活動をされているかお教えください。
このような事件が今後二度と 二度と起こらぬよう願っています。
ツバメ号さん、さっそく2つの署名をしました。
ネットでできることを教えてくださり本当にありがとうございます。
風さんのおっしゃる通り、ブログを読ませてもらう限り、
とても身勝手な生き方をしてこられたのだと感じました。
どんな生い立ちがあったにせよ、
本能として命を守るのが人としての役目だと思います。
アエラという雑誌に書いてありましたが、児童福祉センターの職員は心身ともに疲れていて、
不眠になったりすることも多く、それゆえ、虐待される人もする人も非人格化して見ていると書いてありました。
アメリカにすべて右ならえはよくないですが、
アメリカのように、虐待を疑ったら一般すぐに保護できる
システムを作ることが優先かと思います。
二人が苦しんだ事を無駄にしないためにも
一つずつやって行きたいと思います。
りお☆さん、その歌聞いたらたまりませんね。そんな人間が当たり前にしてることが桜子ちゃん、楓ちゃんには出来なかったなんて切ないですよね。
私も桜子ちゃん、楓ちゃんの写真を見ています。見たからこそたまらないんです。
>>ちゃんと清潔なかわいい子供服をきて、笑顔いっぱいの姉弟でした。前に写っている楓ちゃんは、ぷくぷくした元気な赤ちゃんそのものでした。
風さん、2人は短い人生の中で楽しいときは確かにあったのです。
それが、ママは変わってしまった...<<
果たしてママは変わってしまったのでしょうか?
彼女が以前、ブログで子供に対する愛情表現をしていましたがどなたかもおっしゃっていたようにもともとブログは他人が読むこと前提で書くものです。以前は子供を心からかわいがっていたけど離婚、仕事の苦労、諸々があり次第に彼女の我が子に対する想いが変わっていったとは到底思えないのです。以前から彼女の奥底にはこの事件を引き起こす要因がそなわっていたのではないでしょうか?必ずしもブログであのように言っていたのだから以前は子供を愛していた…、写真の2人があの瞬間笑っているから幸せだったとは言えないと思うのです。
ツバメ号さん、何度も通報した方がいらしたのですね。そこまでされたのに2人を助けることが出来なかったその方の無念さ、お察しします。
桜子ちゃん、楓ちゃんの死を無駄にせず、病んだ世の中を変えていけるよう勇気を持って行動して行きたいです。桜子ちゃん、楓ちゃん、みていてね。みんながんばるからね。
こちらのスレッドの主さん(匿名さん)が登場されないので、引き続き、自分がしゃしゃり出てレスしてます。
署名運動は引き続き、署名を集めて続けています。9月に提出されるのは第一回分だそうです。
私が知っているのは「ひまわり署名プロジェクト」と「児童虐待の防止に向けた体制強化を求める署名」(こちらの方は厳罰化よりも体制強化をトップに掲げています)とです。
風さんや皆様がおっしゃるように、「世の中間違っている」と思います。犯人である母が一番悪いのは当然としても、周囲も無関心すぎると思います。祖父母、地域社会、そして児童相談所も。
ドアひとつ向こうの、桜子ちゃん楓ちゃんが生きていて悲鳴のように助けを呼んでいる時にはずっと答えなかった・・・。そして亡くなって異臭になったら対応した。こんな無情な世の中に私達は暮らしているんですよね。
ただ一人、何度も通報した人が、明け方の実際に泣き声が聞こえる時に24時間ホットラインに連絡したら、出たのは専門家ではなく守衛の人だった。「国民に通報の義務化」を言いながら国は何をしているのでしょう。
「このただ一人通報し続けた人」は、悲惨な結果を知って「助けてあげられなかった」と泣き崩れていそうで、本当に気の毒と思います。
たぶん精神が破綻していただろう母に、洗濯機に入れて回されたり、書けないような悲惨な虐待を受けて亡くなってしまった萌音ちゃん(5歳)、近隣やアザや傷を見ている託児室から通報があったのに、児童相談所は「緊急性なし」として母親に口頭注意したのみだった。頭がおかしい人に口頭注意で問題が解決するわけないでしょう。
子どもの命を守る役目ももつ児童相談所が、数年で人事入れ替えなんてして、素人同然の担当者がいるのって何故なんでしょう? 反省の言葉などもういいから、手遅れになった事例は、行政の担当者と責任者の名前と写真を公表すべきと思います。
民主党などが、戦中の言論弾圧のトラウマか、警察の家庭介入に及び腰なのもいけないと思います。私は長い与党を経て癒着が多くなっていた自民党から政権交代したことは良いと思っていますが、すでに新聞各社で「児童虐待」の扱い方のトーンが違うのを見ると、「この問題を与野党の思想の谷間に置く気なの!バカバカバカ!」と叫びたくなります。
私も今回の桜子ちゃん、楓ちゃん事件には尋常ならぬ衝撃を受け、何かにつけて思い起こされるような感じです。
今日6歳の息子とカラオケにいったら、息子が「にんげんっていいな」という歌を元気いっぱい歌っていたのですが、その歌詞が
いいないいな
にんげんっていいな
おいしいおやつにほかほかごはん
子供の帰りを待ってるだろな
ぼくも帰ろ お家へ帰ろ
......
いいないいな
にんげんっていいな
みんなでなかよくポチャポチャおふろ
あったかいふとんで眠るんだろな
ぼくも帰ろ お家へ帰ろ
のような内容で、2人の幼子のことを思わずにいられませんでした。
「あったかいふとんで眠るんだろな」というところに、こどものあたりまえのしあわせが凝縮されている気がして、その対極にいた2人にそれをあげたかった
そして、同じ今日、たまたま本屋でアエラを目にしたら、桜子ちゃん、楓ちゃんの写真が...
ちゃんと清潔なかわいい子供服をきて、笑顔いっぱいの姉弟でした。前に写っている楓ちゃんは、ぷくぷくした元気な赤ちゃんそのものでした。
風さん、2人は短い人生の中で楽しいときは確かにあったのです。
それが、ママは変わってしまった...
マンションの玄関にはあふれるお供えの飲み物など...
涙が出ました
再び風さん、
>桜子ちゃん、楓ちゃん、あなたたちは間違った世の中、人間を正すことを教えてくれました。
私もほんとにそう思います
どうか天国で、やすらかに笑顔で遊んでいますように
署名活動がされていたんですね。
私も是非参加したかったです。
それにしても民主党の考えも許せませんが、
日常にはない、子供の異常な泣き声に
何故聞こえていた近所の住人は反応しなかったのか?
今でもそれだけが心に残り、
冥福を祈ってあげたくてもあげられません。
「Nobbody knows」という映画も同じような状況でしたね。
6歳くらいになっていれば「誰か助けて」って言えたのかもと
悔しくて、涙が止まりません。
私も3人(8,6,3歳)の子供がいますが、
育児は一人ではできません、周りの人々に助けられながら
なんとかやっています。
どんな生い立ちであったにせよ、本人のとった行動は許されるものではありませんし、
両親や風俗店のオーナー、マンションの管理者、そして、近所の住人、周りの無責任すぎる大人たちは、
この事実を絶対に忘れてほしくないです。
日がたつにつれこの事件に対する報道も少なくなり世間から忘れられれていくような気がしますが逆に私の中では時がたつにつれますます辛く心に重く圧し掛かってきます。
なぜあの幼い桜子ちゃんと楓ちゃんがあるだけの知恵を振り絞りインターホンを使い“ママーママー”と叫び外に助けを求めていたにもかかわらず2人を助けることが出来なかったのか…。
その叫びはすでに尋常ではなかったのに…。
まちがいだったらそれでいいので叫びを聞いたらその時、その場に警察を呼ぶことは出来なかったのでしょうか?“異臭がする”の通報後はなぜすぐに踏み込めたのでしょうか?まだ2人が生きているうちに踏み込んでくれていたら、桜子ちゃん、楓ちゃんは未来をもってこの世に存在していたはずなのに…。
無念だったでしょうね。最後の最後までママが戻ってくると信じていたでしょうね。
2人の寂しさ、苦しみを考えれば考えるほど胸が張り裂けそうです。辛すぎます。桜子ちゃんはおねえちゃんといえどもまだ3歳になったばかりでした。それなのに自らも苦しい中、弟の楓ちゃんのことを気遣いなんとも頼もしい3才でした。
2人は短い人生の中で果たして楽しいことがあったのでしょうか?
子供らしく外で遊ぶことなんてほとんどなかったのでしょうね。
長い間、外気を吸う事すら出来ず、明かりのない、蒸し風呂のようなごみの山の中に閉じ込められ、何ヶ月もオムツも替えてもらえない状態で過ごさなければならなかったなんて惨すぎます。ちょとしたオムツかぶれでさえも小さな子供にとっては辛いはずです。
また理解できないのはなぜ子供の父親、まだ40歳代の祖父母たちは自分の子供、孫たちについてそこまで無関心でいられたのでしょうか?父親は離婚後、子供たちと会ったことはなかったのでしょうか?祖父母も連絡が取れないでいたらどうにか連絡つけようとしないでしょうか、普通だったら…???
私もツバメ号さんのご紹介によりひまわりプロジェクトに即、署名しました。虐待をなくすための出来ることをやって行きたいです。
桜子ちゃん、楓ちゃん、あなたたちは間違った世の中、人間を正すことを教えてくれました。ありがとう。
大阪の事件はあまりにもショックでした。きっと桜子ちゃん、楓君は仲良し姉弟だったのでしょうね。
私は23歳の娘、28歳の娘婿、3歳の孫娘、2歳と6ヶ月の二人の孫息子と同居しています。上の二人の孫たちは、時にはたたきあいも噛みつきあいもしますが、いつも仲良くあそんでます。私がわざと一人にだけお菓子をやってみたら、必ずもう一人を呼びに行くか、こっそり分けてたりします。先に食べちゃった弟が姉の食べようとすることもありますけどね。二人とも自分もまだ赤ちゃんのようなものなのに、末っ子の弟を抱っこしたがり、世話したがります。末っ子はそんな姉兄といつでも一緒に遊びたいのか、3ヶ月足らずで寝返りし、4ヶ月でハイハイをはじめ、6ヶ月になる前から、まだお座りのほうが十分にできないのに、重ねた座布団に手をかけ、立ち上がろうとします。母親である娘は「そんなに急いで大きくならないでよ〜」とつぶやいてます。
娘は同い年である容疑者に、どうしてこんなことするのか信じられないと激しい憤りを感じています。でも、私は実は容疑者を哀れにこそ思いますが、憤りの矛先はむしろ行政の対応に向かいます。ほんとにお役所仕事なんだなと思います。誰か、不法侵入の罪を犯してでも、未成年者略取の嫌疑をかけられるのを覚悟してでも、そこに立ち入ることができなかったのでしょうか?
娘は家事に、育児に、勤務時間の不規則な夫の世話に疲れ、時々うつろな目をすることがあります。本人は気づいていないでしょうが。下村容疑者はたしかに極端にひどいですが、若い母親がすべてを投げ出したくなることがあっても不思議はないと思います。私も病院勤務で忙しいのですが、できるだけ娘をサポートするよう努力しています。休みには孫たちの面倒を引き受け、娘を夫や友人たちと外出させてやります。
私がかつて、母に子供たちを預けて仕事に出だしたとき、母の自由な時間を奪うことが申し訳なく思っていたら、母に言われました。「私にできることはするから。そして、お返しなんて考えなくていいから。そのかわり、この子たちが親になって困った時には、あなたが孫の面倒をみたりして助けてあげなさい。」
今も健在な私の両親は時には、私の休みの都合がつかないときに、ひ孫の面倒も見てくれます。
そんな母もかつて私が4歳のときに心を病んでいました。私にカーテンを巻きつけながら、すべて消えてなくなればいいと思ったそうです。実は私はそのとき、母がカーテンを巻いて遊んでくれた思っていました。大人になって事実を聞かされてもなお、楽しかった思い出として心に刻まれているほどです。母はその後しばらく入院し、私と妹は祖母(母の母)に伴われ、父の実家へと預けられました。
誰だって、心を常に正常に保つのはたいへんなのです。だから、周りがサポートしなくてはならない、ときには強制的に介入しなければならないと思います。
長くなってしまい申し訳ありません。
今はただ、桜子ちゃん、楓君のご冥福をお祈りするばかりです。
こんにちは。私は昨晩知ったのですが「虐待致死傷罪制定及び虐待防止社会に向けての請願署名」(ひまわり署名プロジェクト)がもう一つの署名運動と合流して10万人を突破し、9月に国会に提出されるようです。これが一つの突破口となると良いですね。
この運動は虐待防止へのひとつの取り組み方であり、他にもいろいろな方法があると思います。
わたげさん、スイトピーさんのお話しのように、「自分ができることから、そして、みんなの力が集まることで大きな力になると信じて」、虐待問題を「少数の悪魔が行う特異な事件」としないで、見つめ続け、少しづつでも行動していきたいと、私も思っています。
わたげさん>私のつたない知識と論でも、お役に立てて嬉しいです。
(ところで、このスレッドの主(匿名)さんは、どなたなんでしょう?)
餓死事件の加害者が
「子供を一週間放置したら、いつもするのに
ハイタッチしてこなかった。衰弱していた。
子供は私を恨んでいると思う」と供述したそうです。
こんな親でも帰ってきたら喜んでハイタッチをして迎えていて・・
そしておそらく母親を恨みながら死んでいったのではなく、
ただただ会いたくて会いたくてたまらなくて死んで
いったのだと思います。
どうしてもっと児童相談所の人たちが親身に
なってあげられなかったのか、
「ピンポン」したり、メモしただけで帰ってくるなんて誰でも
できますよ。
そして、児童相談所が強制立ち入りできる権限の
法案の制定の邪魔をしたのは民主党。
そのとき法案が通っていれば、この子達は
死なずにすんだのかと思うと
悲しくてつらくてくやしいです。
記事に対するみなさんの情報を読んでとても参考になりました。
今までどうやって虐待の抱える問題に
対応していこうか悩んでいたのですが、
光が見えてきました。
自分ができることから、
そして、みんなの力が集まることで大きな力になると
信じてやっていこうと思います。
ツバメ号さんありがとうございます。
子供は絶対的な弱者ですが、虐待加害者の親も社会的に弱者のケースが少なくないと思います。
大阪の事件にしても離婚した23歳のシングルマザーが生活していくためには、キャバクラか、そこで働けなくなったら短時間で稼げる風俗で働くしか選択肢がなかったのでしょう。
このようなシングルマザーを救済する経済的支援は必要かと思います。
ホスト遊びにはまってしまったとのことですが、肉体的に過酷で精神的にも自尊心を損なうような労働の毎日で、唯一心の拠り所となったのがホストと過ごすことだったのだろうと想像できます。相手は女性の心を操るプロですから。
虐待される子供を救済するには、虐待が確認でなく懸念される段階で即時に親と子供を引き離せるよう法的整備をすること。それに伴う通報は匿名であっても良いとすること(逆恨みを恐れて、通報できないということもあると思うので)。
望まない妊娠で親になってしまう人、親になったものの途中でちゃんと育てられなくなってしまう人、理想論は置いておいて、そういう人が存在してしまう現実に沿った児童福祉が必要なのだと思います。
どの子どもも生みの親に愛されますように、そしてその当たり前の願いもかなわない子供は育ての親に愛されて成長できますようにと思います。
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皆さまで、ここまで色々お話しを重ねてきたので、「虐待防止のため、今なにができるか?」を、少しまとめてみませんか。
何か市民運動を起こそうというようなパワーなんて自分にはないんですが(すいません)。
ともかく最初は、近所への気配りや声かけから。
その声のかけ方などどうしたらいいか。
どのような時に通報はすべきか。
地域社会で何ができるか。
行政に投書等で訴えるなら、今、何が一番必要とされていて、何をどこに頼んでいくべきか?などなど。
「子ども虐待防止のためにできる一歩を話し合いませんか」の新スレッドを立ち上げました。宜しかったら来て下さいね。
(しゃびろさんがお話しされた、児童相談所の役割、改善のために必要な事、「親子関係性構築支援」と「強制立ち入り」分化について、そちらでレスさせてくださいませ)