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高齢出産VOICE

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【妊娠出産】クアトロの結果+胎児の首の後ろの厚み
かずっち -- 2009年06月10日 15:48:44

初めまして。皆様のご意見とお教えを伺いたく投稿しました。

現在39歳、妊娠週は16週です。フランスに在住しており、同じ様な判断のされ方をしている国に在住の方、こうした方法をご存知の方、どうぞお教えください。

昨日病院から電話があり、「トリソミーの確率を調べる血液検査(仏はトリプルマーカーなのかクアトロテストなのかどちらか分かりません)の結果が1/150です。この数値だと陽性になります(仏では1/250が境界とされています)。けれどもエコグラフィーの写真、特に首の後ろの厚さ(私の場合1,8ミリでした)との総合判断の確率だと1/552になり、陰性になります。従って、羊水検査をお薦めはしませんが、はっきりと胎児にトリソミーがあるかどうか知りたければ、羊水検査を受けてください、と言われました。

どうも2年前だと、血液検査で陽性だった場合は羊水検査を薦められるそうですが、フランスでの羊水検査で流産などを起こす確率が1/150ということで、総合判断(血液検査+首の後ろの厚み)で1/250より確立の低い人には羊水検査を薦めないようにしている、との説明でした。

私が疑問なのは、こうした血液検査結果と首の後ろの厚さの総合判断で確率を割り出されているところはあるのでしょうか?これは血液検査の結果だけを参考にするのとどういった違いがあるのでしょうか。150から552の数字の変化をどう捉えていいのか分からず悩んでいます。数日中には羊水検査を行うかどうか決断を迫られています。

どうか皆様のご意見お聞かせいただければ本当に助かります。


近所の国です
匿名 -- 2009年06月13日 23:23:02

  私も近所の国に住んでいます。
12週の時にNTと血液検査をして年齢との合わせた計算の結果染色体異常や奇形などの確率をだすテストをしました。
その時の首の浮腫は2.7mm 
2.5mmから3.00mm異常だと可能性ありとなるので微妙な数値でした。
結果血液検査(PAPP-AとFree β-HCG)の結果も良くなかったようで震えが止まらないような検査結果10分の1がでました。
トリプル・クワトロテストより異常を発見する率が高いようです。
異常が出た場合80%くらい信憑性があると。

元々羊水検査をするつもりはありませんでしたが
この結果を聞いて一瞬で検査する気持ちに変ってしまいました。
羊水検査はこちらの医者は物凄く数をこなしているので安心して受ける事ができたし、実際やってみてこれなら大丈夫なテストだなと思えました。
13,18,21トリソミーの結果は1週間後に出してくれ、残りの詳細は3週間後でした。
結果羊水テストでわかる染色体異常はなくほっとしました。

心配で出産まで過ごすのと、心構えがあって過ごすのでは違うので羊水検査をして良かったと思っています。
トリプル・クワトロテストの結果だったら私は羊水検査をしないとおもいます。
不確かなので。
もし12週のFirst Trimester Screeningの結果だったら私は羊水検査します。

実際私の場合12週のFirst Trimester Screeningでダウン症確率が1/10とでて羊水検査で染色体異常がありませんでしたが
その2週間後19週に詳細胎児エコーで生まれても生きていけない心奇形がみつかりました。
来週お腹の子とお別れです。

羊水検査をしない場合(染色体の異常をはっきりさせない)は18,19週にもなれば胎児の詳しい状態がエコーで調べられるので(医者は19週が一番みやすいと言っていました)
エコーの時に心臓に4つちゃんと部屋がありますか?
とか脳は各パーツのmm数なども正常範囲ですか?
内臓の見えるべきものはあるか?
お腹や胸、首のむくみはどうかとか
羊水の量は大丈夫か?
唇は割れてないかとか前もって胎児スクリーンの検査項目を調べて質問ぜめで見落としされないようにすればいいと思います。

すみません。
私の場合とちょっとケースが違いすぎますが
今現実に起こっていることなので参考になれば。

ご回答ありがとうございます。
かずっち -- 2009年06月12日 18:39:35

  チャイさん、Q&Qさん、ちこさん、ご丁寧な回答ありがとうございます。

主人と相談し、チャイさんのおっしゃる通り再度羊水検査を受けるまでにセカンドオピニオンとして再度18週くらいでエコグラフィーをしてくださる病院も探しましたが、その前に再度病院側と詳しく話そうということで昨日主治医の先生にお会いしました。先生の話された内容(こちらが詳しく聞きたがるので少しとまどっておられましたが)はQ&Qさんのご説明通りで以下のようなものでした。

血液中の成分のいくつかのマーカーの数値+年齢+エコグラフィーの結果を総合して最終的な確率を出すのは、そのほうが血液検査だけより信頼性のある確率を出すためだそうです。そして私の場合血液検査の結果が1/150になったのは、年齢加算の結果だそうで、血液検査の数値自体は問題がなかったそうです(もし私が35歳であったら何の問題も無く陰性だったといわれました)。従って病院側としては問題があるとは考えていないものの、あくまで確率の問題であって絶対に大丈夫とは言えず、38歳以上の妊婦(フランスでは38歳以上の妊婦は羊水検査が無料になります)ということで、夫婦の決定に任せます。という回答でした。

その後、かかりつけの医者にもこの血液検査の話をし、エコグラフィーの結果を見せると、羊水検査を受ける必要はないように思う。数値が1/150となったのは年齢加算からだと同じ判断をなされました。そして産婦人科(とくに産科)は裁判になる症例がかなり多く、出来る限り病院側が問題を被らないように患者に説明をする傾向があるからね。とおっしゃいました。

その後主人と相談し、羊水検査は受けないことにしました。仏では20週から23週の胎児の診断を行うエコグラフィーの専門医によってかなり徹底的に胎児に問題がないか調べます。其の検査で元気な赤ちゃんに会えるよう祈って毎日を過ごす事にしました。

回答を下さったお三方、本当にありがとうございました。このサイトのおかげで異国で妊娠する不安がどれだけ軽減されたことか。心よりお礼申し上げます。

はじめまして
チャイ -- 2009年06月12日 11:57:50

  こんにちは。北米に住んでいます。ですので、英語の用語しか分からないのですが、一応書かせて頂きますね。一昨年妊娠した際に、NTと血液検査を同時に行う検査(First Trimester Screening)をしようと思いました。これがかずっちさんの言われている総合的な検査のようです。確かこのテストが出来るのが11週から13週の間のみと期間が決まっていました。検査した時は、13週だったのですが、胎児の大きさが規定以上だったため結果が出ずトリプルテストをしました。私の場合は、確率は250分の1より低かったのですが、基準の385分の1より高かったので陽性といわれ、今後どうするかと言う話になりました。羊水検査か、18週に精密な超音波検査をするかの選択でした。Genetic Councellorとのアポイントメントを取り、もし超音波検査で異常が見られなかった際は、確率を半分に下げると言われました。結局この超音波検査で特に異常が見られなかったので、羊水検査は止めました。この確率、難しいですよね。私の場合と、かずっちさんの確率の出し方も違いますよね。私もNTでの異常は指摘されませんでした。あと超音波検査で胎児の横顔を見た時、鼻骨(Nasal Bone)が見られない場合、ダウン症の可能性が高くなると言う話も聞き、色々調べた覚えがあります。羊水検査の前に、念入りに超音波検査をしてもらうことは出来ませんか。ダウン症などの染色体異常の場合、心臓の奇形、手足の長さ等で発見できる事もあるそうです。これも異常が発見されなければ、絶対に大丈夫と言うわけではないですが。調べるとトリプルテストの方は前者のNTと血液検査を同時に行うテストより、正確性は劣るようです。少しでも参考になれば...

リスクの複合計算です。
Q&Q -- 2009年06月11日 17:21:47

  いくつの血液マーカーが測定されているのかわかりませんが、仮に4つとしますと4つの項目を調べて、得られたデーターを複合して推計したリスクが1/150ということです。

この場合、調べた項目は4つですね。

これに、エコグラフィーという『5つめの情報』を追加して、リスクを再計算すると1/552になるというものです。

5つ目の情報を追加したことによって『かずっち』さんのリスクは、より低い値をとったわけです。

当然のことですが、5つ目の情報を追加することで、逆にリスクの値が上昇してしまう人もいます。

ですから、『1/552』という値は、ある程度信頼してよろしいかと思います。

>私が疑問なのは、こうした血液検査結果と首の後ろの厚さの総合判断で確率を割り出されているところはあるのでしょうか?

あります。首の後ろの厚さだけではなく、いろいろな指標を組み入れた推定式もあります。

これは血液検査の結果だけを参考にするのとどういった違いがあるのでしょうか。

特に違いはありません。ただ、血液マーカーによるダウン症のリスク計算は、「商品:サービス」みたいなもので、日本では、精度管理は、特定の検査所に委ねられています。(病院独自に、リスク計算をしているわけではありません。)このため、クアトロ検査にさらに、別の要因を加味して、リスクを再計算することが末端の病院では非常に困難です。

結果をどう受け止めるか
ちこ -- 2009年06月11日 12:48:51

  参考になるかどうかわかりませんが…。

私は第1子妊娠初期の微妙な時期に「トキソプラズマ」に感染してしまいました。
胎児にトキソプラズマが感染すると、水頭症、流産、早産、死産など色々な疾患が懸念されるので、羊水検査で羊水中にトキソプラズマが確認されるかどうかの検査しなければならず、羊水検査を受けました。もし羊水中にトキソプラズマが見つかれば、感染が認められ強い抗生剤を飲まないといけないし、それでも何かしらの異常が出る可能性もあるとのことで、不安でいっぱいでした。
羊水を取るのであれば、トリソミー検査も一緒にしてもらおうということで受けました。

一番重要なのは、羊水検査を受けることよりも、羊水検査でもしなんらかの染色体異常が見つかったときに、どうお考えになっているかだと思います。

どのような結果が出ても産むという決断があるのなら、受ける必要はないと思います。

染色体異常が見つかったときに、産むのが不安だと思うのであれば受けられた方が良いのではないかと思います。
ただ結果が出てから、産むか産まないかの決断をするまでにはあまり時間がありませんし相当葛藤されると思いますので、事前に夫婦でよく話合われていた方が良いと思います。

染色体異常以外の原因不明の疾患も年齢などにかかわらず、どのお産にも数%?はありますが、羊水検査で何も異常が見つからなければ、染色体異常の不安については解消されると思います。

 
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