VOICE(掲示板)
高齢出産VOICE

高齢出産の悩みや心配事、そして生んでよかったこと。

【その他】たられば
かめこ -- 2008年04月 1日 16:48:48

42歳の主婦です。
昨日まで22年間、フルタイムで働いて来ました
子供は二人とも中学生です。

実は昨年12月に妊娠しました。
私はいくつになっても三人はほしいと思ってました。しかし、旦那は望んでおらず、一度早期に流産したまま、子供二人のままで来ました。もう妊娠はないだろうと、職場で若いスタッフが妊娠・出産していくのを喜んでいました。仕事も忙しく、中間管理職として続けていくことに昨年は悩み。辞めることも考えていたのですが、今年に入って、上司も変ったことでモチベーションが上がってやる気になり続けていける決意をしたところだったのです。
しかしここに来て妊娠!

正直、うれしさ半分、今更・・・という気持ち半分。でも私の中では堕胎は考えられず、旦那と散々散々話し合い、産むことを決意したんです。それにはお腹の子を大事に育てたいと思い、3月で退職を決めました。私たち夫婦の間で一大決心でした。上司にはびっくりされましたが、周りは勇気付けられる!頑張って元気な子を産んでねと励まされました。他にも妊娠していたスタッフもおり、高齢であるがゆえ、安定期に入るまではスタッフに内緒にして働いてました。幸いつわりも無く、健診で映し出される久しぶりの赤ちゃんの元気な姿に喜びを感じていました。はじめ出産に反対した旦那も
4ヶ月に入った時に「もう、動く?」なんて聞いてきて、お腹をさすってくれたり、「大きくなって授業参観に行くときは俺はおじいちゃんだから、お兄ちゃんに行ってもらおう」などいいながら、楽しみになっていました。
なのに・・・

15週に入るところで死産でした。ここまで来たら大丈夫と信じていたんですけど・・・
12週あたりから殆ど成長が止まった状態だったそうです

仕事は流産の処置の後、数日働いたのですが、実は12週を過ぎており、上司も「ごめんなさい、私も(産休になるのは)知らなかった。明日から休んでほしい、来週から新しいスタッフが来るようになっている」と突然告げられ呆然・・辞職の取り消しがすでに出来ないのはわかっていたので、残りの数日間を他のスタッフに迷惑をかけないように残務整理をして、悲しみも癒しながら仕事にいそしもうとしていました。ショックでした。あまりに突然でスタッフにもろくにあいさつもできませんでした

高齢出産のリスクを理解していたつもりでいたが、辞職を決め、出産を選んでよかったのか、退職ぜずに産休を取るべきだったのか、せめて3月といわず、6月の辞職にすればよかった・・・など
今は「たられば」な思考でやるべきことはたくさんあるのに手につかない状態です。
子供二人との距離は今まで仕事で忙しく産休明けで育ててきて、ここに来てゆっくりうちにいる私とじっくり話をしたり、良い感じなんですが・・・一人家にいるとまだ涙が出てきます
次に働くところはもう決めていますが、妊娠・出産を受け入れてくれているところでした。そこにそのままパートで働きます。週に2回くらい

あと10日でも2週間でもはやく気がついていたら辞職は取り消せていたかもしれない・・・でもそうならなかったのは、赤ちゃんからのメッセージで「少し休んで・・」っていうメッセージかな?とか・・妊娠中は幸せでした。今更ながらマタニティーを買い始めたり、赤ちゃんに良いとされるサプリメントを通販で頼んでみたり。
でも届く前にダメになってしまいました

旦那はこの事があり、優しくしてくれます・・・が、どうしても私の気持ちがなえてしまうんです。甘えでしょうか。
何かアドバイスがあればいただきたいのですが・・


これから
ちろ -- 2008年04月 4日 13:52:23

  同じ年で2児の母、20年フルタイム勤務です。

かめこさん本当に悲しい体験をしてしまいましたね。
なんとお声をかけて良いか・・・
そして、22年間ご苦労様でした。
22年間、フルタイムで働く事は並々ならぬ苦労がいたと思います。
(中学生のお子様の出産時には育休なんて取れたのでしょうか。)
ともかく、今まで続けられた事はとても尊敬します。

私は育児は6年目ですが、ここまで来ると退職するタイミングがないです。
生きがいを持っている仕事でも、たまに「会社潰れないかなー」なんて思う時もあります(酷い?)
でも、子供の為には家に居てあげる時間を増やしたい。
それはかめこさんもきっと葛藤されて来た事でしょうね。
今回は悲しい体験がタイミングになってしまいましたが、全てが悪い方になった訳ではないと思います。

22年間の仕事を卒業して、これからは違う仕事や楽しみ方に向けると人生は楽しくきっと変われる気がします。
お子様の学校がお休みの時には、一緒にショッピングに行ったりなんて、フルタイムでお仕事してたらなかなか出来なかったでしょう?
私もこの年からでもお料理したり、お稽古事もしてみたいです。
ともかく、私は長年続けた仕事でもいつ辞めても後悔はありません。
かめこさんの様に、22年も頑張れる方には次の新しい人生が待っている気がします。

下手な文章になってしまいましたが・・・
明るく元気に過ごせますように。

辛いけれど、前を向いていきたいですね
とろりん -- 2008年04月 2日 23:52:29

  40歳で7歳男児の母、時々不妊治療をしながらフルタイムで働いているとろりんです。

このたびは、本当にお辛かったですね。私は38歳で胞状奇胎による人工流産を経験していますが、未だに「たられば」を思うことはあります。あのとき正常な卵が受精していたら、二人目の子供は○歳になるな…とか。

つい、後ろを向いてしまうときは「すべての試練は、きっと自分と家族の糧になると信じていくしかない」と自分に言い聞かせています。二人目を失ってはじめて、息子の生まれてきてくれた奇跡を実感もしました。

最近知ったのですが、伊能忠敬は50歳を過ぎたから自分よりずっと年下の師匠に弟子入りして、以後あれだけの功績を残したのだとか。ケンタッキーフライドチキンの創業者カーネル・サンダースも、事業に失敗後、FC展開したのは65歳からだそうです。

40代はまだまだ若い!はずです。悲しみを乗り越えて、夢を持って自分を磨き続けていれば、きっとまた、かめこさんの経験とスキルを活かせるお仕事にめぐりあえると思います。

今はたくさん泣いて、そして、前を向いていきましょう!優しい旦那さま、中学生の二人のお子さんと、たくさんの素敵な時間を過ごしてくださいね。

ありがとうございました
かめこ -- 2008年04月 2日 17:38:12

  ここのHPは、流産後、たまたま立ち寄った本屋さんである本から知ったものでした。
皆さん、同じaround40の方々が妊娠・出産・育児に関しての意見交換をしており、勇気づけられ、勉強になりました


五月雨さん、ありがとうございます。

『3人目の命を失われた悲しみに加えて
これまで築き上げてきた仕事を失われた虚無感が
重なるのですから、それはそれは心に空いた穴は大きかった
ことでしょう』

私なりの想いを書いたつもりでしたが、五月雨さんが
違う表現で、私の気持ちを代筆して下さったようで、また涙が出てきました。
決して悲しい涙ではありません。気持ちを理解してくださったことに感謝し、こんなにも救われるものなのか・・・という涙です
本当に五月雨さんのおっしゃるとおり「虚無感」という言葉なのでしょうね。この虚無感が時間の経過とともに、ここのHPにこれて
励まされ、また前向きに生きていけたらと思っています


雅さん、ありがとうございます

『高齢出産といったって、普通に産んでる方たくさんいらっしゃるじゃないですか。今、このタイミングで妊娠したことにはきっと意味があるんだと思ったのに。流産してしまったことにも意味はあるんでしょうか。』

私も全く同じことを思いました。高齢でもみんな普通に産んでる人もたくさんいるって。
大学の同級生ふたりが(私と同じ年の42歳)去年、今年と元気に赤ちゃんを産んでいて、みんな同じなんだね〜と話していました
なのに「何で私はダメだったの・・・もう間もなく5ヶ月にもなっていたのに・・」って。でもこのタイミングで妊娠・流産はやっぱり赤ちゃんからのメッセージでもあり、それはものすごくおおきな意味があったのかな・・・って少しずつですが思えるようになりました。

『何も考えず、何もせず、でいいのではないでしょうか。
お子さんとじっくりお話できるのも、とても素敵なことだと思います。』

下の子は今、中学生で部活についてものすごく悩んでおり、体調を崩すこともあります。そのことについて今まで、仕事を優先にしてあまり考えてあげることができませんでした。でも、産休に入り
じっくり話をきき、部活を実際に見学したり、顧問の先生とも話す機会を持つことができました。やっぱり意味ある事だった。それを教えてくれたんだな〜と思えるようになりました

このHPで他の方も同じ事を書いていますが
自分の気持ちを形にしてここに載せていただき、皆さんからのアドバイスは本当に気持ちを楽にさせていただくものだと感じました
ありがとうございます

ちょっとした時にふと考えてしまい、まだ涙する事もありますが
幸い旦那と子供二人との家族もあります
週に2回だけですが、違う場所での仕事も、またはじめようと思います。萎えている気持ちも徐々に癒されていくのを待ちながら
ゆっくり、ゆったり毎日を送っていこうかな。それもいいかなと思えるようになって来ました。
読んでくれた方々、ありがとうございました

アドバイスはできませんが・・・
雅 -- 2008年04月 2日 16:11:16

  かめこさん・・・

とてもお辛いですね。お体は大丈夫でしょうか。
どう言葉をおかけしたらいいのかわかりません。
気持ちがなえてしまうのなんて、当たり前だと思います。

私は、現在40歳の、フルタイムワーキングマザーです。
私の場合、晩婚晩産で、4歳ともうすぐ2歳の二人の息子がいます。私ももう一人子供が欲しくて、でも、経済的にも年齢的にも無理だと思っていました。だから、積極的な子作りなんてしてなかったのに、先月妊娠したんです。
嬉しくて、先のことまで色々考えてしまいました。

休みはいつから取らせてもらおう、三回目の40歳の産休なんて恥ずかしいな〜。
子供部屋二つしかないのにどうしよう〜。
捨てられずにいたベビー服やグッズがまた役に立つ!

でも、6週半ばで胎嚢しか見えず、ちょうど二週間後の検診予定日の朝、少しずつ出血し始め、超音波でも嚢の中は空っぽでした。そのまま出血が続き、昨日、これが胎嚢だろうなという物が出てきました。

6週で胎嚢しか見えなかった時から、自信がありませんでしたが、いざ流産となると、やはりとてもショックでした。二人も授かれたこと、もちろん感謝していますが、それでもショックでした。

神様は、どうしてこんな意地悪をするんでしょうか。高齢出産といったって、普通に産んでる方たくさんいらっしゃるじゃないですか。今、このタイミングで妊娠したことにはきっと意味があるんだと思ったのに。流産してしまったことにも意味はあるんでしょうか。

ごめんなさい、励ますどころか、悲しみをあおるようなことしか書けなくて。私は二人の息子達のお陰で、早く立ち直れそうな気がします。手術を受けずに済んだので、休まず出勤できたのも、気が紛れて良かったのかもしれません。それと、どうしても出産を完全に諦める気に、まだなれないのです。もう一度だけ、今度は偶然でなく、チャレンジしてみようかなんて、思ってしまうのです。

今は、何も考えず、何もせず、でいいのではないでしょうか。
お子さんとじっくりお話できるのも、とても素敵なことだと思います。
かめこさんの心と体が、一日も早く癒えることをお祈りしています。

大丈夫ですよ
五月雨 -- 2008年04月 2日 14:43:34

  こんにちは。

43歳のワーキングマザーです。

「辞職を決め、出産を選んでよかったのか」
もちろん良かったのだと思いますよ♪
この経験にはきっと何か、かめこさんに伝えたいメッセージ
が込められているのだと思います。

良い選択も悪い選択もなく、全ての出来事・経験に
私達が生まれてきた意味が込められているのだと
私は思っています。

3人目のお子さんに出会えなかったことはとても残念でした。
私もふたり目を42歳で流産しました。
かめこさん同様、育ってませんでした。

かめこさんは、3人目の命を失われた悲しみに加えて
これまで築き上げてきた仕事を失われた虚無感が
重なるのですから、それはそれは心に空いた穴は大きかった
ことでしょう、と拝察致します。

流産のあと、気持ちが萎えるのは恐らくみなさん似たような
ご経験をされているのではないでしょうか。
私も、自分の流産は一生忘れられない幸せと悲しみの
思い出です。だって、人がひとり亡くなったんですものね。

3人目の妊娠のために、全てを投げ打って仕事を辞められた
その強い思いは、とても素敵な決断だと思います。
流産後、その強い思いが行き場所がなくなって迷子になり
そうなんですね。

道に迷いそうになったら、今いらっしゃる2人のお子さん
の方に目を心を向けて差し上げてはいかがでしょう。
思春期になって、丁度お母さんとの会話を必要としている
時期かもしれません。その時間を作りなさい、と誰かが
教えてくれたのかもしれませんよ。

勝手な想像でごめんなさい。

理屈はどうあれ、悲しいものは悲しい、その気持ちは
ずっと抱きしめてあげていてもいいのではないでしょうか。

私も散々泣きました。来る日も来る日も泣きました。

必ず明るい方向が見えてくると思います。
それまで、ゆっくり心も体も癒されますように。。。

 
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