VOICE(掲示板)
高齢出産VOICE

高齢出産の悩みや心配事、そして生んでよかったこと。

【その他】アメリカとイギリスの不妊治療
りりこ -- 2007年11月18日 01:24:34

こんにちは。
こちらには海外在住の方も多くいらっしゃるようなのでお聞きしたいと思います。
アメリカやイギリスでの不妊治療は日本より進んでいますか?
あちらでは高齢の場合はすぐ卵子提供を勧められるというイメージがあるのですが、高齢の場合受け付けてくれないのでしょうか?
また 不妊治療、出産費用はどれくらいかかりますか?
イギリスの場合NSHだったか 国民保険みたいな制度があるときいたのですが、それで出産費用がまかなえるのでしょうか?
アメリカの場合は出産のための保険などあるのでしょうか?
それとも費用は全部実費で払わなければならないのでしょうか?


イギリスの新しい治療法 IVM
emilie -- 2007年12月 2日 06:22:31

  こんにちは。初めて書き込みします。39歳、イギリス在住、IVF歴半年です。みうさんのように詳しくはありませんが、イギリスでは40歳未満であればNHSの病院で無料でIVFを受けられるようですが、私たちはあえてプライベートの病院を選びました。ここはイギリスで2番目に成功率が高く、海外からも患者さんがきているとか(ちなみに1位はシェフィールドの病院だそうです)。お値段はIVF-ICSIとFET各1回の合計が薬代も込みで150万円くらい。日本のように安くはないです。

私たちはこの夏、初めてのIVF-ICSIで妊娠、でも残念ながら8週目で稽留流産。そしてつい2週間前に凍結受精卵の3個中生き残った2個を6分割と8分割の状態で移植しましたが、昨日の妊娠テストは陰性。生理はまだなので、数日後にもう一度テストしてみようかなと思っていますが...期待しちゃいけませんね。

そんな昨夜、ふと目にした地元の新聞で「IVM」という新しい不妊治療があることを知りました。カップル20組が試験的に治療を受けて最近5組が出産。オックスフォード大学の病院だそうです。従来のIVFのように刺激法で成熟卵を採卵するのではなく、未熟なまま採卵して2日間人工的に成熟させてから受精させるという方法だそうです。薬を使わないので安いし安全、日数もかからないといいことづくめ。次はこれだ!と思っています。マクロビ、ホメオパシー、アロマセラピー、指圧などの力も信じている私は、薬漬けはもうコリゴリ。40歳まであと半年、きっとNHSは門前払いかも。IVMについて何かご存知の方、いらっしゃいますか?

ありがとうございました。
りりこ -- 2007年11月30日 10:31:03

  あららさん KIKIさん、みうさん、のんべさん
それぞれの状況を説明していただきありがとうございました。

アメリカでも 保険に加入していれば 一部カバーできる場合があるのですね。

イギリスの場合 NHSという国民保険があるようですが、
やはり40代以上の不妊治療は自費ということになるのでしょうか?その場合高齢不妊治療をカバーしてくれる保険みたいなものはあるのでしょうか?
いずれにしましても、やはり海外の方が不妊治療代は日本より高額ですね。

アメリカ在住です。私の場合。。
のんべ -- 2007年11月22日 08:22:31

  こんにちは。43歳半ばに治療開始、44歳で妊娠(IVF2回目)45歳でつい先日出産したアメリカ在住の、のんべです。
私の会社の保険は、不妊治療をリミット付きでカバーしてます。LIFEというリミットで男性女性それぞれ15K(170万円くらいでしょうか?)カバーされました。これは、アメリカでもとてもいい保険のようです。でも、なんとIVF一回で、女性側(私)のカバーは足がでました。IVFもお金がかかりますが、卵子を作るためのお薬にとにかくお金がかかります。2回目は、主人側は、まだ保険でカバーされましたが、私は全部自費でした。総額(血液検査やら、お薬など込み)で200万円近くかかったと思います。
治療内容は、とにかく刺激、刺激でした。FSHをマックスドース(SHORT法でしたが)で、1回目も2回目も全く同じ処方でした。高齢のため、日本のように低刺激、中刺激等は、してもらえませんでした。卵子提供は、最初から勧められました。自身の卵でのIVFは45歳がボーダーと聞いていますが、確認はしていません。
個人的には、日本の治療(お医者さまにもよるのでしょうが)のほうが、きめ細かく、いい意味で”あきらめの悪いお医者さま”が多いような気がします。
出産は、やはり加入している保険によるようです。私は保険で100%カバーされましたが、1泊2泊の出産入院で100万円くらいかかりました。日本で出産した義理の妹は30万円くらいと言っていましたので、3倍以上かかるようですね。
りりこさまの状況は、わかりませんが、お役にたてればと思います。

イギリスの現状
みう -- 2007年11月20日 07:02:14

  私はロンドン在住10年目になります。不妊治療について、私の経験が参考になればとおもい出てきました。
イギリスにはNHSと言う、日本で言う国保のようなものがあり、医療費のすべてがそれでカバーされます(勿論、出産も全くのただです)。但し、ただより怖いものはなしの言葉通り、日本に比べイギリスの医療水準、サービスはかなり低いです。救急外来へ行っても、命に別状がない場合は何時間でも待たされます。実際、私も最初に流産した時は、少量の出血が始まっているにもかかわらず、硬い待合室の椅子で4時間半も待たされました。
NHSでは不妊検査、不妊治療も無料で受けることが出来ますが、受けるまでには長ーいウエイティングリストがあり、私は子宮鏡検査まで8ヶ月待たされ、検査結果についての面談まで3ヶ月かかり、どうにか体外受精待ちのリストに載り、約1年後にやっと順番が回ってきました。私の住んでいる地域は、初診時(ホームドクターに不妊の相談をした時)に38歳以下であれば1人につき1回だけ無料で体外受精が受けられます。地域によっては、無料では受けられない所もあります。
私は36歳になってすぐ、日本に一時帰国した際に不妊検査を受けて、片側卵管閉塞と診断され、ロンドンに帰ってすぐにホームドクターにその事を伝え、不妊検査待ちリストに入れてもらいましたが、結局体外受精にたどりつくまで丸2年かかりました。その間に日本の某有名クリニックで胚盤胞移植を2回挑戦し、ロンドンでの体外受精の準備が始まる直前に妊娠することが出来ました。
ロンドンでの体外受精は、イギリスでも有名な大学付属の不妊治療研究機関クリニックで行われる予定でした。そのクリニックの成功率はロンドンで一番いいらしく、NHSを通さないで自費でやる場合は、最低70万から80万かかるようでした。(これも住んでいる地域によって、勿論無料で受けられる不妊クリニックや病院は違います。)
私は日本で2回目の胚盤胞移植する前に、ロンドンのクリニックでのコンサルテーションだけは受けたのですが、そのロンドンで一番と言われる不妊クリニックのドクターは、胚盤胞移植にはとっても否定的でした。自然周期の採卵については、とても話にならないと言った感じで、クロミッドの長期使用については副作用のことなどかなりネガティブな事を言われてしまいました。実際、イギリスの不妊クリニックでのクロミッドの処方は(タイミングの場合の)3周期分を出したら、6ヶ月は処方されないか、1年間で3周期のみの使用だそうです。胚盤胞移植は何年か前に、イギリスでも流行ったそうですが、統計的に通常のフレッシュ胚移植よりも成功率が上がらなかったことなどで(それ以外にもいろいろとそのクリニックで胚盤胞移植をやめた理由を言われましたが、ここでは省略します。)ほとんどのクリニックで今では胚盤胞移植はやっていないとのことでした。私は結局日本で受けた2回の胚盤胞移植で、2回とも妊娠し、1回目は科学流産に終わりましたが、2回目は無事に出産までこぎつけました。
そういう訳で、イギリスでの体外受精はどうにかやらずに終わりましたが、コンサルテーションで言われたことは、イギリスでの通常の体外受精は刺激法で行われ、私の行ったクリニックでは刺激方法については毎朝、一人ひとりの患者についてのミーティングを開き細かく分析して刺激方法や注射の量などを変えていくので、通常の場合は数個の質の良い卵が取れるとのことでした。長くなりましたが、私の経験が参考になれば幸いです。

ご参考までに
KIKI -- 2007年11月19日 03:16:07

  アメリカ在住です。日本でもアメリカでも、数年ずつ不妊治療をしました。現在はアメリカで治療進行中です。イギリスの事情は全く分かりません。

どちらが進んでいるかは、国によると言うよりもクリニックや病院によると思います。アメリカも日々研究を重ねている熱心なクリニックもあれば、昔ながらのやり方を通している所もありました。そこらへんはクチコミやインターネットの資料で判断するしかないです。年齢関係なく全体の成功率は、日本もアメリカも同じくらいだと聞いたことがあります。

卵子提供と代理母に関する考えは、もちろんアメリカは進んでいます。高齢で卵ができにくい人や、IVF2回、3回とやっても妊娠しない人に卵子提供を勧めるのは本当です。もちろんお金さえ払えば何歳でもIVFをやってくれますが、実際のところ、IVFの実績も42歳くらいまでしか症例を出しておらず、40歳以上のサンプル数はとても少なく自分の卵子での成功率も低いです。

不妊治療の費用も、州や病院によってかなり違いますが、私の行っているところはAIHが日本円で20万円くらい、IVF1回が日本円で140万円くらいです。保険も種類によって、また州によって、大半がカバーされたり、一部カバーされたり、全くされなかったりで様々です。残念ながら私の住む州は、IVFに保険が適用されない州です。
検査代も高く、血液検査に150ドル、エコーに350ドルくらいかかります。

出産はまだしたことないので分かりませんが、友人はアメリカで100万円以上かかったと言っていました。保険に加入していれば、出産はほとんどの保険でまかなえます。

わざかな情報ですが。
あらら -- 2007年11月18日 12:33:32

  アメリカ在住です。
あまり良くは知らないのいのですが、
IVFは、1回100万円とか150万円とか、かかってたいていの保険は適用されないと思います。
人口受精は、確かではないですが30万円ぐらい、保険によっては一部カバーされるみたいですが、保険によりいろいろです。
私は二つ保険がありますが、1つはカバーなし、もうひとつは50%です。
出産は、健康保険でカバーされています。多分、法律で出産をカバーすることが定められているのかもしれません。
保険にも色々あるのですが、おおまかにいえば、PPOというプランでは、所定の医療機関をりようすれば、80%ぐらいカバーされて、上限の自己負担の分が設定されているので30万円ぐらいの出費で出産できます。 HMOは、使える医療機関はさらに限られますが、通常、医者に、会うたびに10ドルぐらい、エコーとか血液検査はただ、分娩費用もPPOよりずっと安いと思います。その他、いくつかのプランがあります。


一時滞在はよくわかりませんが、アメリカ在住者は自分でも、加入できます。保険は全部、私立です。ただ、結構高いと思います。
御主人あるいは、本人の職場が、福利厚生の一部として提供するものであれば、ただ、あるいは、格安で入れます。
そのほか、ローカルの安い保険もあるようですが、よくしりません。

 
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