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高齢出産VOICE

高齢出産の悩みや心配事、そして生んでよかったこと。

【妊娠出産】ゼンアスピリンとバイアスピリン
海の子 -- 2007年08月28日 21:07:12

こんにちは。
不妊クリニックにて体外受精で妊娠、無事卒業し、13週を迎えました。
過去3回流産しており、不育症検査で抗核抗体+−の結果が出て、移植直後からゼンアスピリン100mg1日1錠服用しています。
不妊クリニックで8月分まで処方してもらっているので、本日、続きの薬をもらおうと、お産をする総合病院に行ったのですが、処方してもらった薬がバイアスピリン100mgでした。
担当医には、製薬会社が変わるから名前が変わっただけで成分は同じだから問題ない、と言われました。
成分が同じでも、調合の仕方が違うと効能が弱くなったり、その人に合わなくなる等、の心配はないのでしょうか。
薬が変わって、赤ちゃんに影響がないかとても心配です。
何かご存知の方、情報をお願いいたします。


ありがとうございました
海の子 -- 2007年09月17日 01:48:04

  スアロキン様、お返事頂いていたのに、お礼が遅くなってしまって申し訳ありませんでした。
あれから、不妊クリニックのドクターにも確認したところ、スアロキン様のような詳しい説明はないものの、問題ないとの事でしたので、新しく処方されたバイアスピリンを飲み始めています。
赤ちゃんの育ち方にも変化は見られないようなので、このまま飲み続けようと思います。
詳しくご説明いただきまして、ありがとうございました!

まず心配ないと思いますが・・・
スアロキン -- 2007年08月29日 20:03:00

   病院の薬局で薬剤師として勤務しているスアロキンです。バイアスピリンはバイエル薬品、ゼンアスピリンは全星薬品の製品で、有効成分は全く同じアスピリンです。もとは子供用の解熱鎮痛剤として使われていたアスピリン製剤の小児用バファリンが狭心症や心筋梗塞などの疾患における血栓形成の抑制に低用量(今は子供にアスピリンを解熱剤で使うことはほとんどないですが、3歳位で1回2錠、1日2〜3回が通常量のところ、大人が1日1回1錠服用するという少ない量)で広く使われるようになり、しばらくして正式に「抗血小板剤(血を固まりにくくして血栓の形成を抑制する薬)」として認められた後、その効果を高めるためと胃痛などの副作用を防ぐため、有効成分のアスピリンが胃では溶けず、小腸で速やかに溶け、吸収されるように新たな工夫がされた薬です(アスピリン腸溶錠と呼ばれます)。不育症には本来保険適用外ですが、広く使われています。このふたつ、有効成分は全く同じで量も同じ。見かけもほとんど同じですが、胃で溶けず腸で溶け出すためのコーティングに使われる成分が若干違っています。ですから、もし、この中の何らかの添加物にアレルギーを起こすようなことがあれば、体に合わないということが起こりうるのですが、なんせ1錠137mg、そのうち有効成分のアスピリンが100mgですから、どの添加物もごく微量です。まず、体に合わないという心配はないかと思います。ちなみにどちらもジェネリック薬品に分類され、値段も一緒ですが、アスピリンは元々薬品名「アセチルサリチル酸」のバイエル社の商品名だったのが、今は一般名になったんですよ。だから、ある意味、バイエルのバイアスピリンのほうが、老舗の商品、ブランド品と言えます。

 
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