もうかなり日にちが経ってしまっているので、
このメッセージもお目に届かないかもしれませんが、念のため。


ミントさん、

私の訪れたクリニックは、やはりNHSでも行なっているところでした。

その後、GPに予約を入れました。
けれど、例に漏れず、その予約でさえも2週間先でうんざりです。

しかし、よく考えてみると、この女医には過去何度か不妊問題に関して話をしたことがあるのに、一度もクリニックを紹介されたことはないのです。今回、紹介を当てにして行っても、無駄な事なことなのかもしれません。私は、過去にこちらで少し大きめの病気をし、それ以来こちらの医療制度には大きな不信感をもっていて、GPに相談をするのは、時間と労力の無駄だと考えるようになっています。ブレア政権がやっと終わって、これからこの問題が改善されることを祈るのみです。

それから、病院の情報をどうもありがとうございます。ミントさんの通っていらっしゃる病院は、やはり私の家からは少々遠そうですが、参考にさせていただきます。でも、45歳で妊娠に至った方がいるということは、かなり励みになります。

けれど、患者に合わせた治療法を考えてもらえないこと、対応の仕方に納得がいかないということは、かなりの不安となりますね。日本にいる方には驚きでしょうけれど、英国の現状を知っている私には「ああ、やっぱり」という感じです。お互い、やはり帰国治療しか方法はないのだという結論に達しそうですね。

ホント、悔いの残らないように、前向きにがんばりましょう。


kokorokoさん、

治療代に関してお知らせいただきありがとうございます。

メッセージを読ませていただいて、俄然帰国治療に意欲的になりました。本当は、次周期に実行したいのですが、残念ながら主人の都合でダメそうなのです（涙）。で、その次となると、7月？

一度で成功できれば問題ないのですけれど、２〜３回挑戦するとなると、夏の真っ盛りですね。日本の夏の猛暑はもう10年以上も体験していないので、とても不安です。
一昨年、少しは涼しいだろうと思って９月に帰国した際には、残暑で体調をひどく崩してしました。ホルモン・バランスが大きく乱れてしまったようで、乳腺が腫れ上がり、それ以来、基礎体温も乱れてしまったのです。ですので、その時期に治療を初体験することには、かなり不安があります。
しかし、これ以上治療を遅らすこともできず…、決断を迫られます。

でも、起こるかどうかわからない悪い結果を案ずるより、起こるべき良い結果を目指して生きていかなくてはダメですね。私もkokorokoさんのようにポジティブになろうと思います。


ミントさんとKokorokoさんと私に、
そしてこのサイトでお悩みの全てのみなさんに、よい結果が早く訪れますように！

今回は、どうもありがとうございました。

　 私のつたない言葉に喜んでいただけてこちらこそありがとうございます。

主人は、おっしゃるとおり保険外になります。つまり10割負担。でも採精や、その凍結にかかる費用は保険ナシでもほとんどかわりないようでした。確か精子の検査料だけが保健対象だったと思います。1000円ほどです。そのほか凍結料などは保険対象外なので、保険の有無にかかわらず20000円強支払ったと思います。(数回分まとめて）

今、手元の領収書確認しましたが、その他4000円弱、10割負担で払っていますが(何の分だか忘れてしまいましたが）、そんなものです。

ご主人に関しての保険外料金はそれほど大差ないとおもいますよ。

私の保険も、KLCからのメール回答では入らなくても変わりないとのことでしたが、一応日本滞在中ということで、地元の役所で入れて頂きました。保険外料金がほとんどですが、女性の側はもう少し検査料などかかりますので、可能であれば入っておいたほうがいいと思います。

とはいっても、不妊治療すること自体が相当お金がかかりますので簡単には考えられませんよね。カードつかえません！とほほ。
でも、今ユーロが強いので少し追い風ですよ。ポンドはどうですか？

KLCは、友人がそこで1回で妊娠、出産し、大絶賛だったので私も通うことにしました。ほかはあまり調べていないのでわかりませんが、今のところDrの技術は信頼しています。

ジュゴンさんも同じでしょうが、後で後悔するのは嫌なのです。だから今わざわざ日本ででも挑戦しているって感じでしょうか。できなかったらしょうがないのですが、そう思えるように今チャレンジしています。

どうぞ、ジュゴンさんと私達に天使が舞い降りますように！！！

　 ジュゴンさん、お返事ありがとうございました。
私が行っている病院はロンドン南西部にあるQ○een Mary’s Hospital です。○はＵです。
ただし、受精、ＥＴの部分はこちらの病院で設備がないため、別のクリニックで行われます。私は、昨年一度だけ体外受精に挑戦、刺激療法で6個採卵、4個受精し、うちグレードの良い胚を3個を戻しましたが、撃沈。そのときにかかったすべての費用はお薬代を入れて、約3500ポンドぐらいでした。私も年齢はジュゴンさんと同じですが、受精後の染色体異常を調べる検査などはぜんぜん言われませんでした。それと、今思い出したのですが、こちらの病院ではＦＳＨ１０以上でも体外受精の治療を受けられた45歳の方が妊娠されたと言っていました。それにしても、プライベートのクリニックは高いんですね。イギリスはジュゴンさんのおっしゃるように、クリニックによって値段もかなり違うようですね。ただお医者様はＮＨＳでメインで働き、アルバイトでプライベートというように、兼務されているケースが結構多いようです。ですので、金額が違っても知識や治療の質の差はあまり大きくはないということはいえるかもしれません。地理的に近い病院のほうがよいということもあると思いますので、まずはＧＰに相談して近くの病院を緊急で紹介してもらい、とりあえず病院のドクターと話してみて、実際の料金、治療の流れ（必要な検査等）について確認されてはいかがでしょうか？

私は、体外受精治療後おなかが張るなどあまり体調が良くなかったので、漢方薬を飲むなどして体質を改善しながら、自然タイミングを試していましたが、妊娠しないため、2度目の体外受精を現在考えているところです。ただ、こちらのドクターにＫＬＣや他日本の病院でも施している自然採卵、アシスティドハッチングなど、いくつか質問しても、どちらもネガティブな回答で、刺激療法一本やりで、その人にあったきめの細かいアドバイスや治療の適用はあまりしないように思われました。また、ＥＴをした後も、すぐにどうぞお帰りくださいと言われ、日本だと普通1時間ぐらいは横になるよう処置するようなのに大丈夫なのかしら・・・と小さいことですが、いろいろな疑問に思うこともあり、帰国治療も検討、情報を少し集めた次第です。そのときに、二人とも日本の健康保険を保持していないことを伝えたところ、それは治療にはまったく問題ないということでした。またパートナーが日本国籍でないとしてもそれもまた問題ないということです。クレジットカードでの決済の不可はわかりませんが、ＫＬＣなどでしたら、ＨＰから質問することができますので、一度質問事項をまとめて連絡してみてはいかがでしょうか？私の場合は2日ぐらいでお返事をいただきましたよ。

悔いのないようお互いにがんばりましょう。

　 Kokorokoさん、ご意見どうもありがとうございます。
最近、かなりネガティブになっていて、一度も治療を経験することもないうちに、殆ど諦めの境地に陥り落ち込んでいるときのお便りで、嬉しくて泣いてしまいました。

同じような境遇の方の積極的な行動のお話には、「あなたも元気を出して、しっかりしなさい！」っと叱咤されているようでありがたいものです。Kokorokoさんの以前のお便りも読ませていただきました。私と同じように（もちろん消極的な私とは異なり、ヨーロッパでも積極的に治療されていたという大きな違いはありますが）躊躇された末に帰国治療を決断されたという事実に、「とうとう、やったー！」と歓声をあげたい衝動に駆られるのと同時に、大きな励みにもなります。

私にも実家はあるのです。でも今春から離婚した姉が戻っていて、この姉（３人の子持ち）とは折り合いがとても悪いので、滞在をためらっているのです。タダでさえ精神的にストレスがかかりやすい、そしてそのストレスが成功の鍵を握る不妊治療には、不向きな生活環境なので「帰国治療はしたいが、出来ない」、そういった状況なのです。また、もし実家に滞在した場合でも、そこは東京ではないのですが、短期戦で臨む場合には、やはりＫＬＣが良いのでしょうか。クレジット・カードは使えないのですよね。私たち夫婦には貯金もほとんどないので、大変です。。。

一つ質問させてください。旦那様は欧州の方のようですが、精子の採集や凍結などに関して、日本の国民保険なしで、治療費などに問題は生じませんでしたか？

Kokorokoさん、治療の進行状況をまたお知らせください。
良い結果が早く出ることを心よりお祈りしています。

　 ジュゴンさん、はじめまして、kokorokoと申します。
私もヨーロッパに住んでいるのですが、今、一時帰国治療のため日本におります。こちらで以前励まされ、帰国治療に踏み切った者です。KLCです。

こちらでは、色々な国から帰国治療している方が多いようですよ。
英国は物価が高いのでたいへんですね。

うちも主人の精子を凍結して何回かに分けてチャレンジするという方法です。ICSIなら1回の採取で何回か分保存できますよ。せめてジュゴンさんだけでも少し長めに滞在できでばいいですよね。日本での滞在先もどうにかならないでしょうか！

私はまだPOSITIVEな結果は出ていませんが、次回に向けてがんばります。

帰国治療というのは金銭的にも、時間的にも大変負担が大きいですが、お互いにいい結果がでる事を祈りましょうね。

　 ミントさん、さっそく情報をお寄せくださいってどうもありがとうございます。もっと早くお礼を申し上げるべきであったのに、諸事が重なってなかなかまとまった文章を書く時間がみつけられませんでした。それと、いろいろな思考が交差して落ち込み状態になり、このサイトにも近寄れなくなっていました。本当に申し訳ありませんでした。どうぞ失礼をお許しください。

まず、ミントさんからご提案いただいた体質改善策ですが、できるものは試しています。マカはしばらく摂取していましたが、体質に合わないらしく、激しい嘔吐と下痢に悩んだ末に諦めました。現在は、鍼と漢方を試しています。ただ、この漢方を摂取開始後ＦＳＨが急激に上昇したので、この事実関係が少々気になります。以前はあまりしなかったエクササイズもしていますし、周期に合わせて摂る食物も少々変えています。

私が訪れたクリニックはＮＨＳの治療を行なっていると思っていましたが、調べてみましたらプライベートのみでした。ただ、別のＮＨＳも行なっているクリニックも同じくらいの料金だと思っていましたが、クリニックによってかなり異なるものなのですね。私が資料を取り寄せたクリニックはどこも、ＩＣＳＩが£3500ほどで、注射・薬代は別。年齢を考慮して強要される受精後の染色体異常を調べる検査には£2500くらいが追加されて、結局£６Ｋから£１０Ｋ程必要なようです。ミントさんのクリニックは、なかなかよいところのようですね。ロンドンにお住まいですか。もしよろしければ、どちらのクリニックか教えていただけないでしょうか。

私が電話で問い合わせをしたクリニックはどこも、最近ではＡＭＨのレベルを測定し、その結果が悪い場合は治療をしないようです。前回述べましたように私のＦＳＨは少し前よりも上昇気味で、良い結果が期待できませんので、殆ど諦め状態で落ち込んでいますが、ミントさんご提案のように、もう一度ＧＰに問い合わせてみようとも思います。

そういった状況の中、ミントさんのおっしゃられるように、やはり帰国治療しか手立てはないのかもと思っています。これに関しては、日本での滞在先がないのが問題です。また、主人のテスト結果もよくないので、２週間くらいの期間に、その後３回分くらいの精子が集められるかどうかも不安があります。どちらの国で治療を行なうことができたとしても、我が家の質素な家計には大打撃ですが、ミントさんのお力付けを無駄にしないように希望を持っていたいと思います。また、何かありましたら情報をお知らせいただけると幸いです。今回はどうもありがとうございました。

　 ジュゴンさんこんにちは。イギリスに在住のミントと申します。
私もジュゴンさんと同年齢で不妊治療をしております。ジュゴンさんのおっしゃるように、イギリスでは、日本に比べ治療代が高く、それにもかかわらず治療は日本のように年齢を考慮したきめの細かい対応などがほとんどないので、本当にめげてしまいますよね。お気持ちお察しします。

ジュゴンさんはプライベートクリニックに行かれたということですが、ＮＨＳが経営している病院には行かれていますか？ＮＨＳが経営している病院では対外授精などの不妊治療は確かに一定以上の年齢になると保険がききませんが、ジュゴンさんのプライベートクリニックの治療代よりは安いはずです。通常の体外授精の治療であれば、お薬もすべて含めて3500ポンドぐらいだと思います。顕微授精はたぶんそれより600ポンドぐらい高額のはずです。私は幸いＦＳＨは６〜７でしたが、10以上になったら対外授精の治療は薦めないとドクターに言われました。ただもちろんそれは患者さんの意志が尊重されると思いますので、どうしてもということでしたら、治療拒否ということはないのではないでしょうか（ごめんなさい。ＡＭＨに関しては知識がありません）。また、私が通っている病院では、42歳だからとか、45歳だからという年齢的な事実より、ＦＳＨなどの値がある程度問題なければ治療を受け入れる印象を持ちました。実際、ここでの妊娠最高年齢は45歳〜46歳ぐらいで何人かいるということでした。ですのでまずは、日々の体質改善の努力をされることを考えてみてはいかがでしょうか（私は、漢方薬、マカなどを摂取、比較的体調はよいです）。それとともに、ご興味があるようでしたら、ＮＨＳの病院でAssisted Conception Unit があるところに問い合わせてみてはいかがでしょうか。たぶん最初はＧＰに相談して病院を紹介してもらったほうがよいかもしれません。一旦ＮＨＳの病院のドクターとアポが取れれば、保険がきかないせいかすぐに治療のほうは始めてくれるはずです。

もうひとつの方法として、これは私自身考えているのですが、トータルで判断した場合、やはり帰国治療が有効（妊娠の可能性が高い）なのではと思っております。一度こちらのサイトでもよく話題に上るＫＬＣに問い合わせたところ、どうしても長期のお休みが取れない場合、２週間ぐらいの帰国でも、採卵、ＥＴが可能とのことでした。生理が始まってから10日目ぐらいに来院、採卵をして、体外授精させ、数日後に体内に戻すことになります。もちろんそのときの受精卵の分割速度や、採卵すらも１００％可能とは限らないので、すべては不確定なものですが。最初だけご主人と同行して精子を凍結、次回からはジュゴンさんだけで治療帰国することは可能かと思います。最終的には、日本帰国、滞在に関わる経費や、お仕事との兼ね合いを考慮されて、どちらを選択されるかだと思います。

私も先の見えないトンネルに入ったように日々落ち込んだり、やる気を取り戻したりの繰り返しで、年齢的にもう後がないと思うと本当に深い失望感に襲われます。ですが、可能性が０でないのなら、今できることをやるしかないと考えております。ジュゴンさんも思い悩むことも多いと思いますが、どうか希望を捨てずがんばってください。ジュゴンさんにも幸運が訪れますように！