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しばらく治療をお休みすると言っていたオードリーです。
突然ですが、皆さん、代理母って考えたことありますか?
私たち夫婦は考えました。
そしてこの夏、代理母を求めて異国の地での治療を受けました。
最初は主人からこの話をされました。
主人は英国人です。こういった考え方もあるのでしょう。
異国での治療というだけで最初はひきました。
ましてや代理母なんて考えたこともありません。
この話を私にする前に、主人はいろいろ調べ考えたそうです。
何度もIVFを経験し、その都度悲しい思いをし、今後も先の見えない治療を続け、費用は嵩み、いざ次のステップへ、と考えた時には、年齢的にさらに難しくなっている。
決して無理強いをすることはなく、私の気持ちを尊重してくれました。そして主人の真剣な思いに、代理母をという決心をしました。
でも結果的に、代理母云々以前に、きれいに見えていた卵胞が全て空でどうすることもできませんでしたが。
採卵当日はあまりのショックで涙も出ず、夢を見ているような気持ちでしたが、翌日はそれを現実のこととして受け入れなければならず、二人とも泣きました。
でも、やることはやったのだから、無駄だったとは思っていないし、後悔もしていないよ、また頑張ろうって言ってくれます。
私の肉体的・精神的な辛さも理解してくれています。
私の場合、私が代理母になれるくらい子宮の状態はとてもよく、だから私には代理母は必要ないと言われました。
問題は私の年齢(=卵の年齢)で、代理母に戻しても、私に戻しても確立は同じなのだと。。。そして私にはドナーを勧められました。
でもドナーのことはまだ考えていないのです。
ドクターは女性で、有名な方のようです。
インターネットにはいろんな記事が載っています。
滞在中には世界的に有名な雑誌社の取材が行われていました。
そして私たちが帰国する頃、日本からTVの取材がくる予定とのことでした。
その土地を訪れ、カルチャーショックを受け、貴重な体験をし、いろいろ考えさせられる夏でした。
もしかしたらまた行くかもしれません。
今後のことはまだ考えていません。
でもまだ諦めません。
(参考までですが、IVFと代理母の総費用は、日本でのIVF2〜4回分くらいでしょうか。各病院によって費用は異なるので何とも言えませんが。)
*代理母というと、賛否両論あると思います。
代理母に反対の意見をお持ちの方、もしくはこれを読んで気分を 害された方がいましたら、ごめんなさい。
私も代理母を考えたことあります。私の場合は自分の遺伝子へのこだわりが強く、ドナーとか全然意味がない、と思ってしまうのですが、外国ではそういうことが割と多く行われているようですね。
やむを得ない場合の、最後の手段という感じがするのですが、契約さえ成立すればいいことなのでしょうか?経費の面が、思っていたより掛からないので意外でしたが、自分の卵子を使った代理母についてはよく考えます。ただし本当に最後の手段、だと思います。
本人ではどうしても無理、と判断された場合とかの。
本当に最後の場合には考えざるを得ないと思います。
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こんにちは。
参考になるかどうかわかりませんが、自分がアメリカでIVFをした経験からお返事してみます。
当地では代理母は
1)排卵はあるが、母体が妊娠や出産に耐えられない
2)子宮を摘出しているが、受精卵は作れる、または凍結してある
3)子宮も卵巣も摘出しているので、ドナー卵子+パートナーの精子で代理人に産んでもらいたい
という人のための方法と考えられています。一方、母体にこれといった問題はないが何度治療しても妊娠できないという人は、卵子提供を選びます。オードリーさんがこちらで治療されていたら、やはり卵子提供を勧められるでしょう。
というのも受精・着床の成功率は、母体の実年齢より採卵したときの女性の年齢に大きく左右されるからです。卵子が若くて質さえよければ、着床させる母体は35歳でも45歳でも成功率に大きな差はないそうです。
私の住んでいる州は幸い不妊治療に保険がきくのですが、高額なために審査が厳しく、自前の卵子でIVFを三回やって結果が出ない場合、以後の治療については卵子提供でないと保険が下りないようです。これは実績をあげたい病院側の思惑もあると思います。それだけ卵子提供の成功率が高いともいえます。
自分のDNAを残したいという人には向かない方法ですが、「卵子提供を受けて産んだ子どもを愛せない」という話は聞いたことがありません。ドナー精子で作った子どもを父親が拒絶する例も聞かないので、血のつながらない子に対しても妊娠・出産・子育てというプロセスを通じて、母性や父性が培われるのではないでしょうか。
一方、卵子ドナーはお金が必要な経産婦や学生が多く、提供した卵子に執着することなくビジネス兼人助けとしてわりきっているようです。逆に代理母が自分の産んだ赤ん坊に愛着を持ってしまい、どうしても手離したくないといってもめるケースはたまにあります。妊娠・出産が、それだけ母と子どもとの絆を深める強烈な経験なのだと思います。
もちろん自分の卵子で妊娠したいという希望を通して治療を続け、40代後半で出産する人もいれば、代理母や養子縁組で子どもをむかえ、幸せな家庭を築く人もたくさんいます。
どれが正解ということはないので、ご主人と相談してお二人がいちばん納得できる道を選んでくださいね。
(卵子提供の場合、東洋系の外見を重視する人はドナーの数がかぎられるので条件が厳しくなりますが、費用の面では代理母とあまり変わらないと思います。)