マドンナ・ヴェルデという本をご存知ですか？
医療ミステリー｢チーム・バチスタの栄光｣などの著者　海堂尊さんの作品です。
菅野美穂さん主演の代理母をテーマに、日本医療を門題にした｢ジーン・ワルツ｣という映画の原作本を読みました。
読み終わると同時に｢ジーン・ワルツ｣で代理母となったみどりの目線で書かれた｢マドンナ・ヴェルデ｣を知り早速読んでみました。
｢ジーン・ワルツ｣では描かれていない理恵とみどりそれぞれの想いが描かれていて･･･二冊で一冊という感じがしました。

日本の医療で認められていないものは沢山あります。
代理母は勿論、手術、薬、サプリメントetc　日本の医療は海外に比べて遅れているのでしょうか？　認可された薬で副作用が出て製薬会社を訴訟したり、母子ともに失った家族が医師を訴えたり･･･
医療の進歩と共に壁に突き当たる。
今回、この二冊を読んでいろんな事を考えました。
白黒付けるか、良い悪いを決めることが必ずしも正しいことなのか･･･倫理に反する倫理ってなんだろう。
倫理は人の生死に関わってくるとただのエゴなのか??????

私には答えは出せません･･･ただ一つ、それぞれが望んだように事が運んでみんなが幸せになって欲しいし、幸せになりたい。
今が不幸だとは思っていないけど･･･むしろ優しい旦那さんと巡り会えて幸せです。理恵のように私にも何か足りない物があるのかと考えてしまいます。
えええええっと、いったい何が言いたいのか分からない文面になってしまいました。

以前、｢ジーン・ワルツ｣をお奨めされた方がいらっしいましたが、まだでしたら是非｢マドンナ・ヴェルデ｣も手に取って下さい。