ここ３年ほどこちらを拝見して、３人目不妊治療に励んでいたものです。
　私より年齢の高い方が元気な赤ちゃんを出産されている記事を読むと励まされたので、無事健康な３人目を出産した今、お礼までに、私の経験も報告させていただきます。

　４０歳〜４２歳の２年間で合計６回のＩＶＦを受け、６回目のＩＶＦで妊娠し（４２歳２ヶ月のとき）、今年の秋、４２歳１０ヶ月で帝王切開で出産しました。

１．カウフマン（採卵周期の前周期に、生理３日目から２０日間、一日１錠プラノバール服用）した方が、卵の質が良い。カウフマンに疑問を持ってしなかった周期もあったが、その周期は卵はたくさん採れたものの、明らかに質が低下していた。

２．アンタゴニストより、基本に戻ってショート法の方が成績が良いかも。
　１回目　ロング法　化学流産
　２回目　ショート法　クリアな陽性反応が出たものの、胎のう確認しない段階で自然流産
　３回目、４回目　アンタゴニスト　結果でず
　５回目　アンタゴニスト　うっすら陽性　でも胎のう確認後に自然流産。
　６回目　ショート法　バッチリ陽性→今回の出産に至る。

３．胚盤胞移植より、３日目８分割を移植したときの方が着床する。
　ＡＡＡ級の胚盤胞を移植しても結果が出ないのに、Ｇ２の８分割卵を移植したときは、二度ともクリアな陽性反応が出ました（試薬が判定窓に行き着かない間に＋となる）。

４．アシステッドハッチングはしなかった。
　高齢だと卵の膜が固くなるのでした方が良いと培養士さんに勧められたが、きちんと元気に育っていく赤ちゃんの卵なら、切れ目がなくても自然に受精すると思ったので。

５．ホルモン値は気にしない。
　気にしないというか、病院の方針なのか、ホルモン値のことは何も言わないので、私も聞かずに過ごしてました。
　特に問題がなかったからかも知れませんが、知らなかったのでその分、余計なストレスを感じないで良かったかも、です。

６．力尽きてサプリメントや運動はやめた後に妊娠。

　マカとかルイボスティー、ピラティスなどを試したこともありましたが、お金がかかって仕方がないのでやめました。
　妊娠したときは、何も飲んでないし、何も運動してないとき。
　ただし、ちょうど卵製造中の頃、家族で温水プールに出掛け、私だけ熱い温泉に２時間入りっぱなしだった日がありました。


　私の場合、３０代で既に２人をＩＶＦで産んでいるので、初産を目指している方には参考にならないかも知れませんね。
　それと、私が通っていたのは地方の個人病院で、お産もたくさん取り扱っているようなところですから、不妊専門治療病院に通っている方も、参考にならないかも。

　３０代のときと違ってなかなか結果が出ないので、６回目のＩＶＦのときは排卵誘発剤をいつもの２倍量打ったところ、１５個も採卵できました（いつもは４〜５個）。
　そのうち、半分は胚盤胞まで分割したので、成績も良かった周期だった訳です。そのうち、一番グレードの良かった卵３個（Ｇ２が２個、Ｇ３が１個）を３日目に移植して、うち１個が元気な赤ちゃんに育ってくれました。

　過去ログに埋もれていますが、中でも、閉経後に病院に通われ、５０歳直前に待望のお子様を出産されたｇｏさんの書き込みに励まされました。
　どうか、みなさまの所にも、かわいい赤ちゃんがやってきますように、とお祈りしています。