VOICE(掲示板)
高齢出産VOICE

高齢出産の悩みや心配事、そして生んでよかったこと。

【子育て】障害児だったら、健常児だったら。
今回は匿名です。 -- 2009年01月13日 01:05:43

↓のハコさんのお話で、普段から私が感じている事を、障害児を育てる一親として思うところがありましたので、書かせて頂きます。

読みたくない方はスルーして下さい。


結局、皆さん自分のお子さんが、健常者だったらいいのですよね。

お腹にいる時点で、障害の有無が判るなら、判ったほうがいい。より健常児に近い子供なら、産むのでしょうか?

障害児なら堕胎する。

命を軽んじているんじゃないかと、今の私ならそう感じ思うところですが、障害児をそもそも最初から育てる自信がないなら、妊娠なんてしないほうが良い。

なら避妊するべき。

選んでいないと思っていないと思っていても、結局、どちらかを選んでいる。
これは、障害児に対しての差別だと思う。
言い方が適切ではないかもしれませんが、障害児を育てるのは嫌。そういう事の選択でしょう。

出した答えは、夫婦にとって大切でゆるぎないもの。・・だと思います。
それを誰にも責める権利はないでしょう。

でも、普通の健常児が、皆さん、良いのでしょう。
何年も治療して、授かった命。それが例えば障害児だったとしても、命を授かる為に、辛い治療を続けていらっしゃる。

障害があると判っても、生まれた子が障害児だと判っても、それは貴方のお子さん。
受け入れられる扉、受け入れる扉を心に一つだけでいいから持って欲しい。

羊水検査するしない、産む、産まないなどのスレッドをここで目にする度に、「命」を軽んじているなあといつも思います。

育てられないから自信がないのではなく、ハンディーを抱える子を欲しくない。
・・そうですよね?
どうにもそういう気がして、黙っていられず書き込み致しました。


読んでいて不快になられた方がいらっしゃったらごめんなさい。



きれいごとです
匿名 -- 2009年12月18日 12:55:15

  私にも障害がある子供がいます。
羊水検査は賛成です。
命の選別これも賛成です。

きれいごとをいっているのは、どちらですか。

もし今回むずかしかったとしても、諦めずに可能な限り健康な子供をうんであげてください。その検査で子供の一生が変わるんです。

なぜ障害とよばれるのか分かりますか?本当の意味をわかっていないんじゃないのですか。

生んだ子に障害があっても子供を愛せるのは親の責任からです。自分のエゴで生んだ命を放棄するわけにいかない。その我が子も親を親だとわかっていない。障害は何重にも重複するんですよ。1つや2つでないんですよ。そんな体で生んで可哀想で可哀想で。
確かに覚悟は必要です、でもね、早いうちにわかっていたのなら私はこの子をおろしています。まだ痛みのわからない時に、そして痛い思いは親だけでいい。私は健康な体で生んであげたかった。何度もチャンスはあったのに悔やんでも悔やみきれない。全部私の責任ですよ。

>育てられないから自信がないのではなく、ハンディーを抱える子>を欲しくない。
>・・そうですよね?

そうですよ当たり前のことではないですか。そして子供もハンディーなんか欲しくないですよ。
命を軽んじる?それはどっちよ、軽はずみな論理で障害を持つ人を生めと?生むか降ろすかそれも親の決断でしょ。子供のためを思っておろすべきだったと心の底から思います。

難しい問題です。
匿名で。 -- 2009年02月 5日 21:28:08

  私も、高齢出産ですが、羊水検査は、しませんでした。月並みですが、生まれてくる子には何の罪もないので。もし、羊水検査をして、もし、異常があれば、気持ちが揺れるのはわかっていたので。でも、それは、私と主人が話し合った結果で、どの人にもあてはまる結論ではないと、思います。

わたしも、よく羊水検査のトピを見つけますが、だれかに相談したかったり、肩を押してほしかったり、なぐさめてほしかったり、いろんな気持ちはわかりますが。それぞれのご夫婦で相談して決めることだと思います。
過去にも何度も何度も同じような内容を目にしますが、、、ご夫婦で話し合って決めてほしいです。

色んなケースがあります
匿名さん -- 2009年01月18日 08:41:02

  第1子に障害があり、実際に育てています。
染色体異常で、重度障害です。
私は第2子以降は羊水検査をしました。とても障害児を2人育てるのは無理だと思ったからです。分かるもの(一部の染色体異常)と分からないもの(自閉症等)があるのは承知です。
おそらく、第1子に障害がなければ、第2子以降で羊水検査をしようとは思わなかったでしょう。

障害児の親仲間でも、羊水検査を受ける人、受けない人は両方いますよ(私の周りでは)。障害に対する現実を知っているけど、考え方は様々です。

それは、その子の障害により、また、家庭の事情により、ケースは違います。うちは突然変異が理由なので、遺伝病ではありませんが、遺伝がある疾患の場合なら、また違ってきます。

それに、障害といっても、色々あります。
肢体不自由の場合など、知的やコミュニケーションに問題がなければ、「出生前診断に反対」という書き込みをご本人がされているHPを見たことがあります。でも逆に、自閉症の方が大人になり、社会的な生きづらさを抱え「なぜ産んだんだ」と親を責めているケースも知っています。

理由は人それぞれ、正解は無いと思います。

ただ、いつもこの掲示板の羊水検査に関するトピックを見て思うのは・・・下で「とくめい。さん」が書かれていたように・・

>それを正当化しようとする「言い訳」も私にはとても聞き苦しい
>です。
>どうしよう?という相談も、たとえ相手の顔の見えないネット上
>だからと言って、してしまう行為自体も私には理解できません。
>それぞれの事情によって、そうせざるを得ないということもある
>のでしょう。でもそれは、自分の胸だけにしまって欲しい。自分
>だけで血を吐くほど悩んで、決断して欲しい。どこかで吐き出し
>て楽になりたいなんて、ずうずうしい。

というのは、厳しいようですが、私も同感です。
掲示板には自由に書き込める・相談できるというのは良いことですが、不特定多数の方が見ているからこそ、もっと気をつけて欲しいです。


健常児を望む親の心理について
私も今回はトクメイで。。 -- 2009年01月16日 13:57:22

  〆後ですが・・・

子供のためにその子の健康を願うのだと思います。ダウン症の合併症は子供にとって辛い治療がある場合も多いでしょうし、免疫力が低くて風邪を引いてもこじらせて治りも遅い子もいるそうです。子供が辛い思いをすることがあると考えると健常児を願うのは道理だと思います。だれだって子供には幸せになってもらいたい、そうではないでしょうか。


身内に高機能自閉症のものがいます。本人は辛くて死にたいと何度も訴えたことがあります。社会にでていくと身内では守りきれません。社会に順応できない、コミュニケーション能力の欠如、思考の柔軟性の乏しさという悩みはそうとうなもののようです。友達もできない、一人孤立してしまうという孤独との戦いを見せられ続ける親も辛いと思いますが、1番辛いのは本人でしょう。。

羊水検査
みんと -- 2009年01月16日 00:50:34

  私は第二子の際に羊水検査をうけました。

一人目を授かった時には羊水検査など考えもしませんでした。
やはり授かった命を都合良く、むやみやたらに選別する様で
吐き気がするほど嫌悪していました。
妊娠中は特にそういったトピックは見ないようにしていた位です。

しかし生まれた第一子に染色体の異常がわかり、
二人目のときには迷わず羊水検査をうけました。

自分たちが若くは無い、
順当ならば子供を残して先に死ななくてはならないこと
独り立ちの難しい子供を誰かに任せるだけの経済的余裕が無いこと

もしも、障害者に対して暖かい、当たり前のように
親の死後も安心できるような成熟した社会であったならば
迷うことは無いでしょう。
しかしそうではない

一人目が健常児だったら今も羊水検査に対する考えは
元のままで、眉をひそめていたかも判りません。
しかし一人目に異常があったからこそ、
次の子供の健康には慎重になった。

私もどんな命も平等で選別すべきではないということが
正しいのだろうな、と思います。
羊水検査を正当化したいとも思わない。

しかし、羊水検査をした事に後悔は無いし
羊水検査をするか否かを問うただけで忌み嫌われる様な風潮が
もう少し変わってくれればと思います。

羊水検査の是非は延長線上にあるまま、
なかなか相容れないものかと思います。
私は自分のことではなくても、
実際に障害児をお持ちの方の話に耳を傾けたいです。

生として。
今回は匿名です -- 2009年01月15日 23:32:02

  皆様、貴重なご意見、本当にどうもありがとうございました。

皆さんのように、考えてくれる方が一人でも多くいたら、日本のこの世の中、障害児に対する偏見は、少なくとも和らぐと思いました。

子供にそもそも、障害児も健常児もなく、立つ位置は同じライン上にあるのだと思います。

ただ、少し、普通と違うだけ。

生まれて、数年経ち、3歳半を過ぎた頃、子に障害があると判りました。
どうしよう。と目の前が真っ暗になりました。

でも、周囲の人達のお陰で、明るく子育てをする事が出来ています。

辛い、辛いと嘆くより、借りれる手があるなら、どんどん借りて、育児して下さい。

これは、健常児だろうが、障害児だろうが関係ありません。ただ、後者の場合は、一人で抱えるより、出来るだけ多くの人の手を借りる、交流する、相談するなどするほうが良いです。


検査のするしないは、やはりご自身の有り様なんですよね。出した答えに、正解はなく、それを信じ生きていく。

もし正解があるとしたら、自身にとって後悔しない選択。それが答えなのかも知れませんね。

高齢妊婦です。
とくめい。 -- 2009年01月15日 15:52:08

  私は子供を望んで、幸いにも妊娠しました。

2回の流産を経ての妊娠です。

子供は神様から預かったもの、たまたま私がその子を育てる権利を与えられたということ、と思っています。

そんな私と夫には、異常(とあえて書かせて頂きますが、‘異なる常態’とは思ってません)があったからと言って、堕胎を選ぶ、という発想はまったくありませんでした。

そして、何かの準備ができるならば、検査でもなんでも受けてみようか、と思ったのですが、検査費用もかかることですし、それもまた、産まれるまでのお楽しみにとっておこうと思い受けませんでした。

中絶手術というのは、必要悪だと私は思います。

でもそれを命の選別という手段に使っていいとは到底思えません。

また、それを正当化しようとする「言い訳」も私にはとても聞き苦しいです。
どうしよう?という相談も、たとえ相手の顔の見えないネット上だからと言って、してしまう行為自体も私には理解できません。

それぞれの事情によって、そうせざるを得ないということもあるのでしょう。でもそれは、自分の胸だけにしまって欲しい。自分だけで血を吐くほど悩んで、決断して欲しい。どこかで吐き出して楽になりたいなんて、ずうずうしい。

厳しいでしょうか?

でもそれがこの掲示板でのやりとりを見ての私の本音です。

二人目のときは?
きかん坊 -- 2009年01月15日 14:42:55

  障害児を愛情いっぱいで育てている親御さんをとても尊敬します。
検査をしてもしなくても障害児でも育てていきたいという決意をしている方も尊敬します。
私は羊水検査ではっきりしていたら迷ってしまうでしょう。
胎動を感じているのに諦めるのはつらいことですが。

障害児を産んだ親が二人目三人目を妊娠したときは
必ずといっていいほど羊水検査をする、
というのを聞いたことがあります。(ダウン症の親だったかな)
現実は厳しいのでしょうね。

このVOICEではとても優しい方が多いと感じていますが
障害児を育てておられて、二人目以降も羊水検査をするつもりがなく、
再び障害児でも育てたいという方もいらっしゃるのでしょうか。
いらっしゃるのであれば、自分の子が障害児だったとき少し勇気が出るような気がします。

どんな障害をもっていようと「こども」ってとてもかわいい。
周りが優しく見守ってくれることも多いと思います。
でも大人になるんですよね。中年に・・・老人に・・・
私が心配なのはそこなんです。
国はどれくらい力を貸してくれるのでしょうか。

着床前診断
私も今回はトクメイで。。 -- 2009年01月15日 13:19:47

  ・・・カウンセリングの整った欧米では胎児にダウン症があると診断された女性の92%は中絶を受けているそうです。

「出生前検査」は私も確かに論理的にどうかなと思うところもあります。では
「着床前診断」だったらいかがでしょうか?

「着床前診断」については日本産科婦人科学会が自主規制を行っているとのことです。でも、「出生前検査」は認められているのですよね。なんだかおかしなお話と思ってしまいます。
「着床前診断」で移植の有無を考えた場合、流産率が確実に減るとわかっています。体外受精が認められているのなら「着床前診断」を認めて、逆に全ての受精卵において診断をするべきなのかもしれないと思います。

トピ主さんは「着床前診断」についてはどうお考えになりますか?


このサイト以外では40代半ば以降の高齢で妊娠するなんて全く理解されなかったりします。
私はこれはもしかしたら、自分達を守る意味での拒否なのかな、危機管理能力からの拒否なのかなと思ったりします。
障害者でも、働いている方々はたくさんいらっしゃると思います。でも、障害者手帳があるくらいの障害だと障害年金が税金から支払われ、税金は免除されたりします。
それでは、税金から援助を受けなくても良い裕福層のみが妊娠にトライすることができるということでしょうか。

そして、「出生前検査」を受けるのは全て1人目の方ばかりではありません。

2人目となると今いる子供のことだって考えなくてはならないでしょう。障害児の次子のときは? 
100%の避妊は性交をしないことですが、健全な夫婦で障害児が育てられないのなら性交もしないというのもおかしなお話です。(パイプカットをしてリングを入れて、そしてコンドームとピルを併用すると限りなく100%の避妊になるかもしれませんが。。)


差別ではないです! でも、障害児を育てられるという強い意志を持つことのできない人間だっているのだと私は理解できます。


私は未妊で不妊治療中です。怖いですよ。このまま子供を持たずに一生を終えると考えるのも、そして、子供が授かったとしても障害児だったらと思うと。。 親を認識してくれるのなら、成長が見られるのなら、自分で歩いたり、食べたりできるくらいの障害なら・・・。でも、怖いです。不妊治療を辞めてしまった方がいいのかとも思います。

同意です。。が。。
匿名希望 -- 2009年01月14日 17:59:09

  ご意見、とても貴重でかつ、真理をついていると思います

難しい問題だと思うので
正直、なんともいえません。

ただ、ずっと妊娠中のご夫婦どちらからでも
?健康だったら、男でも女でも”と
言うのを聞くたび、なんだか引っかかっていました。
?じゃ、健康じゃなきゃ、いらないの?”と。

かく言う自分も、羊水検査を受けたものです。
海外に住んでおり、主人も私も日本人、
共稼ぎでようやく生活をしております。
そして、私の仕事は発達障害を持つ成人の方のサポートワーカー。
ダウン症、自閉症、脳性まひなどを持つ方たちの利用する
デイプログラムのスタッフです。

検査を受けるに当たって、
流産経験もありますから、助産師さんに相談しました。
?こんな仕事をしていて、なのに自分は検査を受けるなんて
自分は偽善者のような気がする”と。
助産師さんは、しかしこういいました。
?でも、あなたは誰よりも現実を見てるでしょう。
きれいごとだけではすまない現実を”と。
そのひとことで、私の場合に限ってですが
救われた気がしました。

検査で陽性ではなかったけれど。
実際検査を受け、とても後悔しました。
障碍を持つ子をもし授かったら、
共稼ぎなんてとても出来ないことは
実際によくわかっていました。ましてや、こちらは
母国語でない言葉の国に住んでいること。
その子への療育が何処までできるのか、全くの未知数。
はたして、それができるのだろうか?

命を軽んじていると言われればそれまでです。
結局、”たられば”ではなにも
解りません。陽性と告げられていても生んだかもしれない。
諦めていたかもしれない。
それは、その時に本当にその事実に直面しなければ
絶対に解らないと思うのです。

未だに正解はわかりません。
結果が陽性だったら、堕胎していたのか?
やはり生んでいたのか?
その時にならないとわからないとおもうんです。

ここで
陽性なら生まないと書かれている方でも
実際、そうなったとき
どうなるかは、そのご本人しかわからないのです。
言うこと、書くだけは簡単です。
ここでの書き込みだけを100%鵜呑みにしては
危険です。
結局、検査を受けて陽性が判明し
生むことにしたけれどそれをここに書かれる方ばかりではないと思いますから・・・

なんか取りとめもなくなってしまいました。
意味不明?かもしれません、すみません。

自分の心
クローバ -- 2009年01月14日 17:39:15

  障害児を育てているご両親をとても尊敬しています。
何かお手伝いができることがあれば協力させてほしいと思っていました。

わが子が知能発達遅延のお子様と共に学ぶことになり、それはお互いにとても大切だと思っていました。

でも、物の取り合いで思い切り首をしめられて、娘の首にくっきりと指の跡が数日残るということが起こったとき、わが子を障害児と共に学校生活を過ごさせる恐怖を覚えました。

結局、私も障害児を特別な目で見ていて、可哀そうだと同情の目で見ていただけとわかりました。

自分の心に問いかけてみました。障害児を温かく見守りたい・・・でも、自分の子でなくてよかった・・・自分より苦労している人を見て今の自分の幸せを感じているだけなのです。

何だか自分の心の醜さに嫌悪感すら感じています。

でも、反対に私のような偽善者が社会にたくさんいる限り、障害児とご両親はたいへんな思いをされるでしょう。

私は健常児を授かる努力はします。
羊水検査はそのための一つの手段です。

それは仕方がないですよ。
さいか -- 2009年01月14日 11:46:40

  わざわざ障害児とわかっていて、苦労を買って出るようなことはしたくないというのが本音でしょう。

どんな子供を育てるにも苦労はつきものです。
どんな子供でも愛おしくてかわいいものです。

でもそれは成人までのことですよ。
自立して生きていけない障害児は、親が死んだあとどうやって生きていけばいいのでしょう。

私だったら、死んでも成仏できない。それくらい死ぬまで子供のことが心配だと思います。

私は障害児を育てる自信はあります。
心から愛する自信もあります。

でも、今、高齢で兄弟を作ってあげることすら不可能である身なので、障害児を授かったとわかった時点で、お別れします。
その子の一生を見てあげられないもの・・・
もし、仮にそういう不安がなければもちろん産みますけど。

難しい問題だと思いますが
ココ -- 2009年01月14日 11:28:24

  お腹立ちのお気持ちは当然だと思います。
ただ「健康なお子さんを望む気持ち」そのものは尊重して欲しいです。
私の娘が発症した時に思ったのは「人生を捨てても治してみせる!」という決意でした。
匿名様も、最初に知った時はショックを受け、迷い、嘆かれたことだと思います。
確かに「それでもあった場合は受け容れる」姿勢は、親の前提として無ければいけませんが。

私が見ていて気になったのは、出生前検査や堕胎をした自分を肯定するために
より一層、障害児への差別心、障害者親族(特に母親)への遮断(無関心)と
軽蔑心を高めてる方がいるような印象を受けたことです。
無知なまま検査・堕胎した人は、(例えばですが)ダウンの成功者を認められないのではないか?
自分の内面を直視することに耐えられないからでは?と想像しました。
深く考えられたり、一歩おいて見れる人はバランスが取れてるように思いました。

あと、現実に負けて堕胎するのは仕方がないとして、
「やっかいもの世話しなくてすんだ」でお金払って供養すればok!で
済ませられたら、子供も浮かばれません。小額でも寄付したり、ボランティアしたり、
親切を心がけたり・・・形を変えた償いの気持ちがあって欲しいと思いました。

以前、ある中年の人から偉そうに説教たれられた事がありますが
酷いものでした。内容は「羊水検査。サクセス・ストーリー」。
「うちは羊水をしたから障害児を産まなくて済んだんだ」
自分は賢く生きてる勝ち組・・・という自慢?です。
うちは病気だから、まだ冷静に聞けますが、
(そんなこと言ったら阪神大震災だって住んでた人が悪いのか?)
他の障害児ママなら、どんなに辛い言葉だったでしょう。

匿名様が憤りを感じるのは、むしろこの悪質な手合いではないでしょうか?
(ただ、こういう人達も弱者になった時に、思い知るとおもいますし
 いい気になって育ててた健常児がろくなもんに育たないかもしれないので、
 放っといていいと思いますが・・・)

出生前検査と堕胎に関しては、現実問題として考えてもよいのではないかと思います。
そもそも、今の技術で出来ることなど、たかが知れてます。

例えば、筋力低下の神経難病は深刻です。
続けて産まれた場合は、上の子から順に施設に送るはめになりかねません。
それを回避するための検査+堕胎を、誰が非難できるでしょうか?
家族を介護してる方もいますし、本人が病気・障害があることだってあります。。
諏訪医師が減胎を非難されていましたが、あれも苦肉の策でしょう。

また、尊厳を持って死ぬのが難しいという、今の医療の問題点もあります。
大人はリビングウィル等の手段もあるし、子供でも癌なら緩和ケアが受けられますが、
重度の障害児は、尊厳も何もないシステムの犠牲になりがちです。
こういうのを一度見てしまうと、前向きになるのは難しいと思います。
ですから、ケース・バイ・ケースではないでしょうか。

匿名様のお子さんは可愛いのでしょうね。
娘も障害が残っても良かったから生きてて欲しかった。

一概には言えないのでは・・・
ame -- 2009年01月14日 10:28:50

  う〜ん・・・。確かに一言「ハンディーを抱える子を欲しくない」という言葉で片付けられる感情の人もいらっしゃるかもしれませんね。
でも、世間で「障害がある」と判断されてしまう子供を育てるという事は、そんな一言で片付けられる程単純な事では無いような気がします。それは私なんかより、障害のあるお子さんを育てていらっしゃる“匿名”さんの方がよっぽど切実であり、実感していらっしゃるとは思いますが。

私は現在妊娠20週の超高齢妊婦です。羊水検査をするかどうか、もし障害があった時はどうするか、夫婦で散々話し合いました。
そして「障害のある人生が、子供にとって生きる価値も無いほど不幸な事なら、世界中の今日明日食べるものが無い子供たち、親を目の前で殺されたり、毎日死と背中合わせの戦場の子供たちは、誰一人生まれてこないほうが良かったという事にはならないか?」
という、ちょっと広すぎるかもしれない(笑)視野の元、検査をしない事に決めました。

本人に「生きる」気力がある限り大切に育てよう、と決めた私たちでも、その気持ちに至るまでには本当にいろいろな思いがありました。お恥ずかしい話ですが、私の頭に一番最初に浮かんだ事は、「障害がある子を本当にカワイイと思えるのか?親にカワイイと思ってもらえない子程不幸な事はないんじゃないか?」という事でした。周りから、「親は先に死んで終わりだけど、残された子供の事を考えた事があるのか」と言われたときは「自己満足、勝手な正義感で突っ走るのは子供にとって迷惑なのか?」と思ったりしました。その他にも、もっと複雑な思いや、もっと嫌な感情もいっぱいありました。

幸い私には「どうしても私が働かなきゃいけない」というプレッシャーもありませんし、「二人で頑張れば絶対大丈夫」と断言してくれる旦那もいます。なので最終的には「がんばろう!」という決断を下す事が出来ましたが、もっと込み入った事情の方や、多くの問題を抱えた方もいらっしゃると思います。
知ろうと思えば知れてしまう今現在、「知る事が罪、調べない方が悪」そして知ってしまったとき「産む事が罪、産まない事が罪」という確固たる考え方は私にはありませんが、どちらの結論に達するにしても、本人の責任で決断をするという事は、一言で片付けられるような単純な「思い」では無いような気がします。

子ども(胎児)の人権
匿名 -- 2009年01月14日 00:19:35

  同感です。

正直、羊水検査や障害胎児堕胎の話が出るたび、
「いい加減、もうやめてくれ」と思ってました。
私も同じようなスレを立てさせて頂くことをずっと考えてました。

昨年末には、以前のように明るいサイトに、というご意見も
ありましたが、このような暗く重苦しい話ばかりが
たて続いているのに、それは無理という気がしていました。

私も長年、子どもを望んでおきながら、
高齢だから産めないとか、生まれてくる子ども自身がかわいそう
という矛盾した書き込み、それを当たり前のこととして正当化
するような書き込みには毎回、辟易していました。

子どもの命や人権をきちんと踏まえた上での発言なのでしょうか。
子どもは親の付属物ではありません。

親には子どもを選ぶ権利があるように書いていらっしゃる方も
見受けますが、障害を理由に堕胎をしてもいいという法律
(胎児条項)は日本にはそもそも存在しないのです。

それを十分わかっていて決断されているのでしょうから、
いちいち責める気も問いただす気もありませんが、
後ろめたい思いがあるなら、せめてご自身の胸の中だけに
そっとしまっておくということはできないのでしょうか。

中絶される赤ちゃんもあまりにもかわいそうですし、
障害のあるお子さんを慈しみ、育てていらっしゃる方にも失礼です。

私には今のところ障害を持つ子はいませんが、子どもを望む以上、
常にどんな子でも受け入れる覚悟です。

高齢出産にはリスクがつきものですが、障害を理由とした堕胎に
関する話は、できれば他でやってほしいです。
(こういった書き込みばかりが続くと、社会における
高齢出産への偏見が助長するのではという危惧も感じます)

すべての方たちと分かり合おうとも思いませんが、
さまざまな方が見ている掲示板ですので、もう少し子どもや
障害を持つ方の人権への配慮の感じられる書き込みをお願いしたいです。

私も・・・。
R -- 2009年01月13日 18:21:53

  ここは常に中立の立場でいる方が無難で好まれると思いながらの投稿をしてきました。要するに当たり障りのない文章です。

羊水検査をするしない、またはした結果、異常があるとわかって悩んでいる・・・ここで質問される方にも実は私も違和感がありました。たまたま、私は40歳を過ぎて健常児を授かりました。仮に羊水検査でわかったところで(異常があると分かったところで)、それ以外の障がいを持って生まれてくることもあり得るわけです。なので、不妊治療に体力や精神力、大金を費やして、いざ健常児ではなかったときの処置を選ぼうとしている投稿に、物凄く嫌な気分がしていました。

責任です・・・。親としてどのような命で生まれてこようが、自分のお腹に宿った自分のお子さんです。

それを堕胎する人が居る。またそれを堕胎しても良いとされる法にも、戸惑いがあります。きれいごとだと言われるかもしれませんが、私は仮に障がいがあっても産むつもりでしたので、羊水検査は受けていません。ダウン症だとわかって憔悴しきった投稿を見ると、悲しい気持ちになっていました。

今回は匿名です。さんの投稿はまさに私が読ませていただいて、もやもやしたものが蓄積されていた部分でした。どうも?????と思っていた部分の内容でしたので、便乗いたしました。

受け入れることは難しいでしょう。だれも障がいのあるお子さんを生むつもりで妊娠に至ったわけでもないでしょうが、それは親としてあまりに安易な(というとまた反感を買われそうですが)選択に思われて仕方ありません。

しかし、法的にそれを堕胎しても良いとするシステムがあるなら、私がいくら批判の声を大にしても聞き入れてもらえる物ではありません。
が・・・これから生まれてくる子供に道徳、倫理、人への優しさ、暖かな気持ち、自分以外の他人へ思いやる気持ち等々を教えようとしている親が、障がいがあるならおろします・・・どうしてもどうしてもどうしても、どう考えても都合が良いと思います。

今回は匿名です。さんの「命を軽んじている・・・」というご意見は私も同感です。極論と思いますが、法が許しても、個人的には気分が悪いです。

同じような感情の方がいらして、ほっとしました。といのが読ませていただいた本音です。

どうか、お腹に宿った命・・・責任と感謝と愛情を持って大事にして欲しいと思います。

障がい児を育てては居ませんが、常日頃から思っていた自分の意見を述べさせてもらいました。私の文章こそ、不愉快だと思われる方がいらっしゃると思いますが、便乗お許しください。ごめんなさい。

健康な子どもが欲しいですよ。
中井 -- 2009年01月13日 17:41:01

  よく芸能人がおめでたのインタビューに答えていますよね。
「男のお子でも女の子でも五体満足だったら・・・」
「健康であれば・・・」

それが普通の考えです。

ここのサイトでのレスはある意味、世間の考えとはかなり違って偏りがあると思います。

誰だってわざわざ苦労はしたくないもの。奇異な目で見られたくないもの。

強いふりをしているけど、障害児を育てるのはたいへんです。
そのうち子どもは障害児から障害者になります。

何もかも投げ出したくなる時があります。子供の将来を考えると潰れそうになる自分がいます。

現実を知っているからこそ、おなかの中の命をあきらめてしまう気持ちはわかります。

今の私だったら、産みません。
未来は決して明るくないから・・・

簡単に堕胎されることを非難される方は、現実を知らないからでしょう。障害児を育てている親ではなく、障害者を育てている老夫婦の生活をみて欲しいと思います。
子どもを殺して自分の命を絶つという現実があるのです。

初めて投稿しますが・・
海人 -- 2009年01月13日 16:55:00

  こんにちは。37歳で初めての妊娠、現在15週の者です。
高齢かつ初産ということで、いよいよ羊水検査の必要性を考えた結果、受けないと決めたところです。

私のかかっている総合病院では、その規模にも関わらず、出生前診断について医師からは一切説明がなく、情報は自力で主にネットなどを検索するしかありませんでした。率直な感想として、現在のような環境では、適切なタイミングを逃したり、情報量にしてみても不足してしまうことが多く、結果として「各々の正しい決断」を下すのが難しいのではないかと考えているところです。

恐らくトビ主さんは、ご自身のお子様が否定される気がしていらっしゃるのではないでしょうか。確かに、倫理的には命の選別はなされるべきではないし、障がいのある子だから劣っている、という見識も間違っているでしょう。しかし、現実には障がいを持って生まれた子どもを受け入れることは可能でも、望む、ということはほぼ皆無なのではないでしょうか。

個人的意見としては、諸事情により諦めるご夫婦がいたとしても、私は責める気にはなりません。諦める決断は、それはそれで大変苦しいものでしょうし、その後永遠に背負って生きていくことに違いありません。

「〜べき」はトビ主さんのご意見ではあっても、周囲に押し付けるのは私個人的には賛成しかねます。むしろ、出生前診断に関しては、倫理面も含めた正確かつ十分な情報を妊婦に与え、後悔させない判断を下せる環境を、医療現場で整えていくことが必要なのではと実感しております。

ひとつのアドバイスを
匿名 -- 2009年01月13日 15:58:51

  私は担当Drからひとつのアドバイスを頂きました。

羊水検査は悩みましたがDrの言葉に、決意や責任や高齢で子を持つ事の深い大切さ重さ…結果しませんでした。

もし良かったらと思い こちらで便乗で書かせてもらいます。

「君の年齢からして 羊水検査を打診されると思う。でも よく考えて欲しい。
羊水検査で判る障害は染色体異常ぐらい。
じゃ 産まれてから 交通事故に遭って 障害者になったからって殺すの? 病気になったからって殺すの?
僕は そんなのは 不妊治療までしてまで子を持つ資格があるだろうか…? これはあくまでも 僕個人のひとつの見解だよ。よく考えなさい。」
と言われ 紹介状を握り締めました。

答えの出ない問題だけど…
ひだまり -- 2009年01月13日 15:25:14

  私は3年前に多発奇形で心臓に重い疾患のある赤ちゃんを産みました。
病院の方針は自然のお産だったので、「発育が良くないけれど、産まれてみないと分からないですね。」と言われて、検査等は受けず、不安なまま妊娠期間を過ごし、出産した直後に赤ちゃんは大きな病院に搬送されました。

その時の私の思いは、「障がいがあっても生きていてほしい。」でした。目が見えなくても、心臓や内臓に奇形があってもなんとか医療の力を借りて、生き延びて欲しいと祈りました。

赤ちゃんは11日目に亡くなりました。亡くなった後はパニック状態が続き、亡くなったことをなかなか受け入れることができませんでした。

その後「もし障がいがあると予め分かっていたとしたら産んでいたかどうか」考えたことがあります。宿った命だからやはり私は産んでいたと思います。

なぜ、題に「答えが出ない」と記したかというと、そのあと2年後に再び妊娠した時に、16週でNT(頸部浮腫)を指摘されたときのことです。フラッシュバックしたのか、赤ちゃんを亡くした時のことを思い出し、過呼吸にもなりました。

その時に、家族が悲嘆に暮れていた姿が浮かび、また家族に苦しみを味わわせてしまうのではないか、という恐怖と赤ちゃんが苦しむ姿を思い出し、せっかく産まれてきたのにそんな苦しみを与えてしまうのが恐い。という気持ちから羊水検査を受けて障がいがあるかどうか調べた方がいいのかという気持ちが出てきました。

ではその結果が出たら私はどうするのか…。その時胎動も感じることができたので、どうこうすることは絶対にできない。迷いに迷ったあげく、検査はしませんでした。主人は猛反対でしたので、障がいのある子が生まれたら、離婚して私が育てる覚悟も決めました。

私の場合「命を選別するための羊水検査」という意思は全くありませんでした。しかし、他のケースでも、一様に「健常児」がいいから羊水検査で判定する、ということではないのでしょうか。それぞれの家庭で様々な思いや経済的な理由などあるから「予め知りたい」と思うこともあると思います。

みんながみんな障がいのある子を受け入れられないということはない、そう信じたいです。私は小児医療センターに長く通っていたので、障がいのある子をたくさん見てきました。どの子も生きるための健気なパワーを持っていて、見ていると力をもらえました。温かく子どもに接するお母さん達からも親切にしてもらいました。ご自分のお子さんに対する眼差しや態度も素晴らしいお母さんに出会いました。

うまく言えないけれど、障がいがある、ないという垣根が取れるようなそんな気持ちを亡くなった子のためにも、いつまでも持ち続けたいと思っています。

 
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