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もうすぐ42歳のらんこです。39歳と40歳でそれぞれ初期流産で、以来治療をしてきてます。
今年に入ってから転院した不妊専門クリニックでの治療内容が変わることになり、教えていただければと思います。
本当は詳しく先生に効いてくるべきだったのですが、話をされた時は、疑問をはさむ余地がなくて、帰ってきてからいろいろ不思議になってきました。
この春から半年間治療を休んでいて、今週期久しぶりにセロフェン(クロミッド)で卵を育て、人工授精&Hcgで排卵させてきました。いまはまだ22日目なので結果は未定ですが、昨日の診察でDrに「次回は治療を変えます」と言われました。
人工授精時のエコーで内膜が6.8ミリしかなく、薬で卵は育っても、この薄さでは着床できないと言われました。この薬は数回続けて使うと内膜が薄くなる副作用があるのは私も知っていましたが、1回の使用で、以前は9ミリあったものが激減してしまったようです。
そこで、次回は5日目から5日間今回と同じ薬を使って卵を育て、5日目からHMGの注射を毎日4,5日間、その後人工授精をすると言われました。
その時私はHMGは内膜を厚くする作用でもあるのかなと思い、説明を聞いていたのですが、帰ってから調べるとHMGは排卵促進剤ではあるけれど内膜を厚くする作用があるのかどうかの記述が見つけられませんでした。
そこで疑問なのですが、
1)HMGって内膜を厚くする作用があるのかないのか?
2)内膜が薄くなることがわかっているセロフェンを次回もまた使う意味って何なのか?
ということです。卵を育てるという意味では初めからHMGでもいいはずなのに、はてな?となってしまいました。
同じパターンで治療をされている方、どういう効果を狙っての治療なのか教えていただけると助かります。
- ムーミンさんありがとうございます。 - らんこ - 2006年11月14日 21:44:06
- まなたかさんありがとうございます。 - らんこ - 2006年11月14日 00:54:39
- クロミッド+HMG - ムーミン - 2006年11月14日 00:32:10
- 同じでした - まなたか - 2006年11月13日 11:26:23
温かいお返事ありがとうございます。
なんだかまなたかさんの文章を読んでいて、胸が熱くなりました。うれしいです。
そうなんです、今回はDrの説明のわからなさ以上に、一応9ミリあった内膜が一気に激減したということがショックで、再開したばかりの不妊治療ですが、やっぱりやめようか、などと心が揺れていました。だから、まなたかさんの励まし、とても嬉しかったです。
やっぱりHMGが内膜を厚くするわけではないんですね。
私も漢方薬と鍼を今月から始めて、少しでも体全体の底上げをと思っているのですが、来月もセロフェンだと体の回復が追いつかなそうです。
Drに相談してみますね。
どうもありがとうございます。
>そこで疑問なのですが、
>1)HMGって内膜を厚くする作用があるのかないのか?
>2)内膜が薄くなることがわかっているセロフェンを次回もまた使う意味って何なのか?
>ということです。卵を育てるという意味では初めからHMGでもいいはずなのに、はてな?
>となってしまいました。
1)について
HMGは内膜を厚くする作用があります。
2)について
クロミッドを使用しないと早発LHサージが起りやすいので、クリニックが
診療してない時間に排卵してしまうリスクがあります。
高齢者はLHベースが高い場合があり、クロミッド(セロフェン)はLHを抑えつつ
HMGで質の良い卵を育てます。
下記は私が調べて理解していることですが
■卵巣機能が一般的な方の場合ですが、クロミッドを使用する意味について
卵巣には倉庫と畑があり、生理が始まると、倉庫から畑に約30個の卵が出てきます。卵は
下垂体から栄養分をもらい成長しますが、下垂体から出る栄養分はそれ程多くありません。
最初は小さいので全てが大きくなりますが、卵胞が大きくなるとその分だけ1個の栄養分が
増えるので、だんだん不足し、卵は一つ二つ三つと死んでいきます。そして、最終的には1
個しか生きないのです。個数で説明すると生理が始まったとき片方の卵巣で15個の卵胞が
あり、これが生理の3日目→10個、5日目→7個、7日目→5個、10日目→3個、
12日目→2個、14日目→1個となります。(事実とは多少異なるが判り易くするため)
排卵誘発剤と下垂体から出る栄養分を増やす原理について。栄養分が増えれば卵胞は死なず
に済み例えば10日目には卵が3個生きています(片方で)。そこから栄養分を追加すれば
3個排卵できる可能性があり、7日目から栄養分を増やせば5個が排卵まで行き着きます。
5日目から栄養分を追加すれば7個、3日目から栄養分を追加すれば10個になります。
排卵誘発剤には、クロミッドとHMG製剤の2つがありますが、
HMG製剤は投与したらその日に栄養分が上がります。
●クロミッド+HMGの話です。
クロミッド+HMGは2通りの使われ方があります。
1)クロミッドで増やした栄養分では少し足りないため、HMGで補う場合(例:クロミッ
ドで卵胞発育はあるが途中で止まり、排卵までいけない場合。または、クロミッドで8
日目ぐらいから栄養分を増やすだけでは足りないのでHMGを少量追加して少し強くしよ
うとする場合)です。
2)クロミッドで起こる副作用を消すためにHMGを投与する場合_クロミッドは内膜が薄
くなったり、頚管粘液が少なくなる場合があり、それをHMG製剤で補おうとします。
※1個の卵胞に対しクロミッドを使用する意味について
完全自然で卵胞が18mmの時・・・・・・・・・・E2=170
クロミッドを使用で卵胞が18mmの時・・・・・・E2=250
クロミッド+HMGで卵胞が18mmの時・・・・・E2=350
大雑把に言うと私の場合は、このくらいの E2の差の違いがあります。
但し卵巣機能が落ちている人(FSHが高い)は自分の卵巣が沢山FSHを出しているので
HMGを打っても反応はありません。
らんこさん、こんにちは。
私も過去に同じ治療をしたことがあります。
初めての治療はセロフェン1日2錠(5日間)とHcgでの排卵でした。そして初めての治療にも関わらずすぐに内膜が薄くなってしまい、生理の量が極端に少なくなってしまったんです。
不安で医師に何度もこれでいいのかとたずねましたが、それでも「半年間は内膜には影響ないはずなんだけどなぁ。今月までやってみようか」・・・と翌月も同じ治療。でもやっぱり翌月も同じ結果に終わり、さすがに治療を続ける気になりませんでした。
それから数ヶ月治療を休みました。その間、信頼できる漢方薬局を見つけて、私に合った漢方を処方してもらって飲みながら過ごしていたら、治療を休んでいて気が楽だったせいか生理ももとに戻ったので治療を再開しました。
ですが、私はそれ以来、セロフェンを一度も飲んでいません。漢方のおかげで内膜も治療前より厚くなり、医師もこれなら!とまたセロフェンを処方しようとしたのですが、同じことの繰り返しをしたくなかったので、HMG-Hcgのみの治療に切り替えてもらったんです。
当時の医師の話を思い出してみるのですがうろ覚えで・・・ごめんなさい。でもHMGで内膜が厚くなるわけではないと思います。内膜を厚くする、または維持するのには「ルトラール」という薬を高温期に飲んでいましたから、やはりHMGは関係ないと思います。ただ、内膜には影響しないので、薄くなるということもないはずです。HMGはセロフェンより強い排卵誘発剤なので、卵子をたくさん作ってしまって、多胎のリスクが出てきてしまうことをよく話されていました。
副作用の現れかたは人それぞれで、私のようにすぐに出る場合もありますから、ご心配なら医師に相談した上で別の方法に変えてもらう方が良いのではないでしょうか。
治療はストレスも溜まるし、不安も多いですよね。お気持ちよくわかります。でもきっと赤ちゃんがやってきてくれると信じて頑張って下さいね!応援しています。
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ムーミンさん詳しい解説ありがとうございます。
HMGにはそういう意味があったんですね。畑の栄養のたとえ、すごくよくわかりました。
ちょっと安心して治療を受けられそうです。
これからもよろしくお願いします。