VOICE(掲示板)
高齢出産VOICE

高齢出産の悩みや心配事、そして生んでよかったこと。

【妊娠出産】体外受精と卵子提供のプロゲストロン服用の違い
みつばち -- 2008年06月23日 02:33:34

こんにちは。体外受精で妊娠した方に教えていただきたいのですが、妊娠がわかったあともプロゲストロンを長く投薬(膣座薬)された方はいらっしゃいますか?

私は卵子提供で妊娠判定が出たものですが(現在5週目)、近いうちに、出産までをおこなう、施設の整った産科の病院に行く予定なのですが、可能ならば卵子提供のことは伏せて、体外受精を受けたとだけ伝えて診ていただこうと思っております。ただ、卵子提供を受けたクリニックの指示で12週目までは、プロゲストロンを膣座薬として毎日投薬しなければなりません。今後、診察のときは内診もあると思いますので、プロゲストロンを服用していることは判られることになると思いますが、その場合、ご自身の卵で体外受精をされた方の場合、通常、長期にわたりプロゲストロン服用はないということであれば、不自然なことになります。それであれば、卵子提供ということは正直に先にお医者様に伝えたほうがよいとも思われ、悩んでおります。以前、何度か自分の卵で体外受精したときは、妊娠判定までプロゲストロンの服用はしておりましたが、いつも陰性だったため、妊娠していたら継続するのかどうかがわかりません。

卵子提供で妊娠できたことは、本当にありがたく、すべての方に感謝しておりますし、後悔はありません。将来子供にも時期がきたら、話すつもりでもおります。ただ、一度医者に伝えたことはカルテにも記載され、公共機関で取り扱われるわけですので、将来どのような形で公表されることがあるかどうかはまったく予測がつきませんので、子供を不利益な立場にたたせる可能性も否定はできません。

ということで、通常の体外受精を受け、妊娠された方でプロゲストロンを長期にわたり服用することはあるのかどうか教えていただけると助かります。
また、卵子提供を受けられ、妊娠された方でその後どのように病院と対応されたかなどもあわせて教えていただけると大変ありがたいです。よろしくお願いします。


今回は匿名さん・・へ
みつばち -- 2008年06月26日 22:16:37

  今回は匿名で・・さん、アドバイスありがとうございます。

確かにおっしゃるように私も、卵子提供で妊娠なさった方が、大量出血で危険なお産になったケースを聞いております。
心配でしたので、不妊治療のお医者様に聞いたり、他インターネット等でも調べてみたのですが、このケースは50歳以上またはそれに近いケース(たぶん閉経された)で、若い卵子での胎児との不適合なひずみがこのような出血につながったのではないか、という所見もあるようです。ただ、日本での卵子提供での数は極めて少なく、スタディケース、資料が少ないため、実際の因果関係などはまだまだ不明というのが実情のようです。

日本産婦人科学会は正式には卵子提供での治療を認めていませんので(一部特別条件のケースを除き)、普通の病院であれば、卵子提供の不妊治療、出産をサポートするのを避ける(批判的な)傾向にあるでしょうし、それでも、目の前に他国では合法の先進治療を受け、妊娠された方がいた場合、人道的な見地から引き受けざるをえず、それで、大量出血のようなケースになった場合、尻拭いをさせられている、という感情になるのかもしれません。海外の大量出血のケースも調べてみましたが、私が調べた限りでは(ですので絶対ということは言えませんが)特に卵子提供が要因でということは無いようです。ですので、報道や見解にも、そういった国間の状況の違いによるずれが出ているということはあるのではないでしょうか。

ただ、現実問題として、おっしゃるように、日本では大量出血のケースは実際にいくつかおこっているわけですので、お医者様にリスク要因を伝え、緊急な場合に備えるのは重要かと思います。アドバイスいただいたように、今後の妊娠の状況、体調を見ながら、最良の方法を考えていきたいと思います。ありがとうございました。

「大量出血で危険なお産になるケース」
バジル -- 2008年06月26日 15:46:09

  今回は匿名でさんが指摘してくださった件、このVOICEでも以前投稿がありました。

それを読んでいたので私も気になって、産院で初診を受ける前にコーディネーターに尋ねたんです。

そのときの回答は、「確かにそのような発表があったのは承知しているが、そのケースは50歳で双子を妊娠されていたので、超高齢であること及び双子であることが一番のリスク原因と考えられる。米国の医師にも翻訳して情報提供したが、卵子提供の部分だけがクローズアップされた発表であると感じるという感想だった」というものでした。

医師に事実を伝えるかどうかは、最後は自分で決めるしかありません。ただ、私自身の今までの経験からすると、初めに全て打ち明けなくてもよいと思っています。

私もお産の前に輸血準備について尋ねるかもしれませんし、状況によっては事実を打ち明けるかもしれません。

水をさすようですが。。。
今回は匿名で -- 2008年06月26日 11:18:50

  おめでとうございます!

喜びと同じぐらい心配もあるのでしょう。
バジルさんから力強いメッセージがあった後で
気が引けるのですが、卵子提供の出産について危険な面も
あるので知っておいていただきたくて。

新聞などでも何度か報道されていますが、卵子提供で出産に
いたる場合、なかには大量出血で危険なお産になるケースも
あるそうです。(もちろん全部が全部ではありません)
産科の先生からすると、リスク要因を知らされているのと
いないとでは、対応が後手に回ることがあるので危険だそうです。
なので、米国での先進治療の尻拭いを日本の産科医が
させられてる云々、、の発言も出てくるようです。

どうぞ、ご自分のカラダと相談し、安全な出産に
のぞんでください。
きっと医者と信頼関係が築けられるか、ご自身の体調は?
などなど臨機応変に判断されていくことになると思います。
ここまでして宿った命を大切に、出産までこぎつけてください。
応援してます。

クリシトフさんへ
みつばち -- 2008年06月25日 20:18:06

  クリシトフさん

プロゲストロン服用の状況についてわかりやすい説明ありがとうございます。

羊水検査など、年齢をもとに計算されるとのこと(高齢の場合確立がどれぐらいというようなことは知っておりましたが)、知りませんでした。たしかにそれでは正確なリスク計算ができないことになりますね。検査についてもう少し情報を集め勉強、主人と話し合ってみようと思います。

クリシトフさんもお体大事にされてくださいね。ありがとうございました。

バジルさん情報ありがとうございます
みつばち -- 2008年06月25日 00:52:38

  バジルさん

お返事とアドバイスありがとうございます。
バジルさんの投稿はよく拝見させていただいてました。
いつも丁寧に皆さんにアドバイスされたり、貴重な情報を載せていただいていて、優しい方だな〜と思っておりましたが、わたしもご連絡をいただき感激です。
もう6ヶ月なんですね。どうぞバジルさんもお体大事にされてくださいね。

不妊治療の病院と産科の病院の反応の違いなど、大変興味深く読ませていただきました。こういった細かいことや雰囲気などは実際、経験されてないとわからないので、貴重な情報です。
とりあえず、あまり神経質にならずに、状況をみながら対応していこうと思います。

無事に出産まで過ごされますことお祈りしております。ありがとうございました。

プロゲ処方
クリシトフ -- 2008年06月24日 11:24:31

  卵子提供にて妊娠12週になるクリシトフです。

まず、プロゲステロンについてですが、通常の体外受精でも、凍結胚移植(ホルモン補充周期)の場合、排卵しないので、ホルモン値があがらないため、エストロゲンとプロゲステロンを処方薬にて補います。妊娠が判明した後も同様に、ホルモン値(P4)が下がらないよう、プロゲステロンの処方は続ける必要があります。そして、12週くらいになれば、胎盤ができあがるので、処方は中止されます。また、自然妊娠でも、妊娠判定時にプロゲステロンの値が低くて、処方されるケースもよくあります。ですから、転院先の産院で、卵子提供を伏せておくことは可能です。

でも、ダウン症の検査はどうお考えでしょうか?
たとえ障害があっても育てるというのであれば、血液検査も羊水検査も受けずに、出産までいけますが、血液検査を受ける場合、卵子年齢も告げないと正確なリスク数値が出てきませんので、検査しても意味のないことになってしまいかねません。このあたりは、個々人の考えがあるので、ご主人とも相談して決めたらいいと思います。

おめでとうございます!
バジル -- 2008年06月24日 00:52:12

  みつばちさん、妊娠判定おめでとうございます!
どうぞ大事になさってください。

私も卵子提供で今妊娠6ヶ月です。
プロゲストロンは、座薬ではなく注射していました。

日本での体外受精の経験はないので、「その後どのように病院と対応したか」という部分だけレスさせて頂きます。

私が契約したコーディネート会社(米国)は日本の提携クリニックがあり、移植前の診察や投薬はそのクリニックに通っていました。心拍確認ができた段階で、地元の産院へ転院するため、紹介状を作成してもらいました。

どこまで書いて頂くのが良いか不安で、事前にコーディネーターに聞いたりしましたが、大半の方のように「アメリカで体外受精した」のみの記述にしてもらいました。コーディネーターもドクターも「これが最低限の情報ですが、おそらく察しがつくでしょう」とのとでした。

が、産院の医師(初回30代、次回以降60代院長)は、紹介状を見てもさっぱりピンと来ていない様子でした。私は「偏見じみたことを言われたらイヤ!その場合は、遠いけど提携クリニックへ戻ろう」と思って身構えていましたが、肩透かしとなりました。産科専門のドクターってこんなものでしょうか?

「卵子提供です」と主治医となるドクターに言うつもりでしたが、結局言っていません。看護師さん・助産婦さんが常に傍にいるので、秘密を打ち明ける雰囲気ではなく、幸い経過もほとんど順調のため言う機会を失い、今や「言わなくていいか」という心づもりです。

ただ、アメリカのクリニックから処方されたホルモン剤の投与がしばらく続く旨は、初回に伝えました。産科のドクターからすると、「まぁ、そちらのことは、そちらにお任せして」という態度で、根掘り葉掘り聞かれることもありませんでした。

個人的な印象ですが、不妊治療をやっていない産科メインの病院と不妊治療専門のクリニックは、大分違います。医師の責任(関心?)領域という意味ですが、ちょっと話が逸れますが、待合室にいる患者も妊婦ばかりで、不妊クリニックとは違います。しばらく、「別世界だな〜」なんて思いながら検診に行っていました。

高齢だと「ハイリスク妊婦」という目で見られますが、どんな不妊治療したかを書いたり聞かれることもありませんでした(妊娠・出産・流産等は初回のアンケートに記入欄がありました)。

今となっては、自然妊娠の顔をしててもよかったかな、なんて思います。

何か参考になれば幸いです。

 
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