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体調の事情があり37歳になって子供を考えている者です。年齢の事もありすぐにでも治療を始めようか、もう少し後にするか迷い、毎日くるくる考えが変わって不安定な状態です。とても勉強不足な質問なのですが、体外受精は辛くて体も心もボロボロになる、などをよく見かけるのですがどのような事が辛いのでしょうか?気を悪くされたらすみません。まじめに知りたかったので投稿させていただきました。金銭面やゴールの見えない治療・・という事はわかるのですがそれ以外では(例えば採卵の時が辛い、など)どのような事がみなさん辛いとおっしゃっているのか。体外受精はそうとうな覚悟が必要だ・・と言われている理由を教えていただけたら・・と思いました。
- 辛いこと辛くないこと - らら - 2008年05月11日 00:07:09
- 私の場合ですが… - ぽんず - 2008年05月 9日 19:53:26
- 補足 - ナツメ - 2008年05月 9日 19:26:48
- 命の存在と向き合うこと - ナツメ - 2008年05月 9日 18:57:51
はじめまして。
治療歴1年ちょいのぽんずです。
私もまだ勉強中ですが
去年、初めて体外受精にトライしました。
ただ、残念ながら、いまはまだ
喜ばしい結果が出ていませんので
ひきつづきチャレンジ!です。
お薬の副作用や、もろもろの事情は
個人によるものですので
私が感じたことを書かせていただきますね。
・経済的な負担。
これは高度な治療を受けるためなので
日々、節約…。
・時間の制約。
注射の通院が連続10日間ほどあったり、
時間指定の注射があったりで、
仕事中の時間のやりくりが必要になりました。
・からだへの負担。
採卵後、卵巣が腫れるOHSSになってしまったので
数日、おなかが張っていました。
また、採卵のとき、卵子が取れにくい場所にあるとかで
けっこう痛かったですが、産むときの予行演習と
思って、耐えました。(採卵のあと、思ったより
おなかが痛かったので、ダンナに車で来てもらいました。)
・気持ちの負担。
ひとつひとつのステップがうまく進んでくれるか、
移植してから判定日までの気持ちの揺れ動き、
結果が陰性だったときの落ち込み…などは
どうしても感じてしまいます。
こう書くと、大変なことばかりのように
思われてしまうかもしれませんが、
私は、医療技術が進んだ時代に生まれて
体外受精を受けられるのはラッキー!と
思います。
いろいろとお気持ちが変わっている
とのこと。
まずは、クリニックの説明会(通院をはじめていなくても
参加できるところもあるようです)などに
行ってみるのもひとつの手かもしれませんよ。
二度目の投稿ですみません。もう一つ思い当たることがありました。
不妊治療を開始すれば、ほとんどの場合、夫婦のどちらに不妊の原因があるかが明らかになると思います。
私の場合は完全に私の側の問題なので、主人に対して申し訳ないと言う思いがぬぐい去れません。
毎回治療の度に、私以上に一喜一憂する彼の事を思うと、「私なんかと結婚していなければ彼は子どもが授かれていたのに・・」と言う申し訳なさと罪悪感で、消え入りたい思いがします。
家計に大きな負担のかかる治療ですから、「私は無能な金食い虫だ」と、自虐的な考えにも陥りがちです。
夫は何一つ厳しいことは言っていないのに、常に引け目や負い目を感じてしまう・・・そんな卑屈な自分も嫌になります。
お互いに過剰に気を遣い合う事で夫婦仲がぎくしゃくし、不妊治療のせいで夫婦仲が妙になってしまうと言う、本末転倒の事態にもなりがちです。これも不妊治療の辛さの一つだと思います。
5月7日にイルカさんと言う方が「本当に授かるのか?」と言う投稿をされています。
そちらでレスされているアネきょんさんと言う方の文章を読んで、不妊治療の辛さは正にそれだ!!と、心の奥を深く突かれた思いがしました。
引用するのが適切かどうかわかりませんが、「IVFでの失敗は『小さな死』の経験の積み重ねである」と言うお話です。mikiさんにも、是非読んで頂きたいです。
アネきょんさんの文章との重複になりますが、自然妊娠であれば、自分の身体の中で起こっている卵子の誕生や死、受精しても着床しない卵の存在など、ほとんど意識することはないでしょう。
でも体外受精をする女性は、否応なしに卵子の誕生から死までを見届けなくてはなりません。
「卵が何個育っている」「採卵出来た」「受精した」「分割が開始した」「胚盤胞まで育った」「着床した」・・・そのいずれかの段階でつまづく度に、自分の身体の一部の死を確認する事になります。
つまづきの理由と言えば、「精子との相性が悪い」「卵巣機能が悪い」「高齢である」「原因不明」などなど、自分の力でどうにかするには限界のある事ばかり・・・。
消えていく命を前にして、毎月無力感にさいなまされる事になるのです。
不妊治療を経験していない方は、妊娠してから初めて、お腹に宿った命の存在を意識するんじゃないかと思います。
しかし、高度治療を受けている患者は全く違います。まずは卵巣に育つ小さな命の芽を超音波で確認し、分割胚の写真を渡され、受精卵が子宮に戻される様子まで目の前のモニターで見て、妊娠する前から、直接命の存在と向き合わされます。その分、失敗した時の悲しみや無力感も深くなり、心が疲れやすくなるのだと思います。
私個人は、医師の言葉や採卵の痛さ、ホルモン治療の不快感などで治療が辛くなったことは、今まで一度もありません。友人の妊娠・出産で不公平感を感じたり、嫉妬したりと言うことも、何故か全くありません。その辺りは、相当個人差があるのではないかと思います。
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mikiさん、はじめまして。
他のみなさんのレスを拝見して、確かに頷けるなと思いました。
特に頑張って結果が出なかった時など落ち込みが激しくなり、どうしても心に余裕がなくなってしまうと思います。
私は両卵管を失ってしまったので体外受精をするしか道は残されていませんでした。
過去に初期流産や子宮外妊娠などいろいろありましたが、卵管を失うまではどうしても治療に通うのに抵抗があり、積極的な治療をせずに自然に任せていました。
なのでmikiさんの不安なお気持ちをお察しします。
でも私の場合はもう治療をするしかなくなったので通院を始めた時は「これでやっと妊娠に向けて新たなスタートが切れる」といった、すがすがしい気分だったのを記憶しています。
治療が始まってからも特に辛いとは思いませんでした。
確実に妊娠に向けて進んでいると感じられたからです。
というのも最後の着床以外は、卵子、精子の状態や受精の状況など、手に取るように知ることができたからです。
それは自然に任せていた頃にはないものでした。
しかしながら考えようによっては、まるで自分の体に通信簿をもらうような不安な気持ちになるかもしれません。
私個人の考えとしては、mikiさんのように心の準備をしておくことはとてもよいことだと思っています。
数年前ですが、母の知人の娘さんにクリニックを紹介したところ、その雰囲気に馴染めず、一回通院しただけで通うのをやめてしまったそうです。
体外受精の捉え方も人それぞれだと思います。
mikiさんは実際に治療を受けられた時、「やっぱり辛いもの」と感じられるでしょうか。
できれば「生命の神秘に立ち会うことのできる貴重な経験」という風に前向きに捉えられた方が精神的に楽に臨めるのではないかと思います。