VOICE(掲示板)
高齢出産VOICE

高齢出産の悩みや心配事、そして生んでよかったこと。

【不妊】「子供は授かりもの」を実感されたかた
花冷え -- 2008年02月 2日 08:54:49

先日45歳になり、3年間つづけてきたIVF治療生活も、終わりにする覚悟をきめないといけない、と考えるこの頃です。

いままで色々なことをやってきたつもりです。
努力して、心をくだいて、何度も泣いて、あきらめきれずに、ここまで頑張ってきたつもりです。

でも、どうしても授からない。

同じ40代でも、授かる人も結構いらっしゃるようなのに
わたしの40代前半は、そんなこと、まったくかすりもせずでした。

ときどき夫の精子が悪いからだめなんだ、夫との相性がよくないんだ、など、夫のせいにしたりもして、ますます鬱々するこの頃です。

でも、どんなに努力して、お金をかけて治療しても、だめなものはだめ。なぜなら、「子供は授かりものだから」。
この言葉だけが、自分を納得させられる力があるように思います。


ですから、「子は授かりもの」「人間の努力の及ばない何かの力が働く」そんなことを、身をもって実感されたかた、体験されたかたの言葉が聞きたいです。

あきらめるために、「努力だけではどうにもならないことがある」と自分を納得させ、なぐさめたいのです。

聞かせてください。
神様を感じた方、授かったかた、
体験談をどうぞお話してください。

よろしくお願いします。


まだまだ混沌中・・・
花冷え -- 2008年02月 6日 19:33:59

  引き続き、お返事くださった皆様、ありがとうございます。
またいろいろと考えさせられました。
しかし考えれば考えるほどわからなくなるものですね。
考えるよりも感じるしかない問題なのでしょうが・・。



のりマン さん

子供は親を選んでくる、本も出ているようですね。
わたしも、この話題には、ときどき無理があるような気がしています。
ひとつの考え方、感じ方、として場合によっては共感でることもあるのですが。

「宿命は素材、運命は料理」、すてきな言葉ですね!
ありがとうございます。

いいえ、ぜんぜんとんちんかんではありません。
こういう一言が心を軽くしてくれたりします。
今のわたしにはピタッとくるような言葉です。
宿命、、若いころはこれを変えることもできると信じていたものですが、どうにもならない宿命って今ではやはりあるのだと思います。仮にそれを変えられたとしても、違う道なので、やはり幸せには繋がらない、というような。
子供のことに関しては、違う道であってもやはり変えたかったですが。
これからの色々なほかのことに関しても、やはり「料理」を試みたいだろうなと思うだろうな、と思えます。



ユンさん

お話をしてくださってありがとうございます。
ユンさんはものすごく霊感というか、ぴったりした言葉が見つからないのですが、、そういうアンテナを持った方なのですね。
お話読んで、震えてしまいました、、
そしてすごく悲しかったです。
大変な、つらい思いをされたのですね。
そして、ほんとうに不思議でした。

わたしなどは何も感じる能力がないので、実際に起こることにその場その場で一喜一憂するしかありませんが、、

子供が来るということ、、
わたしたちの考えの及ばない次元での何か、繋がり、約束、宿命、意思、というものがあるのでしょうか・・。
わたしは、そういう繋がりを約束してこなかったのかな。

息子さんのご冥福をお祈りいたします。
大変悲しい思いをされて、これから勇気もなかなか出せないかもしれませんが、、
わたしは、ユンさんのところに子供さんが戻ってこられることを、お祈りいたします。
まだまだ30代ですから!


天然さん


IVFで妊娠されたのですね!
おめでとうございます。
同年代で、、うらやましいです

努力、わたしもそう思います。
でも、道の先に手にするものがある場合の努力と、
間違った道を進んでいることを知らずに、あるいは解らずにつづける努力、ふた通りあるのだとも最近思うのですよ。。。
自分がどちらの道を進んでいるのか、解らないのが、悩ましいです。
どちらにしても答えを感じるまでは努力するしかないのでしょうね。何事においても。困難な、でも望みの高いものを得ようとしたら、、。

どうぞお体大切になさって、元気な赤ちゃんをご出産されること、お祈りしています。

ピースさん

お返事ありがとうございます。
縁、そうですね、これも大きいと思います。
子供だけでなく、不動産や進学、仕事、あらゆることにおいて、
縁がある場合の進みかたって、不思議な推進力があります。
それが縁なのかもしれませんね。

まだまだわたしは混乱することも多いのですが、みなさんに頂いたお返事がとても参考になっています。
答えがでるまで、もうすこしもがいてみます。
ありがとうございました。


チルチルさん

同年代で、頑張ってらっしゃるかたがいること、うれしいです。
みきぞうさんのことは存じて居ます。
あのころ、わたしは40代前半でした。
未久さんのレスもよく読んでいました。
ところが、今ではすっかり彼女達の年代も通り越しつつあり、、
なんでしょうね、やはり、なにかが違うのでしょうか。

わたしは予算の関係と住居が遠方であることで、
治療ができるのももうあと僅かです。
完全にリタイアしてはいないのですが、
やはり年齢、治療の頻度、からすると
諦めることも視野にいれて準備しないとだめだ、という危機感が襲ってきているのです。
体、生理の状態からも、明らかに一年まえとは違って老化していることをひしひし感じます。
とても重い決心になるので、鬱がのしかかってくるようです。
しかし実際にあきらめるときは想像もつかないくらいもっと苦しいでしょうね、、。

でも、ほんとうはあきらめられない、という心の叫び、そのとおりだと思います、、。
でも自分の場合は、現実を見つめることが必要とも思っています。

治療ができるということはまず第一のチャンスだと思います。

チルチルさん暖かいお言葉をありがとうございます。

お互いに納得の行く人生をみつけられますように。。
そして、チルチルさんの治療の成果がでることをお祈りしています。

まだ諦めなくてよいのでは。。
チルチル -- 2008年02月 5日 20:55:27

  私も45歳と5ヶ月。。現在、体外受精に取り組んでいます。
昨年、3度目のIVFで妊娠したものの、流産。。でも、もう一度妊娠するために頑張っています。

以前、この掲示板に、「みきぞう」さんとおっしゃる方がいて、その方は何年も治療に取り組んでいて、ついに妊娠、45歳で出産を迎えられました。その頑張りはすごくて、よくここまで頑張ったな〜、と当時の彼女の投稿を何度も読み返し、今も励まされています。
私もまだ諦めたくありません。まだ人事を尽くしきれてない、って感じています。花冷えさんも、もうちょっと頑張ってみてはどうでしょうか。諦めるのはいつでもできると思います。まだ排卵があって、頑張る力が残っているならば、自分が今できると思うことを最大限に努力してやってみてはいかがでしょうか。
どうしてもだめ、となった時に、人間は自然と諦めがつくものと思います。花冷えさんは、まだまだ諦めたくない、って心のどこかが叫んでいるように思えます。なので、自分の気持ちに正直に、もう少し頑張ってみてもいいと思います。
お互い、人事を尽くして天命を待ちましょうよ。。

「縁」
ピース -- 2008年02月 5日 17:12:26

   私も今年45歳になります。数年前に治療に踏ん切りをつけました。私はまだチャレンジしたい気持ちはあったのですが、夫が病気になり、治療どころではなくなりました。
 子供が欲しいと願ったり、治療ができるのは夫婦二人三脚があってこそであり、仕事や勉強と違って一人ではできいないことを実感しました。
 また、私は再婚です。離婚でもめていたときは「子供なんて考えられない」状態でした。しかし、今の夫とは切実に子供が欲しかったので、子作りも治療も頑張りました。
 ですから、このサイトで高齢でも頑張っている方々は、夫婦仲が良いのだろうな〜と推察します。(シングルの方が読んで気分を害したらすみません…)

 さて、本題ですが、この数年自分の気持ちにケリをつけるため、読書やネット検索、同じ境遇の方、宗教など、様々なことを行いました。その結果得た私なりの答えは、「人との出会いは縁である」ということです。(確か、このサイトでどなたかの発言でした)

 縁があったから、今の夫や友人、職場の人と出会い、縁がなかった人とは別れたり、出会うことはなかったのです。
子供も同じだと思います。
 数え切れないほどの人工授精や三回の体外受精でいくつかの受精卵に出会い移植しましたが、陽性がでなかったり、反応はでても流産しました。自分の身体の未熟さを責めたり、運命を呪いましたが、「縁」という言葉に今は、落ち着いています。
 
 あんまり、励ましにもならない内容ですが、花冷えさんにとって気持ちの整理がつくよう、お祈りしていますね。

みなさまからのお返事
花冷え -- 2008年02月 5日 10:21:18

  ありがとうございます。

つらい過去の経験を持ちながらもお話してくださったかたもいらっしゃって、貴重なお言葉、ありがたく、感謝しながら読ませていただきました。

エルコンさん

お話、ありがとうございます。
授かりもの、というだけでなく、「預かりもの」という考え方もあるのですね。
確かに子供というのは親の最大限のものをもらって利用して人生を築いていきますね。
わたしはまだ幸せは自分が決めるもの、といえるほどになっていません。まだまだまわりの影響を強く受けてしまうことがあります。
時間をかけてもいつかそう思えるようになれるとよいのですが、、。


まりみう さん

こんにちは。
メッセージありがとうございます。
死産、どんなにかおつらかったことでしょう・・。
でも、つらい経験を乗越えてIVF頑張ってらっしゃるのですね。
まりみうさんの赤ちゃんが、近いうちに戻ってきてくれることを心からお祈りいたします。
運命、わからないところがつらいですが、また、幸いなのかもしれません。
若いころは運命は変えられる、と思っていたものですが・・
文化をつなげてゆく、そうですね。
わたしも、この先どうして生きてゆくのか、そんなことを考え続けています。
後世になにかを伝えられるのか、なにか社会にすこしでも貢献できるのか、、と。見つけられれば、それが生きがいにもなってゆけるのかもしれません。
やはり人間、なにがしかの形で、なにかを後世に伝えたい、という本能があるのかもしれませんね。
肩の力が抜ける、というのは努力することよりもずっとずっと難しいです。いつかそんな境地になれればいいのですが、、。なれるのかな、そこまで成長できるかな、、


たー さん

はじめまして。
レスをありがとうございます。
ご主人のお話、そうそう、、、確かに、なにか本能というか、勘というのか、そういうものが働くことって男性側にもあるようですね。
不思議です。
わたしはまだ決心できた、というところまで行けていないと思います。
まだまだ「どうして」「悔しい」(IVFを必死でやってきたのに)
という思いがふつふつと湧き上がってきてしまうことがまだまだあります。
ほんとうに、同じ40代でもこうして明暗を分けてしまうのは、一体なんだろうと、考えますよ、、。
いつかふっと心から理解できる日がくるといいのですが。


さんごみずき さん

はじめまして、レスをありがとうございます。
主治医のお言葉、ご紹介ありがとうございます。
「妊娠に至る長いプロセスの中でわれわれにできるのは、ほんの少しのことでしかないんですよ。」
これを読んだ時にじわっと涙がでてしまいました。
自分では「ここまでやったのに!」という思いでいたとしても、確かに、自然界というか、生命の理から見たら、全く小さなことしかやっていないのかもしれませんね。
もしかしたら10年後には科学の知恵が着床の秘密を解き明かすこともあり得るかもしれませんが、今の時点ではほんとうに微々たることしか分からないのですものね。
自分がこんなに努力した!なんて思うのはもしかしたらおごりなのかもしれません・・。
本もご紹介くださってありがとうございます。
読んでみようと思います。
わたしも、不妊治療をしたとしないとでは、全く自分の考えも人生も違っていたと思います。
確かに、貴重な時間をもったのでしょうね。
まだ今はつらいけれど、将来、心からそう思える日がくるといいのですが。


マカロニ さん

お返事ありがとうございます。
マカロニ さんのようにふっ切れた時に、、というお話は、ほんとうに不思議ですね。
やはりあまりにも固執すると離れていってしまう、、
そして楽しいことをするって、いいもの、福を呼び寄せるものなんですね。
これからの人生、どう幸せを見つけてゆけるか、、そのためのヒントになりそうな気がします。
ありがとうございました。
どうぞ残りの妊娠期間、お体大切にお過ごしになって出産を迎えてくださいね。


マヨラーさん

そう、親を選ぶという考えも、虐待やレイプや生まれてもすぐに捨てられたり売られたり、という事実を考えると、一体なんの意味があるのか、わからなくなります。
自然現象は「偶然」「結構アバウト」、そいういう話をわたしもきいたことがあります。
そうすると、「授かりもの」ではなくなってしまう、、今のわたしには全く困ったことになってしまいます・・。(苦笑)
なにしろ、「偶然」となると、また「どうしてわたしは?」と悔しがってしまいますからね。
ひとつの卵子や精子が分裂したり増殖したりする過程で染色体異常を起こすのも偶然、アクシデント、そしてどの過程でも起こりえる、という話しを聞きました。
自然界ってそんなものなのかもしれませんね。
ただその偶然、というのが果たしてわたしたち人間の認識している偶然と同じ意味かどうかは、、??
人間の頭では答えなんて出ないのかもしれません。
でも、自然界を前にして人間にできることなんて、あまりない、ということはいえるでしょうか。

そう、「気の持ちよう」というのも大切ですよね。
自分がどう感じるかによって左右されることが沢山ある。

わたしにはまだまだ、そこまで到達できていません。
不妊治療をしてきたことを知らせていない身内から「子供も生まずに中途半端だ」などと言われてしまったりすると、、すぐに落ち込む自分がいる。
まわりの影響というのは、やはり大きいと感じてしまいます。

さすがにこのままじゃ人生勿体無い、とは思うのですが。
夫婦仲、そうですね、いまある生命、パートナー、これが1番大切ですものね。
色々考えさせてもらいました。
ありがとうございます。

努力も必要。
天然 -- 2008年02月 5日 08:33:49

  もちろん授かりものではあるけれど、努力も必要かな・・・と実感しています。
だって、私は医学の力を借りないと100パーセント妊娠できないからです。
そして、何度もやめようと思いながらも諦めきれず、治療を続けた結果妊娠できたので、私の場合はやっぱり努力で勝ち取った部分もあるような気がします。
私は23回めのIVFで初めて妊娠し、もうすぐ46歳になります。

。。。
ユン -- 2008年02月 4日 22:16:37

  はじめて投稿させていただく37歳のユンと申します。

子は授かり物・・・そう思うと同時に、私は理解できない契約だとも思っています。

私は2度ほど妊娠をしたことがあります。

1度目は心拍確認後7W4Dで進行流産。
切迫流産で入院中に幻覚のような不思議な体験をしました。
真っ暗の病室に短い短い今にも消えそうなロウソク。
小さい小さい男の子が近づいてきて
「もう楽にしてあげる。。。」
と悲しそうにそう言って 短いロウソクの炎を吹き消しました。
その瞬間に胎嚢がスルリと出てきてしまったのです。
ロウソクが消えた後の立ち上る黒い糸の様な煙が忘れられません。

2度目は胎児仮死で帝王切開ではありますが無事出産しました。
妊娠前に 1度目の妊娠以上に不思議なことがありました。
ある晩、金縛りにあい、日本人形のような女の子がやってきました。
そして裸で金太郎のような前掛けをした男の赤ちゃんを連れてきました。
「この子と話しなさい」と言い残し、日本人形のような女の子は去っていきました。
赤ちゃんなんだから話せるわけないじゃない!と思いながらも
何かを訴えていた赤ちゃん。
「時間がないから いいのか だめなのか はっきりして」
みたいな事を言われ  金縛りの恐怖で
意味もわからず、「はい・・・いいです・・・いいです」
と私は答えました。

翌月 人工授精をし、10目くらいの明け方、眠れずにウダウダしていると、光の梯子が足元にスルスルっと降りてきて、ものすごい勢いで私に倒れてきました。
私は本当に頭がおかしくなったんじゃないかと思いました。
でも、その瞬間、妊娠した!って思ったんです。

その後、なんとか出産しましたが、妊娠前の金縛りの出来事が頭をはなれませんでした。
いったい何の約束だったのだろう・・・と。

去年の10月、息子が6ヵ月になったばかりの頃。
ふとした事でその内容を思い出し、とても
怖くて怖くてたまらない気持ちになったのです。
でも、誰も信じてくれませんでした。
私自身も信じられないし、信じたくありませんでした。

金縛りの時の契約は
「ぼくは10月20日に死んでしまうけど、お母さんになってくれる?」
と言うのもでした。

勿論10月20日は1日中 息子を抱きしめて離しませんでした。
何があっても絶対守るからね!って10月に入ってから
毎日毎日言ってました。

夜中の12時をまわり、無事過ぎた10月20日。

運命に勝った!と思いました。それともやっぱり私の頭が変だったのか?とも思いました。
私はとても安心してしまいました。

息子を主人にまかせ、リビングでそのまま眠ってしまいました。
息子が生まれてはじめて息子と別々に眠りました。

翌朝、息子は二度と起きてくれることはありませんでした。
突然死・・・です。

親より先に死ぬなんて、なんて親不孝な息子なんだろう!?
守ってあげるって言ったのに守れない私はなんてダメな母親なんだろう!?
わかっている運命だったのになんで変えることができないんだろう!?
なんで時間は遡れないんだろう!?
なんで早死にする運命だって、妊娠前に私に伝えてきたんだろう!?
なんで息子は早死にする運命を自分で選んだんだろう!?
抱きしめた幸せをなんでこんなに早く失わなければならないんだろう!?

苦しくて苦しくて 死んでしまいたいけど、私は死ねない。
きっと、どこかで息子達が見てる。。。
お葬式の時、本当に魂は永遠だと知ったから。。。

子供・・・もう一度抱きしめたいけど、できたらうれしいけど、
とても怖いです。

できない人生・・・それも 今ならすんなり受け入れてしまいそうです。

とても変な文章ですみません。

なぐさめられないかもしれませんが・・・
のりマン -- 2008年02月 4日 16:35:07

  いつもこちらで皆さんのお話をうかがい勉強させて頂いてる43歳、治療暦2年ちょっとの者です。
私はどちらかといえばスピリチュアルなことに興味がある方で、美○さんや江○さんの出ている番組はつい見てしまいます。それはたとえ出演されている方に対しての話であっても、誰にでもあてはまる人生のヒントのようなものを得ることがあるからです。そんな私でも「子供は親を選んで産まれてくる」のような表現にはいささか抵抗を感じるようになってきています。親に虐待されたり命を奪われるような子供はそれを学ぶ為に産まれてくるのでしょうか?それとも親や世間に何かを学ばせるため?いずれにせよそのように考えていっても答えの出ることではありません。それによって心が軽くなればいいでしょうが、自分にはどうにもできないと思うようでは何もかもがむなしく感じられてしまう気もします。
 「授かりもの」という言葉も時になぐさめになることもあるでしょうが、一方でどうにもならない絶望感を味わう言葉にもなる気がします。努力してもどうにもならないと思ってしまってはあまりに悲しい・・・いくら結果がすべてではないといっても、努力が報われる日が来ることを多少なりとも信じていなければ頑張れないですよね。もちろんどうしても後ろ向きなことしか考えられない時もありますが・・・でも先日放送された番組の中で「宿命は素材、運命は料理」って言われてましたよね。そのまま(素)ではうまくなくても、料理(治療)することで変わってくることもあるのでは?
そして最終的にどんな人生を歩むことになっても、それが与えられたものと思うより、その時々で自分が選んできたんだと思う方が納得がいく気がするんです。
花冷えさんの今のお気持ちに何の慰めにもなっていませんね。でももしもうあきらめられるのだとしても、結局は授かりもの=努力は無駄だったみたいな捉え方ではなく、よく頑張ったって少しでも清々しい気持ちで終わって頂きたいなって生意気ながら思ってしまいました。とんちんかんな返事ですみません。

授かりものではい
マヨラー -- 2008年02月 4日 14:24:45

  はじめまして花冷えさん。
私は花冷えさんと同じ歳です。
私も子供は生まれてくることはありませんでした。
たくさん涙し、たくさん苦しみました。

宗教家の方やお子様に恵まれた方は
「子は親を選んでくる」などとロマンチックな事をおっしゃいますが
私はそうは思っていません。
なぜなら、虐待する親を選んでくるのはなぜですか?と言いたい。
そういう「試練を学ぶため」などと解釈するのもおかしい。
子は親や環境を選べません。
乱暴な言い方をしてしまいますが、レイプされても生まれてくる命があります。

子供も命も、努力や母性や行いなどとは無関係。
すべて森羅万象のひとつ、自然の流れのひとつだと思います。
一人間の思惑も感情も前世なんかとは関係なく、偶然に宿るものだとわかりました。

正しい行いと優しい心を持ち、いつでもWELCOMEの気持ちで待っていれば
神様が授けてくれると説くのは、ひとつの教育みたいなもの。

子供ができないからと言って悲観することもないのですよ。
私は諦めましたが、今では子供がいなくて良かったとさえ思っています。

でも子供ができていたらいたで喜びも多いでしょうが
これも自然の流れ、良い勉強になったと思うことです。

神様はいません、私はそう信じています。
自分がどう考えるか、にかかっているんだと思いますよ。
人生は「気の持ちよう」なんですから。

夫婦仲が良いこと、これが一番ではないですかね。
生意気言ってごめんね。

授かりものと実感してます
マカロニ -- 2008年02月 4日 00:35:44

  こんにちわ。ちょうど同じような内容で自分の体験を書き込みしようと思ってた者です。
私は現在42歳で妊娠7か月になります。2人目不妊で4年間くらい不妊治療してきました。その間妊娠に良いと聞けば色々試してみたり、基礎体温もきっちり測っていたし、病院も毎月欠かさず通院してました。40歳になる直前に一度IVFを試し妊娠するも8週で流産でした。それからはもうやることはやったとひらきなおりあきらめました。(時々自然でできないかな〜とか期待したことはあります)心身ともに疲れ果ててたんですね。
そして、去年子供が小学生になったのを機に働きだしました。パート半日ですが、私にはよい気分転換になり、毎日張り合いがうまれ楽しかったです。妊娠のことはたまに頭に浮かぶことはあってももう今更って思うようにしてたし完全にあきらめてました。体温も測ってないし、ビールも喫煙も毎日してたし、体に良いようなことは何一つしてませんでした。
そしたらまさかの自然妊娠です。びっくりとしかいいようがありませんでした。(しかも性交は1回しかしてないのに)
こういうこともあるんだな〜っていまだに思います。
妊娠前につくづく思ったことがあったのは「努力すれば何でも叶うと思ってやってきたけど、妊娠だけはそうはいかなかったな」でした。
まさに今回は作ったのではなく授かったんだと思いました。妊娠て神秘的ですね。
花冷えさん、妊娠のことばかり考えずに他のことに頭を持っていく、楽しいことをするってすごく大事だったのかもと私は感じました。あまり上手いことは言えなくてすいません。
納得できる答えが見つかるといいですね。

偶然の積み重ね
さんごみずき -- 2008年02月 3日 20:32:51

  花冷えさん、はじめまして。「子は授かりもの」まさに、そのとおりと感じています。

私はというと、3年あまりに渡った不妊治療から遠ざかり、半年近くが経ちました。体外受精で3度妊娠できましたが、2度中絶(胎児奇形、染色体異常)、1度流産という結果です。

この間で特に印象に残っている言葉を2つ紹介したいと思います。
ひとつは不妊治療を始めたころ、主治医が何気なく言った言葉。
「妊娠に至る長いプロセスの中でわれわれにできるのは、ほんの少しのことでしかないんですよ。」
もうひとつは、「生物と無生物のあいだ」(講談社新書)という本のあとがき。
「私たちは、自然の流れの前に跪く以外に、そして生命のありようをただ記述すること以外に、なすすべはないのである」

私は自分自身の経験や、また、生物や生殖、遺伝に関する本を少し読んでみて、「妊娠する」、「赤ちゃんが生まれる」というのは、すべて自然の中の偶然の積み重ねによるもの、という思いを強くしました。生物のからだや仕組みは複雑で、精巧で、でもその反面、意外と壊れやすく、失敗や無駄も多く、おまけに偶然に左右されて。これでうまく機能しているなんて奇跡のようなできごとと思えます。だからこそ、生命というのは、とてもきらきらしていて、尊厳を持つものなんだろうと。そして、そんな自然に対しては畏れ敬うこと、従うこと、受け入れることしか私にはできないのだろうと実感しています。

もし興味があったら「生物と無生物のあいだ」、読んでみてくださいね(昨年相当売れた本です)。あともう1冊、「卵が私になるまで」(柳沢桂子著)もお勧めしたい本です。押し売りになってますね。すみません。(こういう分野の本に興味を持つことができたのも不妊治療のおかげなので、不妊治療で過ごした時間は私にとって大事な大事な宝物だと思っています。)
長文失礼しました。

授かり物
たー -- 2008年02月 3日 19:07:25

  こんにちは。初めまして。花冷えさん。

40代前半のたーです。

花冷えさんのおっしゃる「さずかりもの」を、最近、感じています。
別の掲示板で、妊娠されるかたがたのお話を聞くと、テクニック以外のなにか、自然の力が働きかけが大きいのではないかと思います。

採卵で出血事故にあわれた方、翌周期フーナーテストで妊娠されたり、体外受精の合間に自然妊娠されたり。。。

人間の理屈とは、また別の、気候(温度)とか、地理(水がおいしい、または、その土地で採れる野菜の栄養がいい)とか、、、人間ではどうしようもないことが、うまく働きかけてるのかなと。

そして、そういう妊娠報告を聞くと、あっけにとられたような、
(最初は、どうして、自分は治療しているのにだめなんだろうと思いました。)でも、これこそが「授かり物」なんでしょうね。

私は体外受精で一度、妊娠して流産しました。
そのときに、流産直前で、主人の態度が変わったのを覚えています。それまでは、お腹に耳をあてて「(赤ちゃんが)ここにいるって言っているから、諦めちゃだめだ。」と言っていたのですが、流産直前に、主人が、つまらなそうにしていたのです。

なんだかなあと思っていたら、すぐ出血してしまいました。

私には、わからなかったけど、主人には、子供の声が聞こえていたのかもしれません。

神様とは違うかもしれないけど、こういう感じ方もあるのでしょうか。

私もいつかは、花冷えさんと同じ決心をするときがくるのかなと思います。
「授かり物」という言葉には、授からない人にも意味があることだと思います。冷蔵庫や、車や、家ではないのだから、誰でもが同じように手に入れることができない。そして、自然の力が、意味をもって授けているのなら、意味をもって授けないこともあると思います。
それを受け入れる勇気が私には、まだないのですが、
このままでは、受け入れざるを得ない日もあるかもしれません・

運命
まりみう -- 2008年02月 3日 16:25:50

  花冷えさんこんにちわ。
私は妊娠するも、36週で死産、その時はAIH3回目での妊娠でした。死産後IVFにステップアップ、5回目の移植も残念な結果になりました。
AIHで妊娠したのに・・なんでIVFになっても、胚盤胞を戻しても妊娠に至らないんだろう・・って思います。ほんとは・・私の人生は子供の授からない人生と決まっているのに、子供を望む私があまりに可愛そうになって娘はその可愛い顔だけ見せに来てくれたのでは・・?と考えてしまう事もあります。
私の事ではありませんが・・同じようにお子さんを妊娠するも流産や死産を繰り返し、その旦那様ともお別れし、もう子供を望むことが出来ない年齢になってしまった方とお話する事がありました。
その方から教えていただいた事ですが・・
「子供を産める者は産み育て、そうでない者は群れを守り文化を繋げていけばいい」と・・。
子供を産み育てる事も、群れを守り文化を繋げていくことも、この世では同じくらい大切なことかもしれないな・・と思いました。
その方はその言葉が自分を支え、仕事を通して自分は子供達を守り文化を繋げていけたら・・とおっしゃっていました。
そう思えるようになるまでは何年も苦しんだそうです。自分の数年後を考えた時、自分にもし子供がいない人生だったら・・そう思えるだろうか・・そんなふうに思っていられるような素敵な女性になっていたい、そう感じました。
自分の魂がこの世に誕生するにあたって、実は自分でこの世の中の修行内容やテーマを決めてくるとスピリチュアルで有名な江○さんがおっしゃっていたのを思い出します。自分の魂は前世でたくさんの子供を育てはぐくんできたから、今回の修行は魂をレベルアップするために他のテーマを選ぼう、自分のこの世での修行はそれをまっとうする事、そう望んで自分もこの世に産まれてきたのかもしれない・・そんなふうにも思います。自分で子供をもたない道を選んできたとしたら、それはしかたのない事なのかな、とも思います。

そんな未来も考えつつ、私は6回目のIVFに挑戦する予定でいます。子供のいない未来なのかもしれない、決定されているさだめなのかもしれない、でも私はそれを知りませんので、自分が納得できる時まで抗ってみようかと・・そんなふうに思っています。
花冷えさんのお気持ちに沿った内容ではなかったかもしれませんね・・ごめんなさい。
子供が出来るって、努力ではないような気がします。フッといろんな体の力が抜けて、子供を持つこと意外に自分の心が向いた時や、
肩の力が抜けた時、もし自分に子供を授かる運命があれば、お腹に命が宿るのではないかな・・?なんて思います。
そんな気持ちを持って私はもう少しだけ過ごしてみようかと思っています。
私も40代、私にそんな運命が待っている事を願っています。

同じ様に考えていました
エルコン -- 2008年02月 2日 18:25:51

   花冷えさんの気持ち、とてもよくわかります。私も子供は授かりものだと思います。そして、神様からの預かりものという言葉にも、納得します。子はいずれ、親から巣立って行きますものね。
私がIVFで妊娠したのは、2回目の移植だったのですが、移植前に病院がくれる受精卵の写真を見たとき、卵の中に赤ちゃんの姿が
写っていたんです。何というか、光に包まれているような神聖な姿でした。その瞬間、この子は神様に守られてる、産まれて来る命なんじゃないかと直感したというか、とても不思議な感覚でした。
妊娠前お風呂に入っていた時、天井の方から<お母さん、もうすぐだよ>と声が聞こえたこともありました。
私は自分が妊娠しなかったとしても、赤ちゃんを授からなかったとしても、それは神様が自分には違う人生、他にやるべき事があるからと教えてくれているんだろうーと考えていました。どちらの人生になったとしても、それぞれの幸せは確かにあって、どちらがより
幸せかなんて誰にも決められないし、自分の心が感じていくことだなと。もちろん、今もそう思っています。
上手くまとまっていないかもしれませんが、長文失礼します。

 
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