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不妊治療を続けていらっしゃる方、ご存知でしたか?
体外受精等の不妊治療を健康保険対象にという請願が毎回のように国会に提出されています!
しかし、未だ健康保険の対象になっていません。なぜでしょう。請願時に署名が一緒に提出されていますが、その数、たったの2300名程。この数では、請願が無視されてしまうのもわかります。世の中の大きなうねりになっていない。
でも、そんなことないと思います。私だって署名する機会があればいつだって署名します。だけど、いったいどこで署名を集めているのでしょうか?
英国では、40歳未満の体外受精は無料と聞きます。私は、日本でも無料とはいかないまでも、年齢制限をはずして健康保険の対象にしてほしいと思います。
自発的に喫煙を始めた人の禁煙治療が健康保険の対象になる時代です。自発的でなく原因もわからないまま苦しんでいる不妊の治療が健康保険の対象にならないのは合点がいきません。不妊が原因と思われるうつ病になったら、うつ病は健康保険対象なのに、その大元の原因である不妊は健康保険対象じゃないなんて、おかしいです。
不妊治療を健康保険対象にという請願とそれに対する署名活動について、ご存知の方がいらしたら、ぜひ教えてください。
- お礼 そして まりさんへ - ゴーヤ雌花 - 2006年10月24日 14:47:28
- 一長一短かも? - にゃんこ - 2006年10月13日 10:09:27
- 賛成です。 - 和音 - 2006年10月 9日 23:52:11
- お詫びとお願い - ゴーヤ雌花 - 2006年10月 9日 16:39:54
- 英国 - ぽこぽこ - 2006年10月 9日 05:33:35
- フランスの場合 - かしこ - 2006年10月 3日 22:16:18
- 保険適応について - ティモシー - 2006年10月 3日 16:21:03
- 一概には - み - 2006年10月 3日 13:45:06
- 横ですが - まり - 2006年10月 3日 13:40:20
- 保険適用について - Lucy - 2006年10月 2日 20:37:40
高度生殖医療が保険適応になったら・・・とは治療している人が一度は考える事でしょう。
私も以前は強く願っていました。
でも、やはりそうなれば、患者数もかなり増えてきめ細かい治療を受けるのは難しくなる気がします。
質の低下が起きても仕方なくなると言うのか。
私個人的には助成金の額を増やすとか、そういう事での対応がベターな気がします。
実際に患者数が多い施設はメンタル面でのケアはイマイチで、流れ作業的なところが多いでしょう?
それから治療成績の公開というのは妊娠率に関しては参考にならない事が多いとは思います。
数字のマジックというのもあるし「妊娠」という捉え方が施設によって実に様々であるからです。
心拍確認後に初めて「妊娠」とするところ、胎嚢確認で「妊娠」とするところ、尿検査で「妊娠」とするところ、血中HCGが僅かながらでも出ていたらそれでカウントするところもあるとは聞いています。(極端なケースでは「2」でもカウントされるそうです)
妊娠率が高い所は早い段階で「妊娠」としている場合が多いとドクターからも聞いたことがあります。
こういうデータもひとつのガイドラインを作って統一されると良いですね。
こんばんは。私も賛成です。保険が適用になったら助かる人は多いと思います。体外受精は高額で我が家は共働きなので何とか捻出できていますが、家計を脅かしている家も多いと思います。お金がある人はできて、ない人は出来ないというのでは不公平だと思います。4〜5回までは無料とか年齢制限をつけるとか制約はあったほうが良いとは思います。
日本は不妊治療に関しての取り組みは遅れていると思います。アメリカでは各病院の治療実績がインターネットで公開されているそうです。これだけ高額な治療費を請求されるのですから各病院は成績を公開する必要があると思いませんか。日本では病院探しから自分で始めなければなりません。治療成績が全てと言うわけではありませんが、年齢別の妊娠率などが分かれば病院を選ぶ目安にはなると思います。
インターネットを使い始めたのは私も最近です。おかげで情報をあつめることはできるようになりましたが、まさかこんなに時間がかかることになるとは思っていなかったのでそれまでは自分で勉強しないできてしまいました。無知でした・・・。医者の言いなりに治療を進めてきたり、挙句の果ては自分の思い込みで誤った判断をしてきてしまいました・・・。国や日本産婦人科学会はガイドラインを作って治療の進め方や成功率を一般の人も分かるようにして欲しいと思います。たとえばAIHの成功率があんなに低いと知っていたら20回以上もやったりしなかった。(その分時間を無駄にしてしまった・・・。)こちらは不妊治療ド素人から始めるのですから最初は医者を頼りにするに決まってるじゃないですか。日本産婦人科学会は身内の利益だけを考えてるような気がします・・・。今の不妊治療は野放し状態だと思うのです。儲かるから誰もが気軽に始めてしまう気がします。アメリカ(だったかな?)かどこかの国ではドクターの治療暦が5〜6年ないと不妊治療はできなかったよう
な・・・。
私たちには間に合わないとしてもこれからの人たちには不妊治療がより良く受けられるようになって欲しいと思います。
ゴーヤ雌花です。
英国での治療について、間違った情報とのこと、大変申し訳ありません。英国では地域によって違うのですね。ラジオで個人の方(日本人)のおっしゃっていた事を、かってに英国全土のものと解釈してしまいました。失礼いたしました。
皆様からの投稿、非常に興味深く思っております。特に、諸外国の例は、日本の現状を見直す機会にもなり、大変参考になります。
少子化対策は国の重要議題として取り上げられ、社会保障費に占める少子化対策の比率が低いことが国会で質問されています。子育てを応援する観点から働き方の改革や、総合的な子育て支援策を進め、「子育てフレンドリーな社会」の構築を目指すというのが、安部総理の答弁でした。子育て支援が重要であることに異論はありませんが、なぜ不妊治療支援はとりあげられないのか、疑問に感じています。子育て支援さえすれば少子化が食い止められるとは思いません。子供を育てやすい環境だけでなく、子供を生みやすい環境が重要だと思います。子供を生みやすい環境には、当然、不妊の問題も含まれるというのが私の考えです。晩婚化、環境ホルモン等の影響から、不妊はますます重要な問題になっていくと思います。今回、不妊治療を健康保険の対象にという発言をさせていただきましたが、それだけでなく、働きながら不妊治療を受けやすい環境も整えていくべきと考えています。
引き続き、皆様からの率直なご意見をきけたら、うれしく思います。
横です。英国在住です。
英国は40歳以下の体外受精は無料という情報は間違いです。
これは一部の人はそうですが地域の機関により全く条件が
違い、私のエリアでは36歳以上でプライベートでの治療暦が
ないことが条件。私は日本での治療暦を正直に話してしまった
ため却下でした。
他の地域では23歳以上であれば何回でもというところもあります。
全く不公平な制度なのです。
また受けれる人でも待ち時間は3,4年が平均だそうです。
プライベートは100万円相当を超えます。
私は4,50万で自由に治療を受けれる日本の制度はとても
羨ましいです。
皆様のご意見、大変興味深く拝見しています。
私はフランスにて不妊治療をつづける42歳です。
フランスの場合をご参考まで以下にご紹介します。
不妊治療はフランスでは社会保障が100%に近い返金をしてくれます。これには43歳までという年齢制限が以前はありましたが、
それも2006年に入ってから、年齢制限がなくなったようです。
まずはお医者様とじっくり話し、社会保障より不妊治療のための
返金率確認のレターを入手します。
その用紙を持って、それ以降のすべての薬(刺激用注射、飲み薬など全て)は無料。血液検査、エコもお医者様の指示書があれば無料。お医者様の診察代はミニマムの返金率適応ですが、それでも3分の1くらい戻ってきます。体外受精、人工授精、顕微授精などの実際の費用もかなりの返金率です。(まだそこまで経験がないので詳細不明ですが。。)
ですが、それだけに、お医者さんのほうでは社会保障からのコントロールがくるため、誰にでもいつでも、どんな状況でも希望によって治療をするということはなく、ある程度の可能性がある患者のみを対象としているようです。ですから
だれもが永遠に続けられるわけではありませんし、社会保障からの調査もあるようです。(確かにフランスの社会保障は赤字で問題になっているようですが、、、)
それにしても、国の政策として素晴らしいと思いませんか?まさに現代の傾向(晩婚、高齢出産、不妊率など)に適応した対策だと思います。フランスでは
子供3人、4人いる家庭は我々の世代でもけっこうあります。
出産、不妊治療のみにとどまらず、その後の所得税の優遇、家族手当など子供を持つ家庭への国からの援助は数えられないほど豊富です。
スカンジナビア諸国ではもっと手厚い社会保障があるようです。
少子化に悩む日本としては、もっと海外の実例を参考に、できることが多いのではないでしょうか。また、子供を持つ家庭への援助を社会的にも一般化し、働くお母さん達の負担軽減をはからなければ、今後子供は増えていきませんよね。
地方に無駄な道路建設などしている場合ではないと思います。
上記のまりさんの様なご意見もごもっともですが、今医療はものすごいスピードで進んでいます。アメリカではすでに赤ちゃんの性別を選べる生み分けがはじまっています。卵子提供、精子提供なども
われわれの感覚ではまだまだ抵抗はありますが、今後恐ろしい勢いで一般化していくと思われます。(良い悪いにかかわらず)もちろんこれに関する道徳的なデイスカッションは常にあるべきと思われますが。。。
医療の本来の使命といっても難しいですよね。ガン末期で死にたいと思っている人を、植物人間のようにして生かしているという実態などどう思われますか? 線引きは難しいと思いますよ。
ちょっと話が複雑になってすみませんが、私はこの医療の発達と不妊治療のめざましい貢献は今後止まることなく進み、否定できないと思っています。少子化を深刻に悩む国としてはどう取り扱うべきなのでしょうかね。。。
私も保険対象になるよう願っているものです。
でもまだまだ頭のかたーい公務員の人には署名が集まっても、理解してくれないのが日本特有のような気がします。
私一個人の思いなんですが、有名人いわゆるメディアに出ている方で不妊治療をしている(経験がある)人は保険適用、いわゆる金額の負担の事をTVで言ってくれればと思います。
治療は辛い、夫婦仲がどうのこうの・・・
という話はしても、授かってからは治療時代の事は他人事ですよね。でも、ああいう方が協力してくれたら世間がもっと耳を傾けてくれるのに。とすごく願っています。
ゴーヤ雌花さん、こんにちは。
署名活動の用紙は不妊治療を行っている病院の窓口に置いてあったりしますよ。
体外受精等、確かに高額ですよね。
健康保険対象になってくれたら・・・と思う気持ちもわかります。
ただ、無条件に保険対象にするのは私は反対です(私も現在までに2度体外受精を行っています)。
理由としては、病院によっては利益を得るために、必要のない人にも安易に高度先進医療を勧める・・・などということが増加しかねません。
また、体外受精は、何回やったら必ず結果が出るというものでもありません。
高額な治療を誰も彼もが闇雲に受けた結果、財政赤字の付けが回るのは、将来の子供達です。
やはり、保険対象にするとしても、ある程度の条件は必要なのでは?と私は思います。
県や市の助成金がもう少し増えるとか、そういった面での補助には賛成ですが。
不妊治療が医学的に進歩し、本来ならこどもが持てない人を医学技術で治療して妊娠・出産できるようにすることが行われていますよね。私には不妊治療が保険対象にならない法制度の問題や行政側の理由はわかりません。でも妊娠・出産を経て得るこどもを、昔から「子宝」というじゃありませんか。昔から、こどもは神様から授かる宝物なんですよ。昔はありえなかった生命誕生が、今は医学で「無理やり」できるんですよ。これは医学のもつ本来の使命である「生命を脅かす怪我や疾病の治療」にあたるでしょうか。
ただ日本は少子化問題がありますから、こどもが多く産まれるような対策であれば、国民の世論の動向に動くでしょう。私の知る限り、世界のどの国でも不妊治療は保険対象にならなかったはずです。患者の生命を脅かす怪我や疾病ではないという理由でです。極端な話、こどもを持ちたいという欲望を満たすための治療ということで、もっと美しい容姿になりたいという欲望を満たすための美容整形の治療(保険対象外)と同じということになります。
不妊治療を受ける人は、卵のグレードがどうのこうの、不妊治療に対する経済的援助制度についてああしてくれこうしてくれ、というよりも、妊娠・出産がどんなに神聖なもので、自然界の流れに沿った幸運の連続であるか、こどもが神様からいただく大切な宝物である、ということを認識すべきだと思います。
私も不妊治療の保険適用を望んでいる一人で、以前病院で署名したことがあります。
しかし、そんな中こんなことを聞いたことがあります。
保険適用になったら、本当に優秀な医師たちが不妊治療を行わなくなるかもしれないと。
というのも、現在、儲かるから技術力を高め、がんばって治療を行っているドクターも多いということらしいのです。
そして、町中の産婦人科で不妊治療を始めたら、技術水準は今よりもずっと下がるとも聞きました。
保険は適用しないで、国からの補助金の額を上げたほうが、上のような事態は起こらないのかな〜なんて思ったりしました。
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皆様、お返事いただき、ありがとうございました。
不妊治療を健康保険適用にしてほしいというのは、不妊治療を受けている人の大勢と私は思っていたのですが、そうでもないのですね。健康保険の適用になると治療の質が下がるのではないか、適用になったら闇雲に高度治療がされてその財政赤字が将来の子供たちに回るのではないか、等の不安があるのは、なるほど、とうなずかされました。
いろいろな視点での議論は必要だと思います。適用の範囲をどこまでにするか(人工授精、体外受精、顕微授精、代理母、ドナー等)、年齢制限を設けるか、回数制限を設けるか、年収制限を設けるか。また、昨今の産科医不足は24時間体制の診療に関わらず健康保険の点数が少ないことも原因のひとつであることからもわかるように、保険点数をどうするかも治療の質を下げないためには重要と思います。
単純に健康保険を適用してほしいでは、なかなか賛同を得られないということがわかりました。でも、方向性はあっていると確信しています。
神奈川の国会議員の選挙演説の中に、「不妊治療に支援を」という話がでました。私の知る限り、国会議員の選挙演説で不妊治療がとりあげられたのは初めての事です。また、タレントの向井さんの代理出産が一躍脚光を浴び、まだ最高裁がありますが、高裁で向井さん勝訴、「至急法整備を望む」という一文が付け加えられました。高裁での判断には、世論が向井さんを支持している、不妊治療は特別なものではなくなってきたという背景があるのです。(向井さんの説得力には感服します。)
不妊治療は、一部のお金のある人だけのものであってはならないと思います。子供を望んでいるのに授からない人が等しく受診できるものであってほしい。医学が生命を脅かす疾病や怪我の治療のためのものという考え方からすると、生命を脅かしていない不妊は健康保険の対象外で当然と思われるのでしょう。でも、がん治療にあるように、医学は「QUALITY OF LIFE」をささえる手助けをするものではないでしょうか。疾病や怪我が生命を脅かすものだから治療するだけでなく、疾病や怪我の状態が幸せな状態でないから治療をするのです。そして、我が子を胸に抱く幸せを望むのも、人としてごく自然のことではないでしょうか。
>まりさんへ
日頃、不妊に関する投稿を読んで不快に感じていらっしゃるのでしょうね。不妊治療を受けているものの一人として、私の思いを少し述べさせてください。
私は不妊治療が受けたくて受けているのではありません。たぶん、多くの不妊治療受診者はそうだと思います。できれば、不妊治療などせずに自然に授かったらどんなにうれしいか。でも、年齢とともに妊娠する可能性はどんどん減ってしまうことも事実なのです。子供を授かることだけが幸せとは思っていないし、子供がいない幸せもあるけれど、できることなら我が子を抱きたい。だから、不妊治療を受けているのです。この点、受けたくて受ける美容整形とは一線を画すものと私は思います。また、美容整形であっても、必要と判断された美容整形は保険対象になります。不妊治療も、自然妊娠しないため、必要だと思われるから受診するのです。
不妊治療は出口の見えない治療で、こういう治療をしたら子供が授かるというものでないことはお分かりですよね。同じ薬をつかっても人によって反応が違うし、同じ反応を起こすために、いろいろな薬がある。どの治療もその人個人にとっては手探りなのです。だから、自分はこうだったけどそれって普通なのか、自分はこういう治療をしているけど他の人はどういう治療をしているのか、とても気になるのです。それは、不妊治療でなく疾病や怪我の治療でも同じですよね。そして、治療をするからには結果を出したいのは、疾病であれ不妊であれ同じです。「結果を出したい」なんて言葉は使ってほしくないと思われるかもしれませんが、不妊治療を受けるものにとって、「結果を出す」という言葉は、「子供を授かる」という言葉と同じ意味合いで使ってしまうものなのです。
「子供を授かる」ことがどんなに幸運の連続であるかは、不妊治療をしている多くの人は痛感しています。なぜなら、受精能力のある卵子や精子があること、受精すること、着床すること、正常な妊娠であること、無事育ってくれること、無事出産すること、それらの全てが幸運であることをその各段階で確認せざるをえないからです。自然妊娠であれば、正常な妊娠であることから先の心配だけすれば済むけれど、不妊治療をしていれば、卵子や精子の有無から確認しなくてはならないのです。そして、流産を繰り返してしまう人であれば、なぜ普通に育ってくれないのかを確認することになるのです。
その幸運の連続によって授かる子供が「子宝」であることは、不妊治療を受けている全ての人が等しく感じるところだと、私は思っています。
生命誕生が医学の力で操作されているのではないかと感じることは、自然に子供を授かった人の多くが感じることかもしれません。でも、不妊治療は「無理やり」生命を誕生させているのではないと思います。かつて不治の病と言われていた病気が研究・解明され治癒できるようになったのと同じように、昔はわからなかった妊娠の過程が解明されてきて、それによって、昔であれば妊娠できなかった人が、「子宝」を胸に抱くことができるようになったのです。
不妊治療に肯定的、否定的というのは個人の考えによって違うものですが、不妊治療を受けている人も「子供は授かりもの」「子宝」だと思っていることは理解していただきたいと思います。