６月に三人目を出産したとき、とても残念なコトがあり、なんだか書きたくなってしまいました。
私が出産した病院は、個人病院でベッド数は１２くらいでしょうか？（奥にもう一つ部屋があったかもしれません。）先生の腕がいいのと、二代目先生で大先生が小児科もやっているし、とてもアットホームな感じで人気のある病院でした。

１８年前に思いがけず妊娠し、知り合いに紹介してもらって、一男一女を出産し、１５年ぶりに三人目も出産しました。
帝王切開の手術である事や、これまでにも出産している病院であることから、迷う事なくその病院を選んだのですが、準備入院の時に看護婦さんが、「ギリギリ間に合ってよかったですね」と言うので、「後半年で４０歳だからかな〜」と勝手に解釈していたら、なんとその産院を、８月でやめてしまうとの事。

出産は７月に決まっている人まで先生が担当するとの事。

びっくりしました。

私が入院していた１０日間も、毎日一人は出産があり、検診は約一時間待ちの病院で、１５年ぶりにいったにもかかわらず、看護婦さんも、定年の方をのぞきほぼ一緒という病院です。
変わっていたのは、シャワー室ができていて、入院中にシャワーが使えるようになっていた事ぐらい。

理由は、３０年の間３６５日昼も夜も仕事をしていたので、（この病院は休みでも電話をすると、○時に来て下さいと言って診てくれます。）もうすっかり疲れてしまった。（母が先生から聞きました。）ということでした。

確かに先生は、昼食も外に出る事も少なく、診察と手術と出産をこなし、出産は自然が良いといって、とにかく何時でも、なんかあったら電話してきて下さいという病院でした。
先生には、心からお疲れさまでしたと言わせていただきましたが、一方で、これから出産する方はどこで産むんだろう？と思いました。
付近の大きな病院は、産科はあるものの、やはり先生の数が少なく、勤務状態は厳しい状態との事で、婦長さんもとても心配されていました。

誰でも安心して出産できる病院が、一つなくなってしまい、とても残念に思いました。