長年、ＩＶＦを経験している者（４０）です。これまでの採卵回数は８回、移植は１０回です。

私も、治療の大半は、有名な自然周期メインの、系列のところへ通っています。
私もがじゅまるさんと同様、ＡＭＨは年齢並みです。

自然周期メインのクリニックでは、クロミッドのみ、クロミッド＋フォリスチム、フェマーラと試しました。

クロミッドのみorフェマーラの場合だと、取れるタマゴがだいたい２〜３個で、クロミッド＋フォリスチムだと５〜６個でした。

胚盤胞の到達率が高いのが、クロミッド＋フォリスチムでした。
毎回、１〜３個の移植可能な胚盤胞が得られました。
でも、あまりグレードが高くなく、１回だけ妊娠しましたが６週で流産、それ以外はほとんど、着床すらしませんでした。

一番成績が悪かったのがフェマーラで、３個の受精卵ができるも、分割すらしないタマゴが１個、あとは分割胚で停止しました。
クロミッドのみも、受精しなかったり、胚盤胞になっても凍結基準にならなかったりでした。

自然周期メインに限界を感じ、一度だけ刺激系で採卵しました。
採卵数は８個で、胚盤胞到達が４個、凍結できたのは３個でした。
グレードは全てＡＡで、３個とも着床反応があり、うち１個は順調な妊娠となりました（９週で心拍停止しましたが）。

あくまでも私の場合においてですが、胚盤胞の到達率、成長スピード、グレードの全てにおいて、刺激が強くなればなるほど、結果が良いと言えると思います。

しかも、刺激で採卵したのは３９歳、ＩＶＦ４年目のことでしたので、卵子の質は以前と比べると低下している可能性が高いのに、結果は一番良かったのでなおさら、私には刺激系が向いているということなのかな、と思います。

ただ、刺激系では、ホルモン値計測が圧倒的に少なかったり、医師や培養師からほとんど説明がなかったりと、クリニックの技術やシステムに対する信頼感は、自然周期メインの方が優れているなと感じることは多いです。
あと、刺激系は、お値段が張ることも多いですので、１回の採卵で複数の移植胚ができないと、かなりお財布に厳しいなということも感じました。
私の場合、主に経済的な理由から、現在は自然周期メインに出戻ってます（笑）。
もし、別のクリニックを試して、ダメだったらまた他に転院したり、私みたいに出戻ったりもありだと思いますよ。

日本には世界一の数の不妊治療クリニックが存在し、それぞれの方針があり、何が絶対的に正しいということはないと思います。