VOICE(掲示板)
高齢出産VOICE

高齢出産の悩みや心配事、そして生んでよかったこと。

【妊娠出産】二度目の帝王切開、痛みのご報告
もものりん -- 2006年11月24日 22:35:53

こんにちは。もものりんと申します。9月に帝王切開で無事第二子の男の子を出産しました。
以前、ローズさんがジェンさんに向けて「帝王切開は痛くなかったです」という趣旨のスレを立ち上げられた時、「私は痛かったです」とお返事を出しました。本当に本当に痛かったんです。

でも、二度目の帝王切開に臨み、今回は大して痛くなかったのです。前回とは違う病院で、国立の病院です。でも前回も有名な大学病院で、医療のレベルが落ちるとは思えません。前回の出産から二年経っているので医療も進歩しているのかも知れませんね。

まず、麻酔ですが、脊椎麻酔と硬膜外麻酔の併用・・・と言うのは、前回も一緒です。ただ、違ったのは、前回の硬膜外麻酔は(点滴のようにチューブで背中に流されるのですが)麻酔の量というのが調節出来なかったのです。自然に上から下へ流れる重力の法則に任せている・・と言った感じでしょうか。ところが、今回は痛みを感じた時にボタンを押すような機械がセットされていて、痛みのコントロールをその場で自分の手で行えたのです。「うっ!ちょっと痛み出したかも・・・」と思ったらボタンを押します。すると機械が「ガシャガシャ」と動き出して、通常よりも多目の麻酔が注入される、といった仕組みです。このシステムはかなり画期的!!帝王切開の痛みを恐れている方は、このシステムがあるかどうか病院に確認されると良いと思います。

あと、前回の病院では特に勧められなかったのですが、今回の病院では、帝王切開をした人用のウエストニッパー(腹帯)を勧められ、病院の売店で購入し使ってみました。それを着けるのと着けないのとでは、傷への負担がかなり違うと感じました。是非試してみて下さい。

それから、術後はお通じがあるのと無いのとでは傷の痛み方が違います。食事を摂れるようになったら、便秘してなくても予防の為に「酸化マグネシウム」を処方して貰い、一日一袋程度を服用しておくと、便が柔らかくなって良いと思います。

体重増加を抑える事も重要です。お腹の脂肪が増える程、傷口が重さで引っ張られる訳です。極端な例ですが、余り脂肪が多いと傷口がくっつかない場合もあるそうですよ。

帝王切開は退院後も痛む傷を抱えながらキツイ育児をこなさなければならず、決して安易に選択して頂きたくないし、お勧めも出来ません。それでも帝王切開を選択せざるを得ない場合、少しでも痛まない方策を・・・と、「帝王切開組の方々」を励ましたく投稿してみました。その他ご質問、色々受け付けておりま〜す!


お返事ありがとうございます。
もものりん -- 2006年11月30日 00:36:01

  ぷにさま

数ヶ月前・・・という事は、まだまだ夜中も授乳があって大変な時期ですね。緊急帝王切開は、心の準備がないし、事前に帝王切開の知識を仕入れている訳ではないので不安でしたでしょう?しかも術後の痛み止めナシなんて・・・「シンジラレナーイ!!」なんでまた、痛みに耐えちゃったんですか?私なんて鈍痛があっても寝付けないですから。
第二子ちゃんは自然分娩を希望されるようですが、ブイバックは本当に条件が厳しいし、子宮破裂の危険もありますから、良く良く先生と話し合って下さいね。私も第一子の時、子宮筋腫核出術後のブイバック予定でした。結局予定日を過ぎても陣痛が起こらず、帝王切開になってしまったのですが、自然分娩に挑戦できず悔しかった反面、物凄く安心しました。妊娠中ずっと子宮破裂が頭の隅にあり、予定日近くなると「もしかして子宮破裂になって、命が助かったとしても、赤ちゃんが重い障害を負ったりするんじゃないか・・・」なんて、かなり不安に過ごしましたから。「挑戦」しない方が無難かもしれませんよ〜!

マンゴぷりんさま

多分日本の個人病院も提携病院はあると思うのですが・・・
その病院のスタッフが待機なんて事はないでしょうね。
私は「自然分娩がお産の王道」とは決して思いません。無痛分娩に憧れてましたよ〜。第一子出産の際に、同じ病院で自然分娩した方々は出産後に車椅子で病室まで運ばれて来るのですが、夜中にスタスタ普通に看護師さんと歩いて来る人がいて、後で聞いたら無痛分娩の方が出産後に歩いていたのでした。でも、稀に麻酔で事故が起こる可能性があるので避けられる傾向にあるのでしょうね。帝王切開も、何が怖いかと言うと麻酔です。「半身不随になったらどうしよう・・・」なんて、ちょっと考えてしまいます。もっと安心して受けられる麻酔が開発されれば良いですね。そうすれば「痛み神話」も無くなりますよ、きっと。

みのりさま

帝王切開用のニッパーも結構柔らかい素材ですよ。(同じモノだったりして!)キルティングされた伸縮性のある生地で、マジックテープで調節できるようになっています。硬い生地だと傷口に当たって痛いので、適度に柔らかく、傷口をホールドしてくれる物が良いようです。術後は腹筋に力が入らないじゃないですか?このニッパーが弱った腹筋の代わりをしてくれるようですよ。腰痛予防にも良いと思います。退院後、赤ちゃんを沐浴させる時も、このニッパーをしてないと傷口は痛いし腰は痛いし・・・。12キロの上の子も抱っこできましたから、みのりさんも第二子ちゃんの時は試してみて下さいね。

ローズさま

いえいえ、こちらこそ、その節は失礼いたしました。自分があんまり痛かったモノで、痛くなかったという話に驚いてしまって・・・。
そうそう、今回の病院のシステムは本当に良かったです。今やその装置が普及しているのかと思ったら、「私も・・・」という報告がないので、まだ余り普及されていないのかな・・・。
今回も術後の傷口が痛くない訳では無かったんです。でも硬膜外麻酔の薬の量を自分で調節出来るというのは、本当に素晴らしかったです。座薬を痛くなってから入れても効くまで少し時間が掛かるし、わざわざ看護師さんを呼んで処方して貰わなければならないし、夜中なんて当直の先生を起こして処方して貰う事を考えると、遠慮しちゃったりして・・・。

ローズさん、術後に痛い思いをした経験がないなんて、羨ましいわ。痛まないに越したことはないですもん。


ご出産おめでとうございます!
ローズ -- 2006年11月29日 01:42:22

  もものりんさん こんにちは

以前帝王切開のスレッドを立てたローズです。
術中に痛みのコントロールが自分でできるのはよいですね!
そのようなシステムなら「麻酔が途中で切れたら・・」という
不安から開放されて精神的にも安定できますね。

あのスレッドを立てた時、すべての方に帝王切開をお勧め
したのではなく、あくまで帝切を希望されてる方に対して「こういう麻酔の方法で痛みは大丈夫だったよ」という情報公開のような
ニュアンスだったのですが、その後のみなさんからのお返事を呼んで、安易に帝切を薦めているように取られるような書き方をしてしまったな・・・と反省しておりました。

個人病院では帝王切開の症例が少ない方がよいらしく
(保健所へだったか報告の義務があり、あまり数が多いと
審査が入るように聞いたことがあります)
それが緊急帝王切開が必要な妊婦さんや赤ちゃんを危険な状態にしてしまうとしたら本末転倒な話ですよね。

私はずっと痛みに弱いタイプだと思っていたのですが
過去何回かの手術経験で術中、術後ともに痛くてつらい・・という
経験をしたことがないので、麻酔が良く効く身体なのか鈍感
なのか・・・
もし持病がなく自然分娩にトライできたら案外陣痛も平気だったわ〜なんて言ってるのかもしれませんね

ニッパー
みのり -- 2006年11月28日 23:30:52

  私は今年、帝王切開しましたが、手術そのものは全く痛くなかったです。
でも産後、傷が痛くてベッドから起きる事ができずに、かなりつらい思いをしました。(電動ベッドでしたが・・・)

自分で用意したニッパーはサイズが全く合わず使えなかった為、病院のを購入しましたが、やわらかいタイプの物だったので、傷をカバーしてくれなかったせいかもしれません。

帝王切開用のニッパーなんてあるのですね?

もし、もう一度妊娠・出産のチャンスがあるのなら、ぜひ使ってみたいです。

本来、赤ちゃんがと母体が無事ならば、どちらでも...
マンゴぷりん -- 2006年11月28日 00:38:21

  「帝王切開は退院後も痛む傷を抱えながらキツイ育児をこなさなければならず、決して安易に選択して頂きたくないし、お勧めも出来ません。」そうですよね...。

私も安易に「帝王切開推進派」を称しているわけではないのですが、「お産は痛くてあたりまえなんだから」「妊娠や出産は病気じゃないんだから」「自然分娩がお産の王道」みたいな風潮は、何とかならないかな、と思うんですね。

実際に陣痛や出産中の処置の悪さで、患者が亡くなる場合もあるわけですし。何故、最悪の場合も踏まえて、個人病院などは総合病院への手配のルートを確保するなりの手はずが事前にできないかな、と思うんです。
「母体と赤ちゃんの2人の命を同時に一刻を争う事態なのに、様態が悪くなってから、受け入れ先の病院を探す?」...理解不能です。

アメリカは総合病院の周りに個人病院が点在していて、各個人病院で出産することはまずありません。すべて、医師と患者が設備の整った総合病院の出産室を借りて、専門家が常に待機している状態で、出産が行われるのです。
よって自宅出産を除き、「容態が急変してから、産婦を救急車で別の(遠くの)場所へ搬送」なんて、ありえません。
そんなことしたら、死んでしまいます!

自分が年頭に出産したため、得にあのニュースは衝撃的で、「自分の命と引き換えに産んだ子供に触れることなく、命を落とした彼女がもし事前に帝王切開も選択肢にあって薦められていたら、もしかしたら今頃は赤ちゃんを囲んで親子三人で幸せだったろうに。さぞ、無念だったろうに。」、と今でも思ってしまうのです。

私も一ヶ月後に双子を帝王切開で出産した友人よりも、私の経膣分娩の産後の状態が悪く今でも尾を引いているので、私はたぶん帝王切開を選びます。
でもその前に、このお腹のお肉を何とかしなければ...ですね。

帝王切開は麻酔しだいかな
ぷに -- 2006年11月27日 02:09:34

  もものりんさん
まずは、ご出産おめでとうございます。

数ヶ月前に、第一子を緊急帝王切開で出産しました。
そのため、皮膚は縦切でした。傷の開き方を考えると、横切りの方が痛くないのかもい知れません。術後はお腹に傷が開かないように錘を置いていました。この錘が痛かったです。
マンゴぷりんさんの言われるように医師によっても痛みはかわるのかもしれませんが、赤ちゃんの大きさや子宮の状態によって切る長さとかが変わってくるので、痛みも違ってくると思います。

わたしの場合、手術はもちろん麻酔をしてもらいましたが、医師にはきかれたけれど術後の痛み止め(麻酔)は頼みませんでした。以前、膝の手術をしたときに、痛み止めにモルヒネを用意してもらいましたが、何とかモルヒネに頼らず痛みに耐えられたからです。膝の手術よりは痛くなかったけど、帝王切開もかなり痛かったです。麻酔が切れてから術後2日間はものすごく痛くて、お腹に力を入れると飛び上がるぐらい痛かったです。錘ははずしましたが、ベットから起き上がってトイレに行くのが辛かったです。電動ベットでなかったら、一人でトイレに行くことができなかったと思います。もし、次回、帝王切開でベットが電動でなかったら、痛み止めをお願いしてしまうかもしれません。傷は肥満のためホッチキスが止まらず縫ってもらいました。血圧が高く退院が1週間のびたこともあり、退院後に傷が痛むということはありませんでした。縫ってもらったことがよかったのかもしれません。ただし、退院後、1ヶ月は子供が入院していたので育児はしませんでした。

帝王切開の痛みは、もものりんさんの言うように、術後の麻酔に依存するところが大きいと思います。痛いときだけ麻酔ができるのはとってもいいですね。

高齢なので生めるかわかりませんが、第二子は、子宮は横切りなので、自然分娩に挑戦しようと思ってます。さて、どっちが痛いのかな???

マンゴぷりんさま、ごめんなさい
もものりん -- 2006年11月26日 23:19:59

  送信してから「まんごプリンさま」と書いてしまったような・・・と気付きました。表記し間違えてしまってごめんなさい!!

お返事ありがとうございます
もものりん -- 2006年11月26日 23:10:08

  まんごプリンさま

お返事ありがとうございます!お身体、今はいかがですか?確か担当医が巨大児の可能性を見落として、出産後に大変苦労されたまんごプリンさんですよね。海外でそういうトラブルに遭うと、本当にどう闘って良いものやら・・・。どうぞお大事になさって下さいね。

まんごプリンさんのおっしゃる通り、情報を患者と共有すべきですし、患者も賢くならなければ・・・とは思いますが、所詮は素人。ネットや専門書でちょっとばかり知識を仕入れても、現場で働く医師と同様になれる筈がありません。病院側は「リスクがある場合は全て説明する」という姿勢になって来ていますが、問題なのは、それが単に「病院側の責任逃れの為の説明」になってしまっている点だと思います。医師が本音でリスクや利点について話せないので、何か質問しても返って来る答えは「当たり障りのない、マニュアル通りの答え」で、実際のところが良く判らないのです。(だから余計、VOICEに質問が寄せられるのでしょうね。)
医師から少しでも本音を引き出すには、こちらが相当勉強した上で、相当喰らいついて質問する必要があるように思います。

「出産中に母体が危険になりたらいまわし」というのは、個人病院で出産される場合、日本ではまだまだ有り得る話で、大変恐ろしい現実です。個人病院で出産に臨んだ知人は、分娩中に急変したものの、受け入れ先が見つかる迄3時間かかったそうです。助かったのでニュースにはなりませんでしたが、こんなケースはまだまだあると思います。その原因としては、産科医不足や、出産が医師の少ない夜中に進む場合が多々あるという事が考えられるかもしれません。

帝王切開の痛みについてですが、まず、個人個人、麻酔の効きに差があると思います。効きやすい人、効きにくい人ですね。私は効きやすいようで、脊椎麻酔なんて効き過ぎて麻酔科医が首をかしげていました。硬膜外麻酔は、二度目の病院の話によると、術後にベッドで動く事によって微妙にずれてしまう事があるそうで、今回は厳重にテープで止めてくれました。また、前回の硬膜外麻酔は、私の記憶に間違いがなければ胃の後ろ側くらいの位置でしたが、今回はウエストの後ろくらいでした。看護師さんの話によると、麻酔を入れる位置は、傷口に近い程良く効くのだそうです。

また、二度目の帝王切開という事も関係あるかもしれません。一度経験している事によって、「こんなモンだろう」と身体が痛みに慣れて来ているのかもしれません。麻酔科医の話によると、小さい時から痛い思いを沢山して来た人の方が痛みに強いのだそうです。

まんごプリンさんも次回は帝王切開を希望されるのですね。痛みのコントロールを大事に考えてくれる病院を選んで下さいね。

次回は帝王切開で!
マンゴぷりん -- 2006年11月26日 12:41:39

  もものりんさん、こんにちは。
年頭にアメリカで無痛分娩41歳で初産した、マンゴぷりんです。

日本でも近年、帝王切開の技術が進歩しているようですね。
今回は前回と比べ術中が良好であったこと、よかったです。なによりでしたね。
ご出産、おめでとうございます。

あくまで個人的な見解ですが、無痛分娩でも帝王切開でも、麻酔を使っているのに「非常に痛い」のは、それはもはや無痛分娩/帝王切開の領域ではなく、担当している医師の技量の問題だと思います。
よって「帝王切開をしたけど痛かった」のではなく、「その担当医の下に行われた帝王切開だったので、痛かった」のではないでしょうか?

どんな処置でも、患者が不必要な痛みを伴わない方が精神的/身体的に負担が少ないことは明白です。内視鏡手術にしても、近年、そのような傾向にあることは、患者にとっては喜ばしい事です。
分娩だけが別領域で、日本には依然”出産の際の痛み神話"があることが、女性蔑視の、女性(産婦)にだけ不要な痛みを強いているように思えてなりません。

もっと患者(妊婦)本人に十分な事前説明があり、すべての分娩方法の良点・悪点や危険性を認識してもらい、患者にも選択の自由があるほうが、患者が尊重され患者に選択権のある、患者主体の自由なお産になるのではないかと思います。
そうすれば医師側と患者側のお互いの認識の違いが少なくなり、訴訟なども今より少なくなるのではないでしょうか?

得に、「出産中に母体が危険になり、18件もの病院をたらいまわしにされ、出産はできたものの、母体は数日後に亡くなった」という事件をニュースで見たとき、「お子さんを抱くこともなく、なぜ彼女は死ななければならなかったのだろう...」と、上記のことを強く思いました。

 
  • ご利用に際してのルールとお願いを読む
  • 名前、ハンドルネーム、タイトル、投稿文には、半角カタカナ・半角記号を使用しないで下さい。
    正常に送信されない場合があります。
  • メールアドレスは必ず半角英数字をご使用下さい。
  • お名前、メールアドレスは掲載されません。

bc-community

babycomメンバーズ
コミュニティはこちらから