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10月に出産、現在育児奮闘中の高齢ママです。
主人がアメリカ人で西海岸に住んでいるので娘をバイリンガルにしたいと夫婦とも希望しています。
頑張って娘に日本語で話さなきゃと思っているのですが、私はこちらの生活も長く気がつくと英語と日本語のチャンポンになっていることが多いのです。一つの文の中に英語と日本語の両方をミックスすることはしないのですが、英語で何か言った後に、今度は日本語で話したり、でまた英語に戻ったりといった感じです。
こういうのって子供の言語障害とか引き起こしてしまのでしょうか?もしくは子供がお母さんは英語も話せるってわかってしまうから日本語は全く覚えてくれないのではなどと心配です。
バイリンガルといっても完璧に両方の言語を話せなくてもいいんです。日本語は私側の家族と会話が出来る程度の簡単な日常会話ができればいいと思っています。あと、将来的にはこちらの日本の学校もしくは日曜学校に通わせるつもりです。
やはり私が徹底して日本語を話さなきゃでめでしょうか?
でも主人との会話は英語のみなので将来3人で会話が出来ないのも寂しい気がします。
娘はまだ2ヶ月ちょっとなので言葉を理解するようになる前に自分の方針を決めなければと思っています。
こちらのサイトでは海外在住の方達も投稿されていらっしゃるようなので、ご経験やこういう風にした方が良いなどなにかご意見がありましたら教えてください。
ダルリン
- うちの場合 - ハート - 2009年03月 4日 00:45:40
- バイリンガル教育の方法 (長文です) - Mimi - 2009年01月21日 06:18:44
- ある程度の覚悟が必要だと思います - 花 - 2009年01月12日 07:10:04
- 補習授業校 - リー - 2009年01月11日 20:58:29
- こんにちは - 川 - 2009年01月11日 16:54:35
- お母さん次第・・・ - はぷなびーち - 2009年01月11日 12:09:37
ダルリンさん
こんにちは。同じくアメリカ西海岸在住のMimiです。私の専門領域なので、出てきました。
日英のバイリンガルは、言語の性質の違いからヨーロッパ言語同士(スペイン語とポルトガル語など)のバイリンガルの研究のデータが応用できないことが多く、研究は未だ発展途上です。けれど私も含めて日米にかなりの数の研究者がいます。大御所ではこの書き込みのタイトルの本を書かれたN先生が多くの研究をされているので、ご興味があったら検索してみてください。
花さんが書いていらっしゃるように、ひとり一言語の原則は両親がバイリンガルで、回りの環境もバイリンガルである場合、子供が常にどちらの言語を使ってもいい状況で、両方の言語を使用する機会を均等に与え、どちらの言語を選択するかを相手によって使い分けないですむ、という場合にのみ有益です。これは日英のバイリンガルにはあまり、あてはまりません(日英のバイリンガル環境というのはあまりないため)。
言語習得は、一言語のみ(モノリンガル)でも多言語同時習得でもインプットの量と使用量が習得に強く影響します。バイリンガルの場合は、まず親や回りの人がどの言語で話かけているか、どんなメディアを与えているかで、それぞれの言語のインプットの量が変わってきます。使用量は、子供が言語をアウトプットする(話し始める)ようになってから、だれとどのくらいコミュニケーションをとるかで量が変わってきます。
もし、ダルリンさんがバイリンガルで(日英を日常使っている)、ご主人がモノリンガル(英語のみ)の場合は、お子さんのインプットは英語が大半で、日本語はダルリンさんが子供に向かって話しかけるときのみになるかと思います。この場合、どうしても日本語のインプットが少なくなりますが、インプットは受け身で聞いている(テレビや他の人同士が話しているのを聞く)ときと、自分に向かって話しているときでは強さがちがいますから、一概に日本語が圧倒的に少ないとはいえません。お母さんが日英両語で話しかけたからと言って、言語障害をひきおこすことにはなりません。
ただ日本語のみで、今まで親子で犬を「わんわん」と呼んでいたのに、突然お母さんが「犬」と言ったら子供がとまどうように、日本語で言っていた言葉(フレーズ)を英語で言ったら最初は理解できなかったり、とまどうことはあります。
言語選択は、個人の自由な表現活動ですからダルリンさんが日本語と英語を混ぜて使うのがご本人にとって一番自然なら、その言語形態で大丈夫です。お子さんもお母さんと話す時、両言語をまぜて話すようになるかもしれませんが、それでコミュニケーションが成り立つなら問題ありません。
どうしたら、両言語が完璧なバイリンガルになれるかは、私達研究者にとっても永遠の課題ですが、一言語でも「言葉の早い、遅い」など習得に差があるように、バイリンガルも十人十色ですから、もし将来、お子さんの言語に何か問題が生じてもそれをバイリンガルのせいにしないで、あるがままを伸ばしてあげたら、お子さんが一番望む言語形態を習得していくと思います。
長文で失礼しました。
昔からよく言われて来た原則1人、1言語と言う教育法は、今では、絶対では、ないと言う結果が出ているようです。
実際、我が家は、逆で夫が日本語も話せる為、この国の言語と日本語と両方で話していますが子供達は、何の支障もなく使い分けています。
ただダルリンさんのお家の場合、アメリカで暮らし旦那様との会話も英語なので日本語の環境がママと話す以外にありませんからダルリンさんは、日本語に徹底した方が良いと思います。
他にも日本語のTV番組を、見せたり、日本語を、話すお友達を、作ってあげたりして行かないと日本語習得は、段々大変になってくると思います。
幼稚園や学校生活が始まったら嫌でも英語だけグングン伸びて行くと思います。
両親にバイリンガルにするんだと言う強い意思がないとどんどん英語に流されてすぐに日本語教育に挫折してしまうと思います。
アメリカにある日本の学校とは、全日の事なのか補習校(土曜日のみ)なのか文章からは、分かりにくかったのですが日本人学校の補習校は、週1ですので宿題が山ほど出て親が第二の担任にならなければいけず親子共に大変な負担です。
それでも将来、どちらの言語でも生活に困らない程度には、なって欲しいので我が家も本当に親子で頑張っています。
補習校に子供を、通わせている皆さん本当に頑張っていると思います。
(うちもそうですが親子で泣きながら宿題をする事もある位です)
ダルリンさんの希望は、簡単な日常会話レベルとの事ですので補習校では、なく民間でやっているような会話学校でも良いかも知れません。
家でドリルを、やったり作文を、書かせたり母親だけが頑張る方法もありますが相当な覚悟を、持ってきちんとルールも作ってやっていかないと挫折しやすいと思います。
ただやはりどんな方法にするにせよ日々使っていないと日本語での会話や学習は、いつしか面倒なものでしかなくなり日本語の習得は、難しいと思います。
小さい頃話せても学校に通い出した頃から親も生活する国の語に流されてしまい結局、全部忘れてしまったと言うケースも沢山あります。
それからバイリンガル児の場合、最初は、当然どちらの言語の習得も母国語だけの子供より遅くなってしまいますが、そこで焦って英語だけに切り替えたりすると日本語能力は、一気に下がってなくなってしまうと思います。
親が徹底していて子供も日本語を、理解していても日本語を、使いたがらない子もいますし、理解は、するけれど返答は、英語でしか答えられない場合もあると思います。
それでも怯まずに突き通すしかないと私は、思っています。
完全なバイリンガルのハーフの方に聞くとその方達の親は、補習校の他に中学3年生まで毎晩、親が本の読み聞かせを、してくれていた。とか
毎日、何行かでも日本語の本の音読を、必ずやらされた。とか
補習校の他に公文式もやっていたとか兄弟間では、日本語以外で話すと厳しく注意されていたとか毎年、バカンス時に日本の小学校に体験入学していたとか本当に親御さんが相当な努力していた様です。
それでも皆さん昔は、親を、恨みそうになったりもしたけれど今では、本当に感謝していると声を揃えて言っていますから我が家も将来、そう思ってもらう事を、夢見て頑張っています。
(我が家は、下に手の掛かる2歳児もいるので補習校の宿題と毎夏の体験入学だけで精一杯なのですが…)
他の方も書いておられますが英語だけになってしまうと将来、ネイティブでは、ない母親の英語や存在を、恥ずかしく思ったり、バイリンガルの友人を、羨ましく思い「何故、自分の親は、もっと努力をしてくれなかったのか?」と思う子供も結構いるようです。
パパには、多少淋しい思いを、させるかも知れませんがある程度は、ダルリンさんが通訳したりしてやっていけば良いと思いますしお子さんの日本語が自然になってくれば3人の時の会話は、英語にしてしまっても構わないと思います。
どこまでの日本語習得を、希望するかによって色々変わって来るかと思いますがお互いに頑張りましょう。
ご出産おめでとうございます。
私は、アメリカ在住で未妊です。
以前、補習授業校の教師をしていました。
将来日本の学校に通わせたいのであれば、簡単な日常会話ができる程度の日本語では学校でついていけず、お子さんが可愛そうです。
家庭では、お母さんとは日本語だけで話すように徹底させないと、お母さん以外は英語の世界ですから、きちんと話せるようにはなりません。
日本から海外に赴任している家族の子供が、土曜日だけ日本の教科書を使って日本のカリキュラムで勉強する補習授業校というのがあります。
もしお住まいの近くに補習授業校があれば、通わせるのも一つの手だと思います。
補習授業校に通わせるのであれば、日本での1週間分の勉強を土曜日一日でこなすので、家庭での宿題を親がしっかりみてあげないとついていけません。
補習授業校に行かなくても、ドリルなどで家庭で教えるのも一つの手だとは思います。
日本国総領事館で手続きをすれば、学齢期になった時点で日本の教科書を無料でもらえます。
私は、「話す。読む。書く。」ができてバイリンガルと言えるのではないかと思います。
辛口でごめんなさい。
ご主人と3人で会話をする時は、英語でいいと思います。
頑張ってください。
私の友人は、お母さんとは日本語、ベビーシッターとは中国語で話すことを徹底させたので、子供は、英語、日本語、中国語を話せます。
うちと大変状況が似ているので、書かせてもらいます。
ダルリンさんの場合は日本側の親戚とコミュニケーションが取れることを望まれているということですので、日本語を解するダルリンさんが、あかちゃんの頃から日本語のみで(ちゃんぽんではなく)あかちゃんに話しかけることが必要だと思います。一人一言語というのが鉄則のようですよ。ですから、お父様はいつも英語で、お母様はいつも日本語でというようにルールを作る必要があります。ただ、こうすると日本語を解さないお父様は3人でいる時に日本語がわからないため、排除された形になり、いろいろな問題がおきてきます。実際これが問題で離婚された友人も何人かあります。(ただし、言葉の問題がなかったらこれらのカップルは離婚に至らなかったのか、というと、それはわかりませんが)
また、子供の適性、嗜好もあります。英語の世界で生きていきたいと願ったり、日本語を疎ましく思う子供もいるし、逆に日本にあこがれて育つ子供もいます。
さらに、「バイリンガル」でいろいろな言葉で話すことはできるけれども、どの言語においても新聞記事程度の文章の読解能力を持たない大人になる場合もあります。一概にバイリンガルといってもいろいろあります。
ただ、日本のことをまったく教えず、日本語に触れさせないと、子供が成長したとき英語能力の劣る母親のことを、疎ましく思うようになる場合があるそうです。(英語の世界での基準でのみ判断されるため)ですから、そのような事態を避けるためには折に触れて日本のことをダルリンさんが教えていくといいのではないでしょうか。
私を含めて同じ状況の家族はみんな悩みながら、試行錯誤して、軌道修正を繰り返しながら進んでいます。お互いがんばりましょう。
はじめまして、ダルリンさん。
ハワイ在住で、4歳の女の子の高齢ママです。
こちらに住む国際結婚カップルのお子さんを見ていると、
やはり、お母さんが日本語を徹底している家庭は、
子供は、お母さんには日本語、お父さんには英語。
お母さんが英語を多めに話している家庭は、多少の
日本語は理解できるようですが、基本的には全部、英語に
なっているようです。
やっぱりお母さん次第じゃないでしょうか。
また、お母さんの中でも、徹底して、読み書きまで
力を入れる方と、日本語で会話が出来ればいいという方と
いろいろです。
いづれにしても、学校に入れば、圧倒的に英語になっていくので
ダルリンさんが、日本の家族と会話できるように・・
と思うのであれば、徹底して日本語にしたほうが良いと思います。
我が家は、3歳になりプリ・スクールに入るまでは、日本語しか
分かりませんでしたが、今は、両方、OKです。私には日本語、
主人には英語と、きちんと切り替えています。
時々、私にも英語になるので、ママには日本語で喋ってね!
というと、日本語で喋ってくれます。
ただ、両親日本人のお子さんほど、日本語は上手ではなく、
両親アメリカ人のお子さんほど英語も上手ではなく、
両方分かるけど、同じレベルではありません。
それは仕方ないかな・・と思いますが、
英語は、生活環境・基盤そのものが英語なので、そのうち
問題なくなると思いますが、日本語のほうが心配です。
私の住む島は、日本語補習校や日本語学校がないところなので、
本当に母親である私次第なんですが、今年は、ひらがな・
カタカナを、どこまで教えられるかが、私の課題です。
どこまでのバイリンガルを目指すかにもよりますが、
お互いがんばりましょうね。
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こんにちは。私はヨーロッパで子育て中です。
私は出産後から迷わず日本語のみで接してきました。
何故なら・・・ここは非英語圏。私の両親とも会話ができるように、せめて理解だけはできるようになってほしいと思ったから。
あとは、子供が大きくなったら私よりも現地の言葉を流暢に話せるようになるのは当たり前。その時に自分が苦労して外国語を話すより、母国語の日本語を話していたほうがラク?!と思ったからです。
そして今、子供は小学校に通っていますが、振り返ってみるとこれでよかったと思っています。
初めのうちは「日本語・外国語」という概念がないため「ママはこう言う。パパはこう。」と言う感じで聞き分けていたようです。
自分のアイデンティティにも関することなので、パパとママの両方の言葉を聞かせるのはいいことだと思います。
幸い、日本のお友達や私の家族も大好きで、そういったポジティブなバックグラウンドがあるから抵抗なくマイナーな日本語も受け入れられるのかなと思っています。
勿論、はじめはお母さんと二人きりの世界だったので日本語のほうが優勢でしたが、幼稚園に入った途端に子供の世界が現地に広がって、話す言葉がちゃんぽんになってきましたが、これも仕方のないことかなと思っています。
ただ、お母さんは日本語のみに徹するのは大切らしいですよ。
でないと、子供が混乱するらしいです。
最近は「ママもXX語わかるじゃん。なんで、日本語で言わなくっちゃいけないの?」と言われることもありますが、その時はかる〜く「だって日本人だもん。」と言って聞き流しています(笑)。
余談ですが、日本語では「母国語」と言いますが、Mothertongueって「お母さんの言葉」だから、ここでも私の子供の「母国語」は「日本語」だと言われました。ちょっとびっくりしましたが。
家族での会話ですが、これも私は以前は疑問に思っていました。
うちは、方言がひどい地方ですが、子供を通して理解ができるようになったので、夫と子供の会話は大体分かります。なので、私が直接子供に話す時は日本語、夫とは標準語、夫と子供は方言、と言う感じです。勿論二人とも標準語は分かりますからね。ちなみに夫は日本語はほんの少し分かる程度です。でも、これでも成立してますよ(笑)大丈夫です。
日本語学校にも通っていますが、これはあくまでも本人が希望したからなので、日本が好きで日本語がある程度今のように話せるのならいいや・・・程度に思っています。
やはり子供の世界は現地ですから、現地の友達・学校が優先ではないかと私は思います。でも、血は争えないというか、日本人の血が流れている以上、人格の基盤にかかわることだと思うので、読み書きと言うことにこだわらず、日本に関してポジティブなインプットを心がけています。
お互い頑張りましょうね。