美冬さんへ

私は1年間のタイミング療法を経てから、転院して腹腔鏡の手術をうけ人工授精に進みました。腹腔鏡の手術では卵管の異常や癒着が見つかりましたが、人工授精で大丈夫ということで体外受精は薦められませんでした。あの当時は不安で不安でただ先生の言うことに従うしかなかったのですが、2人目のときは自分なりに色々調べ、マカと漢方を飲み、鍼治療を週1回受けていました。とにかく妊娠しやすいということは何でも試したいという気分で、3回の流産後はちょっとノイローゼになっていたと思います。

今言えることはやはりあまり思いつめないようにすることが大事だと思います。それがまたストレスになってしまうから。不妊治療は妊娠するかしないかの白か黒かの世界で、生理がくるたびにどん底に突き落とさせる気分でした。だから治療2年目には通信制の大学に入って勉強し直したりバレエを習ったりして、気が治療にばかりいかないようにしました。それと有酸素運動をすることをお薦めします。私は週1回1キロ泳ぐようにしていました。出産後はとにかく体力勝負、高齢出産なら尚更です。

それでは美冬さんにいつかコウノトリが訪れますように。

　 はじめまして。
３５歳、つい先日内膜症で腹腔鏡手術を受けた者です。
３２歳で結婚したのですが、今まで１度も妊娠の経験がありません。
昨年から不妊治療のクリニックに行き始めましたが、通院して５ヶ月で、先生からは「ピックアップ障害の疑い」で、ＩＶＦを勧められ、３回も挑戦してしまいました。
しかしながら全く着床せず、本来なら順序が逆なのですが、先日腹腔鏡手術を受け、内膜症の癒着をはがして、お腹の中をきれいにしてもらいました。
手術を受けた病院では、「卵管采の癒着は見られませんでした、しかし右卵管が通っていませんでした。」と思わぬ結果が。
結局、ピックアップ障害ではなかったのです。
「半年間は、自然妊娠で挑戦してみていいと思いますよ」と、希望の持てるお話がありました。

もちろん私の戦いはこれからなのですが、れおたんママさんの投稿を読み、私もこれから７年後、４２歳になった時に、たった一人でもいいから、わが子を授かっていられることを心から願ってやみません。
不妊治療がいけないとは思わないのですが、藁をもすがる思いで訪ねるクリニックで、高額な治療をすぐに勧める方法には、疑問を感じています。（クリニックに行った時は自分もそれが最良の選択だと思っていたのですが、今はとても客観的に見つめることができています。）
少し落ち着いて、自分の妊娠力を信じてみようかな、と思います。
まだまだ試行錯誤の真っ只中ですが、れおたんママさんのように、どんなに苦しくても、くじけなければ必ずわが子の笑顔に出会えることを励みに、頑張ろうと思います。
素敵なお話を、ありがとうございました。