VOICE(掲示板)
高齢出産VOICE

高齢出産の悩みや心配事、そして生んでよかったこと。

【その他】卵子提供は産むなと言われるほど悪いことですか?
たまごボーロ -- 2006年10月31日 23:14:45

卵子提供のスレッドの『何故?』と言う質問に
正直ガッカリしました。

卵子提供は一般的ではないと思いますが
私のような自分の卵子では子供を持てないような人間には
最後の選択肢でした。
その選択肢に行き着くまで一生懸命考えて考えて
主人とも何度も話し合って私の場合7年かかりました。

卵子提供に関しては、賛成、反対の人いろいろいて当たり前それが
自然こと思っていましたが

何故という質問に最後のほうに
>悪い事をしていると思いながら・・・???

と言う一文がありこれは私の文章力がないために誤解させてしまったのかもしませんが
私は、産む病院へ卵子提供の事実を言って失敗してしまったと
言うことが言いたかったのであって
生まれた本人に事実を言わないとは言っていません。

告知に関してはとても微妙な問題でいろいろなご夫婦が抱えていて事情によっていろんな考えがあると思います。

なんでもう、生まれている子に対して
>子供に隠さなければいけねいような事という認識でいらっしゃるにならば卵子提供を受けてお子さんを産むという事はなさらない方がよろしかと思いました。
と言う言葉が言えるのか不思議でなりません。

私は、可愛い我が子を全力で守るだけです。


ありがとうございます3
たまごボーロ -- 2006年11月13日 01:04:47

  夏みかんさん、りりちゃんさんありがとうございました。

夏みかんさん。
私やライラックさんが言っていた文章の
スレッドが見つからなかったとありますが
ご自身のレスの中に書いてありますよ!
『何故?』と言う疑問を投げつけた美月さんがお書きになった文章です。

私には、夏みかんさんが感じられたような
>生まれたお子さんのためにも、母親として事実と向き合う覚悟と強さを持って欲しいという訴えのような気もします。
と言うような印象は残念ながら受けませんでした。
と言うか、まったくいい印象は受けませんでした。
なので、怒りのままにこのようなスレッドを立てたのです。

私も夏みかんさんのようにもう少し相手に思いやりを持って
裏の裏まで読めるような心理があると言いのですが
まだまだ未熟者で・・
育児をしながら『育自』もしなきゃいけませんね。

りりちゃんさん
お返事ありがとうございます。
りりちゃんのような方がいらっしゃると励まされ、気持ちが明るく前向きになります。
子育て、本当に子供からいろいろ教わることばかりですね。
我が家も残念ながら経済的にはしっかりしない親ですが(笑)
やはり頼りになれる親が理想です。

告知の件で。
りりちゃん -- 2006年11月11日 15:47:13

  すいません。告知の件話さなくてもいいのでは、と発言しましたが、血液型が異なるということでしたので状況が変わりますよね。
(掲載までタイムラグがあるので行き違いになったようです。)

告知の問題は卵子提供を決断したときからご夫婦でよく話し合っているご様子なので乗り越えられると思います。

当事者は軽々しい気持ちで卵子提供をしてもらったわけではないでしょうから夫婦でしっかり子育てしていけると思います。

立場や状況が異なるとやはり考え方も異なります。
私は苦労せず子供に恵まれましたが、そうではなく子供に恵まれず、苦しんでいる人も多くいることも実感するようになりました。
私は子供を生んで幸せを感じました。だから子供を望む方にはかなっていただきたいと思っています。

倫理上のむずかし問題は確かにあります。「悪いこと」「いいこと」とくくるわけにも行きません。が、そこへ至るまでご夫婦できっと私が想像する以上に悩んだり葛藤したり苦しんでいたことと思います。

そのことは子供もきっと理解してくれると思いますよ。

悩んだり苦しんだり、また楽しいことを経験してよい家族になっていくんだと信じています。

私もまだまだ子供に教えられることが多くて未熟です。子供が大きくなったとき、頼りになる親になりたいな、と思っています。(経済的には無理っぽいけど、その他のことには相談に持ってあげられるようになりたいと思っています。)

〆後ですいません。
りりちゃん -- 2006年11月10日 12:21:42

  偏見なんかに負けないで愛情を持って子供を育ててください。
私は卵子提供も代理出産も否定しません。

子供をほしいと思う気持ちは自然な気持ち。何かしらの方法で子供を持つことが出来るのなら子供がいない夫婦にとって希望となります。

自力では子供が出来ない夫婦に「子供をあきらめたら」って誰が言えるのでしょうか。出来なくても「子供がほしい」という気持ちはあると思いますし、それを否定できない。

たまごボーロ さん、子供がどうやって生まれたかは人に話すことでもないし、堂々と子育てすればいいと思います。

生まれた子供に対しては、私だったら事実を話しません。墓場までもって行きます!子供がどうやって生まれたかより、どうやって育てるか、のほうが重要だと思います。

生まれてくる赤ちゃんとの生活が楽しみですね。

様々なご意見を読み・・・
夏みかん -- 2006年11月 9日 02:33:58

  初めて投稿させて頂きます。
私自身、既に40代で高齢であり、今後、可能ならば、子供が欲しいと思っておりますので、高齢出産VOICEは、時々、拝見させて頂いておりました。

たまごボーロさん、ライラックさん

以前のスレッドを探してみましたが、お二方のおっしゃっている「悪い事をしていると思いながら・・・???」や「何故、卵子提供で妊娠したという事実をお子さんなどに伏せようとなさるのでしょうか?子供に隠さねばいけないような事という認識でいらしゃるならば卵子提供を受けてお子さんを産むということはなさらない方がよろしかと思いました。」という意見を見つける事が出来ませんでした。ですので、ここからは、あくまで、私の推測の上での意見という事になりますが・・・。

たまごボーロさん

>告知に関してはとても微妙な問題でいろいろなご夫婦が抱えていて事情によっていろんな考えがあると思います。
なんでもう、生まれている子に対して
>>子供に隠さなければいけねいような事という認識でいらっしゃるにならば卵子提供を受けてお子さんを産むという事はなさらない方がよろしかと思いました。
と言う言葉が言えるのか不思議でなりません。

上記のご意見に関してですが、私も、告知に関してはとても微妙な問題でいろいろなご夫婦が抱えている事情によっていろんな考えがあるという事には全く同感です。しかし、多くの方々のご意見を読ませて頂いてみると、「いつ」という事に関してまでは言及されていないまでも、告知自体には、ほとんどの方々が賛成であるように思われます。やはり、母親になられる(あるいはなられた)皆さんの、この問題と真正面から向き合い、いずれ、ご自分のお子さんには出生の事実をきちんと伝えようという強い覚悟の表れだと思います。

そこで、私の印象では、「何故、卵子提供で妊娠したという事実をお子さんなどに伏せようとなさるのでしょうか?」とか、「生まれた子供に隠さなければいけないような事という認識でいらっしゃるならば卵子提供を受けてお子さんを産むという事はなさらない方がよろしいかと思いました。」と疑問を投げかけられた方は、その辺の皆さんの真意がわからず、ご質問されたのではないでしょうか?
生まれたお子さんのためにも、母親として事実と向き合う覚悟と強さを持って欲しいという訴えのような気もします。
これは、あくまで、私の印象ですが・・・。

バンバさん

>>ちなみに向井さんはご自身の卵子です。
>という発言を見るに、きっと彼女は、代理出産は認めていらっしゃるのでしょう。

これが、もし、「何故?」という疑問を投げ掛けられた美月さんへのご意見ならば、彼女は代理出産否定派であることを断言していらっしゃいますので、自分の卵子か他人の卵子かという事が問題と考えていらっしゃるのではないでしょう。

最後に、私自身、色々と皆さんのご意見を読ませて頂き、親子の定義について、改めて考える機会を与えて頂いたような思いです。
人それぞれ様々な考え方がありますが、賛成派であれ、否定派であれ、互いが互いを排除し合うのではなく、共存していけるような社会になる事を願います。

ありがとうございます2
たまごボーロ -- 2006年11月 8日 23:55:47

  ねこさん、ツバメ号さんありがとうございました。

ねこさんのように告げる必要がないいうことも一つの選択ですよね。
私も、もう少し強い信念があれば迷わずに済むのですが・・
いろいろ考えてはまた、考えを繰り返してしまいます。
答えはわかりませんが
息子にとって、私たち家族にとって最良の方法を考えて行こうと思っています。

ツバメ号さん、少しお元気になられ安心致しました。
私のほうは、ここの所毎日夜泣きで大変です。
一歳にもなると、声が大きくなり煩くてかないませんよ(笑)
お互い頑張りましょうね。

出遅れてしまいましたが
ツバメ号 -- 2006年11月 7日 22:46:03

  出遅れてしまいました、ツバメ号です。たまごポーロさま、皆さま、こんばんはです。

文化というものはすごく違いがあり、日本は万世一系の天皇制ということで、女系天皇の登場にすら反対する人達がいて、いっぽう、チベットのダライラマは、世襲ではなく、神聖な魂が宿った子供が選ばれ、ローマ法王は選挙で選ばれる。・・・日本という国は、血縁ということに凄くこだわってしまう文化のある国なんだろうなあと思います。

アメリカの不妊治療の考え型だったら、卵子提供を受けずに、リスクもある高齢での不妊治療を続けるのは何故?という人もいるのかもしれませんよね。

ただ、養子縁組や里親には、いざという時には、マッチングをやりなおすという方法がありますが、卵子提供にはそういったリスク回避の方法はありません。より強い決心が求められると思います。

この日本で卵子提供受けること、そしてそれを子に告知すること、とても重い問題です。私はまだ告知するかどうか決めていませんが、子供に伝えることになっても、納得してもらえる子育てをしていきたいです。

私は、出産後に、皆さんに悩みの相談にのっていただきました。ありがとうございました。ある意味であの相談で、これから卵子提供を受ける人たちへ不安を与えてしまったかもしれません。なので、ご報告まで、子供は日増しにいとおしく感じられるようになってきました。今、二ヶ月半になりましたが、天がこの子を授けてくれたことに強く感謝しています。

みなさんありがとうございます。
たまごボーロ -- 2006年11月 6日 23:09:16

  ライラックさん、ちびねこさん、フラウさん、はなさん、パンパさん、広恵さんありがとうございました。

皆さんのご意見を何度も何度も読み返して考えてみました。
ライラックさんのおっしゃる通り
フラウさんのご意見は本当に興味深く『当事者』の方からの声に
心から感謝しています。
きっと、返信していただけるには勇気がいったことでしょうね。
本当にありがとうございます。

他の方が立てた卵子提供のスレッドで、私の提供してもらった卵子は血液型違いとお話しました。
なので息子は、私からは決して生まれないAB型の子供の可能性が高いのです。
ですが今まで、告知の問題は考えてきませんでした。
妊娠期間は8ヶ月までずっとつわりで苦しんで、生まれたら生まれたで考える時間がないほど忙しい毎日。
今度は自分の体調が悪くなり、病気になってしまうなどで・・

でも、まだ考えたくないと、きっと逃げていたのだと思います。

私の友人は子どもが小さいうちから告知するそうです。
いかにあなたを愛しているか、大切かを言い続けると言っていっていました。
人にはいろんな意見があります。
でも、
告知をしないつもりなら生まないほうが・・と言う意見の方にも
そうしてまで子供が欲しかった人、欲しい人のこと
自分とは違う意見の人のこと、切実な思いを
少しだけ想像していただけたらと思います。
そうしたら、もう少しあなたも私も生きやすくなるのに。

私自身今の時点では、子供が小さいうちは告知はするつもりは有りません。
でも、『いつ?』は考え続けて行きます。
私も誠実に子供と真正面から向き合っていきたいと思います。

そして、フラウさんのように『夢や仕事や幸せな家庭を持って、生まれてきてよかった』と思ってもらえたら
私の一生も捨てたものではありません。


ライラックさん、ありがとう
フラウ -- 2006年11月 6日 18:14:12

  横レスすみません。

ライラックさん、気持ちをわかっていただけて、こちらこそありがとうございます。思いきって書きこんでよかったです。

息子さんの人生を尊重するというお気持ち、そのお気持ちがほんとうにほんとうに嬉しい。ありがとう。こんなことを書くのも変だけど、私も救われました。

息子さん、可愛いさかりでしょうね。私も末っ子はハイハイで家中を動き回っています。たっぷりかわいがってたっぷり愛してくださいね。あと十数年もすれば子供は自立して、親を乗り越えていきます。それまで「子育て」というかけがえのないすばらしい仕事を、がんばりましょうね。応援しています。

みんな頑張れ〜
ねこ -- 2006年11月 6日 18:12:25

  私はおきらくなのかなぁと時々思います。
卵子提供をうけることを決断する時はたしかに悩みましたが、
治療が始まってしまえば、それまでの治療と同じ気持ちでした。
だから卵子提供の事実を子供に話すか話さないか、私どもは話し合ったこともありません。
告げる必要もないと思っていますし、秘密にしているという罪悪感もありません。
確かに卵子は提供していただきましたが、私が産んだ私ども夫婦の子供なのです。それ以外に何もありません。

私は日本の病院に提供の事実を告げました。
高齢出産を無事にやり過ごすために使った薬などの情報を少しでも伝えておいた方がよいのではないかと思ったからです。
病院でその事実を告げても特に驚かれたとか様子が変わったとかはありませんでしたので
最近はそうゆう人もいるという事を医者も理解しているのだろうなぁ程度の気持ちでした。
やっぱり私はおきらくですかね。

どの時代にも、不妊医療以外の先端医療でも、賛否両論はあります。
精子提供、卵子提供、代理母・・・以前は体外受精なんてとんでもないことでしたよね。
試験管ベビーと騒がれたニュースだって記憶にあるくらいのときの話です。
数十年前は婦人科に通っていることさえ隠していたくらい理解されないことでした。
だから「悪い事」とおっしゃる方のように理解できない方もたくさんいるという事を、こちらも理解してあげましょうよ。
そのかわり、提供を受けたくて悩んでいる方や、提供を受けたものの不安と戦っているような方を経験者が励ましてあげましょうよ。
私はこのサイトで多くの提供を受けたお母さんが頑張っていることを知って本当に嬉しく思っています。

私はまだ勉強中ですが・・
広恵 -- 2006年11月 6日 00:53:21

  たまごボーロさん
はじめまして。

私自身、卵子提供に興味があり、皆様の意見など勉強させていただき拝見していました。
投稿するのは初めてです。

私も『何故?』を拝見して、
ここに集う人はみんな子供を欲しい、いわば仲間だと思っていたので、そういう人も意見の人もいるんだ・・と思いました。

私も自分の卵子ではFSHが高く、通っている病院では卵子提供の方法もあると言われました。
もともと、自分でも考えていたことであって、すごく抵抗があったわけではなかったのですが、ショックでした・・。
こんな私でも大切にしてくれる優しい主人の子供が欲しかったのです。

私はまだ勉強中ですが
卵子の提供で子供を授かることに関しては、反対の意見の人もいることは知っています。
それは、『私はそこまではしない』っていうことであって
その方法を選択した人に、選択して子供がいる方に
子供に真実を告げるそこまでの気持ちがないのでしたら
そこまでして妊娠出産なさらなくてもと
言う押し付けにはちょっと、何故?当事者でない人が言えるのかと
首を傾げざるを得ませんでした。

その方法を選んだ人は、これから長い間現実と向き合っていかれるわけです。
いつ、どのような方法で、もしくは言わない選択もあるわけですが
きっと、ご夫婦でずっと考えられていくのではないでしょうか?

私たち夫婦にとっても一生懸命考えて行く問題だと思っています。
そこまでしても、私はママになりたい!
せめて主人の子供を抱きたいです。

たまごボーロさん
他のスレッドで、お子様の様子を伺いとても暖かい家庭が
想像できました。
私も賑やかな未来が待ち遠しいです。
頑張ってくださいね。私も頑張ります。


人それぞれだと思います
パンパ -- 2006年11月 5日 23:31:02

  ちなみに向井さんはご自身の卵子です。
という発言を見るに、きっと彼女は、代理出産は認めていらっしゃる
のでしょう。卵子提供は許せない、けど?
私は、正直申し上げると、やわらかい言葉を選んでも、代理出産には
強い違和感があります。
卵子提供、精子提供には違和感はありません。
人それぞれ立場も違うし、思いも違うでしょう。
違う思いの方に、あえて「それは×」みたいにわざわざ言わなくても、
と思っていました。
だって、卵子提供も代理出産も、そういう方法が確立されているんだもの。
それを選択する人がいても当然かと。
許せないならスルーしたほうが自分の気持も楽なのでは?


こんにちわ
はな -- 2006年11月 4日 17:11:36

  投稿ミスで失礼しました・・。
 
たまごボーロさん 気にしない方がいいですよ。^^
どんなに言葉を巧みに使ったとしても 不妊治療の 辛さも味わった事のない人の 暇なガサ入れでしょうから。

フラウさん、ありがとう
ライラック -- 2006年11月 3日 23:19:19

  たまごボーロさん、横レスです。すみません。

フラウさん、はじめまして
フラウさんのレスを読んで、とても救われた気持ちになりました。

私も子どもには自分の出生を知る権利があると思っています。
周囲にはわざわざ告知をする必要はありませんが、子供には
告知をするべきだと思ってはいます。
でも、夫が告知に反対しているのです。
何故、子供に言って無用に苦しめる必要があるのか?
何故、卵子提供をしたということにいつまでもこだわるのか。

夫は養子をもらうことに反対し、自分の血のつながった子供を
持つことにこだわった人であります。
だから彼も親子は血がつながっているものだという考えのままです。
実は、私も子供が生まれる前は卵子提供で生まれたことは子供には伏せておこうと思っていたのですが、実際に子供が生まれたら考えが変わりました。

私は子供が欲しくて欲しくて卵子提供までして産んだのですが、
子供側からすればそのような親の事情はどうでもいいのです。
彼は、親の私のために生れてきたのではなく、自分自身の人生を生きるために生れてきたのだということに気がついたのです。
大事な息子の人生なのに、出生という重要なことを教えないでいいのだろうか。
告知をするということは彼自身の人生を尊重するということにつながるのではないか。
告知をしても揺るぎのないような親子の絆をつくりあげていくことこそ大事なのではないか。

そう思ってはいても、実際に子供が受ける精神的負担を想像できずにどう考えていいかわからなかったところでした。
そのような時にAIDにより産まれたフラウさんのレスを読んで、指針が示されたような気がしました。
当事者の方からのお話、胸に響きました。
フラウさん、ありがとうございました。
自分の出生の事実に加えて、虐待や両親の離婚にあいながらも、
生れてきて良かった、ありがとうと言えるフラウさん、貴女のような人になるように息子を育てようと思います。

ちなみに、たまごボーロさんがおっしゃているスレッドは、約2ヶ月前にpookoさんがたてた「卵子提供での妊娠、出産について」にあてた「何故?」というレスです。
レスを書いた方の言葉はきついですが、おそらくその真意はフラウさんと同じことを言いたかっただけなのかもしれません。

告知について
フラウ -- 2006年11月 3日 16:15:20

  こんにちは♪
このスレッドを読み、たまごボーロさんが言及されている以前のスレッドを探しましたが、私の探し方が悪かったのか見つかりませんでしたので、これがどのご意見に対してのものかわかりませんが、それとは別に、たまごボーロさんはじめ卵子提供でがんばっているお母さんへのエールとして読んでいただけたら、と思います。

卵子提供とは立場が少し異なりますが、私は精子提供で生まれました。以前一回だけどなたかの返信に書かせてもらいましたが、それを知ったのは偶然からで、両親は何年も前に離婚し、私自身40過ぎで子供もいたんですよ。偶然からわかった後、親に電話で確認しました。「そんな大事なことを何で教えてくれなかったの〜」と口には出しませんがそれが正直な気持ちでした。親戚一同知っていて自分だけ知らされてなかった。ショックでした。自分の出生は隠すべきものなのか、と。今でも複雑な気持ちになることはありますが、その秘密を知らなかったほうがよかったとは思いません。だって自分のことですから。ちなみにこのことは私の子供達にも伝えて、みんなで考えています。精子提供を否定することは自分を否定することにもなりますので。

告知の問題は本当に微妙で、いろいろな考え方があると思います。また、告知する時期というのも重要だと思います。あまり早くから告知をするのに反対する専門家も多いです。それでも、それだけ欲しくてたまらなくて授かったお子さんだもの、他の誰にも言う必要はないけど、我が子だけには時期をみて伝えてほしいと私は思います。「あえて言わなかった」とか「言う機会がなかった」というのは、子供にしてみれば隠しているのと同じです。どの子にも自分の出生を知る権利がある、と私は考えます。「子供のために言わないほうがいい」のではなくて、言った後に子供をどうサポートしていくかが重要な課題だと感じます。このへんはたまごボーロさん個人への意見ではなくて、今も大多数の親が告知をしないという現状に対しての見解ですので誤解しないでくださいね。親は、血ではなく、その子を一生懸命育てるのが親だと思います。今、4人の子供を育てている私から言わせてもらえば、卵子提供でも精子提供でも自然妊娠でも、親子って毎日毎日の積み重ねです。その日、そのとき、子供に誠実に向き合えるか。とりとめのない文章になってすみません。でも、私は生殖医療によって誕生し、実はほとんど虐待に近い不幸な子供時代を送ったのですが、それでも今は夢や仕事や幸せな家庭を持って、生まれてきてよかった、ありがとうと思っていることをお伝えしたいと思いました。

可愛い我が子を全力で守るというたまごボーロさんを心から応援します。私は不妊の経験もなく自分の立場からしか言えませんので、気に障る表現等がありましたらごめんなさい。うまく気持ちが伝わるといいのですが。

偏見に負けないで
ちびねこ -- 2006年11月 3日 14:09:31

  たまごボーロさん、こんにちは

私は44歳で顕微受精の末、子供を授かりました。
実母にそのことを話したら、そんなふうに卵に針なんか
刺したりして変な子供が産まれるのではないかと言われました。
無知だなとがっくりしました。
実母は苦労せず自然妊娠で3人も子供を産んでいるし、年も
70歳近いのでそのように考えてしまうのはしょうがない
かもしれません。
肉親でさえ、自分の理解できないことには偏見があるのだから
他人ではなおさらそうかもしれません。
きっと、その方は自然妊娠が可能で、不妊治療(卵子提供)を
しなくてはならない人の辛さがわからないのだと思います。
でなければ悩んでいる人に対してそこまでして子供を産むな
なんてひどい言葉を言うことはないはずです。
私は自分の不妊治療の経験から、他人の痛みが少しは理解
できるようになりました。あまり辛いことや苦労したことも
なかった私ですが、子どもにすんなり恵まれなかったことで
いろいろ考えるようになり、少しは他人の苦しみを共感できる
ようになりました。

私は卵子提供に対して賛成も反対もしませんが偏見だけは
持たないようにしたいと思います。
誰かが書いていましたが、こういうことは臓器移植と
似ていますね。
自分が健康なときは臓器移植なんて他人事で、他人の臓器を
もらってまでも生きたくないと思っている人でも、自分が
いざその立場に追い込まれたら考えが変わらないとも限りません。

たまごボーロさんは、今お子さんに恵まれて幸せな家庭を
築いているご様子ですね。
偏見に負けず、お子様を守り通してあげてくださいね。

「何故?」なら
ライラック -- 2006年11月 3日 00:56:38

  「何故、卵子提供で妊娠したという事実をお子さんなどに伏せようとなさるのでしょうか?
子供に隠さねばいけないような事という認識でいらしゃるならば卵子提供を受けてお子さんを産むということはなさらない方がよろしかと思いました。」について。

何故なら、ここが日本だからです。
血縁が家族、親子の定義の大前提になっているこの国で、大多数の中で「例外」を容認しにくい日本の中で育つ子どもたちへの影響を心配しているからにほかなりません。
周囲に伏せているのは偏見や好奇の目、中傷から自分たちを守るためです。
そもそも、非常にプライベートなことをわざわざ公表して歩く人がいるでしょうか?

卵子提供だけでなく、AID(精子提供)、養子縁組等による血がつながらない子どもに対しても事実を伏せたからと言ってそこまででして、子どもを持つなと言うのでしょうか?
それとも卵子提供に限ってのことなのでしょうか?
そうだとしたら、残念ながらそれは偏見であると私は思います。
非常に単純な悪気のない偏見だと。

私は、子どもにはその出生を知る権利があると思っています。
でも、将来子どもに告知するかどうかは子どもの性格、周囲の状況を見極めてから慎重に判断しようと考えています。

「悪いことをしていると思いながら子どもをつくる」という認識は私にはありません。
卵子提供、代理母はあまりにも先端すぎて日本の社会においては、まだまだ、容認されていない分野ですよね。
体外受精の技術が登場した当初もそうでした。
卵子提供の恩恵にあずかった私自身の中でも、正直いって「とまどい」もあります。
でも、決して「悪いこと」とは思っておりません。
その選択肢しか私にはなかっただけです。

「ちなみに向井さんはご自身の卵子です。」について
向井さんの著書を読み、TVのドキュメンタリー番組を拝見して感じたことですが、向井さんはもし、ご自分の卵子が使えなかったとしても、おそらく同じように事実を公表したのではないかしら。
それほど、ご主人の遺伝子を残したいという強い気持ちがうかがえました。
自分の卵子で子供を授かったから堂々と公表できたのではなく、自分の後に続く人たちのために、社会に問題提起をしたいという気持ちの現れであるように私には思えました。

いつの日か、最先端の生殖医療によって生まれた子供たちが周囲の偏見によって必要以上、苦しまない社会になることを願ってやみません。

 
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