VOICE(掲示板)
高齢出産VOICE

高齢出産の悩みや心配事、そして生んでよかったこと。

【子育て】絆について たまごポーロさま、ライラックさま
ツバメ号 -- 2006年09月14日 20:39:12

はじめまして、mmさんの立てたスレッドを見ていて、思わずお話を聞きたくなり、新たなスレッドを立てさせていただきます。

私も、卵子提供で命を授かりました。今、一ヶ月になります。
不妊治療と流産で辛い日々を数年すごしていて40代後半となり、この決断をしました。卵子は肉親が提供してくれました。妊娠中はとても幸せで、普通の妊婦さんとの違いを意識することもあまりありませんでした。そして、待望の出産、産声を聞き、やっときてくれた命のありがたさに涙しました。

ところが、出産後、弱い、思わぬ自分が現れたのです。・・・なんとも可愛い、いたいげない命だなあ・・・と嬉しい気持ちに混じって、違う心がありました。
生まれてきてくれた子が、提供してくれた肉親に似ているところがあること、他の人には秘密にしなければならない事実・・・などで動揺し、この子と私はほんとうに親子なのだろうかという気持ち。また、まだどこかで、自分の卵子でまだ産めたのではないか?という気持ちが出てきて、そんな罪深い自分の心に、出口のないトンネルに入ってしまったように、苦しくて苦しくて仕方がありません。こんな母のもとに生まれてしまった子が、かわいそうで、一体どうしたら良いのだろう。

子育てのハードさと、寝不足で、動揺している部分もあると思います。この子と私は、魂の絆があるのだ・・・と思おうとしていた時に、たまごポーロさま、ライラックさまの書き込みを見て、救われた気持ちになりました。

こういう葛藤が、だんだんに私を親にしてくれるのではないだろうか、今の大変さが、私を母に育て、いつか浄化してくれるのではないだろうか、そう思えるようになり、光が見えてきた気がします。「こだわりも雪が消えるように消えさり」「悪戦苦闘しながら子育てをして、日々を重ねてゆくと、この子の母は私以外にいないと確信が持てます。」の文は泣きながら読みました。

子供と過ごす時を、 大切に楽しく過ごしていこうと思います。
こんな私に、励まし、お叱り、アドバイスをいただけたら幸いです。


赤ちゃんの力
ツバメ号 -- 2006年09月21日 00:06:55

  未久さま>
ありがとうございます。
実は私はこのサイトにお邪魔して4年、未久さんやあんさんとやりとりさせていただいたこともあります。
女性の生き方を広げてくれている未久さんには、たくさん勇気をもらってきました。

今日、子供の表情を見ていて、無性に可愛い〜と思いました。悩みの間に、ともかく子供が可愛いな、いいな〜、と思う瞬間が少しづつ増えてきたような感じです。
これが赤ちゃんが持つパワーなのかもしれません。今、この存在がいとおしいという。
少しづつ頑張っていきます。

ちょっと深呼吸できました
ツバメ号 -- 2006年09月19日 22:45:44

  ありがとうございます。

いちばん星さま>
確かに「なんくせ」をつけている自分がいます。
 また流産するんじゃないか→大丈夫だった。
 死産や何かが待ち受けているのではないか→元気なかわいい子が生まれた。
 夫の反応はどうだろう→予想以上の子煩悩。
これは、前に願っていた幸せそのもの・・・、そうしたら、その幸せを謳歌できずに、悩みに押しつぶされそうな自分がいます。特殊事情が、はげしく巨大なものに感じられています。もしかしたら、長い闘争の時代に不幸慣れしてしまった自分がいるのかも・・・。

抜けていけるかな〜。 数日でも夜寝たいので、夜間可能なシッターさんがいるかなど、探しているところです。
人生への含蓄あるお言葉、心に少し余裕をいただきました。m(__)m

葛藤だらけですよ!
未久 -- 2006年09月19日 19:27:30

  ツバメ号さん
無事に御出産おめでとうございます!
命が身体に宿った時、始めて赤ちゃんを見た時、感動ですよね。
100%身をゆだねた命が手許に託された事。それが全てで、これが縁なのだと思います。

私は45歳でシングルマザーとなりました。娘の父親の事は
本人と私のみの知る秘密です。娘が大きくなって「私のパパは?」と疑問に思った時に、どう答えようか?彼女の父親は
きっちり対面してくれるのか、娘は納得してくれるのか、心配
はつきません。
私の友人の3姉妹、お姉さん二人の内長女は結婚されて御実家を
継いだのですが子供が出来ず、次女は外国の御主人と二人目の
子供を妊娠中に御主人が蒸発、紆余曲折の末に離婚。
よって妊娠中の子供を長女の養女に決めました。
皮肉な事に手許に置いて育てる娘は日本人と言っても通じる
東洋顔ですが養子に出した次女は見るからにハーフ。
最初は随分姉妹や家族で問題視したそうですが、天真爛漫に
育つ子供達を見て、しっかりと愛情を持って育てれば、子供は
受け取って真直ぐに育ってくれる、と家族で絆を強めたそうです。

海外生活を経験した私は出生の分からない、養子として育った
友人が少なからず居ます。皆育ててくれた親を心から愛し信頼し、素晴らしい家族となっています。もちろん上手く行かなかった例だってあるのだと思います。でもそれはどこの家庭も一緒。

ひげさんもおっしゃっている様に、私も間もなく3歳になる
娘がどんどん人格を持つに連れて「この人間は、もう私の分身
では無い、一人の人間なんだな〜」と強く感じます。

取り留めのない文章で本当にごめんなさい。
親になるって言う事は、本当に毎日が葛藤と発見と学習です。
どんな形の親だって、皆そうなんだと思います。
頑張りましょうよ!授かった命を育む為に!

1ヶ月目は一番疲れる頃ですよ
いちばん星 -- 2006年09月19日 03:49:21

  ツバメ号さん

ご出産おめでとうございます。1ヶ月目といえば
眠れなくて一番疲れるときですね。
でも、だんだん楽になってきますよ。体が楽になってくれば
気持ちにも余裕が出てくるでしょうし。

どんな状況で産んでも「なんくせ」をつけたくなって
しまう時期なのですよ。
・こんなに早く妊娠するんじゃなかった(by ヤンママ)
・別の男のほうがよかった(by ヤングミセス)
・女の子がよかった(by 男の子のママ)
・男の子がよかった(by 女の子のママ)

ツバメ号さんの場合も、ご自分で自分の特殊事情に
つっこみを入れているだけです。
人生40年以上やっていれば、たいていの人には
「墓場まで持って行く秘密」があるものです。
あるからこそ、人生に深みが出て面白いというものです。
(えへっ、私にもありますよ〜!!)

「似てる」かどうかですが、
うちの近所に、再婚で小学生の子供のお母さんになった人が
いるのですが(もちろん、血縁関係はありません)、3年ほどで
こどもの顔がお母さんにそっくりになってきました。
もう、その子も中学生です。

もし、可能ならどなたかに少し子育てを手伝っていただいて
体を休めて下さい。体と心はつながっています。


葛藤を少しづつ超えたいです
ツバメ号 -- 2006年09月17日 23:40:35

  えんどう豆さま>
えんどう豆さま>不妊治療にはいろいろな段階がありますが、どの段階においても、それが一般の人と違うということで、心にひっかかりを持ったり、お子さんに負い目をもつ方がいるようです。えんどう豆さんの悩みも、私の悩みも、普通と違うのでは?ということなのかもしれないですね。それがきっかけで、子供に接する態度がぎこちなくなってしまう・・・。私も過去に里親さんの体験を読んだことがありますが、「親とは何か?」ということを教えてくださると思います。

ひげさま>
「間違いない事実は、子どもは私たちを全身全霊で頼りにして生きているということですね。」その通りだと思います。日本の文化は、血縁に意味をつけがちですが、本当の親子とはもっと大きな意味を持つものなのだ・・・。そう頭で思いながらも、「似ている」「DNA」などに引け目を感じがちな自分の心があります。
でも、そこに違いはないのだ、自動的に母になるのではない、時間と心が「母なる存在」にしてくれるのだ・・・と自分に言い聞かせたいです。

ライラックさま>
「ツバメ号さん、私も同じでした。」「きっと今の私と同じように思える日がきますよ。」。本当にありがたい言葉です。出口がないのではないか?と思うと、不安は耐え難く大きくなりますが、きっと落ち着く・・・と思うと、なんとか勇気が出てきます。

「今では、子どもが可愛くて可愛くてたまりません。」これもありがたい言葉です。今も子供は可愛いのですが、ぎこちなく思えたり、自分に遠い存在に思えたり、自然にあやしてくれる夫が羨ましく思えたりで、心の底からリラックスして可愛いと感じられないのです。でも、これもきっと抜け出られるのだと思います。
ライラックさんとお子さんは、大変な日々と、慈しんでかけられてきた愛情が、絆を強くされたのですね。

ギブラーンの詩や、以前書かれていた、江原さんの言葉もすごく励みになりました。私はこの子がお腹に宿ってくれた頃、夢を見たのですが、その夢の中で抱いていた子供に、この子は似てきています。それが魂の縁なのだと、心から信じられる日がくるかと思います。

自分の心をもてあますのは、卵子の提供を受ける少し前に妊娠し流産したので、頭のどこかで、夫の子を自分の卵子でも産んでみたい・・・という欲がまだ残っていることに自分で気がついたことなんです。夫に対する女としての欲かもしれません。この欲も自然におさまってくれるよう願っています。

母というほどのものになれずとも良い、この子を一生懸命育てようと思います。一緒に頑張らせてください。

mmさま>
こんにちは。自分は前にはover45同盟の一員でした。すいません、この選択でネームを変えさせていただきました。40代後半にさしかかり、それぞれの方が、色々な選択をされていると思います。私はこういう人生を歩み出しました。

私は日本に住んでいます。47歳で提供を受けました。親族からの提供でしたので、海外には行きませんでした。ちょっと反省しているのは、親族の年齢もあり、急いで決断を出したところがあったことです。それで、自己卵に対する未練のような感情が残っている気がして闘っています。mmさんが選択されるとしたら、少し時間をかけて考え、治療も自分の感情が枯れるまでやった方が良いかもしれないです。
お互い、せいいっぱい生きていきたいですね。

たまごポーロさま>
本当に、睡眠不足は辛いですね。私も、親や姉妹に頼れないので、フラフラしています。本心は、母にはこの私の選択を認めて欲しいのですが、きっと無理だろうと思って話していません。調べると、辛い時期は、いわゆる普通の人でも、マタニティーブルーになってしまうようですね。

望んで望んでやっときてくれた子、他によるべのない無垢な子、それなのに自分は・・・と思うと、頭の中にある「こだわり」の部分を、ピストルで撃ち抜くことができて、そこだけ消えてくれたらどんなに良いかと思ってしまいます。

でも、ママの心はだんだん変わり、ちょっとずつ楽になっていく、ちょっとづつ絆が太くなっていく・・・その言葉に勇気をもらって、なんとか進んで行きたいと思います。おしりのウンチを洗ったり、ひっくり変えるほど泣いているのをなだめたり・・・は、嬉しいです。こういった日々で葛藤と闘うのでしょうか。

たまごポーロさんのお子さんは、繊細なお子さんなんでしょうね。そして、大切にされた分、お母さんを強く信頼されているのですね。

この前見たテレビで、2通りの遺伝子を持った人が、症例としていくつか見つかっているそうです。遺伝子(DNA)ってわりといい加減なんだな・・・なんて思って、自分を安心させてます。
これからもよろしく願いします。

ありがとうございます
ツバメ号 -- 2006年09月17日 00:11:49

  皆様へ、ふつつかな自分にいろいろな励ましや、意見をいただきまして、本当にどうもありがとうございます。悩んでいる(&悩みを抜けていった)仲間がいるということが、とても有り難く心強いです。

その後、ご指摘や、自分で少しひいて考えて、まず、自分は相当に疲れてマタニティーブルーになっているなと自覚しました。それで感じている苦しさや違和感を、全て卵子提供という、まだ少数派の選択のせいにしているな・・・と思いました。
子育てを甘く見ていたというか、産褥期に親などのヘルプを頼らず、かなり無茶をしています。疲れすぎて、子供の可愛さまで不確かになるほどでした。まず、そこから解決していかなければいけないですね。
それで、マタニティーブルーから脱しても、まだまだ乗り越えるべきものがあると思いますが。

子供はひとつの個性であり、命であり、それと対面して、絆を作っていくことが、親になっていくことかな?・・・と思います。
似ているとか、血がつながっているとうことは、決定的なものではないとは思うのですが、多分、初心者の自転車に「補助輪」がついていると倒れにくく怖くないように、ちょっと安心感になるのかなあ、それは、自転車にちゃんと乗れるようになってしまえば(絆ができてしまえば)、関係ないものになるのかもしれない・・・などと想像しています。

今の私は、母になっていくという言葉さえ、なかなか自信を持って言えませんが、この子を懸命に育てて行くということに、少しだけ肝がすわってきました。今後ともよろしくお願いいたします。
皆様の書き込みそれぞれにお返事したいことがいろいろあるのですが、ちょっともうろうとしているので、すいません、明日また続きを書かせていただきますね。

ひげさんの意見に同感
ライラック -- 2006年09月16日 18:07:07

   すみません、また、出てきてしまいました。
 一言、言いたくて。
 
 読めば読むほど、ひげさんの意見に深く同感します。
 
 子どもは血がつながっていようがいまいが私たち親と別個の
 存在、別のたましいですよね。
 天から預かった命、決して自分の所有物とは思いこまないよう、 育てたいと思います。
 
 また、引用させていただきます。
 レバノンの詩人、カリール ギブラーンの詩の一節です。

 
 あなたの子どもはあなたの子どもというわけではない
 
 子どもは生命そのものが、生み出した命、

 その息子であり、娘である
 
 あなたを通じてこの世に生まれたのであって

 あなたから生まれたのではない

 
 あなたは弓のようなもの

 その弓からあなたの子どもたちは生きた矢のように

 射られて前に放たれる

 射るものは永遠の道の上に的を見定め

 力いっぱいあなたの身をしならせ

 その矢が早く遠く飛び行くように力を尽くす


 ツバメ号さん、一緒にがんばりましょう。
 子育てができる喜びと苦悩をたっぷり味わいながら。

みんながんばれ!!
たまこボーロ -- 2006年09月15日 23:46:14

  ツバメ号さんはじめまして。
子育て、今はとても大変な時期ですよね・・
私も人間睡眠が取れないことが、どれほど辛いことなのか子供を産んで初めて判りました。
私の場合、頼れる親や姉妹がいないので
何ヶ月かは辛くて辛くてたまりませんでした。
今日も、久しぶりに爆発してしまい自己嫌悪になっていました。
そんなところにツバメ号さんからのお便りでうれしかったです。

私も、子供は可愛い正直心からそう思います。
でも、自分には似ていない。そんな複雑な思いはツバメ号さんと同じです。私もいまだに抱えています。
この子は自分の子ではないという思いがいつも頭の片隅にあります。この思いがいつまで私の頭の片隅に存在し続けるか・・解りません。
そんな自分を何度も責めました自分が望んで望んでやっと来てくれた子なのにと、今も責め続けています。

うちの子供は、いわゆるかんが強いと言う部類に入って、なおかつすごーく泣き虫です。体が弱いほうで、生後この一年で60回は病院へ行きました。うちの子供は極端かもしれませんが、
もしかしたら、こうやって手間が掛かる分、お世話が大変な分
絆って出来てくるのかもしれないと思うのです。
重ねた日々で葛藤と戦ってゆくしかないと思うのです。

ツバメ号さん、みんなそんに強くありません。
いろんな思いとがあって当然です。
でも、想像してみてください。
あと一年もたたないうちに赤ちゃんのほうからママだと認めてくれるのですよ。後追いというやつです。これは血がつながっているパパや卵子を頂いたDNA上の母にもしないのです。
毎日毎日、悪戦苦闘して日々を過ごしているツバメ号さんのみ
味わえる幸せです。(トイレにも行けないほど大変ですけどね・・)
そして、この間書いたようにママ〜ママ〜と何でもママじゃなきゃいや!になります。
子供が一ヶ月一ヶ月づつ成長してくると、育児の大変さは変わりませんが、ママの心は、赤ちゃんが反応や変化を示すことによって
ちょっとづつ楽になってきますよ。
まだ、子育てを一年しかしたことがなくこれから先の心の変化は
自分でも判りません。
でも、一緒にぼちぼちやっていきましょう

こんにちは♪
mm -- 2006年09月15日 19:29:21

  私の書き込みを見てくださってありがとうデス。
だからちょっとだけ私も呼ばれてないのに出てきてしまいました。

ここのところとても不安定な心理状態になりながらネットサーフィンの日々が続いています。

その中で里子・養子のサイトに何度かおじゃましました。
ほとんどの方が長い不妊治療の末に選ばれた選択です。
我が子になるかもしれない赤ちゃんと初めて出会う時。あふれんばかりの涙で慣れない手つきで抱っこするママとパパ。
その後の愛情深い子育て。

自分のおなかを痛めたとか
自分の遺伝子を持ったとか
何もないのにここまで愛せるのかと思うほどでした。
本当に感動しました。

今は子育てでも大変な時です。
高齢だからよけいに大変だと思います。
でもライラックさんの言葉は本当にあたたかい言葉でしたね。
あの言葉を胸にご主人と何でも話し合って楽しい子育てをしていってください。
心から応援します。

ちなみに国内在住の方でしょうか?
卵子提供は何歳でうけられましたか?
費用はいくらくらいかかりましたか?(現実的に我が家はむずかしいかもしれません・・が)
よろしかったら教えてください。

大丈夫、これからですよ。
ライラック -- 2006年09月15日 17:52:35

  ツバメ号さん、私も同じでした。
子どもが生まれて1ヶ月の頃を思い出しますと、今のツバメ号さんとまったく同じ気持ちでした。

生まれた子の顔をしげしげと見て全然、似ていないことに複雑な気持ちになりました。
人から似ていないことを指摘されるたびに内心動揺もしました。
私なんて、いったい、何人の人から、似ていないといわれたことか。あまりにも私に似ていないので、他人の子どもを抱いているみたいだねとさえ、言われたくらいです。
こんなんで、本当に親子と呼べるのかとも思いました。
おそらく、提供を受けて出産した人は多かれ少なかれそのように感じてしまうものかもしれません。
それはしかたのないことだと思います。
罪深く思うことなんてありません。
むしろ、自然な感情なのかもしれませんよ。

でも、今は心から言えますよ。この子のお母さんは私だと。
顔が似ていないことなんか、ちっとも気にならなくなりました。。
世の中には似ていない親子はたくさんいますしね。
今では「私に似ず、可愛い顔でよかったよ。私に似たら不細工になるところだったわ。」なーんて言っているくらいです。

今の私にとって血のつながりはもはや重要なことではありません。
血のつながりのみで親子、家族になるわけではないでしょう。
重要なことは、どのような経緯で来た子どもにせよ、その子を慈しみ、幸せを願い、愛情を持って育てることだと思います。
それをする人が親なのだと思います。
毎日毎日、夢中でしかも苦労しながら、子育てをいく中で親子になるのです。

うちの子は特に体が弱くていろいろな病気にかかりました。
時には、40度の熱をだし、夜も寝ずに看病したり、時には子供をかかえて夜間、救急外来へ駆けこんだり、下痢や嘔吐のたびに何度も洗濯機をまわしたり。
そのような子育ての日々が私を親にしてくれています。
今では、子どもが可愛くて可愛くてたまりません。
前にも書きましたが、どのような経過で親になったかは重要ではないと思います。
どのような親になるかこそが重要なのではないでしょうか。

ツバメ号さんは、まだ産後1ヶ月ですね。初めての子育てで、不安やわからないことだらけ、それに、3,4時間おきの授乳でへとへとになっている時期でしょう。マタニティブルーにも、もしかしたら、かかっているのかもしれません。
でも、大丈夫。ツバメ号さんも、きっと今の私と同じように思える日がきますよ。
今は、目の前にいる子どもを一生懸命育てることだけを考えてくださいね。
その子のお母さんはツバメ号さんにほかならないのですから。

出る幕ではないのかも知れませんが・・
ひげ -- 2006年09月15日 14:59:08

  呼ばれていない者ですが、横から失礼いたします。
現在の自分の問題と符合する内容でしたので、
ツバメ号さんの求められる内容ではないでしょうが、書きたくなりました。

こんにちは。ひげと申します。
8歳、1歳半の息子がいる48歳です。
子どもに接する自分の態度に、葛藤を続けております。
そんな中でつくづく考えることです。

『子どもの親』としての役割を果たすことにおいて、同じ遺伝子を持っていることに、どれほどの意味があるでしょうか。

一般に言われる『血を分けた』『お腹を痛めた』という言葉にありがちな独特のメンタリティーが、ワタシは嫌いです。
その言葉を使う母親を傲慢だとさえ思います。

勘違いしてはいけない。
彼(彼女)は、血縁などという些細なことから独立して、まず、一個人として尊重されなければいけない。
それが実行されるなら、極論を承知で言えば、母なる存在は他人でも男でも構わないと思うのです。

これから、花も実もあるジンセーを築きつつある幼子(おさなご)を健全に見守り育てることに、つまり母なる存在となることに、
生物学的な事実それ自体には、何の優越性もないと思っています。

自身の子育てを客観視しても、自分の卵子から生まれたから簡単にうまくいくと感じたことは何一つありません。
それどころか、接すれば接するほど、子どももいわゆる『他人
』であるということを痛感する毎日です。
それが、夫や友人やその他の大切な人と、決して『ワタシ』ではないということにおいて、何の変わりもありません。

ワタシと似た顔をしていても、彼らは全く違う生物です。
得体の知れない個人です。

彼らを育むことに、血のつながり(変な言葉)という傲慢さを持ち込むまいと日々律する者です。
大切に育てていきたいと思っています。

ああ、ごめんなさい。
つい力が入ってしまったわ。
怒っているわけではないのよ。
理屈っぽくて意味わかんないわよね。

最近自分の子に対する態度に反省する点が多いの。
つい、分かったような口をきいてしまうの。
でも、それは傲慢だとすぐ反省するの。
血縁に必要以上の意味を感じるような鈍感さに陥りたくないと、改めてREMINDさせてくださったので、思わずリキが入りました。

ところでツバメ号さんのお子さんは、あなたの胎盤で、あなた自らの血を分け与えて育てられたわけですものね。『血を分けた』のは確かですね。まあ、つまらない言葉ですが・・・

だらだらと書きましたが、間違いない事実は、子どもは私たちを全身全霊で頼りにして生きているということですね。
がんばるんば!

皆同じと思います
えんどう豆 -- 2006年09月15日 14:29:41

  ツバメ号さんの投稿を読ませて頂き、私などは論外と思いながらも書かせて頂きます。

私も数年間の不妊治療の末今年4月に出産しました。奇跡的に顕微授精で授かりましたが、妊娠するまでは、卵子提供さらには里親まで色々考えました。理解と協力を得るために両親には治療の件を話しましたが、高齢のせいもあって、まるで私がロボットを製造しているような考えを持たれてしまい、更に話しながら私自身も混乱して本当に我が子は他のお子さんと同じなのだろうか?凍結したり解凍したりして今目の前の冷凍庫に入っている魚のようだったのか?命って何なのか?等を真面目に悶々と考えていました。この治療の件は時が来るまで、できれば一生子供には告げずに墓場まで持って行きたいと今は思っています。

しかしこの先子育てをする中で反抗期を含め子供の様々な成長段階にさしかかった時、もしかしてあの時の治療のせいだったのかと考え思い悩む日は来るのではないかと思っています。現在医学的には差は殆どないと言われていますが、この世に完全なものなどなく私自身も自信を持てていない状況だからです。

先日偶然にネットで里親された方の体験談を読めるサイトにぶつかりました。実子のいない方、実子はいるが成人して新たに里親になられた方、実子と同年代の子の里親になった方・・・立場は色々でしたが、子供とどうやって向き合っていくか細かく書かれていて随分勇気を頂きました。
そこではどの方にも共通して言える事は心を開いてあげること。「愛しているよ。私の命を全部あげても守ってあげるからね。」等直接わかるように話してあげる事。その言葉は本心であればどんな子供であっても心に届いていて、10年後、もしくはそれ以上かもしれませんが子供はそれぞれの方法で心を返してくれるというものでした。

少しづつ少しづつお互いお母さんになっていけたらよいですね。

 
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