今月初めに、 43歳にして初めての体外受精を経験。
ホルモン値順調、2個採卵のうち1つが無事培養に進み、受精、分割。移植まで行った時は「こんなに順調にすすんでいいの！？」という思い。その後、胸やお腹の張りなど身体の変化もみられ、検査薬もうっすら陽性。
…でも、やっぱりそんなに簡単にいくもんじゃないですね。判定日でもらったhcgは23.8という理想には到底遠い数値。再判定の昨日には化学流産という結果になり、こんなにも悲しい事実があるのかと、今は辛い思いでいっぱいです。

もともと酷い生理不順で、若い頃から子供を持つことを半ば諦めていた私。ですが、38歳で絶対に失ってはいけないと思える彼と出逢い、彼に彼の子どもを抱かせてあげたいと今の病院に転院したのは42歳の時でした。それまでにもタイミング、ポリープ手術を受け、やっと漕ぎ着けた体外受精。何より辛いのが今、彼とは彼の仕事の都合で離れ離れのため、この辛さを一人で消化しなくてはいけなく、結果を聞いた後は、病院でも涙が止まらなくて…。

もちろん、何度ももっともっと辛い思いを乗り越えながら治療を続けていらっしゃる方がいっぱいだと言うことも十分承知しています。そんな皆さんを改めて尊敬するとともに、命が誕生するのって、本当に奇跡に近いことなんだな、って心の底から感じています。