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WMになって11年目、初めのうちはこちらを拝見させていただいていましたが、久しぶりに来てみました。
一人目の子育てではいろいろと拘って我を張っていましたが、子どもも増え(高度治療の高齢出産でした)、元気で笑顔でいればOKと思えるようになっています。
自分の心身のバランスを崩さないことが子どもにとっても家族にとっても仕事にとっても一番なんだと思って、自分を大事に出来るようにもなって来ました。
最近、重松清さんのツバメ記念日を読みました。WM成り立ての方に読んでもらいたいな〜と思います。
ゆうかさん、こんにちは。
あの、ゆうかさん=赤いかえるさんですよね。
お久しぶりです。いつもお世話になってます。
私も重松清さん時々読みます。
いいですよね。あたりまえに現実を生きることの苦しさとその尊さみたいなものをあらためて感じさせてくれて、決して軽くはないのだけど読後は清々しい小説なんですよね。
なんだかいろんなことに疲れてしまったなあ…という時に、睡眠時間を削ってでも本の世界に現実逃避してしまう私にはぴったりなんです。
人が生きていくうえで避けられない哀しみや葛藤、いじめや妬みといった暗い部分も含めて、そういったきちんと悩むべきことを悩んで生きている、それでいいんだなと安心するというか。涙と一緒に。
ごめんなさい、話がそれてきましたね。
「ツバメ記念日」はまだ読んだことがなかったので、さっそく図書館で借りて(なりたてのWMではありませんが)読みました。
私もこの主人公ほどではないけど、一人目の子育て当初は男社会の中で悶々としながらずいぶんツッパッてました。
駅のベンチではないけど、一人でよく泣いたもんです・・・
ほんと、ゆうかさんのおっしゃるように、「自分を大事にすること」が家族にとっても仕事にとっても一番なんですよね。
読みながら思ったのは、やっぱり男ってずるいよなぁ、分かってないんだよね・・・と当時の旦那と重ねてしまいつつ。「あせるなよ」とか、どこか傍観者なところがズレてるんですね。
まあ、この夫婦と同じように、現実を突きつけられていくなかで、それぞれに自分なりの光を見出して育っていくものなのでしょうね。
こういう現代の家族を描かせたら秀逸という人も多いようですが、中でも私はこの人の文章からにじみ出る温かい「こども・少年へのまなざし」がとても好きです。
私が男子二人の母であるからか、時に「小学五年生」にあるような微妙な年代の少年の葛藤とか優しさとかに、もうしみじみジンワリしてしまって。
まさにこの時期を生きている息子と、ついつい正面から向き合ってしまいがちな私ですが、重松作品のおかげで少しずつ俯瞰して我が子を見ることができるようになってきたかなと思います。
少し大きいお子さんのいるWMにはこういう作品もお薦めです。
長文ですみません。
こどもの寝顔を見ながらする読書がなによりもシアワセなまじょこでした。
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ツバメ記念日、読んでみました。私はあんなに頑張ってないけど…いろいろと考えさせられるところがありました。他の短編小説も、感動しました。人生の光と影と…いろいろ感じるところがあります。
「小学五年生」も次に読んでみようと思います。
ご紹介ありがとうございました。