もっこうばらさん、ものすごく丁寧に書いて下さって本当に本当にありがとうございました。

書き込み後、自分でも色々調べたのですが、教えて頂いた病院やその他の不妊治療専門病院ではなく、
単に単語で検索していたので調べても意味がわからない状態でした。

でも、もっこうばらさんのおかげで自分がこれから受けるであろう治療について知ることが出来き、
先生に質問出来る内容も増えました。

私が現在通っている不妊外来（有名ではありませんが・・・）は体外受精も行っている大学病院です。
たまたま不正出血があって検査の為かかった時に相談したところ、治療が済んだ後、不妊外来にまわされました。

「ピックアップ障害」も考えられるとは言われました。
でも、来月のタイミング療法で駄目だったら「体外受精」を検討しようとお話を進めていたところでしたので、
まさか早期閉経なんて言葉が出るとは思いませんでした。
近隣に不妊専門の病院もあるのですが、その不妊専門の病院の治療方針がわからないまま、FSHが高い状況で転院する事に不安な気持ちもあり、
今の先生にお任せするしかない・・・そう思って通院しています。


あれから主人と色々話して、
駄目だったら諦めよう・・・でも、可能性があって治療が出来るなのなら行き止まりまで頑張ってみようと。

今回、教えて頂いた事はすぐにメモしました＾＾
そして、教えて頂いた病院のHPもこれから見にいこうと思います。

もっこうばらさんの優しさに感謝＆感謝です。
ありがとうございました。

　 もっこうばらです。すみません、前の書き込みがわかりにくかったようで・・。お尋ねの件は、不妊治療専門クリニックのＨＰなどをみると詳しく載っていますので、検索してみてくださいね。木場公園クリニックやセントマザークリニックのＨＰは充実しています。とはいえ、以下簡単に・・。


Ｄ３とは、生理３日目のことです。なぜこの日に採血するかというと、生理３日目のホルモン値が一番安定しているということと、この日から誘発を始めることが多いからです。

Ｅ２とはエストラジオールのことです。卵胞ホルモン。卵胞が成長するにしたがって増えてきます。ＦＳＨとＥ２はシーソーの関係にあるといわれています。ＦＳＨが高ければ、Ｅ２は低く、ＦＳＨが低ければ、Ｅ２は高いです（例外もありますが）。ＦＳＨは卵胞を育てようとするホルモンですから、Ｅ２が低い＝卵胞が育っていない場合は、卵胞を育てようとバンバンでるわけです。ＦＳＨが低いのはこの逆。なので、ＦＳＨが２０ということは、Ｅ２はちょっと低いかもしれません。誘発のためのＤ３のＥ２の適正値は誘発の仕方によって異なります。

低刺激とは、自然周期とも言われるもので、クロミフェン（クロミッド）などの経口薬又はこれに少量の刺激の注射をプラスして卵胞を育てるやり方です。採れる卵は少ないですが、卵巣への負担が少なく、卵巣機能が衰えた人（高齢者も含む）向けです。ちなみに完全自然周期とは、上記の薬や注射を全く使わないやり方です（排卵をさせるための薬剤は使用）

高刺激とは、排卵を抑える薬を使いながら、卵巣を刺激する注射を多く打って卵胞を複数個育てるやり方です。卵巣への負担が大きいので、卵巣機能の良い人向けです。

あとアンタゴニスト法という中刺激のようなものもあります。

カウフマンは簡単に言えば、薬で排卵を抑え、卵巣をやすませることによって卵巣機能を回復させようとするものです。やり方は（使う薬や日数）いろいろです。今回のぽぽのすけさんの場合、プレマリンを１０日間服用したら、その後にピルなどで高温期をつくりだすと思いますが・・そうしないと生理がこないので。

最後に、大変差し出がましいようですが、長い間の不妊治療で今まで一度も妊娠反応が出たことがないようであれば、キャッチアップ障害（「キャッチアップ障害」で検索してください）の可能性があるかもしれません。もしもそうであるならば、いくらタイミングをしても人工授精をしても妊娠できる可能性はとっても低いんです。お若いうちに１日も早く、体外受精専門の（できれば低刺激もできるところ）クリニックにおかかりになった方がよろしいかなと思います。本当に差し出がましくてごめんなさい。

ではでは。