「産む人の視点にたったお産」を実践してきた湘南鎌倉総合病院産婦人科。この本は、この病院におとずれた妊婦さんの、生の声とたくさんの体験から、誕生した。
おめでたから産後ひと月のあいだに感じる、ありとあらゆる「なぜ?」「どうしたらいい?」を網羅。幅広い分野のお産のプロが、経験と最新情報をもとにアドバイス。
緊急刊行! 今、日本の赤ちゃんが危ない!
母親の正しい食生活が子どもを未来の病気から守る
心臓病や糖尿病などの成人病の原因は、生活習慣や遺伝だけではない。これまでの常識を根底から覆すバーカー説「成人病胎児期発症説」とは……。
英国医学会環境疫学の権威が人類の未来に警鐘を鳴らす現代人必読の書!
関連情報:胎内で将来の病気が作られる【2】取材協力:福岡 秀興
安産のための用語集、新しいマタニティ・ライフのために「知っておきたい、妊娠・出産・母乳ワード101」。妊娠中にこれだけは知っておきたい101の用語を集めた、小冊子です。
産院で医師や助産師と話をするとき、ネットで情報を得るときなどに役にたつ用語集。葛飾赤十字産院の院長、進純郎先生の監修のもと、babycomが編集し、国立保健医療科学院より発行されました。
「あたりまえって、どんなこと」
「あたりまえに産むために(あたりまえの難しさお産をめぐる医療事情と経済 ほか)」
「産む人のための産科学(流産出生前診断 ほか)」....
本当の安全は分娩台のないところにあるのです。
自らのお産体験から、日本でただひとり、自宅出産専門の産科医としてスタートした著者より、産む人たちへのメッセージ。
babycom のバースコーナーでおなじみの、癒しの森治療院の志村季世恵さんの著作。志村さんはバースセラピストという肩書きをもっていますが、マタニティや育児中のお母さんの相談にのる一方で、実は死に向かうターミナルの人たちへの心のケアもしてきた人です。生まれてくる人と死に向かう人、まったく反対に位置する人たちのように見えますが、志村さんのあたたかいまなざしは、人生のはじめと終わりにいる人たちの心を支えています。
あるときはターミナルの人を病院に見舞い、あるときはいっしょに小旅行をしたりしながら、残された人生をどのように明るく生きていくか、家族とどのように接していくかなどを、いっしょに考えていく。そこでやさしい言葉がけによるセラピーが行なわれます。
生まれて生きて死を迎え、そしてまた新しいいのちが生まれてくる。人生の終わりには、苦しみがともなうこともあるけれど、それは「いのちのバトン」にたくされて、次の世代へとつながっていく。いのちってやっぱりすてき、と思えてきます。
古く昔から西洋では、妊娠中や出産のときにハーブをもちいていたのだとか。今は産婦人科だけが、妊産婦のからだを診察し、処置する場になってしまっているけれど、ハーブは自分たちの手で健康を守ろうとした昔の女性たちの知恵だったのだろう。
ハーブといっても、煎じ薬のようなものから匂いをかぐもの、料理にいれるものまで様々な種類がある。
妊娠中の症状に合わせた処方や、出産のときのつかい方など、ていねいにわかりやすく載っている。
50年以上前から自然出産ムーブメントが存在したアメリカ。
シカゴのスラム街で、ケンタッキーの山中で、意識革命の嵐吹く60〜70年代のカリフォルニアで、時代に翻弄されながらも信じる仕事を続けた助産婦、バースエデュケーター、科学者、運動家たち。自然出産に興味がある人なら、きっと大興奮してしまうノン・フィクション。
分厚いゴージャスな本だけあって、これ1冊で、妊娠、出産、赤ちゃん、母乳哺育に ついて、なんでもわかる究極のおすすめ本。
世界10数ケ国で愛読されているベストセラ ーだ。
とくに「父親になるということ」「カップルの関係の変化」の項では、お父さん の気持ちや心構えなどに触れている。こうした心理的側面について書いてあるものはほ とんどないから、頼りになる。夫の気持ちを探るためにも参考になるはず。
アクティブ・バースという言葉と概念を世界中に広める元となった1冊。
産む人とそ のパートナーが主体となり、自分らしいできるだけ自然なお産をするためのガイドブッ ク。仰向けではなく、産婦がリラックスできる姿勢で出産することをすすめている。
お産は本来本能的で性的なものとしているところも、それまでの日本のこの手の本にはな かったことだ。そのために、妊娠中にできるからだの管理のし方やヨーガを教えてくれ る。巻末では日本でアクティブ・バースできる施設の紹介も。