少子化に悩む先進国のなかで、唯一、出生率が上昇している国・フランス。事実婚が多数を占め、子供を産んでも働くのがあたりまえ、そして結婚してからも恋愛関係を重んじる国で、どうして出生率はあがっているのでしょうか?
自身もフランスに長く暮らし、フランス人と結婚、二人の子供を育てている著者が、女性と子供をめぐるフランス事情、文化やメンタリティ、社会システムをわかりやすく紹介します。
「おじさん」「おばさん」という言葉がなく、何歳になっても、結婚してもしなくても、「一人の人間」として個人が暮らす国、フランスの「現在」を覗いてみてください。
情報提供:ポプラ社
大森一慧氏は東京・荻窪に穀物菜食料理の学校「一慧のクッキング」を開校。自然治癒力を高める陰陽料理のおいしさと手当て法の的確な判断には定評がある。イラスト付きの体質チェック表やQ&A、レシピも満載。
香港在住の元フライトアテンダントの著者が書く、SARS真っ最中の香港でのクレイジーな妊婦生活と出産、産休中毎週のように飛行機に乗って旅行した東南アジア、オセアニア、日本、ヨーロッパなどがわかる妊婦放浪記です。
母親がハッピーだとベイビーもハッピー。これが一番の胎教”だと信じて、妊娠中も妊娠前とほとんど生活を変えなかった様子は日本の妊婦雑誌からすると妊婦失格ですが、そんなことも気にせずに好きなことをやり続けたある妊婦の日記です。
「趣味はお産、特技は安産です」という著者が贈る、とびきりのお産情報エッセイ。助産院、病院、クリニックでの助産師持ち込み出産、自宅と、様々なパターンの実体験に裏打ちされたアドヴァイス満載。
第1章 カラダはこんなにいとおしい
第2章 妊娠は奇跡、お産はセンス
第3章 産む?産みた
前著「シアーズ博士夫妻のベビーブック」は、日本でも発刊以来、たくさんの子育て中の両親の支持を得ていますが、この本はその姉妹本です。シアーズ夫妻に産婦人科のリンダ・ホルト医師が加わり、3人でいろいろな切り口のアドバイスを展開しています。「ベビーブック」と同様に、やさしくてていねいな語り口で、妊娠10カ月間と産後1カ月を月別にアドバイスがしてあるのはもちろん、先輩ママたちの身近な体験談もたくさん紹介されていて、とても読みやすい内容になっています。妊婦の夫のためのアドバイスも豊富です。
梅宮アンナさんがロスで赤ちゃんを出産、というニュースが流れたとき、マスコミは何を勘違いしたのか「海外で産むのがトレンド」などと触れ込んだ。海外で出産をする人は多いけれど、それはトレンドだからではなくて、留学や家族の出張でたまたま海外での出産を選ぶ場合がほとんどだ。まあともかく、トレンドの人もそうでない人にもアメリカで出産するためのノウハウが詳しく紹介されたこの本は、お役立ち。合衆国各地で出産した女性たちの体験談、診察や出産、産後に必要な英会話ほか、関連英単語の付録つき。CD-ROMではさらに病院の様子やおっぱいマッサージの方法などが学べる。
世界には豊かなお産の文化があり、それはそれはさまざまなお産がくり広げられている。
この本では、西洋文化圏ではない地域の、昔からのお産の有り様が記されている。病院の分娩室でのお産はあたりまえのように考えられているけれど、世界には村の自宅で自然なままに出産を迎えている女性たちがたくさんいる。
そこには、昔ながらの伝統的なた智慧が息づいていて、現代でも学ぶことはたくさんある。
妊娠中は、なんのかんのといろいろな変化がからだに起ってくるもの。
そうしたさまざまな変化や生活の中のできごとが月別に細かく記され、それについてていねいな解説や回答が付いている。
医学的な箇所もQ&A形式で読みやすく、出産、産後、父親の心の変化などの項目も。
アメリカでとくに人気の高い妊婦向けの本。
東京都内での自宅出産体験談。出産は痛いものだけれど、その痛みの中にはじわっとした快感が含まれているという。
そうした感覚を味わうためには、暖かく見守ってくれる医療者と家族に囲まれた環境が大切だ。
お産は痛くて辛いものだけではなく、女性にとって深い性的感覚であるという発言は、女性にとって大きな安心を与えてくれる。