産婦人科医の聞き取り調査をもとにした、子どもたちの不思議な胎内記憶の言葉集。
大好評「おぼえているよ。ママのおなかにいたときのこと」の第二弾。今回は「ママのおなかに入る前の記憶」を中心に集めました。おなかに入る前はどんなところにいたか、ママとパパをどのようにして選んできたか……子どもへの愛おしさが増す1冊です。
ご出産のプレゼントにも最適です。
「胎内記憶」という言葉をご存知だろうか? 文字通り、母親の胎内にいたときの記憶である。日本では、1990年代の半ば以降にテレビなどで取り上げられて初めて知ったという人も多いだろう。あるいは「胎内記憶」は知らなくても、「胎教」という言葉はもう少しポピュラーかもしれない。おなかの中の赤ちゃんにクラシック音楽を聴かせたり、話しかけたりするというものだ。
本書は、産婦人科医である著者が、母親を対象に行った調査から「わが子の胎内あるいは出産時の記憶」をまとめたものである。1〜6才ぐらいの子どもたちがそれぞれに語る「おなかの中にいたときのこと」「生まれたときのこと」。
53パーセントの子どもが「胎内の記憶」を、42パーセントの子どもが「出産時の記憶を口にした」産婦人科医の聞き取り調査をもとにした胎内記憶の証言集。
妊娠中のさまざまなできごと(つわり、不眠、おなかの張り・痛み、体重増加、便秘、風邪、逆子、授乳生活、産後ブルー等など)について東洋医学(中医学)の見地から書かれた、他に類をみない本。
中医学ライターであり、37歳で出産を経験した著者が、中医師や産婦人科医、助産師、マタニティ・コーディネーター、アロマセラピストといった専門家への丹念な取材をもとにまとめている。
単に対処法を並べる“出産マニュアル”ではなく、「なぜ起こるのか?」に焦点を当て、一人ひとりの体に合った答えを導き出している。妊娠中に使える漢方薬、医療機関リスト付き。by Amazon.co.jp
babycom が編集に参加。担当したのは「お産のスタイルは自分で選ぼう」のページ。サイトの中のおなじみのコンテンツの中から、「出産施設、場所の選び方」「お産のいろいろ」「医療施設とのつきあい方」などを編集しなおしました。これらは、babycom らしさが出ている内容だと思いますので、ぜひチェックしてみてください。
『プレママ応援BOOK』は、ビギナー向けの実用書。babycom が行なったアンケートに寄せられた会員の方々の体験談も載っている。babycom の編集部分は一部だが、全体的にとても充実した内容。
babycom でもおなじみの愛知県岡崎市の吉村医院。伝統的な日本家屋を建て、そこの和室でお産をしている日本一自然派の医院です。個性派医師、吉村正院長がお産の様子と、氏の人生観をぞんぶんに語った一冊。
帝王切開率、会陰切開率、そのほかの医療介入が驚くほど低い吉村医院。その秘密はお産をじっくり待つ姿勢にあります。とはいえそれは簡単なことではなく、かなりの精神力と技を必要とすること。自然というのはいろいろな面をもっています。お産も何が起こるかわからない。でもその言葉の中に、実は驚くほどいい方向に転じる自然の力が含まれていることもあります。
「妊婦がからだをよく動かしていると、胎児も健康になって、お産の場で一時心音が落ちたとしても、サポートする人々に支えられたあたたかい環境の中では、心音は回復し、赤ちゃんは自分の力で生まれてくる」と吉村氏は言います。
お産の本としてだけではなく、哲学、美学、さらに宗教的な心情までもが語られているこの本。お産の世界に新しい道を開く一冊。babycom きくちが写真を添えています。
愛知県岡崎市にある産婦人科クリニック、吉村医院。そこではできるだけ医療的な介入をしない、自然なお産がくり広げられ、帝王切開率は日本あるいは世界を見渡してみても、もっとも少ないことで知られている。
自然なお産を追求しているこの医院の方針には、一風変わった吉村正院長の哲学が色濃く反映されている。医院の裏庭には、江戸時代に造られた茅葺き屋根の古屋が移築されていて、そこで妊婦たちは昔の労働を行っている。薪を割ったり、床を拭いたりする昔ながらの家事労働は、妊娠中の健康を管理するためのエクササイズにうってつけなのだとか。現在はさらに、江戸時代の建築様式による「お産の家」を新築。その大きな日本家屋の中で、医師と助産婦に見守られたお産が行われている。
吉村医師の自然なお産を見つめる考え方と、医院で出産した人たちの体験談で綴られた1册。
アメリカの小児科医から現代産科学への提言とも言える本。
今の医療の中で、産婦人科の抱える様々な問題を上げている。薬好きのアメリカ人は、日本の妊婦よりずっと薬を多く飲んでいるようなのだけれど、薬やレントゲンが妊婦や胎児に与える影響は、安易には考えることはできないと警告。
病院の分娩室で行われている産科学的な処置--たとえば陣痛促進剤、会陰切開、帝王切開など--はたしてこれらが正しく適応されているのだろうかと疑問を投げかけている。ちなみに彼は娘たちに、自宅出産を選ばせたのだとか。とても辛口。
これから産むかもしれないと漠然と考えていても、なんだかお産のイメージってあんまりよくない。
この本は、お産のイメージをパーっと明るくしてくれる。妊娠、出産のありのままの姿や喜びに溢れたエピソードなどが数々紹介されていて、世界各地を歩いてきた著者が見た様々なお産模様も楽しめる。
妊娠を準備するための、からだとのつき合い方や呼吸法も。
多くの人にオススメ。
「女性はつねにヒーラーであった」という言葉ではじまるこの本の副題は「医療における女性の復権」。
その昔、医療が医学という学問になる前、人を癒すという仕事は女性に寄ることが多かったという。人を全体として受け止め、癒し、育むという能力は女性性によっている。
出産という営みを含め、女性的なそうした能力が、合理的な男性原理による科学や政治、宗教にいかにつぶされてきたかということがつづられている。
アメリカのエコフェミニズムの一冊。おすすめ。
今をときめく作家、田口ランディ氏と整体治療師の寺門氏による、からだをめぐる対談集。実はランディ氏、三歳になる娘の母である。
というわけで妊娠、出産、産後のからだの変化や子どものアトピーについて話が盛り上がり、それに対して東洋医学的な考え方から寺門氏が答えるという、どちらかというと母向けの本。
ざっくばらんにちょっとエッチに、からだのことを話そう。