1. | 海と大地のテーブル シーフードベジタリアン的な食事とは |
妊娠したり子どもが生まれると、今まで以上に「安全でからだにいいものを食べたい、食べさせたい」と、強く思うようになっているかと思います。でも、いったいどんな食事がからだにいいのでしょうか?
シリーズ1回目は、わたし達日本人の体質に合う食事スタイルについて考えてみましょう。
「ベジタリアン」の語源は“ベジェトゥス”「健康で生き生きしている」という意味。
「シーフードベジタリアン」とは、日本やイタリアンの伝統食。
難しく考えないで、できることからはじめましょう。
農林水産省研究機関を経て、日本大学教授、国際学院埼玉短期大学教授。大日本水産会おさかな普及学術諮問会議座長、海洋開発審議会委員等を歴任。 現在は、国際学院埼玉短期大学客員教授、おさかなマイスター協会講師。「健康のための食生活」をテーマに、執筆、講演活動をしている。著書に『なぜ、魚は健康にいいと言われるのか?』(成山堂書)、『お魚を毎日食べて健康になる』(キクロス出版)など多数。
シーフードベジタリアン的な食事って?
テレビや雑誌を見れば、毎日のように健康にいい食べ物の情報があふれていて、どんなものをどんな風に食べたらいいのか、本当に迷ってしまいます。
そんな今、もう一度人間のからだの成り立ちに立ちかえって、食というものを見つめ直して欲しいと思います。おいしく楽しく食べて、それでいて健康的に生きられる食事。わたし達、子ども達が心身共に健やかでいるために、その力となる食べ物のとり方を生きる知恵として備えておきたいものです。
そこで提案したいのが、日本人の体質にぴたりと合う食事のスタイル「シーフードベジタリアン」。それは全然難しくなく、簡単に取り入れられるごくシンプルなもの。昔ながらの魚と穀類、野菜のお料理がテーブルに並ぶ食事のかたちです。
(談/鈴木たね子 構成・文/babycom)
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