食生活改善7ヶ条：2.副食は旬の野菜を中心に食べる

食べ物にはそれぞれ最盛期があります。味も栄養価も一番充実している時期、それが旬です。

現在では温室栽培や世界中からの輸入によって、四季を通じて豊富に食材があり、旬という言葉が次第に失われつつありますが、本来旬の野菜は自然のリズムに従っているので栽培が比較的容易に、安全に作ることができます。

日本には四季があり、私たちは旬のものを上手に食べることで健康を保ち、成長してきました。旬のものを食べることは、その食物がもつ栄養素を摂取するもっとも効率のいい食べ方なのです。
旬の食べ物は生きていますから、野菜は葉も実も根も、魚は身から内臓、皮、骨まで食べられ、捨てる部分が少なく一物全体の法則にかなった食べ方ができます。

自然の恵みを十分受けるためにも旬のものを上手に献立に活かしましょう。

旬のものを上手に食べるには

1.新鮮なうちにできるだけ一物全体を食べましょう。

2.調理は手早く。
旬の野菜に含まれるビタミンには熱を加えることで失われるものもあります。生で食べられる物はできるだけそのまま食べましょう。

3..味付けはシンプルに。
旬のものの持ち味を味わってください。
調味料は控えめに、できるだけ自然のものを選びましょう。