お産は、初産婦で約12時間、経産婦で約6時間ほどかかります。陣痛は子宮が赤ちゃんを押し出そうとする筋肉の収縮です。1時間に6回ほど、陣痛がくるようになっ たときが、出産開始の時刻になります。
おしるしや破水から始まることもありますが、陣痛が一規則的に起こらなければ、出産は進んでいきません。陣痛が感じられても、直接お産につながらないときや陣痛の間隔がとおのいてしまうこともあります。そうした場合には、もう一度自宅に戻って 様子を見るようにしましょう。
家では、好きな音楽を聞いたり、シャワーを浴びたりして、できるだけリラックスして過ごしましょう。食事は消化のいいものをとるようにします。入院したら、医師や看護婦に陣痛や破水が起きた時期を伝えて下さい。妊娠中、からだに起こったトラブルや医師に気をつけるように言われていたことがあったら、それ も伝えましょう。
いくつかの検査を行ってから、陣痛室に入ります。
陣痛がまだあまり強くない時期には、余裕があればシャワーを浴びることもできます 。陣痛室では、椅子にこしかけたり、立ったり歩いたり、自分が一番楽な姿勢をとることができます。ベットに寝たままの姿勢でいるより、上体を起こした姿勢のほうが 重力の助けをかりることができるので、赤ちゃんが降りてきやすくなります。また、起き上がっていたほうが、自分で産むんだという意欲も湧いてくるでしょう。
・分娩の3要素
1)胎児とその附属物(胎盤、臍帯、羊膜
2)産道(骨産道、軟産道)
3)娩出力(陣痛)
お父さんのための出産準備
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