1.お産のしくみを事前に把握しておく
やはり、出産の場に参加(立ち合うという言葉は、そこで行われること(医療行為も含めて)を立って監視するというニュアンスがあって、ちょっと誤解が生じることがありそうなので、ここでは参加とします。参加するには、事前に知識というか、お産がどのように進行するのか知っておく必要がある。分娩室に入ったはいいけれど、居場所がないようなことにならないように、自分の立場とやるべきことも知っていたほうがいい。2.お産が始まったら、まず自分が落ち着く
これは、出産前の準備段階で、情報があるのとないのでは、大きく違う。お産というと、緊急事態発生!みたいに、かまえてしまって、オロオロしてしまう人がいるけれど、やたらとオロオロする人がそばにいると、産婦にとっては、自分のこと以上に夫を気にかけなければならなくなってしまうし、必要以上に心配されると産婦本人まで心配になってしまうこともある。3.陣痛の時間、間隔をはかる
陣痛がきているかどうかを、正確に知るためには、産婦のおなかに手をあてて、その硬さを感じてみよう。産婦の中には、「痛い」ことで頭の中がいっぱいになって、実際の陣痛より長く感じてしまう人がいる。おなかに手をあてて、何分くらい張っているのか、はかってみよう。次に陣痛が遠のいて、次の陣痛がくるまでの間隔をはかる。病院によっては、間隔が10分おきになったら入院しましょうと、指導しているところもあるが、産院が近くて、初産であれば5分間隔になってから入院しても十分まにあう。しかし、これも個人差があって、早く入院したほうが、産婦も家族もみんな安心というのなら、早めに入院してもいいかも。
でも、あまり早く入院すると、施設側は、入院した時間を基準にお産の進行ぐわいを診る傾向にあるので、その後があまり時間がかかると、かかった時間に比例して医療的処置を施す場合があることも知っておいたほうがいい。
陣痛の時間をはかるのは、陣痛がきつくなってから。これも早い時期から初めてしまうと、すごくお産が長いものに感じてしまう。「始まったかな」と思ったら、まず、リラックス。どうやら、陣痛が規則的になってきたぞ、という頃から、はかり始めよう。
お父さんのための出産準備
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