アメリカ自然食ブームの背景

1960年代の反ベトナム戦争、工業社会、公害に対する問題提示の風潮の中で、食生活についても自然が大切な要素であることに目覚めてきました。

高カロリー、高脂肪の食生活の結果、心臓疾患を抱える人口が増大し、ジャンクフードや砂糖の摂りすぎなどから、青少年の情緒不安定や異常行為からくる非行問題が深刻化していました。こうした中で、アメリカ上院の栄養問題特別委員会で、アメリカ人の栄養摂取の問題を指摘した「マクガバンレポート」が発表されました。

アメリカを含む先進国に多い心臓病、脳卒中、糖尿病、肝硬変、動脈硬化などは間違った食生活によって起こることをデータによって裏付けました。そして自然に近い食生活をし、病気を減らす国民運動を展開しようと訴えました。この報告書がいまでもアメリカの正食運動の源となっているのです。

◎日本型食事が注目
日本の伝統食、玄米菜食の低カロリー性に注目が集まりジョン・レノンやマドンナ、ジョン・デンバーなど多くの著名人が支持、特にビジネスマンを中心に一般の人々に浸透しました。

自然食は素材の持ち味を活かし、手を加えないシンプルな料理。料理にゆっくり時間をかけることができない、Mamたちにも簡単に始められる「自然食」！

自然食はシンプルクッキング

自然食で離乳食..など

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