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生活者の「オール電化」に対するイメージは二極化
住む人にとって満足度の高いオール電化だが、では住んだことのない人にとってオール電化はどのようなイメージに映るのだろうか。
オール電化住宅に住んでいない人への質問「オール電化に対して持っていらっしゃるイメージをお書きください」では、半数近くの人がオール電化にネガティブなイメージを持っていることが分かった。ネガティブなイメージで最も多かった記述は、「電磁波の心配について」に関するもので約4割の人が答えている。逆にポジティブなイメージを持っている人は2割に止まった。また、約3割の人はポジティブとネガティブ両方のイメージを持っている。
「経済的で、お年よりや子供も安全に使え便利だと思いますが、やはり電磁波の事が気にはなります」、「カッコいいクリーンなイメージはありますが、エネルギー源を電気ひとつに頼ってしまうことに不安があります」など、オール電化を安全で便利な技術であると受け止めている反面、それ以上に電磁波の健康面への影響、電気だけに依存する生活への不安などリスク面のイメージも高く、生活者のオール電化に対するイメージは二極化されているといえる。