オール電化住宅は地球にやさしい？電磁波アンケート集計結果
実施：babycom＆NPO市民科学研究室 電磁波プロジェクト
実施期間：2005年9月12日〜2006年3月12日
babycom掲載：2006年3月30日
オール電化住宅は地球にやさしい？
電磁波アンケート集計結果まとめ-３
「電磁波の健康影響について」
アンケート集計結果まとめ-３
■電磁波の健康影響について
●気になる人が８割に、関心が高まる電磁波の健康影響
今回の「電磁波への健康影響が気になりますか」という質問では、過去最高の８割以上の人が電磁波の影響が「気になる」と回答している。
これを2004年、2005年の結果と比較してみると、「気になる」人が毎年1〜２割のペースで増え、この問題に対する関心が高くなるっていることが分かる。昨今の社会状況からも「電磁波は第２のアスベスト問題」と表現する意見も多くみられ、目に見えないリスクへの生活者の漠然とした不安、そして行政の対策や企業の情報のあり方への不信感が募ってきていることがアンケート全体の分析を通して感じとれる。
【設問】現在、電磁波と白血病やがん、脳腫瘍との因果関係が疑われていたり、長時間電磁波に晒されたりするとその後わずかな電磁波を浴びただけで、頭痛、めまい、だるさといった自覚症状が現れる「電磁波過敏症」という症状があると言われていますが、あなたは電磁波問題が気になりますか。
●賢くなった生活者、３年間で電磁波対策への正しい知識が浸透
今回、具体的な電磁波対策についての質問では、生活者意識の大きな進歩が読み取れた。
まず、電磁波対策を行った人の割合は、2004年の36%、2005年の37%から53%へと大幅に増えた。また、2004年の調査では、効果の期待できない電磁波防護グッズを使ったり、非科学的な方法が目立っていたが、今回の調査では、「電磁波源からなるべく離れる」「使用時間に気をつける」など電磁波の危険を回避する正しい対策を行う人が増えてきたことが分かった。
【設問】あなたは電磁波対策を何か行っていますか。また過去に行っていましたか。
