赤ちゃんとの旅を楽しむためには、「あれもこれも見てやろう」の観光旅行感覚から、ゆったり過ごすのんびり旅に気持ちをスイッチ。

旅の準備は大人のものより子どものものが最優先。

大人の感覚でスケジュールをたてないこと。

車での移動の場合は、1〜2時間ごとに車を止めて。

電車や飛行機での移動の場合は、混まない日にち、空き席の多い便を選ぶ。

毎日宿泊先が変わることは、赤ちゃんにとっては疲れの元。

赤ちゃんや小さな子を連れて旅行するのは、けっこう大変です。まず、小さな子どもの荷物がなんと大きいことか。おむつに着替え、食べ物に飲み物。しかもこれらは、大きな荷物の中ではなくて、一番出し入れしやすい手元においておくバックに入れなければなりません。旅の準備は大人のものより子どものものが最優先。山のように荷物をもって移動したくないのなら、大人のものは最小限にするしかありません。

さて出発というときになって、子どもはぐずり出したり、うんちをしたり、中には熱を出してしまうなんていうハプニングも起こります。大人の心がせわしなくなってくると、子どもはそれをすぐ察知して緊張するので、いろいろと思わぬことが起こってきます。熱を出してしまった場合は、泣く泣く旅行をあきらめるしかありません。遠く知らない土地で、さらにからだの具合が悪くなってしまっては、楽しい旅行はどころではないですから。

子どもの体調もよく、準備もばんたん。で、やっと出発。旅先でトラブルを避けるための一番のポイントは、大人の感覚でスケジュールをたてないこと。これにつきます。

車での移動の場合は、1〜2時間ごとに車を止めて、赤ちゃんをチャイルドシートから開放させてあげましょう。大人も外の空気を吸って、リラックス。

電車や飛行機での移動の場合は、混まない日にちを設定して、席の予約の際にはなるべく空きの多い便を選びたいもの。席に余裕があれば、空いているシートでおむつ替えができるかもしれません。電車の中では、おむつを代えることができるスペースを探すのは、なかなかむずかしいものです。

目的地に着いてからも、毎日宿泊先が変わることは、赤ちゃんにとっては疲れの元。はじめての夜は、興奮してなかなか寝付かれなかったり、夜中に泣きだしたりすることもあるかもしれません。そんなとき、次の日の日程がつまっていたら、親も緊張ぎみになります。実家や友人の家、あるいはキッチン付きのコテージのようなところで何泊か滞在したほうが、赤ちゃんにとっては落ち着けるはず。

赤ちゃんとの旅を楽しむためには、「あれもこれも見てやろう」の観光旅行感覚から、ゆったり過ごすのんびり旅に気持ちをスイッチしましょう。


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