泣いては抱っこ、そうして絆は強くなる
同じパターンをくり返す絵本は、アレンジしながら楽しめる
赤ちゃんのファーストブック選び、3番目のポイントは「くりかえし」。
赤ちゃんが初めて興味をもつのは、自分といちばん一緒にいてくれる人の顔。
おもちゃよりも、絵本よりも、いつも自分を気にかけて世話をしてくれる、大好きな人の顔。
その人が「いない」とき、泣いたら「ばあ」と現れてくれる。泣いたらその人が来てくれるから、赤ちゃんは泣く。大人は抱っこでくたくただけれども、くりかえし、くりかえし、抱っこして、そうして絆が深くなっていきます。
たいていの赤ちゃんは「いないいないばあ」の絵本が好きです。人の顔、動物の顔、しかけ絵本などいろいろな種類が出ていますが、共通なのは「いないいない」と「ばあ」がくりかえされていること。
赤ちゃんは、「いないいないばあ」を楽しみながら、大好きな人がいつもそこにいてくれるという確認を、くりかえししているのかもしれませんね。
同じ言葉、パターンのくりかえしは、単純ながらもリズムを生み出します。そして、単純だからこそアレンジしながら楽しめることもあります。子どもは、「次は何が出てくるんだろう」とわくわくし、心の中で期待がふくらみます。
(文・森ひろえ)
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