赤ちゃんは「まる」を見て世界を、
「白黒」を見て、そこに色を想像する
赤ちゃんのファーストブック選び、2番目のポイントは「色」。
「赤ちゃんは、きれいな色の本が大好き」。そのような定説のもと、ピンクや赤、原色などはっきりとした色で描かれた絵本が本屋の中心に躍り出ています。もちろんそういったきらびやかな絵本が好きな子どももいます。でも、淡い色合いや単色で描かれた絵本の魅力も捨てたものではありません。
赤ちゃんが求めているのは、愛情と安心感。自分のまわりの人やものをじっと見つめて、日々小さな発見をしながら成長していきます。その中で、自分の好き嫌い、心地よさをきちんとつかんでいます。
たとえ絵本が白黒で描かれたものでも、世界中の子どもたちに愛されてきたすぐれた作品はたくさんあるのです。
心のこもった料理を人は喜んで食べるように、書き手の心がこもった本はきちんと赤ちゃんに伝わるのです。そこに描かれているのがただの「まる」だって、単色で描かれているものだって、きっと赤ちゃんの想像力を刺激するはずです。
(文・森 ひろえ)
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