マタニティ・ヨーガ 14のポーズ
3.スクワッティング
スクワッティングのポーズは、この姿勢をとるだけで骨盤が開くので、妊娠中のエクササイズとしてとても効果的です。
1.まず、両足を大きめに開いて、しゃがみ込みます。
このとき、かかとが上がらないように注意しましょう。
からだが十分安定するように、足の位置を決めます。
2.合掌して、両ひじを膝の内側にあてます。
背筋を伸ばして、肩の力を抜きましょう。
3.息を吸って、吐きながら、合掌の手を降ろして、ひじで膝を押し広げます。
少しその姿勢を保ってから、息を吸いながら、2.に戻ります。数回、繰り返しましょう。
この姿勢は、骨盤を開くので、お産のとき骨盤を柔軟に開くための準備になります。
また、骨盤底の筋肉を伸ばすので、会陰周辺の筋肉が柔軟になります。
※マタニティ・エクササイズは、ヨガを基本としています。ヨガは、ゆっくり呼吸に合わせてからだを動かすことがポイントです。
ヨガをしている最中は、ほかのことを考えずに、今、どこの筋肉が伸びているか、どこに痛みを感じる(痛いのに無理にする必要はありませんが、その痛みが自分にとってどのような痛みなのか、受け入れられない痛みなのか、受け入れられるものか感じてみましょう)か、呼吸がどのようになっているのか、などを観察しながら行います。
ヨガは、人と競争するものでもありませんし、形を美しく見せたり、からだをギューギューと柔らかくするものでもありません。
自分のからだに向かい、からだの言い分を聞く、からだを感じてみる練習です。
肩の力を抜いて、ゆったりした呼吸で、自分と向き合ってみて下さい。
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