カップルでマタニティ・エクササイズ
ふたりでリラックスタイム!
マッサージは気持ちがいい。しかし、プロに頼むとお金がかかる。で、カップルでマッサージが、一番経済的かつコミュニケーションばっちり。ちょっと、セクシーな気にもなるかも。
夫婦やパートナーと一緒にできるリラックス方法、一つ一つマスターしていきましょう!
手ぶら足ぶら
妊婦は寝た姿勢で。
夫は両方の足先をもってぶらぶらと揺すります。
妊婦は脚の力を 抜くようにします。ぶらぶらとゆすってもらう振動が、脚の根元まで伝わるように。
その状態で、脚の力が抜けています。
次は、手を片方ずつ揺すります。
同じように、手から力を抜きましょう。
お産ではリラックスが決め手。からだから力を抜く感覚を覚えましょう。
足のマッサージ
マッサージは妊婦でなくても 気持ちいいもの。お風呂上がりにふたりでマッサージをしては?
まずは、足先から。足を自分のももにのせて、足全体をマッサージし てあげましょう。
指や、土踏まず、かかとなど。
妊婦は7〜8ケ月になると、足や手が むくみやすくなりますから、マッサージはむくみ予防や解消に効果があります。
夫もやってもらいましょう。
肩のマッサージ
まず、マッサージしてもらう人(Aさん)は、椅子に座るか、楽な姿勢で床に座ります。あまり、だらんと姿勢にはならないように。
背筋は伸ばしましょう。やってあげる人(Bさん)は、Aさんの後ろに立ちます。
Bさんは、Aさんの肩をゆっくり痛くない程度にもんであげます。親指をAさんの背中側に当て、四本の指を軽くからだの前側に当てて(あたりまえのことだけど、念のため)、親指を円を描くように押し当てます。くれぐれも、四本指のほうに力を入れないように。
力の入れぐあいは、Aさんに聞きながら。Aさんは、「もう少し強く」とか「痛い」とか、相手に教えてあげて下さい。このやりとりが肝心。これがコミュニケーションというもの。お産のときにも役立ちます。
Bさんは、Aさんの肩の硬い部分をさぐっていきます。硬い部分がこっているところですから、そこをほぐしてあげるようなつもりで。あくまでもソフトに。相手が「気持ちいい」と感じるように、やってあげて下さい。
もう少し、親指を下のほうへずらして、ケンコウ骨のあいだあたりも、ほぐしていきます。ここらへんも、こっている人が多く、気持ちのいいスポットです。
もう一度、肩に戻ってから、次は、腕。肩のすぐ下の腕の部分を、もみほぐします。
それでは、首の後ろをもんであげましょう。ここは、片手で(右ききのひとは左手で。左ききの人は右手で)頭のはえ際あたりを軽く押さえて、反対の手で、首の後ろをもんであげます。
うなじのあたりは、よりソフトに。うなじから、首のつけねまで、もみほぐします。
Aさんが、気持ちよくなるまで、じょうずにもんであげましょう。
Aさんの、気がすんだら、次は交代して、同じように行います。
気持ちよく、やってもらえたら、同じようにやってあげます。
少々不満が残る結果であった場合には、自分のほうがうまくやってあげて、こうすれば相手が気持ちよくなる、ということを教えてあげるつもりで。
マッサージは、愛情です。愛をこめて、それでは、ど〜ぞ。