出産を悲しい体験にしないためのポイント
「出産はこりごり」「いいイメージがない」という体験者の言葉を聞いたことがある人もいると思います。痛みだけでなく、陣痛室で孤独だったり、医療者のサポートをうまく受けられなかったりすることが、こうした声となり出産のイメージにつながっています。一方で「とてもいい体験だった」「出産で自信がついた」という人たちの声もあります。
出産を悲しい体験にしないためのポイントは、
1)質のいい医療施設を選ぶ、
2)不安を解消する、
3)安産に向けたからだづくりです。
病院は外観やサービス、食事などそれぞれに特徴がありますが、医療的な考え方やケアサポートの質、帝王切開率などにも違いがあります。質の高い医療を行なっている施設を見極めること、コミュニケーションできる医療者をみつけることが産院選びの決め手になります。
同時に不安をとっておくことも大切。不安は専門家に相談することができますし、仲間をみつけて情報交換をすることで解消していくことは多いものです。
もうひとつぜひ準備しておきたいのは、妊娠中のからだづくり。「出産は自然なことだから、とくに準備しなくても産める」と言う方も多いのですが、実はかなり体力を要するからだの仕事です。現代の妊婦は運動不足ぎみでグルメ。冷えている方がたくさんいます。何も準備しないで、自然に簡単に産むことができる人はむしろ少数派と言えるかもしれません。
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