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妊婦ための食育

日本人の食事の特徴

日本人の平均寿命（0歳の人がこれから何年生きられるか？）は男性81歳、女性87歳（厚生労働省2018年3月9日発表）でこれは、世界でトップクラスです。日本は世界一の長寿国です。
その決定的な要因を示すことは難しいですが、毎日の食事は、寿命、健康に大きな影響をあたえています。

日本人の食事の特徴とは

日本の伝統的な食事は、基本的にはお米のごはんを主食として、これに主菜、副菜、汁という構成でなりたっています。
現在はこれがかなりくずれてしまっています。
主食とおかずが別れているということは、脂肪を過剰に摂取できない利点があります。欧米の食事は主食というものがありません。パンはそえものです。そうすると、動物性の脂肪を沢山摂取してしまいます。

日本人は主菜に、肉ばかりでなく魚介類、大豆製品などとりまぜて食べます。
副菜には季節の多種類の野菜や、海藻を食べます。これは大変バランスのよい食事といえます。

最近は、特に都会の若い世代では、この形式がみだれてきました。
学童の状況をみても学校給食が一日のうち唯一バランスの良い食事ともいわれています。朝食の欠食も多く、また朝食を食べたという子どもでも、ドーナツ、アイスクrーム、チョコレートなどとペットボトルの野菜ジュースの組み合わせで、とても朝食とは言えないものが多くなっています。

健康をつかさどる食生活について、ぜひこの機会に見直してください。

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