不妊に関するアンケート
不妊治療の体験者に対して治療の実態に関する調査

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■問26:妊娠中、出生前診断を受けられましたか。

出生前診断を受ける割合は、妊娠全体で1%程度(※)であり、10倍程度の方が検査を受けている。
高齢や情報量が原因か?
※「日本周産期・新生児医学会雑誌」41(3):561-564

【グラフ36】出生前診断について
不妊に関するアンケート【グラフ36】出生前診断について

■問27:治療中の方は、今後どのような治療をのぞんでいますか。(※抜粋)

( )は、本人年齢、治療期間、現在の治療内容

●日本にいる間は生理周期は順調だった。しかし、全然避妊をしていないにも関わらず、全く妊娠しなかったので、現在、不妊原因とされている排卵障害以外にも、何か原因があるのではないかと思っている。それらを調べる検査を踏まえた上で、必要とならば、ステップアップしていきたい。(35歳/治療4年7ヶ月)

●現在すでに体外受精の段階まで来てしまっているので、この先はないと思っています。精子や卵子の提供、代理母などは考えていないです。 (38歳/治療3年目)

●このままの治療で一年は頑張る。それでだめなら、治療はやめる。 (42歳/治療1年/体外受精)

●残された時間が長くないので、出来れば人工授精などの手段を使ってでも、早く妊娠したい。(33歳/治療8年)

●高齢の為、確率的に高い治療を求めたいとは思うが、費用の件もあるので考えてしまう部分がある。
(37歳/治療2年)

●杯盤法移植、二段階移植などを試してみたい。(36歳/治療1年)

●現状維持で排卵誘発で妊娠を望んでいますので、これ以上の治療はしないつもりです

●特別な治療法がないなら漢方など薬に頼る。 (28歳/治療5年/タイミング法・排卵誘発剤)

●パートナーが半年間仕事のため不在となり、治療を休むことになるが、病院の治療としては、特にすることも無いようなので、漢方を使用する治療を他の機関で受けてみようと思い、情報収集中。(35歳/治療2年/人工授精)

●今は自然妊娠→流産後、3周期目でようやく子作り復帰したところ。もうあと3周期ほどは自然妊娠かAIHでの妊娠を狙ってみて、ダメならIVF予定。(35歳/治療1年/タイミング法)

●妊娠できるのであればお金の続くかぎりできるだけのことをしたいです。(37歳)

●時間や期間で区切ってステップアップしていくのではなく、自分の納得行く形で進めていきたい。
(33歳/6ヶ月/タイミング法)

●夫の数値が改善したので、AIH→体外を予定しています。(37歳/3ヶ月/タイミング法)

●年令が35才を過ぎてしまっているので、今後AIDで妊娠できるか不安である。また人工受精の痛みがネックになっており、それも心理面で不安定になっている。あと、何回AIDを受ければ妊娠できるのが、誰にもわからない。人工受精も妊娠率が低いし、35才を過ぎているので妊娠する確率も低くなってきている。早く日産婦学会から非配偶者間体外受精が行えるようにゴーサインを出してほしい。(35歳)

●タイミング法を何周期か続けて結果が出なかったら人工授精へ。方法にはこだわっていないが、治療を続けるのは1年が限度(金銭的にも肉体的にも)と思っているので、なるべく早めのステップ・アップを望んでいる。
(37歳/治療5年)

●もうしばらくはこのままでICSIとAIH、自己流タイミングを繰り返して移行と思う。 (39歳/治療6ヶ月)

●現状維持で排卵誘発で妊娠を望んでいますので、これ以上の治療はしないつもりです。
(27歳/治療3ヶ月/排卵誘発剤)

●これからIVFを受ける。ステップアップでIVFまできてしまったので、ここから先はどうなるんだろうと思います。(35歳)

■問28:治療を続けるにあたって、仕事を継続することができましたか。

【グラフ37】仕事の継続について
不妊に関するアンケート【グラフ37】仕事の継続について


不妊アンケート集計分析結果 2006年


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