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妊娠中の食事 考え方とポイント

- 妊娠中とくに大切な栄養 -について


4.妊婦の肥満予防のために


昔は妊娠すると2人分食べなさいなどといわれました。栄養が十分でなかった貧しい時代では、それはよかったのですが、現在は食生活が豊かになり、逆に運動量は少なくなっています。

好きなだけ食べていれば、簡単に肥満妊婦になってしまいます。

肥満妊婦には、肥満している女性が妊娠した、妊娠してから肥満した場合とがあります。肥満が妊娠におよぼす影響は、妊娠中毒症になったり、巨大児出産などがあります。

一日のエネルギー(カロリー)摂取量を多くしないようにこころがけ、同時に必要な栄養素も欠乏しないことが必要なのです。油で揚げた料理を少なくし、種々の食材を少量づつとりまぜた献立にするのがコツです。
また、食塩を少なくし薄味にします。味がうすいのをカバーするには、レモン汁をかけたり、酢の味付けにしたり、ピリ辛の味にします(カレーやとうがらしは妊娠の害にはなりません)。

妊娠中期や後期の妊娠中毒症や高血圧、糖尿の食事は、それぞれ個別に栄養指導を受けて下さい。

妊娠中の食事 考え方とポイント

1.貧血の予防&貧血予防の献立のヒント

2.赤ちゃんの先天異常「二分せきつい症」の予防

3.カルシウムの補給、カルシウムを多く含む食品

4.肥満予防のために


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