電磁波の健康への影響2
家の中の電磁波
この家電のここに注意!
&こんな対策
生活を便利に、楽しく変えてくれる家電が、知らず知らずに私たちの健康をむしばんでいるとしたら?
そんなことが、今、家電から放出されている「電磁波」の健康への影響がささやかれ、徐々に注目を集めるようになってきました。私たち大人はもちろん、発達途中にある子どもたちへの影響も大きいと思わないではいられません。家庭に溢れる家電製品の「電磁波」について、どんなことに気をつけて、どんな対策をとればいいのでしょうか?上田さんにお話をききました。
babycom&NPO市民科学研究室 電磁波プロジェクト 2003年8月掲載 2007年4月更新
電子レンジ
物を加熱する作用のあるマイクロ波を使っているが、シールド対策が施され、安全基準が設定されている数少ない家電。蛍光灯照明
較的電磁波も強く、使用が長時間になる家電のひとつ。とくに机の上の蛍光灯は、頭部に近くなるのでなるべく身体から離すことを意識したい。冷蔵庫
常時電源が入っているものという点で注意したい。電気毛布、ホットカーペット、こたつ
肌への密着度が高く、冬場は長時間使用するため、距離、使用時間の両面からみて被曝の度合いが非常に高い家電。電源を入れたままうたた寝をするなどは避けるべき。電気剃刀、ドライヤー
ちらも頭部にほとんど密着させて使う、パワーの強い家電。「ヘアドライヤーを日常的に使う美容師には、乳癌が多いと聞く」と電磁波研究で有名なロバート・ベッカー博士が述べていたとか。TV、ファミコン、ビデオ、CDラジカセ
電源を常に入れておきがちなオーディオ類だが、使用しないときはコンセントを抜いておくことを習慣づけたい。また、TVやファミコンは熱中した子供がそばに寄りがちなのでなるべく離れさせるように注意を。パソコン
本体の電磁波は弱いが、仕事によっては長時間使用することが多いという点で注意が必要。掃除機
モーターを搭載している家電は【漏洩する】電磁波も強くなるケースが多いため、なるべく使用する時間を短くしたい。エアコン
身体から離れた位置にあるものなので心配は少ないが、電磁波は比較的強いので少なくとも身体から2mは離しておきたい。IHクッキングヒーター
使用する時どうしてもそばに立つ、という距離の点で懸念がある家電。加熱の原理は電子レンジと違っていて、低周波に属する周波数の電磁波を使っている。さまざまな分野の専門家の考え方や意見を紹介。
電磁波対策【緊急レポート】日本の対策はこれで大丈夫か?市民の不安に向き合う対策を!
ヨーロッパではどんな対処がなされているのか。
電磁波は子どもたちにどんな影響を与えるのか?